顕正会の崩壊は近い


浅井会長の実現不可能な「誇大妄想」を直視しよう!
 

 

      組織の私物化


 平成30年7月度総幹部会で、矢島総務より「二百万達成」が報告された。
 それを承けて浅井会長は、かつての御遺命守護の自己讃歎物語を長々と語って、最後に「さあ、次の目標は三百万であります」と述べた。
 身命を削って「二百万達成」を目標に、無理な御奉公を重ねてきた会員諸氏は「次の目標は三百万」を、どのような思いで聴いたことだろうか…。

 <ボクシング・山根明会長の溢れんばかりの「自己愛」>(文春オンライン / 2018年8月7日 )に、 「理屈に合わない持論を展開し、説明になっていなくても正当性を堂々と主張するのも自己愛」として、独裁者の有り様を分析している。

 「自分に対する特権意識が強く、なんでも許され、特別に取り計らわれるのが当然であると思っている。
 万能感が強く、自分が一番偉いため、言動も態度も尊大で傲慢、人は自分の言う通りに動けばいいと思っている。
 他人は自分の目的を達成する道具であり、他人の存在や気持ちは意識していない


 「このような人物は、権力を持つほどに他人には厳しく自分には優しくなり、ルールを簡単に破り自分勝手に振る舞いやすい。
 失敗を恐れ、自分の立場を弱くすることを嫌うため保身が強く、自分の責任は認めない他罰的傾向も強くなる
」(文春オンライン)

 

 どんな組織・団体でも、批判や監査の目が届かない体制・制度で人事と金庫(経理)を握れば、人はその権力を手放したくない。批判するものは除名・左遷・パワハラで排除し、周囲はイエスマン・茶坊主・女帝だけとなる。そうしてドンは、やりたい放題の絶対権力者・終身会長になる。

 こうした組織の私物化は、人類の歴史が始まって以来の難題で、その妙薬は批判と監視と抗議である。
諫臣国に在れば則ち其の国正しく、争子家に在れば則ち其の家直し」(北条時宗への御状)と。
 かつて、宗門にあって諫臣・争子の役割を担った浅井会長は、講中・会内における諫臣・争子を悉く排除して絶対権力を掌握し、組織の私物化に突き進んだ。
 小生はこのブログでも、「自己愛的人格構造」や「顕正会の組織風土」等、浅井会長の独裁と私物化をささやかながら指摘し続けて来た。

 一般社団法人「日本ボクシング連盟」は、日本オリンピック委員会に加盟しているから、「第三者委員会を設けて真相を究明せよ」との指示を拒めなかった。
 一方、宗教法人法はあまりにザルで、淺井昭衞会長は国から宗教法人「顕正会」に税制の優遇を受けつつ、人事・経理においてやりたい放題を続け、会員を「紅の涙」の幻想・妄想に巻き込み、多くの人々の人生を狂わせている。  

 さて、データに基づく予測では、三百万達成は14年後の2032年で、会長の年齢は101歳である。
 顕正会員諸氏には「次の目標 三百万」を迎えて、これまでの淺井昭衞会長の言葉をしっかり思い起こして欲しい。