迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、大日蓮、日如上人猊下「新年之辞」
「本年「達成・出陣の年」は、第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節を迎え、御生誕の三月八日までに全支部が法華講員五〇%増の誓願を達成すると共に、新たに、平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年を期して、法華講員八十万人体勢構築へ向けて勇躍出陣する大事な年であります。…
 当に、今日の如き、悪世末法の世相その侭に、人心が極度に乱れ騒然とした現状を見る時、その根本原因がすべて邪義邪宗の謗法の害毒にある事を知って、講中一丸となって破邪顕正の折伏を強盛に進めていかなければなりません」(「大日蓮」第827号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「国難二年
 国難元年の昨年には、仏法上、二つの大事があった。その一つは、中国の核戦力の増大により、米国の保護下にある日本の「属国的平和」は持続不可能となり、やがて亡国に至る。この国家存亡の危機を大聖人様に見せて頂き、いよいよ全顕正会が、広布の決戦場たる二〇二〇年代を見据えて出陣したことであった。…
 一方、亡国をもたらす極限の大謗法を、創価学会がついに犯すに至った。すなわち昨年一一月七日、創価学会は会則の教義条項を改変して、あろうことか「弘安二年の御本尊は受持の対象にはしない」と、会長・原田稔が聖教新聞(一一月八日付)に公表したのであった。第六天の魔王がその身に入らずして、どうしてこのような大それた発言をなし得よう。…
 安倍政権は現職閣僚一九人中の一六人が、「神道政治連盟国会議員懇談会」なる国会議員組織に属している。… この組織に参加している国会議員は二八九名の多数に上っている。会長は安倍晋三首相である。
 極限の謗法と、神道尊重。この二悪鼻を並べる日本の政権に、諸天が怒りをなさぬはずがない。天変地夭は国難二年以降さらに増大し、ついには恐るべき隣国の責めに至るであろう。(「顕正新聞」第1330号 )
1月1日  創価学会、大白蓮華、巻頭言「題目の師子吼に恐れなし」
 池田大作名誉会長「宿福深厚にも妙法を受持した私たちは、来る年も、来る朝も、題目の音声とともに、久遠元初の太陽を昇らせ、わが生命を蘇らせていくことができる。… 朗々たる題目で、病魔を乗り越え、「健康長寿」を勝ち開いていくのだ。どんな宿命も使命に転じて、自他共に、永遠の大幸福境涯を築いていくのだ。 正義の仏天を揺り動かしながら、いかなる強敵《ごうてき》も打ち破り、「絶対勝利」の実証を現していくのだ。…
 さあ、躍進の一年、師弟の誓願に生きる我らは、題目の師子吼も誇らかに、勝ち進もうではないか!
 題目の 師子吼の我らに 恐れなし 功徳と勝利を 無限に開けや」(「大白蓮華」2015.1月号 )
1月11日
 顕正会、教学三級試験(11,277名)・五級試験(4,810名)、全国115会場で実施。(「顕正新聞」第1332号 )
1月12日
 顕正会、成人式挙行、浅井城衛理事長祝辞。(「顕正新聞」第1332号 )
1月16日
 宗門、慧妙、「目師の子孫を名乗る稀代のペテン師 本門正宗」
 「この宗派は小野寺日了(本名・小野寺直)という人物が、第三祖日目上人の正嫡と後醍醐天皇の正統を名乗り、日蓮正宗の教義を都合よく踏襲しながら独自の邪説を形成し、「本門正宗」なる宗派を立ち上げ、横浜市戸塚の「富士本門寺」を本山として活動している、日蓮系新興宗教の一派である。…
 日興上人が建立された大石寺の場所は、現在の総本山がある所(静岡県富士宮市上条二〇五七)ではなく、じつは静岡県富士市依田原字大石寺という地だった、とする前代未聞の珍説なのだ。
 小野寺は、静岡県の廃止登録簿に残る「静岡県吉原市(現在は富士宮市吉原)依田原大字大石寺」の旧地名や、旧徳島藩蜂須賀家文書の大石寺再建に関わる記述などを根拠に、日興上人開創の大石寺は元来、富士宮市依田原大石寺の存在したが、度重なる火災で江戸初期に焼失し、幕府に廃寺処理された時点で一宗が消滅した、とする。… 小野寺は、自身こそ正統な大石寺を受け継ぐ者であると、ご豪語しているのである。まったくもって、小野寺こそ稀代のペテン氏である。…
 何も知らない人々が、この小野寺の珍説に誑されているようだが、それは世の中の高齢者が容易く「振り込め詐欺」に引っかかっているのと変わらない」(「慧妙」平成27年1月16日号 )
1月18日
 顕正会、教学登用試験実施、124会場で実施、受験者数 14,913名。(「顕正新聞」第1332号 )
1月23日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「池田大作すでに"戒壇の大御本尊の敵"」
 浅井昭衛会長「いよいよ国難二年の戦闘開始であります。… そして日本は、アベノミクスの化けの皮が間もなく剥がれようとしている。世界最大の借金国・日本が国家破産をしたら、その激震は直ちに全世界に及び、世界が大恐慌に引きずり込まれること疑いない。…
 いま、欧米の経済制裁によって追い詰められているロシアは瞋りに燃えている。そしてその怒りが中国との結束を強めつつある。今や両国は同盟国のごとくですね。なかんずく核戦略において同盟関係ができつつあること、まさに世界の悪夢です。…
 学会・公明党は戒壇の大御本尊に背き奉り、安倍政権は日本を「神の国」にしようとしている。この二悪鼻を並べる日本、どうして安泰たり得ましょうか。…
 池田大作一党にたぶらかされて、いま多くの学会員が戒壇の大仰本尊を捨てて、現世には功徳を失い、臨終には悪相を現じ、後生には地獄に堕つること、何とも不憫です。同じく信心の力を起こしながら、悪師に付くゆえに不幸になる。何とも痛々しい。私は八百万学会員を救いたい。早く正義にめざめさせ、共に国立戒壇建立に戦う同志にしたいと念願しております。…
 そこで、いよいよ「学会員を救う特集号」を作ります。先月の総幹部会における講演に加筆をして、全学会員にわかるものにしたい。そして全学会員にこれを読ませたい。… 私は必ずわかると確信しております。池田大作一党はどうか知らないが、騙されている学会員はすべて救える、道念のある者は必ずわかる。そして直ちに大聖人様を恋慕渇仰して、国立戒壇建立に戦う仏弟子となること疑いない」
 浅野恭浩 男子部総務に、広岡政光 男子部総務に、坪田敏 第十八男子部長に、依田和久 第二十二男子部長に、高橋卓久朗 第二十三男子部長に、岸農之 第二十四男子部長に任ずる。野口由華 女子部総務に、西山育子 女子部総務に、佐藤絵里子 女子部総務に、池田淳子 女子部総務に、工藤安子 女子部総務に、江口かおる 女子部総務に、馬場江利子 第三十一女子部長に、松本真由美 第三十二女子部長に、綾部恵美 第三十三女子部長に、山口さゆり 第三十四女子部長に任ずる。菅裕子 副総合婦人部長に、山本利子 婦人部総務に、鈴木ゆかり 第一婦人部長に、小山葉子 第二十一婦人部長に、織田祥子 第二十二婦人部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1333号 )
1月29日  創価学会、聖教新聞、創価学会教学部「会則の教義条項改正に関する解説」掲載。
「「創価学会の宗教的独自性」… その自覚と使命感に立つ以上、学会が「生きた宗教」として、時代の変化や広布の伸展の段階によって、現実的な課題として現れてくる事態や将来起こりうる課題に責任を持って対応していくことは当然である。…
  一例を挙げれば、昭和45年(1970年)の本部総会で、名誉会長は「広宣流布は、流れの到達点ではなく、流れそれ自体 …」 と語った。そして、… それまで日蓮正宗の一部で唱えられていた「国立戒壇」 という表現は用いない、…との立場を内外に表明した。… また同47年(72年)から連載された『私の釈尊観』『私の仏教観』などの著作では、学問的な成果を踏まえ、釈尊の事跡、法華経の成立年代などに言及し、人間釈尊の生涯を通して、仏教の源流の実像に迫った。ここでは法華経の成立を紀元1世紀と推定する学問的研究を受け入れたうえで、仏教の正統な系譜を考察されている。…
 日蓮正宗のように古色蒼然たる教義解釈を墨守して事足れりとし、現実の広宣流布の伸展には責任も関心もないという立場とは全く違う。今回の改正は、「魂の独立」から23年、世界広布の伸展の時代的要請に応えるため、日蓮大聖人の仏法の本義に立ち返って、従来の教義解釈を整理し直したものである。したがって、教義の変更ではなく、教義の解釈の変更と位置づけられるものである。また『私の釈尊観』からも40年余がたち、仏教学の実証的研究もさらに進んでおり、今回の改正を機に、そうした仏教学の学問的な成果等も視野の入れながら、日寛教学や、相伝書等についても、慎重に研究を重ね、より普遍的な創価学会教学の構築へ一層の前進を図りたい。」(「同」 1月29日号 )
2月 日  創価学会、遠藤孝紀総合教学部長が執行部へ提出した「遠藤文書」がネット上で配信される。
 教学部レポートが流出したことを受け、遠藤総合教学部長が執行部へ前年7月に質問状として提出したもの。
「そもそも今回の教義改変の画策は、当会の意思決定のルールから逸脱したものではないでしょうか。
 第1に、学会の未来を決する重要事でありながら、永遠の指導者である池田先生に、最終盤に至るまで、決裁を仰ぐ「報告書」すら提出していない。
