迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、大日蓮、日如上人猊下「新年之辞」
「さて、本年は「折伏貫徹の年」であります。 折伏貫徹とは、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人の本因下種の仏法をもって自らが仏となると共に、一切衆生すべてを救済せずにはおかないという固い決意を顕したものであり、地涌の菩薩の眷けん属ぞくである我等本宗僧俗は、須すべからくこの決意をもって平成二十七年・三十三年の誓願達成に向かって、全力を傾注して一切衆生救済のための折伏を実践していかなければなりません。 その為には、異体同心の団結が絶対不可欠な要件であります。…
 その異体同心の団結を図る上で最も肝心なことは、各々が広宣流布を我が使命として、一心欲見仏・不自惜身命の御聖訓の侭ままに不退の決意をもって戦いきっていくことであります。この心を同じくした広布への戦いを通して真の団結の絆きずなが生まれ、誓願を達成し、あらゆる障魔を打ち破る極意が存しているのであります。されば、各位には本年「折伏貫徹の年」を迎え、異体同心の団結を胸に愈々いよいよ御精進されますよう心から念じ、新年の挨拶といたします」(「大日蓮」第815号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「一切の大事の中に国の亡ぶるが第一の大事
「昨年九月十一日には、警視庁公安部が本部会館等を不当捜索したうえ、あたかも顕正会が「暴力集団」「凶悪集団」であるかのような悪意の報道を、テレビを通じて国中に流さしめた。これ、御遺命の「国立戒壇」を放棄した創価学会が、国家権力を利用して、御遺命を堅持する顕正会を失わんとするの謀略であった。…
 それから三月、中国は突如、尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設定し、「圏内を飛行する航空機が命令に従わぬ場合は、武力で防御するための緊急処置を取る」旨を公告した。中国の尖閣奪取計画は決して気まぐれの思いつきではない、遠大周到である。…
 安倍首相は就任一年、順風満帆のロケットスタートに心驕って判断を誤ったのであろう。これが安倍政権崩壊の始まりとなることは疑いない。いや、安倍政権崩壊などは小事。他国侵逼を招いて国を亡ぼすことこそ「第一の大事」である。…
 日蓮大聖人は唯御一人の末法救済の御本仏であられる。大慈大悲のこの御本仏を、日本一同、恋慕渇仰して南無妙法蓮華経と唱え奉る以外に、日本が亡国を免れる術は断じてない。すでに順縁広布の時は来ている」(「顕正新聞」第1296号 )
1月1日  創価学会、大白蓮華 巻頭言、「誇り高き友情と信頼の共鳴を!」
 池田大作名誉会長メッセージ「ひとたび旭日が昇れば闇は消え去るように、どんな悲嘆も断じて打ち破り、どんな宿命も断じて転換していく「仏性」という元初の太陽が、万人の生命にある。  新しい一年も、また、新しい一日も、この太陽を自他共に呼び覚まし、歓喜の光を漲らせていくのが、我らの奏でる至高の友情の調べなのだ。…
 仏の種を蒔こう。最初は聞かなかったとしても、時が来て、必ず花開くことは決まっているのだよ!「大法弘通」の誓願に勇み立つ地涌の大行進が、いやまして明るく賑やかに始まった。広宣流布の大誓堂からは、創価家族の題目の師子吼が轟きわたる。さあ、我らの呼びかけを無数の眷属が待っている」 (「大白蓮華」2014.1月号 )
1月5日  創価学会、聖教新聞、「題目を唱えることによって、自身の生命のリズムが大宇宙を貫く法則のリズムに合致するのです」と。
(※「茲に注意すべきは妙法蓮華経は宇宙の真法であって天地間に遍満してをるといふものがありますが、それは理性でありまして報身も欠如してをり因行果徳も具はらないのであります。「日淳上人全集」上 )
1月11日  創価学会、世界広布新時代第3回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「万年に輝く「勝利の物語」を綴れ」
 池田大作名誉会長メッセージ「いかなる学識の人たりとも、いかなる知性の人たりとも、一寸先は闇であり、確固たる未来を見通すことはできない。生老病死の本源的な苦を打開することもできません。 それゆえに、久遠元初からの誓願を掲げて、三世永遠に、常楽我浄の生命の軌道を、大確信をもって人類へ示しゆく、私たちの宿縁は、あまりにも深い。…
 末法万年尽未来際への大遠征を思えば、いまだ、世界広宣流布の草創期といっても、決して過言ではありません。今、一人の友に、随力弘通で妙法を語り切る勇気が、未来に無量無辺の地涌の眷属を創り広げる。今、言いしれぬ災難にも負けずに、信心を貫き通す不屈の忍耐が、未来の社会の活路を赫々と照らし出す。今、多彩にして多様な友と、励まし合って進む異体同心の団結が、未来の人間共和の都を建設する。今、地道に誇り高く信念に走りゆく青春が、あとに続く幾千万もの未来の青年に、人生の栄光と勝利の大道を切り開くのであります」
1月12日
 顕正会、教学四級(10.133名)・五級試験(5,210名)、全国一一六会場で実施。(「顕正新聞」第1298号 )
1月19日
 顕正会、教学登用試験、全国一二一会場で実施、15,034名が受験。(「顕正新聞」第1298号 )
1月24日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「中国空母6年後に完成、他国侵逼刻々」
 浅井昭衛会長「さて、いよいよ「国難元年」を迎えました。今後、歳を追うごとに中国の他国侵逼はその色を増し、そのまま決戦場たる二〇二〇年代に突入すると、私は思っております。この大国難は「仏法より事起こる」ものであれば、たとえ日米安保条約があろうと、安倍政権が国家安全保障会議(日本版NSC)を設けようと、集団的自衛権の行使に踏み切ろうと、あるいは中国に対抗して軍備をどれほど増強しようと、これを遁れることはできない。…
 一昨年には婦人部が二万の大会を以て、昨年は女子部が三万五千の大会を以て出陣した。すべては二〇年代の大事を見据えての出陣でありました。その結びとして、いよいよ本年、五万男子部大会が決行される。時はまさに国難元年、その意義はまことに重かつ大であります。…
 このアベノミクスのまやかしに、間もなく全国民が気づく。そのときが安倍政権の「ザ・エンド」であります。後醍醐天皇の「建武の中興」はわずか三年で亡んだが、安倍政権はもっと早いと私は思っております。… しかし、安倍政権の帰趨などはどうでもよい。最も重大なことは、日本国の安危であります。…
 今月一八日、遼寧省の人民代表大会で同省トップの王垠(おうみん)党書記は、「空母を大連造船所で建造、約六年間で完成する」さらに「将来少なくとも四隻の空母を持つ」と発表した。中国の高官が空母建造を公式に発表したのは、これが初めてであります。六年後といえば、まさしく二〇二〇年に当る。もしこの空母が完成し、空母機動部隊が西太平洋に実戦配備されたら、日本は風前の灯火となる。その時までには尖閣は奪取されていよう。沖縄も危うくなっている。そして制海権を奪われシーレーンを封鎖されたら、石油も食料も入ってこない。日本は存立できなくなる。そのうえで、東京を始め大都市がミサイル攻撃で潰滅したらどうなるか。…
 立正安国論の「其の時、何んが為んや」… の御警告が耳朶を打つ。同時に「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」との重大の御金言 … の重さ有難さ、ただただ、ひれ伏すのみであります」
 大野耕太郎 理事に任ずる。小沼貴寛 第十男子部長に任ずる。平美夕紀 女子部総務・第十九女子部長に、高橋輝子 第十九女子部長に、三好房子 第九女子部長に、椎谷淳江 第二十八女子部長に、余野広子 第二十九女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1299号 )
1月26日  創価学会、聖教新聞、SGIの日記念提言「善悪二元論による峻別が社会を蝕む」
 池田大作SGI会長メッセージ「自分の側に「善」を置き、自分を敵視する人々をおしなべて「悪」とみなす思想は、イデオロギー対立が世界を分斷した柬西冷戦が終結した後も、さまざまに形を変えて多くの問題を引き起こしています」
1月28日  創価学会、フェイク、「功徳も歓喜もない末期症状の宗門」
「何故、役僧も含めて坊主共が新年早々、折伏目標を達成しようと叫んでいたのかというと、昨年の目標を達成できなかった坊主十二人が近日中に本山に呼びつけられるから坊主は皆、戦々恐々なのだ。 その十二人は次ぎの通り。…」(「フェイク」第1434号 )
