迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、阿部日顕管長「新年の辞」。
「昨年は日蓮正宗の歴史に於て重大な意義を持つ、厳正適切な処置(破門)が決行された記念すべき年であった。... 宗門支配の企てや仕掛けは、当然の如く破滅した」と記す。(「大日蓮」1月号 )
1月1日
 顕正会、元旦勤行、本部会館をはじめ全国44会場で厳修。
 浅井昭衛会長、年頭の辞「躍進」、「昨年は、御本仏一期の御遺命に背き奉ることが、どれほど恐しい罰を招くかを、まざまざと見せて頂いた一年であった。... 宗門・学会の曽ての蜜月時代に、誰人が今日の事態を予想し得たであろうか。御本仏を蔑り御遺命に背くことがどれほど恐しいことか、この眼前の罰を見て誰人も深く畏れ慎しまなければいけない。… ただし、主犯の池田大作には未だ一分の怖畏懺愧もなく、その言動は一闡提のごとくである。阿部管長には一分の改悔は見られるものの、その懺悔は五体投地のそれとはほど遠い。ゆえに未だ戒壇の大御本尊は、恐れ多くも誑惑・不浄の正本堂に居えられ奉ったままになっている。正系門家にこの濁乱ある以上、日本が傾かぬはずはない。
 本年、顕正会の弘通は三十万に達する。そして数年後には必ず百万が成る。濁乱の宗門の中に、濁悪の日本国の中に、身命も惜しまず日蓮大聖人の御遺命を奉ずる百万の仏弟子の大集団が出現するのである。その意義の重大さは、とうてい言葉には尽くしがたい。… いま世間は、学会・宗門の醜い抗争を見て、日蓮正宗を軽侮している。だが、顕正会の戦いにより、やがて日蓮大聖人の崇高の御精神、立正安国の師子吼を、全日本人が耳にすることを得よう。… 顕正会はいよいよ躍進すべき時を迎えた」(「冨士」第329号 )
1月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「昨年末の『破門』などの宗門の行為は、自らの悪行を隠蔽したままに、衣の権威で脅そうとする小細工であり、何の痛痒も感ずるものではない。むしろ、その居丈高な態度は、宗門がいかに時代錯誤で陰湿な体質であるかを露呈したものであり、自ら滅亡を示す哀れな姿と云える」(「同誌」1月号 )
 創価新報、早瀬日慈重役を「強欲と詐術のタヌキ坊主」と誹謗。さらに紙上覆面座談会において「狂った宗門が正本堂を閉鎖するという事態が予想される。… もし奉安殿に大御本尊を御遷座するようなことがあったら、完全なる広布の後退だ。… 先師・日達上人への明らかな師敵対」と。
1月2日  右翼街宣車、大石寺境内で信徒に暴行、逮捕さる。(「赤旗」1月4日号 )
 この時逮捕された、住吉連合会翼下の政治結社「新生政経研究会」代表、全 国明(橋本 剛)は、1992年9月末に赤坂のビルから転落死。
1月3日
 宗門、正月登山者数、前年と比べ4万1千人減。
 阿部日顕管長、法華講連合会の目通りで「まだ謗法の輩が充満しておるにもかかわらず、大聖人様が『一期弘法抄』や『三大秘法抄』に一期御化導の究極としてお示しになった本門戒壇の御指南は既に創価学会において達成をして、… 池田創価学会による考え方は、その基本が違っておるということを感ぜざるをえない。…
 この問題 (本門戒壇)に関して、日達上人の統せられた昭和40年代から50年代の初めにおいて様々なことが起こった。それらの内容に対していらだちを感じた池田大作なる人物が、まことに不逞な考えをもって、教義の逸脱、あるいは宗門支配等の姿を色々な角度から、陰に陽に表わしてきたのが52年路線であったと思う。(その後も)宗祖大聖人の究極の御指南である『戒壇』についての意義は、自分達が正本堂を建立したことによって既に完結をした(との考えが)根本的に存在した。... 次第に宗門との対決、宗門に対する懐疑を深めてきた感があり、... この5、6年以来、あるいはもう少し前からかもしれないが、次第に現われてきた」と。
1月5日
 顕正会、冨士、新春紙上座談会「宗門の濁乱と顕正会の使命」掲載さる。
 浅井昭衛会長、宗創抗争の本質と阿部日顕管長の仏法上の責任、そして救われる道、顕正会の大路線に言及。また、創価学会による日開上人誹謗を論駁。(「顕正新聞」1月5日号 )
1月5日  創価学会、杉並・中野合同総会、池田大作名誉会長「創価学会を破門にした日顕管長に近いうちにきっと罰が出る。それも厳しい罰が出るに違いない。先代の日達上人も、私をいじめたために急逝した。日顕も早晩そうなる」と。
1月6日
 宗門、全国教師・寺族指導会、阿部日顕管長、法華講の支部単位総登山を本年より実施する旨を指示。また面従腹背の僧侶の存在を認め、「そんな者は袈裟を返上して僧侶を辞めよ」と。
1月6日
 顕正会、合同班長会、板橋文化会館で開催、「御遺命堅持の日淳上人の時代に戻せ!」。
 浅井昭衛会長「私は毎年、歳の暮に、顕正会を代表して 総本山に詣で、戒壇の大御本尊を遥拝し奉り、大聖人様に御挨拶申し上げております。このことは顕正会の登山が妨げられてより二十一年間、一度も欠かしたことはありま せん。ところで今回は、たまたま大石寺で四台の右翼の街宣車に出会いました。街宣車はみな車体に、黒枠で囲った阿部管長の大きな写真を張りつけ、さらに下劣な絵と文字を書きなぐったオドロオドロしいものです。そして拡声器のボリュームをいっぱいあげ、「日顕は本山を出ていけ」と怒鳴っているのです。…
 先日などは、阿部管長に見立てた等身大の人形を車で引きずり回しながら、罵声を放っていたとのことです。また十二月二十七日の深夜には、大石寺の三門に掲げられている「日蓮正宗総本山」の大看板が、 何者かによって墨ペンキを浴びせかけられるという事件が起きた。それも二度にわたってです。日興上人が大石寺を建立されてより七百年、このような形で「日蓮正宗総本山」の看板が穢されたのは、今回が始めてであります。さらに正月二日には、街宣車で総本山に乗りつけた右翼の者が境内に入ろうとし、これを阻止した信者に暴行を加え、傷を負わせるという事件も発生しております。これからも、何が起こるか全くわからない。…
 宗門は学会を登山禁止にし、破門にし、学会員に呼びかけて「早くこちらにこい」というんでしょう。学会を潰して会員だけを横取りしようというわけです。これは坊さんの生活のための"檀徒作り"ですね。これに怒りを燃やす学会は、なんとしても憎い阿部管長を猊座から引きずり下ろそうと血相を変えているのです。激突しないわけがない。… 恐らく本年は、目を覆わしめるような事が起こるかもしれない。この醜い抗争の現証こそ、 御本仏の御遺命に背き奉った罰そのものでなくて、何でありましょうか。…
 もし大御宝蔵たる奉安殿に大御本尊を遷座し奉れば、宗門は二代前の六十五代・日淳上人の時代に戻る。国立戒壇の正義が堅持されていた日淳上人の時代に戻るのです。宗門はそこから、改めて国立戒壇をめざして再出発、広宣流布への仕切り直しをしなければいけない。これ以外に、阿部管長の救われる道、宗門の救われる道、そして日本を救う道は絶対にない。…
 凡夫の力では大仏事は成就しない。ただ御本尊に祈念申し上げる以外にない。全顕正会員の大聖人に通ずる真剣なる祈りと、体をぶつけた死身弘法の中に、不敬解消の大仏事は必ず成る」と。(「冨士」第330号 )
1月7日  創価学会、新春幹部会、池田大作名誉会長「仏子を『奴隷』化する勢力は大聖人への『師敵対』であり、『極悪』である。『極悪』とは、断じて戦い抜く以外にない」と。
1月8日  創価学会、「創価学会勤行要典」を作成、二座の観念文から「本門戒壇の大御本尊」を削除
 第14回参議会 (学会本部)、「参議会では、『創価学会会則』の改正について原案通り答申した。また、『創価学会勤行要典』及び『御観念文』の制定について、全員の賛同により決議した」(「聖教新聞」1月9日号 )
 第46回中央会議(創価文化会館)、会友運動の目的を「学会共感層の拡大にある」とし、「会友証」の作製を決定。「新たな弘教運動としての『会友』運動について、各方面の状況を交換しながら、活発に意見を交わした。その結果、『会友』運動は、あくまでも『学会共感層』の幅広い拡大に主眼があることを確認。… 共感層の拡大については、『会友』『友人』を合めて幅広く展開していく」(「聖教新聞」1月9日号 )
1月9日  創価学会、森田一哉理事長、総合儀典部長に就任。
 池田大作名誉会長、必勝の檄を飛ばす。「今が正念場だ。ひるんだ方が負ける。私は負け知らずだ。本格的に関ったら、必ず勝てる。『地涌』は、宗門を攻撃するミサイルとして一番の効果をあげている。『地涌からの通信』を百万部のベストセラーにするんだ。婦人部に読ませよう」
1月9日  週刊ポスト、秋谷栄之助会長への直撃インタピュー掲載 (破門直前)。
「Q 学会はやはり時間がきたら宗門から独立するつもりではないか。
 A それは、宗門と学会の分断を画策した連中が、わざと流している話です。私どもの方には、宗門から独立するという考え方は、以前から今に至るまで毛頭なかったのです。
 Q 今回の問題は、学会側が宗門側を兵糧攻めにする"経済戦争"ともいわれている。
 A そんなことは全くない。こちらにはもともと対立する気なんかないんですから。要するに、日顕法主にとっては、こちらが何かものをいうこと自体が気に入らないんです。私もお目通りの席で、"宗門にもの申すなんて、お前は驕慢だ" と大声で怒鳴られたことがあります。
 Q 下付された本尊と大御本尊の関係はどうなるのか?
 A 私たちとしては、大石寺にある大御本尊を根本にしていくことに変わりはない。しかも、私どもは御本尊の写しを本部にも各家庭にもいただいている。従って、どの御本尊を拝んでも功徳においては何ら変わりはないという考えです」(「同誌」1月17日号 )
1月10日
 宗門、阿部日顕管長、手記「創価学会員に告ぐ / 宗門はなぜ『破門』を通告したか」を、文芸春秋 (2月号)に寄稿。
 阿部日顕管長、末寺在勤教師初登山で、龍年光の「創価学会解散署名運動」を挙宗で取り組むことを強調。また「本年から宗門独自で広宣流布をしていく。… 僧侶が先陣を切っていく」と。
1月12日
 顕正会、教学部、三級試験 (開目抄)・四級試験 (立正安国論)・五級試験 (南無日蓮大聖人)、全国45会場で施行。3,384名が受験。
1月12日  創価学会、鎌倉・湘南合同総会、池田大作名誉会長「今の日蓮正宗は、御本仏の経典によらず、御書を軽んじ、御書をゆがめ、勝手な『己義』を中心にして、正法を破壊しつづけている。もはや完全に、大聖人、日興上人の御魂の住まわれない "天魔の山" と化してしまった。…
『己心中の秘法』といっても、仏の極説である『妙法』以外にあるわけではない。妙法を離れて、それ以上の秘法が別に伝えられたのでないのである。自分だけが妙法以上の特別な "秘密の法" を知っているなどと見せかけるのは、それ自体がインチキの姿である」と、暗に血脈相承を否定
1月15日
 顕正会、成人式、本部会館で行う、「上野殿のごとく生涯不退の信心を貫こう」。
 浅井昭衛会長「値いがたき三大秘法、御本尊様にお値いした以上、どんなことがあっても、途中で退転してはいけない。上野殿のごとくに、生涯不退の決意に立つ。これこそ成人式に当って、最も大事なことである。… 生れついて外道に執着するのも、あるいは権経に執着するのも、あるいは文上の法華経に執着するのも、みな宿習である。その中にあって、いま皆さんは文底深秘の大法たる弘安二年の大御本尊様を無二と信ずる身となれたこと、まさに宿縁でなくて何か。…
 私は十七歳のとき発心いたしました。私は日蓮正宗の家に生まれたから、生まれながらにお題目は唱えていたけれども、本当の自覚に立って「この仏法に命をかけよう」との決意に立ったのは、十七歳の時でした。発心したときの感激は今でも憶えております。 たまたま立正安国論を拝読しておりまして、日蓮大聖人の仏法こそ宇宙を貫き三世を貫く生命の根本の法則なのだ。"個人も国家もこの仏法の法則のままに動いているのだ"、"命かけて信じ切れるものは、日蓮大聖人の仏法以外にはない" との歓喜と決意が心中に湧き上がり、興奮して夜も眠れなかったこと、今でも憶えております。 以来、今日に至るまで、この十七歳の時の感激は少しも変わらない。その後、学び、そしてさまざまな体験の裏付けにより、この感激はますます堅固になり、確実なものになってまいりました」と。(「冨士」第330号 )
(※ 昭和34年1月1日、浅井昭衛青年部長はこう語っている。「私が未だ学生であつた頃に三谷素啓という方の書いた"立正安国論精釈"を読みました。その中には大聖人様の仏法哲学が説かれてあつて、… その宇宙観生命観また政治に対する見解とか … かくすればかくなるのだと云う方程式が如実に過去の歴史において示され、… それを見た時に仏語実不虚の云う事は決して観念的な夢でない、… この事を深く感じたことがあつた。もし安国論に説かれてある様な宇宙観が事実で本当であるならば、この流布に目分の人生の凡てをかけても悔いはない、これを知った自分は幸せなんだと感激した事をまざまざ憶えております」と。立正安国論に、宇宙観は説かれていない。「宇宙を貫き三世を貫く生命の根本の法則」というのは、三谷素啓の"立正安国論精釈"の近代的解釈の一面にすぎない。櫻川 忠 )
1月15日  創価学会、全国青年部幹部会、池田大作名誉会長「(御書に仰せの)"一閻浮提広宣流布" を進めているのは、創価学会だけである。… 獄死した恩師牧口先生は、日蓮正宗の悪侶に切られ、いじめぬかれたのである。懺悔し、罪を滅する気があるならば、学会に来るべきである。学会には大聖人の御精神が脈々と流れているのだ」
 創価新報、「"痴"的レベル問われた日顕氏の奇稿文」と、阿部日顕管長の「手記」(文芸春秋)を嘲笑。
1月17日  創価学会、池田大作名誉会長、"己心本尊論" 展開。「大事なのは『自分』である。自分の『生命』である。外にある御本尊も、我が "内なる" 御本尊を顕すためにこそ、大聖人が建立してくださったのである」(「聖教新聞」1月17日号 )
1月19日
 顕正会、教学部、二級試験 (観心本尊抄・宗教批判の原理)、全国16会場で施行。328名が受験。
 登用試驗 (折伏理論解說書 第一章~第八章)、全国60会場で施行。4,754名が受験。
1月20日  中外日報、大石寺労務課長・向井秋雄師の私行を暴く。
1月23日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「世界は群雄割拠の戦国時代に
 浅井昭衛会長「ついこの間まで、「冷戦は終った」「これで世界は平和になる」などとはしゃいでいた学者・評論家も、その後の激動ぶりを見て、みな口をつぐんでおります。 いまの世界の無秩序と混沌の行く末は、もう誰にもわからないのであります。 私は、今日の世界は、日本の戦国時代の始まりに、まことによく似ていると思っております。…
 また西側陣営も、世界の警察を以て任じていたアメリカが衰退し、すでに自国の経済すら成り立たないという状態におち入っている。だからいま米国内では、「アメリカ・ファースト」という言葉がしきりに使われております。世界のことよりも、アメリカのことが大事だということです。… 見てごらんなさい。ソ連邦の崩壊に伴う各共和国のしのぎを削る群雄割拠を!、「独立国家共同体」などというわけのわからぬものが一応出来たが、あんなものはすぐ崩れます。私は必ず利害の衝突から、共和国同士の内戦が遠からず始まると見ております。…
 もう広宣流布せねばならぬ時、また大聖人様の御威徳により、やれば必ずできる時がきている。… 学会・宗門ともに御遺命たる国立戒壇放棄のゆえに、正系門家における広宣流布の戦いは完全にストップした。… 正系門家・日蓮正宗の中に、顕正会以外に広宣流布の仏勅に応え奉るものは断じてない。顕正会たとえ非力なりといえども、身命を捨てて大聖人様に応え奉らねばならない」と。(「冨士」第330号 )
 総合男子部長に浅井克衛、男子部長に海老原秀夫、壮年部幹事に横田高明任命さる。
1月23日  中外日報、阿部信彰師(大修寺)の私行を暴く。
1月24日  創価学会、会友の資格・基準等を定めた「創価学会会友に関する要綱」を決定。
 聖教新聞、社説「現在の日蓮正宗宗門は(中略)もはや大聖人、日興上人に対する『敵対』といわなければならない。日興上人が『時の貫首為りと雖も 仏法に相違して己義を構えば 之を用う可からざる事』と厳命された通り、貫首(法主)であろうとも、己義を主張して御書に示された法理に違背したならば、その主張を用いることは許されない。根本は仏法 (御書)であり、貫首ではないからである」と。
1月26日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「学会の活動に対して、最も無理解であり、批判的だったのが、現在の宗門だった。それのみか、私どもの実践が世界的に認められたことを嫉妬したのである。民衆のために未来を開くどころではなく、民衆を自らの権威に隷属させようと策謀して、ついに学会を破門するという暴挙に出た」と。
 聖教新聞、「関快道の仮面を剥ぐ」の連載開始。
1月28日
 宗門、法華講支部指導教師指導会、阿部日顕管長「僧侶のなかにもそのような考え (阿部管長が替わって別の法主が立てば学会と元のとおりになる)を持っている者がいるのではないかと思う。… しかし創価学会を破門する必然性があったために宗門はそれを断行したのであり、断行した以上は元の状況に戻るようなことは絶対にない」と、将来にわたって宗門・学会間に和解のありえないことを強調。
1月31日  創価学会、聖教新聞、森田一哉理事長「あの人(阿部管長)は、自分の謗法を棚上げして、血脈をことさらに神秘化して、権威の象徴のように使い、信徒を縛る鉄鎖に使っている。これ自体、血脈の私物化であり、血脈の本義からの逸脱だ。『血脈』を信徒を恐れいらせる、水戸黄門の印籠か何かと考え違いしているのではないか」と。
2月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「(大聖人の仏法に)何か特別に神秘的なものがあるわけでもない。宗門が、結局、信徒から見捨てられ、... さまざまな儀式に神秘性をもたせ、衣の権威を保とうと必死であるが、それは民衆を誑かす魔術である」と、暗に血脈相承を否定。
 森田一哉理事長、寄稿「創価精神に生きる」、「第三祖日目上人滅後、… 富士の清流は枯渇に瀕し、濁流に変じる危機を繰り返しながら … 大聖人の仏法を、その本義のままに展開することなく逼塞せじめたのは、やむをえざる歴史的背景を考慮しても、なお宗門総体としてその責めは免れ得ないであろう。この法滅の危機を救われ、日蓮大聖人の信心の血脈を蘇生させられたのが牧口先生、戸田先生であった。… 現今の宗門の醜態を見るに、日蓮大聖人の御精神を離れること遥かなりと慨嘆せざるを得ない。もはや宗門に大聖人の仏法の血脈はない。… いま大聖人の仏法の血脈を相承した唯一の存在は、創価学会を置いて他にはない」(「大白蓮華」2月号 )
