迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、早瀬日如管長、新年の辞「さて、本年「報恩躍進の年」は、仏祖三宝尊への御報恩謝徳のもと、僧俗一致・異体同心し、尚一層の精進を以って大きく躍進し、一天広布の達成へ向けて御奉公をしていかなければならない極めて大事な年であります。… まさしく、今日の新型コロナウイルス感染症の根本的原因は、仏法に照らして見る時、邪義邪宗の謗法の害毒にあることを知り、私共は尚一層の強盛なる信心を以って果敢に破邪顕正の折伏を行じ、勇猛精進していかなければならないと思います。… 各講中とも異体同心・一致団結して今日の難局に立ち向かい、愈々勇猛精進し、以って一天広布と各人の一生成仏を果たされますよう心から念じ、新年の挨拶といたします」(「大日蓮」第911号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「広布決戦場の第三年を迎えて
「広宣流布の決戦場たる20年代に突入するや、世界の混乱のテンポは何と早くなってきたことか。これ大聖人様の申し付けを承けての、諸天の働きによる。
 新型コロナが騒がれ出したのは、2020年の初頭であった。発生地が中国の武漢市であるとかないとかを争っているうちに、コロナは瞬く間に全地球上に感染拡大し、いまや世界経済をも崩壊せしめんとしている。世界各国はこのコロナ・パンデミックを眼前にして、対策に大規模な財政出動をせざるを得なくなった。その結果、大量のカネが市中に出回わり、インフレが始まってきたのである。…
 すでに世界は、アメリカを中心とする自由主義陣営と、中国・ロシア・北朝鮮を中核とする全体主義陣営に二分され、まさに覇権を賭した睨み合いを続けている。… 日本に対して中国は、これぞ日本侵略の好機として、「核の先制攻撃」に踏み切るであろう。まさに台湾有事は即日本の有事である。しかもそれは遠い将来ではない、もう眼前に迫る亡国の大難なのである。…
 正系門家がこのように大聖人様に背き奉れば、日本は必ず他国の侵略を受ける。このとき中国の「極超音速ミサイル」は日本を襲うであろう。この惨禍・悲惨は言語に絶する。このとき日本をお救い下さるのは、諸天に申し付ける絶大威徳まします、日蓮大聖人ただ御一人であられる。…
 いま広布最終段階に生まれ合わせて一筋の御奉公を貫く顕正会員は、この「日本国一時に信ずる」を見ることができる。何と有難い宿縁であろうか」(「顕正新聞」第1566号 )
1月 日
 宗門、1月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「皆様も御承知の通り、本年は「報恩躍進の年」として、我ら一同、仏祖三宝尊への御報恩謝徳のもと、僧俗一致・異体同心して、一天広布へ向けて大きく前進すべき、まことに大事な年であります。なかんずく、今日、新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、日本をはじめ世界中が騒然として、各所で様々な支障と混乱をきたし、大きな障害となっておりますが、… たとえいかなる困難が立ちはだかろうが、決然として仏国土の建設を目指して、破邪顕正の折伏を行じていかなければならないと思います。… もし講中が思うように折伏が進んでいないとすれば、はたして異体同心の団結が図られているか否かをチェックして、改善を図っていくことが必要であります。… 老若男女、役職を問わず、全講中が一丸となり、異体同心・一致団結して勇猛果敢に折伏に打って出て、必ずや御宝前にお誓い申し上げました折伏誓願を達成され、もって広大なる仏恩に報い奉るよう心からお祈りし、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第912号 )
1月2日  創価学会、池田大作名誉会長夫妻、大韓民国・清州市議会から「特別顕彰牌」を贈らる。仏法の人間主義と生命尊厳の思想に基づいた、世界平和と人類共栄のための多大な尽力と、日韓の友好促進、地域社会発展へのリーダーシップをたたえたもの。
1月8日  創価学会、第6回本部幹部会を東京戸田記念講堂で開催、「青年・飛躍の年」の開幕を祝賀した。池田大作名誉会長「人類の幸福と平和への新たな飛躍の大行進が始まった … 久遠からの誓いの友と … 妙法流布のロマンに生き抜こう」とメッセージ。
1月22日
 顕正会、1月度総幹部会開催(本部会館) 首都圏の8百余名が参加、「正本堂崩壊、大扉開かず
 浅井昭衛会長「私はいま、日本の破局が急テンポで迫りつつあるを、ヒシヒシと感じております。その理由は以下の三つです。
 まず第一に日本の財政破綻。… いま世界中に突如としてインフレが始まって来ましたね。この原因は、コロナの拡大阻止のため各国政府が大規模な財政出動・金融緩和を実施したことによる。その結果、大量のカネが市中にあふれ、インフレが始まって来たのです。… 円はさらに暴落し、制御不能のハイパーインフレが日本を襲うことになる。まさに米国の利上げが始まる本年こそ、日本が金融崩壊・経済崩壊へ向かうターニングポイントになるのであります。
 第二には、異常気象が世界的な食糧危機をもたらすこと。… いま異常気象による災害が世界に頻発してますね。… ことに食糧の中でも、小麦の主要生産国であるロシア・カナダ・米国の収穫量が激減したので世界的に需要が逼迫し、いま「食糧インフレ」は史上最悪の様相を呈するにいたった。… いま日本の食糧自給率はカロリーベースで過去最低の37%ですよ。不足分を輸入しなければ、日本はどうにもならない。…
 第三には、アメリカの衰退と中国の台頭です。… 今の中国は経済成長率においてすでに米国を上回わり、2028年にはGDP(国内総生産)で米国を追い抜くことが確実と言われている。… 日本からの対中支援ODAは40年間にもわたり、その総額は実に6兆円にも及んだ。… 中国の侵略に対して、アメリカは日本に尖兵的な役割を必ず求める。すなわち「日本の防衛は、まず日本が戦うべきである」と言うに違いない。そのとき日本は、中国の強大な核ミサイルによって血祭りに上げられる。いま日本は、台湾とともに最も中国から狙われているのであります。…
