迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、大日蓮、日如上人猊下「新年之辞」
「本年「団結前進の年」は、平成二十七年・平成三十三年の目標達成へ向けて、第四年目に当たる誠に大事な年であり、且つ、十一月には立正安国論正義顕揚七百五十年記念局事業の御影堂大改修落慶大法要が奉修される記念すべき年であります。 この記念すべき大事な年を迎えるに当たり、我等一同が心すベきことは、年間方針の「団結前進」が示すように、「団結」を以って信心活動の基軸として、目標達成へ向けて「前進」していくことであります。…
 来たる可き平成二十七年第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節までには法華講五〇%増を達成し、更に平成三十三年日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までには法華講八十万体勢の構築を目指して、僧俗が一体となり団結前進すると共に、先ずは本年「団結前進の年」を全支部折伏誓願達成を以って勝利されますよう衷心よりお祈りして、新年の挨拶といたします」(「大日蓮」第803号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、新年の辞「六千万地涌出現は必ず成る
「日蓮大聖人は外用は仏勅使・上行、内証は久遠元初の自受用身。よって天照・八幡は地にひれ伏し、梵釈・日月は左右前後に侍って守護し奉るのである。…
 諸天いかで怒りをなさざらんや。ここに「法に過ぐれば罰あたりぬるなり」の仰せのままに、いま日本に、御在世以来の亡国の大難が起こりつつあるのだ。その大難とは、巨大地震の連発、それに伴う原発災害、国家破産、そして他国侵逼の四つである。… 今の日本を見れば、刻々と近づく四大災難になす術もない。やがて日本は八方塞がりとなって滅亡を待つのみとなる。…
 御遺命のゆえに解散処分を受けた顕正会が、いま一五六万の大集団となって国立戒壇めざして日本を独走しているのも、また「末法万年の事の戒壇」と偽称した正本堂が音を立てて崩壊したのも、すべてはこれ大聖人様の御仏意による。されば、日本国亡びんとする時、国立戒壇建立を決する鍵たる六千万の地涌出現が、叶わぬはずは断じてない。日本に残された時間は少ない」(「顕正新聞」第1262号 )
1月1日  創価学会、新年勤行会開催、「世界のため 未来のため 師子王の大行進」
 池田大作名誉会長メッセージ「今年は、日蓮大聖人の立宗760周年であり、牧口先生と戸田先生の入信85年でもあります。不思議な時を迎えました。 大聖人の如く、また牧口先生・戸田先生の如く、私と共に、日本のため、世界のため、未来のため、「師子王の心」を取り出《いだ》して、勇敢に痛快に、断固として、全てを大勝利しようではありませんか!
 終わりに、わが敬愛する皆様方へ、 「勝ちにけり また 勝ちゆけや 師弟城」とお贈りし、私の新春のメッセージとさせていただきます」
1月4日  ノルウェー誌「Ny Tid(新時代)」、池田大作SGI会長寄稿「核なき世界へ 新たな行動の波を!」を掲載。
「つまり「核兵器のない世界」の建設を一歩ずつ前に進ませるためには、その挑戦を“人類共同の事業”として位置付け、ビジョンを共有する連帯の輪を広げることが、絶対に欠かせないということである。…
 時を経て今、21世紀に生きる私たちに求められているのは、後に続く世代のために「核兵器のない世界へのパスポート」を何としても送り届けることができるよう、時代転換の大波を巻き起こすことにある。政策転換に向けて、指導者たちが新たな一歩を踏み出せない時、打開の方途となるもの──それは、市民社会のあらゆる人々が連帯し、圧倒的な意思を示すことだ」
1月6日  創価学会、新時代第62回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「妙法は大宇宙を動かす究極の力」
 池田大作名誉会長メッセージ「大宇宙をも動かしゆく究極の法則である妙法を、日々、朗々と唱え、わが生命を明鏡の如く磨いていく。 そして、広宣流布の大願のために、生き生きと動き、人と会い、共に語り、共に学び、励まし合っていく──。
 この最も地道な仏道修行である学会活動は、最も堅実にして、最も崇高なる人間革命の軌道であります。 そして、生命尊厳の大仏法を根底とした、この「人間革命」こそ、民衆の一人一人が自他共に幸福を勝ち開き、よりよき社会の建設へ、平和と正義の大連帯を広げていく人類の希望の革命なのであります」
1月13日
 顕正会、教学四級試験(10,027名)・五級試験(5,131名)、全国一二五会場で実施。(「顕正新聞」第1264号 )
1月14日
 顕正会、成人式開催(青年会館)、「日蓮大聖人の絶大威徳 心腑に」(「顕正新聞」第1264号 )
1月20日
 顕正会、教学登用試験、全国一一九会場で実施、14,386名が受験。(「顕正新聞」第1264号 )
1月25日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「広布最終段階 亡国の大国難刻々と」
 浅井昭衛会長「本年から六千万地涌出現を見つめ、日本を救う新しい広宣流布の大前進が始まる。… ただ一つ、気になることがある。それは、全員でお題目を三唱しますね。そのときのお題目三唱が長すぎる … 限度を超えてはいけない。… いいですか、こう決めたい。お題目の三唱は、その一唱を一息で唱え奉る ― これを原則とする。
 いいですか。よーく見てごらんなさい。今の日本は巨大地震・原発災害・国家破産・他国侵逼の四大災難が迫り、もうすでに八方塞がり、亡国を待つのみとなっているではないか。…
 今月二二日、安倍政権はついに日銀を屈伏させ、金融緩和について共同声明を発表しましたね。その内容は、デフレ脱却を旗印として「物価上昇率の目標2%」と決めた。… 日本はすでに一千兆円の大借金がある。… そのうえに国債が濫発されてカネがジャブジャブ市中に出回ったら、… 制御の利かない悪性インフレが始まり円と国債は暴落し長期金利は跳ね上がり、あっというまに国家破産が現実になるのです。…
 中国は国連憲章の「敵国条項」を適用すればいつでも日本を攻撃できる。… この敵国条項を持ち出されたら、… 日米安保も発動できない。かくて日本は孤立するのであります。いいですか。中国が圧倒的軍事力を背景に、「国防動員法」で在留邦人十数万人を人質にし、「敵国条項」で突如侵略してきたら、日本はどうすることもできない。ただ滅亡を待つのみとなる。
 これが諸天の治罰なのであります。仏法より事起こる大国難であれば、仏法を立てなければ必ず日本は亡ぶ。このとき始めて全日本人は「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」との重大の仰せが、心魂に徹してわかる。いかに慢心している者も、頭を地につけ掌を合わせて「助け給え南無日蓮大聖人」「南無妙法蓮華経」と声をつるべて唱え奉るに違いない」
 理事室の新陣容発表、浅井城衛理事長以下、横田高明・行成公一郎・大久保大介・遊佐寿美、佐野直子・湯浅悦子・小峰昌子・神崎優子の八名の理事で構成。退任の小峰勝彦前理事は顕正新聞編集長専任に、加藤礼子前理事は本部参与となった。富髙誠一 副総男子部長に、小沼貴寛 男子部総務に、青木潤 第十二男子部長に、清水光広 第十四男子部長に、高石満美 第十五男子部長に、大野耕太郎 第十六男子部長に、伊藤信昭 第十七男子部長に、萩野亮 第十八男子部長に、大澤悠一 第十九男子部長に任ずる。大下和美 女子部総務に、畑中恵美 第十三女子部長に任ずる。関口良江 第二婦人部長に、山本美保 第十八婦人部長に任ずる。(「顕正新聞」第1265号 )
(※ 退任の小峰勝彦前理事と加藤礼子前理事は、人生のすべてを浅井昭衛会長に捧げたあげく、ここで使い捨てられた。小峰勝彦前理事は離婚して顕正会から離れ、不動産会社で営業職について第二の人生を送っている。加藤礼子前理事は、後に逝去したが報じられることもない。櫻川 記 ) )
