迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、阿部日顕管長、新年の辞「平成3年より創価学会は稀代の魔鬼池田大作の傲慢・我見・本末顛倒の狂見・指示に基く、十数年来包蔵していた宗門支配の野望を … 一つ一つ表わして来たのであります。… 彼等邪義謗法の池田創価学会は永久に地・餓・畜の三悪道に本末究竟する事は決定であります。かかる痴犬共の悪口誹謗がいかにあろうとも恐れる必要はありません」(「大白法」377号 )
1月1日
 顕正会、元旦勤行、本部会館をはじめ全国55会場で厳修。
 浅井昭衛会長、年頭の辞「百万への出陣」、「昨年11月、濁乱の宗門の中に、傾かんとする日本国の中に、日蓮大聖人の御遺命を奉ずる顕正会三十万の法城はついに厳然と屹立した。国立戒壇のゆえに死罪に等しい解散処分を受けた顕正会が三十万の弘通を成しとげたということは、正系門家・日蓮正宗に御遺命の正義が蘇る瑞相、また日本国に御本仏の御予言どおり国立戒壇が実現することの大瑞である。…
 創価学会は今や『唯授一人の血脈』をも否定して完全に邪教化した。一方宗門は相も変らず自己保身に汲汲として死身弘法の精神を全く失っている。これで、広宣流布はいったいどうなるのか。誰人が死身弘法をなすのか。正系門家の中に、顕正会を除いては身を捨てて立つ者は断じてあるべくもない。顕正会はいよいよ百万めざし出陣する時を迎えた。日本をゆり動かす百万への出陣である。百万が成れば一国広布は必ず成る。まさしく百万こそ一国広布の鍵である」と。
 冨士、特別レポート「仏法から見た最新の宇宙構造論」(海老原秀夫) 掲載。(「冨士」339号 )
1月1日  創価学会、池田大作名誉会長、阿部日顕管長等を嘲笑する詩を「聖教新聞」に掲載。
「君たちよともに笑おう / 堕落の幻の指導者を / 愚劣な畜生のごとき聖職者を / 彼らはただ / 乞食袋を重くひっさげて / うろついている輩だ」
1月3日
 宗門、法華講連合会初登山、阿部日顕管長「池田大作の大きな我見と慢心により、仏法の本質である広布の意義を大きく狂わせてしまったのであります。... ひとことをもって申し上げるならば、大聖人様の三大秘法の仏法を池田大作が、慢心による我見をもって解釈したというところに一切の誤りが存するのであります」と。
1月5日
 顕正会、新年幹部会、本部会館で開催、浅井昭衛会長「"百万達成" 数年以内に必ず実現
「曾ては癒着してお互いに褒めあっていた。ところが今は、これ以上はないという罵りを阿部管長は受けております。その凄まじさ、学会の機関誌等には、連日こんな活字が躍っているのです。いいですか。…「売春法主」「遊蕩法主」「贋法主」「詐称法主」「首切り日顕」(大笑)「天魔の日顕」「法滅の妖怪」 妖怪なんてゲゲゲの鬼太郎みたいだ。(爆笑)さらに「平成の提婆」と…。よくもまあ並べたものと、感心する。(笑)
 創価新報などは元日号から、こんな狂歌をのせている。
 「平成の 提婆達多か日顕よ 法師の皮を着たる畜生」(笑い)
 「法燈の 血脈は無し放蕩の 血脈流れるばかりなり」(笑)
 「海越えて 名誉毀損に問われれば 天魔眠れずまた夜遊びか」(大笑)
 こんなくだらぬ歌が、いくつも元日号から並んでいる。… このような池田を見抜けずに、阿部管長は池田にへつらって御遺命破壊に協力した。… 今、その罰として、さまざま様々な蔑り、辱しめを受けているのであります。
 今年はいよいよ、裁判も大変でしょう。何しろ学会が宗門に対して起こしている裁判は、現在約五十。… 学会の弁護団は … ついこの間までは宗門側の代理人として、正信会と宗門との裁判を担当していた。だから宗門の内部事情は裏の裏まで知っているのです。それが今度は、阿部管長を法律の網に引っ掛けようと血眼になっているんですね。… また僧侶の叛逆も、現在は22ヶ寺38人であるが、恐らくこの宗門分裂の傷口は、どんどん広がっていくでしょう。僧侶が次々と池田大作の手先となって、代理戦争をやる。これは深刻な自界叛逆です。…
 大聖人様に応え奉り広宣流布に戦う者は、顕正会以外にはない。百万ができれば一国広布は必ずできる。この百万をなんとしても数年以内に成し遂げ、大聖人様に応え奉ろうではないか。この百万達成に十年・二十年もかかっていたのでは、日本の破局に間に合わない。大聖人様の御守護により必ずできる。しかも一人ひとりが幸せになりつつ広宣流布を進めるのである。…
 国会の議決を得るために、顕正会が政治に出る必要はない。国民の過半数が入信すれば、政治が動くではないか。国会議員は国民が選ぶのだから、国民の過半数が信心するとき、反対できる国会議員がいようか。かくて超党派で『国立戒壇建立・議員期成同盟』のようなものを作ればいい。… 国立戒壇建立には当然憲法改正も必要になってくるが、この憲法改正も、国民投票で過半数を得て、国会議員の三分の二が賛成すればできる。… まさに過半数の入信こそが国立戒壇建立の決め手なのである。…
 百万を達成したら、いよいよ日本国をゆり動かす戦いに入ることができる。私は「出陣」という言葉を、今回を含めて三回しか使わない。すなわち本年が百万への「出陣」、次が一千万への「出陣」、そして一千万が成ったら、いよいよ国民の過半数めざし国立戒壇建立の山場をめざしての「出陣」であります。このことを、そう遠い先と思ってはいけません、… もうその時は近い。だから必ず広宣流布はできるのであります」と。(「冨士」第340号 )
(※ 浅井会長は、"百万達成に十年・二十年もかかっていたのでは、日本の破局に間に合わない" と云っていたが、百万を達成したのは十年後の平成15年であった。櫻川 忠 )
1月5日
 顕正会、顕正新聞、新春紙上座談会「本宗の血脈は絶対に断絶せず」掲載。(「同」1月5日号 )
「総合男子部長 学会は … 今や秘密にすべき相伝なんかないんだと言っていますが …
 先生 法門相承は、日興上人への秘伝ではあっても総付であるから、時代と共に公開されるのは止むを得ない。ここに堀上人が、富士宗学要集の「相伝の部」に、これをすべて公開されたのだね。... だが、日蓮正宗にしかない「唯授一人の血脈」とは、法体相承のことなのです。法体相承の「法体」とは、まさしく本門戒壇の大御本尊の御事であられる。…
 この戒壇の大御本尊の付嘱相承に付随して、「金口の血脈相承」というのがある。この「法体付嘱 ・金口血脈」こそが、正系門家・大石寺にのみ伝わる 「唯授一人の血脈相承」なのです。 いま池田大作は、大石寺を怨嫉する要法寺の謗法貫主と同じ論法で、この「唯授一人の血脈相承」を否定しているんだ。まさに仏法の命脈を断たんとする魔の所行といわねばならない。
 総合男子部長 「金口の血脈」についてもう少し...
 先生 日応上人は弁惑観心抄の中で「たとえ広布の時といえども、別付血脈相承なるものは他に披見せしむるものに非ず」と仰せられているから、時の貫主上人以外には誰人もこれを知り得ない。… ことに「法之道」の中で日応上人は「金口血脈」について「この金口の血脈こそ唯仏与仏の秘法にして、独り 時の貫主の掌握せる所なり。これには数種あり、また 数箇の條目ありといえども、その中の一種の金口血脈には、宗祖己心の秘妙を垂示し、一切衆生の成仏を所期する本尊の極意の相伝あり」と仰せられている。… だから御本尊の書写ができるのです。…
 西沢 (相承授受について) 実際はどうなんでしょうか......。
 先生 歴代上人の場合は、だいたい丑寅の刻に厳粛なる御相承の儀が行われ、一山大衆もこれを知る。だから疑いの余地がない。すなわち魔のつけ入るスキがないわけだ。しかし、細井管長から阿部管長への時は、儀式が省略された。ゆえに「授」なく「受」なしと疑われたのだ。この状況こそ、まさに六十六・七代にわたって行われた御遺命違背の罰なのです。
 だが、血脈は絶対に断絶しない。たとえ御相承の儀式があろうと、なかろうと、絶対に断絶はしないのです。… 戒壇の大御本尊は、一日として付嘱の人の空白ということがない。またこの付嘱に附随して、「金口の血脈」もなくなることはない。… 何千年・何万年経とうと、何代・代を重ねようとも、また面授の儀式があろうと なかろうと、断絶もせず、色も替らず、伝わるように 出来ているんだ。これが御本仏の御仏智なのです。だから御相承の儀式のあるなしは、本質的には全く問題ない。断絶などはあり得ないのです。…
 一同 はあ...。
 総合男子部長 顕正会の前進と政治との関わりあいはどうなるのでしょうか…
 国立戒壇建立のとき、天皇は富士山の本門戒壇の西南に王城を遷し、国家・国民を代表して仏法守護に当られる。その時、国民は天皇を敬愛し、天皇は国民を慈み、天皇と国民は一体となる。そして、その天皇と国民の間に、二大政党を置いて、交互に政権を担当させることが理想だね ー。広宣流布のときには、誰が見ても頭の下がる立派な天皇陛下がお出になるよ。二大政党はたとえ政策に相違はあっても、三大秘法を根底の指導原理とするということと、正法護持の天子に忠誠を尽くすことにおいては、共通でなければいけない。この政権運用の政党を監視するのが、国民なのだ。 権力は必ず腐敗する。だから政党を、天皇と国民の間に置いて、上と下から監視することが、制度として必要だと思う。そして一国全体が戒壇の大御本尊を命がけで信じまいらせるのだ」
1月6日
 宗門、末寺住職・寺族の新年祝賀会、阿部日顕管長「池田創価学会の考えは、池田大作自らが本仏であるというような考えを持って、大聖人様の尊い御法、絶対に凡夫が犯してはならない三大秘法の本義を勝手に解釈し、それによっ々の問題が過去十数年以来、起こってきているのであります。本門戒壇の問題について申し上げるならば、... 仏様のお心を無視して凡夫が勝手に解釈をし、それで『これが本門戒壇だ』とすることはとんでもない間違いだと思います」と。
1月6日  創価学会、新春幹部会、秋谷栄之助会長「極悪・日顕宗は、いよいよ衰亡の坂を転げ落ち始めています。日顕宗は、大石寺をはじめ全国の末寺において、参加者の数が激減し、誠に惨めな有り様であります。... いまだ日顕にくみする日顕宗の全末寺に、ペンペン草を生やしてみせようではありませんか」と。
 正木正明青年部長、「本年で日顕宗壊滅の決定打を打つ」と宣言。
1月7日
 能勢宝道師(法乗寺)、宗門を離脱。
1月8日  創価学会、池田大作名誉会長「宗門、日顕宗にペンペン草を生やせ」と号令。
1月9日
 大塚順妙師(東光寺)、宗門を離脱。
1月10日
 顕正会、教学部、三級試験 (撰時抄)・四級試験 (立正安国論)・五級試験 (南無日蓮大聖人)、全国57会場で施行。4,118名が受験。
1月10日  公明党、西 豊磨市議 (北九州)、筑豊地域の決起集会で「今回の選挙戦は極悪坊主日顕の息の根を止める戦いだ」「日顕の心臓に風穴をあけるような勝利を」と。
1月14日
 宗門、高木当道師(弘法寺)、納骨堂無許可経営で岩国署に書類送検さる。
 早瀬義雄師(妙栄寺)、高野法雄師(調御寺)、尾花泰順師(浄妙寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で大阪地検に書類送検さる。
1月14日  公明党、中央執行委員会、「憲法擁護」から「改憲論義」へと姿勢を一転。市川雄一書記長、記者会見で「"不磨の大典"としてタブー視せず、憲法見直し論議を進める」と。
1月15日
 宗門、暁鐘編集室、創価学会対抗紙「慧妙」を発刊。「慧妙とは、異流義破折の新聞です
1月15日
 顕正会、成人式、本部会館で行う。
 浅井昭衛会長「私は毎年この成人式を楽しみにし、大事に思い、欠かさず出席している。その理由は、広布前夜に生まれ来たった地涌の流類に、顕正会の会長として、どうしても挨拶をしなければ、という思いである。... 日蓮大聖人の仏法だけは絶対である。皆さんは若くしてこの大法に値い得たのである。絶対に退転してはならない。途中で魔にたぶらかされて退転するような者は地涌の流類ではない。... 地涌の流類は、末法濁悪の時に戦うために出てくる。一人ひとりが大きな人材に成長し、大事な時に生まれ合わせた地涌の流類としての使命を立派に果してほしい」と挨拶。
1月17日
 顕正会、教学部、二級試験 (観心本尊抄・宗教批判の原理)、全国26会場で施行。415名が受験。
 登用試験 (折伏理論解説書第一章~第八章)、全国67会場で施行。4,852名が受験。
1月17日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「あさましい嫉妬と瞋恚に支配され、大聖人の御遺命たる広宣流布を断絶させようとした日顕は、これ以上はない"大不孝の者"である。学会を誹謗し、破壊しようとすれば、自らが地獄の苦しみを受けていく。… 本来、『猊座』とは『師子(猊)』の座のことであるが、日顕宗は師子どころか、まさに、『腸の腐った犬』となっている」と。
1月18日