2月2日
 宗門、僧侶の造反始まる。工藤玄英師 (長栄寺)・大橋正淳師 (大照寺)・吉川幸道師 (顕仏寺)・池田託道師 (世雄寺)・串岡雄敏師 (能顕寺)・吉川雄道師 (善興寺)・宮川雄法師 (長栄寺・在勤)の6住職・1教師、宗門を離脱し「日蓮正宗改革派」を名乗り、阿部日顕管長へ「諌暁の書」を送付。
「いまや、かかる愚挙によって、末寺はもちろん、総本山も疲弊と荒廃の一途をたどり、呻吟する僧侶の悲憤・義憤の声は地に満ちております。… 私たちは、今日の破滅的な仏法衰微の事態を、もはやこれ以上、座して傍観することはできません。… 宗門現執行部に対し、信ずるところを諌言するとともに、これを広く宗門内外に訴えるものであります。…
 今回の問題は、偉大なる御仏意の表れであり、… まさに宗門改革の時至れりの感を深くするものであります。しからば、その改革とは何か。
 第一には、真に信徒のための宗門たるべきことであります。…
 第二に、宗門の悪弊、すなわち差別的体質の除去であります。…
 第三には、独裁的体質からの脱却であります。…
 それまで、学会を賛嘆し、僧俗和合を説き、檀徒づくりは布教の邪道であると指南されてきた猊下が、一夜にして掌を返すように学会を攻撃する姿をどう受け止めればよいのでしょうか。… 猊下が名誉会長の慢心を指摘せんとされた正本堂の意義に関する説法は、学会の質問書を待つまでもなく、明らかに日達上人の訓諭の趣旨を曲解し、名誉会長の罪をあげつらわんとして故意に事実を改竄するなど、誤りが多々見受けられたことは、紛れもない事実であります。…
 今、私たちは、謗法の山には住むまじとの断腸の思いで身延離山されし日興上人の御心を心として、あえて石山を離れるものであります。… 宗門が真に宗開両祖の末流たるに恥じない姿に向かうときが来るならば、私たちは、喜んで帰山し、宗祖御遺命たる広宣流布の聖業に僧俗和合して邁進する所存であります」
2月2日  大石寺従業員、労働組合「富士宮ヒューマンユニオン」を結成。阿部日顕管長に対し、人権侵害・不当労働行為の即時中止と、配置転換の撤回を要求。
2月2日
 顕正会、柏崎事務所、新潟県柏崎市に開設。
2月3日
 日蓮正宗改革派、工藤玄英師、記者会見。「今回の問題の元凶は、ひとえに日顕法主の感情的な指南、架配の誤りにあり、なかんずく学会、池田名誉会長に対する怨嫉、嫉妬の念にある」と。
2月4日  石田次男 (元・創価学会理事)、膵臓ガンで逝去、享年66歳。
「三代会長と期待されていた石田は、後年、反池田の立場をとり池田の仏法観を「内外一致の妙法」、「六師義・外道説」であると批判。反創価学会派僧侶の一部により正信会が結成された際には、その理論的支柱となった。実弟の石田幸四郎 (公明党委員長)、妹の明子 (秋谷栄之助会長夫人)、葬儀に参列せず」
2月6日  潮、秋谷栄之助会長「幼児性を露呈した日顕手記を斬る」を掲載。(「同誌」3月号 )
2月7日
 顕正会、第二祖日興上人御報恩勤行会、本部会館で厳修、「波に映る大聖人の御影を御本尊に
 浅井昭衛会長「いま宗門と学会の、僧宝についての論争がさわがしい。学会は"僧宝は日興上人だけ"といっているが、日寛上人は『爾来日目・日道代々ことごとくこれ僧宝なり。および門流の大衆また爾なり』と御指南されている。すなわち僧宝とは、別しては日興上人御一人、総じては歴代御法主、さらに広く論ずれば正系門家の僧俗も僧宝の一分と仰せられているのである。…
 なぜ大石寺門流の僧俗は僧宝の一分なのかといえば、日興上人の『本門弘通の大導師』の戦いを助けまいらせるからである。... しかし、いまこの日寛上人の『門流の大衆また爾なり』の仰せに当るのは、正系門家の中には顕正会以外にはない」と。(「冨士」第331号 )
2月7日  創価学会、大白蓮華、特別号 ①「阿部日顕法主退座要求書」発行。
2月7/19日
 顕正会、2月度御書講義「開目抄」を拝読。(全国135会場)
2月8日
 成田雄具師(興隆寺)、宗門から離脱。
2月8日  創価学会、関西・中部代表幹部会、秋谷栄之助会長「今、日顕も作り話で広宣流布を破壊しようと躍起になっている。"昔良観、今日顕"。この二人こそ、いな日顕こそ仏法史上の最大の悪人に列せられるであろう。... なんと浅ましい、なんと哀れな、なんと愚かな、仏法史上かつてない第六天の魔王の化身として生まれた法主」と。
2月9日
 顕正会、古河事務所、茨城県古河市に開設。
2月9日  創価学会、インド共和国で創価ルネサンス開幕祝賀会、池田大作名誉会長「(宗門は)創価学会を『破門』にしたが、私どもにとっては本格的な世界広布への道が開ける『開門』となった」と。
2月9日  週刊ポスト、創価学会系離脱僧インタビュー記事掲載。
「Q これから学会と行動を共にする、ということか
 A そうです。この1年間は、宗教大改革なんだと。宗門VS学会に見えますけど、もっと重要な意味を含んでいると考えています
 Q しかし学会では、僧侶は必要ないと打ち出しているが
 A いらない、というのは、信徒を苦しめる僧侶はいらないということじゃないでしょうか。いい僧侶になってもらいたいということをいっているんだと思います。私は、必ず学会員といい関係をとり戻せるものと確信しています
 Q 池田大作氏との関係は
 A 学会員時代から知っています。みな元学会員です
 Q 全国600か寺の僧侶の中で、元学会員はどのくらいいるのか
 A 80% くらいがそうです」(「同誌」2月21日号 )
2月10日  中外日報、「関快道 (仏寿寺)こそ、C作戦の企画立案者」と指摘。
2月11日  創価学会、福岡県代表幹部会、秋谷栄之助会長「(創価学会を)破壊せんと画策し、大失態を演じた日顕には、今や、ただ自己の保身と責任転嫁しかない。法主でありながら、我が身の正当化のために、ウソにウソを重ねている彼の醜態は、まさに提婆以上の姿である。先師に違背するどころか、こんな大聖人の御遺命違背と五逆謗法の法主は宗史七百年にもなく、未来永劫にもう出現しないのではないか」と。
2月11日  創価学会、森岡正昭副会長ら幹部、公明党福井県本部長・田賀一成に、本山参詣を止めるよう執拗に迫った。田賀本部長の次女が、昨年暮れに脱会していたことから、創価学会の嫌がらせが激化。副会長らは、田賀本部長を池田文化会館に呼び出し吊るし上げた。
「1. 日顕の悪口を言って歩くことが君の目的だ。ただちに実行せよ
 2. 脱会した者が自殺するまで追い詰めろ、それが池田先生の指令だ
と強烈に詰め寄った。田賀一成本部長が森岡正昭副会長に『脱会した娘を自殺に追い詰めろということですか?』と聞き直すと、副会長は『そのとおりだよ』と答えた」(「時局ニュース」)
「田賀氏が創価学会に入ったのは五三年十一月、以降、福井県の部隊長、男子部長、総合本部長などを歴任。公明党の中央委員、党福井県本部長等、二十五年間つとめてきた。… 田賀氏は、二月十一日、創価学会福井池田文化会館に呼び出され、M副会長ら学会幹部十人から激しくののしられ、数時間にわたってつるし上げられた。『党県本部長としていまやらなければならないのは、日顕(日蓮正宗の法主)を徹底して攻撃することだ。党の政策なんかどうでもいい、学会青年部をつれて選挙並みに全県を回れ、日顕批判をやりぬけ。… もう一点、脱会していった元学会員をあらゆる手をつかっていじめぬけ、おいつめろ』と強要された」(「公明党・創価学会 政権参加を問う」新日本出版社、しんぶん赤旗・特別取材班 )
2月12日
 宗門、静岡地方裁判所に「右翼団体の街宣活動の禁止」を求め提訴。
2月12日  中外日報、河辺慈篤師 (日正寺)を「C作戦の原案者」と指摘。
2月12日  富士宮ヒューマンユニオン、阿部日顕管長に団体交渉開催を要求する「通知書」を送付。
2月15日
 岡崎雄毅師(妙貴寺)、宗門から離脱。
2月15日  元公明党参議院議員、田代富士男。砂利船汚職で懲役2年6ヵ月、執行猶予3年、追徴金1千万円の判決を受ける。
2月16日
 宗門、時局協議会、「学会僧七名による『諌曉の書』を粉砕す」
「本年2月3日、「諫暁の書」(2日付)なる書面が、御法主上人猊下宛に送付されてきた。… 御法主上人並びに宗門に対する彼らの誹謗は、池田創価学会の受け売りであるから、今さら目新しいものは何もない。… 日蓮正宗僧侶の姿を借りて、仏法を破壊しようとしてきた輩の体質を暴き、もって稚書を粉砕するものである。
 そもそも、工藤玄英ら7ないし8名はもともと池田創価学会の絶対的な信奉者であり、池田創価学会という歪んだフィルターを通してしか、日蓮正宗の仏法を学んだことがない。したがって、彼らの教義解釈は、日蓮正宗の相伝から外れたものなのである。実際に首謀者である工藤玄英・大橋正淳らは、以前より池田大作本仏論者だったのである。…
 僧侶不要の創価学会は、宗門から離脱した工藤玄英ら学会僧の輩に対して、果たしてどのように対応していくのであろうか。世智に長じた創価学会のことであるから、工藤玄英ら7・8名の離脱行為を、宗門攻撃のために大げさにクローズアップして報道し、都合よく活用するであろう。しかし彼ら学会僧が、池田創価学会から捨て去られるのも、さほど遠い未来ではなかろう。彼らの末路を考えると、全く哀れさしか感ずるものはない」
2月16日  創価学会、中国代表幹部会、秋谷栄之助会長「先師 (日達上人)に違背する大罪を免れることはできない。何よりも信心の真心で正本堂建立の御供養に参加した世界八百万の信徒に対する大背信である。社会的にもそのようなことは絶対に許されない。嫉妬に狂った醜い慢心で、名誉会長と学会を貶しめるために、正本堂の仏法上の意義まで改ざんし、... 平和と民衆の殿堂を私物化するとは、まさに悪鬼入其身を現じた法主である」と、"正本堂の仏法上の意義"に言及。
2月16日  公明党、福井県本部長・田賀一成、創価学会脱会と公明党離党を表明、石田幸四郎委員長あてに離党届を提出。
「福井市議五期をへて二期目の現職県議だった田賀氏は、福井県における"公明党の顔"でした。記者会見で脱会・離党を公表すると、地元に衝撃が走りました。… 田賀氏の議員引退騒動は、いまも地元福井県に余震を残しています」(「公明党・創価学会 政権参加を問う」新日本出版社、しんぶん赤旗・特別取材班 )
2月16日  週刊実話、野崎勲組織本部長が緊急電文「7人の僧侶の正宗離脱の件」配信、との記事を掲載。
「7人の僧侶の行動は勇気あるもので、今後は温かく見守って行きたい。… ただ、今回の7人が離脱したからといって、葬儀や法要をこの7人に直接依頼したり、御本尊をいただきに行ったりすることのないようにお願い致します。友人葬、また御本尊下付に対する考え方は、従来と一斉変わっておりませんので、ご了承いただきたいと思います」 (「同誌」2月27日号 )
2月17日
 顕正会、教学部、「依義判文抄」第8回講義。(板橋産文ホール)
2月17日
 日蓮正宗改革派、大橋正淳師、「聖教新聞」に「日顕猊下は池田名誉会長に謝罪せよ」との手記を発表。
2月19日
 日蓮正宗改革派、工藤玄英師、「創価新報」に「現宗門は広布途上の『無用の長物』」との論文を発表。
2月19日  創価学会、中央会議、秋谷栄之助会長「日顕一派は、寺院を自らの安逸をむさぼる場に堕落させてしまっている。のみならず寺院という場を利用して、信者から御供養を取ることに汲々とし、金儲けに終始している」と。
2月24日  関晴正・社会党議員、衆議院予算委員会で創価学会の宗教法人問題を追及。
2月25日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、2月度折伏成果 5,420名。
 浅井昭衛会長、阿部日顕管長の足元に迫る自界叛逆と辱めの現証を挙げ「御本仏の御法魂たる戒壇の大御本尊を辱め奉るがゆえに、いま阿部日顕管長自身が辱められ、自界叛逆で苦しむのである。… 阿部日顕管長は心から大聖人様にお詫び申し上げなければいけない。そして一日も早く戒壇の御本尊様を奉安殿に御遷座申し上げなければ、身を亡ぼすこと疑いない。私がこのように連々と不敬解消を云い続けているのも、ひとえに法のため、宗門のため、阿部日顕管長のため、日本のためである」と。
2月25  中華人民共和国、領海法に尖閣諸島を「領土」と明記
「1992年2月25日、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会で領海法が可決された。日本が領有を主張している沖縄県・尖閣諸島(中国名、釣魚島)を中国領として同法に明記した。日本政府は中国政府に厳重抗議したが、中国側は「釣魚島は古来中国領土であり、国際法上も疑義はない」と反発した」
2月26日
 顕正会、本部会議開催、浅井昭衛会長「入信者の育成」「指導の在り方」について「いま顕正会には熱烈な折伏により毎月数千名におよぶ人々が入信しているが、これら多数の人々を、一人ひとり人材に育て上げることが、これからますます大切になってくる。それには何よりも、入信したら必ず御書講義と総幹部会の基本路線に参加させることである。… 仏法は人々の悩みを解決するためにある。会員の中にはさまざまな悩みを持っている人がいるだろう。生活上の悩みなら、できる助言はしてあげよう。しかし指導の根本は枝葉の助言にあるのではない。実に、信心を励まし、御本尊に祈って解決することを教えるところにある」と。
2月26日  渡辺嘉蔵・社会党議員、衆議院大蔵委員会で創価学会の会計問題を追及。
「渡辺(嘉)委員 昨年新聞、テレビで報道されました創価学会が造成された墓苑の脱税の疑いで税務調査を行われたとあったのですが、これは事実かどうか。それからこの創価学会へのそれまでの税務調査は行ったことがあるのかないのか。御答弁をいただきたい。
 坂本(導)政府委員 宗教法人を含む公益法人についても実地調査を実施しているところでございます。… 御指摘の創価学会の件は、個別の件でございますので、ここでは答弁を差し控えさせていただきたいと思います」(第123回国会 大蔵委員会第4号)
2月26日  静岡地方裁判所、右翼団体 (4名)に対し「宗教活動妨害禁止等」の仮処分を下す。2月12日、宗門が「右翼団体の街宣活動の禁止」を求め、提訴していた。
2月27日  創価学会、アジア総会・平和音楽祭、秋谷栄之助会長「宗門は相変わらずドブネズミのような、またコソ泥のような"檀徒作り"に狂奔している。その狂いの根本はいうまでもなく法主日顕であり、その焼きもちに起因している。... 大聖人直結の信心こそが正道である。聖職者がその間に割って入り、聖職者を通じてでなければ、大聖人に通じないと信者に錯覚を与えるような姿は、大謗法である。... 日顕が先師に背き、己義を構えていることは明らかであり、日顕こそが日蓮正宗から追放されなければならない」と。
2月 日  国税庁、直税部課税第二部、創価学会への調査再開。
3月1日  創価学会、新世紀総会、池田大作名誉会長「学会の外護によって"日本一" "世界一"の繁栄を誇った大石寺も、出家の本義を忘れ、俗世の欲望に走った者たちによって完全に牛耳られてしまった」
 秋谷栄之助会長、大白蓮華「巻頭言」、「宗門は大聖人の仏法に違背し、『死んだ形式』を拠り所として、魂を失った、ただの抜け殻になっている。それどころか、法華講を使って策動を行っている姿は、狂気の沙汰であり、断じて許さるべきことではない」(「大白蓮華」3月号 )
3月1日  オフィス・タクマ、仲路中道「さらば日顕、さらば大石寺 正宗僧侶の内部告発」発刊。
「日顕は平成の天一坊だ。学会破門の裏には信徒を己れの権勢の下に組み敷こうとした日顕の黒い野望があった。日蓮正宗現職僧侶が今ここに痛惜の念をもって暴露した衝撃の事実の数々。背筋の凍るリンチ現場。僧を殴る日顕。ゴミのように焼却される御本尊。伏摩殿大石寺に渦巻く色と欲の狂想曲に、あなたはきっと仰天するに違いない」(「MARC」)
「私、仲路中道(なかみち ちゅうどう)は、長く日蓮正宗僧侶として、籍を置いて参りました。私は、今回の宗門問題を思うにつけ、こちら側、つまり宗門僧侶の側に根本の悪の原因があった、と結論せざるを得ないのであります。信心修行の根本道場たるべき大石寺大坊は、信心修行を通して向上しようと願う若芽を摘み取り踏みにじる、まさに畜生・修羅の世界でありました。…
 この本を出版するにあたり、仲路中道はただ一人の人間ではない、と言う事をご了承下さい。一人称で表現し一人の回想の形式を用いましたが、仲路中道は創価学会を愛する十数人の僧侶の共有の名前です。… 私は学会活動をする僧侶こそ、真の僧侶であると考えるのであります。妻帯せず、肉を食せず等が仏法三千年の出家の原則である以上、厳密な意味での出家は、今日の日本において存在しないでありましょう。であるならば、今後、僧侶とは職業としての僧であると、割り切るべきであります。国家公務員も、弁護士も、大工さんも、仕事が終われば座談会に出席し、学会活動をする。僧とて同じです
(※ "僧侶は職業で、仕事が終われば学会活動" とは、創価学会中枢の考える "宗門支配の" 理想形なのだろう。櫻川 忠 )
3月1日  みくに書房、松戸行雄 (東洋哲学研究所・欧州研究部長)「人間主義の「日蓮本仏論」を求めて ― 創価ルネサンス運動の基礎付けのために」出版。
「日蓮大聖人の目指した人間主義の仏法を理論的に解明。伝統的「大聖人久遠本仏論」の脱構築のための試論。「創価ルネサンス」の思想基盤確立を目指して探究する」(「MARC」)
「日寛教学の伝統に留まる限り、普遍宗教としての展開は望めない時期に来ている。… 教学については、もはや日寛上人の時代に帰れない」と日寛批判。
3月1日  桃園書房、グループ10編著「創価学会破門の真相と阿部日顕の素顔」発刊。
「創価学会 vs 日蓮正宗! 紛争の原因はコレだった。衝撃のグラビアは何を物語る。初めてベールを脱いだ、阿部日顕法主の素顔とは。話題騒然、宗門問題を理解する“決定版”」(「MARC」)
3月1日  潮出版社、安部義和「『山の中』の破壊僧たち -- 日顕は何を策謀したか」発刊。
「宗門問題とは何であったか。その原因はどこにあったか。日顕と宗門はどうあるべきか…。大正末期以来の宗門の軌跡をたどりつつ、慈聞、日開、そして日顕の実態に迫る」(「MARC」)
3月3日  富士宮ヒューマンユニオン、阿部日顕管長に対し「団体交渉申入書」を送付。
 大石寺の売店組合有志、店頭に学会旗を掲げて宗門との対決姿勢を表明。
3月4日
 日蓮正宗改革派、吉川幸道師、創価新報で大石寺大坊の実態を暴く。
3月5日  週刊現代、福島源次郎元創価学会副会長のインタビュー記事掲載。
「福島 平成元年10月『蘇生への選択』を出版後、読者からの強い要望で12月に東京の豊島区民センターで、第1回の勉強会を始めたんです。それから毎月、月末の土・日に2回、毎月ゃった。大阪でも平成2年2月から始め、これも2ヵ月に1回ぐらいやりました
 Q 学会からの妨害は?