1月27日  創価学会、聖教新聞、"SGI平和提言"。池田大作SGI会長「世界の軍事費の半減達成を!」
1月28日  創価学会、聖教新聞、「世界がSGI会長の哲学に注目」
 原田稔会長「世界が求める先生の指導を日々拝している私たちです。これほど光栄なことはありません」
1月31日  創価学会、聖教新聞、「青年の自主性、自立性を尊重」
 原田稔会長「大切なのは、青年の自主性、自立性を尊重し、伸ばしていくことです。先輩が横柄な態度・言動で接したり、昔のやり方を押し付けたりしては、青年が萎縮してしまいます」
2月9日  創価学会、新時代第63回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「人間の可能性は無限大 どんな悩みも打開できる」
 池田大作名誉会長、メッセージ「一人一人の生命が、どれほど尊いか。 どれほど大きな可能性を秘めているか。 たとえ、「一日の生命」であっても、宇宙の全財宝よりも素晴らしいと仏法は示しています。 実際、60兆という膨大な数の細胞が絶妙に調和し、たえまなく外敵とも戦いながら、働き続けている人体は、多くの科学者からも、まさしく「宇宙」であると感嘆されています。…
 仏法では、「仏」という最も偉大な存在も、人間を離れ、現実を離れて、どこか遠くにあるのではない。私たちの生命の中にある。この私たち自身が、まさに「仏」なのであると説かれております。… 結論して申し上げれば、その最高の生命の花を咲かせていく、究極の力が、南無妙法蓮華経です。これは、絶対に間違いのない大法則であります」
2月11日  創価学会、聖教新聞、「戸田先生から師弟の血脈を受けた」。
 棚野信久青年部長「池田先生が『私は戸田先生から師弟の血脈を受けた、真の弟子である。広布の指導者の魂を厳然と受け継いでいる』と語られている通り、牧囗先生、戸田先生の精神、遺志を池田先生が継承されています。池田先生を師と仰ぎ、その指導に学ぶことで、私たちは三代の師弟に連なることができます」
 (※ 昭和33年3月1日、架空の "エレベーター後継指名" )
2月18日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国 ポンタグロッサ州立大学「最高栄誉賞」授与式(ポンタグロッサ州立大学講堂)。
2月20日  創価学会、池田大作名誉会長、ボリビア多民族国 パンド・アマソニカ大学「名誉博士号」授与式(サンタクルス市ボリビア文化会館)。
2月25日  大韓民国、朴槿恵が同国初の女性大統領に就任。
2月26日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「御本仏の御遺命は消滅して消滅せず」
 浅井昭衛会長「今月二三日に行われた日米首脳会談ですが、安倍首相は中国と北朝鮮の脅威を念頭に置いて、専ら日米同盟の強い絆を謳い上げておりましたね。… 仏法の眼で見るならば日蓮大聖人の仏法を立てずに福運を失った現在の日本においては、必ずすべてが裏目に出る。… このこと、よーく見ていてほしい
 この三度目の核実験で、北朝鮮はついに核爆弾の小型化に成功したらしい。小型化されると、中距離ミサイル「ノドン」に搭載することができるんですね。何ともイヤな予感がする。…
 もし北朝鮮がこの核ミサイルを東京に向けて発射したらどうなるか。アメリカのヘリテージ財団研究員のシミュレーションがある。これは核爆弾を一二キロトンと仮定してのシミュレーションですが、それによると、永田町付近に着弾すれば死者は四二万人に達する。もしラッシュ時の新宿駅に着弾すれば、一三○万人が犠牲になるという。…
 いま全世界に核兵器が拡散して、まさに起こらんとしている地球規模の大戦乱こそ、まさしく「前代未聞の一閻浮提の大闘諍」なのであります。… この大闘諍のとき、中国は必ず日本を侵略する。その理由は、共産党独裁の悪政に対する中国人民の憤懣はいまや中国全土に高まりつつある。この大暴動を抑えるには、人民に日本を憎ませ、侵略させる以外に道がない。国内の矛盾を転化して共産党独裁を維持するのです。だから日本侵略は必ず起こる。さらに仏法の上からその本質を見れば、諸天の働きによるのです。…
 御本仏の御遺命は絶対です。誰がこれを壊わそうとしても壊わすことはできない。いいですか。二代にわたる貫首が、宗門の公式決定として国立戒壇を否定し正本堂を御遺命の戒壇と定めたからには、御遺命はいったんは消滅した。だが、大聖人様はこの大悪を許し給わず。顕正会をして諫暁せしめ、正本堂を打ち砕き給うた。そして国立戒壇を堅持する顕正会は大聖人様の御守護により、いま一五六万となって日本国を独走している。まさに御遺命は消滅して消滅せずであります。…
 そして今、一間浮提の大闘諍と他国侵逼は刻々と迫りつつある。六千万の地涌出現こそ急がれる大事であります。もし遅れたら、何とも大聖人様に申しわけない」
 広岡政光 第二十男子部長に任ずる。梅田敦子 第五女子部長に、大下和美 第九女子部長(兼総務・第四女子部長)に任ずる。(「顕正新聞」第1268号 )
 (※ 浅井昭衛会長は「宗門の公式決定として国立戒壇を否定し正本堂を御遺命の戒壇と定めた」と述べ、迷走が一段と激しくなって来た。「御遺命ついに曲らず」とした、自らの最大の功績を、自ら否定してしまった。櫻川 忠 )
3月2日  創価学会、池田大作平和思想研究国際フォーラム開催(台湾 中国文化大学)。台湾をはじめ、中国大陸、アメリカ、フィリピン、日本の42大学・機関から約50人の学者が参加。
 池田大作名誉会長メッセージ「仏法では、生命は永遠であり、生死は不二であると説かれます。  死後の世界に、人間の生命に何か起こるのか。釈尊の答えは「業相続《ごうそうぞく》」でした。… 現在は過去の行為の結果であり、現在の行為が未来の結果をつくる。身《しん》と口《く》と意《い》にわたる行為、すなわち業の連続が、生死を超えて続いていくと見るのです。…
 「人間革命」とは、時間軸においては永遠性、空間軸においては宇宙大という広がりを持った一人の人間生命の無限の可能性を信じ、自他共に解き放ちながら、漸進的に現実社会を変革していく挑戦であります」
3月3日  創価学会、新時代第64回本部幹部会開催 (福島文化会館)、「東北の友の頭上には人宝塔が燦然と!」
 池田大作名誉会長「仏法では、まことの王者とは、「天」と「地」と「人」を貫いて、少しも揺るがない存在である。 さらに、民を親のごとく大切に敬い尽くしていく存在であると示されております。 誇り高き東北の同志たちは、あれほどの大災害に見舞われながら、断じて負けなかった。決して屈しなかった。…
 一人の生命は、か弱く無力なものではない。まさに、宇宙大の可能性を秘めております。この生命の宝塔は、どんな苦難が襲いかかろうとも、揺るがない。誰人たりとも、壊すことなどできないのであります。… ここに、「人間革命」「広宣流布」という最極の幸福と平和の道があります」
3月15日  創価学会、池田大作名誉会長、フィリピン共和国 国立ヌエバ・ビスカヤ大学「名誉人文学博士号」授与式(創価大学本部棟)。
3月28日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「 二〇二〇年代こそ広宣流布の決戦場
 浅井昭衛会長「日寛上人は … 御本尊は「生身の御仏」である--と仰せられる。ですから、勤行のたびごとに「お慕わしい」と恋慕渇仰の信心に住して、大聖人様の御名を「南無妙法蓮華経」と唱え奉ることが大事なのであります。…
 いよいよ他国侵逼が事実となり、国亡びんとして我が命が危うくなったとき、もうお救い下さるのは、かねて聞いていた日蓮大聖人以外にはない。これが「一時に信ずる事あるべし」の姿であります。そのときは、もう入信勤行をやっているのが間に合わなくなる。そのような時が必ず来るのです。…
 安倍首相はいまTPPと、アベノミクスと、原発推進にのめり込んでいる。だが、必ずこれが裏目となるから、よく見ててごらんなさい。…