 関口周道師(法成院)、宗門を離脱。 (※ 25ヵ寺・41人目 )
 藤田道雄師(常楽寺)の妻、自殺未遂。
1月19日
 宗門、西九州布教区親教、阿部日顕管長「芸者写真事件」をとりあげ、「捏造をもって私はじめ宗門の僧侶を侮蔑し、悪口・誹謗の限りを尽くしておる姿は、まさに『悪鬼入其身』の団体と化したと言って過言ではない」と。
1月20日
 宗門、戸高提剣師(妙華寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で秋田地検に書類送検さる。
 合原歓道師(仏覚寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で奈良地検に書類送検さる。
1月22日  創価学会、聖教新聞「私の視点」欄、「天魔・日顕は慈覚・智証と同罪」と。
 聖教新聞、椎名法昭師 (離脱僧)、"芸者写真を撮ったこと、その日時と場所を告白" 掲載。
「日顕やその一派はこの有名な『芸者写真』について、あろうことか、日顕の首をすげ替えた合成写真であるとデタラメを言っております。… もし写真が本物ならその場所と日付をはっきりとしてみろと、うそぶいている始末であります。…
 しかし、これらが真っ赤なウソであることは明らかです。なぜそう断言できるのか。答えは簡単であります。実は、この写真はほかならぬ私が撮影したからであります。… 場所は東京・港区の赤坂『川崎』という超、もうひとつ超高級料亭です。日時は昭和六十一年十一月二十二日、宗門二大行事の御大会の翌日であります」(「地涌」第607号 )
1月25日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、中国の覇権拡大がついに日本海沿岸まで及んできた現状と、首都圏を襲う巨大地震の切迫について言及、これら国難の根本原因を「正系門家未曽有の濁乱」と指摘、「仏法の眼から見れば、『平成大地震』はどうしても避けられない。しかもこの大地震を号鐘として、広布前夜の三災七難は本格的になる。
 だが、同時に、この三災七難の中に、地涌の流類は続々と出てくる。折伏はしんしんと進む。広宣流布はいよいよ急テンポになってくる。まさしく顕正会の百万達成こそ、一国広布の鍵なのである。大聖人様は顕正会の前進をお待ちあそばす」と。
1月26日
 宗門、阿部日顕管長、大石寺総門附近の桜218本を伐採。
「日顕は、総門から三門にかけて植えてあったほぼすべての桜を伐採するように命じた。第一回目の伐採は、昨年(平成四年)十一月におこなわれた。総門から三門にかけて、四半世紀の間、丹精込めて育て上げられた桜の銘木は二百十八本に及んでいたが、このとき、間引くように百五十二本を切った。… こうしておいて、新年明けて間もない一月二十六日前後に、残りの六十六本を一挙に切り倒してしまった。そのあとには、まるで屍が横たわるように桜の切り株が累々と並んでいる。ことに総坊中庭の様子は無残の一言につきる。…
 この切り倒された桜は、正本堂建立を記念して、その意義を後世に伝えようとの趣旨で、昭和四十二年から四十七年にかけて植えられたものである。総本山第六十六世日達上人と池田名誉会長の手によって進められた大事業の一環をなすものである。林立する桜には、正本堂建立という、仏教史上においてもっとも意義深い建築物の寄進に諸手を挙げて参加した人々の尊い御供養の誠が込められている」(「地涌」第598号 )
1月27日
 宗門、高玉広安師(法蓮寺)、高木当道師(弘法寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で山口地検に書類送検さる。
1月27日  創価学会、アメリカ創価学会インタナショナル総会 & 関西合同総会開催。
 池田大作SGI会長「日顕宗は信徒を自分たちの金もうけの手段にしか見てない。そうしておいて、常に威張っている。…
 私の話が高尚で、そしてわかりやすくて、それで哲学的で、それで文学調で、それで詩的で、それで会話的である。頭が相当聡明でないと、追っついていけない 」
 池田大作SGI会長の異常発言「ハワイ!(中略)マハロー! マハロー! バカヤロー! バッハロー!」
1月30日  創価学会、聖教新聞、社説「真摯な修行も仏法弘通の努力もなく、供養を私物化してぜいたく三昧にふける日顕宗の悪侶こそ『狗犬の僧尼』にほかならない」と。
1月 日
 宗門、木村道昭師(長岡寺)、信徒激減で蒸発。(「創価新報」2月17日号 )
2月1日
 顕正会、冨士「巻頭言」、浅井昭衛会長「我が末弟を軽んずる事勿れ
「そしていま、この「最大深秘の正法」は御本仏の御威徳により、濁悪の世を迎えてまさに広宣流布せんとしている。この重大な時に生まれ合わせては、云うにかいなき凡夫といえどうして勇み立たずにいられようか。 卑屈・愚痴 ・臆病は、日蓮大聖人の弟子には似つかわしくない。たとえ非力なりとも、確信・明朗・勇気に満ちて、この二度となき広宣流布のお手伝いをしようではないか。このけなげに戦う末弟を御庇護下されて、御本仏は 「請う国中の諸人、我が末弟等を軽んずる事勿れ」 と仰せ下さるのである」
 冨士、特別レポート「いよいよものに狂う池田大作」(海老原秀夫) を掲載。(「冨士」340号 )
2月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「日顕宗は、悪行を責められれば責められるほど、非人間的な体質をむきだしにし、愚かにもますます信徒に盲従を強要しております。今や、完全に法滅し、単に社会に害毒を垂れ流すだけの極悪の存在となった日顕宗を撲滅して、...」と。(「同誌」2月号 )
2月3日  創価学会、池田大作名誉会長、マイアミ研修センターで「『仏子を尊敬せよ』―― これが大聖人が『最上第一の相伝』と言われた法華経の根本精神なのである。この教えを、だれよりも実践してこそ、真の『相伝者』である。… この一点だけでも、日顕は大聖人からの正しい相伝をうけているとはいえない。… (学会員を)残酷に利用するだけ利用し、貧欲に貧ぼるだけ貧り、いじめにいじめて切り捨てた。今の宗門に大聖人からの『相伝』など無いことは余りにも明らかである」と。
 創価新報、「日顕一族の餓鬼道ぶり」を特集。
2月4日  中外日報、「日達法主と信雄の血脈は嘘」を掲載。
「細井日達前法主も、法滅の妖怪法主だったのであろうか。つまり、日達法主は、阿部信雄を後継法主に指名するほど愚かな法主だったのであろうか。... 日達法主が賢明な人物であったとすれば、法滅の妖怪法主日顕を誕生させるわけはないと考えるのが常識というものであろう。... 今の日顕は法滅の妖怪だが、前の日達法主は偉かった、という話を聞くたびに、日達法主から日顕法主への血脈相承とやらが妖しげなものに見えてくるのである。... 信雄は、日達法主から断じて血脈を相承していない」
2月5日
 宗門、関西大布教区副宗務大支院長 富田慈龍師(法恩寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で神戸地検に書類送検さる。
 横田智研師(妙德寺)、違法納骨堂経営で刑事告発さる。
2月7日
 顕正会、第二祖日興上人御報恩勤行会、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長「日興上人は、大聖人に多くの御弟子まします中にただ一人、御本仏大聖人と一体不二・唯我与我の御境界に立たれ、大聖人の一代御化導を助けまいらせると共に、大聖人御入滅後においては五十年にわたって広宣流布・国立戒壇建立の基盤を築かれ、以て大聖人の仏法を清く正しく末法万年にお伝え下された御方である。…
 日興上人の御精神は、身延離山の御振舞によって、よくよく拝することができる。...この日興上人の御精神を拝するとき、いま御遺命を偽わる誑惑の正本堂、邪法のキリスト教神父まで招いて穢した正本堂に、恐れ多くも戒壇の大御本尊が居えられ奉っている不敬を見て、不敬解消を願いこれを叫ばぬ者は、日興上人の弟子ではない。顕正会の不敬解消の御奉公こそ、まさに日興上人の御心に叶うものである。…
 身延の地頭・波木井日円の心に魔が入ったということは、まことに残念至極なことではある。しかし仏法の上からこれを見れば、波木井の謗法により、戒壇の大御本尊は自然と戒壇建立の地・富士にお移りになることができた。いま広布の前夜、創価学会に魔が入って国立戒壇の御遺命を破壊せんとしたことも、まことに残念至極なことではあるが、これも深く考えれば、この大悪により、かえって国立戒壇の正義が強く一国に顕われ、御遺命達成が実現するのである」と。
2月8/21日
 顕正会、2月度御書講義「新尼御前御返事」を拝読。(全国198会場)
2月13日
 宗門、法龍寺 (伊藤光暁師) の違法納骨堂経営で、住民が倉敷環境保健所に納骨堂撤去の申し入れ書を提出。
2月18日  創価学会、ルノアール絵画取引疑惑。立花玲子が池田大作名誉会長に宛てた「10億円念書」が発覚。(「フォーカス」2月26日号 )
2月22日
 宗門、丸岡雄道師(持経寺)、違法納骨堂経営で遺族から神奈川県中原警察署に告発さる。
2月23日  創価学会、本部幹部会、秋谷栄之助会長「日顕はその無責任さから、自分に都合が悪いことが出てくると『そんなことするわけがない』『知らなかった』と強弁し、最後には『絶対にない』と嘘を平気でつく癖がある」と。
2月24日
 宗門、東中国布教区親教、阿部日顕管長「池田大作という者が過去から長い間、三大秘法を自分勝手に解釈してきましたが、それらはすべて狂っております。... 特に本門戒壇の法門において、池田大作はめちゃくちゃな我見をもってこれを堕としてしまっております。... どうして池田大作が、大聖人様の御出現の目的たる本門戒壇の法門を、『形式の形式』などと言って蔑む必要があるのか。これはもう根本的に狂っているからにほかなりません。... それらのことが正本堂の建立にまつわる様々な不祥事としてずっと出てまいりました」と。
2月24日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、2月度折伏成果 5,331名。
 浅井昭衛会長、顕正会の重大使命が正系門家のなかにいよいよ鮮明に顕われてきたことを、学会・宗門の抗争が「芸者写真」の真贋論争にまで下劣化している実態と対比して示すとともに、広布前夜の三災七難が足元まで迫っていると言及、「この三災七難が本格的になる前に、なんとしても百万を達成して大事な御奉公に備えたい。これが私の念願である。物事は、何事もその始めに兆が現れる。そこに私は、百万めざして前進を開始した本年の序戦を見つめている。すなわち本年の2月・3月・4月の法戦で、百万は決せられる」と。
2月25日  創価学会、長野祐樹創価新報編集長、阿部日顕管長に対し芸者写真に関する「合成」発言の撤回を求める「通告書」を送付。
2月27日
 顕正会、男子部班長会開催、「広宣流布は青年の熱と力で
 浅井昭衛会長「この仏法の大革命を成し遂げるのは、御本仏の眷属たる若き地涌の流類以外には絶対にあり得ない。… 御在世も、御本仏日蓮大聖人の法体広布の御化導をお手伝い申し上げたのは、みんな若き青年だった。… そしていま事の広宣流布も、これを成し遂げるのは青年以外にない。…
 顕正会は昭和32年、時の御法主第六十五代日淳上人の命を受けて、350名で発足しました。当時私は「一万をやろう」と云った。誰も本気にしなかった。しかしできたではないか。また一万達成のとき、「十万をやろう」と云った。誰も実感が湧かなかった。しかしできたではないか。今すでに顕正会は三十万。もう百万を疑う者は誰もいない。しかも、これほど純粋で、熱烈で、力ある若き男子部が、今ここに集まっているではないか。どうして広宣流布できぬことがあろうか。必ずできる。まずその関所たる百万を、数年のうちに必ず成し遂げようと私は思っている。男子部諸君、一緒にしっかり戦おうではないか。(ハイッ) …
 正本堂の落慶のとき、僧侶といわず、信徒といわず、落成式に参加した誰一人として、涙を流した者はいない。どうしてか、それは、みんな心の中で『これは欺瞞だ』『こんなものは御遺命の戒壇ではない』と思っていたからである。… だが、もし真実の広宣流布が達成して、本当に『勅宣・御教書』が御金言のごとく申し下されて国立戒壇が成就したとき、『ああ、御本仏の本願ここに成る』を眼前にしたとき、これを見て平然たる者が、仏弟子として一人としてあろうか。... それまで戦い抜いた我等顕正会員は、そのときこそ仏弟子として、男として、両眼滝の如く、思いっきり泣かせて頂こうではないか」と。
3月1日
 顕正会、冨士「巻頭言」、浅井昭衛会長「仏法は生活法」掲載。
3月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「法主の相次ぐ愚行に愛想をつかした僧侶たちが次々と離脱し、しかも法華講からも大量の脫講者が続出するなど、日顕宗崩壊のなだれ現象は、止まるところをしりません」と。(「同」3月号 )