2月7日  ソチオリンピック開催、ロシア連邦のソチで開催された第22回冬季オリンピック。
2月9日  創価学会、フェイク、「日顕の「中啓ミサイル」今も健在」
「〝三つ子の魂百まで〟と言われているが、腕白小僧だった日顕は九十一歳になった今も暴力を振るう。 先日、大石寺・客殿での唱題会が終わった直後、日顕が興奮した面持ちで一人の所化に向かって「おい、お前、ちょっと来い」と怒鳴りつけるやいなや、手にした中啓でその所化の頭をバシッと殴りつけた」(「フェイク」第1435号 )
2月20日  創価学会、『平和のためのフォーラム・池田大作 国連提言選集』出版記念シンポジウム開催(ニューヨーク 国連本部内)、「文化の多様性が輝く世界へ」
 池田大作SGI会長メッセージ「私自身、世界の多様性の源であるはずの差異が“排他の記号”と化して社会を分断したり、集団心理や悪意の扇動によって憎悪と暴力が渦巻く「戦争の文化」の激流が強まることに歯止めをかけるために、微力ではありますが、異なる宗教や文化的背景を持つ各国のリーダーや識者との「対話」に取り組んできたからであります。…
 1983年以来、毎年発表を続けてきた平和提言でも、そうした風潮に押し流されない精神の防波堤を築くために、「世界市民意識の涵養」の重要性を繰り返し訴えてきました。… 世界市民の連帯こそ国連の未来を照らす希望の光源であり、今回の会議がその道を広げる一助となれば、これに過ぎる喜びはありません。 たくさんの星々がそれぞれの美しい光を放ちつつ、星座を形づくって夜空を荘厳するように、文化の多様性が互いの尊厳を輝かせる世界の建設ヘ──国連創設70周年を機に、こうした教育を軸にした挑戦を本格的に開始すべきではないでしょうか」
2月21日  創価学会、池田大作名誉会長、アルゼンチン共和国・国立ビジャマリア大学「名誉教授」称号授与式(ブエノスアイレス アルゼンチン平和講堂)。
2月25日  東京地方裁判所、インターネット上で怪文書「地涌」への"リンク集" を作成した創価学会婦人部員に対し、名誉棄損による損害賠償金の支払いを命ずる判決を下した。
 平成21年10月頃、インターネット上に "ID・choroのリンク集" サイトを作成し、「地涌」から「大石寺主任理事・八木への電話盗聴が発覚! 妙覿講の大草による違法活動」「日顕の親衛隊を気取る妙観講は渉外部長・秋元のみならず 一民間人とその離婚した妻の電話まで盗聴」「妙観講・大草一男が渉外部長・秋元広学の電話を盗聴していた」等を貼り付け、「地涌」を読めるようにしていた。(「慧妙」3月16日号 )
2月26日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「自虐史観も皇国史観も国を亡ぼす」
 浅井昭衛会長「いいですか。安倍首相の靖国参拝強行に対して、アメリカ政府は「失望」との声明を発表した。これに対して安倍側近が相次いで無分別な反米的ともいえる逆批判をした。その結果、いま両国政府の間で深い溝が生じてきたというわけであります。… ワシントンポストは一七日の論説で … 「靖国参拝は日米関係をひどく損ね、アメリカと中国の間よりも意思疎通のギャップが大きくなった」と批判した。…
 安倍首相は口を開けば「日本を取り戻そう」と言い、「戦後レジームからの脱却」を叫ぶ。… 彼は、保守といっても通常のそれではなく、戦前への回帰をめざした国粋主義的な皇国史観の持ち主のごとくに見える。…
 自虐史観というのは敗戦により生じたものですね。まず戦勝国アメリカが、占領政策の一環として日本を弱体化するために、「日本は侵略戦争を起こした悪い国だった」と。…
 では、皇国史観とはどういうものか。端的にいえば 日本は万世一系の天皇が統治する国であり、天皇は天照太神等の神々の子孫である。… 詮ずるところ、皇国史観というのは「天皇」と「靖国」に行き着き、そこで止まってしまう。… 皇室は万世一系で二千数百年も永続している。このような王室は世界に類例がない、日本だけのものであります。…
 なぜ、このように皇室は永続しているのか --。それは「仏法守護」という一大使命が皇室にあるからであります。… 安倍首相は昨年十月に伊勢神宮の式年遷宮に参列し、さらに本年正月には閣僚を引き連れて伊勢神宮に参拝している。しかし天照太神は仏法守護の善神であれば、日蓮大聖人を信じない人を、国を、どうして守るであろうか。…
 しかしこの我ら末弟を、大聖人様はお庇い下され、日本一同にこう仰せ下されている。「請う、国中の諸人、我が末弟等を軽んずること勿れ」と。… たとえ誰に軽んじられようと、一人の大聖人様がお庇い下されば勇気百倍であります。もう広宣流布は近い。すでにギリギリの広布最終段階に突入している。だから本年が「国難元年」なのであります」
 大下和美 第三十女子部長(兼女子部総務)に任ずる。(「顕正新聞」第1302号 )
3月1日  人間の科学新社、「池田大作と原島家: 池田大作を会長にした原島宏治とその家族」発刊。
3月2日  創価学会、世界広布新時代第4回本部幹部会開催(岩手文化会館)、「わが生命《いのち》 福光の春 勝ち開け」
 池田大作名誉会長メッセージ「未曽有の大災害の中、東北の友は「地涌の正義の旗頭」として、仏に等しい忍耐の心で、言うに言われぬ苦難を耐え抜きながら、かくも堂々と広宣流布を推し進めてこられました。 この「東北の凱歌の人々」が、自行化他の題目を唱えに唱えて、辛抱強く貢献されゆく、それぞれの誓願の天地こそ、必ずや「わざはひ(禍)も転じて幸《さいわい》となる」(御書1124㌻)寂光の国土なのであります。…
 お亡くなりになられた功労者、ご家族、ご友人方も、妙法の光に照らされて成仏の大境涯に包まれていることは、間違いありません。生死を超えて、私たちは一緒に仲良く、常楽我浄の生命の旅を続けていくのです」
3月18日   ロシア連邦、ウラジーミル・プーチン大統領、クリミア自治共和国の編入を表明。
3月19日  創価学会、池田大作名誉会長、インド共和国 サティエンドラ・ナラヤン・シンハ経営管理学院「名誉教授」称号授与式(チンマヤ・ミッション講堂)。
3月26日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「平和憲法頼みも核武装も共に亡国の道」
 浅井昭衛会長「今、日本国において御遺命を奉ずる唯一の団体、国立戒壇建立を掲げて日本を独走する唯一の大集団となったのであります。やがて亡国迫る日本国において、顕正会の諌暁の師子吼は必ず国中にこだまする。… 二〇年代の決戦場までにその力を蓄え、大聖人様に応え奉らなければならない。…
 ロシアはソチオリンピックの閉幕を待っていたかのように、突如、ウクライナ南部のクリミア半島に事実上の軍隊を送ってこれを制圧した。そしてクリミアの住民投票という手続を踏ませたうえで、クリミア半島をロシア領に編入した。まことにあっという間の電光石火の早業であります。…
 プーチンはさらに今、ウクライナ東部の国境沿いに、重装備の二万人超の精鋭部隊を配置している。これに対し、ウクライナ暫定政権は「ロシアはクリミアだけでなく、ウクライナの東部・南部も侵攻するに違いない」と予想して、四万人の予備役を動員することを決定した。ウクライナ国内で、ロシア系住民と極右武装勢力が衝突して内乱に陥る可能性は高い。そうなればロシア軍は、ロシア系住民保護を口実に軍事介入する。… まさにウクライナは「世界の火薬庫」なのであります。…
 そして今、戦前回帰をめざす安倍政権が登場したというわけです。安倍首相は口を開けば「日本を取り戻す」と言い、「戦後レジームからの脱却」を叫び、「自主防衛」を強調している。自主防衛というのは、詰まるところ核武装に行き着く。… このような日本を見れば、中国が、アメリカが、日本の核武装を警戒するのは当然です。
 中国軍事に詳しい政治社会学博士の北村淳氏は、著書「尖閣を守れない自衛隊」において「中国軍は、日本全土を射程圏に収めているさまざまな長射程ミサイルを多数保有し、… 日本各地の戦略目標を破壊する攻撃能力を持っている」と。… もし日本列島の五四基の原発が、このミサイル攻撃によって、福島原発事故以上の大爆発を一斉に起こしたら、日本は瞬時に潰滅してしまうではないか。しかもこれを防ぐ手段は日本にはない。…
 日本と世界の現状を見るに、「もうギリギリの広布最終段階に突入しているのだ」と、私はいま全身で感じております。このとき、大聖人様は無数の地涌の菩薩を召し出だし、戦わしめ給うのであります。… この諌暁の師子吼は、必ず全日本人の魂を揺り動かす」