 第2に、執行部の合議を経ずに、独断専行的に決めようとした。
 第3に、小委員会を推進派で固め、密室で協議を進めた。
 第4に、教学部に対し、従来の教学とまったく整合性のとれない教義改変を強要した。
 第5に、その際、「恫喝」まがいの荒々しい言動が繰り返された。
 第6に、全てが池田先生の御意思であるかのように印象づけ、日本とSGI各国の首脳たちの意見を出しにくくさせた。
 第7に、責任役員会の際、事前に根回しした一部の人間に示威的な言動をさせるなどの不明朗な策略を巡らした。九州の山本氏、北海道の浜名氏から直接うかがっています。 これらがルールの逸脱でなくてなんでありましようか」
2月16日  創価学会、横浜市の副支部長・摧邪人、「破邪顕正之書」を発表。
「昨年、創価学会は会則を変更し、その発表の際、原田会長は「大謗法の地にある弘安二年の御本尊は受持の対象にはいたしません」と云い、さらに本年、創価学会教学部は「会則の教義条項改正に関する解説」(以下「解説」)なる文書で、大御本尊が大聖人の出世の本懐ではないとした。 そして創価学会中枢はこの論文を是とする座談会を開き、この「解説」を創価学会総体の意志であることを認めた。 この事実は明らかに師敵対であり、大聖人の仏法に違背する行為である。… 現創価学会の中枢は、天魔に魅入られた僭聖増上慢であり、教学部は魔縁に誑かされその走狗となったものであると断ずる。 このまま放置すれば創価学会は邪教団に堕し、知らずに信仰を続ける学会員は不幸への道を歩むことになってしまう。…
 以下に「解説」の内容が如何に僻見、邪義に満ちているかを論じ、創価学会が自らの誤りに一日も早く気付くことを祈りこの一文をものする。…
「大御本尊を受持の対象としない」という会長発言、僻見と邪義にまみれた「解説」、そしてその「解説」を追認する中枢部の座談会。これらを総合して勘案するに、「城者破城」が現前に迫っているものとせざるを得ないのである」
2月24日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「閻浮大闘諍、他国来難、日本広布は同時」
 浅井昭衛会長「さて、大聖人様は、広宣流布の前夜には必ず「前代未聞の大闘諍」が地球規模で起こる、と御予言下されておりますが、いま世界中が、いよいよ騒がしくなって来ましたね。…
 大聖人御在世の逆縁広布のときには、全世界を席巻した大蒙古が日本に押し寄せてきた。そして順縁広布の時にも、同じことが起きるのです。ゆえに立正安国論の奥書には「未来亦然るべきか」と仰せられる。また大聖人様は、一閻浮提の大闘諍は世界広布の先序であるともお示し下されている。… そして大事なことは、この「一閻浮提の大闘諍」が起こるとき、同時に、日本への他国侵逼も起こる、ということです。…
 もう一度いいます。一閻浮提の大闘諍が起こるとき、同時に日本への他国侵逼の大難が起こり、そのとき日本国一時に信ずる「広宣流布」が事実になる、ということであります。…
 世間でも、もう顕正会の力に気づき始めている。小学館で発行している「SAPIO」という月刊誌がある。政治・経済を中心に据えた総合誌ですが、その一月号で「総選挙と巨大教団」という特集を組んだ。その中で「日本の10大新興宗教団体」を挙げているが、一位は幸福の科学、二位は創価学会、三位は立正佼成会、そして第四位に、なんと顕正会が入っていた(大笑)。…
 さて、「学会員を救う特集号」ですが、今しんしんと学会員に浸透しつつある。すでに発行部数は百三〇万部に達しております。「戒壇の大御本尊の敵」となった池田大作一党の大謗法を責めなければ、大聖人様から「仏法中怨」のお叱りを受ける。また騙されて地獄に堕ちる学会員を思えば、不憫です、痛々しい。何としても救わなければなりません。…
 全学会員にこの恋慕渇仰の信心を教え、共に国立戒壇建立に戦う同志として、手を携えて進みたい。熱原の法華講衆の恋慕渇仰の信心が日本国にみなぎったとき、御遺命の国立戒壇は実現するのです」(「顕正新聞」第1336号 )
3月26日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「五つの国難いま刻々と日本に迫る」
 浅井昭衛会長「広宣流布に戦うべき正系門家を見れば、学会は極限の大謗法を犯し、一方、宗門は国立戒壇の御遺命を捨てて、未だに少しの改悔もない。その中、顕正会だけが大聖人様の御遺命を奉じて、日本国を独走しているのです。…
 昨年が国難元年、本年が国難二年 --。見ててごらんなさい。これから年を逐うごとに、国難は必ずその色を増していく。すでに広宣流布の前夜、もうそういう時が来たのであります。…
 いま日本に迫りつつある国難を挙げれば、次の五つであります。一には国家破産、二には原発災害、三には米軍との一体戦争、四には巨大地震、五には他国侵逼であります。…
 以上、日本に迫りつつある国難を五つ挙げましたが、それぞれの甚大な惨害を思うとき、いま悪政を強行しつつある第三次安倍政権こそ、まさしく大惨事安倍政権であると私は思う。…
 さて、学会員を教う戦いも、いよいよ大規模になって来ましたね。… あの特集号をまじめに読むならば必ずわかる。全学会員が必ずめざめます。これを誰よりも知っているのは、池田大作一党ですよ。そこで彼らは組織防衛のため、今、さまざまな対応をしております。…
 さて、… 富士大石寺の正しい所以は何か。それは、次の三つであります。すなわち 本門戒壇の大御本尊と、血脈と、国立戒壇建立の御遺命であります。この三つは「一期弘法付嘱書」に赫々明々です。…
 いま学会は、この三つを共に抛ってしまった。一方、宗門は学会にへつらって国立戒壇の御遺命を捨て、その罰によって御相承が「授・受」不能となり血脈は一時的に異常事態に陥っている。… 宗門もまた、富士大石寺の命たる三つを、ことごとく冒涜し奉っている。…
 いま学会・宗門の濁乱を見るとき、どうして国の傾かぬことがあろうか。このゆえに、国難は年を逐うごとに激しくなるのであります。やがて国難が相次いで身に遣るとき、世間の人々はただ恐れおののくだけとなる。だが大聖人様は「何なる世の乱れにも …」と仰せられ、我らを御守護下さる。ゆえに私たちは少しも恐れる必要はない」(「顕正新聞」第1339号 )
4月18日  創価学会、池田大作名誉会長、インド共和国 マドゥライ社会科学院「名誉社会科学教授」授与式(マドゥライ社会科学院講堂)。
4月19日
 顕正会、尾道会館御入仏式挙行「琉球独立こそ最大の自界叛逆」
 浅井昭衛会長「私は思うのですが、昔の顕正会は青年ばかりだったですよ。ところが最近では、後期高齢の方々がたいへん多くなってきた。 きょうは「九三歳」とお聞きしましてね、九三に比べれば、私などはまだ青春の真っ盛りだ(大笑)。 そして「願わくは天生原までの四キロの道のりを・・・」と聞きましたが、そのときは、私がおんぶしていきますから(大爆笑)。…
 この御本尊様は、富士大石寺第五五世・日布上人が、御相承の心血をかたぶけて戒壇の大御本尊を書写し奉られたものであれば、まさしく戒壇の大御本尊の分身であられる。…
 大聖人様はこの大御本尊を日興上人に付嘱され、広宣流布の暁に国立戒壇に安置し奉るべしと御遺遠命あそばされた。されば正系門家・富士大石寺の命は、まさしく本門戒壇の大御本尊と、血脈と、国立戒壇建立の御遺命――この三つであります。…
 しかし「魔は仏法をにくむ」という。… 第六天の魔王はまず池田大作の身に入った。忽ちに学会は、戒壇の大御本尊と血脈と国立戒壇の御遺命、この三つをすべて否定してしまった。曽て学会はこの三つを堅く持っていたではないか。それが、あっという間に抛ってしまった。第六天の魔王の力がいかに凄まじいか、これを以て知るべきです。…
 もう「琉球独立論」は一部の学者が言っているだけではない。昨年、沖縄出身の大学教授が新しい「琉球独立論」を書いたが、これが爆発的に売れている。この本を読んでみると、独立の具体的な手続きにまで言及している。…
 もしこの自界叛逆があったら、他国侵逼はいよいよ加速度を増す。… この重大な御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を命かけて守り奉った顕正会以外には、あるべくもない。この使命ある顕正会は、断じて遅れてはならない」(「顕正新聞」第1341号 )
(※ 浅井昭衛会長(83歳)の、「私がおんぶしていきますから」のジョークは、さすがに笑えない。さらに笑えないのは、「第六天の魔王はまず池田大作の身に入った」としつつ、"自分は別だ"とするダブルスタンダードである。魔はつぎに、浅井昭衛の身に入った。櫻川 忠 )
4月25日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「前代未聞の大闘諍とは全世界核戦争」
 浅井昭衛会長「本部会館の北側の地続きに、道路にまで突き抜ける広大な土地があります。… このたび購入できることになったのです。よってここに、青年会館と同規模の建物を建てます。完成は明年、夏の予定であります。… いま顕正会ではまさに「七十・八十花盛り」ですね(笑)。そこでこんどの会館の名称、いっそのこと「後期高齢会館」と(爆笑)。しかしそうすると青年が入りにくくなる(爆笑)。そこで、「第二青年会館」と決定いたします。…
 大聖人様は広宣流布の時の様相を、撰時抄に「隣国に仰せつけて彼々の国々の悪王・悪比丘等をせめらるるならば、前代未聞の大闘諍・一閻浮提に起こるべし」と。この御文は、大聖人御在世の逆縁広布と未来の順縁広布、さらに日本の広布と、世界の広布、この四つの広宣流布を一文でお示し下された、大事な御予言であります。…