 第三文明、「腐敗する末寺編 ー "俗以上に俗"な悪僧たちの腐敗・堕落の実態を衝く! 」を特集。(「同」3月号 )
3月3日  静岡県、農政部、県議会で「大石寺三門前の道路付け替え工事は農地法違反に当たる」と答弁。(「中外日報」3月18日号 )
3月3日  創価学会、聖教新聞「紙上座談会」、「日顕よ! 正直に白状し、謝れ」と芸者写真事件を追及。
 創価新報、「日顕、崖っぷち」との見出しで、芸者写真をカラーで紹介。
3月4日
 椎名法宣師 (寿海寺・離脱)、全末寺に「書簡」を送り「宴席の主催者はまぎれもなく日顕自身」と証言。
3月5日  衆議院、予算委員会第三分科会、関晴正社会党議員が「創価学会の解散」を要求。
3月7日  創価学会、ブラジル代表者研修会、池田大作名誉会長「悪侶の裏切り、背信を永久に許してはならない。悪の"根"は断じて断ち切らねばならない。... 極悪の僧らを呵責し... 」と。
3月9日
 宗門、四国大支院長 安沢淳栄師(実正寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で松山地検に書類送検さる。
3月10日
 宗門、「大白法」号外「創価学会写真偽造事件の真相」を大量配布。
3月10日  創価学会、「日蓮世界宗創価学会」の商標登録申請をしていたことが発覚。
3月10/21日
 顕正会、3月度御書講義「竜門御書」を拝読。(全国196会場)
3月11日  創価学会、アメリカ代表者研修会、池田大作名誉会長「信仰してない人を排除して見るような『排他性』は、反面、信仰しているから自分は何をしてもよい、とする『独善』と裏はらである。その究極が日顕である。… 長年にわたって未曽有の外護を尽くした学会の赤誠を踏みにじり、仏子を苦しめた日顕は、御本仏への敵対者である」と。
3月12日  朝鮮民主主義人民共和国、核拡散防止条約からの脱退を表明。
3月16日
 宗門、芸者写真事件について釈明。
「祝宴の席に芸妓衆を呼び、舞踏等を鑑賞することは、社会的に認知された行為」
「日蓮正宗では、従来、祝宴等の場へ、芸妓衆を同座させることを特に禁じては来なかったし、御歴代上人におかれても、そのような席へ御招きを受けても、敢えてお断わりにはなられなかった」
「そこには一切衆生を平等に救済する、本宗の末法無戒の精神の、裏付けがあられたものと拝する」
3月16日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」第1回講義。(成増区民センター)
 浅井昭衛会長、講義に先立ち「いま宗門は『芸者写真』がウソかホントかなどという愚劣な抗争に明け暮れているが、こんなバカげたことをしていて、広宣流布はどうなるのか。さぞや第六天の魔王が哄笑していることであろう。いま正系門家において六巻抄を、これほど大勢の人達が、これほど真剣に学んでいるのは、顕正会以外にはない。顕正会こそ、日寛上人の御心を体し、来るべき広宣流布の大闘争に備えようではないか」と。
3月17日  創価学会、創価新報・聖教新聞で「日顕ついに芸者写真を本物と認める」と、大宣伝。
3月24日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「威張りくさって、インチキやってさ … 日顕なんて、なんだ。… 貰いきれないけど、50日間回って30の賞を貰った。世界中にいないよ。… まだ世界に行きますよ。… 形のうえでは御本尊を持っていても、同志を裏切り、人間として最低の下劣な姿を示す人間もいる。… 学会員を平気で切り捨てる法主もいる。… 宗教屋、は庶民を睥睨する。さんざん庶民を利用し、取るだけ取ったあげく、冷酷に捨て去る。… そんな連中に絶対にだまされてはならない。… 偉ぶった人間、庶民を馬鹿にし、虐げる人間とは、断じて戦い抜く」と。
3月25日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、3月度折伏成果 5,003名。
 浅井昭衛会長、北東アジアの危機について、北朝鮮の核疑惑、ロシアの内戦前夜ともいうべき混乱、中国の異常な軍備拡大等を挙げ、仏法を以て国を守るべき宗門も国政の衝にある政治家も、腐敗堕落しているとして「迫りつつある三災七難を前にして、いったい日本はどうなるのか。ここに顕正会の百万達成の重大な意義がある。三災七難が本格化する前に、なんとしても顕正会は百万を成し遂げなければならない。大聖人様は熱原の大法難のとき『我が弟子等大願ををこせ、乃至、をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ』と仰せられた。この御金言に涙して立ち上がる百万の仏弟子が集まるとき、広宣流布は必ず成り、日本の国は救える」と。
3月25日
 宗門、川田綱道師(正顕院)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で松山地検に書類送検さる。
3月25日  創価学会、最高幹部協議会、池田大作名誉会長「悪との戦いに妥協はない。... 絶対に最後の最後まで妥協してはならない。『悪の根』『一凶』を残しておけば、必ずまた悪の枝を伸ばしてくる。決して油断してはならない。日顕宗を"根絶"する戦い、悪とは断じて戦い抜く学会精神を一段と燃やしていきたい」と。
3月28日
 渡辺道粛師(開運寺)、「芸者写真」を理由に宗門を離脱。( 27ヵ寺目 )
3月28日
 顕正会、女子部班長会開催、「『一切の女人に題目を』の大願を継げ
 浅井昭衛会長「日蓮、悲母の恩を報ぜんために此の経の題目を一切の女人に唱えさせんと願す」との御金言を引き、「どうか顕正会の女子部は、大聖人様が千日尼に仰せられたこの御心を受け継いでほしい。そして、日本のすべての女性にお題目を唱えせしめ、広宣流布を実現いたします。との大願に立ってほしい」と。…
「広宣流布などは数百年後」と言い放つ腐敗堕落の僧侶の実態を示し、「ここにいま広宣流布の時を迎えて、濁乱の宗門の中に、広宣流布を明日のごとく願い、身を捨てて戦う顕正会が出現したのである」と。
3月29日
 宗門、法華講連合会婦人部大会、阿部日顕管長、対学会対策として「即応折伏」「積極折伏」との戦術を打ち出す。
「『即応折伏』は向こう(学会)が脱講運動に来た時に行うべきことでありますが、... こちらから出掛けていくところの『積極折伏』ということを、これは『即応折伏』とは別の意味で考えていただきたいと思うのであります。ですから、『即応折伏』がそのまま『積極折伏』ということではなく、『即応折伏』は『即応折伏』の場においてはっきりやっていただくと同時に、また積極的な意味において... 」と。
3月31日
 宗門、関快道師、海外部主任および富士学林教頭を解任さる。
 上田元道師(慧日寺)、川田綱道師(正顕院)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で、岐阜・松山の地検にそれぞれ書類送検さる。
3月31日  中華人民共和国、江沢民中国共産党総書記、国家主席に就任、党・軍・国家の三権を掌握。
4月1日
 宗門、大日蓮、「巨大謀略組織・創価学会の犯罪 ――『写真偽造事件』について」を掲載。(「同」4月号 )
 責任役員会、「信徒」に関する宗規を変更。
 渡辺道粛師(離脱僧)、「猊下の正直なる『謝罪』と『退座』を願う」と題した書面を阿部管長に送付。 
4月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「大嘘を重ねるごとに馬脚を現し、自らの首を絞めている極悪・日顕一派を徹底的に撲滅することなくしては、学会の正義も証明されることはない」と。(「同」4月号 )
 全国県長会議、秋谷栄之助会長「日顕宗はまったく終末的ともいえる"迷走"の様相を呈しており、最後の撲滅目指し徹底的な追撃の手を」と。
4月1日  文芸春秋、公明党、竹内勝彦衆議院議員(京都一区)「池田名誉会長への直訴状」を掲載。
4月2日
 宗門、日比野慈成師(敬台寺)、南四国布教区宗務支院長を解任さる。
 長町享道師(妙顕寺)、違法墓地経営で刑事告発さる。
4月3日  創価学会、「4.2」記念各部代表者懇談会、池田大作名誉会長「御本尊を形ばかり持っていても、まったく信心がなく、仏法を利用し、人々を苦しめる。"邪心"の人間がいる。三悪道・四悪趣の醜い境涯である。今、日顕をはじめ、僧侶の醜行や最低の人間性が批判を浴び、また、さまざまな不法行為で社会から糾弾されている」と。
4月5日
 宗門、今井戒道師(一心寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で松山地検に書類送検さる。
4月5/18日
 顕正会、4月度御書講義「蒙古使御書」を拝読。(全国203会場)
4月6日
 宗門、御霊宝虫払大法会、阿部日顕管長「この戒壇建立は、大聖人の御仏意による終窮究竟の厳然たる御指南であり、いやしくも凡夫や一信徒が知ったかぶりをして、軽々に口を入れ、論ずべき法門ではありません。もし、そういうことがあれば、これは本仏のお心を踏みにじる、大謗法であります。しかるに、池田大作なる顛誑の大謗法者は、『戒壇建立ということは、ほんの形式にすぎない。実質は全民衆が全大衆がしあわせになることであります。その結論として、そういう、ひとつの石碑みたいな、しるしとして置くのが戒壇建立にすぎません。したがって、従の従の問題、形式の形式の問題と考えてさしつかえないわけでございます』として、精神と形式を分け、御本仏の精神、いわゆる御仏意を蔑ろにし、民衆の幸福という空漠たる迷いの機根中心の観念を正として、これに大聖人のお心による戒壇建立を従属化したのであります。これまさに、仏法破壊の天魔の所行であり、大悪言であります。このような誤りによって正本堂を意義づけようとしたところに、池田の指導する創価学会の基本的な狂いがありました」と。
4月7日
 宗門、伊藤信道師(法楽寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で松山地検に書類送検さる。
4月7日  創価学会、創価新報、阿部日顕管長登座十周年の祝宴にも、芸者が招かれていたことを証する写真を公表。
4月9日  創価学会、「現代世界の人権展」を国際連合大学(渋谷区)で開催。
4月9日  朝鮮民主主義人民共和国、金正日が国防委員会委員長に就任、軍の全権を掌握。
4月11日  創価学会、SGI春季研修会、池田大作名誉会長「法主という最も地位の高い者が広布を破壊しようとした行為は『極悪』の中の『極悪』である。大罰を受けるのは必然であろう。... 今こそ極悪と戦い、責め続けなければならない」と。
4月13日
 宗門、仏寿寺(関快道師)、強制捜査による納骨堂の検証が行われる。
4月14日  創価学会、青年部幹部会、池田大作名誉会長「日顕宗の遊興僧をはじめ、民衆利用の悪人に、絶対にだまされてはならない。... 日顕宗は邪教である」と。
4月15日
 顕正会、教学部、「末法相忘抄下」第2回講義。(成増区民センター)
4月20日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「宗門は『"切る"準備が整うまで、尽くさせるだけ尽くさせておこう、取るだけ取ったら、何か理由をつけて切って、あとは自分たちで、好き勝手にやろう』と考えていたのである。放蕩しようが、謗法を重ねようが、うるさいことを云わない奴隷のような信徒だけいればいいという考えであった。… 全部、もくろみは失敗した。日顕は、学会を甘くみていたのである。... これほどの悪党はない。『現代の提婆達多』、それ以上である」と。
4月21日
 宗門、全国宗務支院長会議、阿部日顕管長「創価学会に対してはどこか遠慮をし、あるいは創価学会に対しては何も云わなくていいんだというような考え方があるならば、これはとんでもないことだと思います。そのような考え方が、もしあるならばはっきり捨てて、創価学会の邪悪をどこまでも破折し、その邪義を打ち破っていくというところに、はっきりとした肚を据えていただきたい。…
 将来に向かって広宣流布に大きく進む宗門において、『広布坊』が新たに出来ることに、どれほどの差し障りがあるかと考えたときに、けっしてそのようなことはなく、むしろ建設されることが大きな意義と必要を持つと、私は信ずるのであります。それを、『大きなものを造って、果たして必要があるのか』とか『それらの建設費用が自分達の負担になるのではないか』というようなことがささやかれておるようでありますが、そのような論議は必要ありません。... 『広布坊』は千畳敷きの坊となりますが、広宣流布に向かって進む宗門の、総本山における施設として、一つは必ずあっていいものであると私は確信いたします。...