 福島 ありとあらゆる行動を、すべて尾行されました。大阪に行くときなど新幹線車内ばかりか、私が降りるてあろう駅すべてに、30人ぐらい学会の人間が配置されていた」(「同」4月25日号 )
3月5日  潮、秋谷栄之助会長の「仏法を歪めた僧侶の腐敗・堕落」を掲載。(「同」4月号 )
3月5日  週刊実話、「大橋元公明議員P献金を明かす」掲載。
「公明党の元衆議院議員大橋敏雄氏は、池田批判に立ち上がった際に、議員歳費から天引きされていた、(P)献金の実態を示す、歳費の「控除額明細書」を明らかにしている。それによると、
 昭和58年3月 1万6000円(東京富士美術館開館祝い)
 昭和59年2月 餞別5万円(池田の北米・南米訪間)
 昭和59年5月 6万5000円(5・3会長就任祝い)
 昭和62年4月 餞別4万5000円(池田の北米・中米訪問)
 昭和62年6月 餞別4万円(池田のソ連・フランス訪問)
 昭和63年1月 祝金1万円(池田の香港訪問)となっている」(「同誌」3月19日号 )
3月7/18日
 顕正会、3月度御書講義「王舎城事」を拝読。(全国139会場)
3月8日
 顕正会、仙台事務所、宮城県仙台市に開設。
3月9日
 日蓮正宗改革派、大橋正淳師、聖教新聞に特別手記「日顕猊下は全学会員に謝罪せよ」を寄稿。
3月10日
 日蓮正宗改革派、工藤玄英師、創価学会の「3・16」記念本部幹部会に出席し「本来ならば、一切の悪の元凶である日顕法主がこの席に来て、全世界の尊い仏子の皆様方に土下座してお詫びしなければならない」と挨拶。
 秋谷栄之助会長「現宗門の改革のため、敢然と立ち上がった僧侶の皆さんの勇気ある行動に、心から敬意と絶賛を送りたい。… 立場は異なるが、相呼応して大謗法、仏法破壊の日顕を追放するまで、断固、戦い抜こう」と。
3月15日
 福島源次郎元創価学会副会長、「蘇生講」を結成。(南之坊所属)
3月16日
 顕正会、教学部、「依義判文抄」終講。(板橋産文ホール)
3月16日
 山本辰道師(常説寺)、宗門から離脱。
3月17日  創価学会、東京・渋谷区地区部長会、秋谷栄之助会長、新経本の観念文第二座について「従来の『南無本門寿量品の肝心 … 独一本門戒壇の大御本尊』の大御本尊に冠せられた句は、すべて御本尊の別称であり、学会版ではその意義を『三大秘法』の一語に込めたのである。『三大秘法』とは、いうまでもなく本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇であり、『本門戒壇の大御本尊』の意義も当然含まれている」と釈明。(「聖教新聞」3月25日号 )
3月18日  創価学会、創価新報、早瀬義純師の私行を暴く。
3月26日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「学会・宗門ともに戒壇の大御本尊を軽蔑」、3月度折伏成果 4,724名。
 浅井昭衛会長「宗門と学会が現在のように目茶苦茶になってしまったのも、宗門高僧・学会首脳ともに信心が薄く、戒壇の大御本尊を蔑り、不敬の限りを続けてきたからにほかなりません。…
 最近学会は新しく御経本を作りました。ところがその中で、なんと二座の観念文において「本門戒壇の大御本尊」という最も大事な言葉を抜いてしまったのです。… わざと削り取っている。このことは戒壇の大御本尊の否定につながる大謗法といわねばなりません。…
 一方宗門はどうかといえば、恐れ多くも未だに戒壇の大御本尊を誑惑・不浄の正本堂に居え奉ったままにしている。 そしてこの不敬をも顧みず、本山の収入を計るために、声を嗄らして法華講員に対して「登山」「登山」と呼びかけている。…
 所詮、学会・宗門と顕正会とでは戒壇の大御本尊に対する感覚が違う、信心が違う、純粋さが違う。ここに大聖人は濁乱の宗門の中において、ひとり忠誠を貫く顕正会を御守護下さり、手を引いて下さるのである。… 首都圏を襲う大地震の前になんとしても百万を成し遂げたい。… 破局の日本において、立正安国の大精神と国立戒壇の正義を一国に叫び顕わすものは、顕正会以外には絶対にない」(「冨士」第332号 )
3月26日  創価学会、聖教新聞、唯授一人の血脈否定論文を発表。「私たちは、ともすると、『血脈』というと、何か特別の存在があったり、一部の高僧が特別に所有しているものと考えさせられてきました。そうした、『秘儀』を独占することによって在家信徒に対し権威、権力をもち支配し、富を搾取しようとしてきたのが、これまでの仏教界の現状であった。… 血脈といっても、特別な人を介したり、特別な儀式で受けるものではありません。大聖人の御図顕になられた御本尊を信心している一人一人が、その信心によって御本仏から直接うけ継ぎ、その生命のなかに血液のように流れ通うのです」等々。
3月27日
 宗門、阿部日顕管長に短銃の実弾と「脅迫文」が送り付けられる。
3月27日  創価学会、聖教新聞「社説」、「血脈とは元来、万人に開かれたもの、一切衆生に与えられたもの」と、唯授一人の血脈を否定。
3月28日
 宗門、阿部日顕管長、鈴木俊一都知事にあて「総本山から破門された創価学会に宗教法人の資格なし」とし、創価学会の宗教法人解散請求を求める「通知書」を送付。
 法華講連合会春季総登山、阿部日顕管長、池田大作を「魔」と断じ「魔の正体はなかなか見破りにくい … まだほとんどが池田大作という者の魔の正体を見破ることができずに、むなしくその中に付き従っている。… 私は、その根本のところが池田創価学会の仏法に対する傲慢不遜の邪見から表われてきておるということをはっきりと見抜き、昨年来、その上からの処置を正しく執ってきたつもりである」と。
3月28日  富士宮ヒューマンユニオン、大講堂の前で抗議の坐り込み。
3月28日  創価学会、中国ルネサンス幹部会、秋谷栄之助会長、宗門が戦時中に観念文を改変したことを挙げ、創価学会の観念文改変を正当化する。
3月29日
 宗門、第2回壮年部大会、阿部日顕管長「非常なる慢心を起こした池田大作が、大聖人様の本門戒壇の本義を、根本的に邪宗邪義のものとして、尊きものを推きて卑しきものに入れるが如き言動をなしておる」と。
3月29日  創価学会、4・2 記念合唱祭・第2東京総会、池田大作名誉会長「『極悪』の日顕宗とは戦う以外にない。… ほうっておけば、悪侶のヤキモチの炎によって、かけがえのない正法の世界が、すべて焼き尽くされてしまう」と。
3月30日
 宗門、大奥対面所で120名の所化が、阿部日顕管長に目通り。その席で、菅原雄政(応顕寺在勤)が阿部日顕管長に「離山の書」を突きつけ、植松雄増(安住寺在勤)は「こんなことになったのは、日顕! お前が悪い」と大声を発した。松岡雄茂(大護寺在勤)が「決別の手紙」を渡そうとすると、臼倉雄理が顔面を殴打するなど松岡雄茂に暴行を加えた。眼鏡は壊れ顔面は腫れ上がり、後刻、警察が捜査のため大石寺に入った。
 他に2名の改革同盟の青年僧、大塚雄能師(法樹院在勤)、山口雄在師(平等寺在勤)も、目通りに参加していた。「離山の書」には10名の青年僧侶が署名しており、他の5名は、渡辺雄悦(大宣寺在勤)、土井雄育(本山大坊内)、橋本雄正(本山大坊内)、岡崎雄直(妙貫寺在勤)、大塚法樹(平安寺在勤)である。
「離山の書 …
 私たち青年僧侶有志は、宗開両祖の御精神を忘失し、広宣流布の聖業を放擲し、あまつさえ仏意仏勅の団体たる創価学会を破門するという暴挙を犯すに至った猊下、宗門と決別し、その真の改革をなさんがため、大石寺を離山することを決意し、ここに宣言するものであります。… 私たちは、封建的弊害の産物たる『所化の分際で』という差別観を打ち破り、ここに『青年僧侶改革同盟』を結成し、この際、大石寺を離山して、その改革と覚醒の一石たらんとするものであります。…
 腐敗堕落した宗門改革のため、青年僧侶の立場から、あえて三点にわたり述べさせていただきます。
 まず第一に、宗祖大聖人の死身弘法の御化導こそ一切の正邪の基準でなければならない、ということであります。…
 第二に、現在の宗内にはびこる『僧侶主体』という特権意識に基づく広宣流布観を捨て去り、『広布主体』の僧俗和合の実現を図ることこそ急務である、ということであります。…
 第三に、広布主体の真の僧俗和合を築き、新生宗門をつくり上げるためには、誤った教育観を改め、真の人材を育成することが不可欠である、ということであります。…
 猊下におかれては、私たちの信心の至誠よりのやむにやまれぬ行動に対し、御理解を賜るとともに、どうか、宗祖大聖人の本義に立ち還り、自らの進退をお誤りにならないよう、心からお願い申し上げます。日蓮正宗青年僧侶改革同盟」(「地涌」第400号 )
3月31日
 宗門、声明を「報道関係者各位」に発表。
「この度、御師範御法主日顕上人猊下に対し奉り、突然修行僧五名が、無礼不遜極まりない態度をもって『離山の書』なる文章を突きつけるという暴挙に及んだ。一読、その内容たるや、本宗僧侶として見るに耐えないものであった。このような暴挙の中で、中に居合わせた者が、御師範の前での不遜な行動を制止したが、今後、当日計画的な暴挙に出た背後関係を厳重に調査のうえ、断乎、措置する考えである。以上」
 青年僧侶改革同盟、富士市内で記者会見を行い、離山声明と宗門改革の推進を語る。
3月31日  中川満隆(創価学会員)、東京都に対し「有徳王」出版に関わる「要望書」を提出。
 東京都、龍年光に対して「有徳王」回収を指示。
「龍年光は都議会議員を引退後、食肉市場から出る汚物の処理を請け負う財団法人「土と人間の蘇生の会」を設立。財団法人の機関誌『有徳王』を発行し、"反学会"の姿勢を鮮明にした。しかし、法人の目的があくまでも汚物処理の事業であったことから監査請求を受け、東京都は同法人が他団体への批判活動を行うことは法人の目的を著しく逸脱しているとして、1992年4月『有徳王』誌の全発行部数の回収を命じた」(「Weblio」)
3月 日  創価学会員・市河政彦、「蘇生の会」の監査請求を東京都監査委員会に提出。
4月1日
 宗門、大白法、小樽法論後の戸田会長発言(昭和30年3月12日)を掲載。
「戸田城聖氏が、『創価学会は、いつつぶれてもいいのである。しかし、宗門だけは絶対につぶしてはいけない。宗門のための創価学会である』という旨のことをはっきり言われた、ということを、その席にあって聞いておられた方が日記に書いておられたのです」(「同」4月1日号 )
4月1日
 顕正会、冨士、特別レポート「阿部日顕管長を脅かす二つの自界叛逆」(海老原秀夫)掲載。
「日蓮正宗の六ヵ寺・七人の僧侶が阿部管長に対して反旗をひるがえしたのは、去る二月二日のこと。造反したのは、東京・長栄寺の工藤玄英、和歌山・大照寺の大橋正淳、京都・顕仏寺の吉川幸道、滋賀・世雄寺の池田託道、愛知・能顕寺の串岡雄敏、 長野・善興寺の吉川雄進の六住職、お よび長栄寺執事の宮川雄法の七人。これらの僧侶は、連名で阿部管長に 「諫暁の書」と題する文書を送付、あわせて同六ヶ寺の日蓮正宗からの「離脫」を宗門に通告した。さらに翌三日午後には都内で記者会見を行い、阿部管長の学会に対する姿勢を強く批判するとともに、今後「宗門改革」を積極的に展開して行くことを表明した。…
 ところで「離脱」とは具体的にどのようなことを意味するかといえば、法律上、正宗の各末寺は宗教法人「日蓮正宗」に包括される寺院ということに なっているが、この包括・被包括関係を、「宗教法人法」第二十六条第三項 の規定により末寺の側から一方的に廃止し、日蓮正宗の宗制宗規の適用を受けない単独の寺院となるということである。要するに、たった一片の通知を出すだけで簡単に本山から独立でき、しかも寺の財産まで丸ごと手中にできるというわけ。「宗教法人法」という法律のなんとも奇妙なところであるが、これこそ阿部管長が最も恐れていたことであり、 学会が狙っていた必殺技だったのである。学会の弁護士グループが、七人の裏で暗躍し、糸を引いていることはいうまでもない。不気味なる「代理戦争」の幕が、ここにいよいよ切って落とされたのである。そしてもし今後、宗門側が寺の明け渡しを求めてきた場合、七人の側も阿部管長を裁判に引っぱり出そうと応戦するに違いない。…
 さらにいま一つの自界叛逆たる大石寺内での労働組合結成も、阿部管長にとってなかなか厄介な問題である。なにゆえ総本山に労働組合が結成されたのか。これは抗争以後、大石寺において、法華講に属する従業員と学会に属する従業員との間で、不当な差別が行われていたという事実がそのきっかけとなっている。…
 いずれにせよ、阿部管長にはあまりにもスキが多すぎる。今後ますます追い詰められていくことは避けられないであろう。… 学会はいま参院選に向け、組織固めに躍起になっている最中である。そこに現在は二つの自界叛逆という代理戦争を仕掛けているわけであるが、参院選終了後には、いよいよ正規軍による総攻撃が始まることも予想される。そのとき阿部管長はどうするつもりなのか」(「冨士」第332号 )
4月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「宗門は、かたくなに大聖人の御指南に目を閉ざすばかりか、寺院を私物化し自分達を正当化するために、御本尊までもその道具に利用している。… 狂気のような所業に及ぶ宗門は、身延と同様に邪宗であると見極め、これからも日顕宗のあらゆる障魔を打ち破っていきたい」と記す。
 同号、血脈否定の記事を掲載。「血脈とは形式ではなく、南無妙法蓮華経・臨終正念と祈念していく衆生の信心こそが血脈であり、… 血脈相承といっても、特別の儀式の中になされるものではなく、信心の中に受け継がれる」(「大白蓮華」4月号 )
 創価新報、「『御観念文』にも重大改ざん」との見出しで、戦時中の宗門の実態を暴く。
4月2日  龍年光(元公明党東京都議会議員)、「創価学会法定解散請求要求書」を都知事に提出。
「四月二日午前十一時、龍年光とそれに従う脱会者十五名は「創価学会法定解散要望書」を携えて、都庁を訪ねた。都側は、篠田伸夫行政部長が対応し、幸田昭一指導課長も同席した。…
 龍が「要望書」の全文を朗読、他六人が「東京都が創価学会について調査し、裁判所に対し創価学会の宗教法人の解散請求をして欲しい」(要旨)と要望。それらの発言が終えたところで、龍が、「以上で要望を終わります。知事に伝えて欲しい」と言い、退席の気配を見せた。
 ところが、ここで篠田行政部長が、「ちょっと待ってください。私どもの考え方を言います」と龍らの退席をとどめ、都としての明確な意思を伝えた。都側の意思表明は、主に次の三点だった。
 (1) 都知事は、宗教法人法第八十五条に明白なとおり、宗教活動に干渉、関与できない。
 (2) 調査要望については、知事に権限がないので調査できない。
 (3) 解散請求については要望に沿いかねる。
 龍らの都に対する創価学会解散請求の要望は、都側の明確な意思表示をもって即座に拒否されたのだ」(「地涌」第402号 )
4月2日  創価学会、戸田会長追善勤行会、秋谷栄之助会長「宗門はすでに戦前から日蓮大聖人の仏法を捨て去り、法滅の姿であった、… 正法の魂を失った"抜け殻"の中に『悪鬼』が入り込んだ姿が、現在の日顕宗である」と。
4月4日  創価学会、「聖教新聞」に「日顕よ、悪いのはお前だ!」と題する、離脱青年僧侶の手記を連載開始。
4月5日
 宗門、大石寺・妙遠坊に銃弾七発が撃ち込まれる。
4月6日
 宗門、御霊宝虫払大法会、機動隊の厳戒体制下で執行。阿部日顕管長「悪鬼入其身の池田学会の者どもは、全く慚愧の色もない。… 本宗の血脈を疑い否定する邪義と、三宝破壊の謗法のあることは、疑いない。… 池田創価学会は、他の新興宗教の云い分と全く同様、迷乱の姿」等と。
 柳沢喜惣次、法華講連合会委員長に就く。
4月7/19日
 顕正会、4月度御書講義「太田入道殿御返事」を拝読。(全国144会場)
4月7日  創価学会、東京・蒲田地区部長会、秋谷栄之助会長「宗門に従属し卑劣な檀徒づくりに狂奔する法華講に対しては、断固とした姿勢で破折する」と。
4月9日  ロシア連邦、プラウダ紙、ミハイル・ゴルバチョフ招待の裏を報じる。
「元大統領が日本を訪問する際、日本の首脳と会談する時間は30分というから、… 外交レベルの問題でないことは明らか。では、なぜ、インタビュー などに応じるのか。信じうる情報によると、元大統領の利潤のためではないかと思われる。元大統領を招待した"読売"と"朝日"の大手新聞は、元大統領にそれぞれ50万ドル(約6,600万円)の謝礼を約束しているといわれる。また、有名な宗教家である池田大作氏もかなりの金額を支払うという、…
 池田は気前がいいので、… 訪日したソ連人には例外なく接待攻勢をかけてきた。… 日本に行くソ連代表団は必ず接待し、代表者だけでなく、随員や通訳にまでおみやげを配っていた。この話は有名になり、"日本に行ったら、とにかく池田を訪ねるといい"というのは、ソ連人の間では常識になってしまった」 (「週刊ポスト」、5月1日号 )
4月12日
 顕正会、上尾事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「現在、首都圏における大きな事務所は、本部会館を中心として南には横浜事務所、そして北が本日開所のこの上尾事務所である。横浜事務所は開いてから2年有半になるが、青年を中心に爆発的に弘通が進み出した。まさに滔々たる神奈川広布の潮流が起きてきた。ここに私は、本日の上尾事務所の開所式こそ、埼玉広布の新たな出陣だと思っている」
4月15日