 なぜ、四つの広布を一文で顕わし給うておられるのか --。謹んで案ずるに、原理が共通だからです。… すなわち 国中の謗法、諸天の怒り、天変地夭、前代未聞の大闘諍、大罰による帰依 ― これが四つの広布の共通原理なのであります。この大闘諍は人類の滅亡につながる。しかし誰もどうすることもできない。…
 一方、池田大作はいま「生ける屍」のごとくになっているではないか。死ぬに死ねない。正念を失ったままその醜態をさらすことすでに数年。人は知らずとも、その大苦はいかばかりか。この姿は何を物語っているのか。…
 大聖人御入滅後七百三十余年、未だ曽てなき極限の大謗法が起きた。ゆえにいま「前代未聞の大闘諍」が起こらんとしているのです。しかし仏弟子ならば、少しも嘆いてはいけない、恐れてはいけない。… もう広宣流布は近い。その時に生まれ合わせた我らこそ、迦葉・舎利弗のごとく舞をも舞い、立ちて踊るべきであります」
 竝木護 本部幹事に任ずる。池田淳子 第十九女子部長兼第二十八女子部長に、西山育子 第三十五女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1342号 )
5月4日  創価学会、池田大作名誉会長、大韓民国 北韓《プッカン》大学院大学「名誉碩座《せきざ》教授」称号授与式(北韓大学院大学)。
5月9日  創価学会、世界広布新時代第11回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「平和の大道を元初の誓いのままに」
 池田大作名誉会長メッセージ「広宣流布は、永遠に仏と魔との戦いです。 ゆえに、これからの前途に立ちはだかる一切の障魔を、矢面に立って打ち破っていくのだ。嵐に揺るがぬ屋根となって、愛する同志を守り抜いていくのだ。そして先駆を切って、「世界広宣流布」という未曾有の平和の大道を創り開いていくのだ。…
 どんな不安や混迷の闇にあっても、創価の哲理がある限り、価値創造の希望は輝きます。どんな対立や不信の闇にあっても、創価の対話がある限り、立正安国の連帯は光ります。どんな災難や試練の闇にあっても、創価の挑戦がある限り、変毒為薬の勇気は燃えます。… 先行きの見えない現代社会のカオスにあって、ますます妙法の太陽が渇仰されております。地域も世界も、我らの確信の声を待っています。我らの友情と信頼のスクラムを待っています」
5月16日
 宗門、大白法、「喜びと誇りを持って折伏を実践しよう」
 水島公正教学部長「今日は支部のりーダーである皆さんが正確な認識を持って講中の指揮を執っていかれるよう、折伏の意義を教学的視点から、四点にまとめてお話いたします。…
 第一は、「大願とは法華弘通なり」と仰せられた末法の御本仏日蓮大聖人の弟子檀那としてその教えに随順し、地涌の流れを汲む者としての使命を果たすことであります。…
 第二は、言うまでもなく、迷える人・苦しむ人に対して、邪義悪法を止め、妙法を信受させることです。…
 第三は、社会の安寧、世界の平和をもたらすためです。…
 第四は、私たち自身の信仰を錬磨し、一生成仏を遂げるためです。…
 以上、折伏の意義について、四点を挙げて説明いたしましたが、この四つの意義は分難しているのではなく、私たちの一つの折伏行に自ずと具わっているのであります。
 ところで、皆さんの中には「折伏をする理由は判ったが、できれば、辛い折伏はしないで済ませたい」とお考えの人がいるかも知れません。… 薬王などの大菩薩が仏の滅後の弘教をさせて欲しいと願い出たところ、釈尊はこれを制止して、地涌の菩薩のみに滅後末法の法華経弘通を許されたのです。 正しく日蓮大聖人の弟子檀那たる我々のみに、折伏弘通ができる特権が与えられています。…
 本日お集まりの講頭・副講頭の皆様にはこの御指南を心肝に染め、平成三十三年の御命題達成に向けて精進すると共に、支部講員の皆様には、「折伏は楽しい修行なのだ」「折伏以上の喜びはないのだ」と、確信をもって教えてくださるよう、お願いいたします」(「大白法」第909号 )
5月16日
 宗門、大白法、「僧俗一致の広布前進」
 阿部信彰布教部長「講頭・副講頭等の支部幹部は、それぞれの立場において、支部の活動に責任を持って、しっかり把握し、掌理することが肝要であります。… 幹部が、自分中心の個人的な考えや思惑によって、三宝様からお預かりしている信徒を、自らの信者であるかのように扱い、振る舞うことは、厳に慎(つつし)まなければなりません。…
 今後、平成三十三年へ向かっての講頭・副講頭の信行について、御指南に基づき要点的に申し上げます。
 一、御命題達成への「決意」
 二、御指南の拝読と実践
 三、講頭・副講頭としての生き方
 四、折伏の推進
 五、信心即生活の率先垂範
 六、講頭・副講頭の使命と責任
 七、講頭・副講頭としての資質の向上
 八、支部組織を導くために『組織論』を身につける
 九、僧俗異体同心の実現
 十、組織活動の活性化と活動者の増加
十一、折伏実践の準備の推進
十二、目標と計画を立てて手早く活動
十三、動く組織作りと人材育成
十四、御命題達成へのプロセス
 1)毎年早期に達成している支部の「真似」をする。
 2)今までにない「体験」をする。
 3)今までにない「失敗」をする。
 4)早期達成への「コツ」に気付くこと。
 以上、今後平成三十三年へ向かって、講頭・副講頭各位に心がけていただきたい要点について申し上げました」 (「大白法」第909号 )
5月23日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「"沖縄独立"こそ最大の自界叛逆の難」
 浅井昭衛会長「いま歴史的な地殻変動が起きて来た。それが、アメリカの衰退・中国の台頭です。そして今や、中国とロシアが結束してアメリカと対峙するという「新しい冷戦」が始まって来たのであります。…
 ロシアはウクライナ問題でアメリカの経済制裁を受けて苦境に陥り、中国の経済協力を必要としている。一方、中国は、アメリカをアジアから追い出して大中華帝国を築かんとしている。… ここに中・ロ両国は反米で利害が一致し、いま事実上の同盟関係になっているのであります。…
 いいですか。現在ロシアは、保有する核弾頭の数においてはアメリカに次いで世界第二位ですよ。そして中国の核戦力は「東風41」および「巨浪2」によって、すでに世界を制している。… そしてこの冷戦が、やがて大聖人御予言の「前代未聞の大闘諍」になるのであります。…
 いいですか。この正本堂落成の年に、日中国交回復がなされて日本の経済支援により中国の軍事大国化への道が開かれ、また原発の建設も始まリ、赤字国債の発行も始まって大借金国へと走り出した。亡国のさまざまな要因は、まさしく正本堂落慶の一九七二年・昭和四七年にすべて胚胎していた。沖縄問題もまさにその一つだったのであります。…
 昨年夏、沖縄県石垣市出身の松島泰勝・龍谷大学教授が書いた「琉球独立論」が、沖縄でベストセラーになったですね。その中で松島教授は「沖縄基地問題を根本から解決するには、日本から独立するしかない」として、その具体的手順を次のように説明している。…「住民投票で『独立をする』という票が過半数を上回わった時点で、独立宣言をし、世界の国々に『琉球国』の存在を認めさせる。そして国連に加盟するという道筋です」と。…
 中国の沖縄に対する働きかけは前々から凄まじいものがある。慢心している安倍政権はこれを軽視している。… 一方、沖縄の人たちも、中国に支配された時の恐ろしさを知らない。ここに悲劇が起こるのであります。もし沖縄が独立したら、他国侵逼は一気に加速する。…
 この大難をのがれる術は、大慈大悲・絶大威徳の大聖人様に帰依し奉るの外は断じてない。… 私は確信しております。日本がいかに濁乱するとも、二百万の仏弟子の大集団があれば、日本は必ず動く」
 米田依里 第二十六女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1345号 )
5月28日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国 佛山科学技術学院「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
6月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「「大石寺」を詐る謗法団体――顕正会」
「浅井は、「御相承の中における最も重大な唯授一人の『法体相承』とは、実にこの戒壇の大御本尊を付嘱あそばすことなのです。そしてこの法体相承に附して、また唯授一人の『金口相承』がまします」(同)と言い、血脈について私論を展開している。
 ところが、その後に、「御相承が『授・受』不能となり血脈は一時的に異常事態に陥っている」(同)などと、何の根拠もない理屈を付け、血脈を否定しているのである。
 かつては、浅井自身が、「戒壇の大御本尊は、一日として付属の人の空白ということがない。またこの付嘱に附随して、『金口の血脈』もなくなることはない」(同紙 平成五年一月五日付)と断言し、血脈を否定する創価学会に対し、「これを仏法破壊といわずして、何を仏法破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいったい大謗法でありましょうか」(同紙 平成四年六月五日付)と、強く批判していたではないか。
 まさに自語相違以外の何ものでもなく、学会と同じく、浅井ら顕正会は「仏法破壊」の「大謗法」集団なのである 」(「大白法」第910号 )