 いいですか。「正本堂の崩壊」と「大扉開かず」という凡慮を絶する二つの大現証こそまさしく、大聖人様は断じて御遺命破壊の大悪を許し給わずの大現証であります。そして大聖人様は「前代未聞の大闘諍」が起こるとき、そして「他国来難」が日本を襲うとき、この大罰を用いて、一時に広宣流布をあそばすのです。御本仏の御遺命は金剛不壊である。誰人も壊わせないのです」(「顕正新聞」第1569号 )
1月26日  創価学会、池田大作名誉会長、第47回「SGI(創価学会インタナショナル)の日」に寄せ、通算40回目の記念提言「人類史の転換へ 平和と尊厳の大光」を発表。
 未曽有の危機を共に乗り越える、「社会のあり方」を紡ぎ直す、地球大に開かれた「連帯意識」を、コロナ危機からの再建の課題、気候変動問題を解決する道、21世紀を担う子どもたちのために、「核兵器のない世界」を築く挑戦。
2月 日
 宗門、2月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「皆様も御承知の通り、今月は、宗祖日蓮大聖人御聖誕の月であります。日蓮大聖人様は、貞応元(1222)年2月16日、法華経において予証せられた通り、外用上行菩薩、内証久遠元初自受用身の御本仏として末法に御出現あそばされました。… 大聖人様は『立正安国論』に、… 世の中が乱れ、人々が不幸と混乱と苦悩に喘いでいる根本原因は、邪義邪宗の謗法の害毒にあり、この謗法の対治なくして、人々の幸せも、世の中の平和も、国土の安穏も実現することはできないと仰せられているのであります。ここに今、私どもが全力を傾注して、折伏を行じていかなければならない大事な理由が存しているのであります。… この時に当たり、すべての講中は、記念局の本年度のポスターにある「報恩躍進の年 今こそ折伏の時」のスローガンを胸に、講中一結・異体同心して勇猛果敢に折伏を行じ、もって必ず本年度の誓願を達成されますよう心から念じ、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第913号 )
2月4日  第24回オリンピック冬季競技大会(北京オリンピック)、2月4日から2月20日までの17日間、北京市および河北省張家口市を会場として開催された。
 外交的ボイコット表明国が、アメリカ合衆国等 10ヶ国あった。政治的理由で政府代表者を出席させないが、それらの国の代表選手は大会に参加している。
2月24日  ロシア連邦、ウクライナへの軍事侵攻を開始。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はロシアとの国交断絶を発表、ウクライナ全土に戒厳令ならび総動員令を発令した。
2月25日
 顕正会、2月度総幹部会開催(本部会館) 首都圏の8百余名が参加、「創価学会必ず崩壊」。
「先ほど立正安国論に御引用の金光明経の一部を引きましたが、… まさしく「国主の地位喪失」と「一切の人衆皆善心無く」の二つは、他国侵逼の前相・予兆なのです。いま「国主の地位」は憲法第一条に「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」と定められ、きわめて不安定になってしまった。また「一切の人衆皆善心無く」は、もう説明するまでもない。誰の目にも明らかであります。さればこの二つを前相・予兆として、後災たる他国侵逼の大難が起こることは疑いない。…
 学会・宗門ともに何たる無道心、何たる師敵対か。… 正系門家一同のこの師敵対こそ、前に述べた「一切の人衆皆善心無く」よりも、亡国を招くことにおいて百千万億倍の大悪、亡国の根本原因であります。だが、大聖人様はこの大悪を断じてお許しにならない。ゆえに悪の元凶たる池田は亡び、学会は必ず崩壊するのであります。… そして柱と頼む池田大作は「生ける屍」になってしまった。これで保ちますか。だから学会は必ず崩壊するのです。…「魚は頭から腐る」という。池田大作の信心が腐っているから、学会の政治部である公明党も腐ってくるのです。…
 北京オリンピックが閉幕した今、中国がいつ台湾攻略に動き出しても不思議はない。そしてこの台湾有事は、即日本の有事なのです。もし台湾への侵攻が始まれば、同海域の尖閣諸島・先島諸島はたちまち戦場になり、沖縄本島にも重大な影響が及ぶ。それだけではない。もし台湾が中国に併合されたら、日本へのシーレーン(海上輸送路)も封鎖され、日本はまさに危急存亡の危機に陥るのです。…
 一方、ロシアのウクライナ侵攻は、プーチン大統領の、旧ソ連当時の領地回復をめざす野心から起きているのです。… 一昨日の22日、プーチンはウクライナ東部の親ロシア派地域の2ヶ所を独立国家として承認し、ロシア軍を「平和維持部隊」として同地域に派遣することを国防省に命じた。これは明らかに軍事侵攻の開始であるから、世界に強い緊張が走った。…
 諸天の治罰として他国侵逼おこるとき、政治家は頼りにならず、防衛努力も虚しくなる。日本が亡びんとし、わが命も危うくなるという危機が迫ったとき、始めて日本一同が日蓮大聖人の偉大な御存在にめざめてくる。顕正会の折伏に耳をかたむける。そして一同に求めてくるのです。もうそのときには入信勤行も間に合わない。「遥拝勤行はどうしたらできるのか」と、向こうから進んで求め、日本国中が一斉に遥拝勤行を始める。それが「日本国一時に信ずる事あるべし」との仰せであります」(「顕正新聞」第1572号「創価学会必ず崩壊」特集号 )
2月28日  創価学会、原田稔会長、「ウクライナにおける戦火の終結と平和回復を強く祈る」と声明。
「多くの人々の生命と尊厳と生活が戦闘によって脅かされており、本当に悲惨です。即時の停戦を強く望むものです。深刻な様相に毎日、胸を痛めています。事態の悪化を防ぐため、関係諸国が最大の努力を尽くすことを願っています」
3月1日  創価学会、創価学会青年部(志賀青年部長)が、ウクライナ情勢について声明を発表。