 要するに、総本山の意向をよくお考えいただいて、『そういうものの必要はないんだろう』というような無責任な御自身での判断があるならば、それは御自身だけのことにしておいていただきたいと思います。... 特に宗務支院長のような立場の方の発言になりますと、どのような意味からでもかなりの重要性をもって、これが響いていくことになります。それが創価学会の乗ずるところになるということを感ずるのであります」と。
4月27日
 宗門、教師補任式、阿部日顕管長「『三大秘法抄』の戒壇の御文は、軽々に我々如き者が『このようなことである』といって述べることは、やはり差し控えるべきかと思います。... しかしながら、御相伝の説法といい、また、御先師日達上人の御指南を拝しますと、そこに『本門戒壇の本尊安置の処は事の戒壇なり』という意味があります。これについて私は、法体の事において、本門戒壇の御本尊がおわします処、すなわち『事の戒壇』であると拝すべきであるかと思うのであります。もう一つは『三大秘法抄』ならびに『一期弘法抄』の『広布に約したところの事の戒法の顕現たる事の戒壇』は、現在より未来にあるということだけ申し上げておきます」と。
4月27日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、4月度折伏成果 5,689名。
 浅井昭衛会長、序戦3ヶ月の弘通合計が空前の1万6千有余名に及んだことについて「この爆発的な大法弘通こそ『百万は必ず成る』の瑞相である。… いま日本国の人々は、宗門と学会の愚劣きわまりない争いを見て嘲笑しているであろう。しかしやがて、顕正会の真剣なる折伏・諫暁を受けるとき、日蓮大聖人の崇高なる大精神を始めて知り、信ずる信じないは別として、順逆二縁ともに顔色を革め深刻なる反応を示すであろう。そこに国家体験が起きてくる。本年からの顕正会は、もう地下工事の段階ではない。まさしく日本国の中の『日蓮正宗顕正会』である」と。
4月27日  山崎正友元創価学会顧問弁護士、黒羽刑務所を仮出所、正信会僧侶が出迎える。
4月28日
 顕正会、立宗御報恩勤行会、本部会館で奉修。
 浅井昭衛会長「一閻浮提広宣流布の雄大なる流れの中で、現在の歴史的位置を見れば、まさしく私達は、いま日本の広宣流布の前夜に生まれ合わせている。顕正会は口舌の徒ではない。日本国広宣流布という、大聖人様の大仏事をお手伝い申し上げている地涌の流類である。本年の大事な序戦において、すでに一万六千有余の人々に『御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱えなさい』と勧め入信させることが出来たことはまことに有難い。いよいよ死身弘法・一国広布の決意を堅め、以て立宗の御報恩に擬し奉ろうではないか」と。
4月29日
 顕正会、男子部班長会開催、「『御本仏の軍勢たる』男子精鋭六千を
 浅井昭衛会長「顕正会の前進は、昨年の三十万達成までは地下の基礎工事の段階だった。ビルの建設工事でも、地下工事のときには、外からはわからない。しかし本年からは、顕正会はいよいよ地上にその姿を現すのです。今までは正系門家の中だけの御奉公であった。… まさに日本国の中の『日蓮正宗顕正会』になってきたのであります。2月の男子部班長会に私が出席したのも、いよいよ『本年から』との『時』を感じたからであります。…
 すでに男子部は、二月の男子部班長会において、涙の中に広宣流布の誓いをいたしました。そして今、その誓いを、一つ一つ力強く実践する時を迎えているのであります。その最初の実践とは何か --。まず本年の10月10日、六千人の男子精鋭を結集して、東京ベイNKホールで堂々の男子部大会を開催したいと思うが、どうだろうか (大拍手)。…
 この六千は烏合の衆ではない。御本仏日蓮大聖人に南無し奉り、国立戒壇をめざして鉄石の団結を持った地涌の流類の結集であります。私はこの10月10日の男子部大会こそ、まさしく顕正会男子部が、大聖人様に御照覧を頂く一国広布の出陣式であると心に決めておりますが、諸君、どうだろうか (大拍手)。…
 この大願に立つ『御本仏の軍勢』たる男子精鋭六千が結集するならば、日本の広宣流布は必ず成る」と。(「冨士」第344号 )
(※ いま(令和4年)、当時の "六千人の男子精鋭"、"烏合の衆ではない"、"鉄石の団結"、"御本仏の軍勢" 、"地涌の流類" のメンバーは、もはやほとんど雲散霧消してしまった。その責任は、権威主義的・独善的な教団運営を続け "日本の広宣流布" を阻害した、浅井昭衛会長にある。櫻川 忠 )
4月 日
 宗門、高橋信興師(仏乗寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で東京地検に書類送検さる。
5月1日
 宗門、芸者写真事件で「著しく宗教的人格権および布教権を侵害された」として、池田大作名誉会長と創価学会を相手取り、十億円の損害賠償・謝罪広告を求めて東京地方裁判所に提訴。
 椎名日澄・寺族同心会会長、能勢順道・大石寺執事、親族の中から離脱僧を出した責任を取って辞任。
5月1日
 顕正会、冨士、「ニュースレーダー」掲載。
5月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「邪宗日顕宗は、ついに堕ちるところまで堕ち、桜の木の大量伐採、芸者写真事件などでウソにウソを重ね、日顕が狂乱し、日蓮大聖人の教義に非ざる邪義を平然ととなえ、全くの邪教に堕したことを自ら宣言したも同然であります」と。(「同」5月号 )
5月3日  創価学会、5.3記念勤行会、池田大作名誉会長、カトリック教徒・安斎伸 (上智大学名誉教授) の発言を引用し戒壇の大御本尊と血脈を完全否定。
「(安斎) 名誉会長と初めてお会いした時のことは、いまだに忘れることはできません。... その折、私は『究極に求められるものは何でしょうか』と質問しました。恐らく,板漫荼羅の御本尊、と答えられると思っておりましたが、しかし、名誉会長は『久遠元初の法です』と答えられたのです。… このことから、名誉会長が、永遠の根源を求めておられ、板漫荼羅に、偏狭にこだわっておられないことに、非常に感動し、創価学会の普遍性と発展の因を見た思いでした。以来、学会への協力を決意し、今日にいたっております」
「(池田) 日顕宗の云う『血脈』などは本当にナンセンスな話です。本来、宗教には... 権威主義の『血脈』などは、信仰的には何の意味もない。... それ(『血脈』)を云うこと自体、その宗教団体が堕落している証拠でしかありません」と。
 同集会で秋谷栄之助会長「名誉毀損の訴訟など、もう気が狂ったというしかありません。提婆達多の本性を現わした日顕については、断固、法主の座から引きずり下ろし、土下座をして謝罪するまで更に総攻撃をしようではありませんか」と。
5月6/24日
 顕正会、特別指導会開催、参加者 24,462名。浅井昭衛会長、「種々御振舞御書」の講義と質問会。
5月9日  創価学会、フィリピンSGI最高会議、池田大作名誉会長「日顕宗は自滅した」と。
5月10日
 宗門、木村真悟師(本妙寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で水戸地検に書類送検さる。
5月11日
 宗門、北陸支院長・長町享道師(妙顕寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反の容疑で富山地検に書類送検さる。
5月18日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」第3回講義。(成増区民センター)
5月19日
 宗門、白井浄道師(仏心寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で千葉地検に書類送検さる。
5月20日
 宗門、中部副大支院長 佐々木慈啓師(玉泉寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で名古屋地検に書類送検さる。
 改革同盟、宗門僧侶に「問題の本質と宗門改革」と題した、阿部日顕管長糾弾書を配布。
 勧持院元法華講員、阿部日顕管長と藤本日潤師に対し、渡辺定英・勧持院主管の罷免要求署名簿を送付。
5月23日
 宗門、中部布教区親教、阿部日顕管長「(池田大作は)世界中の後進国へ足を運んでは、勲章をたくさんもらって喜んで帰ってきているようですが、これは法華経を真剣に日本ないし世界に弘めていくところの指導者のやることでは、絶対にない」と。
5月23日  創価学会、九州最高会議、池田大作名誉会長「『悪魔・魔民』となっているのが、現宗門である。... 断じて打ち破らねばならない。戦わねばならない、中途半端は結局、『魔』の味方となってしまう」と。
5月25日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「池田大作ついに戒壇御本尊を完全否定
 浅井昭衛会長「理事室は今まで有名無実の感がありましたが、今後は名実ともに広布推進の議決機関として、本格的体制を整えなければならない。また総務室も執行機関として、充実させなければならない。ゆえに本日発令したわけであります。…
 時は5月3日、この日は学会の記念日で記念勤行会というのが行われた。この時のスピーチで、池田大作は戒壇の大御本尊を完全に否定したのです。…「名誉会長が、永遠の根源を求めておられ、板漫荼羅に、偏狭にこだわっておられないことに、非常に感動し…」と、こう「宗教社会学者」なるものに云わせている。…
 一方、学会と争っている宗門はどうなのかといえば、… 顕正会が阿部日顕管長に最後の諌暁書を送ったのは、三十万を達成した昨年の11月24日でしたね。それからすでに半年が経っている。その間、間接的にはいろいろなことを伝え聞く、しかし未だに正式の返報にはあずからない。顕正会は我が身のために言っているのではない。... ただただ、戒壇の大御本尊が未だに誑惑不浄の正本堂に居えられ奉っているその不敬が堪えがたい、このままでは大聖人様に申しわけないと思うあまり、直諫したのである。... しかるに4月6日の説法において、またまた無懺の言を繰り返した。これを聞いてはもう、阿部管長の精神構造を疑わざるを得ない」と。
 理事に加藤礼子・浅井克衛・横田高明・佐久間敬之、総務に鈴木志郎・石原康一・小峰勝彦・海老原秀夫、任命さる。
5月26日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「腐敗した悪侶には、絶対にだまされてはならない。庶民を苦しめる魔の存在を、決して許してはならない。―― これが大聖人の御精神であられた。... 日顕宗と徹底的に戦いましょう!。… 学会がどれほどの御供養を捧げてきたか。日顕はその学会をたたえ、守るどころか取るだけ取って切り捨てたのである」と。
5月27日
 宗門、全国教師寺族指導会、阿部日顕管長、布教の停滞を嘆いて「一ヵ寺千世帯」の目標を打ち出す。「私は二十五世帯の法華講の僧俗がまずその目標を、千世帯を目標にしていただきたい。... 千世帯を目標にするのが余りにも荒唐無稽であるという考え方は、これは余りに誤りであり、千世帯を目標にしつつ、現在の二十五世帯から一歩一歩の行動というところに偉大な歩みがあると思います」
5月28日
 宗門、寺族同心会大会、阿部日顕管長、正本堂にキリスト教神父を招き入れたことを認める。「池田大作は、御本尊についても誤り、戒壇についても誤りましたが、これらの元はすべて、根本が解っていなかったのであります。... それが、正本堂の建立の時に、キリスト教の僧侶を招く考えとなった」と。また、富士学林大学科に対する宗内の批判を憤り、「もし御意見があるならば、はっきりと私まで言ってきていただきたい。陰でコソコソ言いながら、批判的な考え方を蔓延させるということは、一番卑怯なやり方であります」と。
5月31日
 宗門、横田智研師(妙活寺)、違法納骨施設で訴えられる。
5月31日  創価学会、八尋頼雄副会長。ルノアール絵画脱税事件で、東京地検特捜部の事情聴取を受ける。
5月 日
 宗門、阿部存道師(明海寺)、長沢弥道師(実妙寺)、日比野慈成師(敬台寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で、松山地検・徳島地検に書類送検さる。
6月1日
 顕正会、冨士「巻頭言」、浅井昭衛会長「北東アジアの緊迫
「このところ、北東アジアの緊迫が、世界の注目を集めている。北朝鮮は核査察を頑なに拒否してきたその姿勢から、核開発の疑惑を世界中から持たれていたが、その北朝鮮が、いよいよ核弾頭の搭載可能な新型ミサイル「労働一号」を、年内にも実戦配備するという。この情報は、防衛庁が四月三十日明らかにしたものである。この「労働一号」は、日本列島の過半を射程内に収め、発射後10分には日本上空に達するといわれる。このミサイルが実戦配備されるとき、日本は重大危機に直面する。