6月15日  創価学会、池田大作名誉会長、ボリビア多民族国 ベニ自治大学「名誉博士号」授与式(ボリビア文化会館)。
6月17日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国 カステロ・ブランコ大学「名誉博士号」授与式(ブラジル池田文化会館)。
6月18日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国 ブラジル作家連盟「在外会員」称号授与式(ブラジル池田文化会館)。
6月25日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「米国も憲法九条も日本の柱ではない」
 浅井昭衛会長「私は今の月々の総幹部会は、曽ての年次総会に匹敵すると思っております。昔は一年に一度の総会が、広布前進の節になっていたのです。しかし今や、日本の状勢も世界の状勢も急テンポ。そして「前代未聞の大闘諍」へと向いつつある。また顕正会の前進も急テンポ。… だから今の総幹部会は曽ての総会に匹敵、いやそれ以上の重大さを持っているのです。…
 大聖人様は撰時抄において、…「されば我が弟子等、心みに法華経のごとく身命も惜しまず修行して、此の度仏法の実否を心みよ」と。何とも重い仰せですねー。…
 この「実否」の二字は … 学会版の御書にも、宗門版の御書にも、身延版の御書にもない。しかし大事な御文であるから気になって、御真跡と照合してみた。すると御真跡には脇に「の実否」と加筆されている。それで今回、加えさせて頂いたのです。…
 日本列島は本格的な「大地動乱の時代」に突入したのであります。その号鐘が、四年前の3・11超巨大地震でした。これにより日本列島の地殻のバランスが大きく崩れてしまったのです。今後、年を逐って地震も噴火も激しくなる。その最大のものが首都圏直下地震・南海トラフ巨大地震、そして富士山噴火であると、私は思っております。…
 対日要求を「アーミテージ・ナイ・レポート」という形でアメリカは出しているのです。… 二〇一二年八月に発表された直近の第三次レポートでは、次のような対日要求を突き付けているのです。それは -- 集団的自衛権の行使、原発の再稼働、秘密保護法の制定、武器輸出三原則の緩和、日本版NSC(国家安全保障会議)の設置、ホルムズ海峡封鎖時の掃海艇派遣、シーレーン防衛等々です。どうです。何のことはない、安倍政権の政策というのは、すべてこの「アーミテージ・ナイ・レポート」をなぞっているだけのことだったのです。
 アメリカは日本を利用するだけ利用するが、イザとなれば日本を餌食にして、中国と太平洋を二分して棲み分けしようと考えている。… だから、アメリカは日本の柱ではない。…
 創価学会は極限の大謗法を犯し、安倍政権は「神の国」を作らんとしている。二悪鼻を並べるこの政権、諸天が許すはずがない。… この顕正会の忠誠の大諌暁により、必ずや全日本人の元品の無明は打ち破られる。そして日本一同、大聖人様に手を合わせ、南無妙法蓮華経と唱え奉るようになる。二〇年代こそ、まさに広宣流布の決戦場であります」(「顕正新聞」第1348号 )
6月28日  創価学会、世界広布新時代第12回本部幹部会開催(関西戸田記念講堂)、「創価家族は幸福の安全地帯」
 池田大作名誉会長メッセージ「戦時中、軍部政府の大弾圧は、牧口先生を獄死させ、学会の組織を壊滅させました。戸田先生は空襲の焼け野原に一人立って、広宣流布の第一歩を踏み出されたのです。 この原点から70年──。私たち創価の師弟は、時代を創り、社会を変えてきました。さらに力強く平和の未来を開きゆくために、歴史を転換してきた我らの誉れ高き「常勝の魂」を、ここで三点にわたって宣言したいのであります。…
 絶対に信じ合える庶民と庶民が力を合わせ、社会の変革に挑戦するのが、創価学会である。どんな迫害にも、どんな試練にも、関西は決して負けず、断じて勝ち越えてみせるのだ──と。ゆえに私は、「常勝の魂」の第一として、「民衆の大地の力に恐れるものなし」と申し上げたい」
7月1日
 宗門、大白法、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年慶祝記念局「聖誕八百年慶祝趣意書」
「来たる平成三十三年は、日蓮大聖人の御聖誕から八百年目の大佳節に当たります。 これを慶祝するため、本宗に宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年慶祝記念局を設置し、次の記念事業を実施することとなりました。
 一 宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年慶祝大法要及び記念法要
 二 法華講員八十万人体勢構築の推進
 三 総本山三門大改修、五重塔・諸堂宇修復工事及び関連事業
 四 記念出版 …
 これら総本山の三門・五重塔をはじめ重要な諸堂宇は、近い将来発生が予想される南海トラフ巨大地震に備え、耐震・耐火のための大改修ならびに修復工事を施すことが急務であります。…
 全国法華講員各位には、このたびの記念事業の意義を深く御理解の上、御法主日如上人猊下の御もとに、尊い浄業である御供養に参加し、もって現当二世にわたる福徳を積まれますよう念願いたします」(「大白法」7月1日号 )
7月1日  アメリカ合衆国、キューバ共和国と、54年ぶりに国交回復に正式合意。 バラク・オバマ大統領とラウル・カストロ国家評議会議長が親書を交わし、大使館を相互に開設することで一致した。
7月12日  創価学会、新時代第3回全国男子部幹部会開催(創価大学記念講堂)、「我らは歌う!人間革命の凱歌を」、原田会長、橋元青年部長、竹岡男子部長、全国各方面の男子部長らが出席。
 池田大作名誉会長メッセージ「若くして、この大仏法を探究し、実践しゆく君たちは、一人ももれなく、必ず師子王の人生を走り進むことができるのだ。 現実は、職場や生活の困難との格闘もあるだろう。言い知れぬ宿命の試練が襲いかかる時もあるに違いない。しかし、君たちは師子である。人を羨む必要も、自分を卑下する必要もない。師子吼の題目を轟かせながら、自身のため、社会のため、広布のために断じて前進していくのだ。最後は自らの戦場で、断じて勝利の旗を打ち立てていくのだ」
7月14日  欧米など主要6カ国と、イラン・イスラム共和国が、核協議最終合意。同国の核開発能力の制限と、国際原子力機関(IAEA)による査察の受け入れ、欧米側による経済制裁の段階的解除の「包括的共同行動計画」で最終合意した。
7月16日  衆議院本会議、平和安全法制関連2法(安保法制)採決。
 安保法制は、「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律」(平和安全法制整備法)及び「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律」(国際平和支援法)のこと。「存立危機事態」なる要件の下に、歴代内閣が許されないとしてきた集団的自衛権の行使を容認したものであり。戦後の安全保障政策が大きく転換した。
7月28日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 21,136名、「中国初海洋進出を見よ、他国侵逼刻々と」
 浅井昭衛会長「学会はあろうことか戒壇の大御本尊を捨てた。宗門は冒涜し奉っている。顕正会だけが、仰せのままの信心を貫いているのです。… 組織の中にこの歓喜がみなぎってくると、どれほどコチコチに固まっていた組織でも、みんな柔和質直になり、弾んでくる。… 天然酵母が入ったパンみたいにふっくらしてくる。広宣流布のその日まで、顕正会の全組織が、歓喜の天然酵母で弾むような明るい前進をしたい。これが私の念願であります。…
 あの巨大な正本堂が、わずか二十六年で打ち砕かれ、消滅してしまったのであります。一枚岩のごとくに見えた学会と宗門が激しい抗争に陥り、その結果、ついに正本堂が打ち砕かれてしまったのです。なんという不思議か ―。これを仏法の上から見れば、大聖人様はこのような大悪を断じてお許しにならないのです。…
 日本の財政危機は今さら言うまでもない。ギリシャより格段に危険ですよ。… 日本はすでに破産していて当り前です。しかしまだ国家破産してない。それはどうしてかと言うと、日銀が輪転機を回わしてお札を刷り続け、政府に運転資金を供給しているからです。… こんどのハイパーインフレはもっと凄まじいですよ。国民は必ず塗炭の苦しみを受ける。このような大苦を全国民に味わわせることを知りながら、政権の人気取りのためにアベノミクスなどというまやかしを進めている政治家ども、私は悪党だと思っております。
 いいですか。現代の飢渇ともいうべき大恐慌は、強欲資本主義から起きているのです。米国の多国籍企業などは強欲資本主義の典型ですね。たとえばモンサントなどがそれです。もしTPPが妥結すれば、これらが日本に乗り込んで来る。この強欲資本主義、儲けるためには何でもやる、世界中を食い荒らしている。この背後にはロスチャイルドとかロックフェラーとかの世界的大財閥が付いているといわれる。…
 その中に顕正会の死身弘法はしんしんと進み、五百万、一千万、三千万、六千万となり、その諌暁の声一国にこだまするとき いよいよ大聖人の御威徳により、日本一同、掌を合わせて「南無妙法蓮華経」と唱え奉る時が必ず来るのであります。大聖人様のこの重大なる御化導をお手伝い申し上げる顕正会は、なんと有難い立場なのか」
