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顕正新聞 平成十二年四月十五日号
関東直下に地震を抑止する巨大岩塊
大宮を含む東西百二十キロの地域
建設省・神谷博士らがデータ解析で発見
このほど、埼玉県南部から茨城県南部にかけての東西百二十キロ、幅二十〜三十キロの地域の地下に、地震を抑止する巨大岩塊のあることが発見された。
いま大宮の新本部会館の建設工事は急ピッチで進められているが、なんとこの大宮は、この巨大岩塊領域のほぼ中央に位置している。
地震を抑えるこの“要石”を発見したのは、建設省建築研究所の神谷一郎博士(地震学)と小林洋二・筑波大助教授(地球科学)で、地震データの解析により日本列島の下に沈み込んでいる海洋プレート(岩板)の上にこの巨大岩塊があることをつきとめ、三月十五日付の米地球物理学連合の学会誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に詳細を発表した。
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