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顕正新聞 平成十二年十二月十五日・二十五日合併号
東北代表者会議に三千三百人
日目上人の御跡慕い新しい戦い開始
「御生骨」の重大指導に全員身震い
東北代表者会議が十二月十日、仙台国際センターにおいて熱烈に開催された。この日、東北六県および新潟県から馳せ参じた代表幹部は三千三百余名。
席上、浅井先生は、日目上人の御命日に当たる旧暦「十一月十五日」に新しい戦いの始めとして「東北代表者会議」が開催された意義を示されたのち、日目上人の恩徳を偲ばれ、その尊い御事蹟について述べられた。
ことに、日興上人御遷化の年に北条幕府滅亡・建武の中興を眼前にして、弘安四年の「園城寺申状」と「御下し文」をいまこそ確実にして大聖人にお応えせんと、衰老の御身を顧みず、再び帰らざるを覚悟の上で長途の天奏を決意されたその御心、そして天奏の途上美濃の垂井で御遷化された尊い御振舞を切々と述べられると、場内にはすすり泣きの声が漏れた。
ついで先生は、大事ゆえに今まであえて口にされなかった、富士大石寺に七百年来伝わる秘宝「御生骨」について、「時を感ずるゆえに」として初めて言及された。広宣流布の時には御生骨全体が御肉で覆われ光明を放つという不思譲の大現証、そしてその時が眼前に迫っていることを、羅什三蔵の“舌焼けず”の故事と、先生御自身が眼前に拝した厳然の事実を挙げて明かされたが、思いもかけぬこの重大指導に満場は息をのみ、“大聖人の仏法は生きている”“広宣流布は眼前”との大感動と大確信がうず巻いた。
まさにこの日こそ広布最終段階の戦いの幕開けであった。
浅井先生の講演
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