 詮ずるところTPPというのは、米国の多国籍企業が、日本を経済植民地として食い物にする協定なのであります。国を売るようなこのTPPに、なぜ安倍首相は前のめりになるのか。まことに危険といわなければなりません。
 安倍首相は、際限なき金融緩和を進めて「2%のインフレ目標を二年で達成する」という乱暴なことまで言い始めた。つまり日銀に際限なくお札を刷らせるということです。… もし国債が暴落したら銀行が相次いで潰れ、日本経済は大混乱に陥る。そしてついに国家破産が現実となるのです。…
 次に原発推進。安倍首相は二月二八日の施政方針演説で「原発は再稼働する」と明言したが、とんでもないことですね。福島の事故さえ全く収束していないではないか。…
 中国の独裁者にこの決断をさせるのが、諸天の働きであります。… 私はその時を、二〇二〇年代だと思っております。まさしく二〇二〇年代こそ、広宣流布の決戦場であります。
 この決戦場に、六千万の地涌の菩薩が馳せ参じて、何としても大聖人様のお役に立たなくてはいけない。… 六千万の地涌出現は必ず間に合う。すべては大聖人様の御力用によるのであります」(「顕正新聞」第1271号 )
4月1日
 宗門、大白法、「間違い突き止め顕正会と決別」
「私は平成九年に、高校時代の先輩に七時間に及ぶ勧誘を受けた末、顕正会に入会してしまいました。… その後、インターネットで元顕正会員のブログや掲示板をいろいろ調べました。また、『大白法』の記事等を読むうちに徐々に顕正会に不信を懐くようになり、日蓮正宗のほうが実は正しいのではないかと思うようになったのです。…
 顕正会副理事の横田氏に対し質問をしたところ、横田氏の返答は「浅井を信じろ」の一点張りで、法義的に何も答えてはくれませんでした。… 顕正会が隠蔽工作の一つとして処分をしたことで、顕正会が単なる邪教「浅井教」であることがはっきりし、私たちの顕正会への執着は一切なくなりました」(「大白法」4月1日号 )
4月4日  日本銀行、黒田東彦総裁、「異次元の金融緩和」を決定した。消費者物価上昇率を2年で2%に引き上げる目標を掲げ、大量の国債買い入れで資金供給量を倍増させる。
 安倍政権の経済政策「アベノミクス」が始動。(1)金融緩和 (2)財政出動 (3)成長戦略-の「三本の矢」を好感した市場では、年初から円安・株高が進み景気回復ムードが高まった。
4月10日  北アイルランド・アルスター大学、国際紛争研究所 (同大学)、「平和学セミナー」開催、「分離された社会と世界における平和構築」
 池田大作名誉会長メッセージ「30年に及ぶ紛争で犠牲となられた方々のご冥福を衷心よりお祈りするとともに、仏法者である私自身の決意として、「地球上から悲惨の二字をなくす」ためのさらなる対話と行動を固く誓ったことを覚えております。…
 紛争が社会に残した傷痕や、長年の対立がもたらした心理的な境界を乗り越えることの難しさに直面しながらも、「平和の文化」の道を進むことを選び取り、一歩また一歩と、「和解」と「共存」に向けた挑戦を粘り強く重ねてこられたのが、北アイルランドの皆さま方にほかなりません」
4月13日  創価学会、新時代第65回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「偉大なる母の勝利の創価城」
 池田大作名誉会長メッセージ「時代は、不安定に揺れ動き、人生も社会も、多くの難問が立ちはだかっております。 乱世であるからこそ、何ものにも負けない仏の生命を、万人から呼び覚まし、引き出していく、仏法の「希望の哲学」が光ります。 そして、どんな現実の苦悩があろうとも、励まし合い、勇敢に聡明に打開して、幸福と平和のスクラムを広げていく、創価の「民衆の連帯」が輝くのであります。…
 経文に説かれる「悪口罵詈」「猶多怨嫉」の難の連続の中を、私たちは法のため、人のため、社会のため、断じて勝ち越えてきました。これからも、題目という「歓喜の中の大歓喜」の音律を、いやまして朗々と響かせながら、この世で最も強く美しい異体同心の団結で、一切を勝ち抜き、立正安国の「寂光の都」を創っていこうではありませんか!(大拍手)」
4月22日  創価学会、池田大作名誉会長、南アフリカ共和国 国立クワズール・ナタール大学「名誉社会科学博士号」授与式(クワズール・ナタール大学)。
4月25日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 22,240名、「安倍首相、広布前夜の真言亡国を現ずるか」「濁悪の日本に百六十万地涌の大集団出現」
 浅井昭衛会長「私はこのたびの顕正新聞四月五日号四月二五日号全国会議員、全地方議員、そして地方自治体の首長 約三万人に送付いたしました。
 その目的は ― 日蓮大聖人の仏法を立てない以上は、安倍政権の政策はすべて裏目に出て日本が危うくなる。いわんや安倍首相が亡国の悪法・真言密教を用いるにおいておや ― ということを知らせるため。憎まれるのは覚悟のうえであります。…
 安倍政権の出だしはまことに好調のように見える。「ロケットスタート」などとマスコミは持て囃している。しかし、あとで必ず急激な破滅がやってくる。… 国家破産は「回避不能」といわれてすでに久しい。… やがて円は雪崩を打って暴落し、日本国債も大暴落、長期金利は暴騰し、そして眼の眩むようなハイパーインフレが起こる。…
 次のTPPなるものの危険性は、もう説明するまでもない。先の総選挙で自民党自身が「TPP断固反対」「ウソつかない」「ブレない自民党」などという立派なポスターを作って戦って来たのです。これを見れば、TPPの危険性は一目瞭然ですね。…
 TPPという言葉は「環太平洋戦略的経済連携協定」と訳されているが、その実態を知れば、こう訳すべきだと私は思う。いいですか、…「トンデモナイ ペテンだらけの パートナーシップ」(大爆笑)。… まさにTPPこそ、米国の大企業が日本を経済植民地にするための罠であり、屈辱的な不平等条約なのであります。…
 また原発推進にいたっては、すでに言うまでもない。巨大地震によって原発は直ちに放射能を吐く「魔物」と化し、日本民族の命を蝕む。だから早く五四基すべてを廃炉にし、核燃料をすべて取り出し安全な処置をしなければいけない。…
 そして中国は、尖閣奪取の手を少しも緩めていない。… 尖閣は必ず奪われる、奪取される。私はそう思っております。そして、やがて諸天の働きにより、報恩抄に仰せの「時に隣国の怨敵かくの如き念を興さん。当に四兵を具して彼の国土を壊るべし」というときが、必ず来る。
 この亡国日本をお救い下さるのは もう「唯我一人能為救護」の御本仏・日蓮大聖人ただ御一人しか、ましまさない。この大聖人様にお味方申し上げ、身を捨てて戦う仏弟子の大集団は、日本国に顕正会以外にはない」(「顕正新聞」第1274号 )
5月11日  創価学会、新時代第66回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「対話の力で平和社会の大建設を」
 池田大作名誉会長メッセージ 「わが学会は、民衆と共に、庶民と共に、青年と共に、揺るぎない平和と文化と教育の大連帯となりました。 生命尊厳の大哲学を掲げた、世界一の躍動する人間群であるといっても、決して過言ではないでしょう。…
 私たちの対話は、仏法の本義に則り──第1に、相手の生命を敬う最高の人間主義の振る舞いであり、第2に、一人一人の心に幸福の種を蒔きゆく仏縁の拡大であり、そして第3に、よりよき社会のために善の力を結集する「立正安国」の実践であります」
5月12日
 顕正会、熊本会館落慶御入仏式厳修、「1万人九州大会を3年後に開催」(「顕正新聞」第1276号 )
5月19日  創価学会、フェイク、「妙観講が作る「慧妙」の妄言を粉砕する」
「まず「慧妙」は、日興上人の「あん(案)のごとくしやう人(聖人)の御のちも……」の言葉を曲解して、大聖人直結を主張して師弟子の筋目を蔑(ないがし)ろにする者は大謗法だと厳誡されている等と書いているが、身勝手な解釈である。