 上田敏広 第四十六男子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1351号 )
8月11日  九州電力、川内原発1号機の原子炉を起動し、再稼働させた。9月10日には営業運転に移行した。原子力規制委員会が策定した新規制基準に基づく原発の稼働は初めてで、「原発ゼロ」は1年11ヶ月で終わった。
8月14日  政府、「戦後70年の安倍晋三首相談話」を閣議決定。
「終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。…
 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だか らこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際 経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。 繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、 医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。
 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だか らこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅 持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の 平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創 り上げていく。その決意であります。
 平成二十七年八月十四日 内閣総理大臣 安倍 晋三」
8月25日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「中国は経済崩壊・国内暴乱のとき必ず侵略」
 浅井昭衛会長「村井俊治・東大名誉教授がつい最近、「首都圏地震がたいへん切迫している」という警告を発したのです。… もし首都圏大地震が発生したら、どれほどの惨害をもたらすか。想像を絶しますね。… これを思うときに、東京オリンピックなどに浮かれている政治家どもはどうかしている。しかも日本は大借金で、国家破産はもう不可避ではないか。…
 さて、このたび「基礎教学書 日蓮大聖人の仏法」と題する一書を、新しく発刊することになりました。この書は折伏理論書を土台にして、これに大幅に筆を加えたものであります。… ことにいま創価学会はあろうことか、戒壇の大御本尊を否定するという極限の大謗法まで犯すに至った。今回の基礎教学書では、この大悪を書き留め、いよいよ広宣流布を迎えるケジメといたしました。…
 今回の世界同時株安・同時不況の震源地はどこかといえば、中国ですよ。中国経済の底知れぬ深い闇に世界中が気づき、その恐怖から大暴落が始まったのです。中国経済はやがて崩壊する。そのとき深刻な社会不安が起こり、民衆の暴動も大規模になる。… この混乱を抑え、中国共産党の威信を保つには、中国人民に日本を憎ませ、日本への戦争を起こす以外にはない。…
 いいですか。四十九院申状には「兵乱に勝つべきの秘術」と仰せられ新尼抄には「諸王は国を扶け、万民は難をのがれん」と仰せ下されている。だから、何があっても大丈夫。私は少しも心配していない。…
 この大事な御奉公をさせて頂けるのは、御遺命を守り奉った顕正会以外にはない。国立戒壇建立の御遺命に背いた学会・宗門、そして今や学会は恐れ多くも戒壇の大御本尊様を捨て、宗門はこの大御本尊を御開扉料稼ぎの具にしている。このような無道心の輩に、どうして大事な御奉公がなし得ましょうか」(「顕正新聞」第1353号 )
8月26日
 宗門、大白法、第二十三回少年部大会開催「達成・出陣の年」
 永井藤蔵法華講連合会委員長「さて、本年は「達成・出陣の年」と銘打たれ、「第二祖日興上人御生誕七百七十年」の御命題である「法華満員五十パーセント増」の達成に、僧俗一致、異体同心しての精進の結果、大歓喜で達成・奉祝申し上げることがてきました。… 皆さんは、六年後、平成三十三年には、青年部員として大活躍していると確信します。… 今日の御指南は、さらに未来広布をめざす法統相続の少年部員、会場の皆さん方こそ主役であります。皆さん、確信を持って活動いたしましょう。…
  少年部員の皆さん、このたびの登山で、今まで判らなかったことが判るなど、貴重な体験からたくさんの功徳を戴いたと思います。ぜひ共、この登山をきっかけとして、さらにその功徳と喜びをもうて日々の勉強やスポーツに打ち込み、自分の誓願を掲げ、勤行・唱題題に励み、大会で賜った御指南を素直に実践して、一人でも多くの友達に信心の話をしてまいりましょう。よろしいですね 」(「大白法」平成27年8月26日号 )
8月30日
 顕正会、下元健一、顕正会脱会「顕正会員の皆様方へ」
「私は約3年前より数度にわたり法華講、妙観講との対論を受け続けて参りました。… 顕正会は正々堂々たる存在だと信じ、日本国の中に於いて唯一正しい団体だと大感激し、平成5年1月に入信致しました。 そして御奉公に連なる中、近年になり常々思うひとつの疑問がありました。 それは例を引くまでもなく「顕正会はなぜ宗門とだけは法論をしてはいけないのか、何故会って話もできないのか」「八百万学会員を救いたい!」と叫ばれる先生が、なぜ宗門信徒とだけは、顕正会員を接触させる事を拒むのか。…
 結論から申します。顕正会の全国の会館で、また全国の拠点(私の自宅拠点も含め)で「偽本尊〈大聖人様が定められた開眼供養をされていない悪鬼魔神入りし本尊〉」を拝んでいるという事実を知りました。…
 浅井先生が妙信講発足当時から叫ばれていた「百万が成れば顕正会は大聖人から使命を頂ける」との言葉も虚しく、平成11年~15年の百万達成をピークに、顕正会の弘通はピークの年間10万人代から現在6万人代に減少しています。そしてこれ以上全国に会館建設が進めば、これから年を追うごとに、益々勧誘ノルマと顕正新聞特集号の配布、広布御供養とされる集金制度も厳しくなって行くでしょう。そしてこれからも、会顕正会員は顕正会が日本国に於いて大前進しているというデタラメな嘘に騙され続けて行くでしょう。もう天生原の4キロの道のりは空虚なロマンです」
9月2日  創価学会、創価新報、「腐敗堕落の邪宗門」
「日顕宗の総本山・大石寺の檀家総代を務める井出氏が、またしても信じがたい大謗法を犯し ていたことが発覚した。… 8月中旬、静岡県富士宮市内にある三宮神社で祭礼が行われた。そこには何と、大石寺の檀 家総代である井出氏が参列。単に参加しただけではない。写真にある通り、紙垂の付いた縄で 四方を囲われた神の聖域に立ち入り、先頭切って拝礼の儀式を行うという、目を疑う光景が繰 り広げられた。…
 大石寺の檀家総代といえば、本山の行事では、法主を先導して境内を練り歩くことに象徴されるように、全国の信者の中でも別格の存在。つまり、本来ならば、信心の姿勢や振る舞いにおいて、他の信者の模範となるべき立場である。…
 坊主主導の範を示すべき自分が信者の謗法を見て見ぬふり。日顕、日如が無責任でだらしないから、日顕宗は、腐敗堕落の邪宗門なのである」(「創価新報」9月2日号 )
9月5日  創価学会、世界広布新時代第13回本部幹部会開催(神奈川池田記念講堂)、「生命尊厳の哲学を時代精神に!」
 池田大作名誉会長メッセージ「いよいよ、太陽の大仏法が、人類を赫々と照らす時代に入りました。 地球を大きく包みゆく我ら創価家族は、民衆勝利の凱歌を轟かせながら、世界宗教の光を旭日の如く放っていきたいと思います。…
 この21世紀中に、わが学会が揺るぎない柱となって恒久平和の基盤を築き、「生命の尊厳」の哲学を、時代精神、世界精神として確立してまいりたい。さあ、皆で一丸となり、恐れなく世界広布新時代の拡大に打って出よう!「勇気の光」「人材の光」「団結の光」を、いやまして輝かせ、大前進していこう! そして、一閻浮提の慈折広宣流布を、仲良く朗らかに成し遂げていこうではありませんか!」
9月5日  日本宗教学会、第74回学術大会開催(創価大学)、宮田幸一創価大学文学部教授 「学問的研究と教団の教義 ― 創価学会の場合」 発表。
 「昨年創価学会は、会則の教義条項を改正した。創価学会は長年日蓮正宗の信徒団体として日蓮正宗の教義を信奉してきたが、日蓮正宗から分離した後、どのように独自の教義を形成していくのか不明であった。 今回の会則改正は表面的には、単に「一閻浮提総与の大御本尊」を受持の対象から外しただけで日蓮本仏論を継承しているという点で、まだ日蓮正宗の影響が残っていると一般には思われているようだ。…
 従来信仰の対象としていた「一閻浮提総与の大御本尊」あるいは「弘安二年十月十二日の本門戒壇の大御本尊」については、「本門の本尊」の一つではあるが、「大謗法」の他教団の本尊であるから、「受持の対象」とはしないとしている。このことは教義的にどういうことを意味しているかというと、日蓮宗各派の寺院に安置されている日蓮真蹟本尊も、また日蓮正宗大石寺に安置されている「戒壇の本尊」も等しく「本門の本尊」として認めるということである。…
 今回、教義条項の変更にあたって日蓮本仏論を残したが、私は、学者でもある一会員として、日蓮正宗のような学問的批判に耐えることのできない日蓮本仏論ではなく、学問的研究と矛盾しない形で、しかもSGIの信仰形態と整合的な、新しい日蓮本仏論を構築する必要があると思っているし、そのための試論も現在準備中である」
