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顕正新聞 平成十五年九月五日号
歓喜と決意沸騰の総幹部会
九月こそ百万決する大法弘通を
「大地動乱近し」 緊張の中に大決意
浅井会長講演 (要旨)
先生はまず 「私はさまざまな地震情報を注意深く観察してきた。その思いはただ一つ。『顕正会員を守りたい』という思い以外にはない。……そして『大地震と百万は、どちらが早いかわからない』と言ってきたわけであるが、つい最近、具体的な情報が一研究機関から出てきた。
……まだ絶対確実とは言い切れない。だから、前もって発表しないほうが本当は無難である。しかし私は、外れたら大いに結構なことではないか、ということで、万一に備えて顕正会員には伝えておきたい」として、直近の地震情報を発表された。
そして先生は、大聖人御在世には正嘉の大地震を前相として大蒙古の責めという大現証があったこと、また幕末には小田原地震を引き金にわずか三年の間に四回に及ぶ大地震が相次ぎ、それを号鐘として日本が戦争に引きずり込まれたことの歴史的事実を挙げて
「いま広宜流布の前夜を迎えて、どうして大地震の連発がないことがあろうか。それはもう、いつ始まってもおかしくはない。ゆえにいよいよ肚を決め、いよいよ大信力を奮い起こし、三災七難の中にこの九月、なんとしても一万二千の大折伏を成し遂げ、百万を決定的にしたい」と気魄をこめて叫ばれた。
ついで先生は、凶悪犯罪の具体的事例を挙げ、今こそが広布前夜の「末法濁悪」の時であること。しかし蓮華が泥水に染まらないように、地涌の菩薩は世間の濁りには染まらない、と述べられた。
そして、この白蓮華のごとき顕正会への様々な怨嫉こそ、広宣流布を阻まんとする第六天の魔王の働きであることを指摘されたのち、秋田県北の二高校において学会のデマそのままの悪辣な文書を配布した校長らが、その非を全面的に認め顕正会に謝罪した事例を挙げて、各地の高校で配布されている校長名の通知もこれと同類であり、顕正会の高校生を蔑り威す者は、校長・教師といえども必ず現身に罰を受けることを断言された。
さらに先生は 「よくよく見れば、威す教師たちが、あるいは怨鉄するクラスメイトが、かえって自分の信心を鍛え、宿命を変え、成長させてくれているのである。ゆえに大聖人様は 『人をよく成すものは、方人よりも強敵』と仰せられる。顕正会の高校生はこの御金言を命に刻んで、将来の大人材に成長してほしい」
「高枚生の信心を守る意味で、私は常に次の二つのことを思っている。その一つは、帰宅が遅くならないこと。もう一つは、しっかり勉強してほしいということである。このことは、当事者の高校生だけではなく、男子部・女子部の先輩幹部もよく心得てほしい」と。--- 高校生を何としても守らんとされる先生のご配慮とご慈愛に接し、場内には感動がうず巻いた。
ついで先生は地球規模の異常気象と、大量破壊兵器が拡散しつつある世界の無秩序・混沌を挙げて、大聖人御予言の「前代未聞の大闘諍」の姿がいよいよ現われてきたことを指摘、新尼抄の一節を引いて 「いま、悪鬼入り乱れて無秩序・戦乱に陥りつつある世界が救われるのは、世界中が日蓮大聖人を信じて南無妙法蓮華経と唱え奉るより他にはない。この時は必ず来る」と烈々と叫ばれた。
そして先生は、この世界広布の一大関門たる日本の広宣流布を成す者は、身を捨てて大聖人に忠誠を貫く顕正会以外にないことを断ぜられ、最後に 「さあ九月、何が起ころうとも、御本尊様に祈り切る鉄石の信心を以て、何としても百万を決する一万二千、断じて成し遂げようではないか」と烈々と結ばれた。
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