 また近年の中国海軍の増強ぶりは目を瞠るものがあるが、最近明らかにされた中国海軍の内部文書によれば、中国は二十一世紀初めまでに航空母艦を二隻建造し、新鋭の空母艦隊をいよいよ創設するという。このことは、中国が石油・天然ガス等の海洋権益を手中にするため、尖閣諸島・東シナ海・南シナ海を自国の領海とせんとする執念の表われである。そして内部文書には、日本に対する強い警戒心と激しい対抗心が記されているという。この海軍力増強が、やがて日本のシーレーン(海上輸送路)を脅やかすに至るであろうことは、火を見るよりも明らかである。そのとき――日本は存立の危機を迎える。このように、北東アジアの軍事状勢は、いま歴史的な激変を見せつつある。平和ボケした日本人が想像だにしなかった他国侵逼の影が、まさに足下に迫りつつあるのである。この原因を仏法の鏡に照らすとき、一国の謗法はさておく、時に当って最も重大な亡国の因は、正系門家の仏法違背である」
 冨士、実践の教学、海老原秀夫一級教学部員「諸天の守護」掲載。(「冨士」第344号 )
6月3日
 宗門、八木勝道師(本慧寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で津地検に書類送検さる。
6月3日  創価学会、沢たまき等「無許可違法な墓地を販売したのは詐欺による不法行為」として大石寺を相手取り、約一億円の損害賠償を請求して提訴。
6月4日
 宗門、上地広暁師(大慈院)、横田智研師(妙器寺)、伊藤光暁師(法竜寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で、札幌地検・岡山地検・倉敷地検に書類送検さる。
6月4日  大阪在住の大石寺墓地利用者、「大石寺の社会的責任と詐欺による不法行為に基づく民事責任」を求め、大石寺を相手取り大阪地裁に提訴。
6月4/20日
 顕正会、6月度御書講義「刑部左衛門尉女房御返事」を拝読。(全国232会場)
6月6日
 顕正会、青森大会開催 (弘前文化センター)、参加者9百余名。
 浅井昭衛会長「本州北端の青森で、このような地涌の流類の熱烈な結集を眼前にして感激にたえない。... いま顕正会は四者がそれぞれ縦の系列で全国に弘通を展開しているが、本日は青森在住の四者が一堂に会し、この盛大なる青森大会となった。この大会を見て、私は、顕正会が成しとげてきた三十二万の弘通、そして全国いたる所に地涌の流類が出て来つつあることを実感している。…
 同じ御本尊であっても、広布の前夜になると、ことに賞罰が厳然と顕われる。この厳然たる賞罰を確信し、一人ひとりが幸せになりつつ、広宣流布を進めていこう。青森こそ全国広布の先陣を切る気魄で、しっかり頼む」
「核燃料をもう避けて通ることができないんだったらば、それを完全に安全管理する、これやっぱり、人間の一つの知恵なんでしょ。その中においては、日本の国は最も用心深く安全に管理しているんではないか、私、そう思うんですね。
 もし、それを核燃料を核アレルギーからですね、全部、捨てろ、捨てろって言うのは、今の日本の経済生活を全部、否定して昔に戻るんだと、もう電力なんかいらないと、言うんだったら構いませんけども、今の生活を維持しようっていうんだったら、核エネルギーっていうことを、無視することはできないんだから、これを用心深く安全管理する日本なら、それをやれているんではないかと思う。…
 私は今のこの原子力発電っていうことを反対、核エネルギー反対って言って、これを全部、破棄しろというんだったら、そいで危険だというんだったら、しかし日本でもって、この原発でもって誰が死んだんでしょうか? 誰も死なないでしょ。…
 もし、これが危険だ、危ないんだって言って止めるんだったらね、自動車乗るのをやめたらどうかと思う。原発じゃ、まだ死んでないけど、自動車じゃ年間一万数千人死んでるんですから、事故でもって。また、ゴールデンウィークなんたって、あれやると必ず、山で死んだ、海で死んだって、必ず数十人、毎年死ぬんですよ。休まない方がいいじゃないですか。だから、そうなってくるとですね、今の核、この、原発反対ってことは、いかにも感情論なんだと、私は思うんですね」
6月7日
 宗門、今福永明師(妙宝寺)、違法納骨堂経営で利用者から総額2千30万円の損害賠償で提訴さる。
 高木当道師(弘法寺)、遺骨返還義務違反で提訴さる。
 堀寿奘師(福成寺)、無許可・違法墓地経営で利用者から損害賠償請求で提訴さる。
6月8日  創価学会、中央会議、秋谷栄之助会長「日顕宗の反社会的な体質に、各地で怒りの声が高まっているが、日顕の永久追放に向けて更に追撃を」と。
6月9日  皇太子徳仁親王と小和田雅子の結婚の儀、宮中三殿において国事行為として行われた。
6月10日  創価学会、聖教新聞、「明るみに出た日顕宗の反社会的体質 ー 全国末寺で続発する違法行為、免れぬ管長日顕の重大責任」を特集。
6月12日  創価学会、秋谷栄之助会長、阿部日顕管長に「抗議書」を送付。無許可・違法の納骨堂・墓地経営等の責任を和弾して「謝罪」と「即刻退座」を迫る。
6月14日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」第3回講義。(成増区民センター)
6月15日
 宗門、浅井広昌師(華光寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で浦和地検に書類送検さる。
6月15日
 顕正会、松本日仁尊能化第17回忌法要、本部会館で厳修、「今日の顕正会あるは尊能化の恩徳
 浅井昭衛会長「松本尊能化との出会いから御逝去に至る二十年間は、実に顕正会の『試練と忍従』『御遺命守護』の歴史と重なっている。…
 尊能化は、妙縁寺を出られる前に、私に多くの御本尊を託して下さった。それは、私が願い出たからであります。私は、"将来全国的に広宣流布を進めるに当って、地方の拠点、拠点に、どうしても御本尊を御安置しなければならない。たとえ一人ひとりは遥拝勤行で信行に励むとも、入信勤行を行う拠点だけには、どうしても御本尊を御安置しなければならない" と思っていた。そこで尊能化に願い出たわけであります。
 尊能化は「妙信講が広宣流布の御奉公をするのに、御本尊がなければ困るでしょう」とおっしゃって、日寛上人の御形木御本尊を大量に、私に託して下さった。実は昭和四十年一月以降、宗門では末寺で授与する御形木御本尊を、日達上人の御本尊に替えたが、それ以前の三十年代には、どの末寺でも日寛上人の御形木御本尊を授与していたのです。松本尊能化はその日寛上人の御本尊を大量に蔵しておられ、それを私に託して下さったのであります。そのほか、本部会館安置の御本尊を含めて、歴代上人の大幅の常住御本尊七幅も、お渡し下さった」と。(「冨士」第346号 )
(※ 浅井昭衛会長には、"入信勤行を行う拠点にはどうしても御本尊を安置" という思いがあったことが知られる。そして、"会館に小サイズの日寛上人の形木本尊では相応しくない"、との思いがあったと推測される。櫻川 忠 )
6月15日  創価学会、本部幹部会、秋谷栄之助会長「日顕ほど、教学もない、大聖人の仏法の何たるかを知らない最低の坊主はおりません。... 日顕は断じて許してはならない仏敵であります。断固追放しようではありませんか」と。
6月16日  東京地検特捜部、ルノアール絵画脱税事件で立花玲子らを、法人税法違反で起訴。
6月16日  創価学会、創価新報、大橋正淳師(離脱僧)の「日顕は法要のたびに芸者大宴会」を掲載。
6月18日
 宗門、水島公正師(能安寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で浦和地検に書類送検さる。
6月18日  衆議院解散、宮沢喜一内閣不信任決議案可決。
6月20日
 宗門、早瀬日慈重役、逝去。
6月21日
 宗門、長岡錬道師(本源寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で宮崎地検に書類送検さる。
6月23日  雲仙・普賢岳、最大の火砕流発生。
6月25日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、6月度折伏成果 4,781名。
 浅井昭衛会長、日本の政治崩壊が他国侵逼の前相たる自界叛逆であるとし、日本の混乱の根本原因である正系門家の信心の濁乱について「最も重大なのは阿部管長の信心である」として、仏法上の欺瞞は訂正せずに東京都知事に対して学会の法人取り消しを訴え出た阿部管長の破廉恥を指摘。さらに建設中の「広布坊」について「そのような無駄な建物を建てる大金があるのなら、なぜ一日も早く立派な奉安殿を造り、戒壇の大御本尊を御遷座申し上げないのか」と。
6月 日
 宗門、埼玉布教区宗務支院長 藤本信恭師(得法寺)、中国副大支院長 青山聴瑩師(興福寺)、「墓地・埋葬等に関する法律」違反容疑で浦和地検・広島地検に書類送検さる。
7月1日
 宗門、佐藤公妙師(本種寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で浦和地検に書類送検さる。
 山本法明師(王林寺)、中川時道師(立正寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で高松地検に書類送検さる。
7月1日
 顕正会、冨士「巻頭言」、浅井昭衛会長「政治崩壊
「米ソの冷戦が終結したとき、多くの民衆・マスコミは浅薄な歓声をあげた。しかし冷戦の終結は、実は世界戦国時代の始まりであった。恐らくは、今回の自民党単独政権の崩壊は、小党分立・合従連衡の混乱時代の始まりとなるであろう。腐敗堕落の政党は、なにも自民党だけではない。野党もまた五十歩百歩といわねばならない。まして公明党という池田大作の私兵集団が一枚これに加わって暗躍しよう。かくて日本の政治は今後、小党分立して抗争を繰り返す「自界叛逆」の様相を呈するようになると思わ れる。"船頭多くして舟・山に登る"の状況、さらには政党・派閥の相剋の結果、無政府状態にならぬという保証はどこにもない。カンボジアの内乱は、決して他人事ではないのだ。そして、この「政治崩壊」しつつある日本を、いま北朝鮮、ロシア、そして中国は、虎視眈眈と狙っている。 日本を救う根本の方法は、三大秘法・広宣流布以外にはない」
 冨士「時の話題」、「ルノアール絵画疑惑」(海老原秀夫) 掲載。(「冨士」第345号 )
7月5日
 宗門、四国大布教区副宗務大支院長・香川布教区支院長 堀寿失師(福成寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で高松地検に書類送検さる。
7月7日
 宗門、広本哲道師(妙行寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で高松地検に書類送検さる。
 阿部唯七郎、前法華講連合会委員長、逝去。
7月7日  創価学会、第66回本部幹部会、池田大作会長「糸満平和会館て、これ名前変えた方がいいんじゃないかな。… ウーマンっぽい、ウーマンっぽい。糸満なんてウーマンっぽい(あまりウケない)… 駄目か。もっといいね、いいのは、キンマン、いや、イトマン、キン○○コだよ!(爆笑)」
 秋谷栄之助会長「日顕という、たぐいまれな遊び人、極悪人が平然として法主の座にすわるという末期症状が表われている。... こんな狂った法主は、邪教の法主という以外にない」と。(「聖教新聞」7月9日号 )
7月7/19日
 顕正会、7月度御書講義、「松野殿御返事」を拝読。 (全国227会場)
7月12日
 顕正会、教学部、「末法相忘抄下」第5回講義。(成増区民センター)
7月14日
 宗門、広本哲道師(妙行寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で高松地検に書類送検さる。
7月18日  第40回衆議院議員総選挙、自民党が過半数割れ。公明党は52人当選、自民党の一党支配崩壊。公明党得票数は 510万票。
7月20日  最高裁判所、宗門 (建物明渡請求) と正信会 (地位確認請求) の双方の上告を却下。
7月23日
 宗門、吉田日勇師、重役に就任。
7月25日
 宗門、法華講連合会第30回総会、阿部日顕管長「創価学会は、池田大作なる者の邪見・邪信により大きな誤りを犯した。... 池田などは、久遠元初などと軽々しく云いながら、その実体もなく、意義も知らず、ただ蛙の鳴く如く、摧尊入卑の戯言を繰り返すに過ぎない」と。