「戦闘によって多くの人々の生命と尊厳と生活が脅かされる事態は悲惨であり、私たち創価学会青年部は即時停戦を求める。… どこまでも対話による外交によって平和回復への道を探る努力を続けるべきである。… 今すぐ戦闘を停止することを重ねて強く求めたい」
3月2日  国際連合、第11回国際連合緊急特別総会を開催、ロシア連邦を非難し軍の即時撤退などを求める決議案を賛成多数で採択。
3月 日
 宗門、3月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「今、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延している時、私どもは改めて大聖人様の『立正安国論』の御聖意を拝し、一人ひとりが身軽法重・死身弘法の御聖訓を胸に、決然として折伏を行じ、この難局を乗り越えていかなければなりません。… 大聖人様は『立正安国論』に、… 今日の如き難局を乗りきるためには、不幸の根源たる謗法を破折し、一人でも多くの人に妙法を下種して、破邪顕正の折伏を行じていくことが最も肝要であると仰せであります。… 今日、邪義邪宗の謗法がはびこり、ために世情が混乱し、戦争、飢餓、疫病、異常気象等によって様々な悪現象を現じている時、まさにこのような時こそ、我々は不軽菩薩の行いを軌範として、一人でも多くの人々に妙法を下種し、折伏を行じていかなければならないのであります。まさに「今こそ折伏の時」であります」(「大日蓮」第914号 )
3月6日  創価学会、第8回本部幹部会・第2回青年部幹部会を、神奈川池田記念講堂で開催。池田大作名誉会長は記念のメッセージを寄せ「平和を待望する地球民族へ希望の光を贈りゆく挑戦を」と呼び掛けた。
3月9日  大韓民国、大統領選挙が行われ保守系の "国民の力" の 尹錫悦が当選、5年ぶりに政権交代を果たした。
3月10日  創価学会、 第三文明社、佐藤優「希望の源泉・池田思想 4:『法華経の智慧』を読む」発刊。
「人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの続刊。第4巻は、法華経の「従地涌出品」「如来寿量品」の考察を収録。「生も歓喜、死も歓喜」の死生観、新型コロナウイルスとの戦いと「十界論」などをテーマに、多様な視点から、世界宗教化への飛躍を期す創価学会の思想に迫る」
3月11日  時事ドットコム、「公明党はなぜ「親中」なのか カギは50年前」
「"自民党はわれわれの修正案をほぼのむ形となった"。公明党の石井啓一幹事長は1月末の党会合で所属議員を前に、中国の人権状況に懸念を示す国会決議をめぐる交渉結果について、こう勝ち誇った。決議文からは「非難」などの文言が落ち、中国を刺激したくない公明党の意向が反映される一方、対中強硬派に不満が残った。 中国が絡むと、公明党はこうした対応をしばしば取る。なぜ中国にこだわるのか。カギとなるのは50年前の国交正常化。…
 ニクソン米大統領が初めて中国大陸の土を踏んだ72年、竹入義勝委員長は、田中角栄首相の事実上の「特使」として周首相と会談。毛沢東主席の同意を得た中国側の方針として、最大の懸案の一つである戦争賠償請求権を放棄するとの言質を取る。こうした会談記録を手書きでまとめたのが、いわゆる「竹入メモ」だ。帰国した竹入氏は田中首相にメモを手渡し、成果を報告した。日米安全保障体制に言及しないとの周首相の意向も伝えられ、手応えを感じた田中首相は訪中を決断。竹入メモを基に外交文書の作成が進み、同年9月の日中共同声明へとつながる。以来50年間、公明党は「平和の党」を掲げることもあり、対中関係の発展に力を注いできた」
3月25日
 顕正会、3月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「忠誠の証・遥拝勤行
 浅井昭衛会長「私は月々に喜びを感じております。それは、男子部・女子部・婦人部において、毎月、総部単位の集会がオンラインで行われておりますが、その参加人数が月々にめざましく伸びつつあることです。… 以前ならば公会堂を借りなければできなかったところ、コロナによってオンライン形式になったことで何千名でも可能になった。…
 彼が叫んでいた「国立戒壇」は、学会員を選挙に駆り立てるための口実に過ぎなかったのです。… だから「国立戒壇」への批判が選挙に不利をもたらすと見るや、忽ち彼は国立戒壇を否定し、それに代わる偽戒壇・正本堂を俄に建て、これを「御遺命の戒壇」と偽ったのです。この大それた謀りをなすのに、池田は卑劣にも己れは身を隠して、これを宗門にやらせた。…
 宗門は昭和四十五年四月二十七日、「日蓮正宗・責任役員会」を開催した。… 議題は「国立戒壇の名称不使用の件」。この議題について、次のような議決がなされた。「本宗教義の本質より鑑み、国立戒壇の名称は不適当につき、今後一切右名称は使用しないこととする」と。これが国立戒壇を否定した宗門の公式決定であった。…
 いいですか。信心に距離は全く関係ないのです。どれほど遠く離れていようとも「日蓮大聖人 眼前にまします」の思いで恋慕渇仰して南無妙法蓮華経と唱え奉れば、直ちに日蓮大聖人の御当体たる戒壇の大御本尊に通じて、現世には生活が守られ、臨終には成仏の相を現じ、死後の生命も大安楽を得させて頂ける。これが現当二世の大利益であります。…
 いまロシアがウクライナに暴虐なる侵略を開始した。これ「一閻浮提の大闘諍」の口火であります。これに相呼応して、ロシアよりもさらに強大で残忍な独裁国家・中国が、アメリカの覇権に挑まんとしている。まさに一閻浮提うち乱れての、核を用いての大闘諍がいま起こらんとしているのです。…
 この広布最終段階に召し出されて大事な御奉公が叶うとは、顕正会はなんという有難い宿縁か」(「顕正新聞」第1575号「忠誠の証・遥拝勤行」特集号 )
4月1日  改正民法が施行、日本の法律上の成人年齢が18歳に引き下げられ、結婚が可能となる年齢が男女ともに18歳となった。
4月 日