 これは「日興遺誡置文」に示された「富士の立義聊も先師の御弘通に違せざる事」等の教えに背いて、謗法を呵責せず、遊戯雑談を好み、邪見・我見で大聖人の仏法を貶めておきながら「我は大聖人直結の弟子である」と称する者達を指して大謗法の輩だと厳誡されているのである」(「フェイク」第1388号 )
5月22日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「濁悪の日本国に160万の地涌の大集団」
 浅井昭衛会長「第六天の魔王は、御本仏の御遺命が成就することを最も恐れ憎む。そこで広布前夜の宗門の隙を窺い、池田大作・細井日達・阿部日顕等の身に入り、正系門家の中から「国立戒壇」を消滅させようとした。… しかし大聖人様は、けなげに御遺命を守り奉る顕正会を不憫とおぼしめされ、御守護を下された。ここに今日の顕正会があるのであります。…
 顕正会は国にあっては諌臣、正系門家においては争子であります。大聖人様に忠誠を貫く一六〇万の仏弟子の諌暁があれば、必ず国は正しくなり、正系門家は御在世に戻るのであります。…
 五月一四日、人民解放軍のスポークスマン役の羅援少将が「中国新聞ネット」に出演して、尖閣奪取について次のように述べた。「われわれは今後、三段階で釣魚島(尖閣諸島)を奪取する。その第一段階は漁船を海域に放ち、主権を宣言する。第二段階は国家海洋局の海監(海洋監視船)が重武装で赴く。そして第三段階として、満を持して中国海軍が出動する」と。… 中国の侵略の触手は尖閣だけではない、今や沖縄にまで伸びているのです。… 中国の沖縄攻略の作戦は、さらに悪質・巧妙ですよ。中国は今、沖縄県内における「琉球独立運動」をしきりに煽動しているのです。…
 では、尖閣が奪われるとき、アメリカは守ってくれるのか。答えは、ノーです。たとえ日米安保条約があっても、今のアメリカは、もう中国と対決することができなくなっているのです。そのわけは二つある。一つは経済的理由、もう一つは軍事的理由です。… いずれにしても、株高と高支持率で浮かれはしゃいでいるうちに、安倍首相はいつのまにか米国からも見放されつつある。… その隙を突いて、中国の日本侵略はしんしんと進められているのであります。…
 顕正会は、いよいよ七月に一六〇万に成る。この一六〇万はまもなく二百万になり、五百万になり、一千万になる。そしてこの死身弘法を進める中に、客観状勢の緊迫により、国立戒壇を決する六千万地涌出現は一時に成るのであります」
 山﨑志保 女子部総務に、江口かおる 第十女子部長に、久永千恵子 第二十七女子部長に、中村ますみ 第二十五女子部長に、小山治美 第二十六女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1277号 )
5月20日  創価学会、フェイク、「「大聖人直結」を否定し謗法まみれ」
「妙観講は「慧妙」を使って「日蓮大聖人直結」の信仰を否定しているが、昭和三十七年七月三十一日に全国法華講連合会の結成大会で六項目からなる「法華講要旨」が制定され、その最後の項目は「法華講衆として大聖人に直結した信仰を致しましょう」と謳っている。これこそ「大聖人直結」の信仰が正しいことを宗門も認めていた証左である。
 妙観講は理境坊に所属する法華講の一支部の分際で、この「法華講要旨」を否定するとは言語道断だ」(「フェイク」第1389号 )
5月27日  創価学会、フェイク、「凋落の一途を辿る日顕宗を象徴」
「日顕宗は現在、折伏は低迷し、毎月の御講の結集も停滞している。… そのため、平成二十二年の第七回講習会からは五期に短縮して、参加対象も欠員が出ないよう講頭、副講頭、認証幹事、支部役員、及び活動家に絞った。
 これに関して法華講連合会の関係者は「上からは新たに入信した者を育てるように、と人材育成を指示しながら、新入信者を講習会に参加対象にしないのは、どう考えても変だ。宗務院は言うことと、やることがチグハグで一貫していない」と納得できない表情だ」(「フェイク」第1390号 )
6月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「法に依って人に依らざれ―顕正会」
「一般社会人の誰もが知っている国際問題も、会員にとっては、「事態の深刻さ、恐ろしさに、場内には戦慄が走る」(同)状況だそうで、まさに浅井の思うつぼ、効果顔面である。 因みに、「あと二十五年で広宣流布ができなければ、核戦争によって日本も世界も絶滅する」(冨士 昭和五十七年十月号)とか、これまで多くの「予言をことごとく外してきた浅井だが、それには「浅井先生が災難をくい止めた」などと幹部に言わせたり、知らん顔を決め込むなど、実にいい加減な態度である。…
 さらに浅井は、… 結局は「国立戒壇」への固執を主張し、会員を煽動している。言うまでもなく、大聖人の御遺命は広宣流布であり、その暁に建立を命ぜられたのは、大御本尊御安置の「事の戒壇」である。大聖人の御意に背いた、浅井の「国立戒壇」という妄想に、いつまでも振り回され続ける会員は、まことに哀れと言うほかはない」(「大白法」6月1日号 )
6月25日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「亡国の巨大地震・国家破産・原発災害・他国侵逼は迫る」
 浅井昭衛会長「まさに立正安国論こそ、理論と現証の一致を以て御教示下された、未来永遠にわたる国家安泰・世界平和の一大指南書である。ゆえに人類の存する限り、国家のある限り、この立正安国論に示された法則のままに、人類も国家も動いていくのであります。…
 そして日本国の一切衆生は、大蒙古の責めに怯え切る中に、一人のこらず、日蓮大聖人の重き御存在と南無妙法蓮華経を命に刻み、未来に仏に成る種を植えて頂いた。これが御在世の逆縁下種であります。さらに時来たれば、日本一同に、日蓮大聖人を恋慕渇仰して「南無妙法蓮華経」と唱え奉る時が必ず来る。これが順縁広布であります。…
 見てごらんなさい。亡国の凶兆たる巨大地震の連発は、一昨年の3・11を皮切りとしてすでに始まっている。そして亡国をもたらす国家破産・原発災害・他国侵逼の災厄も、すべて偽戒壇・正本堂以後にその姿を現わし始めている。亡国の舞台装置が着々と整って来たのです。…
 文化大革命で疲弊し切った中国が、いま軍事超大国となって日本を脅かすに至ったのも、正本堂の年に成立した「日中国交正常化」による。この年から、ODAを始めとする莫大なカネが中国に流れ、このカネが日本を脅かす核兵器となったのです。この支援の道筋をつけたのも池田大作です。まさに偽戒壇・正本堂以降、日本は亡国の坂道を転がり始めたのであります。…
 人のいい日本国民は騙せても、国際金融のプロの目はごまかせない。世界的な投資銀行・UBS銀行のアレックス・フリードマン氏は「私たちはハルマゲドンならぬ "アベマゲドン" を目の当りにするだろう。… 最悪の場合、今後数ヶ月の間に、日本経済はクラッシュするかもしれない」と。この「クラッシュ」とは国家破産ということです。…
 顕正会は今、一六〇万に成らんとしている。この一六〇万はまもなく二百万になり、五百万になり、一千万となる。しかし国立戒壇建立の鍵たる国家意志の決定には、どうしても六千万の地涌出現を成し遂げなければならない。… 凡夫の眼には不可能に見えるかもしれない。しかし大聖人様の絶大威力によって、必ず一時に或る。さもなければ日本が亡んでしまう」
 余野直子 第十一女子部長に、宮城雅子 第二十三女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1280号 )
7月21日  第23回参議院議員通常選挙、自民党が現行制度下で最多の65議席を得て圧勝した。自民・公明両党は「安定多数」を上回り、衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」は解消した。安倍晋三首相は政権基盤を強化し、経済政策「アベノミクス」とともに、特定秘密保護法の制定など保守色が強い政策を推し進めた。