 高屋敷久美子 第十八女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1305号 )
4月19日  創価学会、世界広布新時代第5回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「自他共に大歓喜の人生を」
 池田大作名誉会長メッセージ「人間主義の機関紙・聖教新聞を、雨の日も風の日も、配達してくださっている、陰の大功労者であられる「無冠の友」の皆さん! いつもいつも、ありがとうございます。ここで重ねて、大拍手をお送りしたいのであります(大拍手)。…
 仏法の広大無辺の境涯から見れば、自分だけの名聞名利の喜びなど、ちっぽけな、はかない幻に過ぎません。どんなに苦しい試練であれ、どんなに厳しい宿命であれ、妙法を唱えて、断じて負けない。断じて屈しない。悲しみも嘆きも、勝ち越えて、苦悩の友を励まし包みながら、智慧と慈悲の世界を創り、広げていく。ここに、我らの尽きることのない喜びの連帯があります」
4月24日  創価学会、池田大作名誉会長、フィリピン共和国 国立イサベラ大学「名誉人文学博士号」称号授与式(創価大学本部棟)。
4月25日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「戦後七〇年の安逸は「属国的平和」」
 浅井昭衛会長「広宣流布の大事な節たる二百万が、今はっきりと見えてまいりました。この法戦の最中、私は顕正新聞の三月五日号、三月二五日号、四月五日号を、国会議員・地方議員・地方自治体首長・言論機関に宛て、約三万通、送付いたしました。
 なぜ送ったのか --。三月五日号は、自虐史観もダメ、皇国史観もダメ、早く仏法史観にめざめよ -- ということを示すため。三月二五日号は、「運きはまりぬれば兵法もいらず」と。国家も福運が尽きたらすべてが裏目となって行き詰まる -- ということを教えるため。四月五日号は、たとえ核武装するとも日本は守れない。早く日蓮大聖人に帰依して国立戒壇を建立すべし -- と諌めたものであります。… これを言わなければ大聖人様に申しわけない。信じようと信じまいと構わない。よし憎まば憎め、ただ御本仏の金言に任せ奉る。この思いで送りました。これ二〇年代の大諌暁の序分であります。…
 また「世界の火薬庫」といわれるウクライナにいま火が点き、世界はいよいよ動乱の兆しを見せている。その中、圧倒的な軍事力を持つ中国が日本を侵略せんとしている。… ゆえに私は、今こそ大聖人仰せの広布の前夜、よって広宣流布は最終段階に突入している、と言い切っているのであります。…
 アメリカの占領政策の根幹は、日本を弱体化して、二度とアメリカの脅威にならぬ国にするところにあった。そのために「日本国憲法」を与えて戦争を放棄させ、交戦権を否認させ、さらに一切の戦力を保持させないことにしたのです。だが、これで国家が存立できますか ―。… そこで、必然的にアメリカに守ってもらうということになる。これがアメリカの占領目的だったのです。… この枠組みを法律的に定めたのが、日本国憲法と日米安全保障条約の二つだったのであります。…
 一方、中国の軍事費は直近二五年間で実に約四〇倍にも膨れあがっている。このような国は世界に例がないのです。その戦力は陸・海・空・宇宙・サイバーの各分野において、アメリカに追いつけ追い越せの勢いです。ことに核戦力は米国の主要都市を潰滅し得る能力をすでに持っている。…
 ことに尖閣諸島は、中国海軍が西太平洋に進出するに当って重要な戦略的位置を占めているので、これを「核心的利益」と称して、いかなる手段、武力に訴えても奪い取らんとしているのであります。この侵略に対して、アメリカは安保条約がある以上、日本を防衛する義務がある。だが実際には、もうそれができなくなっているのです。…
 一国を諌める仏弟子の大集団が在れば、必ず日本はめざめるのです。早く一国を揺るがす大諫暁の力を備えなければならない。その大きな節が、二百万であると、私は深く思っております。大聖人様に召し出だされた地涌の菩薩が、二百万の日蓮大聖人の分身が、総立ちになるとき、国立戒壇建立の大気運は必ず日本に巻き起こってくる」
 伊東信昭 第十三男子部長(兼第十七男子部長)に任ずる。(「顕正新聞」第1308号 )
4月30日  創価学会、フェイク、「法華講が勧誘のティッシュ配布」
「勧誘ノルマに苦しむ日蓮正宗の末寺では、これまで成果の水増しやデタラメな帳尻合わせに狂奔してきたが、それでも過酷なノルマには到底及ばない。そのため閑古鳥が鳴く寺に通行人など見ず知らずの人々を騙して連れ込んで、成果に加えようと悪足掻きして消費者金融やパチンコ店、風俗関係の店などと同じように、ポケットティッシュの配布を始めている。
 なかでも東京・板橋区の妙國寺では住職の斎藤栄順(宗務院庶務部長)が法華講員に地下鉄・三田線の高島平駅、及びその周辺でポケットティッシュを配布させ、そのティッシュの中には悩乱しているとしか思えない驚嘆すべき文面の広告を入れている。「厄払い・厄除けは、もうお済みですか?」「厄払いはいつでもできます。ご来寺ください」と邪教の宣伝文が躍っている」(「フェイク」第1449号 )
5月23日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「アメリカの戦争の下請け・傭兵となる」
 浅井昭衛会長「戦後七〇年、アメリカの保護により成り立っていた日本の「属国的平和」は、もう持続不可能になってきたのです。そこで安倍首相は焦って、集団的自衛権の行使容認を以て、なんとかアメリカとの同盟強化を図ろうとしている。だが、もうそのような小手先の小細工ではどうにもならないのです。今後、歳を逐うごとに日本の危機は増大し、そのまま亡国の二〇年代に突入すると私は思っております。…
 私は憲法第九条だけを守っていれば平和、という考えには与しない。これは空虚な観念論です。だが、安倍首相の進めている集団的自衛権行使はさらに危ない。… かえってアメリカの戦争の下請け、アメリカの傭兵となる恐れがある。… 端的にいえば、日本が攻撃されていなくても、同盟国・米国を守るために自衛隊が海外で戦うということであります。…
 そしてこの地殻変動は、今さらに拡大しつつある。それは、中国とロシアが手を結ぼうとしていることです。中国とロシアはこれまで、世界最長の国境線を挟んで、長年にわたり互いに警戒し、敵対心を懐き続けて来た。ところが、ウクライナ問題でロシアはアメリカ・EUと対立し、中国は東シナ海・南シナ海においてアメリカ・日本と対立している。ここに両国が一気に結びつく条件ができ、今や盟友関係になってきたのです。…
 やがて中ロ同盟が結ばれる可能性が高い。この同盟こそ世界の悪夢です。修羅の大国同士が軍事同盟を結んだら、世界はどうなるか。仏法のうえからこれを見れば、まさに「一閻浮提大闘諍」の兆しであります。今後、日本は、中国とアメリカの狭間で漂流し、必ずや他国侵逼の大難を受ける。… これが広布前夜の客観状勢であり、これを作っているのが、日蓮大聖人の御化導を助けまいらせる諸天の働きなのであります。…
 さあ、すでに順縁広布の時は近づいている。… そして顕正会の諌暁の師子吼が日本にこだまするとき、国立戒壇建立の大気運は必ず一国にみなぎる。二百万こそ広布の大事な節であります」
 体験発表 工藤久志(男子部第百十隊組長)「地球環境研究者として仏法に感銘
 菅裕子 婦人部総務(兼第二十婦人部長)に、西根克子 婦人部総務に任ずる。(「顕正新聞」第1311号 )
6月7日  創価学会、世界広布新時代第6回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「人類は希望の哲学を渇仰」
 池田大作名誉会長メッセージ「「御本尊」つまり根本として尊敬《そんぎょう》すべき当体は、自分自身を離れて、どこか特別な場所にあるのではない。 妙法を信受して題目を唱え、広宣流布に励みゆく、ありのままの私たちの「胸中の肉団」に、おわします。 これこそ、最も清らかで何ものにも汚《けが》されず、最も尊貴で何ものにも壊されない「元初の心の都」なのです。…
「人間不在」また「女性不在」さらに「生命不在」の宗教やイデオロギーに裏切られ続けてきた人類は、信ずるに足る真の希望の哲学を渇仰しています。私たちは、伸びゆく青年と共に、いよいよ生き生きと、大仏法を求め、学び、声を惜しまず語り抜きながら、一人でも多くの友の心に「生命歓喜の都」を、「幸福勝利の都」を、そして「永遠平和の都」を開き、輝かせていこうではありませんか!」
6月9日