 宗門、4月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「混沌とした末法今日の世の中を救えるのは、唯一、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人の仏法以外にないことは、本宗僧俗であれば、だれもが知っていることであります。しかしながら、知っているだけでは理の信心であって、自行化他の信心からいえば、片寄った信心となり、大聖人様の御意にかなう信心とは言えません。つまり、信心とは実践であり、観念だけでは成仏いたしません。特に、自行化他の信心において折伏を忘れた信心は、大聖人様の御正意にかなう信心とは言えません。… たとえいかなる障魔が惹起しようとも恐れることなく、一意専心、折伏に励むところに必ず大御本尊様の御照覧があることを確信し、講中一結・異体同心して折伏に励んでいくことが今、最も大事であります」(「大日蓮」第915号 )
4月16日  創価学会、第9回本部幹部会を東京戸田記念講堂で開催、5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を記念した。
4月19日  カナダ "ラバル大学"、世界市民・対話・平和のための「池田教育研究所」を開設。
4月21日  創価学会、池田大作名誉会長、インド共和国の "ビルサ農業大学" から、「名誉教授」称号を贈らる。
4月26日
 顕正会、4月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「正系門家の御遺命違背こそ亡国の根源」。
 浅井昭衛会長「広宣流布の決戦場20年代に突入して、世間の濁乱のテンポはまことに速くなってきましたね。「総罰」たる新型コロナは急速に世界に拡大し、第三次世界大戦の口火たるロシアのウクライナ侵略も世界を驚動させつつある。… コロナ禍は一国謗法のゆえに起きているのです。コロナを恐れてどうなるのか。… コロナがどれほど猖獗を極めようと、オンライン形式のこの活動ならば、一切妨げられることはない。かえって広宣流布はしんしんと進むのであります。…
 かくて、二度にわたる「日蓮正宗・責任役員会」が開催され、「国立戒壇の否定」と「正本堂が御遺命の戒壇に当る」旨を定めた「訓諭」の発布が議決された。… この師敵対、「大聖人の御眼おそろしとは思わぬか」ここに、日蓮大聖人の唯一の御遺命たる国立戒壇は、正系門家から完全に消滅してしまったのであります。…
 中国・ロシア・北朝鮮の三国は、まさに世界における「悪の枢軸」であります。いずれも軍事独裁国家で、仏法で言えば修羅界の国です。… たとえ日米安保条約があっても、アメリカは核の全面戦争になることを恐れて、日本を守るための軍事行動は起こさない。…
 大聖人様は「一閻浮提の大闘諍」起こるとき、「他国来難」の起こるとき、この大罰を用いて一時に広宣流布をあそばすのであります。… 私たちはこの大現証を、この目で必ず見せて頂けるのです。広布最終段階に生まれ合わせ、この重大御化導のお手伝いをさせて頂けるとは、顕正会員はなんと有難い宿縁でありましょうか」(「顕正新聞」第1578号 )
4月27日  中華人民共和国、河北外国語学院、「池田研究センター」を開設。
4月28日  創価学会、池田大作名誉会長、大韓民国・忠北大学より「名誉教育学博士号」を授与され、"名誉学術称号" が 400 になった。
5月 日
 宗門、5月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「さて『聖愚問答抄』を拝しますと、… そもそも人の心というものは、水の器に従うが如く、移ろいやすく、変わりやすいのであります。したがって、初めは固く決意をしていても、途中で思わぬ障魔に紛動されて、目的を達成せずに終わることがよくあります。まさにこの御文は、こうした障魔に誑かされず、不退転の信心を貫くように御教示あそばされているのであります。… 本年、宗門は「今こそ折伏の時」の標語のもとに、僧俗一致して前進をしておりますが、その行く手にはあらゆる障魔が競い起こることは必定であります。… 所詮、いかなる魔も仏様には絶対に勝てないのでありますから、大御本尊様ヘの絶対信をもって、いよいよ信心強盛に唱題に励み、折伏を行じ、御宝前にお誓い申し上げました本年度の折伏誓願を必ず達成されますよう心からお祈り申し上げ、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第916号 )
5月24日
 顕正会、5月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「広告文と遥拝勤行で広宣流布は必ず成る」。
 浅井昭衛会長「広告文の発行部数がこの5月、ついに7,300万枚に達したと、報告を受けました。日本の総人口の半数をすでに超えたのであります。この広告文を見て、反発する者・無視する者もまだ多いでしょう。しかしその反応は、いま大きく変わりつつある。それは世の中の情勢が一変してきたからです。
 そうでしょ。「第三次世界大戦の口火」と言われるロシアのウクライナ侵攻も始まった。… これから世界は必ず大恐慌と第三次世界大戦に突入すると思われる。20年代のテンポのなんと早いことか。… いよいよ広宣流布の時が近づいて来たのであります。… 私は広告文と遥拝勤行で必ず広宣流布は成ると、確信しております。…
 広布の決戦場第三年における、中盤の弘通誓願を発表いたします。六・七月法戦の誓願は「一万五千」といたします。… さあ、全組織が大歓喜の中に共に励まし合い、誓願を大きく突破して、何としても大聖人様に応え奉ってほしい。こう私は強く念願しております。しっかり頼みます。(ハイッ)以上。(大拍手)」(「顕正新聞」第1581号 )
6月 日