 民主党は1人区で全敗し比例代表も7議席しか確保できず、結党以来最低の17議席にとどまった。
7月25日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「大罰顕われる今こそ御遺命成就の時」
 浅井昭衛会長「今、顕正会の歴史を振り返るとき、その御奉公は大きく分けて三段階になっております。その第一は「試練と忍従」の時代。第二は「御遺命守護」の時代。そして第三が、いま戦いつつある「御遺命成就」の時代であります。…
 この一六〇万はやがて二百万になり、五百万になり、一千万となる。そしてこの死身弘法の中に、大聖人様の絶大威徳により「日本国一時に信ずる事あるべし」の日が到来するのであります。… 広宣流布はもう歴史的必然であります。…
 次に猊座に登ったのが阿部日顕です。… 彼は宗務院・教学部長時代すでに、「国立戒壇論の誤りについて」と「本門事の戒壇の本義」という二冊の悪書を著わし、御遺命破壊に協力していた。そして登座後においては、池田大作の意のままに「本門寺改称」の陰謀、すなわち大石寺の名称を「本門寺」と改称して、正本堂があたかも御遺命の戒壇であるかのごとく思わせる陰謀を、池田大作と二人三脚で実現しようとした。だがこの大それた陰謀も、顕正会の強き諌暁によって頓挫してしまった。そしてこれより、池田大作と阿部日顕の間に疑心暗鬼が生じた。…
 ここに「修羅と悪竜の合戦」そのままの、醜い抗争が勃発したのです。学会は、阿部日顕を「相承も受けてない偽法主」と機関紙で罵り続け、挙げ句の果てには、阿部日顕を法廷に引きずり出し、そのスキャンダルを暴き立てた。怒り心頭に発した阿部日顕は、池田大作が最も誇りとしていた正本堂を、ついに打ち砕いてしまった。まさに凡慮を絶することが起きたのであります。… 大聖人様は御遺命破壊の大悪を断じて許し給わず。よって顕正会をして諌暁せしめ、諸天をして宗門・学会を分裂せしめ、偽戒壇・正本堂を打ち砕かせ給うたのであります。…
 今回、発刊された「立正安国」特集号もその一環であります。この特集号、国会議員を始めとして日本を代表する三万人に即日、発送いたしました。信じようと信じまいと、もう知らせなければいけない。言わないのはこちらの罪、信じないのは相手の失。… また国家・世界を見れば、資本主義も、共産主義も、民主主義も、ことごとく行き詰まっている。資本主義を見ても、今や市場至上主義となり、「新自由主義」の名のもとに弱肉強食が始まり、格差・貧富の差が激しくなった。これが各国の騒乱のもとになっている。やがて世界は大動乱に向かうのです。…
 さあ、広布前夜に召し出だされた一六〇万の顕正会こそ、全日本人が大聖人様を恋慕渇仰して南無妙法蓮華経と唱え奉るその日まで、師子王のごとく戦って大聖人様に応え泰りたい」
 佐藤英浩 第三男子部長に、中村太郎 第二十一男子部長に任ずる。松宮いづみ 女子部総務(兼第十九女子部長)に、渡邉淳子 第二女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1283号 )
7月29日  創価学会、フェイク、「移籍の張本人が「移籍は大謗法」と」
「日顕宗の大講頭の一人・大草一男が六月、日顕の孫である阿部正教が住職に抜擢された広説寺(東京・小平市)の総会に出て、質問会を担当。 その際、〝所属寺院を替えたいという場合、どう対処すればいいか〟との質問に、大草は〝末寺住職は手続(てつぎ)の師匠、それを替えることは大謗法〟〝そのような人は所属寺院を替えても同じことを繰り返す〟と言っていたことが創価新報(七月十七日付)で報じられた。
〝手続の師匠の末寺住職を替えることは大謗法〟というのは、法道院を離籍した大草が「私自身は大謗法を犯した」と自白してに等しいから滑稽だ」(「フェイク」第1398号 )
8月11日
 顕正会、京都会館落慶御入仏式厳修、「1万人近畿大会を3年後に開催」(「顕正新聞」第12 号 )
8月14日  創価学会、池田大作名誉会長、タイ王国 国立タマサート大学「名誉哲学博士号」授与式(タープラチャン・キャンパス)。
8月25日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「米・中両国の力関係に歴史的地殻変動」
 浅井昭衛会長「さて、七月の立正安国論の月には広布の基盤たる一六〇万が成り、引き続き、うだるような猛暑の中に「立正安国」特集号しんしんと配布されましたが、その部数すでに七〇万部、今に止どまるところを知りません。…
 さて、今はすでに広布前夜の大罰の時代。立正安国論にお示し下された三災七難が、相次いで現われて来ております。… 三災とは穀貴・兵革・疫病です。「穀貴」とは穀物の値が騰貴する、すなわち食糧不足、飢渇のこと。「兵革」とは戦争、これに内戦と他国侵逼がある。「疫病」とは大規模な流行病です。…
 この三災のうち、いま「穀貴」が起こらんとしている。穀物の値が騰貴するとは、現代でいえば悪性インフレです。無謀なアベノミクスは必ず国家破産とハイパーインフレをもたらす。そのとき国民は生活に苦しみ食料も手に入らなくなる。これまさしく穀貴に当る。… そもそもアベノミクスなるものは、参議院選挙に勝つための「騙し」なのです。… また三災の一つに「疫病」がある。原発事故による広範囲かつ長期にわたる放射能禍(か)は、まさに現代の「疫病」に当る。…
 しかし、これはまだ先難、先に現われる災難です。このあと、いよいよ最も恐るべき他国侵逼の大難が日本を襲う。… この二悪鼻を並べるゆえに、諸天はまず天変地夭を以てこの国を諌め、ついで隣国をして日本を責めしむるのであります。…
 今や米・中の力関係には、歴史的な地殻変動が起きている。すなわちアメリカの衰退、中国の台頭ということです。これまでアメリカは世界最強の軍事力を背景に、唯一の覇権国であった。世界を仕切る警察国家であった。ところがそのアメリカの力が衰え、替わって中国が台頭してきたのです。… アメリカはすでに中国と対決することができなくなっている。…
 そして大聖人様を国の柱にするとは、国立戒壇を建立することであります。… そのギリギリの最終段階の戦いが、まさに今なのであります。… 大聖人様は諸天に申し付けて客観状勢を作らしめ、地涌の菩薩の大集団をして一国を諌暁せしめ給う。かくて「日本国一時に信ずる事あるべし」との日が必ず来る。もうすでに直線コースであります」
 大倉清美 第二十八女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1286号 )
9月 日  創価学会、「学会常住御本尊」の意義付けについて、小委員会発足。
 出席者、谷川佳樹事務総長、金沢組織総局長、秋谷栄之助議長、八尋頼雄弁護士、森田康夫。教学部から遠藤孝紀総合教学部長、森中教学部長、宮地。
 八尋頼雄「多少の退転はやむを得ない。9割は付いてこれる」
 秋谷栄之助「弘安二年の御本尊については、南無妙法蓮華経の法体を文字曼荼羅に図顕された御本尊であるが、唯一絶対の御本尊と大聖人が定められた証拠はない
 谷川佳樹「『出世の本懐』の意味だって変えればいいんだ。独立した教団なんだから、変えてもいいんだし、変えられるんだ。南無妙法蓮華経の御本尊を顕したことにすればいいんじやないか」 (「教学部レポート」)
9月7日  創価学会、新時代第67回本部幹部会開催 (東京戸田記念講堂)、「広宣流布の大願に生き抜け」
 池田大作名誉会長メッセージ「妙法という究極の正義の法に生き抜き、広宣流布という最極の大願に戦い抜く。この赫々たる大境涯は、何ものにも侵されない。何ものにも阻まれない。何ものにも負けない。 そこには、「歓喜の中の大歓喜」が、尽きることなく湧き起こってくる。 そして、妙法と一体にして、広宣流布の誓願に徹する、この一念に呼応して、大宇宙の諸天善神も、厳然と動き、働き、護ることを、かくも悠然と、かくも堂々と、かくも闊達に示してくださったのであります」
9月11日
 顕正会、「顕正会本部」及び近隣会館に家宅捜索を受ける。(「顕正新聞」第1289号 )