 顕正会、教学部、六巻抄「末法相応抄第四」の講義始まる。(板橋産文ホール)
4月15日  中外日報、阿部日顕管長の"奥湯河原豪遊"を、隠し撮り写真入りで暴く。
 創価新報、「謗法も責めず日蓮宗各派に同調した暗黒宗門」と題し、戦前の宗門の謗法与同を暴く。
4月16日
 宗門、福田毅道師 (元海外部書記)、本地寺(彦根市)に転任。
「福田は、平成三年一月、海外部書記を解任された。解任の理由の一つは、SGIのアメリカ組織の責任者であるウイリアムス理事長に対し、創価学会から離反させるために日顕の言葉を伝えたが、それが不調に終わったことである。… 日顕の体面を保つためにも"伝言"は日顕の言葉ではなかったとせざるをえなくなる。結局、日顕の言葉を福田毅道が捏造したとされてしまったのだ。福田は詰め腹を斬らされ、海外部書記を辞任することとなったのである。この福田辞任の裏には、もう一つ大きな理由がある。それは、福田がSGIの久野健アジア部長に「C作戦」について洩らしたファックスを送りつけたことである。…
 それから一年有余、福田は総本山大石寺で蟄居閉門、謹慎の身だったのである。それも、日顕の体面を保つためだけのスケープゴートとされたのだから、無残の一語に尽きる。それでも福田は、いつかは海外組織を統率できる立場に戻れると信じ、時が過ぎ復帰の日が来るのを待った。福田は、若い頃から世界広布に役立とうと、英語、独語、仏語などを勉強し、出家の世界にあっては海外に通用する抜きんでたセンスを持っていると自負してきた。… 日顕が海外寺院の住職に任命する顔ぶれを見れば、日顕が"代々坊主"しか信用していないことが誰の目にも明らかである。日顕ら宗門中枢は、一族の繁栄しか願っていない」(「地涌」第406号 )
4月17日  創価学会、全国婦人部幹部会。池田大作名誉会長「宗門は戦前・戦中以上に謗法と欲望まみれに堕落し、大聖人の仏法を、真っ向から否定する邪教と化してしまった。邪教とは、断じて戦わざるをえない」と。
 秋谷栄之助会長「宗門の数々の悪行に決着をつける時が、今であり、大謗法を犯した日顕の末路は明確である」と。
 また松岡雄茂(改革同盟)も登壇し、宗門の「暴力主義」「階級主義」を糾弾、「大謗法の日顕一派を『永久追放』するその日まで、正義の戦いを断固貫いていきたい」と。
 聖教新聞、「早瀬義寛の悪行を暴く」の連載開始。
4月18日  創価学会、「ニュー山梨」県支部長会、秋谷栄之助会長「江戸時代の檀家制度そのものを踏襲する宗門は、形式に堕して既成宗教化しており、もはや大聖人の仏法の精神を大きく逸脱し、邪宗と化してしまった。… 邪教日顕宗と悪侶を、断じて許してはならない」と。
4月19日
 顕正会、三条事務所、新潟県三条市に開設。
 小田原事務所、神奈川県小田原市に開設。
4月20日  創価学会員、大石寺ダイナマイト爆破予告で逮捕。
「静岡県警富士宮署は … 創価学会高松本部婦人部副本部長、主婦Hを恐喝未遂の疑いで逮捕した。調べによると、Hは(平成4年4月)20日午後3時ごろから20数回にわたって、同県富士宮市上条の日蓮正宗総本山大石寺に『境内に爆弾を仕掛けた。三億円を用意しろ』などと電話で脅した疑い」(「読売新聞」4月22日号 )
4月21日
 宗門、宗務支院長会議、阿部日顕管長「奥湯河原豪遊報道」にふれ、「こういう時に、あういう記事が出たことは申し訳なかった。これからはちゃんとやる」と釈明。
 また「池田大作なる者の本心には第六天の魔王が根本的に入っており、法を護るが如き姿のもとに隠れて、仏法を根本的に壊乱せんとする魔の働きを徐々に現してきたのである」と。
4月23日  創価学会、各部代表者会議、秋谷栄之助会長「(日顕の本音は)御本尊・御書を独り占めにして、御本仏への仲介料として、信徒から供養を巻き上げようとする坊主商売の魂胆が見え見えである。要するに、信徒が無断で御本仏に直結などされたら困る、それではメシの食い上げだ、と云っているだけのことである。… 悪鬼入其身の法主を根本にしてしまった日顕宗こそ、迷乱の新興宗教・日顕宗の誕生というべきである」と。
4月24日  創価学会、聖教新聞、「『戒名』不要論」掲載。
4月25日  創価学会学生部、「『日顕宗僧侶』の悪行を糾弾」のスローガンで全国で大会開催。宗門離脱の青年僧侶等も登壇。
4月25日  日新報道、戸口 浩「池田創価学会の真実 ―『地涌正統』からの通信」発刊。
「創価学会幹部の著者が学会内部者の立場から明らかにした、池田創価学会の知られざる"陰の真実"。これはいわゆる「創価学会訣別書」である」(「MARC」)
「この本には本紙『地涌』を意識してつくられた、宗門側の謀略紙『地涌正統』が収録されているのである。『地涌正統』は、平成三年二月に第一号が出され、同年十二月に第二十号を出したあとは途絶えている。『地涌正統』は、造反した創価学会本部職員が出しているかのように装い、創価大学卒業者と日蓮正宗末寺などの一部に郵送されている。小規模にミニコミ的に発送することにより、あたかも創価学会本部職員のあいだで地下活動がおこなわれているかのように偽装しているのである。… この『地涌正統』出版の司令塔は、"陰の総監"の異名で呼ばれる、北海道札幌・日正寺住職の河辺慈篤である」(「地涌」第412号 )
4月26日  創価学会、5・3 開幕記念中部総会、池田大作名誉会長「日顕宗の寺院は天魔の住処、魔窟になってしまった。私どもの供養した寺院である。天魔は追放せねばならない。… (現宗門は)日蓮正宗の立てる『三宝義』を改変して、法主が仏宝・法宝と等しいという法主絶対化を図った。更に、現法主が根本で、大聖人・日興上人さえ迹であるとする、未曽有の邪義を主張するに至った。もはや、五老僧に勝るとも劣らぬ、邪宗・邪義の輩と成り下がった」と。
4月27日
 宗門、教師補任式、阿部日顕管長、「本門戒壇」について「もし人あってこの戒壇の法門を軽蔑し、『戒壇建立などということは豆腐のオカラの如きもので、形式の形式、従の従たるものである』というようなことを云うことがあるならば、それは大変な我見であり、その『私』の誤った見解をもって、大聖人様の終窮究竟の真の御化導の本義を土泥に踏みにじる如き罪業に当たるのである」と。
 石川雄山師(円徳寺)、宗門より離脱。声明文において、阿部日顕管長を「宗祖の教えとは全く異流義の『邪悪僧』そのもの」と罵り、「堕落法主・日顕こそ宗門腐敗の元凶」と断ずる。
4月27日
 顕正会、4月度総幹部会開催(川口総合文化センター)、4月度折伏成果 5,161名。
 浅井昭衛会長、三十万達成の仏法上の意義について「国立戒壇の正義を守ったゆえに過酷なる解散処分を受けた顕正会が、潰れもせず、大聖人の御守護によりついに三十万になるという不思議こそ、国立戒壇は必ず実現するという兆であり確証である」と。
 さらに真の懺悔なきゆえに一日一日と追いつめられつつある阿部管長に対して「救われる道はただ一つ、不敬を心からお詫びして御遷座申し上げ、戒壇の大御本尊の御前に身を投げて懺悔する時、事は一時に解決する」と。
4月28日  創価学会、大白蓮華、特別号⑤「富士の清流を汚した法滅の法主」発刊。
4月28日
 顕正会、立宗御報恩勤行会、本部会館で奉修。
 浅井昭衛会長、御本仏の御化導の一貫性について「立宗のとき唱えあそばした本門の題目は、実に二十七年のちの戒壇の大御本尊をめざして唱え出されたお題目である。仏様の御化導は本末究竟している。ゆえに立宗のときに、すでに二十七年後の出世の本懐は決定しており、また戒壇の大御本尊御建立のとき、すでに未来の広宣流布・国立戒壇建立は確定しているのである。ここに仏弟子の使命を思うとき、御在世の弟子檀那の使命は、立宗より戒壇の大御本尊御建立までの御化導を助けまいらせるところにあり、滅後の我らは、この戒壇の大御本尊を国立戒壇に安置し奉る御奉公に、その使命がある」と。
4月30日
 立原貞道師(大恩寺)、宗門より離脱。
4月30日  創価学会、第54回中央会議(創価文化会館)、山崎正友・原島嵩・福島源次郎・龍年光・藤原行正・大橋敏雄ら、反逆者12人を学会から永久追放すること、を全員の賛同で決議し署名。(「聖教新聞」5月1日号 )
4月30日  中外日報、阿部政子夫人の「伊豆豪華旅行」を、隠し撮り写真入りでスッパ抜く。
5月1日
 池田託道師(離脱僧)、阿部日顕管長に対し名誉毀損による損害賠償請求の訴えを起こす。
5月1日  創価学会、全国県長会議、秋谷栄之助会長「日顕の振る舞いは、明らかに、僭聖増上慢であり、第六天の魔王の働きなのである。… 今回の宗門問題は、日顕が嫉妬に狂い、権威・権力を振りかざして、学会を壊滅させ、信者を奴隷化しようという、法主狂乱の前代未聞の事件であった。… 日顕は『僧侶中心の広宣流布』などと云っているが、そんな独りよがりの仏法はない。今日まで、僧侶中心で何か役に立つことをしてきたのであろうか。… 師敵対の外道法主が日顕の正体である」と。
 大白蓮華、特別号⑥「離脱僧侶の告発手記」を特集。
 第三文明社、「『日顕宗』悪僧列伝」発刊、シリーズで全27巻に達した。
5月3日
 顕正会、新横浜事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「近代的なオフィスビルであろうと、どこであろうと、御本尊ましますところは義における本門戒壇である。ゆえに戒壇の霊場に詣でるの思いで参詣し、お題目を唱え、折伏を進めていこうではないか。… 本日よりは、スケールを変えた本格的な神奈川広布の出発である。神奈川県といえば相模の国、相模の国といえば大聖人様の御化導に最も縁の深い国土である。この神奈川から、全国広布の先陣を切る進しい戦いを、必ずや起こしてほしい」と。
5月3日  創価学会、「創価学会の日」記念勤行会。
 池田大作名誉会長「宗門に対する私どもの大赤誠は、完全に裏切られた。堕落・飽食の僧侶は、自分たちが安楽に暮らせるだけの蓄財ができたとみるやいなや、嫉妬のあまり"目障り"な学会は切ってしまった。… 今の宗門は、"金欲"と"信徒蔑視"に凝り固った、極悪の教団と化してしまった」と。
 同席した大橋正淳師(離脱僧)「血脈を弄ぶ日顕並びに日顕宗に対しては、絶対に供養してはならない、支持・与同しないということが、謗法を退治する鉄則であり、本山参詣も含め、日顕宗への供養を一切断つことこそ、大聖人の御心に適う道である」と。
 聖教新聞、森田一哉理事長「腐敗・堕落した権威主義の日顕宗からは、次々と『離脱僧』が出ている。日顕一族の豪遊ぶりに、宗門僧侶の中にも深刻な疑問をもつ"心情的離脱僧"が増えているといわれている。この内部からの日顕追放の勢いは今後も全国へ波及するとみられ … 大謗法の日顕宗の末路は明らかである」と。
5月4日  創価学会、学生局代表勤行会、池田大作名誉会長「私は、先日、宗門の悪の糾弾に立ち上がった、青年僧侶の勇気ある行動をたたえたい」と。
5月6/24日
 顕正会、特別指導会開催、浅井昭衛会長、「諸法実相抄」の拝読と質問会 (全国268会場)、参加者 22,171名に及ぶ。
5月6日  創価学会、創価新報、「怒り広がる日顕の奥湯河原豪遊事件」の特集を組む。
5月8日  創価学会、聖教新聞、「学会寄進の『大願寺』から出て行け義寛!」と題し、早瀬義寛師(庶務部長)への攻撃を開始。
5月10日
 顕正会、水戸事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「茨城県は日本列島の中心に位置している。さらに水戸はその茨城の中心である。この水戸から、茨城から、全国広布の波動を、力強く巻き起こしてほしい」と。
5月12日  右翼団体「武士の会」会長ら3人、大石寺境内の土産物店への威力業務妨害で逮捕さる。
5月14日  中外日報、「水面下で進む日顕法主引き下ろし」と題し、反・阿部日顕管長派の動きを報道。
5月15日
 顕正会、教学部、「末法相応抄」第2回講義(板橋産文ホール)。
5月15日
 富士宮ヒューマンユニオン、宗門機関紙「大白法」に対し、捏造記事謝罪要求の「通告書」を送付。
5月16日
 菅原雄政師 (離脱僧)、神奈川・相模原圏本部研修会で「日顕宗の『無慈悲と極悪』の実態」と題し講演。
5月17日
 大石寺宿泊施設「奉天寮」、火炎ビンが投げこまれる。(「赤旗」5月18日号 )
5月17日  創価学会、徳島地区部長会、森田一哉理事長「法主が謗法に堕ちたら、その地もまた謗法の地となる。… 日顕は富士の地を汚濁の魔境と化してしまった。… 今や、大石寺にあるのは、『日顕宗』という、極悪謗法の邪教だけである。… 魔の住処を訪ねることは、かえって魔に力を与えて、その報いを受けることになる。悪をなすものを養えば、かえって自らの生命力を奪いとられる結果となるのである。… 今の日顕は、かの狂った正信会より、はるかに極悪である。大謗法の法主が君臨する今の総本山に参詣したら、それこそ邪義のものどもに力を添え、大御本尊に背く結果となってしまう。… 今は総本山に、高僧の姿をした提婆が出現したのである」と。
 ジョージ・ウィリアムス 米SGI理事長、本部幹部会で「邪宗と化した日顕宗の実態」と題して宗門を糾弾。
5月18日
 渡辺雄範師(大願寺在勤)、「大願寺決別の書」ならびに「離山の書」を提出し離山を表明。
5月20日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「現在、私どもの前には、日向以上の『大聖人否定』の邪僧が出現している。釈尊に師敵対した提婆達多の『化身』のような極悪の法主であり、"提婆の宗" ― 『提婆宗』となってしまった。私どもは断じて戦わねばならない。悪人を追放せねばならない。… 法主を筆頭に一宗あげて悪行乱行の限りを尽くす日顕宗 ― これほど法を下げ、大聖人を辱めている輩はいない」と。
 吉川幸道師(離脱僧)も「日顕と共に、宗門を食いものにする早瀬義寛はじめ早瀬一族を断じて許してはなりません。即刻、宗門から追放すべきであると強く訴えるものであります」と。
5月20日  中外日報、能勢寿生師(大願寺執事)の私行を、隠し撮り写真入りで暴く。
5月23日  中外日報、東京都が「蘇生の会」(龍年光代表)との委託契約の解除を決定、と報道。
5月24日
 宗門、阿部日顕管長、東京第一布教区御親教((常泉寺)、「(学会問題の本質は) 学会の指導者に、本門戒壇の意義に対して根本的な誤りがあったこと」と。
5月25日
 宗門、大願寺(早瀬義寛師)、無許可無届けの納骨業務で、牛込保健所の調査を受ける。
 早瀬日慈師(重役)、脳梗塞で緊急入院。
5月26日
 顕正会、5月度総幹部会開催(川口総合文化センター)、「鉄石の十万人が立てば日本が動く
 浅井昭衛会長「仏法破壊の悪の団体が、仏勅のままに戦う仏弟子の団体を怨嫉するということは、まことに仏法の定理のままで面白い。学会がいかに仏法を破壊したか、その謗法の大綱を挙げれば次の三つです。いいですか。
 一つには、誑惑の正本堂を立てて御本仏の御遺命を破壊せんとしたこと。二つには、経本の観念文から「本門戒壇の大御本尊」を削除して、大御本尊の御威光を隠したこと。三つには、本宗の命脈たる唯授一人の血脈相承を否定したこと。この三つです。
 第一と第二はみんな知っていることだから説明を省き、第三の「血脈相承 の否定」について少し説明します。… 教学誌「大白蓮華」4月号には、このような記事を載せております。「血脈相承といっても特別の儀式の中になされるものではな く、信心のなかに受け継がれるものであり、… 異体同心の実践に励む一人一人の胸中において、血脈相承があるのである」と。すなわち ― 歴代の御法主から御法主へと血脈相承がなされるというのは嘘なのだ、一人 ひとりの学会員の信心の中に血脈があるのだ ― と云っているのです。これは明らかに、大聖人から日興上人、日興上人から日目上人へと、歴代御法主に伝わる唯授一人の血脈相承そのものの完全否定ではないか。
 阿部管長憎しのあまり、そして池田大作を偉く見せるために、ついに下種仏法の命脈たる金口の相承までも、学会は否定してしまったのであります。… これを仏法破壊といわずして、何を仏法破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいったい大謗法でありましょうか。…
 百万達成の時には、必ず十万人が集まる。日本の中で、大聖人に同心し奉る鉄石の団結を持った十万人が敢然と立ち上がるならば、日本の国は必ず動く。いよいよ国立戒壇建立も眼前である。…
 学会の妨害活動こそ、顕正会の一国広布の戦いが本格化したことの何よりの証拠である。… 正系門家の中に、日本の中に、大聖人の御遺命を奉ずる真の仏弟子の集団が出現するならば、偽物の団体は必ず亡ぶ。顕正会は大地震までに何としても百万の法城を築きたい」と。(「冨士」第334号 )
 第十二隊長に浅井城衛任命さる。
5月28日
 宗門、寺族同心会、阿部日顕管長「宗務院をぜひ信頼していただきたい。いままでも本当に誤りなくやってきたと思っております。これからもまず誤りなくやっていきたい。… このお言葉 (日興上人御遺誡の『時の貫主たりと雖も…』) はまことに正しい、すぐれた一切をお考えになっているお言葉だと思うんですね。私がもし狂った、間違ったことを云い出したら、皆さん方は、これは用いてはいけない。大聖人様、日興上人様の御指南であります。用いてはいけないとあるんだ。
 ただちに日顕なら日顕、日顕という私の立場のものにですね、私に対して反逆し悪口を云う、そういうふうに謗ることだということではないんです。用うべからずというのは、受動的な意味があるんです」と。