 宗門、6月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「さて『唱法華題目抄』を拝しますと、… この御文は、今時末法の本未有善の衆生に対しては、強いて妙法を説き聞かせて「毒鼓の縁」を結ばせる時であると仰せられているのであります。… 昨今の新型コロナウイルス感染症による騒然とした国内外の様相を仏法の鏡に照らして見る時、その根本原因は邪義邪宗の謗法の害毒にあることを知り、… 一天四海本因妙広宣流布を目指して、破邪顕正の折伏を決然として実践していかなければなりません。… いよいよ講中一結・異体同心して、一切衆生救済の最善の方途たる折伏に立ち上がり、何としてでも御宝前にお誓い申し上げました折伏誓願を達成し、晴れて仏祖三宝尊の御照覧を仰がれますよう心からお祈りし、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第917号 )
6月13日  参議院本会議、「改正刑法」成立。インターネット上の誹謗中傷対策を強化するため、侮辱罪の法定刑の上限を引き上げる改正刑法が13日の参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主の各党などの賛成多数で、可決成立した。今夏にも施行される。ネット交流サイト(SNS)などでの悪質な投稿を抑制することが期待される。
6月21日  創価学会、池田大作名誉会長夫妻、大韓民国・大邱広域市から「特別顕彰牌」を贈らる。
6月24日
 顕正会、6月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「"米国の衰退・中国の台頭" に日本の命運が
 浅井昭衛会長「この二度にわたる大蒙古の責めを見て、日本一同は心の底から怖畏し、震え上がった。そして一人残らず、日蓮大聖人の御名と南無妙法蓮華経を命に刻みつけ、未来に仏に成るべき種を心田に下して頂いた。これが御在世の逆縁広宣流布の大化導であられる。…
 中国・ロシア・北朝鮮の三国は、仏法でいえば修羅界の国ですよ。… その中で、中国は公然と「世界制覇」を国家目標に掲げ、その第1ステップとしての「アジア制圧」を次のごとく発表している。「2020年代に、アジアから米国勢力を駆逐し、大中華帝国を築いてアジアに君臨する」と。… この侵略は諸天の責めであれば、いかなる防衛努力も虚しい。…
 日蓮大聖人を、日本一同に深く信じ奉り、大聖人の御当体たる「本門戒壇の大御本尊」を国立戒壇に安置し奉るとき、日本は始めて金剛不壊の仏国となるのであります。… この三百万が一結して、やがて亡国に怯えるであろう全日本人に、日蓮大聖人の大恩徳を心魂に徹するまで教えるとき、日本は必ず動く。これこそ、大聖人御照覧の御馬前の戦いであります」(「顕正新聞」第1584号「今はいかなる時か」特集号) 
7月 日
 宗門、7月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「皆様も御承知の通り、七月は宗祖日蓮大聖人様が宿屋左衛門入道を介して、時の最高権力者・北条時頼へ『立正安国論』を上呈された月であります。… 総本山第二十六世日寛上人は「立正」の両字について、「立正の両字は三箇の秘法を含むなり」と仰せであります。… また「安国」の両字については、「文は唯日本及び現在に在り、意は閻浮及び未来に通ずべし」と仰せられています。… 今、宗門は僧俗一致の体勢を構築し、折伏誓願の達成を目指して総力を結集し、前進しております。そのためには、講中の老若男女すべての人が心を一つにして唱題に励み、その唱題の功徳と歓喜をもって全員が立ち上がり、異体同心して一天広布を目指した戦いを展開し、破邪顕正の折伏を行じていくことが最も肝要であります。既に本年も半分を過ぎ、残り半年となりました。されば貴重な時間を無駄にすることなく有効に使い、各支部ともに異体同心・一致団結して、御宝前にお誓い申し上げました折伏誓願は必ず達成すべく、いよいよ御精進くださるよう心から念じ、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第918号 )
7月8日  安倍晋三元首相、奈良市内の大和西大寺駅付近で参議院選挙の応援演説中、銃撃を受け暗殺さる。山上徹也被告(42)は、演説をしていた安倍元総理大臣に対し、至近距離から手製の銃を2回にわたって発射して殺害、銃と適合する弾丸数発や火薬を所持していた。山上被告は、母親が多額の献金をしていた「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に恨みを募らせ、教団の総裁をねらっていたがうまくいかなかったとし、安倍元総理大臣をねらった理由については「教団と近しい関係にあると思った」と供述している。
7月10日  第26回参議院議員通常選挙、自民・公明の与党が過半数を大幅に超える圧勝。
 自由民主党は公示前議席を8議席上回る63議席を獲得し、単独での改選過半数を確保する圧勝。公明党は公示前より1議席減らし 13議席を獲得した。
 野党は日本維新の会が公示前を6議席上回る 12議席を獲得、れいわ新選組も新たに 3議席を獲得した。立憲民主党は公示前より 6議席減となる 17議席となり選挙区での敗北が相次ぎ、比例代表では獲得票数で日本維新の会を下回った。国民民主党は 2議席減の 5議席、日本共産党は 2議席減の 4議席となった。
7月24日
 顕正会、7月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「国家の興亡盛衰の根本原因は仏法にある」。
 浅井昭衛会長「本年中盤の六・七月法戦、… 誓願は「一万五千」でしたが、この誓願をはるかに突破する、実に二万四千四七〇名の大折伏が成し遂げられたのであります。…
 公明党は2009年の衆議院比例区ですでに805万票を獲得していたが、13年後の本年の参議院比例区では、618万票だった。なんと約200万票も激減しているのです。戒壇の大御本尊様を捨て奉った学会・公明党は、必ず間もなく崩壊すること疑いない。… 大正時代には「立正大師諡号宣下問題」があって、大石寺第五七世・日正管長の「謗法同座」という、あってはならぬ僻事が起きたのです。…