9月19日  創価学会、「学会常住御本尊」の意義付けについて、大山第一庶務室長「池田先生は全くそんなことを言われていない」「会長もそうした指導は受けていない」「こんなやり方をしていたら学会の信心も教学も崩れてしまう」と。
9月20日  創価学会、「学会常住御本尊」の意義付けについて、長谷川重夫本部長「池田先生は大御本尊と決別するなどとは言っていない」「会長は嘘をついている」「御本尊では宗門と決別できない」「急いでやる必要など全くない」
9月22日  創価学会、池田大作名誉会長、アルメニア共和国 エレバン国立大学「名誉博士号」授与式(創価大学記念講堂)。
9月25日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「国立戒壇を堅持し 二百万近きゆえに魔障
 浅井昭衛会長「この清らかな顕正会に、竜の口御法難会の前日の九月十一日、まことに仰々しい大規模な家宅捜索がなされました。数年前にも複数回にわたって家宅捜索がありましたが、こんどは規模が違う。警視庁公安部の捜査員が百余名出動して、本部会館・東京会館・神奈川会館さらに二名の顕正会員宅の計五ヶ所を捜索し、これに全テレビ局のカメラマンが同行し、当日の正午のニュースから終日、すべてのテレビ局がこれを報道したという物々しさでありました。
 この大規模捜索の理由は何かというと、テレビ報道によれば -- 二名の顕正会員が、知人を折伏し入信させた際「入信しなければ五体満足でいられなくなる」とか「入信したことを家族に話したら自宅に大勢で押しかけるぞ」と脅かしたという。これが強要と暴力行為等処罰に関する法律違反に当るとして家宅捜索が行われた -- とのことであります。…
 取調べに当った刑事は、何とかして罪に陥れようと、警察にとって都合のよい供述を得るべく執拗に迫ったという。そして調書への署名押印を要求したが、石原君がこれを拒絶すると、「何度でも署に呼び出してやるからな」と脅したという。これでは、どちらが強要・脅迫しているのか(大笑)。…
 いいですか。学会には「K対策について」と称する秘密文書があるのです。「K」とは顕正会のこと。この文書は、… 組織崩壊の危機を感じた学会本部が密かに作成した内部文書です。作成年月は三年前の平成二二年一月二八日。学会の全国各地域の幹部にこれが通達されております。… ですから、警視庁発表の「本年一月から七月にいたるまでに八〇件におよぶ苦情が寄せられている」というのも、この「K対策」が実行されている証拠なのであります。そして、この「K対策」の延長線上に家宅捜索があり、マスコミ報道があるのです。…
 いいですか。警視庁公安部といえば、国家権力の中の国家権力ですよ。誰も抗うことはできない。今回、なぜこの国家権力が動いたのか。… いま顕正会は、日蓮大聖人の御遺命たる「国立戒壇」を堅持する唯一の団体であり、その死身弘法はいよいよ二百万にも及ばんとしている。ゆえに魔が競い起こるのであります。…
 時はすでに大罰の時代。首都圏直下・南海トラフの巨大地震は足下に迫り、他国侵逼の影もひたひたと迫りつつある。もう広宣流布はギリギリの最終段階なのであります。このとき、全顕正会員の … 切なる信心が大聖人様の御意に叶うとき、広宣流布・国立戒壇は必ず成るのであります。その御遺命成就のとき、… 天生原において全顕正会員、大地にひれ伏し紅の涙を流させて頂こうではありませんか」(「顕正新聞」第1289号 )
9月28日  創価学会、教学部、「総本部の御本尊と日蓮世界宗創価学会会憲の問題点」と題するレポート( 教学部レポート、宮地文書 )作成。
"「本門戒壇の大御本尊」と、総本部に安置される「創価学会常住御本尊」について、最高幹部の一部が教義的な意義の変更を強硬に推し進めています" と、執行部の強行な教義改変が行われることに、創価学会存亡の危機を訴える。
「いわゆる「本門戒壇の大御本尊」と、総本部に安置される「創価学会常住御本尊」について、最高幹部の一部が、教義的な意義の変更を強硬に推し進めています。… 現在、一部幹部が進めているような形で教義変更が拙速かつ拙劣に進められれば、日本でも海外でも会員の信仰が動揺し、組織に混乱が広がることは確実です。 また、宗門からの攻撃にも十分な応戦ができず、学会が教義論争において敗北することは必死と考えられます。学会の存亡に関わる極めて危機的な状況にあります。…
 また聖人御難事の「余は二十七年なり」という大聖人の「出世の本懐」の表明についても、谷川総長は 「『出世の本懐』の意味だって変えればいいんだ。独立した教団なんだから、変えてもいいんだし、変えられるんだ…」。… さらに「末法下種の三宝」についても、… 谷川総長は「それも変えればいいんだ。何の問題ない」と述べていました。… 「過去との整合性など、どうでもいい。自語相違と批判されてもかまわない。完全に独立した教団として出発するんだから。結論は決まっているんだ。教義なんて、それを後付けすればいいんだ」と、谷川総長は何度も繰り返していました。…
 このまま独断専行が続くと、池田先生が作られてきた学会の信心、SGIの組織が大混乱に陥ります。未来永遠に大きな禍根が残ります。大御本尊に関する見解の発表は、事実上、宗門に対する宣戦布告となります。大慶祝の時に、なぜ混乱と論争の火だねを蒔くのでしょう。勝つためには、それ相応の準備が不可欠ですが、なぜ何も準備しないまま、負け戦に突入していくのでしょう」
10月1日  創価学会、映像配信サービス「SOKAチャンネルVOD」がスタート。
10月3日  創価学会、「学会常住御本尊」の意義付けについて、原田稔会長が方針撤回。
10月4日  創価学会、池田大作名誉会長、フィリピン共和国・国立アクラン大学「名誉人文学博士号」授与式(創価大学本部棟)。
10月6日  創価学会、新時代第68回本部幹部会開催 (広島池田平和記念会館)、「あらゆる難を越え創価の師弟は勝った」
 池田大作名誉会長メッセージ「中国創価学会は、私の手作りであり、私の直系です。 私は「中国広布の開拓の父」として、これまでも、一切を見守ってきましたし、これからも、けなげな皆さん方に題目を送り続けていきます。…
 一人の生命が最も尊厳であり、宇宙大の力と智慧と可能性を秘めていることを明確に説き明かしたのが、私たちの探究し実践する大仏法です。… 創価の師弟は、創立以来83年間、「一人立つ精神」で、戦って、戦って、戦い抜いてきました。… 狂気の如き「悪口罵詈」「猶多怨嫉」の難を受けながら、これほど素晴らしい、世界に輝く「平和」と「文化」と「教育」の人材城へ大発展するとは、いったい、誰が想像したでしょうか。 学会は勝った。「一人立つ精神」で、断固として勝ったのであります」
10月8日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・大連芸術学院「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
10月13日  創価学会、第35回全国人間教育実践報告大会開催 (広島国際会議場)、「『教育のための社会』へ──子どもの生命輝く 平和と人道の絆を!」
 池田大作名誉会長「本日の会場の名前に冠された「フェニックス」すなわち「不死鳥」とは、残酷きわまる核兵器の脅威にも断じて屈せず、万物を蘇らせていく偉大な人間生命の輝きの象徴と言ってよいでありましょう。 この「不死鳥」の生命力の真髄を、事実の上で、厳然と全人類に示し切ってこられた「永遠なる平和の都」こそ、ここ広島であります。…
 これからの激動の時代を生きゆく宝の子どもたちが、一人ももれなく、困難や試練に負けず、自分にしかない無限の可能性を発揮して、堂々たる大樹に成長してもらいたい。その祈りを込めて、私も先生方と御一緒に、「教育のための社会」の大建設に、さらに尽力してまいる決心であります」
10月25日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「池田大作は30年間暴力団を使っていた!