6月1日
 宗門、大白法、富士宮ヒューマンユニオンの "5.15文書" を受け、「訂正記事」を掲載。(「同誌」364号 )
6月1日
 押田雄勤師 (経説寺)、阿部日顕管長に「離山の書」を提出、青年僧侶改革同盟への参加を宣言。
6月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「日顕は、これまでの数々の所業を見ても『第六天の魔王』であることは明白であり、広布の最大の敵である」と。(「同誌」6月号 )
6月1日  リム出版、永島雪夫「創価学会 池田王国の崩壊 ― 副会長の告発」出版。
「創価学会の会長が3代目になってからの変質ぶりは日を追って大きくなったという。ついには本山日蓮正宗からも破門された。本書は現役の創価学会副会長、信徒、創価学会から脱会した人々、日蓮正宗住職たちから取材した生の声のドキュメントである」(「MARC」)
6月3日
 池田託道師(離脱僧)、阿部日顕管長を相手どり、名誉毀損の裁判を起こす。
6月6日  創価学会、教育部、主張大会を開催し宗門の愚行を弾劾。
6月7日
 顕正会、藤沢事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「この意義深き発迹顕本の地に、なんとしても大聖人の御報恩のために、爆発的な折伏を展開したい。… やがて弘通がしんしんと進んだ時に、竜の口の御頸の座に最も近い良き場所を選んで、御報恩のために大きな記念碑を建立したい。そしてその地続きに、顕正会の法城たる『竜の口会館』を建てたい。全日本人が、この発迹顕本の地を見て、涙を流すときがくる。その時が広宣流布である」と。
6月8日  中外日報、「日蓮正宗・師子身中の虫」の連載開始。
6月10/23日
 顕正会、6月度御書講義「四条金吾殿御返事」を拝読。(全国205会場)
6月10日  創価学会、ビデオ「これが日顕宗の正体だ! 改革派・青年僧侶の証言」を作製。
6月11日
 宗門、法敬院(海老原万道師)、創価学会員遺族80人が遺骨を総引き揚げ。
6月12日  創価学会、聖教新聞、「大村寿顕の悪行を暴く」の連載開始。
6月14日
 宗門、全国末寺に「日蓮正宗憂宗護法同盟」結成の声明書が、FAX送信される。
6月14日  創価学会、地涌、阿部日顕管長の修善寺温泉旅行を暴く。(「同」438号 )
6月15日
 顕正会、教学部、「末法相応抄」第3回講義。(板橋産文ホール)
6月15日  PKO法案、「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」成立。宮澤喜一内閣で、1991年12月3日に衆議院本会議で可決したものの、継続審議となっていた。1992年6月8日に参議院本会議で修正案が可決、6月15日に衆議院本会議で修正案を可決し成立した。
 国会論戦で日本社会党は徹底抗戦、日本共産党、社会民主連合と共に、牛歩戦術で投票を議事妨害。また、社会党衆議院議員137人全員が議員辞職届を提出、衆議院解散に追い込む作戦も行われたが、衆議院議長の櫻内義雄が辞職届を受理せず抵抗は頓挫した。当初、法案に反対であった公明党は突如賛成にまわったが、前年の創価学会への国税調査との関係が疑われる。
6月16日
 椎名法昭師(妙慧寺)、「憂宗護法同盟」の一員を名乗り、宗門離脱を宣言。
6月17日  創価学会、創価新報、「日顕、アメリカの歓楽街で大破廉恥行為」と、「シアトル事件」の宣伝開始、創価学会員ヒロエ・クロウを告発者に仕立て事件を捏造。
6月19日  創価学会、地涌、シアトル事件で「さあ日顕、ここまで書かれて反論の一つもできないのであれば"法主"の座を即刻去れ」と記し、阿部日顕管長を「工口坊主」と罵る。(「同」442号 )
6月22日  創価学会、聖教新聞、「世界広布に嫉妬する破廉恥法主は即刻退座を」と、シアトル事件を大宣伝。
 秋谷栄之助会長「この一事をもっても、即座に退座すべきである。… 正本堂訂正説法といい、禅寺墓事件といい、シアトルの事件といい、これほど不正直で "疵を覆い隠してきた" 品性のない男が法主を名乗っていること自体、御本仏への大冒濱である。信徒への大背信である」と。
6月25日  『蘇生の会』の不正を追及する品川区民有志の会、阿部日顕管長に対し公開質問状を提出。
6月26日
 顕正会、6月度総幹部会開催(川口総合文化センター)、「大石寺の姿を見れば日本の運命わかる」、6月度折伏成果 5,001名。
 浅井昭衛会長「私が憂いているのは、日本、はこれから月々年々にその危うさを増すということです。見てごらんなさい。日本を取り囲んでいるのは、ロシアと中国と北朝鮮でしょう。この三つの国は、すべて核兵器で武装し、毒ガスや細菌兵器を大量に保有している軍事大国です。… みんな日本を仮想敵国にしているのです。このような国々が日本を取り囲んでいることの現実を、よくよく見つめなければいけない。… もし日本を救うべき正系門家の信心が乱れるならば、磁石が鉄を吸うごとく日本に他国侵逼の危機は必ず迫ってくるのであります」。
 そして「大石寺の姿を見れば日本の運命がわかる」として、大正年間の宗門の混乱により日本が破局に至った事例を挙げ、「御遺命破壊の大悪事に協力し、未だ懺悔なき現在の宗門の混乱が日本の運命に重大な影響を及ぼす。…  顕正会は国にあっては諫臣、宗門にあっては争子である。… 濁悪の日本に、大聖人に同心し奉る百万の地涌の流類が出現して、御本仏の立正安国の師子吼を伝えるならば、日本は必ず動く。また御遺命守護完結も必ず成る」と。(「冨士」第335号 )
6月28日
 北近畿布教区宗務支院長 小板橋明英師(能栄寺)、「憂宗護法同盟」の一員として宗門より離脱。
7月1日
 菅野谷道師(元・常来坊)、阿部日顕管長・八木信瑩師・小川只道師を相手取り、不法行為の損害賠償を求め静岡地方裁判所に提訴。
 離脱僧12名、「潮」誌上で「権力に迎合し魂を虐殺した『邪宗門』」とのテーマで座談会。
7月1日  創価学会、「創価学会勤行要典に関する制定」を発表。観念文から「本門戒壇の大御本尊」を削除。(「大白蓮華」7月号 )
 大白蓮華、「巻頭言」、秋谷栄之助会長「もはや信心の命脈を失った宗門は、天魔・日顕が動けば動くほど、語れば語るほどその卑しい本性が露呈し、また悪徳僧侶・寺族たちの不道徳きわまりない数々の行為は世間の嘲笑の的になっている」と。(「同」7月号 )
 創価新報、「シアトル不祥事、第二弾」を特集し、阿部日顕管長を攻撃。
7月3日  創価学会、北イタリア代表幹部会、池田大作名誉会長「(日顕は)もはや正しき法主とはいえない … 大罪を犯した法主に従うことは、自分も重罪に通じてしまう … 私たちは、謗法の法主の信徒ではない」と。
7月4日
 宗門、池田大作名誉会長に対し、東京第二布教区宗務支院長名で信徒除名処分の手続をとる旨、「通知書」を送付し弁疎を求む。
「今般、貴殿の最近の各種会合における発言を調査したところ、左記理由によって、貴殿を本宗宗規第229条及び第230条に基づき、信徒除名処分に付すべきが相当と判断する。よって、貴殿に対し弁疏の機会を与えるので、本通知書到着後30日以内に到達するよう、当職宛て弁疏の書面を提出せられたい。平成4年7月4日 日蓮正宗佛乗寺 東京第二布教区宗務支院長 高橋信興(印)池田大作殿」
7月4日  中華人民共和国、人民解放軍部隊、南シナ海・南沙諸島(スプラトリー諸島)に上陸。
7月5日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長「こんな『法主の信徒』ではなく、私たち全学会員は『日蓮大聖人の信徒』でありたいと思うが、どうだろうか」(「同」7月5日号 )
7月6日  富士宮ヒューマンユニオン、法華講連合会委員長・柳沢喜惣次らを相手取り、名誉毀損で静岡地方裁判所に提訴。
7月6日  ベトナム社会主義共和国、南沙諸島への中国人民解放軍部隊上陸を抗議。
7月8/19日
 顕正会、7月度御書講義、「聖人知三世事」を拝読。(全国196会場)
7月8日  アメリカ創価学会インタナショナル(SGI)、日顕宗への抗議大会をホノルルで開催。「日顕の即時退座と日顕宗悪侶の即刻退去」を決議。
7月10日
 宗門、シアトル事件について「事実無根の虚偽の事柄を捏造」と院達。
7月15日
 中部布教区副宗務支院長・中島法信師(妙道寺)、宗門より離脱。阿部日顕管長の即時退座と宗務執行部の総退陣を「意見書」で要求。
7月15日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長、「信徒除名処分」について阿部管長を罵る。
「取るだけ取り、利用するだけ利用し、遊ぶだけ遊んで、そのうえ、自分に恩恵を与えてくれたものを切り、破壊しようとする。― それは『大悪』であると同時に、まっさかさまに自滅していく『大愚』の行いなのである。天魔は嫉妬に狂っているゆえに、その愚かさが自覚できない。… 寄生虫が、自分のほうからでていったのだから、こんなに、めでたいことはない。… 寄生虫が木から離れれば、木は、いよいよ栄えていく。… 寄生虫が、本体のほうを『破門』したり『除名』したりするのは、笑い話のような転倒である」と。
 秋谷栄之助会長「我々はもともと日顕の信徒ではない。いまだに日顕が、我々学会員を日顕宗の信徒だと錯覚しているなら、まことに迷惑千万である。… 逆に日顕を破門し、絶縁状を全国からつきつけてやろう」と。
 創価新報、「日顕のシアトル・スキャンダル、第三弾」を特集。
7月16日
 宗門、大白法、「シアトル事件」について反論。(「同」367号 )
7月18日  創価学会、聖教新聞、辻武寿副会長「日顕宗の坊主どもは、大聖人に師敵対し邪義に堕ちた五老僧の末流 … 日顕は、史上最低の無知、無学、無節操、無教養、無能、無慈悲な男」と。
7月20日
 顕正会、教学部、「末法相忘抄上」第4回講義。(板橋產文ホー儿)
7月22日
 憂宗護法同盟 (離脱僧グループの一つ)、京都市内でマスコミを集めて記者会見。
「我々3人は憂宗護法同盟の"代表者"ではなく"代弁者"だ。憂宗護法同盟の本体は、宗内にとどまっている。… 私たち3人は法的には確かに宗派離脱という形はとったが、宗内にとどまっている同盟本体の一部である。… 日顕法主を支持しているのは、中枢のごくわずかの取り巻きしかいない。… ほとんどが離れている。我々と連絡が取れて、はっきりとした意識をもっているということであれば、三ケタという数字を、はっきり申しあげておきたい。… 宗門の三分の一の寺院が離脱をすれば、宗門の機能は止まる。… 日顕並びに執行部の総退陣に向け戦う」と。
7月23日  創価学会、聖教新聞、シアトル事件の証人・ヒロエ・クロウの「供述書」を掲載。
7月25日
 宗門、法華講連合会夏季総登山、阿部日顕管長「(シアトル事件について) なんにも無いことを、さも本当に有ったことのように吹聴し、しかも証人まで挙げてでっち上げるという、まことに経文の『恐怖悪世』そのままの、常識では考えられない恐しさであります。もちろん皆さん方は、絶対にそういうものを信じられることはないでしょう」と語る。(「大白法」368号 )
 法華講連合会夏季総登山、御開扉において「中扉」が開かず。
「夏季総登山会の幕開けともいえる第一回目の御開扉が、二十五日午後一時半からおこなわれた。日顕が正本堂の導師席に着座する前に、まず須弥壇の銅色をした扉が重々しく左右に開いた。… ところが日顕が着座し、金と朱色を基調とした緞帳を擬した扉が上がり、いよいよ日顕が磬を入れようとしたとき、なぜかスルスルと緞帳のような扉が降りてきた。… およそ半分くらい降りてきたところで止まったのだ。… しばらくして、また緞帳の扉が上がった。そして、日顕が磬を入れようとしたところ、また再び扉が下がり、今度は三分の一くらい下がったところで止まった。… 導師席の日顕は、左横の僧を中啓で手招き、なにやら指示を出す。指示を受けた僧は、顔面蒼白となって小走りに須弥壇に向かう。… しばらくして再々度、扉が上がった。だが、日顕が磬を入れようとすると、少しではあったが扉がまたも降りてきた。またしても顔色を変えた僧が動き、須弥壇裏手の方にまわり、やっと扉は上がりきった。なんでも、最後は手動で上げたそうである」(「地涌」第465号 )
7月26日  第16回参議院議員通常選挙、PKO協力法が大きな争点となった。自由民主党は第1党の座を維持したが、単独で参議院の過半数を制するには至らなかった。一方、日本社会党は大きく議席を減少させた。PKO協力法に反対する社会党と、賛成する公明党・民社党の間で対立が激化し、選挙協力が進まなかった。公明党の比例区(全国区)得票数、641万票。
7月27日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (板橋文化会館)、「顕正会こそ如説修行の団体」、7月度折伏成果 4,797名。
 浅井昭衛会長「顕正会は御書講義のビデオ放映などで、全国の会場を借りているでしょう。その数は百何十ヵ所にもなりますが、その全ての会場に、今度学会が一斉に文書を送りつけてきたのです。… 一般市民を装っての投書の形にはなっているが、学会本部がこれをやっていることは歴然です。
『貴所においてしばしば集会を開いている「日蓮正宗顕正会」なる団体は、次のような問題をかかえております。今後の集会場所提供はお見合わせになった方が賢明かと存じます。
 一、七百年前の日蓮の思想「広宣流布」「国立戒壇」〈要するに一宗独裁国家〉の実現を目標に掲げている狂信的宗教団体。「国立戒壇」の思想は憲法で保証された信仰の自由に反するとして、日蓮正宗本山の大石寺でさえとうの昔に捨て去っているものを、この団体では未だに頑迷にこれを教理としている。…
 非常識な教理を信じ込ませ、異常な宗教活動に走らせる点では、かの悪名高い統一教会やオウム真理教等のインチキ新興宗教と何ら変わるところはありません。われわれ一般市民にとっては迷惑この上ない団体であり、この点からも集合場所の提供は見合わせていただければと存じます。平成4年7月4日』
 こういうわけなんだ(笑)、… 顕正会は合同結婚式なんかやらない(大爆笑)。… 顕正会の悪口はどうでもいいが、御本仏究極の御遺命たる「国立戒壇」について無惨にも「七百年前の日蓮の思想」などと言い放ち … 時代遅れで今日では通用しないと言っているのです。…
 なぜこの文書をこの席で紹介したかというと、喜び身に余るゆえです。… けなしているように見えるが、よくよく見ると、"大聖人の仰せのままに実践している熱烈で狂信的な団体"、これ実は褒めている言葉ではないか(爆笑)。さらに「宗門ですら捨てた国立戒壇の思想を、顕正会は未だに頑迷に守っている」と。これまた御遺命を堅持している顕正会をほめている(大笑)。まさしく彼らの悪口は、そのまま顕正会が大聖人の仰せのままに戦っている、如説修行の団体であることを立証するものではないか。私はこう見ておりますが、どうでしょうか(大拍手)。…
 将来、顕正会が百万を越えて一国において立正安国・国立戒壇建立を叫ぶ時、国立戒壇に対する怨嫉、顕正会に対する誹謗が必ず一国に起きてくる。この三類の強敵が現われるならば、広宣流布はもう眼前であります」と。(「冨士」第335号 )
 第五隊幹事に矢島正明任命さる。
7月28日
 宗門、池田山記念碑を撤去。
7月28日  創価学会、秋谷栄之助会長、阿部日顕管長に対し「宣告書 『日顕法主こそ永久追放』― 無意味な信徒除名通知を破す」を送付。
 創価学会男子部長・谷川佳樹、阿部日顕管長と柳沢喜惣次に宛てシアトル事件を問い糺す「質問書」を送付。(「聖教新聞」7月30日号 )
 地涌、阿部日顕管長を「エロ坊主」と罵る。「日蓮正宗の全僧俗は、末法の御本仏・日蓮大聖人に帰命するのか、エロ坊主にして二枚舌の日顕に帰命するのか、速やかに決断すべきときにきている。日蓮大聖人に帰命する者は、日顕放逐に決起すべきである」(「同」466号 )
7月31日  創価学会、全国県長会議(創価文化会館)、「日顕永久追放の決議」を採択。
「仏法破壊の悪法主・日顕こそ、宗開両祖からの『破門』は明かであり、我々は日顕を大聖人門下から『永久追放』することを宣言する。邪宗『日顕宗』の信徒たることなど、我々のほうから断じて拒否する。
 一、日蓮大聖人に弓を引く、大謗法の所行は、日顕に追随する信心なき末寺住職も全く同罪である。もし日顕が『破門』し『除名』したのだから、その願主名が入った寄進寺院の御本尊を替えるなどという愚かなことを考えているのであれば、その前に学会の寄進寺院から全住職は即刻退去し、ただちに全ての寺院を学会に返還すべきである。
 一、日顕に盲従するのみならず、その甘言にだまされ、走狗となって蠢動している一派についても、その罪は重大である。我々は、この師子身中の虫であり、天魔の眷属たる一派を断固破折し、その破和合僧の悪に対して徹底的に戦う」(「聖教新聞」8月1日号 )
8月1日
 宗門、大白法、「学会の大嘘を断じて許すな」と題してシアトル事件に再反論。(「同」368号 )
8月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「海外で聖職者にあるまじき不祥事を起こした日顕が、苦悩する世界の民衆に対して、どのような貢献をしたのでありましょうか。法主の権威をカサにきて『世界広布を許可した』などと思い上がる姿は、まさに『橋慢謗法』そのものであります」と。(「同」8月号 )