 宗門、法華講員 樋田昌志、顕正会会長浅井昭衛に 「公開詰問状 及び 公開対論」申込み。
「1、塔婆供養廃止について
 塔婆供養=非情成仏=草木成仏は、曼荼羅御本尊開眼の義と通底している重大事の御法門なのである。 この重大事の御法門を軽々しく否定する貴殿こそまさに「当世の習ひそこなひの学者」ではないか。
 2、戒名について
 昭和59年4月に死亡した貴殿の父・甚兵衛(元妙信講講頭)には、「直達院護法甚道居士」(『冨士』昭和59年6月号)との「戒名」を戴いている。 要らないはずの「戒名」を何故貰ったのか、その教義的理由を明確に説明せよ。
 3、葬儀・回忌法要について
 大聖人様の御指南では、葬儀執行は…御法主上人から免許をいただいた正統なる日蓮正宗の御僧侶。ということだが、貴殿ら顕正会では誰がこの「法華を悟れる智者」と言えるのか。教学的に明証せよ。
 以上の詰問について、公開対論を申し込む。もし貴殿が公開対論が実力的に不可能で回避したいのならば、文書による反論も可。 返答期限を平成26年7月16日とする。
 平成26年6月9日  
6月16日
 宗門、大白法、「唱題行に、支部挙げて取り組もう」
「「法華講員五十パーセント増」は、一人残らずが大聖人様の御(み)教え通りに信心修行して即身成仏の大功徳を得、もって全世界の広布を推し進めていくようにとの、御法主日如上人猊下の御慈悲により賜った御命題と拝する。…
 チャンスは目の前にある。今どんな状況にあろうと、直ちに決意しよう。心を決めれば、その決意に導かれて生活が変わる。何からどう取り組むべきかは、御本尊様から教えていただける。「そうか」と思った今がチャンスである。一人ひとりが変われば講中が変われる」(「大白法」平成26年6月16日号 )
6月26日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (さいたま市文化センター)、「一国も政権も二悪が鼻を並べている
 浅井昭衛会長「私はいま感じております。仏弟子一六五万の団結の力は、今や日本を動かしつつあると。だから、学会がどれほど腐敗しようと、宗門僧侶がどれほど堕落しようと、そんなことはもう関係ない。… 広宣流布はもう誰も止められないのです。…
 いいですか。この御予言の符合には、二つの重大意義があるのです。一つには、この予言的中により、日蓮大聖人こそ久遠元初の自受用身であられることが証明される。もう一つは、日本国の一切衆生を無間地獄の大苦よりお救い下さる大慈大悲であります。…
 今の日本は、まさしく国中の謗法と正系門家の違背という二つの大悪、二悪が鼻を並べている。どうして諸天、怒りをなさぬ道理があろうか。ここに昭和四七年(1972年)の偽戒壇・正本堂の完成以来、中国が急速に台頭し、我が国を脅かす存在になってきたのであります。さらに平成二三年には、観測史上最大といわれる東日本巨大地震が発生した。引き続き首都圏直下と南海トラフの巨大地震も近く発生すると言われている。… これらは、まさに恐るべき他国侵逼の凶兆であり、同時に、いよいよ広宣流布が事実となる大瑞なのであります。…
 公明党は政権離脱を最も恐れている。それは、公明党の存在自体が「政教分離」を定めた憲法に違反しているからです。そうでしょう。公明党の実態というのは、創価学会の「政治部」ですよ。これを「公明党」と名づけたにすぎない。だから党の人事も、資金も、選挙も、すべて学会頼みです。そして党の使命は学会を守る、すなわち池田大作を守ることにある。…
 そのような中、中国はアメリカの動きを見定めたうえで、必ず日本を襲う。そのとき、アメリカは日本を守ってくれるか ―。アメリカは国益を第一にする。米国本土が核攻撃を受けるという犠牲を払ってまで、どうして日本を守ろうか。…
 この大聖人様の絶大威徳と大慈大悲を、一国に教える仏弟子の大集団は、もう顕正会以外にはない。世の中が乱れれば乱れるほど、顕正会こそ、世間にへつらわず、毅然と敢然と立ちたい」
 平美夕紀 第二十八女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1314号 )
6月 日
 宗門、法華講員 樋田昌志、浅井昭衛会長に三度目の 「公開対論もしくは公開文書対論」を要望。
「貴殿に対し三度目の破折・諫暁として一文を送付し、公開対論もしくは公開文書対論を要望する。
 一、僧宝に対して貴殿の大謗法行為を呵責する。
 ① 大聖人様の「仏宝・法宝」は必ず「僧」に依りて相伝・伝持され末法尽未来際まで久住するのである。… 貴殿には相伝もなく、もちろん御本尊を書写できる筈もない立場のくせに、御法主上人をはじめ宗門御僧侶を誹謗している。が故に破門され、顕正会には尊仰すべき血脈正統なる「僧」がいない。であるから顕正会には「仏宝」も「法宝」も存在しない。つまり貴殿らは仏法僧の三宝が存在しない邪道を夢中に行じているだけである。そんな貴殿らがどれほど会員を勧誘してもそれは絶対に正当な「広宣流布」とはならない。百害あって一利なしである。
 二、顕正会が所持する「導師曼荼羅」について。
 導師曼荼羅は、各末寺の御住職が総本山へ申請し、御法主上人が直筆で一幅ごとに書写され御住職へ授与される御本尊である。… もしそれが「本物である」と主張するのならば速やかに日蓮正宗宗門に確認しその証拠を挙げて証明してみせよ。 その証明が為されない限り、当方はひたすら顕正会の導師曼荼羅はニセ本尊である旨を世に喧伝する。…
 貴殿もかなりの高齢なのだからまだ存命中に自身の信仰上の責任として顕正会所持の本尊の真性を明白に証拠を挙げて内外に証明すべきであろう。
 以上の破折・詰問についての明晰な反駁があるならばその反論期限は平成26年8月15日とする。貴殿の勇気ある潔い対応を心より期待する。
  平成 年 月 日  
7月1日
 宗門、大白法、「御命題達成・広布への大きなうねりを」
「御法主上人猊下は、夏期講習会第三期の御講義の砌、…「本当に一人ひとりが、この信力をもって実践するならば、皆さん自身がまず変わります。そして皆さん力の周りの人が変わり、講中が変わります。講中が変われば、必ずそれが全国に広がって大きなうねりとなっていくのです。 広宣流布の大きなうねりを、作ってもらいたい。お帰りになったら、今日から広宣流布の闘いに参加して、大きなうねりの基を、ぜひお作りいただきたいと心からお願いする次第であります(趣意)」と御指南あそばされた。御命題達成の明年三月八日まで残り八ヵ月、僧俗一致の強固な体勢で折伏に励み、御法主上人猊下の御指南に、必ずお応え申し上げよう」(「大白法」第888号 )
7月2日  創価学会、創価新報、「不軽に連なる学会の実践」
「不軽菩薩は、法を説けば説くほど、罵られ、杖で殴られそうになったり、石などを投げつけられたりした。しかし、どれだけ迫害を受けても、決して礼拝行をやめなかった。… 日顕宗の対極の姿であるこの不軽菩薩の実践を、そのまま現代に展開してきたのが創価学会である。…
 どれだけ優れた理論や法も、実践し弘めていく人間がいなければ何の意味もない。学会の「一人の人を幸福にする」行動によって、大聖人の世界広宣流布の御遺命は現実のものとなったのだ」(「創価新報」平成26年7月2日号 )
7月10日  創価学会、原田稔会長・長谷川重夫副理事長、遠藤孝紀総合教学部長に対し、情報漏洩にともなう査問を実施。 遠藤孝紀総合教学部長からは、創価学会執行部へ "パワハラ問題"、"教義改変" についての質問状が出される。
 遠藤文書1 「私の立場で、あれこれ申し上げるのは、はなはだ僣越であり、躊躇いたしましたが、こと御本尊と先生に関する最重大事であり、そこにわずかでも私情を差しはさめば仏法違背になりますので、申し述べさせていただきます。…
 昨年の9月20日、長谷川本部長は、「池田先生は大御本尊と決別するなどとは言っていない」… と確言されました。 さらに、その折、池田副理事長も「総本部ができて、お祝いする時にやる必要はない」… 等と述べています。…
 ところが先月、長谷川本部長は「原田会長が嘘を付いているなどということは私は絶対に言わない」と、立ち位置を180度変えられ、その後、更に「『池田先生が決着を付けると御指導された』と会長が言うなら、会長は嘘を付いているということだ」と、再び主張を変えられました。…
 そもそも、昨年9月以来、会議、打ち合わせ、尋問など全てが強権的、強圧的な雰囲気で行われてきました。これは、明確なパワーハラスメントであると判断しております。… 繰り返しになりますが、私たち教学部の行動は、大聖人の御指南にも、三代会長の御精神にも、些かも悖るものでないと確信しております。 誤りであると言われるなら、御書に照らして池田先生の御指導に照らして、どこが誤りであるか、指摘していただきたいと存じます。… 私は、どこまでも池田先生に殉ずる覚悟でおります」