9月6日
 顕正会、姫路会館御入仏式、「明年の近畿大会に鉄石の決意」(「顕正新聞」第1355号 )
9月8日  公明党、創価学会員の反安保(平和安全法制関連2法)署名の受取を拒否。
 創価学会員の天野達志が、"平和安全法制関連法"反対の署名を集め、公明党本部へ持参。公明党は受取を拒否したため、3日間にわたり公明党本部前で立ち続け、4日目に手渡すことができた。
 この"平和安全法制関連法"をめぐって、愛知県の公明党町議・本村強が公明党を離脱。創価大学内にも"平和安全法制関連法"反対の集団が、OBなどに署名を求めるサイトを立ち上げた。
9月16日
 宗門、大白法、日蓮正宗に入信したあなたへ「信仰の実践と心得を記した冊子発刊」
「育成を進めていく上には、自らが信心の基本を実践し、皆にも実践させることが必要となる。 その基本とは謗法厳戒であり、登山、寺院参詣であり、勤行・唱題・折伏の励行等であるが、今般、御宗門より「日蓮正宗に入信したあなたへ」と題する小冊子が発刊された。 表紙に「このたびは日蓮正宗への入信、まことにおめでとうごさいます」と書かれたこの小冊子には、入信後、どのように信仰を実践するのかが明解、コンパクトに記されていて、折伏への大きな助けともなる。
 我が日蓮正宗においでは、総本山に本門戒壇の大御本尊様と御法主上人猊下が在し、菩提寺には常に指導教師がいらっしゃり、宗祖日蓮大聖人の御(み)教えのままに信行していくことができる。そのため、大きな悩みから些細な苦しみまで、正しく解決していけることに自信と勇気を持ち、正法を持つにふさわしい信徒として、常に信心姿勢と生活を改めつつ進みたい」(「大白法」第917号 )
9月16日
 宗門、大白法、信心のしおり「彼岸会に参詣しよう」
「日蓮正宗寺院においても彼岸会(え)を春と秋の二回行っていますから、参詣したことのあるお友達もいることでしょう。 この彼岸会では、御本尊様にご先祖の成仏と功徳回向を願って塔婆供養をし、御住職から法話をいただきます。…
 私たちの住む苦しみの世界から向こう岸に渡ると言っても、実は、幸せな世界が別にあるのではありません。私たちが正しい信心をして、世界中の人々に大聖人様の仏法を弘める功徳によって私たちの住む世界がそのまま清らかな世界になるのです。…
 私たちが折伏して、一人でも多くの人に大聖人様の教えを弘めることによって、世の中が清らかになり、幸せな社会を築いていくことができます。このことを心得て、彼岸会に当たり、一歩前進した信行に努めてまいりましょう」(「大白法」第917号 )
9月18日  アメリカ合衆国・環境保護局(EPA)、ドイツ連邦共和国のフォルクスワーゲン社が、排ガス検査時に不正を行っていたと発表。ディーゼル車の排出ガスを低減させる装置を、型式指定時等の台上試験では働かせる一方、実際の走行では働かないようにする不正ソフトを組み込んでいた。
9月19日  参議院、本会議で与党などの賛成多数で、平和安全法制関連2法が成立、同30日に公布された。集団的自衛権の行使が認められ、戦後の安全保障政策は大きく転換した。
 この法案成立まで、全国の多数の創価学会員らが、反対運動を繰り広げた。
9月20日  創価学会、新時代第5回全国男子部幹部会開催(北海道池田記念講堂)、正木理事長、橋元青年部長、竹岡男子部長、全国各方面の男子部長らが出席した。
 池田大作名誉会長メッセージ「若くして妙法を持ち、創価の師弟に生きる君たちは、一人も残らず、師子です。 諸君が「全ては勝利のために」と誇り高く掲げたように、いかなる悩みも困難も、全てを変毒為薬して、人生勝利のための糧としていけるのが、信心です。ゆえに、何があろうと、一歩も退《しりぞ》いてはならない。
 どうか、南無妙法蓮華経の師子吼を朗々と唱え抜いて、忍耐強く前へ前へと進み、職場でも、地域社会でも、広宣流布の戦いでも、徹して断じて勝利者となってもらいたい。そして、勇敢なる開拓精神を漲らせ、世界の模範と輝く青春勝利のスクラムを、思う存分、勝ち広げていってくれたまえ!」
9月25日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「戦争法案も第九条も日本を守れない」
 浅井昭衛会長「モンゴル出身の安藤ゾロジャラガル区長、… モンゴルの弘通が進んでいるのです。現在二千名までの弘通が進んで来たという。… きょう聞けば、いまモンゴルでも次から次へと、功徳の歓喜で折伏が進んでいるという。これが五十展転であります。…
 いいですか。釈迦仏法はインド・中国・日本の東洋三国に流布しただけで、しかも正像二千年でその流布は終わる。これ熟脱の仏法だからです。… しかし日蓮大聖人の下種の仏法は、尽未来際の全人類を一人残らず仏にして下さる。なんと雄大な御化導でありましょうか。… このとき、地球上から戦争も、飢餓も、疫病もなくなる。… もし日本の広宣流布が成就すれば、忽ちに燎原の火のごとく世界に流布し、世界広布は一気に或る。
 中国は一九六〇年代までは文化大革命で経済が疲弊し、世界の最貧国の一つであった。ところが一九七二年(昭和四七年)、正本堂建立の年でしたね。この年に「日中国交正常化」なるものが池田大作の橋渡しで成立した。… 以来、日本からODAを始めとした莫大な経済支援がなされ、中国は急速に軍事超大国に変身したのです。…
 これまで政治に無関心であった国民にも、やっと安倍晋三のウソを平気で言えるペテン体質、軽薄、暗愚、虚勢そして独裁的な姿勢等々、およそ一国の宰相にふさわしくない人柄・資質がわかって来たのです。…
 では、憲法学者がいうように、憲法第九条だけを守っていれば日本は安全なのか。… アメリカに依存しなければ存立し得ぬ日本の国家形態こそ属国そのものです。そして、アメリカがいつまでも守ってくれると思っているのが、いかにもおめでたい。憲法学者がこのことに触れないのはおかしい。視野が狭窄なのか、空虚な観念論に酔っているのか。… 詮ずるところ、戦争法案でも、憲法九条でも、日本は守れない。亡国の根本原因を知らぬ者には、解決の術がないのです。…
 もし諸天の責めであるならば、いかにアメリカにすがるとも、いかに防衛力を増強しようと、何の役にも立たない。日本は必ず侵略される。されば、日本が亡国を遁れる道はただ一つ --。それは、… 国立戒壇を建立する以外にはない。その時は、もう近い。なぜか。さもなければ日本が亡んでしまうからです。大聖人様が日本が亡びるを、傍観あそばすわけがない。必ずお救い下さる」
 駒澤泰子 第十三女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1356号 )
9月25日  創価学会、池田大作名誉会長、大韓民国 慶南《キョンナム》大学「名誉教育学博士号」授与式(創価大学記念講堂)。
10月5日  環太平洋連携協定(TPP)交渉が、5年半に及ぶ協議の末、大筋合意した。各国の議会承認を経てTPP協定が発効すれば、共通の貿易・投資ルールを持つ人口8億人、国内総生産(GDP) 3,100兆円の巨大市場が誕生する。
10月7日  創価学会、創価新報、「登座10周年奉祝について」
「9月11日付で末寺に発信された宗務広報が、宗内で失笑を買っている。 タイトルは、日如の「登座10周年奉祝について」と記されているが、その内容は、要するにカネ集め。 文書によると、「能化5万円、大僧都3万円、権大僧都3万円、僧都2万5千円、権僧都2万5千円、大講師2万円、隠居・無任所教師6千円、寺族4千円、特別会員4千円」と、ご丁寧に、各僧階の金額まで決められている。…
 日如の前代の日顕も、目通りの際に多額の「奉供養」を搾り取るなど、カネ集めに余念がなかった。ことあるごとに、日如と日顕の両方に供養を捻出しなければならない坊主は、もはや辟易している」(「創価新報」10月7日号 )
10月8日  読売新聞、「大学生誘拐、「顕正会」の本部など捜索…警視庁」と報道。
「大学生を車で連れ回したとして男3人が逮捕された事件で、警視庁公安部は8日、宗教法人「顕正会」の本部(さいたま市)や東京都内の施設など数か所を未成年者誘拐容疑で捜索した。
 公安部は今月5日、東京都台東区の上野公園にいた愛知県内の男子大学生(19)を車で連れ回したとして、男3人を未成年者誘拐容疑で逮捕。うち1人が、顕正会への勧誘目的だったと供述していた。
 顕正会本部は取材に対し、「一切ノーコメント」としている」
10月10日  創価学会、フェイク、「警視庁が顕正会員三人を逮捕」
「容疑者三人の顕正会員は四日午後四時半頃、東京都台東区の上野公園で、愛知県から上京していた19歳の男子大学生に「東京見物に行かないか」等とウソを言って車に乗せ、板橋区内にある顕正会の東京会館まで連れ出し、車内で顕正会に入会するよう勧誘した。 警視庁公安部によると、不安になった男子学生が親に連絡。母親の通報を受けた警視庁の捜査員が現場に急行し、東京会館の近くで身柄を確保して連れ回しの状況を確認したということである。…
 最近は、警察沙汰になるのを警戒して狡猾な手口で勧誘を続けていたが、今回の事件は暴力的邪教の本性を露呈したものだ。最近は、例えば、美容院、幼稚園、保育園などで知り合った若い女性などを言葉巧みに顕正会の施設に連れ込んで、本人が知らないうちに会員にさせられているケースがあるから要注意だ。警視庁公安部の今後の調査で、悪辣な勧誘の実態が浮き彫りになるものと期待される」(「フェイク」NO.1494号 )
10月16日
 宗門、大白法、諸宗教破折(64)「神社は正しい宗教にあらず」