 浅井昭衛会長「国立戒壇を捨てた学会が、御遺命を堅持する顕正会を憎んでいかに国家権力を利用して威すとも、顕正会はかえって強くなる。いよいよ広宣流布は進むのであります。…
 平左衛門は、… 軍事を掌握する侍所の司令官であり、さらに検断権者すなわち国事犯を検挙し審理する権限を持つ、幕府内の最大の実力者であった。… 九月十二日、平左衛門は大聖人の庵室を襲った。… あたかも謀叛人を召し捕るかのごとき演出がなされた。
 九月十一日、顕正会の本部会館等五ヶ所が不当家宅捜索を受けたが、学会はその日のうちに小型の謀略新聞を発行して、鬼の首でも取ったように「警視庁公安部による家宅捜索」と大々的に宣伝している。そして顕正会を「暴力団体」「終末思想を掲げる邪教団」などと誹謗している。…
 山崎正友は、文藝春秋発行の「諸君」(昭和56年8月号)に寄せた「昨日の師・池田大作への手紙」との文中に、次のごとく真相を暴露しております。… 「謀略と政治の圧力で、被害者を加害者に仕立て、国家権力を利用して弾圧するというやり方は、創価学会の十八番でした。私もそれに大いに加担してきました」
 だが、池田大作の悪事の闇はもっと深い。彼は己の悪事を遂行するため、三十年にわたって暴力団を使っていたのです。その暴力団とは、日本最大の暴力団・山口組の傘下で武闘派として知られていた「後藤組」です。… 組長は後藤忠政という人物。… 学会がこの後藤組を利用し始めたのは、正本堂の土地取得に絡む問題が、その発端であります。それ以後の両者の深い関わりが、後藤組長が引退後に著わした自伝「憚りながら」(宝島社)の中に記され、始めて白日のもとに晒されたというわけです。…
 いいですか。島田紳助は暴力団と付き合っていたというだけで、芸能界から追放されてしまった。みずほ銀行は暴力団にわずかな資金を融資したというだけで、その責任はトップにまで及ばんとしているのです。池田大作の暴力団利用のあくどさは、これらとは比べものにならない。…
 池田大作のこの力、まさしく「形は人なれども力は第六天の力なり」です。しかし、もう大聖人様がお許しにならない。正本堂が音を立てて崩れたように、池田大作・創価学会も、近く必ず音を立てて崩壊すると私は確信している。みなさん、どうです。(大拍手)… 早く八百万学会員を救いたい」(「顕正新聞」第1291号 )
11月4日
 顕正会、女子部大会開催(さいたまスーパーアリーナ)、35.000名が参集、「日本国憲法に含まれる順縁広布の舞台装置
 浅井昭衛会長「今の日本において、三万人を超える若き女性が結集する大集団が、どこにあろうか。私は顕正会の女子部こそ、すでに日本第一であると思っている。さあ、時はすでに広宣流布の最終段階。本日を新たな出陣として、いよいよ近き広宣流布のその日まで、女子部こそ顕正会の先陣を切ってほしい。強く私は念願しているが、みなさん、どうか。…
 まさに日妙殿こそ、末法の全女性を代表して、竜の口で成道あそばされた大聖人…を、命かけての信心で見奉った人である。… そして私は思う。広宣流布の時には、この日妙殿のような女性が続々と出て来て、大聖人様に応え奉るに違いないと。そのような、けなげな信心に立つ女子部のみなさんと、御遺命成就のその日まで、共に戦えること、私は何よりも嬉しく思っている。…
 日本国憲法のもたらしたものは何かといえば、「信教の自由」によって広宣流布はしんしんと進む。だがその一方、もしアメリカの保護を失えば、日本は世界でいちばん侵略されやすい国になる、ということである。… すなわち「アメリカは頼るべき柱ではない、日蓮大聖人こそ日本の柱であられる」と、全日本人が深刻にめざめる舞台装置になる。… まさしく、大聖人様がこの順縁広布の時代を作って下さった。だから私は、昭和二〇年の敗戦を「広宣流布の遠序」と言っているのである。…
 大聖人様は諸天に申し付けて謗法を続ける日本を罰し、同時に、召し出した地涌の菩薩の大集団をして一国を譲暁せしめ、以て「日本国一時に信ずる事あるべし」を実現あそばす。この地涌の菩薩の大集団とは、解散処分をも乗り越え一筋の忠誠を貫き通した顕正会以外には、あるべくもない。… さあ、本日、全国から馳せ参じた三万の女子部の皆さん。近き広宣流布のその日まで、私と共に駈けぬいてほしい。そして御遺命成就の日、晴れて大聖人様よりおほめを賜り、そのとき、天生原の大地濡れるまで、全員で、紅の涙を流そうではないか」(「顕正新聞」第1293号 )
11月5日  創価学会、「広宣流布大誓堂」が落成(新宿区信濃町)。
11月6日  創価学会、池田大作名誉会長、ペルー共和国 ペルー・ラス・アメリカス大学「名誉博士号」授与式(創価大学本部棟)。
11月8日  創価学会、広宣流布大誓堂落慶記念勤行会開催 (広宣流布大誓堂大礼拝室)、「我らの誓願は「全民衆の幸福」」
 池田大作名誉会長メッセージ 「広宣流布に尽くし、今日まで創価の大建設を荘厳してくださった方々の生命には、一人も残らず無量無辺の福徳が積まれ、必ずや三世に崩れざる常楽我浄の大宮殿が輝きわたることは絶対に間違いない。…
 まさしく法華経さながらに、全世界から地涌の菩薩が勇み来り、広宣流布の御本尊と境智冥合して、久遠元初の大誓願の生命を、昇りゆく旭日のように光らせ、生まれ変わった息吹で出発する黄金の会座であります。… 本日より、この城を「広宣流布大誓堂」として、世界広宣流布の新時代へ、歓喜踊躍して正義と希望の大前進を開始したいと思いますが、いかがでしょうか!(大拍手)」
11月9日  創価学会、世界広布新時代第1回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「地球を照らせ 希望の対話の光で」
 池田大作名誉会長メッセージ「偉大なる全同志の祈りと真心と奮闘ありて、「広宣流布大誓堂」が誕生いたしました。… この皆さん方の名誉と功徳は無量無辺であり、必ずや一家眷属に万代までも流れ伝わることでありましょう。…
 新たに完成した「広宣流布大誓堂」を中心に、創価という無限の希望のスクラムを、さらに一段と大きく広げながら、私たちの誓願の星である、この地球の未来を赫々と照らしていこうではありませんか!」
11月15日  創価学会、池田大作名誉会長、モンゴル国・人文大学「名誉人文学博士号」授与式(創価大学本部棟)。
11月17日
 顕正会、会津会館落慶御入仏式厳修、「2年後に1万人南東北大会を開催」
 浅井昭衛会長「福島の皆さんは、この大災害にもめげず、よくぞ強い信心を奮い起こし、敢然と広宣流布に立ってくれました。 私はこのけなげな信心に強く胸打たれ、会津会館を建てようと決意したのであります。…
 安倍音三という人は、大きな声では言えないが、バカじやないか(大爆笑)。経済にしても自分ではわからない。… 彼は「イエール大学の浜田宏一先生のお墨付きを頂いたから大丈夫だ」とイバってた。「壮大な実験」などという無責任な学者の言葉を信じてはいけない。そのうちに必ずボロを出す。… 遠い先ではないですよ。まさにアベノミクスは進むも退くも地獄なのであります。…
 もう日本は立正安国にめざめる以外にはない。日蓮大聖人を国の柱としなければ日本は保たない。さあ、二〇年代の大事を見つめて、顕正会は大前進をする。大災害の中、大聖人様を杖・柱として立ち上がった福島等の南東北の三県こそ、全顕正会の先陣を切って、二年後の一万人大会を堂々と成し遂げてほしい。しっかり頼みます。(ハイッ)(大拍手)」(「顕正新聞」第1295号 )
11月22日  創価学会、池田大作名誉会長、ロシア連邦・プーシキン記念国立ロシア語大学「名誉博士号」授与式(創価大学本部棟)。
11月23日  創価学会、池田思想シンポジウム開催 (広東省広州市内)、「21世紀の生態文明に向かって」
 池田大作名誉会長メッセージ「中国では現在、「生態文明の建設」の理念のもと、政治、経済、社会、文化のそれぞれの分野で、環境の保全とともに、生態系の保護を重視する持続可能な発展が目指されています。なかでも、エネルギー分野において太陽光や風力発電といった「再生可能エネルギーの積極的な導入が目指され … 注目を集めています。…