7月16日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・ハルビン師範大学「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
7月17日  創価学会、遠藤孝紀総合教学部長、遠藤文書2~7
「ぜひとも御教えを賜りたい点があり、大慈悲をもって、御教示・御教導をお願い申し上げます。 私一身のことではなく、学会の将来に関して根本的な重大性をもった問題でありますから、必ずや御返答を頂けるものと信じております。…
 学会は「池田先生が基準」ではなく「会長が基準」なのでしょうか? 先日(2014/7/10)の対面で私が驚いたのは、原田会長、長谷川本部長のお二人が声をそろえ、口をそろえて、「(大御本尊問題に関する議論の)内容はともかく」となんと10回以上も繰り返されたことでした。私が大御本尊問題の「内容」に触れようとすると、「それに答える必要はない」と即座にさえぎられたことも含めて、「内容の実質には立ち入りたくない」というお気持ちが、ありありと強く迫ってまいりました。…
 私どもの行動を「分派活動」と非難されましたが、私どもの主張のほうが正義であり、「執行部による性急な学会教義改変」のほうが池田先生の御指導に沿っていないのであれば、むしろ変更を無理に推し進めようとした行為のほうが、「池田先生を師とする創価学会」から逸脱しようとする、いわば「分派活動」となる――客観的には、こういう理路になってまいります。また、日寛上人の教学を根本としてきた戸田先生以来の伝統の学会から離反する「分派活動」ではないでしょうか。…
 憂えるのは、ただ学会の将来であり、「池田先生第一」で生きている真面目な後輩たちの活躍の道を閉ざしたくないという一心で、申し上げました。その真情に免じて、数々の無礼の言、ご容赦を賜りますように。そして、大慈大悲をもってこれらの疑問に答えてくださいますよう、重ねてお願い申し上げます」
7月25日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 18,121名、「池田大作 法主・公権力利用し顕正会抹殺謀る」
 浅井昭衛会長「この法戦において、一国を諌暁する「集団的自衛権・特集号」が爆発的な勢いで、列島全域に配布された。…
 私は先月の総幹部会で「仏弟子一六五万の団結の力は、今や日本を動かしつつある」と申しましたが、向かうところ敵なしのごとくに見えた安倍政権も、いよいよ「終わりの始まり」が見えて来ましたね。… いよいよ「ロケット落とし」が始まってきたのであります。
 海水温の異常はなぜ起こるかというと、CO2由来の温暖化などではなく、太陽活動の異変から起こる。… 次に大地動乱。これも根本原因は世間の知恵の及ぶところではない。プレートテクトニクス理論なども、表面の原因を説明したものに過ぎない。根本は依正不二という仏法の原理に照らさなければわからないのです。
 池田大作の側近中の側近で、謀略を担当してきた学会・顧問弁護士・山崎正友が、池田大作に背いたのち懺悔の思いを込めた告白文「昨日の師・池田大作への手紙」の中で、こう記している。「警察はいつでも学会の味方でした。その裏で、大川(現参議院議員)、藤井、藤原、竜などの都議会議員の活躍があったことは言うまでもありません。謀略と政治の圧力で、被害者を加害者に仕立て、国家権力を利用して弾圧するというやり方は、創価学会の十八番でした」と。…
 いま広布前夜、徳うすく力もなき我ら凡夫が、消え失せんとする御遺命を見て守護し奉り、さらにいま御遺命成就をめざして死力を尽くして立つならば、第六天の魔王が謀略を構えるのは当然であります。私は悪口罵詈を喜んでおります。これこそ如説修行の証なのだと。… だが大聖人様はつたなき我らを、必ず衣を以て覆って下さる、お守り下さる。…
 私は、凡慮を絶したあの正本堂の崩壊を見て、確信しております。諸天の働きと顕正会の諌暁により、やがて日本一同、必ずや日蓮大聖人の大恩徳にめざめ、頭を地につけ掌を合わせて南無妙法蓮華経と唱え奉る日が遠からず来ると。もう広宣流布は、ギリギリの最終段階であります」(「顕正新聞」第1317号 )
8月26日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「安倍首相は口先だけ、国思う心がない」
 浅井昭衛会長「まさに゙安倍晋三の正体見たり゙ですね。彼は口では「国民の生命と安全を守る」などとよく言う。しかし、心がないのです。だから危険きわまる原発の再稼働も平然とできるし日本の農業を破滅させ、モンサントなどの有害食品を輸入するTPPの推進もできるし ギャンブルで人を狂わせるカジノ賭博場も作れるし 株価維持のために、国民の大事な年金積立金を株式市場に役人することもできるのです。
 さらに悪いのは、アベノミクスと集団的自衛権の行使ですよ。… 国債が暴落し長期金利がハネ上がれば、一千兆円超の大借金の重圧で国家が破産する。そうなると、年金も吹っ飛んでしまう。これは国家的な大詐欺ですよ。このとき国民は憤るが、責任を取る者はもうそのときいない。
 彼はいま、権力に驕っているのです。今やマスコミを手なずけて批判を封ずることに成功した。大新聞、テレビ局、みな抑えられてしまった。正論を述べる学者等がいつのまにかテレビ・新聞から消えていく。…
 では、その他国侵逼はいつか。私は前々から、それを二〇年代であると、ひそかに見据えておりました。… この他国侵逼が起これば、そのとき日本は亡びる。… 顕正会は、まず二百万の仏弟子の大集団を以て大諌暁に立つ。この二百万は加速度をつけて、一気に三百万、五百万、一千万、六千万となる。…
 もうギリギリの広布最終段階であります。このこと、私は今、全身で感じております。さあ、大事の二百万を見つめて、いよいよ全顕正会で大地ゆるがす大行進を始めよう」(「顕正新聞」第1319号 )
8月 日  月刊FACTA、創価学会の "大御本尊決別" の一連の内部状況を掲載。
8月 日  創価学会、"大御本尊決別" の内部文書「教学部レポート」が、創価学会員によってネット配信される。
「教義変更についてですが、… 書写された御本尊には、「之を書写し奉る」と明記されており「戒壇の大御本尊」を必要以上に否定すれば、書写された御本尊自体の存在根拠が不安定化しかねません。会員が日夜拝している御本尊の根拠が揺らげば、会員の信仰が動揺してしまいます」(「教学部レポート」)
9月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「虚妄(こもう)の戒壇論」
「浅井によれば、この日本の危機を救えるのは顕正会だけであり、その根拠は、「今、大聖人仰せのままに、『国立戒壇建立』を高々と掲げて折伏を行じているのは、顕正会以外にはない」(同)からだそうだ。相も変わらず「国立戒壇建立」の妄想を挙げているのである。…
 大御本尊御安置の所に本門戒壇の義が存するのであるから、大御本尊から遠く離れた浅井ら顕正会が、本門の戒壇を建立することは、原理的に不可能である。つまり、浅井ら顕正会の目標なるものは、虚妄の「国立戒壇建立」にして口先だけの絵空事に過ぎず、日蓮大聖人御遺命の「本門戒壇の建立」を実現することは永遠にできない。こんな簡単な道理は誰でも判ることだから、浅井は「本門の戒壇」の意義をごまかさざるを得ない。… その手法は「本門の戒壇=国立戒壇」と、会員たちを信じ込ませることにある。… 宗門が不用としたのは、元来、本宗教義にはない「国立戒壇」の名称である」(「大白法」第829号 )
9月6日  創価学会、世界広布新時代第7回本部幹部会開催(創価大学記念講堂)、「勇気と智慧で世界を変えゆけ!」
 池田大作名誉会長メッセージ「どんな悪口罵詈にも怯まぬ、あまりにも健気な父たち、母たちと共に、私は、一人一人の宿命に戦いを挑みながら、紛然と競い起こる三障四魔も、三類の強敵も、断固として打ち破り、世界192カ国・地域に、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げてきました。…
 難を乗り越えられない地涌の菩薩は絶対にいないのであります。私自身、青春時代から、病気も、経済苦も、事業の苦境も、国家権力の弾圧も、忘恩の裏切りも、狂気の如き迫害も、一切、勝ち越えてきました。師弟は「従藍而青」なるゆえに、後継の青年たちが、私以上の戦いをできないわけがありません」
9月7日
