冨士大石寺顕正会の基礎知識


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顕正新聞 平成十二年十一月十五日号
新本部会館晴れて落慶御入仏
    広布最終段階の本陣ここに成る

 新本部会館の落慶御入仏式が十一月八日、全国から馳せ参じた一千五百名の総班長・支隊長以上の代表幹部が参列するなか、会長・浅井先生の導師のもと、厳粛に執り行われた。

 この日は旧暦の「十月十三日」に相(あい)当る。

 日興上人・日目上人が夢寐(むび)にも忘れ給わなかった大事の日である。先生は前々からこの日の挙式を念願されていたが、様々な困難を乗り越えてついに竣工。晴れてこの日を迎えられたのであった。

 この日、諸天も寿ぐような雲ひとつない日本晴れ。全国から馳せ参じた代表幹部は開始予定の正午を待ち切れず、早朝から詰めかけた。
 重厚な御影石の正門左柱には、日寛上人御筆の躍るような「冨士大石寺」の五文字が冠された標札が輝く。一人ひとりの目はこの御文字に釘づけとなり、その目には涙がにじんでいた。

 一歩門内に入れば別天地となる。明治の元勲・松方正義公爵の別邸当時の景観そのままに、美しい緑と巨岩を配した広大な庭園が広がり、池に注がれる水の音が心を和ませる。
 その奥に、白御影石で覆われた白亜の新本部会館がそびえ立つ。その威風堂々として堅牢・優美のさまは、まさに広布最終段階の本陣にふさわしい。

 三階の礼拝室は荘厳の一語に尽きる。礼服に身を堅めた一千五百名は身じろぎもせず開始を待つ。
 午前十一時三〇分。矢島総務が立ち、式の開始を告げる。大地から湧くがごとくの唱題が場内に満つる。その中、出仕リンが鳴り響き、浅井先生が出仕、中央の導師席に着座される。
 唱題の続くなか、小峰理事が御宝前に進み、御開扉申し上げる。第二十八世・日詳上人御書写の大幅の大御本尊のお出ましである。仰ぎ見る全員の目に涙があふれる。

 リンが鳴り響き、厳粛なる勤行が始まった。一人ひとりの大歓喜は凛々たる音声となり、全館を包んだ。まさに“歓喜満堂”である。
 式は代表幹部の挨拶に移った。湯浅婦人部長、加藤総合女子部長、浅井男子部長の三人が相次いで立ち、この日を迎えた言葉に尽くせぬ大感動と先生への感謝の意を述べる。ことに男子部長はこの日に至るまでの先生のご辛労に触れたが、場内にはすすり泣きが聞こえた。

  浅井先生の講演
  写真で見る新本部会館



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「 冨士大石寺顕正会の基礎知識 」サイト運営責任者 櫻川 忠