7月26日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (板橋文化会館)、7月度折伏成果 4,739名。
 浅井昭衛会長、日本および全世界に「立正安国論」に仰せの通りの広布前夜の三災七難が現れてきたことを指摘、阿部管長が正本堂の完工式にキリスト教神父が招かれたことを認めた重大発言をしたことを挙げ、この発言がこれまでと同様 池田だけに罪を着せた破廉恥なものであると指摘。
「宗門の高僧は、池田に大事な御遺命を売り渡し、正本堂の誑惑に加担するという仏法上の大罪を犯しながら、責任を取ろうともしない、大聖人様にお詫びしようともしない。そしていま、キリスト教神父を招いたことをヌケヌケと認めながら、この謗法で穢した正本堂に戒壇の大御本尊様を居え奉ったままで、平然としている。これはもう道念がない。この正系門家の信心の濁乱によって、日本はいよいよ三災七難を招かんとしているのである」と。
7月27日  中外日報、「インチキ信徒とニセ法主」の見出しで、柳沢喜惣次と阿部日顕管長を批判。
7月31日
 顕正会、男子部誓願式開催 (本部会館)。
 浅井昭衛会長、男子部大会の意義について「いま広宣流布の前夜を迎えて、御本仏の眷属・地涌の流類が、一堂に会して、一国広宣流布を大聖人様に誓い奉る、その歴史的な大儀式、出陣式が、今度の男子部大会である。私はこの大会を、広布史上の重大なる儀式だと思っている」と。
8月1日
 宗門、大白法、佐々木秀明師(正信会)が「日達上人は地獄行きだな。こうなったのも日達上人がいけないんだ。... 最後まで優柔不断な態度で、あんな死に方をして、もう真っ黒になって、あんなのは地獄行きですよ。間違いない」との発言を紹介。
8月3/22日
 顕正会、特別講習会「顕正会の歴史と使命」開催。参加者 20,619名。(全国333会場)
 浅井昭衛会長、日蓮正宗がなぜ正しいかという理由と、大聖人の究極の大願が「国立戒壇建立」にあること、さらにこの大事な御遺命が広布前夜の今日破壊されんとしたことを示し、大聖人に忠誠を貫き通した顕正会の三十六年の歴史を概説。最後に正系門家の混乱と一国の謗法により三災七難が始まってきたことを指摘し、顕正会の大使命に言及。
8月4日  創価学会、創価新報、阿部日顕管長のキリスト神父正本堂招待暴露を取りあげ、「日顕よ! いつから浅井の弟子になったのか! 」と阿部日顕管長を批判。
 また、「富士の濁流 ― "法主絶対"の虚構を暴く」の連載を開始。
8月6日
 宗門、椎名法宣師、離脱表明を撤回。
8月6日  創価学会、池田大作名誉会長、小説「新・人間革命」執筆開始。
8月6日  細川護熙、第79代内閣総理大臣に選出さる。
8月8日  創価学会、第69回本部幹部会、池田大作名誉会長「すごい時代に入りました、ねー、そのうちデエジンも何人かでるでしょう、ねー、ね、もうじきです、あしたあたり出るから、あのー、あの、みんな、みんな皆さん方の部下だから、そのつもりで」
8月9日  細川護熙内閣発足、非自民・非共産8党派の連立政権、公明党は与党となり4人が入閣。
 55年体制の崩壊、1955年の結党以来38年間、単独政権を維持し続けた自由民主党は、初めて下野することになった。
 公明党枠の大臣として、法務大臣・三ヶ月章、郵政大臣・神崎武法、労働大臣・坂口力、総務庁長官・石田幸四郎、環境庁長官・広中和歌子が入閣した。
8月12日
 妙顕寺墓地利用者、妙顕寺と日蓮正宗を相手取り「無許可・違法な墓地を販売したのは詐欺」として、損害賠償請求訴訟を富士地検に提起。
8月15日
 青年僧侶改革同盟、阿部日顕管長に対し「宗門の戦争責任を再度糾弾す」と題する文書を送付。
8月17日  創価学会、関東会研修会、池田大作名誉会長「日顕は自分の内証は大御本尊と一体不二だなどといわせている。そして民衆の中には決して入ることなく、自分を神格化し、権威づけようとしている」と。
8月18日  創価学会、創価新報、再び阿部日顕管長のキリスト神父発言をとりあげ、「浅井からもバカにされた日顕」と。
8月26日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、阿部管長が5月以来三たびにわたり「池田大作が正本堂の完工式にキリスト教神父を招き入れた」との重大証言を示し、池田がいかにキリスト教に阿諛迎合してきたかを、カトリック教徒である安斉伸との対談、また正本堂の完工式にローマ法王の使いを招き入れたのはローマ法王と会見するための準備であったこと等の事例を引いて、その腐敗堕落の実態を指摘。
「御本仏の御遺命を偽り、邪法の神父で穢した『誑惑・不浄』の建物に、御本仏の法魂たる戒壇の大御本尊を居え奉って、どうして国の亡びない道理があろうか。しかるに阿部管長は未だに御遷座断行の大道心を起こさない。悲しみと憤り、これに過ぎるはない。この正系門家の濁乱により、いよいよ日本に三災七難が起きてきたのである」と。
8月28日
 宗門、全国教師指導会、阿部日顕管長、「芸者写真」名誉毀損訴訟について釈明。
9月1日
 顕正会、冨士「巻頭言」、浅井昭衛会長「勤行こそ根本
 冨士、「盲目の識者を検証する」(海老原秀夫) 掲載。(「冨士」第347号 )
9月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「日顕宗を撲滅へと大鉄槌を加えていくことが、大聖人の御遺命に適うもの」と。(「同」9月号 )
9月6/19日
 顕正会、9月度御書講義、「四条金吾殿御返事」を拝読。(全国228会場)
9月7日
 宗務院、マスコミ各社に対して「今回の創価学会における御本尊授与に関する取決めについて」と題する文書を送付。
9月7日  創価学会、日寛上人の新「御形木本尊」授与を決定。
 本部幹部会、池田大作名誉会長「宗門は正本堂はじめ学会の広布赤誠の無量の御供養を取るだけ取ったあと、我々を、外道、呼ばわりして破門、追放した。… 日顕宗は... 実は,不相伝の輩、なのである。… 日顕宗は、『三大秘法』否定の邪教である。天台大師の深意に背き、釈尊の慈悲に背き、大聖人に背いた仏敵である。大聖人否定、日興上人否定、そして日寛上人否定なのである」と。
 秋谷栄之助会長、「もはや『信心の血脈』なき日顕には、法主の資格も、大御本尊伝持の資格も全くありません」と。
9月7日  最高裁判所、正信会大量処分・管長の地位不存在確認訴訟について、上告棄却の判決を下す。
9月9日
 宗門、「創価学会ついに『ニセ本尊』つくる」の「大白法」号外を大量配布。
9月10日  最高裁判所、妙真寺(山口法興師)事件の上告を棄却。
9月12日
 顕正会、竜の口法難御報恩勤行会、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長、「義浄房御書」において大聖人様が「一心欲見仏」の文を「一心に仏を見る、心を一にして仏を見る、一心を見れば仏なり」と三転読し給うておられることについて「この三転読にはまことに甚深の義がある。むずかしく云えば、下種本仏の成道・本因の境・智・行を明かし給うたものと拝さねばならない。
 すなわち『一心に仏を見る』とは、『一心』とは大聖人の一念の心法すなわち境妙たる大聖人の御生命。『仏を見る』とは妙法蓮華経の五字なりと知り給うたということ。知り給うその御智恵は智妙である。すなわち我が身は即一念三千の南無妙法蓮華経なりと認識あそばしたということである。一代御化導の上からこれはいつのことかと言えば、大聖人御年三十二歳の立宗のとき、かく知り給うたのである。しかし認識されただけでは未だ事は終わらない。それからいよいよ大聖人の御修行が始まるのである。立宗以後、御自ら『南無妙法蓮華経』とお唱えになり、また日本国の一切大衆にも『南無妙法蓮華経と唱えよ』とお勧め下された。この不自惜身命の御修行が『心を一にして仏を見る』ということである。これが行妙である。そして『一心を見れば仏なり』とは、ついに御修行成就し、境智冥合して久遠元初の自受用・無作の三身と顕われ給うた。すなわち法界を自身と開いたという大境界を事実の上に御証得された。これが竜の口における刹那成道である」と。
9月13日
 宗務院、「創価学会の『ニセ本尊』について」の院達を出す。
9月13日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」第6回講義。(成増区民センター)
9月16日  創価学会、アメリカSGI最高会議、池田大作名誉会長「日顕のような、醜悪な人間性や、下劣な行状は、それ自体が、大聖人の仏法に対する人々の信頼を破壊する。… 現宗門は、完全に信心を失い、行学も破綻し、信行学がともに滅んでしまった。… 大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊が信心の根本であることは、これからも少しも変わらない」と。
9月16日  渡辺美智雄・元自民党副総理、創価学会批判を展開。
9月17日
 宗門、阿部日顕管長、平成6年7月の6万人登山をめざし、全法華講員に「六百億遍の唱題」を指示。
6月19日
 宗門、栃木布教区親教、阿部日顕管長「池田大作は昭和52年路線において、少なくとも七体以上の御本尊を勝手に模刻するという大謗法を犯しました。... 実に思い上がった、付嘱を無視し、筋道を乱したところの考えによるのです」と。
9月20日  創価学会、聖教新聞、浄圓寺所蔵の日寛師書写本尊を基にした創価学会版形木本尊を発表。離脱僧の『創価学会の本尊授与に関する法門上の見解』を掲載、僧による認可があり正当であるかのように装う。
 聖教新聞、『自分で開眼できる』、「拝する側の『信力』『行力』によって、御本尊の『仏力』『法力』は発揮する。これが本来の『開眼』の意義である。… 従来は御本尊に関する権能が法主一人に限られたが、現在は『一閻浮提総与』の意味からも法主一人に限定する時代ではない」
9月21日  創価学会、アメリカ最高会議、池田大作名誉会長「現宗門は、日顕をはじめ、破仏法の悪侶だけとなり、大邪宗となってしまった」と。
9月22日  創価学会、池田博正副会長、スペイン王国のマドリード自治大学を訪問した際、勲章を要求。
「会談で、博正氏ら創価大学側は寄付の申し出を行ない、見返りとして池田大作氏に何らかの名誉称号を出してほしいと、強く要請したそうです」 (「週刊ポスト」平成7年1月6日号 )
9月24日  創価学会、ボストン21世紀センター (現・池田国際対話センター)設立。
9月27日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、顕正会が日本の命運に責任を持たねばならぬ立場になってきた本年、付節を合わせるごとく日本が戦後最大の大変動期に入ってきたことを挙げ、改めて本年の重大意義を示し、「今年の戦後最大の異常気象と大凶作と大不況は何の前ぶれかというならば、まさしく広布前夜の自叛他逼の前兆であると、私は思っている。… ここに本年、顕正会が『日本国の中の顕正会』として立ち上がった所以があるのである」と。
9月28日
 宗門、茨城布教区親教、阿部日顕管長「今から十数年前の昭和52年のころ、正本堂建立の意義等に胚胎する様々な原因により、池田大作は仏法上の非常に大きな慢心を抱きました。... 私はその後、十数年の間、なんとか正しく教導していきたいと願っておりましたが、今日に至り、その本性をむき出しにしてきたのであります」と。
9月29日
 宗門、早瀬義久師(正説寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で静岡地検に書類送検さる。
9月 日
 宗門、細川明仁師(覚正寺)、今福永明師(妙宝寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で山口地検に書類送検さる。
10月1日  文芸春秋、矢野絢也元公明党委員長「極秘メモ全公開」を掲載、公明党の内情を暴く。
10月2日  創価学会、第三文明、「天魔=日顕の正体」を掲載。(「同」10月号 )
10月5日
 宗門、海外部長 尾林広徳師(妙光寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で東京地検に書類送検さる。
10月10日
 顕正会、男子部大会開催 (東京ベイNKホール)、「十万の男子青年あれば一国は動く」、7千名を結集。「日本の広宣流布」を大聖人に誓い奉り、7千の男子大音声で同心を誓う。新曲「両眼滝のその日まで」発表、「男子部旗」の授与が行われた。