 顕正会、男子部大会開催(さいたまスーパーアリーナ)、5万名が参集、「"核の傘"すでに無し 日本存亡の危機に」
 浅井昭衛会長「大聖人御入滅後七百年、国立戒壇建立を熱願して、五万の男子が結集したという前例は未だ曽てない。時はまさにギリギリの広布最終段階、もう広宣流布しなければ日本が保たない。さあ、この大事な時、男子部こそ、二〇年代の決戦場を私とともに駆けぬき、命も惜しまず戦い、大聖人様に応え奉ってほしい。男子部諸君、しっかり頼む。…
 中国は国家の総力を挙げて核戦力の増強に力を注ぎ続け、ついに今、米国全土を射程に収める多弾頭型の大陸間弾道ミサイル「東風44」で先制核攻撃能力を持ち、加えて潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2」で報復能力をも併せ持つに至った。これでアメリカはもう中国に手出しができなくなった。… 日本を『核の傘』で守ることもできなくなった。… 米軍がアジアから撤退して、安保条約の解消すらあり得る。これが日本の置かれている厳しい現状である。…
 中国はやがて台湾を併合し、次に日本を侵略する。その侵略は二〇年代に必ず起こる。もしこれに立ち向えば、その圧倒的な核戦力により日本全土が廃墟となる。もし屈伏すれば、日本はウィグル、チベットのようになる。…
 この絶体絶命のとき、日蓮大聖人は大慈悲を以て広宣流布あそばす。そのお手伝い申し上げるのは、御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもない。顕正会はいま一六七万。まもなく二百万の仏弟子の大集団となり、一国をゆさぶる大諫暁に立つ。そしてこの二百万は、大聖人様の御守護により一気に加速度をつけて五百万、一千万、六千万となる。…
 では、いつまでにこの二百万を成し遂げるか。私は、あと五年で、これを成し遂げたい。国難六年に当る五年後の、二〇一九年までにこれを成し遂げ、その翌年から、広布の決戦場たる二〇年代に突入し、いよいよ大聖人御馬前の御奉公を貫きたい。こう私は決意しているが、男子部諸君の決意はどうか。…
 御遺命成就のとき、全顕正会員はこぞって、国立戒壇に御出ましあそばす戒壇の大御本尊の御供申し上げ、全員で、天生原の大地濡れるまで、紅の涙を流させて頂こうではないか」
 浅井城衛総男子部長、宣誓「命は先生に預け二〇年代の決戦場へ」(「顕正新聞」第1321号 )
9月10日  創価学会、フェイク、「大失敗に終った顕正会の男子部大会」「結集は目標五万人の半数以下」
「まず、結集について会長の浅井昭衛が当初から〝五万人大会〟と大風呂敷を広げていたが、実際の参加者数は多く見積もっても目標の半数にも満たない二万二千人そこそこ、しかも、そのうちの二割は女性だった、ということだ。
 そもそも、さいたまスーパーアリーナの最大座席数は二万七千、フィールドに座席を配置しても三万六千五百席である。しかも、それは格闘技等の時のように、スタジアムモードのセンターステージ形式に限る。顕正会大会のようなメインアリーナモードのエンドステージ2形式の場合、メインアリーナで一万八千人、コミュニティアリーナで三千人、これを合わせても二万一千人、それにロビー・通路に約千人。このように最大収容人数は二万二千人ということになり、当初から五万人が集まるとは、浅井も含めて誰一人、思っていなかったようだ。…
 諸天善神の加護はなく、この日は早朝から雨。特に、会員が会場周辺に並び始めた途端、局地的な豪雨となった。参加者の中には車椅子の人も目立ち、びしょ濡れになって並んでいる姿が何とも痛々しかった」(「フェイク」第1463号 )
9月14日  創価学会、新時代第1回全国男子部幹部会開催(四国池田文化会館)、「平和革命の大思想を語れ」
 池田大作名誉会長メッセージ「この現実の世界は、「生老病死」という苦悩が襲いかかる荒海です。 その波濤を越えて、大勢の人々を乗せ、希望と幸福と平和へ導いていく大船こそ、若くして妙法を持《たも》った君たちなのです。 ゆえに、悩める友のなかに分け入って、この生命尊厳の大哲学を語り、青年世代を強く正しく大きくリードしていってください。…
 君たちと私は、この世で共に世界広布を成し遂げゆくことを誓い合って踊り出てきた師弟である。この大使命をいやまして深く強く自覚しながら、新たな創価学会の発迹顕本の船出をしよう!」
9月15日  創価学会、フェイク、「浅井は仏法で商売する゙法華経の業者゙」
「浅井は冒頭、゙五万人大会は大聖人が呼び出した姿である゙旨、述べていた。だが、本紙前号で詳述した通り、実際の参加者数は目標の半数にも満たない二万二千人で、そのうえ参加者の二割は男子部員ではなく女性だった。 この一事を見ても、大聖人が゙呼び出した姿゙ではなかったことが明白だ。 浅井は、日蓮大聖人を悪用して邪教団の拡大を図ろうとする厚顔無恥な宗教ペテン師である。…
 地涌の菩薩ならば大聖人の御精神のままに広宣流布に邁進しなければならない。ところが、浅井が主張するのは大聖人の仏法とは似て非なるもので、会員を増やして駄本を大量に売り付けるなど、仏法を商売にしている。この浅井は法華経の行者ではなぐ法華経の業者゙というべきだ」(「フェイク」第1464号 )
9月16日  創価学会、池田大作名誉会長、ロシア連邦 サハ共和国 S・F・ゴーゴレフ記念ヤクーツク教育カレッジ「名誉教授」称号授与式(ヤクーツク市内同カレッジ)。
9月17日  創価学会、フェイク、「的外れの予言を繰り返す浅井昭衛」
「的外れの゙予言゙は、これまでも大地震、自界叛逆、他国侵逼、経済危機、人類絶滅、日本国の破産、大旱魃など多岐にわたっている。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とばかり、浅井は予言を繰り返すが、幸いなことに全て外れっ放し。肝心の阪神・淡路大震災や三年前の東日本大震災、巨大津波は予言できなかった。…
 その浅井が性懲りもなく、今回の大会でも首都圏巨大地震、南海トラフ巨大地震が間もなく発生するとか、中国の脅威、日本国の危機について予言めいた口調で述べた後、次のように勧誘を煽っていた。「そして一気に加速度をつけて五百万、一千万、六千万となる」との妄想を吐露。…  浅井の゙予言゙はデタラメだから、その時の状況でクルクル変わる」(「フェイク」第1465号 )
9月20日
 宗門、大白法、「茨城県日立市 光顕寺事務所開所式」
「九月二十日午後三時より、茨城県日立市において、光顕寺事務所の開所式が、御法主日如上人猊下の御名代である渉外部長・秋元広学御尊師の御導師により、厳粛に奉修された。 これは本年七月に同寺住職であった川田恭順が、自らの非違行為によって懲戒分に付されたにもかかわらず、同寺に蟠踞(ばんきょ)しているため、御法主上人猊下の御慈悲により、同寺信徒の依所とすべく開設されたものである。…
 斎藤庶務部長より祝辞並びに経過報告として、「光頭寺住職であった川田には、住職としての振る舞いに問題があった。一度、宗務院に召喚し問い質したが、再度の召喚には出頭しなかった。このことにより、川田を懲戒処分に付した。しかし、寺院を明け渡さないことから、今回の事務所の開設となった。今後、宮原住職のもとで真の日蓮正宗の信心をしていただきたい(趣意)」と述べられた」(「大白法」第894号 )
9月21日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「中国の核 米全土を制す、安保解消も」
 浅井昭衛会長「このたびの男子部大会、私は、顕正会発足以来の最も重大な集会であったと思っております。… 私は前々から、二〇二〇年代こそ広宣流布の決戦場であると見据えておりました。ゆえにその出陣として、一昨年に二万人婦人部大会を、昨年は三万五千女子部大会を、そして本年、五万男子部大会を開催したのであります。…
 男子部大会で私は改めて、地涌の菩薩の自覚と在るべき姿について、次のように申しました。地涌の菩薩ならば、使命のない者は一人もない。地涌の菩薩ならば、踏まれても叩かれても退転しない。地涌の菩薩ならば、悪口を言われても怒らない。逆縁が続いてもへこたれない。…
 さて「日本はいま国家存亡の危機に直面している」と申しましたが、それはどういうことかといえば -- 中国の核兵器の能力は、ついに今やアメリカ全土に対して先制攻撃能力と報復能力を併せ持つにいたった。その結果、アメリカは日本をもう守ることができなくなった。場合によっては、日米安全保障条約の解消すらあり得る事態になって来た ― ということであります。…