 三百万の仏弟子の大集団が一結して、全日本人に日蓮大聖人の大恩徳を教え、「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」の重大御聖意を伝えるとき、日本は必ず動く。これこそ、大聖人御照覧の「御馬前の戦い」であります。さあ、いよいよ三百万を見つめ、大地ゆるがす大行進を進め、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。(大拍手)」(「顕正新聞」第1587号「仏法と国家の興亡」特集号) 
8月 日
 宗門、8月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「本年も「報恩躍進の年」も既に八月に入りましたが、皆様には日夜、折伏誓願達成へ向けて御精進のことと存じます。… たとえいかなる大難が競い起きようが、はたまた障魔が蠢動しようが、かくなる時こそ、一生成仏への絶好のチャンスと捉え、なお一層、強盛なる信心に励んでいくところ、必ず解決の道が開かれてくると御指南あそばされているのであります。されば、私どもはこの御金言を拝し、改めて妙法信受の広大無辺なる功徳を拝信し、講中一結・異体同心の団結をもって破邪顕正の折伏を行じ、もって誓願達成に向けて勇躍前進していくことが、今、最も大事であると知るべきであります」(「大日蓮」第919号 )
8月4日  中華人民共和国 、"台湾封鎖" 大規模演習、弾道ミサイルが日本のEEZ内に着弾。
 人民解放軍は4日、台湾を取り囲む6か所の海空域で、弾道ミサイル発射を含む「重要軍事演習」を開始した。ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問への対抗措置で、台湾封鎖を念頭に置いた異例の大規模演習で、弾道ミサイル5発が初めて日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾した。… 人民解放軍東部戦区報道官は、台湾東部沖に向けてミサイル発射訓練を行い、「すべて正確に目標に命中させた」と発表した。…
 演習には戦闘機や爆撃機など100機以上が出動し、駆逐艦や護衛艦10隻余りが周辺海域に展開、空母 "遼寧"・"山東" も出港した。陸軍部隊も長距離射撃訓練を行い、台湾海峡東部の指定海域に向けてロケット弾などを発射した。
 アメリカ合衆国海軍は、原子力空母ロナルド・レーガンを含む4隻の軍艦を、台湾東方の海域に配備した」(「防衛日報デジタル」)
8月10日  岸田文雄、第101代内閣総理大臣に任命、第2次岸田改造内閣(自公連立政権)が発足した。
 第2次岸田改造内閣発足後、短期間で政務三役や首相秘書官の不祥事による辞任(いずれも事実上の更迭)が相次いだ。山際大志郎経済再生担当大臣は、世界平和統一家庭連合(旧:統一教会)との関係が相次いで問題化し辞表を提出し受理された。葉梨康弘法務大臣は、自身の度重なる失言が問題化し法務大臣の辞表を提出。寺田稔総務大臣は、政治資金を巡る不適切な処理など「政治とカネ」を巡る問題が表面化し総務大臣の辞表を提出。秋葉賢也復興大臣は、事務所経費を巡る不適切な処理など「政治とカネ」を巡る問題が表面化し復興大臣の辞表を提出し受理された。
8月24日
 顕正会、8月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「安倍政権八年の悪政」。
 浅井昭衛会長「いま改めて、安倍政権8年の悪政について以下の6つを挙げ、日本の将来のために論じたいと思っております。① 異次元金融緩和、② 森友学園疑惑、③ 加計学園疑惑、④「桜を見る会」疑惑、⑤ 北方領土問題、⑥「神国日本」を作らんとしたこと。…
 安倍が「憲法改正」を叫ぶその裏には、国家神道を復活させ、日本を「神の国」にせんとする野望が見え見えであった。これを知るゆえに、私は平成25年2月から令和3年11月にいたるまで62回にわたり、顕正会の集会でこれを責め、これを掲載した顕正新聞を彼の許に送付した。… ここに諸天は許さず。彼はついに銃弾に斃れ、その野望は永遠に潰えたのであります。…
 日本はいつのまにか、強大な核兵器を持つ独裁国家の、中国・ロシア・北朝鮮に取り囲まれてしまった。… この他国侵逼は諸天の治罰であれば、いかに国防に脳を砕くとも、日本を守ることはできない。… 大慈大悲の大聖人様はこの恐るべき他国侵逼のとき、この大罰を用いて広宣流布をあそばし給うのであります。… さあ、広布の決戦場第三年の締めくくりの大法戦、全員 勇み立ち、共に励まし堂々と誓願を突破し、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」(「顕正新聞」第1590号「安倍政権八年の悪政」特集号)
8月26日  時事ドットコム、「巨大利権官庁が「公明指定席」のわけ」
「岸田文雄首相(自民党総裁)が断行した8月10日の内閣改造で、公明党の要望通り、同党の斉藤鉄夫国土交通相が続投した。同党が国交相ポストを握るのは、自公が2012年に政権を奪還してから10年弱、政権交代前も含めると、約14年にわたる。… なぜ公明党は国交相にこだわるのか。…
 国交省は年間約6兆円近く(22年度予算)の公共工事予算を差配する巨大利権官庁だ。道路建設や鉄道、災害の復旧・復興、防災、観光など分野は幅広く、地方との結び付きも深い。全国から陳情が舞い込み、視察の機会も多く、目に見える形で成果を訴えられる。国交相経験者は「こんなにうまみのあるポストはない。例え経産相や2大臣を与えられても、代わりにはならない」と語る」
8月27日  創価学会、第10回本部幹部会を東京戸田記念講堂で開催、「広宣流布大誓堂」完成10周年の明年へ出発を期す。池田大作名誉会長、記念メッセージで「行き詰まった時に人類が立ち返るべき原点は「生命」であり、この「生命」に本源的な智慧の光を当てている哲理こそが、「御義口伝」に説かれる「生命観」「生死観」「社会観」「宇宙観」である」と強調した。
9月 日