 浅井昭衛会長「私は本日の出陣式を、36年前の顕正会の発足にも比肩すべき、顕正会の大きな節であると思っている。顧みれば、36年前の発足の時は、正系門家において大事の御遺命が破壊されんとする、その前夜であった。そして本日の出陣式は、まさに日本に自叛他逼の大難が起こる、その前夜である」と大会の重大意礼を述べ、日本がいよいよ自叛・他逼の前夜を迎えたことを、国際状勢のただならぬ動きを挙げ、ことに他国侵逼について「正系門家の濁乱と一国の捨離により、日本は磁石が鉄を吸うように自然と隣国の侵略を招くのであります。…
 解散処分を受けた顕正会は、大聖人の御守護によりすでに三十三万となった。そしてその先陣を承る男子精鋭は、本日大聖人様の御馬前に馳せ参じて、その数すでに七千有余名。この顕正会が、この男子部が、命かけて大聖人様に御奉公申し上げて、広宣流布が出来ぬわけがあろうか。また仏弟子ならば、他国侵逼を前にして、どうして大聖人様に一国広布の誓いをなさずにいられようか。
 ここに私は顕正会の会長として、本日、ここにいる全員と共に、大聖人様に対し奉り、日本の広宣流布を命の底からお誓い申し上げる。男子部諸君の、決意はどうか。「ハイッ」(大拍手)…
 もうすでに広宣流布を遠い未来の理想として論ずる時代は過ぎ去った。私達はもう具体的に戦いを進めなければならない。さもなければ間に合わない。私は十万の男子青年の結集を念願し、心に決めている。この日本国に『法を知り国を思う』の男子青年十万が結集して、大聖人の仰せのままに立正安国の大運動を起こす時、一国は必ず動く。この十万を実現するための第一段階の目標を、私はきょう決めたい。すなわち、三年後に、横浜アリーナで、二万人の男子部大会を開催しようと思うが、諸君、どうだろうか。(大拍手)
 二万の結集が出来れば十万の結集も成る。十万の男子青年が集まれば日本の広宣流布は必ず実現する。そして日本が仏国になれば、日本を中心として世界に大波動が伝わり、現在のとめどなき泥沼のごとき分裂と抗争は統一と和楽に変わり、地獄・餓鬼・畜生・修羅の地球上は諸天の守護を得る仏国土と変化するのであります。実に世界を救う鍵は、この日本の広宣流布・国立戒壇建立にある。今日よりは命かけて戦い、いよいよ戒壇の大御本尊様が富士山天生原の国立戒壇にお出ましになる時には、全顕正会員、両眼滝のごとくの大感動を以て、御供させて頂こうではありませんか」(「冨士」第349号 )
10月10日  日本共産党、赤旗、「神崎氏は郵政相として適格か」を連載。
10月13日
 顕正会、御大会式、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長「御本仏の非滅現滅・常住此説法のお姿を拝し奉り、仏弟子として御報恩の誠を尽くすと共に、御遺命の達成を誓い奉るのが御大会式の意義である」と述べたのち、歴代先師がその実現を願い身命を賭された「御遺命」の重大性について言及。
 ことに対症療法にすぎない国連の平和維持活動の無力さと対比して、日本の広宣流布・国立戒壇建立こそ、全世界を根本から救う鍵であると述べる。
10月15日
 大石寺納骨者有志、阿部日顕管長に「大石寺納骨堂に関する質問書」を送付し、一週間以内の回答を求む。
10月15日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「戒壇大御本尊の『宝筐』には自分の名前が刻まれている」と。
10月19日  創価学会、勝ち鬨、「日顕・浅井のなりふりかまわぬ癒着!」
「「語る落ちる」という言葉がある。… 本年8月3日・川口総合文化センターで行われた顕正会の浅井センセイ講義「顕正会の歴史と使命」は、まさにこの「語るに落ちる」を地で行くものであった。…
「細井管長が妙縁寺に下向されたんですねえ、47年7月6日。私はその時に、父と二人で行きました。そこで、細井管長は妙信講を説得しようと『死ぬつもりで来た』なんて言って、辞世の句までお書きになった」…
 気づかれただろうか。辞世の句は、浅井父子の説得により、学会との対決を覚悟された日達上人が詠まれたもの、というのがこれまでの浅井の語ってきた「歴史」だったはず。ところが実際には、辞世の句はなんと、妙信講を説得しようとする日達上人の決意を表したものだったのだ。…
「話が一段落した時、細井管長は松本妙縁寺住職に命じて筆紙を取り寄せさせ、『辞世の句』を書いて、私に下さった。恐らく、訓諭を訂正するとなれば学会の猛反撃が予想される、それをも乗り越える御決意を、この『辞世の句』にこめられたのであろう」(「学会・宗門抗争の根本原因」P.168)
 浅井のついてきた嘘が、いかに巧妙なものであったか。そしてその嘘がいかに巧妙であっても、嘘である以上いずれは馬脚を現すということが、まさにこの一件で明らかになったことと思う。…
 どうもこの日顕と浅井の関係がここにきて匂いだしている。今回の宗門問題が起きてから双方の間でどれ位のラブ・コールがあったか … この「顕正会の歴史と使命」という与太話の中でも、まさにその蜜月関係を明確に指し示す一節がある。昭和 45年当時の状況を得意げに講釈している部分がそれである。… おそらく、「30余万顕正会」という数字を鵜呑みにした日顕が、「学会憎し」と「平成6年6万登山」の帳尻合わせのために思いついた策謀と見て、大筋は外していないだろう」(「勝ち鬨」第027号 )
10月20日
 宗門、椎名法宣師、「御詫び状」を提出。
10月22日  創価学会、創価学会インタナショナル総会、池田大作SGI会長「法主だけが"特別の人間"であるとか、法主の言うことなら謗法であっても従わなければならない、とは御書に書かれていない。皆さまは、聖職者のまやかしに絶対にだまされてはならない。… (日顕宗は)遊蕩また遊蕩の日々 ―― 堕落の極みである。そのうえ僧侶という立場を悪用して、尊い仏子をいじめ抜いてきた。貪欲なだけの僧よりも、もっと悪い。… (日顕は)学会員を見下し、いじめだましてきた。最低最悪の反仏法の人間である。ゆえに責めねばならない。戦わねばならない」と。
10月24日  創価学会、東京牧口会館開館式(八王子)、内外装に贅を極めた地上8階建て、最上階は幹部も入れない池田専用フロアである。前面には、古代ギリシャのパルテノン神殿を思わせる白く太い列柱が12本並び、外壁は白い大理石とタイルが張られている。縦長のガラスは一部がステンドグラスとなっており、屋根は銅板で葺かれている。
 池田大作名誉会長「広宣流布の闘士のための殿堂 … 牧口先生がごとく、戸田先生がごとく死身弘法で戦う人が集う場所」と。(「聖教新聞」10月25日号 )
 創価学会幹部「学会員であっても気安く入れる場所ではない。… 礼拝を拒否した礼拝所」と。
(※ 創価大学が隣接するこの一帯での土地買収を巡り、暴力団(後藤組)が暗躍、92年3月に司令部を東京へ移し、とっかかりの仕事が八王子とされる。)
10月25日  創価学会、聖教新聞、東京牧口記念会館に「学会常住御本尊を安置」と報道。
(※ 創価学会本尊に安置されてきた、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の紙幅本尊である。創価学会は、本尊模刻問題で "紙幅本尊が痛んだ" ことを理由に挙げたが、それが偽りであったことを自ら示した。)
10月25日  東京地方裁判所、「芸者写真」事件の第1回口頭弁論行われる。
10月26日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、一国広布に出陣したゆえんについて「『内の濁乱』と『外の捨離』によって日本に自叛・他逼が迫ってきたいま、御遺命を守り抜いた顕正会こそ大聖人様に応え奉らねばならない ― この思いから、一国広布の出陣式を10月10日に行なった」と述べ、急速に核兵器の増強を計りつつある最近の中国の動向について言及、「私は、遠からず中国が、世界第一の核戦力を持つ軍事超大国になると思っている。これは日本にとって、まことに恐ろしいことである。まさしく大聖人様の御在世の『西海侵逼』と同じ図式が、いま急速に現れつつある」と。…
 さらに、この他国侵逼の大難から日本を救うのは、現在の腐敗堕落した政治家などではなく、日蓮大聖人の弟子以外にはない、と。
10月27日  衆議院、逓信委員会、矢島恒夫共産党議員、神崎武法郵政相の盗聴事件を追及。
10月29日  週刊朝日、創価学会秋谷栄之助会長インタビュー記事、「日顕上人の御本尊問題ない」掲載。 「Q:創価学会幹部は今の日顕上人が書写したものを本尊として拝んでおり、矛盾しているという指摘もあります。
 秋谷;矛盾はしていない。写したもとの御本尊が大事であって、写した人がどうであっても影響はありません」(「同誌」11月12日号 )
10月 日
 宗門、福家重道師(普見寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で津地検に書類送検さる。
 芳賀円道師(大護寺)、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で東京地検に書類送検さる。
11月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「御本尊を信者を脅す道具に利用してきた日顕の極悪非道」と。(「同」11月号 )
11月3日
 顕正会、「尾道事務所」御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「顕正会の事務所は、日目上人の『法華堂』の大精神を今に移すものである。ここには地涌の流類が集い、生き生きとお題目を唱え、折伏弘通の火花を散らす、まさに広宣流布の最前戦の砦である。… 本日御安置申し上げた御本尊様は、生きておわする日蓮大聖人である。この御本尊をよくよく信じ南無妙法蓮華経と唱え奉れば、いかなる罪障も消滅し、宿命は変わり、幸せになってくる。広宣流布とは、自分が幸せになりながら、人を救い国を救う大運動である。…
 もうすでに広布前夜の三災七難は始まっている。三災のはじめは『飢渇』である。いまの大凶作と大不況こそ『飢渇』そのものではないか。ここに顕正会は時を感じ、一国広布に出陣した。… 顕正会は濁世の中の白蓮華である。蓮華は泥に染まらない、顕正会も濁悪の世にあって世間の濁りに染まらない。このような団体は日本のどこにもない。本日こそ広島広布・中国広布の出陣である。勇躍して大法弘通を進めてほしい」と。
 開所式終了後、祝賀幹部会開かる。浅井昭衛会長「この広島も、四者の各支部・各隊・各区が入り乱れて折伏が進められている。顕正会はあくまでも縦の折伏系統を中心に一国広布を進めていく。各支部・各隊・各区がそれぞれの折伏系統で、日本列島のすみずみまで折伏を進めるのである。そして地域ごとに集会を開いては、四者が異体同心して団結していけばよい。だから地域ごとに支部を結成するという方式はとらない。交通機関の発達した今日、どこへでも弘通は伸ばせる。縦の折伏系統こそ広布推進の基本である。… 広宣流布が近づくにつれ、御本尊様の賞罰は、諸天の働きで一段とはっきり出てくる。大確信に立って折伏を進めよう。来年は広島大会を開く。大きく成長してほしい」と。
11月7日  創価学会、「魂の独立記念日」祝賀の最高協議会、池田大作名誉会長「宗門が、学会は『破門』にしたが、学会員は信徒から『除名』していない、と言ってきたことは、まったくの詭弁である。信徒を除名したというと、学会員が、まったく寺院にこなくなることを恐れ、寺へくれば信徒だからと葬儀や法事などを引き受ける口実にして、供養を貪るための、狡猾で卑劣なごまかしだったのである。…
 今、日顕宗は、法主の內証と御本尊は『一体不二の尊体』であるとし、御本尊を利用して『法主信仰』の邪義を立てている。... 『法主信仰』『法主絶対』など明らかに後世の邪義なのである。… 日顕は、御本尊を、信徒を隷属させ、供養を貪るための道具として利用するだけで、御本尊への信心などまったくない。… 仏敵・日顕が支配している大石寺は、大聖人の魂が住まわれていない身延のごとく、『謗法の地』と化してしまった。今、大石寺に参詣すれば、功徳があるどころか、大聖人のお叱りを受けて、罰を受けるだけである」と。
11月8/23日
 顕正会、11月度御書講義、「忘持経事」を拝読。(全国227会場)
11月15日
 顕正会、日目上人御報恩勤行会、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長「日目上人は、御本仏日蓮大聖人と二祖日興上人に仕え奉り、後代の私たちに『御遺命達成への精神はかくのごとくあれかし』ということを、身を以て教えて下さったお方である。…
 いま広布前夜の三災七難を眼前にして、顕正会は一国広宣流布を大聖人様に誓い奉り出陣した。日目上人の時は天子が国家意志を決定する実権を握っていたから、天子を諫暁あそばされた。しかし今は一国大衆に御本尊の力を教えなければ、国立戒壇は実現しない。ゆえに、日本国の大衆の一人ひとりが御本尊の功徳に目覚めるごとに、国立戒壇建立が近づくのである。顕正会は日目上人の御心を今に移し、その死身弘法の赤誠を、大聖人様に見て頂こうではないか」と。