 正本堂落成の年には、中国共産党は「日本解放綱領」という秘密文書を作成し、革命工作員に配布していた。これは日本を支配するための「対日工作要綱」ともいうべきものです。… さらに「第三期工作の目標」として、「日本人民民主共和国の樹立」を謳っている。これは、日本を中国の属領にするということです。このとき「天皇を処刑」するとも書いてある。…
 中国はアメリカに対し、先制攻撃能力を持ったのです。… アメリカはもう中国に手出しができなくなった。… 日米安全保障条約は全十条から成っているが、最後の第十条を見てごらんなさい。… 条約が締結されて十年経った以後においては、もし一方がこの条約をやめたくなったら、その意志を相手方に通告するだけでよい。通告したのち一年後には自動的に条約は終了する -- ということです。… 夫婦の離婚よりずっと簡単でしょ(大笑)。離婚はそう簡単にはできない(笑)。…
 御遺命のゆえに解散処分を受けた顕正会は、大聖人様の御守護により、いま一六七万までの死身弘法を成し遂げた。二〇年代を見据えた二百万こそ、まさに広宣流布のカギであります。この二百万達成について、私は男子部大会において「あと五年で、これを成し遂げたい。国難六年に当る五年後の二〇一九年までにこれを成し遂げ、その翌年から、広布の決戦場たる二〇年代に突入し、いよいよ大聖人御馬前の御奉公を貫きたい」と述べた。さあ、全顕正会で猛進したい」
 横田高明 儀礼室副室長(副理事長退任)に任ずる。荻野亮 第八男子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1322号 )
9月26日
 宗門、大白法、「「貫徹」の決意と団結」
「いよいよこれからは、御会式の奉修される十月・十一月を迎えていく。私たち法華講全支部にとって今、御法主上人猊下が「異体同心の大事」を御指南くださるように、本年の折伏誓願目標を完遂することと、明年三月の佳日までに御命題の「法華講員五十パーセント増」を成し遂げるために、一層、皆の力を集めるべき正念場である。…
 前進しよう、折伏を行じようとの目的観を持って、御本尊様に御祈念するその瞬間から、信心即生活を始めることができる。そうしてまず、我一人が立ら上がる決意を持つこと。そこに三人がたち、五人がたつのである。御命題達成の成否は、今日ただ今の僧俗一致の信心と折伏実行にかかっている」(「大白法」第893号 )
9月28日
 顕正会、岡山会館御入仏式挙行、「中国・四国1万人大会 三年後に挙行」
 浅井昭衛会長「この中国地方には五つの県がありますね。岡山・広島・鳥取・島根・山口の五県です。… 残るところは鳥取・島根・山口の三県だけであります。 私は、どんなに遅くとも、二〇一九年の二百万達成までには、中国地方全県に会館を建てたいと思っておりますが、みなさん、どうです。(大拍手)…
 さあそこで、いよいよ中国・四国の一万人大会を挙行したい。… 心配しているのですが――あまり「中国大会」「中国大会」と大きな声で言うと(笑)、隣の国に聞こえる(爆笑)。勘違いして習近平が来るかもしれない(大爆笑)。 もし来たら、参加券がなくても入れてほしい(爆笑)。「ニイハオ」と言ってね(爆笑)。…
 一昨日の二六日、中国国家主席・習近平は、台湾の統一派の訪中団と北京で会見し、台湾統一について、次のように述べた。 「国家統一という重大問題では、我々の立場は堅く、一切の妥協や動揺はない」「国家の統一は、中華民族が偉大な復興に進む歴史の必然である」「いかなる国家分裂行為も絶対に容認しない」と。 これは習近平が二〇一二年に共産党総書記に就任して以来、台湾についての初めての発言です。 これを聞いて私は、いよいよ七年後の共産党創立百周年をめざして台湾統一に動き出したな、ということを感じました。…
 さあ、五年後の二百万達成こそ重大であります。顕正会は、何としても大聖人様の御馬前に馳せ参じ、大事な御奉公を貫かねばなりません。 この二百万への大前進、西日本こそ先陣を切ってほしい」(「顕正新聞」第1323号)
9月28日  中華人民共和国、香港で "雨傘革命"(香港反政府デモ)が起きる。12月15日、警察の強制排除で終了した。
10月21日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「男子部大会特集号を全日本人に」
 浅井昭衛会長「マッカーサーの占領目的は、日本が二度とアメリカを脅かす国にならぬよう弱体化することにあった。… そこで、アメリカは、日本に与えた日本国憲法の第九条に「戦争放棄」「交戦権否認」「戦力不保持」を定めた。世界中でこういう国はないのです。戦争はしない、交戦権も放棄した、したがって武力は一切持たないという国になったのです。…
 しかしついに今、この属国的平和が崩れる時が来た。すなわち諸天の働きにより、中国の台頭、アメリカの衰退という歴史的な地殻変動が起きてきたのです。… 中国の核戦力はアメリカを凌駕し、ついに今、米国全土を制し得る核兵器を持つに至った。それが新型大陸間弾道ミサイルの「東風41」と、潜水艦発射弾道ミサイルの「巨浪2」であります。…
 遠からずアメリカは国益のために、この条約を解消せざるを得なくなる。それは二〇年代に起こると私は思っている。同時に日本への侵略が始まるのです。もしこの侵略に抗して戦えば日本全土は廃墟となる。もし屈伏すれば日本は中国の属領となってすべてが奪われる。これが亡国です。まさに日本は今、国家存亡の渕に立っているのであります。…
 安倍首相が、一千兆円を超す大借金を顧みずに異次元金融緩和をしたのも、国民の大事な年金積立金を株式市場に注ぎ込むのも、成長戦略の目玉として博打場のカジノを作るのも、すべては目先のごまかし、ペテンです。支持率アップだけが狙いです。こういうのを、佞人というのであります。…
 そこに、このたびの「男子部大会・特集号」があるのです。私はこれを全日本人に読ませたい。これを武器として大折伏を進めたい。このことを強く念願しております。慢心している者、驕っている者は反発するかもしれない。しかしその反発がいつまで続こうか。… もし新聞を真面目に読むならば、足元に迫る国家存亡の危機を誰人が否定できようか、反論できようか。…
 この特集号の配布こそ、二〇年代の大諌暁の序分であります。国家存亡の危機をいま教えればこそ、二〇年代にそれが事実になったとき、人々は始めて目ざめるのです。… 二百万の地涌の菩薩は、二〇年代突入の前年に勢揃いする。必ず大事の御奉公に間に合う」(「顕正新聞」第1325号 )
10月26日
 顕正会、静岡会館御入仏式挙行、「1万人の中部大会を三年後に」(「顕正新聞」第1326号 )
11月1日
 宗門、大白法、「会員を誑惑する茶番集団」
「普通であれば、デタラメばかりの予言など、誰も見向きもしなくなるか、批判や不満が噴出すると思われるが、不思議にも顕正会の中で、このことに誰も触れることはない。 それどころか幹部が必死になって浅井を持ち上げ、まるで予言が的中しているかのような発言まで並べて、その権威を守るうとしているのである。
 元顕正会本部職員の方の証言によれば、『顕正新聞』の構成には浅井自らが深く関わっているようであり、これら幹部の発言も浅井の意向が大きく反映していることが窺(うかが)える。 これをマッチポンプと言わずして、何と言おうか」(「大白法」第896号 )
11月7日  創価学会、総務会において「創価学会会則教義条項」の変更を議決。
「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法を信じ、御本尊に自行化他にわたる題目を唱え、御書根本に、各人が人間革命を成就し、日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を実現することを大願とする」
 同日の「全国総県長会議」の席上、原田稔会長は今後 創価学会が自ら「御本尊を認定」するとして、「弘安二年の御本尊は受持の対象にはいたしません」とした。
 原田稔会長「創価学会は、大聖人の御遺命である広宣流布を実現するために、宗門と僧俗和合し、弘安2年の御本尊を信受してきました。 しかし、宗門はいつしか堕落し、衣の権威を笠に着て信者を蔑視し、創価学会を破門する暴挙に出ました。さらに法主詐称者の出現によって、永遠に法主が不在となり、宗門のいう法主の血脈なるものも断絶しました。大石寺はすでに大謗法の地とかし、世界広宣流布を目指す創価学会とは全く無関係の存在となったのであります。…
 創価学会は、大聖人の御遺命の世界広宣流布を推進する仏意仏勅の教団であるとの自覚に立ち、その責任において広宣流布のための御本尊を認定します。したがって、会則の協議事項に言う「御本尊」とは創価学会が受持の対象として認定した御本尊であり、大謗法の地にある弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません。世界広布新時代の時を迎えた今、将来のためにこのことを明確にしておきたいと思います」(「聖教新聞」11月8日号 )