 アメリカSGI・ウィリアムス理事長、阿部日顕管長に対してシアトル事件と御本尊置き忘れ事件を追及した「質問書」を送付。(「聖教新聞」8月5日号 )
8月5日  創価学会、創価新報、「ウソつき日顕、シアトル事件でついに断末魔へ」と、シアトル事件・第4弾を特集。ヒロエ・クロウのインタビュー記事も掲載。
8月6日  中外日報、尾林広徳師 (宗門海外部長)の行状を暴く。
8月7日
 顕正会、特別講習会「近代宗門の歴史と今日の問題」開催、全国196会場。
 浅井昭衛会長、日蓮正宗が唯一の正系門家である三つの理由を示したのち、大正年間の「門下統合問題」「立正大師諡号問題」等によって国家に災難が起きたことを例として、今日の正系門下未曽有の濁乱こそ未曽有の国難の兆である、と。
「一、日蓮正宗が唯一の正系門家である理由
  ① 本門戒壇の大御本尊ましますゆえに
  ② 唯授一人の血脈相承ましますゆえに
  ③ 国立戒壇建立の御遺命堅持のゆえに
 二、近代宗門の歴史
  ① 幕末から明治の宗門
  ② 大正時代の宗門
  ③ 戦時中の宗門
 三、今日の問題」(「冨士」第336号 )
8月8日  創価学会、第3回長野県総会(長野研修道場)、「財務は最高の御供養」
 秋谷栄之助会長「広宣流布への財務は最高の御供養であり、大きな功徳があることは間違いありません … 従来、宗門に気を使って表現を遠慮し、何とか調和を取ろうと努力してきましたが、もう破門で無関係なのですから、堂々と『御供養』と言い切っていきたい」(「聖教新聞」8月9日号 )
8月10日  公明党、市川雄一書記長、党本部で軽井沢研修道場での池田発言を引き「名誉会長はこう話していた。"師弟の道とは師匠の仇を弟子が討つことだ。塚本(三郎民社党元委員長)の暴言を石田(公明党委員長)は見逃した。… 仇を討て! 私を守れ! 感謝の気持ちを持て! 学会を守れ!。… 最近は学会を裏切る議員が多い。何とかならないのか。… 選挙の勝利はすべて学会のお蔭。俺のお蔭だ。史上空前の選挙をやった。… 今年の党大会では、これまでどおり石田委員長の体制で行く"」(「乱脈経理」矢野絢也 )
8月11日
 宗門、「池田大作信徒除名処分の件」の院達を出す。
 池田大作名誉会長に対し、東京第二布教区宗務支院長名で「信徒除名処分通知書」を送付。
「今般、日蓮正宗宗規に基づき、貴殿を信徒除名処分に付したのでここに通告する。… 貴殿に対して7月4日付で通知書を送付し、通知書到着後30日以内に、当職宛に弁疏の書面を提出するよう通知した。期日(8月3日)を経過した8月4日に至るも、貴殿からは弁疏の書面の提出がなく、何らの意思表示もなかった。よって貴殿には、自已の行為についての指摘事実を全面的に認め、何らの弁疏を申し立てる意思もないものと判断し、所定の手続きを経て貴殿を信徒除名処分に付し、本通告に及ぷものである。これにより、貴殿は日蓮正宗信徒の地位を喪失し、今後信徒としての一切の権利を行使できなくなったことを念告する」
8月12日
 宗門、尾林広徳師・阿部信彰師等 6名の宗門僧侶、「シアトル事件」の現地調査を行う。
8月11日  写真週刊誌「FLASH」(光文社)、「スキャンダル暴露された阿部日顕法主の"下半身醜聞"」と題してシアトル事件を報道。
8月15日
 青年僧侶改革同盟、阿部日顕管長に対して戦争責任糾弾の書を送付。
8月17日
 顕正会、教学部、「末法相忘抄上」第5回講義。(板橋產文ホール)
8月17日  富士宮ヒューマンユニオン、阿部日顕管長・八木信瑩師を相手どり、団体交渉拒否で静岡地方裁判所に提訴。(「中外日報」8月20日号 )
8月19日
 宗門、海外信徒夏期研修会、阿部日顕管長「戒壇建立などというものは形式の形式、豆腐のおからのようなものである、と大作が昭和39年に云ってます。明らかに本門戒壇の上において、大聖人様の仏様のお心を勝手に、池田大作が自分で外してしまっているのです。… 正本堂をせっかく作っても、大聖人の三大秘法は正本堂によって極まったというような、我意邪見の考え方をもってきたところから大きな誤りがあり …」と。
8月19日  創価学会、創価新報、宗門高僧らのシアトル現地調査の様子を写真入りで報道。
8月20日  中外日報、阿部日顕管長が、龍年光の口座に1千万円を送金していた事実を暴露。
8月21日  龍年光、「有徳王」発行が財団目的に反する違法行為であることを認める。
8月22日  創価学会、聖教新聞、「日顕は五十年遊びつづけた腐乱坊主、インチキ法主は還俗せよ」との見出しで、柏原ヤスの談話を掲載。
 創価学会、全国県長会議で31人の副会長を選出。
8月24日
 宗門、行学講習会閉講式、阿部日顕管長、池田大作の戒壇についての「形式の形式、豆腐のおから」(昭和39年) 発言を再び批判。
8月24日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「『恩ある人』を踏みつけにする今の僧侶が、大聖人、日興上人の直系であるわけがない。… 現宗門は、『大聖人の魂』をまったく失ってしまった。日興上人にも違背し、反逆してしまった。『日蓮正宗』の名に値しない邪教に堕してしまった。… 『正法の敵』日顕宗の撲滅へ向け、各地で意気軒昂の戦いを展開してまいりたい。日顕は今、『シアトル事件』で紅蓮の炎に包まれ、のたうち回っております。この秋の追撃で『日顕永久追放』を断じて戦い抜いていこう」と。
 創価学会、阿部日顕管長に対し「御本尊トイレ置き忘れ事件」に関する、宣誓供述書を送付。
8月25日
 宗門、法華講夏季総登山、阿部日顕管長「私の顔が、シアトルのようなことをした顔に見えますか」と、シアトル事件を釈明。
8月25日  中外日報、憂宗護法同盟が阿部日顕管長に対し、シアトル事件に関する公開質問状送付を報道。(「同」8月20日号 )
8月26日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「首都圏直下の巨大地震も切迫
 浅井昭衛会長「最近、創価学会は日蓮正宗そのものを破壊しようと、近代宗門の裏面史をことさら歪曲して暴き立てております。それに対して宗門は、事実を隠そうとするだけで、宗門史の仏法上の重大性を見つめようとせず、ただ保身のために "法主無謬論" を繰り返すのみです。そして学会も宗門も、自ら犯した「御遺命破壊」という大罪には全く懺悔がない。また、この御遺命破壊により、日本に未曽有の国難が迫りつつあることの認識もない。だからいま、互いに醜い「修羅と悪竜の合戦」に血道を上げているのです。ここに私は、正系門家が今日の事態に至るまでの近代の歴史を仏法の上から見つめ、以て顕正会の置かれた立場と使命の重大さを全顕正会員が命に染めるよう、今回の特別講習会を開いたわけであります」、
 そして、未だに戒壇の大御本尊を誑惑不浄の正本堂に居え奉っている不敬がいかに恐るべきかについて、7月25日の法華講連合会の御開扉における不思議な現証を挙げ、「いま大正時代にも戦時中にもなかった七百年来初めての御遺命破壊、最大の不敬が行われている。ならば国家に未曽有の災難が起きてなんの不思議もない。私はただこのことを恐れ、憂えている。… 日本の破局の第一段階は首都圏を襲う大地震である。… 顕正会こそ大聖人の弟子として、迫り来る大災難を仏法の眼で見つめ、大衆救済の戦いを進めていかなければならない。大災難を逃れる道は、御本尊の御守護以外には絶対にない」と。(「冨士」第336号 )
8月26日  創価学会、各部代表者会議、秋谷栄之助会長「日顕宗の悪を断固撲滅せよ」と号令。
8月27日  創価学会、聖教新聞、「法主日顕 ― その異常性を診る」と題した、精神科医・高山直子の論文を連載。
 川崎地区部長会、秋谷栄之助会長「シアトル事件は聖職者たるべき法主にとって致命傷、… 日顕は仏法上から、国法上からも、厳しく裁かれるべきであり、天魔とは徹底して戦おう」と。
8月28日
 宗門、全国教師講習会、阿部日顕管長、本門戒壇の誑惑を事実上認め、自著「国立戒壇の誤りについて」と「本門事の戒壇の本義」を破棄したい旨の意を示す。
「国立ということを言ってんのは浅井昭衞のほうの妙信講で、今でも盛んに言ってますな。国立戒壇って。ということを言っていますがねー。私はね、このー、やはりですね、過去において学会との、ハハハ、在り方の中でいろいろ私も変なことを書かされちゃったが、まっ、一遍、国立戒壇に関することを私はある時期に、全部、御破算にしちゃおうかなと思っているんだけれども、まずいかねー。ありゃもう、一切廃棄する破棄すると宣言したらどうかな、どうだ面白いだろうな。(拍手)おお、ありがとう。エヘッ。…
 国立という考え方は、国の機関が作るということになりませんか? 国ってものがね。つまり国ってのは一つの、人が確かに作ってるもんだけども、国という機関だね。… 憲法においてそれはもう絶対にできないことであり、不可能なことである。… 機関が作るということになるとなんかこのー、大聖人様のお心の精神がこもらないんじゃないか。なー、そんな感じがしませんか? そうだろ? あー、みんなよくこれを知ってくれて結構だ。
 そこで私が思うのは、こういうことを言おうと言ってんじゃないよ。私はそれほど偉くないから。あのー、これからこういうふうにしようと敢えて言わないけどねー、ひとつの考え方としては、もし言うならばの話ですよ。言う必要もないかもしれない。三大秘法抄の戒壇、一期弘法抄の戒壇、すなわち御遺命の戒壇で私はいいと思っている。それ以上、特になんだかんだと言う必要はないけれどもだね。敢えて、もし、敢えてだね、一応言うってんじゃなくても、一つの考え方としてもし言うなら、『国主立』という言い方はどうだろうかと、こう思うんだよね。『国主立』だね。『国主立』となるとこれは国家の機関でなく人間的な意味がそこに入ってきませんか。
 国主ということは、その国その国の、その時その時の政治形態において、とにかく主人である。なんでもできるのである、やろうと思えば。だから国主がですね、国民でしょ、今は。主権在民だから国民が国主なんだ、日本の国は。そうすっと、国民が将来その憲法改正し、こういうことをしようってだけの決議ができるだけの数になればいいね。これ憲法違反じゃなく、可能ではあるということが言えるな。と同時に機関が作るんじゃなく、あくまで人が作る。つまり、大聖人様の御仏智を正しく受け継いだ、複数か単数かは別としても、ともかくそういう方がその尊い信心の上から、その意味をもって作るということは、言えるんじゃないですかね。ですから『国主立』という言い方にすれば、そういう面でも異論がないじゃなかろうか」(「地涌」第492号 )
8月28日
 顕正会、千葉県警柏署による不当逮捕拘留事件起きる。
8月29日
 宗門、全国教師講習会閉講式、阿部日顕管長「決して宗務院は、『何も云うな、我々の考えに付いてこい』とは云っておりません。『法主の考えだけが独尊であり、正しいのである、他の僧侶どもに文句を云わせない』というような考えは、私には毛頭ありません」と。
8月29日  創価学会、北海道大勝利総会、池田大作名誉会長「日顕宗は、ただ保身と贅沢のために仏法を利用し、正しき信徒を弾圧するだけの"牢獄"と化してしまった」と。
9月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「謗法まみれの極悪人から今さら『信徒』扱いされること自体迷惑であり、日顕こそ既に宗開両祖から『永久追放』された身である旨の『宣告書』を突き付け糾弾し、さらに法主退座まで追いこんでまいりたい」と。(「同」9月号 )
9月4日  創価学会、聖教新聞、「高野日海の行状を暴く」の連載開始。
 地涌、阿部日顕管長の「国主立戒壇」発言について「日顕は先師 (日達上人)の御指南に反し、顕正会の邪義ににじりよった」と批判。
「顕正会は、先師・日達上人が誤りであると指摘された「国立戒壇論」を改めなかったため破門されたのである。… 正本堂の意義は三大秘法という本宗の根幹に関わる問題である。その正本堂の意義がクルクル変えられるようでは、日蓮正宗の教義はいったいどうなっているのかということになる。ところが、狂乱する日顕は先師の御指南をまったく無視して、三大秘法の本門事の戒壇について珍説を発表した。日顕は、先師・日達上人が仏法正義を守るため破門された顕正会の邪義に、みずからにじり寄ってみせているのだ。… 日顕は、顕正会の復帰を考えているからこそ、正本堂の意義の改変をおこなったのだ。…
 この日顕の理論でいけば、現在の正本堂が、広宣流布の暁に本門の戒壇堂となるわけではない。「国主立」としてふさわしい手続きを経て、改めて建物を建てようというものである。これは正本堂の意義を低め、同時に正本堂建立の発願主である池田名誉会長の地位を貶めようというものであり、ひいては正本堂建立に膏血をしぼって御供養した創価学会員の赤誠を無に帰そうというものである。
 これはまた、正本堂から奉安殿などに戒壇の大御本尊様を御遷座する企みをも有するものである。日顕宗では「チョボチョボ」の御開扉希望者では、正本堂での御開扉は採算が合わないと嘆いている。先師の「訓諭」などに反して、日顕が正本堂の意義を変えようとする背景には、宗教性ではなく採算性と政治性があるのだ」(「同」第492号 )
9月8日  創価学会インタナショナル、世界学生会議、「破仏法の悪僧・日顕 永久追放宣言」を採択。
9月9/23日
 顕正会、9月度御書講義、「種々御振舞御書」を拝読。(全国190会場)
9月10日  創価学会、SGI青年研修、秋谷栄之助会長「宗門問題の元凶は極悪法主」と。
9月12日
 顕正会、竜の口法難御報恩勤行会、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長「大聖人様は何に因って御本仏の大境界・無作三身の仏果を得給うたかというに、それは、乃能究尽の学識でもなければ、楽説無礙の弁才のゆえでもない。実に、立宗以来の『一心欲見仏・不自惜身命』すなわち身命も惜しまぬ御修行に因る。では、私たち凡夫が成仏させて頂くのは何に因るかといえば、これまた『一心欲見仏・不自惜身命』の信心以外にはない。
 これを少し説明すれば、大聖人は、御自身の当体(一心)即妙法蓮華経の五字なりとの御境界を、不惜身命の御修行によって証得あそばして下種本仏と成り給い、我等凡夫は、御本仏日蓮大聖人を一心に見奉らんと身命も惜しまぬ信心に立つとき、始めて成仏させて頂けるのである。…
 発迹顕本の願主の四条金吾殿も不惜身命、本門戒壇の大御本尊の願主となった熱原の法華講衆も不惜身命、ならば、国立戒壇建立を熱願する者、また不惜身命でなくては、この大仏事は絶対に叶わない」と。
9月12日
 渡辺雄悦師(青年離脱僧)、阿部日顕管長の「国主立戒壇」について「日達上人が『正本堂は広宣流布の暁に本門寺の戒壇たるべき大殿堂なり』と示された訓諭に真っ向から背く大邪義であり、恐るべき師敵対」と批判。
9月12日  創価学会、地涌、「血脈相承批判」の連載を開始。
「日顕は、大石寺でおこなわれた全国教師講習会の「講義」(8月28日)において、「血脈相承」について話をした。… 日顕は、「兒貫首ということがおこなわれた時代があるんです。…」と述べた。日顕は十歳の童子が「血脈相承」を受けた時代があったことを公式に認めた。… ここで「時代的背景」により「血脈相承」のあり方、"法主"のあり方が違ってくる(あるいは違ってもよい)ということを、日顕が公式に認めたことは特筆に値する。… 十歳の稚児に甚深の法門など伝えようもないだろう。… 日顕は、稚児貫首に触れ、「みんなが支えて、そしてその血脈を伝持していくというその宗団情勢があったわけだね」と結論している。… この相対的な存在である貫首に、"信伏随従"することが信心であると主張することは、移ろう波影に帰命するようなもの。正しくは絶対的に日蓮大聖人の教法に"信伏随従"すべきである」(「同」第500号 )
9月13日
 憂宗護法同盟 (離脱僧グループ)、宣伝紙「同盟通信」を創刊。
9月14日
 顕正会、教学部、「末法相応抄上」第6回講義。(板橋産文ホール)
9月14日
 石井信広師(本山学衆課在勤)、宗門より離脱。
9月15日  創価学会、調布地区部長会、秋谷栄之助会長「日顕宗は仏敵であり、卑劣きわまりない関快道は極悪の魔僧である。仏法破壊の魔僧を野放しにしてはならない。… 仏敵・魔僧とは中途半端に、妥協してはならないし、断固追放すべきである」と。
9月16日  創価学会、渋谷区ビクトリー地区部長会、秋谷栄之助会長「仏敵の日顕宗、仏法を破壊する天魔・日顕に対しては、心の底から怒りをもって徹底して戦え」と。
 創価新報、阿部日顕管長の "海外御親修での夜遊び" を写真入りで報道。
9月17日
 宗門、阿部日顕管長、シアトル事件でヒロエ・クロウから、名誉毀損で提訴さる。賠償請求額 62億円。
9月19日  創価学会、婦人ルネサンス講座、精神科医・高山直子「未生怨の世界 ― 日顕の歪んだ母子関係を解明する」と題し講演。
9月20日
 宗門、大修寺法華講総登山、阿部日顕管長 "本門戒壇" に言及。
「日達上人の時に(池田大作は)我見慢心でひどい謗法をなし、それはひどかったです、色々な面でね。私自身がその渦中に入ってしまっておりまして、その流れの中で慚愧にたえない面もある。…
 一体何からおかしな事になってきたかというと、池田大作が三大秘法の教えを根本的な所で狂わせて、多くの人間に指導したからであります。… 見極めてくると根本はそこにあるのです。… もっと根本的に云えば、本門戒壇に関する池田大作の指導なり、言動です。正本堂問題も起こりました。池田大作が着工大法要で戒壇が正本堂だという事をはっきり云っている。…