11月16日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」第7回講義。(成増区民センター)
11月17日  創価学会、創価新報、「日顕宗の謗法と民衆弾圧の歴史」の連載開始。
11月18日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長「新・人間革命」連載を開始。
 本部幹部会、池田大作名誉会長「我が同志をいじめ苦しめた極悪の日顕一派を、絶対に許すことはできない。永久に戦っていく決心である。… 宗門の本音は、『法主教』を隠れミノにして、信徒に何も言わさず、陰で自分たちが好き勝手に遊び暮らしたいだけなのだ。… 『法主絶対論』によって困るのは学会ではない。こんな邪義を振りかざせばかざすほど、追いつめられるのは宗門であり、日顕であり、法華講である」と。
11月20日
 宗門、御大会式、阿部日顕管長「(芸者写真問題について)今日の世間常識の上からしても、いささかも問題にならない事柄を誇張して取り上げ、しかも捏造・作為を逞しゅうし、今日の宗門の僧侶を、破戒僧、不道徳な所行として罵る姿は、謗法怨嫉による毒気深入、無恥冒瀆の悪鬼の所業であります」と。
11月21日  創価学会、中部祝賀大総会、池田大作名誉会長「日顕のように、目先の欲に狂い、小手先の策を使って、学会員を脅せば全部、自分の思い通りになると錯覚しているのは、まったく仏法を知らぬ証拠なのである。… 今や本山は残念なことに『天魔の山』と化してしまった。したがって謗法も責めずに大石寺に行くことは、謗法容認の『与同罪』になってしまう。… 嫉妬は人を狂わせる。日顕の本質は『男のヤキモチ』である」と。
11月22日
 宗門、阿部信彰師、庶務部副部長に就任。
11月23日  ロサンゼルス郡地方裁判所、第1次訴訟「シアトル買春事件」に関し、クロウの訴えを却下。
11月24日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、9・10・11月度折伏成果 12,079名。
 浅井昭衛会長、一国広布に出陣した心情を「大聖人様に、日本の広宣流布を誓い奉るということが、いかに重いことか、私はこのことをひしひしと感じている。開目抄には『つたなき者のならひは、約束せし事をまことの時はわするるなるべし』と。顕正会はつたなき者ではない。この重き誓いを、仏弟子として、ただただ命を賭けて貫き通すのみである」と述べ、「明年を『前進の年』と名付けたい。出陣の次は前進である。顕正会の前進が日本の破局のテンポを上回らなければ、刻々と近づく他国侵逼に間に合わない。…
 私は『折伏理論書』と『南無日蓮大聖人』と、今回発刊される『顕正会の歴史と使命』の三冊を、広布推進の三大書籍であると確信している。たとえ入信の日は浅くとも、この三冊を命に染めるならば、たちまちに人材となる。この人材が日本列島の至る所で毅然として立ち上がるとき、広宣流布は成し遂げられる」と。
11月26日
 宗門、全国教師指導会、早瀬義寛庶務部長「今後、創価学会が販売している『ニセ本尊』を購入した者にあっては、日蓮正宗の信徒としては認めない。ただし一般学会員から各種法要や登山等の申し出があれば、受け付けていく」と。
11月26日  渡辺美智雄議員(自由民主党)、講演会で「自民党がかつて国会で法案を通すために創価学会の脱税もみ消しをした」と発言。
11月27日  創価学会、関西栄光総会、池田大作名誉会長「『末法濁悪』の何よりの証明は、僭聖増上慢である日顕宗の出現である。... 大悪中の大悪である『日顕宗の出現』こそ大善中の大善である『世界広宣流布の到来』を告げているのである。… 宗門は学会のおかげで豊かになったら、再び宗教の権威で、学会を弾圧した。しかし正当な理由がないものだから、ただ『法主に背けば謗法』を繰り返している。要するに、『私益』に目がくらんでいるだけなのである」と。
11月29日  創価学会、旭日最高会議、池田大作名誉会長「今回の宗門問題も、日顕の『小さな、小さな心』の嫉妬から起こっている。実は彼自身が一番『不自由』で、一番『低劣』な人間なのである。… 日顕宗とその一派は『奪命者』であり、『奪功徳者』なのである。… 日顕宗は大御本尊を形だけ拝しているようで、実は『三大秘法』なき完全な邪宗なのである」と。
11月30日  創価学会、岡山の勤行会、池田大作名誉会長「日顕自身がこうなること(無間地獄に堕ちること)は、自業自得」と。
12月1日
 宗門、大白法、大村寿顕師の「創価宗の『二セ本尊』販売に伴う自己弁護を破す」を掲載。
12月6日  創価学会、聖教新聞、「邪教・日顕宗に御本尊への正しき信心はない!」の連載開始。
12月8日
 顕正会、教学部、「末法相応抄下」終講。(板橋産文ホール)
 浅井昭衛会長「私は何年も前から、一国広布に立つ現在の顕正会の立場を想定して、日寛上人が『ひとえに広宣流布のため』と留め置かれた六巻抄を、全幹部が心肝に染めねば一国広布は叶わないとの思いで、講義を続けてきた。本日で講義予定の五巻のうち四巻を終えるが、今後、顕正会の戦いがますます激しくなるにつれ、今回のようにじっくりと数年もかけて六巻抄を講義する時間はとうてい取れなくなる。ゆえに今回の六巻抄講義は、顕正会の歴史における最後の講義と思っている。どうか、この六巻抄講義を機に、一人ひとりが自ら思索し、心肝に染めて、力ある人材に成長してもらいたい」と。
 また講義の中で、大聖人の御判形が弘安元年から変化した深意について、願主の出現に関連しての見解を初めて示す。
12月8日  朝日新聞、渡辺美智雄・元自民党副総裁のインタービュー記事を掲載。
「時の権力者が何もしないで、(創価学会が) 国税Gメンをフリーパスできますか。国税側に歯ぎしりしている人がいっぱいいる。(時の権力者は) 何代もある。知っているんだから」
12月15日
 宗門、「シアトル事件」について池田大作名誉会長と創価学会を相手取り、謝罪広告の掲載と総額20億円の損害賠償を求め東京地方裁判所に提訴。
12月15日
 顕正会、「顕正会の歴史と使命」発刊。
「顕正会の歴史は三十六年間。この大河のような流れを理解するには、まず大綱をつかむこ とが第一です。今回、講義の資料を七章に分けて作りましたから、この各章の要点をつかみ、 大きな流れを把握して下さい。まず第一章と第二章は「顕正会の歴史と使命」を理解する上での基本であり、大前提とな るところ。そして第三章以下が本論です。では各章の要点を簡単に説明します。
 第一章は、日蓮正宗はなぜ正しいのかという理由と、大聖人の究極の大顔が「国立戒壇建 立」にあることを示してある。
 第二章は、この大事な国立戒壇建立の御遺命が、広布前夜の今日、まさに破壊されんとし たことを、具体的に示してある。
 第三章からは顕正会の歴史に入る。その中で第三章は顕正会の発足です。すなわち顕正会の発足は御遺命破壊の前夜であったこと。そして使命あるがゆえに、発足の当初から末寺住職によって潰されんとした魔障があったこと。
 第四章は、三千の弘通を成しとげるや、さらに強大な魔障が法華講連合会となって現われ 顕正会を潰さんとしたこと。これが「試練と忍従」の時代であった。
 第五章は、正本堂の誑惑を眼前にして、いよいよ御遺命守護の御奉公に立ち上がったこと。 その戦いの内容を、第一次諫暁、第二次諫暁、第三次諫暁とに分けて、具体的に示してある。
 第六章は、顕正会の諫暁に次ぐ諫暁により、正本堂の誑惑はついに崩れ、残るは不敬解消 の一事になったこと。
 第七章は、正系門家の濁乱と一国の誇法により、ついに三災七難が始まってきたこと。そ して顕正会の大使命を示したところ。
 以上が、講義の大綱であります」
12月16日  創価学会、本部幹部会、池田大作名誉会長「赤誠の学会を、自分の貪りのため、卑劣な瞋りのため、癡のために憎み、いじめ、破門―。その背信のひどさは到底言葉で表現できない。そして、彼らが受けるであろう因果の報いも想像に余りある」と。
12月19日
 顕正会、春日部事務所、御入仏・開所式挙行さる。
 浅井昭衛会長「春日部事務所は、東京の本部を中心に見たとき、南の横浜事務所と対応する位置にある。本部を中心にして、首都圏における南北の二大拠点である。首都圏の大地震はどうしても避けられない。大地震の来る前に一人でも多くの人々が御本尊を信ずるように三大秘法弘通の大旋風を南の横浜事務所と肩を並べ、この春日部事務所から起こしてほしい。…
 この御本尊様は、個人においては生きていく上での悩みを解決して下さる。また国家においては三災七難を解決して下さる。広布前夜の五濁爛漫の世においては、人ごとに病気・貧乏・家庭不和で悩んでいる。しかしこの三大秘法の御本尊様を拝めば、必ず御本尊様の御守護によって幸せになってくる。また国家における災難は『三災』という。この国家の三災も、個人の病気・貧乏・家庭不和と本質は同じである。だから個人においても国家においても、この悩みを解決するのは御本尊のお力以外にはない。個人においては御本尊様にしっかりお題目を唱えること。そして国家においては、広宣流布・国立戒壇建立である」と。
12月19日  創価学会、池田大作名誉会長、ブトロス・ガリ国連事務総長と会見。
12月19日  香港、サウスチャイナ・モーニング・ポスト (英字紙)、北朝鮮が数発の核爆弾を完成させたと報道。
12月23日
 顕正会、芙蓉会館、落成御入仏式挙行。
 浅井昭衛会長、「芙蓉会館」に御安置の総本山第二十八世日詳上人御書写の常住御本尊についてその由緒を説明し、「芙蓉会館」と命名されたゆえんを「『芙蓉』とは蓮の花のことである。ゆえに富士山を『芙蓉峰』という。ここの会館は富士山天生原を仰いで国立戒壇建立に戦う地涌の流類が集まる法城であるから『芙蓉会館』と名付けた。… 私はいつも白雪を頂いた富士山を見るたびに思う――あの雄大なる裾野を持つ富士山はどっしりとして不動である。信心も不動でなければならない。…
 また富士の白雪は純白である。信心もこのように清純でなければいけない。わずかなことにフラフラするように薄っぺらな信心は不動の信心とはいえない。清純とは謗法の念慮がない、純一無雑ということである。さらにいうならば『一心見仏・不自惜身命』すなわち大聖人様に南無し奉る純粋性である。このことを身を以て示されたのが、熱原の法華講衆である。この願主が出現したとき、大聖人様は本門戒壇の大御本尊様を建立あそばされた。
 そして事の広宣流布の時、熱原の法華講衆のごとき清純なる信心の団体が国立戒壇建立を熱願する時、戒壇の大御本尊様は国立戒壇にお出ましになる。顕正会こそ熱原の法華講衆の信心を今に移し、大聖人様に応え奉ろうではないか」と。
12月23日  アメリカ合衆国、対外情報機関のCIA(中央情報局)、分析報告書に「北朝鮮は15年以内に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の製造が可能となる」と。
12月24日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長「世間の人々も、今年が大変動の年であったということは気づいている。政治を見ても、38年間日本を支配してきた自民党政権が崩壊し、経済もあっという間に『平成恐慌』となった。そして異常気象と大凶作。その上どうしたことか識者の間で『皇室の危機』というようなことも囁かれるようになった。これら曽てなかったことが今年になって起きてきた。これすなわち大変動の年というゆえんである。しかし世間の人々は、この大変動が恐るべき他国侵逼の前兆だということは知らない。
 ここに他国侵逼の前兆が今年起きてきたということを見つめて、私は深く思い、決意し、大聖人様に誓い奉って一国広布の出陣をしたわけである。… いま私の胸にあることは、顕正会の前進が他国侵逼の大難に間に合うかどうか、この一事だけである。明年から目の覚めるような大前進を成し遂げていきたい。この前進は凡夫の力でやるのではない。御本仏の御守護を頂いてやらせて頂く。ゆえに必ずできる」と。
 海老原秀夫総務「平成五年の前進を顧みて」(「冨士」第350号 )
 武蔵野支部長に加藤昌昭任命さる。
12月27日  創価学会、秋谷栄之助会長、阿部日顕管長に対し"違法墓地・納骨"についての「謝罪要求書」を送付。
12月 日
 宗門、大石寺と阿部日顕管長、「墓地、埋葬等に関する法律」違反容疑で静岡地検に書類送検さる。
 

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