 宗門、9月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「謗法こそ堕地獄の根源、不幸の元凶であります。したがって、その謗法を放置したまま折伏もしなければ、どれほど成仏を願ったとしても、火の中に水を求め、水の中に火を求めるようなものであると仰せられているのであります。まことに厳しい御指南でありますが、私どもはこの御指南を拝し、真剣に折伏に取り組んでいかなければならないことを、しっかり肝に銘じておかなければなりません。… 今こそ一切衆生救済の秘法たる妙法を一人でも多くの人に、また一日も早く、一天四海・皆帰妙法を目指し、講中一結・異体同心して身軽法重・死身弘法の御聖訓のままに決然として折伏に励まれますよう心から願い、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第920号 )
9月8日  イギリス・英連邦王国、女王エリザベス2世が崩御、96歳。同日、チャールズ3世がイギリス国王に即位。
9月8日  自由民主党、旧統一教会との関連につき国会議員の点検集計を発表した。自民党の茂木敏充幹事長は党本部で記者会見し「率直に反省し、今後は旧統一教会と一切関係を持たないことを党内に徹底する」と表明した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関係について、党所属国会議員379人から報告を受けた結果、半数近くの179人に何らかの接点があり、このうち121人の氏名を公表した。実名の全面公表は見送った。 
9月19日  イギリス・英連邦王国、女王エリザベス2世の国葬がロンドンのウェストミンスター寺院にて執り行われ、天皇・皇后両陛下が参列された。
9月26日
 顕正会、9月度総幹部会開催(本部会館)、首都圏の8百余名が参加、「創価学会必ず壊滅」。
 浅井昭衛会長「先般発刊された「安倍政権八年の悪政」特集号は、増刷に増刷を重ねても間に合わない。9月15日現在、ついに150万部を突破した。全顕正会員の心意気、私はただただ有難く思っております。この特集号において、私は安倍政権の悪政を六つ挙げました。… このような安倍晋三を国葬にするなど、とんでもない間違いである。こう私は思っておりますが、みなさん、どうでしょうか。(大拍手)… 日を追うごとに「反対」の声が強くなっていること、顕正新聞特集号を読む人が増えたゆえと思われる。…
 今や、天魔その身に入りし池田大作も、ついに命運が尽き、創価学会・公明党は崩壊の危機に瀕している。… なぜこのような不祥事が相次いで起こるのか。それは――「魚は頭から腐る」という。池田大作の信心が腐っているから、学会の政治部である公明党も限りなく腐敗が進むのであります。… 戒壇の大御本尊を捨て奉り、池田大作が「生ける屍」となった創価学会が、どうして保ちましょうか。必ず崩壊する。これ、広布前夜の第六天の魔王が「敗退」したということです。すべては大聖人様の大慈大悲と絶大威徳によるのであります。…
 すでに「前代未聞の大闘諍」たる第三次世界大戦の口火は切られている。中国による「他国侵逼」も眼前となっている。… さあ、全顕正会一結して、いよいよ大歓喜の中に共に励まし合い、早く三百万を成し遂げ、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」(「顕正新聞」第1593号「創価学会必ず壊滅」特集号)
9月27日  安倍晋三元首相の国葬儀、日本武道館にて執行された。
 皇嗣秋篠宮文仁親王、紀子皇嗣妃、佳子内親王が祭壇で供花。天皇陛下は勅使、上皇陛下は上皇使を差遣(さけん)された。
10月 日
 宗門、10月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「皆様も既に御承知の通り、本年「報恩躍進の年」は、記念局のポスターに「今こそ折伏の時」と銘記されているように、私ども一人ひとりが断固たる決意を持って立ち上がり、一天広布へ向けて全力を傾注して折伏を行じ、誓願達成へ向けて御奉公の誠を尽くしていかなければならない、まことに大事な年であります。… 私ども一同、改めてこの御文中にお示しあそばされた「邪正肩を並べ大小先を争はん時は、万事を閣いて謗法を責むべし」との御金言を拝し、特に今日の如き、新型コロナウイルス感染症によって世界中が末法濁悪の世相そのままに騒然とした様相を呈している今こそ、私ども一人ひとりが断固なる決意を持って立ち上がり、一人でも多くの人に対して折伏を行じ、もって一天広布に向けて、たくましく前進すべき最も大事な時であることを知り、異体同心・一致団結して、いよいよ折伏に励まれますよう心から願い、本日の挨拶といたします」(「大日蓮」第921号 )
10月20日  円安、1ドル150円突破。
 日米の金利差拡大を背景にドルを買って円を売る動きが優勢となり、10月20日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=150円台まで下落した。バブル期の1990年8月以来、約32年ぶりの円安水準を更新した。政府・日本銀行は急激な円安を食い止めるため、円買い・ドル売りの為替介入を実施。9月下旬から10月末にかけて、総額で約9兆円を投じた。
10月28日  イーロン・マスク、Twitterの買収を完了。Twitterはニューヨーク証券取引所に上場廃止を要請し、11月8日に上場廃止される。
 テスラ や Space X のCEOであるイーロン・マスクは買収の理由について、言論の自由の確保とともに「人類の助けになりたい」と言及した。
10月25日
 顕正会、10月度総幹部会 本部会館で開催、「広宣流布甚だ近し
 浅井昭衛会長「もう頼るのは、日蓮大聖人以外にないではないか。この結論に、一国が徐々に近づいてくるのです。そして時来たれば、もう「徐々に」ではない、「一時に信ずる」のです。これが大聖人様の御予言です。ゆえに上野抄には「ただをかせ給へ、梵天・帝釈等の御計いとして、日本国一時に信ずる事あるべし」と。もうそういう時代に、入りつつあるのです。いよいよ大確信を以て進めていきたい。…