 その後正本堂の定義は変わりましたが、あれは大作の本意ではなかった。だから宗門を恨み、日達上人を恨んだのです。それが元になって52年路線を打ち出したのです」と。
9月20日  創価学会、文化親善家族祭、池田大作名誉会長「学会を迫害し、破壊しようとした日顕宗の末路は、仏法の因果に照らし、余りにも明らかである。目を覆わんばかりの無信心、非常識、腐敗、退敗、人格異常の現宗門に対し、永遠に追撃の手をゆるめてはならない」と。
9月22日  中外日報、池田大作名誉会長を「有徳王」になぞらえ、「現代の覚徳比丘出現する時こそ今」との論文掲載。
9月24日
 弘川雄登師(大栄寺)、宗門から離脱。
9月25日
 宗門、宗務公報、シアトル事件について「一切存在しない」、「学会が御法主上人猊下の御退座・失脚をもくろみ、血脈の尊厳を否定せんとして仕掛けた謀略」と。
9月25日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、9月度折伏成果 5,629名。
 浅井昭衛会長、千葉県柏市における不当逮捕事件こそ、顕正会を陥れんとの魔障であることを示し、この事件の背後にある存在について「本年に入ってからの様々な顕正会への妨害もその根は一つ。顕正会が三十万となり、百万となり、国立戒壇の正義を一国に顕わすことを最も恐れている者がこれをやっている。しかし顕正会は卑劣な妨害を受ければ受けるほど、ますます強く逞しく、光り輝いてくる。…
 たとえ讒言による悪口中傷であろうとも、正しい顕正会の名前が知れ渡ることは、御本仏の御遺命たる国立戒壇の正義が、一国に広まる瑞相である。… 三十万達成を前に三類のはしりが出たことこそ、三十万の仏法上の意義がいかに重大であるかの証拠である」と。
 壮年部長に横田高明任命さる。
9月25日
 小倉雄存師 (日正寺在勤)、宗門から離脱。「離山の書」で阿部日顕管長の国主立戒壇を批判、「このたび離山の決心を固めた理由の一つは、貴殿が『国主立戒壇』という『己義』を構えたことです。... 貴殿は、かつて日達上人が破門した顕正会との妥協を図ろうとした」と記す。
9月25日  創価学会、第58回本部幹部会 (創価国際友好会館)、池田大作名誉会長「日蓮大聖人も、御自身が『信徒の葬儀』を執行された例は、御書には一つもない。日興上人はじめ弟子の方々も、同様に信徒の葬儀を行われていたという記述はない。… 今や宗門では大聖人、日興上人の御精神は、まったく失われ、金もうけのための『宗教屋』になり下がってしまった。宗門は完全に『法滅』の姿である。こうした歴史を見るとき、学会の『友人葬』『同志葬』、また同志による『追善動行会』等は、不思議にも、釈尊と大聖人の時代と同じ在り方になっている」(「聖教新聞」9月27日号 )
9月26日  創価学会、武蔵野幹部会、秋谷栄之助会長「法滅の法主は即刻退座を」と。
9月27日  創価学会、学術部、「人間主義宗教の復権 ― 日顕宗の誤謬を破す」とのテーマで。シンポジウムを開催。
9月29日  中外日報、阿部日顕管長の出自についての秘密を暴く。
10月1日
 正信会報、「時の貫首たりと雖も」と題する研究論文を掲載、妙信講解散処分の経過を記す。(「同」63号 )
10月1日
 顕正会、壮年部班長会開催。浅井昭衛会長、宗門濁乱のなか顕正会だけが、宗開両祖の御意に叶う折伏を行じていると指摘。現当二世にわたる幸福は三大秘法の信心以外には絶対にないこと、切迫する巨大地震・北東アジアの危機等について言及し、「どれほど世の中が乱れようとも、強き信心に立つ者は、必ず不可思議の御守護を頂く。大聖人様は四条金吾殿に対して『何なる世の乱れにも、各々をば、法華経・十羅刹助け給へと、湿れる木より火を出し、乾ける土より水を儲けんが如く、強盛に申すなり』と仰せられている。… そこで思うことは、大聖人様が『湿れる木より火を出し、乾ける土より水を儲けん』の御一念で私たちをお守り下さるのなら、私たちもまた『湿れる木より火を出す』の一念で大聖人様に御奉公しなければ申しわけない」と。
近代宗門の歴史と今日の問題」講義録発刊さる。(「冨士」336号 )
 冨士、特別レポート「関東大震災にみる大地震の惨禍」(海老原秀夫)掲載。(「冨士」第336号 )
10月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「日顕宗は、人間を見下して、抑圧、搾取し、不道徳な行為にも全く恥じることなく悪行を重ね、『権威主義的宗教』そのものになっております。… しかも大御本尊を、全く自らの私利私欲のために私物化していることは、大聖人の御心を裏切るものであります。… 世間に恥さらしの悪僧たちを徹底的に対治し、日顕を退座に追い込んでいくことが、仏弟子の使命」と。(「同」10月号 )
10月3日  創価学会、久野健SGIアジア部長、旧知の間柄の福田毅道師を本地寺に訪ね勧誘工作。
「10月3日の会談で、久野氏が「5千万円までなら出せる」と、離脱の見返り条件を提示。… しかし、福田住職は、この離脱勧誘を拒否。逆に、10月下旬に『離脱勧誘始末記』『創価学会幹部3名による離脱勧誘の件』なる文書を宗門内外に配布した」(「週刊実話」平成12年4月27日号 )
 創価学会は事実無根と提訴(12月19日)したが、東京地方裁判所は、原告(創価学会)が5千万円を提示したことを認定した。創価学会はさらに控訴したが、東京高等裁判所はこれを棄却した。
「東京高等裁判所 平成12年(ネ)2224号判決 本件控訴をいずれも棄却する。本件は、宗教法人日蓮正宗の僧侶である被控訴人福田毅道(福田)が、日蓮正宗の関係者及び創価学会会員に対し配布した文書や日蓮正宗全国教師指導会でした発言において、宗教法人創価学会の幹部会員である控訴人らが、福田に対し、日蓮正宗から離脱すれば創価学会が五〇〇〇万円まで出す用意がある旨を話したとの虚偽の事実を摘示したとして、名誉毀損による不法行為であり、日蓮正宗の代表役員で管長かつ法主の被控訴人阿部日顕(阿部)も共同不法行為責任又は代理監督者責任を負うと主張して、控訴人らが被控訴人らに対し、慰謝料の支払と謝罪広告の掲載を請求した事案である。…
 本件公表は、その名誉毀損性が認められないうえ、社会通念上容認できる限度を超えていないものと認められるのであって、不法行為であるとは認められない。したがって、その余の点について判断するまでもなく、控訴人らの被控訴人らに対する請求はいずれも理由がない。よって、控訴人らの請求をすべて棄却した原判決は相当であって、本件控訴はいずれも理由がないので、主文のとおり判決する」
10月4日  創価学会、首都圏学生部学内大会、秋谷栄之助会長「日顕は極悪法主」と罵り、町田の記念幹部会で「日顕宗の極悪の所業は、御書に照らし先師の御指南に照らしても、仏法上の大罪にあたる」と。
10月5日
 宗門、中堅僧侶有志で月刊誌「妙教」発刊。
10月5日  創価学会、聖教新聞「社説」、「権威の幻にだまされてはならない。… 今こそ大追撃の時である。日顕を責め続けることが、仏法の『正義』の証明である。私たちは、極悪日顕を永久追放するその日まで、追撃の手をゆるめてはならない」と。
 東京・調布区創価学会、関快道師に対し「『C作戦』に関し関快道の責任を問う」を送付。
10月6日  創価学会、墨田・江東合同幹部会、秋谷栄之助会長「堕落僧・高野日海を断固撲滅せん」と。
 大白蓮華、特別号⑨「破廉恥日顕よ、どこまで猊座を汚すのか!」を掲載。
10月7日  創価学会、創価新報、「やっぱり首謀者は日顕だった」と、C作戦の密議を暴露。
10月8日
 宗門、日忠上人250回忌法要(総本山)、阿部日顕管長「今日、創価学会は様々な誤りを犯しておりますが、そのうちの一つとして、最近、彼等が決めた観念文には、日目上人までの御報恩はあるけれども、日道上人以下は全く削ってしまっております。これは実に、報恩の道にも外れ、また、仏法の伝承の筋道にも全く反したところの我見・我意の在り方であり、我々は今後、その謗法の姿をはっきり指摘していくべき必要があると思うのであります。本宗の正しい法脈はけっして日目上人をもって消滅したのではなく、常に唯授一人の血脈付法をもって伝えられておるのであります」(「大日蓮」第561号 )
10月8日  富士宮ヒューマンユニオン、阿部日顕管長を相手取り「団体交渉を求める地位確認」請求訴訟を静岡地方裁判所に起こす。(「中外日報」10月22日号 )
10月8/21日
 顕正会、10月度御書講義、「種々御振舞御書」を拝読。(全国191会場)
10月10日  創価学会、壮年部幹部会、池田大作名誉会長「宗門は、仏法史上かつてない御供養の誠を尽くした学会を、取るだけ取ったら、冷酷に切り捨てた。しかも始めからその計画であった。… これまでは学会は宗門を守りに守り拔いてきた。しかし、宗門が、もはや『信者』ですらない大謗法になった以上、私どもは永久に許してはならない。徹底して破折しぬく決心で戦っていきたい」と。
10月12日  中華人民共和国、第14回共産党大会、「海洋権益の防衛」を打出し軍事力拡大を宣言。
10月13日
 宗門、院達、正信会工作を全面否定。
10月13日
 顕正会、御大会式、本部会館で厳修、「中国の軍備拡張がやがて日本の驚異に」。
 浅井昭衛会長「本宗の御大会式には二つの重要な意義がある。一つには、大聖人の非滅現滅・常住此説法の御化導を寿ぎ御報恩申し上げること。二つには、大聖人の御遺命達成に仏弟子として不惜身命の誓いを新たにすること」と述べ、一については寿量品の自我偈の「為度衆生故・方便現涅槃・而実不滅度・常住此説法」の経文を引き、二については申状の大精神を挙げた。
 そして「私は、国家にとって最も重大な問題は防衛問題だと思っている。政治家は耳ざわりのいい「福祉」ばかりを選挙のエサにするが、国民の生命・財産を他国の侵逼から守ることこそ、最大の福祉ではないか。ところが日本では、これほど重大な国家の防衛を、どういうわけか冷ややかに見る風汐がある。そんなことでは独立国家は成り立たないのです。しかし今までそれでどうやら済んできたのは、実は米国が日本の防衛をやってくれたからに他ならない。平和憲法があるからではない、米国の傘の中に日本が入っていたからなのです。ところがこのところ、アメリカの経済力に陰りが見えてきた。…
 いま中国は経済的に極めて苦しい。では、苦しいその中国がどうやって高額の最新兵器をロシアから買うのかといえば、その資金は日本からの経済援助ですよ。つまり日本国民が納めた税金が、中国の戦略核ミサイルとなり航空母艦となるのです。中国はもっともっと日本から経済援助を受けたい。… そのためには日中友好のムードを盛り上げなければならない。… 日中国交正常化二十周年を口実にした今度の「天皇訪中」が、中国側から強く求められたのです。中国が天皇訪中にいかに熱心であったかは、過去1年間に7回も要請しているその異常さに表れております。… いよいよこれから、莫大な経済援助が中国に求められるまま、行われることでしょう。…
 では、この国交回復のパイプ役を務めたのは誰かというと、実は池田大作でありその私兵・公明党なんですね。… 正本堂の発願式が行われたのが昭和42年、その翌年の43年9月には、池田が創価学会の学生部総会で「日中国交正常化」について提言を行い…これを受けて公明党の竹入が何度も訪中して…共同声明をまとめ、…かくして実現したのが20年前の「日中国交回復」だったわけです。この調印をしたのが昭和47年9月29日、ちょうど正本堂落慶の直前のことです。まさに正本堂の建設と同時進行の形で、日中国交回復が進められていたわけですね。
 そして今や中国は、日本の膨大な経済援助により、北東アジアにおいて覇を唱えんとしている。その動きは、すでに尖閣列島と南沙群島の領有権の、一方的主張に示されております。まことに御遺命破壊の正本堂と、日本を脅かすに至るであろう日中復交、この両方に池田大作が関わっていたことに、不思議な符合を感ぜずにはいられません。…
 いま、激動する北東アジアの軍事情勢の変化の中で、日本を救う方法は広宣流布・国立戒壇建立以外にはない。そしてこの戦いを進めるものは顕正会以外にない。本日の御大会式に当たり、いよいよ広宣流布・国立戒壇建立への不惜身命の決意を、大聖人に誓い奉ろうではないか」と。(「冨士」337号 )
10月13日  創価学会、訪中の池田大作名誉会長、李鵬首相と会談。
10月14日
 宗門、早瀬義寛師、法道院副主管となる。
10月15日
 顕正会、教学部、「末法相応抄上」終講。(成増区民センター)
10月17日
 渡辺慈済師(大経寺)、宗門より離脱。
10月18日
 宗門、細井琢道師 (実修寺、細井日達管長の二男)、阿部日顕管長に対し「宗風刷新への進言」を送付。
10月19日
 渡辺慈済師、聖教新聞に「日顕よ、今こそ名誉会長に謝罪せよ」と題する上書を寄稿。
10月20日
 成田雄伴師(広説寺在勤)、宗門より離脱。
10月22日  創価学会、聖教新聞、細井琢道師の決起を報道。
 本部幹部会、池田大作名誉会長「『法』を尊ぶといいながら、その法を弘める『人』を卑しみ、バカにする。それは実は『法』をバカにしているのである。見下しているのである。… 『法を弘むる故に』人は尊いのである。宗門は、まったく『法を弘むる』ことがない。ゆえに、どんなに偉ぶってみせても少しも尊くないのである。… 大恩を忘れて、恩を仇で返したのが日顕である。… 絶対に許されることはないであろう。… 私どもは、いよいよ堂々たる言論戦を繰り広げたい。『悪』に対しては『強気』で責めねばならない。戦わねばならない。弱気であったり、臆病であっては、つけ込まれてしまう。… 現宗門が門閥・閨閥にとらわれ、『特権』を追い求めている醜い姿は、… 提婆達多の眷属であり、『提婆の一類』の証明である」と。
 さらに、大橋正淳師・渡辺慈済師・成田雄伴師・細井琢道師の宗門離脱をあげ「日顕宗の崩壊は目前であり、日顕退座は時間の問題」と。
10月23日  天皇陛下、中華人民共和国ご訪問。
10月23日  創価学会、聖教新聞、「袈裟を着たカリギュラ ー ローマの"狂帝"と平成の"狂法主"」を掲載。
10月24日  創価学会、関西最高会議、池田大作名誉会長、日興上人廿六箇条を引用し「現宗門は、二十六箇条の『ことごとく』に違背し、… 『反日蓮大聖人』『反日興上人』の邪教である。邪宗『日顕宗』と呼ぶほかない。… 学会あればこそ、宗門は『正宗』たりえた。学会が正宗を正宗としたのである。学会を離れれば邪教である」と。
10月27日
 顕正会、10月度総幹部会開催。(川口総合文化センタ一)
 浅井昭衛会長、三十万法城の意義について「国立戒壇のゆえに死罪にも等しい解散処分を受けた顕正会が、潰れもせずに、ついにいま三十万になるということは、まさに御遺命の正義が正系門家に蘇り、国立戒壇が必ず日本に建立されるという大瑞である」と述べ、正系門家における顕正会の「争子」としての重大なる立場に言及。
 ことに8月28日の全国教師講習会における阿部管長の国立戒壇の正義を事実上認めた重大発言を挙げ、「論旨のはっきりしない所はあるけれども、この中で述べられていることは、結局、『国立戒壇』と同じことでしょう … 阿部管長は『国立戒壇というと憲法違反になるから』なんて心配しておりますけれども、自ら『憲法を改正する』と言っているわけですから、違反も何もあるわけがないでしょう。こういう所が、論旨が暖昧だというのです。
 しかし私はもう、揚げ足は取らない。… この発言こそ顕正会の諫暁と死身弘法によって御遺命の正義が蘇りつつある姿。… 池田のような第六天の魔王がその身に入った大悪人ですら、御本仏の御遺命だけは絶対に破壊できない、御遺命の正義は御本仏の御威徳により必ず正系門家に蘇るということの現証」と断言。
 さらに「三十万達成を機に、私はさらに諫暁の御奉公をせねばならぬと決意している。たとえ顕正会はどうなってもかまわない。戒壇の大御本尊様への不敬解消さえなれば、顕正会は他に求めるものは何もない」と不敬解消への決意を披瀝。
10月27日  創価学会、秋谷栄之助会長、豊島区地区部長会で早瀬日慈師を罵倒。
10月 日
 宗門、ロサンゼルス地方裁判所に対し「シアトル裁判」却下の申し立て提出。
11月1日
 顕正会、冨士、特別レポート「日中国交回復と池田・公明党の役割」(海老原秀夫)掲載。(「冨士」337号 )
11月2日
 細井琢道師(実修寺)、宗門を離脱。
11月2日  創価学会、第二東京広布30周年記念総会、池田大作名誉会長「学会を『破門』した日顕宗、… 私どもは、謗法の日顕宗を対治するまで断じて戦いぬく。… 極悪は徹底して『強く』責めねばならない。"責めすぎる"などということはない」と。
11月3日  創価学会、「創価文化の日」記念の集い、精神科医・高山直子「日顕の病理性をつく」とのテーマで講演。
11月4日  創価学会、創価新報、細井琢道師・渡辺慈済師の宗門離脱を宣伝。
 創価新報、阿部日顕管長の芸者遊び写真捏造、宗門高僧の古希祝いの席に夫人同伴で招かれた管長の写真に、トリミング・修正を加え掲載。
11月7日
 顕正会、11月度御書講義、「種々御振舞御書」を拝読。(全国194会場)
11月7日  創価学会、全国県長会議、秋谷栄之助会長「日顕宗が壊滅への一途をたどっている今こそ、徹底的に糾弾していく時である」と。また平成5年を「勝利の年」とし「邪悪な日顕宗を断固粉砕して完全勝利をつかむ」と宣言。