「なぜ神社にお参りしてはいけないか。それは、神社には神が棲んでいないからである。… 本来、神々は正法を守護する立場である。しかし、その正法が弘まっていない現在、法味に飢え天上に帰ってしまった神々の代わりに、神社には悪鬼魔神が棲みついているのだ。 そして、毎年、何百万と言われる人々が悪鬼魔神に手を合わせて祈るから、悪鬼魔神は力を得て、自然災害や事件・事故などの災難が起きるのである。…
 存在しない神の名のもと、ありもしない教えを弘めるべく、祝詞を読み、お祓いをし、毎年更新の神札を売り、賽銭を回収する。これが神社神道の実態である。… 各地の神社に詣で、祭りに参加し、悪鬼魔神に手を合わせ、知らず知らず供養している人たちに、一刻も早く悪しき慣習を改め、正法に帰依するよう、折伏し続けることが、我カに課せられた使命である」(「大白法」第813号 )
10月17日
 顕正会、佐渡会館御入仏式挙行、「三年後の"二万人新潟大会"決定」
 浅井昭衛会長「ついに、佐渡に会館が建ちました。しかも塚原を望む傍近くに建てることが叶いました。…  一閻浮提の中で最も尊い御方が、最も苛酷なこの佐渡で、三度の冬をお越しになられた。このことを恩うたびに、私は胸がいっぱいになります。…
 あの竜の口では、御頸をどうしても刎ね奉ることができなかった。…一方、時宗の御所においても、不思議なことが起きた。それは、空中に大音声が鳴り響いたのです。いかなる音声かというと「日蓮大聖人は日本国の柱である。もし大聖人を失うならば、この国必ず亡ぶべし」との声が響きわたったのです。これこそ諸天の発した「空中唱声」です。
 いま末法に御本仏出現して、久遠元初の自受用身の成道をあそばすとき、頸の座では「光りたる物」が、御所では「空中唱声」があっても、何の不思議もない。すべては諸天の働きなのです。北条時宗はこの空中唱声を聞いて恐怖した。そして直ちに急使を立て「処刑中止」を命じた。越智三郎も「切れません」との使者を立てている。双方の使者は七里ケ浜あたりで交差したという。…
 さて、大聖人様の一代御化導における佐渡御流罪の意義を拝すれば、それはまさしく三大秘法の御法門を始めてお示し下されたことにある。… この「内内申す法門」こそ三大秘法の御法門であります。これ前代未聞、文底深秘の御法門であります。それが、佐渡で相次いで著わされた開目抄、観心本尊抄、諸法実相抄、義浄房御書、如説修行抄、顕仏未来記、法華行者値難事等々の重大御書であります。…
 ユーラシア大陸を征服したあの大蒙古が、二度にわたって日本に襲来したのです。このとき、日本は亡んで当然であった。では、なぜ亡びなかったのか --。それは、日本の柱は倒して倒されず、御頸は刎ねて刎ねられず、ゆえに日本も亡んで亡びずだったのです。すべては、大聖人様が諸天に申し付け、冥々のうちに御守護下されたのであります。ゆえに滝泉寺中状には「聖人国に在るは、日本国の大喜にして、蒙古国の大憂なり」と仰せられる。…
 そこで、私はきょう、新潟大会を決めます。三年後、新潟だけの県大会を開きたい。「二万人の新潟大会」を決行しようと思っておりますが、みなさん、どうでしょうか。(大拍手)私が新潟に来るのは、それが最後であります。その翌々年から、いよいよ二〇年代の広布の決戦場に入るからであります。遅れたら、大聖人様に申しわけない」(「顕正新聞」第1359号 )
10月27日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「池田大作一党、日本の柱を倒さんとす」
 浅井昭衛会長「まず基礎教学書ですが、本書が国難二年の御大会式に間に合って御宝前に供え奉ることができたこと、私は何より有難く思っております。本書発刊の目的はただ一つ、それは広宣流布推進であります。本書を心肝に染めれば、必ずや日蓮大聖人と三大秘法の尊とさ有難さがわかる。… やがて全日本人がこの大事にめざめ、広宣流布に至るのであります。…
 いいですか。池田大作一党は「大聖人が図顕された御本尊はどれも同じ」と言って、戒壇の大御本尊を捨てさせようとしているのです。彼らは、文永・建治の御本尊と弘安の御本尊に、大いなる差異があることも弁えず、魔心のままにこの極限の大謗法を犯したのであります。…
 阿部日顕への諌暁は連々と、そして強烈さを増していった。その結果、阿部日顕と池田大作の間に疑心暗鬼が生じ、… 凄絶そして醜悪な抗争に発展したのです。池田大作が「ニセ法主」「極悪日顕」と罵れば、阿部日顕は創価学会の破門と池田大作の信徒除名処分を以てこれに応じた。池田はさらに日顕のスキャンダルを学会の機関紙で大々的に宣伝したうえ、法廷において学会弁護団に日顕を嬲(なぶ)らしめ、辱しめた。瞋り心頭に発した阿部日顕は、池田が最も誇りとしていた正本堂を、ついに打ち壊わしてしまった。これこそ大聖人様の御仏意だったのです。…
 いいですか。戒壇の大御本尊様は、御本仏日蓮大聖人の御当体であられれば、日本の柱であられる。されば戒壇の大御本尊を否定する池田大作一党は、まさしく日本国の柱を倒さんとする逆賊である。…
 中国は日本だけは許さない。大中華帝国を築いてアジアに君臨するには、何より日本の存在が邪魔になる。ゆえに中国は必ず日本を侵略する。… アメリカは国益を損ねてまで、日本を守ることはあり得ない。「核の傘」はもうないのです。裸同然の日本が、どうして中国の圧倒的な核戦力に立ち向かえようか。かくて日本は亡びざるを得ない。…
 この濁悪の日本に、大聖人様に命かけての忠誠を貫く仏弟子の大集団はすでに出現している。… やがてこの集団は大聖人様の御守護により、一千万・三千万・六千万と必ず成る。… そのとき、大聖人様の絶大威力により「日本国一時に信ずる事あるべし」は、厳然として事実になるのであります。そのときは、もう近い
 真田浩 第十男子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1358号 )
11月3日
 顕正会、南東北大会開催(セキスイハイム・スーパーアリーナ)、12,000名が結集、「安倍政権の五つのペテン見抜け」
 浅井昭衛会長「企業のウソ・ゴマカシなどは一企業が潰れるだけで済む。だが、一国の政府がウソ・ゴマカシをすれば国の命運が危うくなる、国が亡ぶ。ゆえに私は前々から、幾たびも安倍政権を『ペテン政権』と指摘し、安倍首相を『ウソが平気でつける人間』と指弾してきた。…
 ①「アンダーコントロール」とウソをつき、次々と原発の再稼働や輸出を進めていること。
 ② 国民の老後の命綱である年金積立金を博打場である株式市場に投じていること。
 ③ 幻想を懐かせ、ハイパーインフレで国民を奈落の底に突き堕とすアベノミクス。
 ④ 食糧自給率を低下させ、危険な遺伝子組み換え食品(GM)が日本に押し寄せてくるTPP。
 ⑤ 中国に日本侵略の口実を与え、米国の肩代わりとして戦争に巻き込まれる戦争法。…
 仏様は絶対にウソをつかない、妄語をなさらない。そしてその御慈悲は無限、御決意は鉄石であられる。日蓮大聖人の日本をお救い下さる御誓願が、どれほど堅固であられるか。…
 日蓮大聖人こそ日本の柱であられる。この柱を立てれば、日本は磐石のごとく安泰になる。しかるに平左衛門は日本の柱を倒した。御頸を刎ねた。ゆえに日本は大蒙古の責めを受けて亡んだ。だが、日本の柱は倒して倒されず、御頸は刎ねて刎ねられず、よって日本も亡んで、亡びなかったのである。…
 いま池田大作は、あろうことか『戒壇の大御本尊を捨てよ』という。これ日本の柱を倒さんとするものである。また総理大臣・安倍晋三は徒にアメリカを柱として、真の日本の柱たる日蓮大聖人を立てようとしない。このゆえに、日本は必ず隣国より責められるのである。…
 南東北こそ広布前夜の先難の地である。また東北は日目上人の死身弘法の地でもある。さあ、本日の大会を機として、東北こそ二〇年代の決戦場を見つめての先陣を切ってほしい。みごとな東北先陣を見せてほしい。何としても大聖人様に応え奉ろうではないか」(「顕正新聞」第1360号 )
11月5日  創価学会、フェイク、「顕正会の南東北大会は杜撰な運営で失敗」
「顕正会が三日、南東北大会を開いたが、宮城・山形・福島県の南東北の会員だけでは空席が目立つため、北東北をはじめ東京、神奈川、千葉、埼玉、富山、新潟、栃木、茨城など他の都県からも無理に集めての大会だった。大会の前日、仙台駅の構内や周辺では「明日の顕正会の大会に来ませんか?」「信者でなくても、誰でも入れますので……」等と、血走った眼で手当たり次第に声をかける非常識な会員の姿が、あちこちで見られた」(「フェイク」第1498号)
「顕正会が南東北大会を開いた三日、予報では温暖な秋晴れという予報だったが、浅井昭衛が会場に到着する午前十一時半には急に寒風が吹き荒れていた。…
 浅井は福島第一原発事故の後、原発反対を叫ぶように変説したが、以前は原発を肯定し、特に、平成五年六月の青森大会では今とは正反対の話をしていた。…
『核燃料を、核アレルギーからですね、全部捨てろ、捨てろって言うのは、今の日本の経済生活を全部、否定して昔に戻るんだと、もう電力なんかいらないと言うんだったら構いませんけども、今の生活を維持しようっていうんただったら核エネルギーっていうことを無視することは出来ない』…
 顕正会員は浅井の無責任な妄言と変説、日蓮大聖人を悪しく敬う邪義・邪説に早く気づくべきである」(「フェイク」第1500号)
11月17日  創価学会、聖教新聞、改変勤行の "御祈念文" 発表。