11月10日  中華人民共和国、習近平総書記、北京市で開催のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で「一帯一路」を提唱。正式名称は「シルクロード経済ベルトと21世紀海洋シルクロード」
 中国からユーラシア大陸を経由してヨーロッパにつながる陸路の「シルクロード経済ベルト」(一帯)と、中国沿岸部から東南アジア、南アジア、アラビア半島、アフリカ東岸を結ぶ海路の「21世紀海上シルクロード」(一路)の二つの地域で、インフラストラクチャー整備、貿易促進、資金の往来を促進する計画である。
11月18日  創価学会、世界広布新時代第8回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「平和と勝利の道を走り抜け」
 池田大作名誉会長「一人一人が人間革命をして、自他共に幸福を勝ち取りながら、世界の民衆が連帯して、「生命の尊厳」を、「正義の凱歌」を、「平和の大歓喜」を謳い上げていく法理を明かしてくださったのであります。
 この日蓮仏法の真髄の道を、創立以来84年、わが創価学会は走り抜いてきました。…
 絶対に同志を裏切らない。断じて誓いを手放さない。我らは、創価の誉れのメロスとして、友のため、法のため、地域のため、社会のため、世界の平和のために、最後の最後まで、断固として走り抜き、走り切っていこうではありませんか!」
11月21日
 宗門、大白法、「創価学会ついに戒壇の大御本尊を否定」
「今回の会則変更の説明の中で、原田は、「当時(中略)会員の皆さまの感情や歴史的な経過を踏まえ、この『一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊』については、『弘安2年(1279年)の大御本尊』を指すとの説明を行っていました」と述べました。これは、教義・信仰の一番大事な根幹である御本尊について、これまでは「会員の皆さまの感情や歴史的な経過を踏まえ」本音を言わなかったということであり、学会員をだますために嘘をついていたということです。
 また、原田は、「創価学会は(中略)広宣流布のための御本尊を認定します」と述べました。自分たちが御本尊を認定するということは、それは救われる立場の者が、救う立場である仏(御本仏)を認定するということになり、本末転倒した増上慢の言です。さらに、原田は、「会則の教義条項にいう『御本尊』とは創価学会が受持の対象として認定した御本尊であり、大謗法の地にある弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません」と発表しました」(「大白法」号外 )
11月26日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 27,418名、「異次元金融緩和は国家破産を早める」
 浅井昭衛会長「安倍首相は解散に打って出たが、その目的はただ一つ、政権延命だけです。七百億円の血税を無駄使いして、あと四年の政権延命を謀っているのです。しかしその間にも、アベノミクスの化けの皮が剥がれて、日本の傾きは決定的になると私は思っております。…
 信心が正しいだけではない。金銭についても、顕正会ほど清らかな団体はない。… 顕正会は飲み食いなどに一銭も使ったことがない。宗門の御会式では、どの末寺でもそのあと必ず酒盛りをする。顕正会は御大会式のあとでも、酒など一切関係ない。みな頬を紅潮させて折伏弘通の打ち合わせをしている。… 顕正会員は当り前と思っておりますが、こういう団体は日本で一つしかないのです。… どうか誇りと喜びを以て、広布御供養を推進してほしい。…
 もう国家破産は眼前なのです。そのことを見ずに、「いま増税したら景気が腰折れをする」などと言っているのはバカ者です。… 私は、今さらわずか二%ぐらい上げても「焼け石に水」、もう国家破産は避けられないと思っております。本気で財政再建を考えるなら三〇%でしょう。
 前回の総選挙で自民党は「TPP断固反対」「ブレない自民党」と叫んで選挙をしたのではなかったか。これまた全くウソであった。そして、国民の反対が多い特定秘密保護法や集団的自衛権の行使、さらに原発再稼働については、いささかも国民に信を問うことはしない。福島第一原発については「アンダーコントロール」などとウソをつき通している。私は、よくもこのようなウソがヌケヌケとつけるなあと思う。頭が悪くてわからないのか、あるいは厚顔無恥なのか。もしかしたら、両方だ(大笑)。…
 この状況を見て、虎視眈々と日本の国債暴落を狙っているのが、海外の投機集団、ヘッジファンドです。投機集団は国債先物市場において、好機と見れば売り浴びせてくる。その手口は空売りです。… さまざまな状況から見て、私は、今後五年以内、二〇一九年までに、国債暴落・国家破産は起こると思っております。これも広布前夜の先難の一つであります。…
 まさに「男子部大会・特集号」は二〇年代の大諌暁の序分であり、事前告知であります。前もって知らせればこそ、事の起きたときに人々は始めて信ずるのであります。今後、五年間、この特集号を折伏の武器として、全日本人に読ませ、動執生疑・断疑生信せしめたいと思っております」
 棲井明美 第二十八女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1328号 )
12月7日
 顕正会、福岡会館御入仏式挙行、「小日本は亡ぶとも大日本は亡びず」(「顕正新聞」第1338号)
12月19日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「創価学会ついに「戒壇の大御本尊」を否定」
 浅井昭衛会長「京都大学の鎌田浩毅教授は「日本列島は3・11により千年に一度の大地動乱の時代に突入した」と述べ、御嶽山噴火を的中させた琉球大学の木村政昭名誉教授は「富士山の噴火は2014年±5年」との予測を発表している。いよいよ天変地夭は年を追って激しくなる。しかしこれらの天変地夭はまだ先難です。この天変地夭の後に、亡国の他国侵逼が起こる。…
 そして国難元年の本年、日本に国家存亡の危機が迫りつつあるを、顕正会は大聖人様から見せて頂いた。それが、八月二日に中国が初めて公表した新型大陸間弾道ミサイル「東風41」と潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2」です。…
 中国は前々から、「二〇二〇年代にアジアから米国勢力を駆逐して、大中華帝国を築いてアジアに君臨する」という国家目標を掲げ、ゆるぎなく軍事超大国への道を推し進めている。それがいま、南シナ海・東シナ海への傍若無人な侵略になっているのです。やがて中国は台湾を併呑し、次いで侵略の矛先を必ず日本に向けてくる。…
 もう一つの重大事は -- 創価学会が、あろうことか、ついに日蓮大聖人の出世の御本懐たる「本門戒壇の大御本尊」を否定するに至ったということ。… 今回のこの「教義条項」改変は、一一月七日の総務会で議決され、… 翌日の聖教新聞(11月8日付)で公表されたというものです。… 繰り返して言う。戒壇の大御本尊は根源、歴代書写の御本尊はその分身。根源を離れて分身はあり得ない。… 原田よ、よいか。戒壇の大御本尊こそ世界広布の根源であられる。…
 原田はいよいよ重大な結論を言う。「したがって、会則の教義条項にいう「御本尊」とは創価学会が受持の対象として認定した御本尊であり、大謗法の地にある弘安二年の御本尊は受持の対象にはいたしません」。学会はついに「弘安二年の御本尊は受持の対象にはしない」と言い切ったのである。… これに勝る大謗法はない。極限の大謗法であります。
 いま一筋の忠誠を貫き通しているのは、日本国には顕正会以外にはない。顕正会は御遺命のゆえに理不尽の解散処分を受けるとも、戒壇の大御本尊様への恋慕渇仰の信心はいよいよ深く、全国の顕正会員は遥拝勤行に励みつつ、ひたすら広宣流布を進めている。…
 大聖人様は「大事には小瑞なし、大悪をこれば大善きたる」と仰せあそばす。いま学会の「戒壇の大御本尊否定」という極限の大謗法・大悪を眼前にして、「広宣流布いよいよ近し」と私は確信をしております。」(「顕正新聞」第1332号 )
 

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