 昨年発表した環境提言では、環境教育の在り方として、知識や技術の習得だけでなく、① 自分が育ってきた場所を大切にする「心を受け継ぐ」ための教育 ② 自分を取り巻く環境がもたらす恩恵への感謝の思いを「日々の行動に還元する」ことを促す教育 ③ これから生まれてくる世代のために何を守ればよいのかを「自身の生き方の柱に据える」ための教育 ─ 3つの観点の重要性を提起しました。…“人間と自然は調和し、共存しなければならない”との思想を受け継がれてきた貴国の皆さま方と共に、環境教育を基盤に据えた持続可能性の追求に取り組んでいきたいと願うものです」
11月23日  中華人民共和国、東シナ海の尖閣諸島を含む上空を、"防空識別圏" に設定。
 防空識別圏とは、各国が防空上の必要性から領空とは別に設定した空域で、常時防空監視が行われる。強制力はないが、あらかじめ飛行計画を提出せず進入する航空機には識別と証明を求め、領空侵犯の危険がある航空機に対しては軍事的予防措置を行使する。
11月24日  イラン・イスラム共和国、核合意。核兵器開発疑惑をめぐり、米英仏中ロ独の6ヶ国とジュネーブでの協議で、外交解決に向け「第1段階」の措置で合意した。合意によりイランは5%超のウラン濃縮活動を停止、濃縮度20%程度のウランを5%以下にし、国際原子力機関(IAEA)の厳格な査察を認める。
11月26日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 22,200名、「私兵・公明党が政権に在るは日本国の凶事」
 浅井昭衛会長「ことにこの法戦は九月十一日に、警視庁公安部による本部会館等への不当なる家宅捜索があって、それがテレビで全国に流された。これ、顕正会を何としても「暴力集団」「凶悪集団」に仕立て上げ、その弘通を妨害せんとした、学会と警察・テレビの連係プレーでありました。… 顕正会が、その弘通いよいよ二百万にも及ばんとするを見て、ここに国家権力と語らい、顕正会を陥れようとしたのが今回の策謀でありました。…
 さて、先日発刊された「池田大作と暴力団」特集号でありますが、爆発的ですね。今しんしんと日本国中に浸透しつつある。すでに一一〇万部が発行されたと編集部から聞いております。やがて全学会員、全日本人が、この事実を知るに至ること疑いない。… 池田大作の仏法上の大禍はわからずとも、世間の悪事ならば誰にもわかる。池田大作が偽善の仮面の裏で、暴力団を使って「邪魔者は消せ」とばかりの悪事を重ねていたという醜悪なる正体を知れば、いかなる者も洗脳が解け、最も大事な御遺命の正義にめざめるのであります。…
 このような池田大作の私兵になっている公明党が、いま政権与党となって国政を動かしている。これこそ日本国の凶事であります。大悪法「特定秘密保護法案」の成立に、自民党より熱心に見える。… 何より重大なことは、御遺命に敵対する池田大作を守ることを至上目的とする政党が、日本の政治を動かしているという事実であります。…
 これまで中国首脳は「尖閣諸島は中国の核心的利益である」と繰り返し述べていた。… 今回の防空識別圈の設定こそ、まさしく軍事力による尖閣奪取が、新たな段階を迎えたことを示しているのです。… 日本が引けば尖閣は直ちに奪取され、引かなければ軍事衝突となり、戦争へと拡大する。
 まさに終戦以来、最も危険な状態に立ち至ってきたのです。日蓮大聖人に背く日本は、磁石が鉄を吸うごとく、自然と他国侵逼を招くのであります」(「顕正新聞」第1294号 )
12月 日  中華人民共和国、PM2.5による大気汚染が深刻化。暖房に石炭を多用する冬場は特に汚染が広がり、中国の大気汚染指数(6段階)で最悪の「深刻な汚染」が連日のように記録された。呼吸器系疾患の患者が急増、航空便の欠航や小中学校の休校など市民生活にも影響を与えている。
12月6日  参議院本会議、特定秘密保護法が、自民・公明両党の賛成多数で可決、成立した。同13日に公布、1年以内に施行される。政府は他国と情報を共有し、新設した国家安全保障会議(日本版NSC)の実効性を高めるため、必要な法制としている。
12月8日  創価学会、世界広布新時代第2回本部幹部会開催 (沖縄研修道場)、「学会精神とは「負けじ魂」」
 池田大作名誉会長メッセージ「我ら地涌の菩薩は、何のために生まれてきたのか。広宣流布の誓願の舞を喜び舞うために、それぞれの使命の舞台に踊り出たのであります。 ゆえに、どんな大悪が競い起ころうとも、断じて嘆かない。決して怯まない。…
 この妙法と共に生き抜く生命は、いかなる「生老病死」の苦悩も転じて、永遠に「常楽我浄」の軌道を進んでいくことができる。絶対に安心であり、どんなことがあっても、全部、変毒為薬していけるのです。… 民衆の連帯で、世界の安穏を実現しゆく「平和」と「文化」と「教育」の舞を、断固と繰り広げていこうではありませんか!」
12月19日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「学会・宗門「戒壇の大御本尊」を冒涜し奉る」
 浅井昭衛会長「寿量品には三ヶ所にわたって、この「恋慕渇仰」が説かれている。いかに恋慕渇仰が大事かということ、よーくわかりますね。… まず「心懐恋慕・渇仰於仏・便種善根」(心に恋慕を懐き、仏を渇仰して)と。… また「咸皆懐恋慕・而生渇仰心」(咸く皆恋慕を懐いて、渇仰の心を生ず)と。さらに「令其生渇仰・因其心恋慕・乃出為説法」(其をして渇仰を生ぜしむ、其の心恋慕するに因って)と。… このように「恋慕渇仰」「恋慕渇仰」「恋慕渇仰」と三回くり返して … 説かれている。これを文底下種の寿量品に約するならば、恋慕渇仰し奉るべき仏様は、末法下種の本仏・日蓮大聖人の御事であります。…
 だが、細井日達が御相承をなし得なかったとしても、下種仏法の血脈は断じて断絶しない。大聖人様の下種仏法は、そのようなことでは絶対に断絶しない。そんなチャチなものではないのです。その理由はまだ言うべき時でない。時が来たら私は、ハッキリと言います。いま御遺命に背いた貫首には御相承する資格がなく、同じく背いた阿部日顕も受ける資格はない。…
 本山登山ができなくなった池田大作は何をしたかというと、なんと、学会の経本の観念文から「本門戒壇の大御本尊」の九文字を削除してしまった。これ全学会員に戒壇の大御本尊を忘れさせ、捨てさせるためです。これが第六天の魔王その身に入った池田大作の、正体だったのであります。…
 ここに本年九月十一日、警視庁公安部による不当捜索が行われたのです。警視庁公安部といえば、国家権力の中の国家権力ですよ。まさに御在世の検断権者にも似ている。… この公安部が百余人を動員して本部会館等五ヶ所を一斉捜索し、これをテレビで、顕正会があたかも「暴力集団」「凶悪団体」のごとくに報道せしめたというのは、まさに常軌を逸している。… 虚偽の訴えを一方的に取り上げ、やれ「強要」だ「脅し」だとして、あれだけ大規模な演出をした。これは只事ではありません。…
 中国は一一月二三日、突如、尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圈を設定した。これはいよいよ尖閣諸島を奪いに来たということです。また核ミサイルを持つ北朝鮮では、権力中枢において残忍な血の粛清が行われ、それは拡大しつつある。軍部の発言力が一段と増している。今後、何が起こるか全く予断を許さない。私は明年から、北東アジアが焦臭くなってくる、いよいよ他国侵逼の影が色濃く日本に追ってくると思っております。… 顕正会の前進は必ず間に合う。すでに時は来ているのです。どの組織にも、瞳を輝かせた地涌の流類が続々と出てくるに違いない」
 藤村雄大 本部幹事に任ずる。(「顕正新聞」第1296号 )
12月19日  東京都、猪瀬直樹知事、辞職を表明。2012年の知事選前に、医療法人「徳洲会」グループから現金5千万円を受け取っていたことが11月に発覚した。二転三転する答弁に反発を強めた都議会各会派は、より強い権限を持つ百条委員会の設置方針を決定。猪瀬氏は「都政を停滞させるわけにはいかない」として、辞職を表明した。
 

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