「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊に南無し奉り、報恩感謝申し上げます」→ 「法華経の肝心・南無妙法蓮華経の御本尊に南無し、報恩感謝申し上げます」
11月18日  創価学会、聖教新聞、新体制の本部人事発表。
 会長:原田稔、理事長:長谷川重夫。新たに8名の主任副会長を設けた。山本武、大場好孝、原田光治、池田博正、谷川桂樹、金沢敏雄、萩本直樹、石嶋譲二。2006年11月に理事長に就任し、次期会長と目されていた正木正明は、理事長を解任された。
11月22日  創価学会、大白蓮華(8月号)、「任用試験特集号」で日蓮大聖人の略年表から、"戒壇本尊建立" の事績を削除した。
 創価学会公式サイトからも、同様に "戒壇本尊建立" を削除している。
11月26日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 29,872名、「世界大動乱・他国来難の迫るを見よ」
 浅井昭衛会長「今や顕正会の弘通は日本国を独走している。国中の邪宗はもちろん、宗門も学会も遠く及ぶところではない。私は自讃して言うのではない。有難さ抑えがたきゆえに、かく言うのであります。…
 世間の宗教団体なるものはカネ儲けだけが目的です。デタラメな教義で人々をたぶらかしカネを搾り取る。すべてインチキ団体。… 教義を論ずるまでもない。金銭に対する姿勢を見れば、正邪は一目瞭然であります。
 私は前々から、邪教を退治するためにも「宗教法人に課税すべし」と主張しております。税務調査によりその腐敗が白日のもとに晒され、淘汰されるからです。そして学者の試算によれば、宗教法人課税による税収は年間五兆円にも上るとのことです。この五兆円を国の大借金返済に充てれば、国家破産を少しでも延ばすことができ、同時に邪教退治も進むと、私は思っております。…
 今や世界は、核兵器が満ちあふれた秩序なき戦国時代に突入している。そして互いに憎悪しつつある、互いに瞋恚を増しつつあるのです。…
 正本堂の崩壊を見てごらんなさい。私が「正本堂を撤去せよ…」と諌暁したとき、宗門の全僧侶は「そんなことのあり得るはずがない」と嘲笑した。しかし事実になったではないか。凡夫の誰にこれが予想できたか。…
 広宣流布も、諸天に申し付ける大聖人様の絶大威徳により、必ず一時に或る。… さあ、二〇年代こそ広宣流布の決戦場であります」(「顕正新聞」第1361号 )
12月1日
 宗門、大白法、異流義破折「迷走する団体 顕正会」
「『顕正新聞』平成二十七年九月五日付には、顕正会会長・浅井昭衛の指導が載っているが、相も変わらず、「首都圏大地震が切迫か」「世界大恐慌が起こる」「中国が必ず侵略してくる」旨を予言している。 そのどれもが世間一般でも憂慮すべき事態として考えられているものばかりであり、浅井が特別に察知した事例ではない。…
 浅井は、「あと二十五年で広宣流布ができなければ、核戦争により日本も世界も破滅することは、一点の疑いもなきところであります」(同 昭和五十八年五月十五日付)をはじめ、四十年以上、ことごとく予言を外しているが、姑息なことに、それに対しては知らん顔を決めている。自身の指導、発言に責任を感じない様は、厚顔無恥そのものである。…
 正本堂から大御本尊が御遷座された平成十年には、喜び勇んで「御遺命守護完結奉告式」なる法要を行った。さらには、多数の会員を集めて記念大会まで催したのである。… ここに、その目標を失った浅井は、迷走を始め、ついには、「細井日達は急死を遂げた。大事な『御相承』もなし得なかった」(同 平成二十六年一月五日付)などと血脈を否定し、御開扉についても、「宗門は一分の改侮もなく、こんどは大御本尊を営利の具として法華講信徒に登山を強要している」(同 平成二十七年九月五日付)と、さらなる邪説を展開するに至った。…
 もはや浅井ら顕正会は、大御本尊なき、「国立戒壇」なる幻影にすがるしかない状況に陥っており、いくら活動しても、その先には闇が広がるばかりである」(「大白法」第922号 )
12月12日  国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)、2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」を採択した。「京都議定書」が先進国だけに温室効果ガスの削減義務を課したのに対し、「パリ協定」は途上国を含む196の全締約国に温室ガス削減目標の提出や、5年ごとの見直しを義務付けている。
12月20日  創価学会、新時代第7回全国男子部幹部会開催(米子文化会館)、「生命尊厳の哲理 誓願の天地を常寂光の都に」、原田会長、橋元青年部長、竹岡男子部長らが出席した。
 池田大作名誉会長メッセージ「今日、私は再び、君たちと鳥取砂丘に立って、未来を展望する思いで、これからの創価の50年の一切を託します。… 妙法流布に生き抜く師弟は、いかなる試練にあっても、自らの誓願の天地を、常寂光の都と輝かせていくことができる。
 ゆえに、山光そして大中国の創価の太陽たる君たちは、乱世の深き闇を、生命尊厳の哲理の光で打ち破っていただきたい。 悩み凍えている人々の心を、人間主義の励ましの熱で温めていただきたい。 そして、人類の夢に見た理想社会を、青年学会の連帯のエネルギーで築き上げていただきたいのであります」
12月22日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「創価学会「極限の大謗法」さらに徹底」
 浅井昭衛会長「本年の十一月十八日、学会は「創立記念日」に当るとのことで、この日を期して、新たに「勤行要典」を制定し、同時に会則を大幅に変更した。この会則変更は、昨年十一月七日に教義条項を 「弘安二年の御本尊を今後、受持の対象にはしない」と改変したが、この極限の大謗法に基づいて、他の条項にも変更を付け加えたというものです。つまり、… 昨年の大謗法をさらに徹底したということであります。
 新しい経本の観念文を見ると、… 「法華経の肝心・南無妙法蓮華経の御本尊に南無し、報恩感謝申し上げます」と。まさにこれこそ、本門戒壇の大御本尊を、完全に捨てさせる観念文であります。… さらに学会の観念文では、第三祖日目上人以下歴代先師上人への御報恩講徳の文が削除され、替わって「三代会長への報恩感謝」なる一文が入っている。…
 ちなみに創価学会はこの「日蓮世界宗創価学会」の名称を、特許庁に商標登録出願し、平成二十年六月二十日付で登録されたとのことです。商標登録とは何ごとか。株式会社じゃあるまいし(大笑)。まことに物狂わしいかぎりであります。… まさしく 「池田大作の本地は第六天の魔王、その使命は三大秘法の破壊にある」 こう私は思っておりますが、みなさん、どうです。(大拍手)学会はこのような天魔を 「永遠の師匠」と会則で決めたのです。… 私は学会員を不憫に思う。… 早く八百万学会員をめざめさせ、ともに成仏の道を歩みたいと、私は念願しております。…
 遥拝勤行においては、経机を置いて富士大石寺の方に向かえば、さらに形がきちんと決まります。… そして勤行が終わったら、経机はしまってもよろしい。… で、経机は仏具屋で買うと高いとのことなので、顕正新聞社の業務部に「メーカーに直接、注文しなさい」と私は指示しました。… また過去帳も、このたび「冨士大石寺顕正会」として調えました。…
 今後の自宅拠点においては、すべてを非公開といたします。そして願主がもし班長ならば、その班の弘通活動においてのみ、その拠点を活用することを原則といたします。したがって、御本尊の下附は事実上、願主個人への下附ということになります。…
 池田大作一党は天魔その身に入って、今や戒壇の大御本尊の敵となりおわった。これらの姿こそ、大聖人様が 「末法濁悪の未来」と仰せ給うた、広宣流布前夜の濁乱なのであります。この大謗法を見て、諸天、怒りをなさぬ道理があろうか。ここに天変地夭が起こり、前代未聞の大闘諍が起こるのであります。…
 顕正会は、本門戒壇の大御本尊様が国立戒壇にお出ましあそばすその日まで、命かけて御奉公を貫かせて頂く」(「顕正新聞」第1363号 )
12月 日
 顕正会、冨士大石寺是正協議会、「お伺い書Ⅲ
「現在の門家濁乱の中、私共顕正会員は、大聖人様の御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立を目指す、唯一の仏弟子の大集団の一員と成り得たこの身の宿縁を深く噛み締め、一分なりとも浅井先生の御構想実現のため日々の御奉公に勤しんで参りました。しかしながらこの御遺命堅持の崇高たる団体の広布御供養について、猜疑の念を抱かしめる誹謗中傷をインターネット若しくは伝聞で知るに至り、彼らに対し文証を以って言い切ることが出来ないことに隔靴掻痒の念が絶えず、憤りさえ感じるものであります。…
 本書のお伺い事項でありますが、即ち「浄財の用途」であります。この件につきましての浅井先生・本部の明確なる御回答を伏して請うものであります。… 顕正会は今や170万人を超す全国区の仏弟子の大集団と成ります故、年間収入に於きましても収支報告書の提出が義務付けられる宗教法人の年収8,000万円を大きく超える金額であると拝察致します。下衆の邪推を粉砕するためにも、是非とも収支報告書を御開示頂きたいのであります。… 邪智の者を完膚なきまでに破折するための理論武装、ひいては一国諌暁のため、更には近き広宣流布・国立戒壇建立の為と御容赦下さいますよう伏して御願い申し上げる次第です」

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