 正木正明青年部長、阿部日顕管長に対し「『C作戦』遂行に関わる日顕法主の重大責任を糾す」と題した質問書送付。
11月9日
 成田樹道師(法布院)、宗門を離脱。
11月10日
 東北第一布教区副宗務支院長・西田誠道師(法典院)、濱口寛正師(東漸寺)、宗門を離脱。
11月10日  週刊読売、山崎尚見副会長インタビュー掲載。
「 ― とにかく学会としては、絶縁されても、あくまでも日蓮正宗で行くわけですね。
 もちろんです。改めるべきは"日顕宗"の方ですからね。
 ― 学会側から折れて、和解へという道はありませんか。
 こちらが折れることは、絶対にありません。ただし、宗門が反省すれば話し合いにはいつでも応じる用意はあります」(「同」11月24日号 )
11月11日  創価学会、「文京の日」記念の集い、秋谷栄之助会長「日顕に法主の資格はない」と。
11月12日
 成田宣道師(浄圓寺)、宗門を離脱。
 浄圓寺所蔵の日寛師書写の常住本尊、のちに創価学会がコピーして頒布。
11月12日  中外日報、宗門高僧の内部告発文を掲載。
11月13日  創価学会インタナショナル、初代教学部長に斉藤克司が就任
11月14日  創価学会インタナショナル、 第15回総会開催、池田大作SGI会長「宗門はバカだ、閻浮第一の悪人です。閻浮第一の愚か者、閻浮第一の嫉妬深い、情けない連中なのであります。… 私共は、極悪日顕についに勝ちました。…『こんな野郎は、クビを切りたい』と ― こんな仏は "ホットケ" ばいい。情けない男達です。… 猊下の話なんて、全然わかんねえや。バカなんだね、本当に誰もわかんない。じいっと黙って聞いてさ、わかる? … 今の日顕なんて、仏教を知ってませんよ。… 日顕は、民衆を『ボンクラども』と云うんですよ、どうですか、許せますか。我々を『あの野郎』と云っているんですよ。失礼じゃありませんか。あんな奴にナメられて。… 私達は、大聖人の本当の直結の御本尊もちゃんとありますから、何にも心配ありません。正々堂々と、世界の創価学会、世界創価宗、日蓮創価宗でまいりましょう。永久に、永久に日顕宗とは決別します」と。
11月15日
 顕正会、日目上人御報恩勤行会、本部会館で厳修、「大聖人・日興上人の御遺命を身読実践
 浅井昭衛会長、日目上人の行体堅固と死身弘法に言及し「日目上人の死身弘法の御振舞こそ、大聖人様が『身命を捨てて法を弘むべし』と仰せられたことの身読、また日興上が『未だ広宣流布せざる間は身命を捨てて随力弘通を致すべき事』と遺誡せられたことの実践であられた。そして、この日目上人の御精神を鑑として、広宣流布・国立戒壇めざし死身弘法に励んできたのが日蓮正宗七百年の伝統であった。
 ところが今、広宣流布の前夜に至って、どうしたことか正系門家の折伏・広宣流布は完全にストップしてしまった。… いま全顕正会には、三十万達成を眼前にして、いい知れぬ緊張感が張りつめ、涙の出るような真心の折伏が全国で連日展開されている。このような清らかな死身弘法の団体が、日本のどこに、宗門のどこにあろうか。まさに顕正会こそ、日目上人の御精神を今日に受け継ぎ実践しているただ一つの団体である」と。
11月15日
 改革同盟 (離脱僧グループ)、阿部日顕管長に対し「血脈、戒壇に関する日顕猊下の妄言を破す」と題する書を送付。
11月15日  創価学会インタナショナル、54ヵ国代表研修会、池田大作SGI会長「日顕が極悪人であることは、各国の方々も、今や、十分おわかりのことと思う。… もはや、あんな低級な人間は相手にする必要はないと思う。汚らわしい者は、もう相手にせず、完全に卒業し、見おろし …」と。
11月17日
 宗門、総本山で日開上人第五十回忌法要を奉修。
 全国教師指導会、阿部日顕管長、池田大作名誉会長の「日蓮創価宗」発言を批判。
11月17日  ロサンゼルス地方裁判所、「シアトル裁判」に関する宗門側の申し立てを却下。
11月18日
 渡辺慈済師、阿部日顕管長が平成3年6月に「『国立戒壇論の誤りについて』は後世に残さないようにしよう。まずいな、これは」と発言していたことを証言。(「創価新報」11月18日号 )
11月18日  創価学会、聖教新聞、「学会こそ『正統』の教団」と強調。
11月19日  創価学会、墨田・荒川・葛飾の代表、藤本日潤師へ質問状を送付。C作戦・お尋ね文書・脱税問題・納骨問題を追及。
11月20日
 宗門、総本山で御大会奉修、暴風雨で「御練り」中止。
11月23日
 顕正会、三十万ついに達成。
11月24日
 顕正会、浅井昭衛会長、阿部日顕管長に宛て不敬解消についての「諫暁書」を提出。
11月24日  創価学会、聖教新聞、「日蓮大聖人の血脈革命」と題する論文の連載を開始、唯授一人の血脈を完全に否定。
11月26日
 宗門、富士学林研究科閉講式、阿部日顕管長「これからの宗門は、厳しいことも多々あろうことが予想されます。... 学会が非道・無道な形から様々な裁判を起こしてきております。実に卑劣な、傲慢無礼、極まりない者どもであります」と。
11月26日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「三十万の死身弘法を背景に直諌」、10・11月度折伏成果 11,229名。
 浅井昭衛会長「この十一月、みなさんの、この涙の出るような死身弘法の真心を背中に感じつつ、阿部管長への諌暁書を書き続けました。三十万達成の二十三日にこれを書き上げ、翌二十四日の夜、総合男子部長を使いとして、これを提出いたしました。… 大聖人の御悲しみ、御憤りを信心の耳で聞き奉り、時に当たって顕正会として言うべきことを、言葉をかざらず直諫させて頂きました。過去すべての諫暁書は、その内容を直ちに公表いたしましたが、今回は公表することは適当でないと考え、差し控えることにしました。事態はそれだけ緊迫し、重大な時を迎えているのだと理解して頂きたい」と、三十万の死身弘法を背景に阿部日顕管長に対して諫暁書を提出したことを発表。
「この諫暁書は大聖人様の御照覧あそばすところ、また諸天の知るところであれば、近き将来、必ず兆が顕われるものと私は確信しております。この大事な諫暁に、全顕正会員が全国で涙の出るような真心の死身弘法を以て、その背景となってくれたこと、心から有難く、感激でいっぱいであります。今後大聖人様はいかなることを顕正会に御命令あそばすか、ただ信心の耳で聞き奉り、さらに大事な御奉公を貫き通したいと思っております」と。(「冨士」338号 )
「国立戒壇論を"馬鹿の一つ覚え"のように繰り返す顕正会会長の浅井昭衛は、日顕が平成4年8月28日、全国教師講習会で述べた「国主立戒壇論」なる珍論に狂喜し、「国立戒壇を事実上、認めた重大発言」だと、次のように語った。「論旨のはっきりしない所はあるけれども、この中で述べられていることは、結局、『国立戒壇』と同じことでしょう … しかし私はもう、揚げ足は取らない」「戒壇の大御本尊様への不敬解消さえ成れば、顕正会は他に求める何ものもない」(10月度総幹部会)
 浅井の言う「不敬解消」とは大御本尊を正本堂から御遷座することである。調子に乗った浅井は幹部会から約1ヵ月後の11月20日、「不敬解消」を訴える諌暁書を日顕に提出。ところが、この時は未だ顕正会の件では宗内の合意がなされておらず、浅井の苦心の諌暁書は無視された格好になった。浅井は約半年間、宗門からの連絡を待っていたが何の音沙汰もなかった。…
 法華講連合会の柳沢喜惣次…は「顕正会が宗門に復帰することはない。断じてさせない」と言い切る。柳沢は浅井が戻れば出る幕がなくなるから必死の抵抗をするだろう。更に、柳沢以上に顕正会復帰を警戒しているのが妙観講の大草一男だ。大草にとって浅井は仇敵である。そこで、浅井が復帰すれば柳沢は隠居、大草は宗外追放だろう」(「勝ち鬨」第324号 )
(※ 諫暁書は非公開であり、提出は郵送でなく浅井克衛総合男子部長が、使者として本山に持参している。浅井昭衛会長は、10月度総幹部会で "御遺命の正義が蘇りつつある"、"もう、揚げ足は取らない"、"顕正会はどうなってもかまわない"、"他に求めるものは何もない"と述べている。顕正会は和解のハードルを激しく下げており、その会長の密命を帯びての使者(名代)である。以上の公開情報を分析すれば、諌暁書提出の席で御遷座と宗門復帰についてなにがしかの交渉があったことは、想像に難くない。櫻川 忠 )
11月27日  創価学会、聖教新聞、「光久諦顕の悪行を告発」と題した連載開始。
11月28日
 宗門、光文社を名誉毀損で東京地方裁判所に提訴。
 阿部日顕管長、平安寺(京都)親教において、新坊建設構想を述べる。「もうお山は青息吐息だろうなんて、学会の連中がみんな思っているだろうけど、宗門には決してお金がないわけじゃないんだ。平成6年の6万人登山に向かって、立派な坊を一つ建てます。今、一番大きいのが、大講堂の750畳でね。これより大きい千畳敷のをバンと造りますから」と。
11月29日
 宗門、大阪布教区御親教、阿部日顕管長「C作戦」を否定し、「池田大作は大聖人様の三大秘法それ自体を、自分自身の我見をもって汚しております。… 本門の戒壇ということに対しては、池田大作の我見によるところの邪義をもって、大聖人の仏法を長い間、誤らしめてきたのであります。また、たしかに正本堂は出来たけれども、正本堂はもっと、本当に清浄な姿で、すっきりと出来なければならなかったのが、様々な問題が起こり、混乱が起こってきたのであります」と。
11月29日
 顕正会、新笹口事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長、笹口支部が急成長を遂げたことについて「新潟の大地から忽然として湧き上がってきた感がある。これこそまさに『地涌の義』である」と述べ、御本尊の大功徳を説いて「よくぞ自分ごときが、この値いがたき文底下種の御本尊に値い得たものよとの大歓喜で、しっかりとお題目を唱え、新潟広布を推進してほしい」と激励。
 また学会幹部が新潟において「法論しよう」などとイヤガラセの訪問をしていることについて「私的な小さな法論ではなく、大きな法論にしなさい。どうか池田大作を引っぱり出してほしい。顕正会は私が出る。そして事を一気に決したい。新潟の人たちこそ、この公場対決を推進してほしい。…
 いま滔々と新潟広布が進むのも、その因は七百年前の大聖人様の逆縁下種による。… 大聖人の御在世に御奉公した千日尼・日妙殿、また四条殿・上野殿が、どうして広宣流布のときに出てきて御奉公せぬ道理があろうか。必ず出てこられるに違いない。どうか一人ひとりが、御本仏の眷属、地涌の流類との自覚に立ち、新潟こそ全国広布の先陣を切ってほしい」と。
11月29日  創価学会、第6回東京総会(東京戸田記念講堂)、池田大作名誉会長「正宗は学会によって正宗になったのである。現宗門は、学会を破門にしたことによって、再びもとの大謗法に転落した。学会を切ったと同時に、正宗としての命脈は断絶した。... 日顕自ら、宗門を邪宗に転落させたのである」と。(「聖教新聞」12月1日号 )
11月30日  第三文明社、青年僧侶改革同盟「日顕宗を斬る(1)青年僧侶証言集」発行。
「猊下の即時退座と宗門の抜本改革を要求する/私たちはなぜ日顕を弾劾するか/"日顕宗"の「暴力体質」を告発する/形式のみに堕した儀礼宗教〔ほか〕」
11月 日  第三文明社、高山直子著「法主日顕 ― その異常性を診る」発行。
11月 日  アメリカ創価学会インタナショナル、初代理事長ジョージ・ウィリアムス退任、後任にフレッド・ザイツがSGI理事長に就任。
12月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「仏法の勝負には中途半端はないのであります。まして、純粋な信仰を踏みにじろうとする『極悪』と戦わないのは、信仰そのものの放棄にも通じる。… 日顕宗に完全に勝利するまで、追撃の手を緩めることなく戦っていこう」と。(「同」12月号 )
 潮、阿部日顕管長を「相承なき贋法主」と論ず。(「同」12月号 )
12月1日  新世界社、村川渉「ああ日顕宗、一本孤立の唄」(マンガ)発行。
12月2日  創価学会、全国県長会議、秋谷栄之助会長「日顕宗は法滅の姿をますます色濃くしている。明年も一段と熾烈に追撃の手を強めていきたい」と。
12月3日
 宗門、大石寺墓地内の墓(千数百基)の違法造成発覚。
 阿部日顕管長、「墓地埋葬法」違反で静岡県警に告発さる。(「聖教新聞」12月4日号 )
12月7/20日
 顕正会、質問会 (特別指導会)ビデオ放映、全国で開催。
12月8日  中外日報、「日蓮正宗は正しかったのか?」の連載開始。
12月9日
 椎名法宣師(寿海寺)、宗門を離脱。
12月10日  富士宮市議会、大石寺の違法道路工事疑惑の究明に乗り出す。(「中外日報」12月17日号 )
12月13日  創価学会、全国青年部幹部会、池田大作名誉会長「いやな幹部、いやな議員、いやな坊主が居たり、いやんなっちゃう。あんなやつが幹部か。もう、ほんと、ぶん殴って、あのう、日顕なんかは針金でいわいて、頭ぶんなぐって… 反対に学会を切りやがった。バカだね、本当にバカだ。あんまりにね(皆さんは)そういうことに付き合っていないから分かんないけど、私たちは付き合っているから、そのバカさ加減は幼稚園以下だ」と。
12月17日  創価学会、中部方面代表協議会、池田大作名誉会長「日顕宗を倒すことが『広宣流布』となる。日顕宗の『伝統』といっても、それは大聖人、日興上人と関係のない、むしろ正反対の、江時代以来の『伝統』であり、せいぜい三百五十年の『伝統』である。これに対し、私どもは、七百年前の大聖人に直結し、また日々、久遠の御本仏に直結して生きている」と。
12月19日  創価学会、阿部日顕管長と福田毅道師を相手どり、5千万円勧誘工作(10月3日)の名誉毀損で東京地方裁判所に提訴、損害賠償と謝罪広告を要求。
 聖教新聞、「日蓮正宗の法脈、もはや断絶」との座談会記事を掲載。「今や大石寺には、大御本尊を脅しの道具に使い、金儲けに利用している、信心なき邪教の貫首がいるだけである。… 日蓮正宗はもう、セミの抜け殻みたいなものになってしまった。中身はカラッポ」と。
12月23日  創価学会、婦人部懇談、池田大作名誉会長「御書には、『開眼』『開眼供養』の話は17カ所で用いられているが、そのほとんどは、この『真言による開眼』を破折され、『法華経による開眼』でなければならないことを教えられた御文である。… 実は、仏教で『開眼』について言われだして以来、その仏事は僧侶の重要な『収入源』となった。いくら立派な仏像を作っても、『特別の修行』をした僧の『特別の儀式』によらない限り、何の意味も生じないというのである。当然、『開眼』は、僧侶たちが『かせぐ』絶好の機会となり、『権威を高める』良き機会となったのである」(「聖教新聞」12月25日号 )
12月24日
 顕正会、12月度総幹部会開催。(川口総合文化センター)
 浅井昭衛会長「いよいよ来年は躍進の第二年、すなわち百万への出陣の年、日本国を揺り動かす百万への出陣である。… 一月の教学はその出陣の準備である。御書に『根ふかければ枝しげし』と仰せであるが、正しい教学の根が深ければ深いほど、広宣流布の戦いは本格的に進む。顕正会の教学は学者になるためではない、信心を深めるためにある。教学を学ぶことにより、全顕正会員一人ひとりの胸に"なんと尊い大聖人様か、なんと有難い御本尊様か、自分の人生はもう決まった、自分の人生に不安はない、必ず成仏させて頂ける、自分は日蓮大聖人の弟子として広宣流布に戦うんだ"、この歓喜と確信と決意が胸の底から湧き上がってくることが、教学の目的である。…
 私は、来年からいよいよ百万への本格的体制を整えるべきと、深く決意をしている。まさに顕正会の双肩に、不敬解消と一国広布がかかっているのである」と。
 本部幹事に横田高明任命さる。
12月24日  創価学会、池田大作名誉会長、小説「人間革命」全12巻脱稿。
12月日  創価学会、このころから、全国の末端組織に「日顕撲滅対策委員会」を設置。"寺に行かない・行かせない"、「ビクトリー活動」を展開する。
 (1) D作戦チーム(CUTされたら取り返す、脱講チーム)
 (2) 特別個人指導班
 ・A班 (葬儀・法要・墓・納骨の問題に対応、メモリアルチーム)
 ・B班 (宗門問題解説班、寺信心の色のついた人を脱色、※廃案名、ハイターチーム)
 ・C班 (活動しなくなった人へ手をさしのべる、人間復興・ルネサンスチーム)
 (3) FOCUSチーム(住職、女房、所化の悪業を暴く、ネタ取材班)
 (4) 賢者の利剣チーム(ミニコミ誌、仮称「利剣」などを編集発行)
 (5) 特攻野郎Sチーム(男子部の特殊潜行活動班、別名、鉄砲玉)
 (6) ワイフ・キャッチャーチーム(寺の女房を徹底糾弾、婦人部の追っかけチーム)
 (7) 四条金吾チーム(壮年部の特別抗議行動チーム、別名、893部隊)
 (8) 十羅刹女チーム(婦人部の電話抗議行動チーム、別名、極道の妻たち)
 (9) ネットワークチーム(寺周辺地域包囲対策、略称、ネット)
 (10) パトリオットミサイルチーム(寺からの郵便物回収作業班)
 (11) ナポレオングループ(不可能を可能にする、唱題会の参加者)
 (12) 広布の使者チーム(聖教新聞・創価新報を、内部未講読世帯に推進)
 以上、本部・支部・地区の「ビクトリー責任者」が核となって行動する。
 

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