 以上の五綱判を知れば、いま日本には18万の宗教法人があるが、これらの正邪は明々白々となる。すなわち富士大石寺に伝わる日蓮大聖人の三大秘法だけが、国家安泰・衆生成仏の正法であり、他の一切の諸宗はことごとく邪法なのであります。…
 いよいよ広宣流布は最終段階であります。日本国中が他国侵逼で怯え切るとき「お救い下さる仏様はここにまします。早く日蓮大聖人を信じて南無妙法蓮華経と唱え奉れ」と、全日本人に大聖人様の大恩徳と大慈大悲を教えるのは、顕正会以外には、断じてあるべくもない。早く三百万を成し遂げ、「御馬前の戦い」に馳せ参じたい」(「顕正新聞」第1596号「国家と宗教」特集号 )
11月1日  論創社、江間浩人「日蓮誕生: いま甦る実像と闘争」発刊。
「日蓮<出生>の謎を解く! 「まさにコロンブスの卵だ」 本郷和人氏(東京大学史料編纂所教授)が驚愕した日蓮研究の最前線が、これだ。 日蓮は貧しい漁民か役人の子とされる。ならば何故、幕府は一介の僧を二度も流罪にしたのか。政権が恐れたのは政治的影響力で、出生に関係する。
 論考は、門弟との関係を分析し、日蓮の父母に辿り着く。実は教団は将軍家に近かった。日蓮から見た鎌倉史はスリリングだ。信仰の原形も再現する。
 <本郷和人氏推薦!> なぜ、今まで気付けなかった?「日蓮の出自について」には驚愕し、納得した。「日蓮と将軍家」は解釈は分かれようが、私は大好きだ。日蓮を政治から見てみる。面白い!」
11月 日
 宗門、11月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「私達はこの御金言を拝し、混沌とした悪世末法における不幸と混乱の原因は、ひとえに邪義邪宗の謗法の害毒にあることをしっかりと認識し、一切の謗法を断ち、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人の本因下種の妙法に帰依することこそ、幸せを築く最善の方途であることを一人でも多くの人々に伝え、破邪顕正の折伏を行じていかなければなりません。… 今こそ私どもは、一人ひとりの幸せはもとより、すべての人々の幸せと真の世界平和実現を目指し、たとえいかなる障害や困難が惹起しようとも、講中一結・異体同心して唱題に励み、その功徳と歓喜をもって全力を傾注して折伏を実践し、もって今日の混沌とした窮状を救済し、真の仏国土実現を目指していかなければならないと思います」(「大日蓮」第922号 )
11月18日  創価学会、第11回本部幹部会を東京戸田記念講堂で開催、「広宣流布大誓堂」完成10周年となる明「青年・凱歌の年」へ飛躍を期した。原田稔会長、常勝関西の新たな拠点となる「関西池田記念大講堂」の基本構想を発表。池田大作名誉会長「人類の生存への脅威が立ちはだかる今こそ、生命尊厳と人間尊敬の対話の力で、「太陽の仏法」の智慧と勇気と慈悲の大光を赫々と放っていきたい … 地球民族へ幸と平和の波動を送りたい」と、祝賀メッセージ。
11月24日  創価学会、「週刊新潮」(11月24日号)の報道に対し「抗議書」を送付、「記事は、学会と統一教会を同一視するものであり、学会の名誉を著しく毀損する」ことから、謝罪および訂正を求めた。
 一方、「週刊文春」(12月1日号)の報道に対しても「抗議書」を提出、「記事は統一教会問題の被害者救済法案をめぐり、無関係な学会が同法案を骨抜きにした」などと断定、これらの報道について厳重に抗議し、謝罪および訂正記事の掲載を求めた。
11月26日  中華人民共和国、「白紙革命」「白紙運動」が起きる。
 2022年11月26日から12月頃まで続いた、各地で白い紙などを持って集まり、中国共産党のゼロコロナ政策に対し、抗議の意を示そうと自然発生的に起きたデモ活動、一連の抗議運動である。「習近平は退陣せよ」など、公然と体制批判まで行われる異例の事態となった。 こうした抗議活動は首都 北京をはじめ各地に広がり、参加した若者などが無言のまま抗議の意思を示す白い紙を掲げたことから「白紙運動」と呼ばれ、「1989年の天安門事件以来の出来事」となった。各地で広がった抗議活動では、参加した若者などが当局に相次いで拘束された。
 その後、習近平指導部は「ゼロコロナ」政策を急遽終了させたことで、表立った抗議活動は見られなくなった。
11月28日
 顕正会、11月度総幹部会 本部会館で開催、「台湾有事のとき日本は存立不能
 浅井昭衛会長「もう三百万ちかくになると、顕正会の存在を、多くの人々が知るようになって来ましたね。一流経済誌の週刊「東洋経済」は10月8日号で「宗教問題」の特集を組み、その中で、日本における主な宗教団体13のリストを掲載しておりましたが、これを見て驚いた。なんと顕正会が第4位になっていたのです。顕正会より上位だったのは、創価学会と幸福の科学と立正佼成会の3つだけだった。だがこの3つはいずれも教義も会員数もすべてデタラメ、カネ集めだけが目的の邪教である。しかも今や衰退しつつある。唯一の成仏の大法たる日蓮大聖人の三大秘法を力強く弘通しているのは、顕正会だけです。まさに顕正会だけが、日蓮大聖人の大恩徳を高々と掲げ、日本国を独走しているのであります。…
 私は急いでおります。なぜか。日本の亡国が刻々と迫りつつあるからであります。その原因は、この国に日蓮大聖人の三大秘法ましますといえども、日本の人々は未だに信ぜず背き続けている。さらに最も重大なことは、正系門家が御遺命に背き師敵対に陥ってしまったことです。…
 以上、これら中国・ロシア・北朝鮮という共産主義国家は、十界論でいえばまさに修羅界の国家であります。いま日本は、これら残虐きわまる中国・ロシア・北朝鮮に取り囲まれているのです。…
 大聖人様はお待ちあそばす。早く三百万大法城を築き、広布最終段階の大事な御奉公を命かけて貫き、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」(「顕正新聞」第1599号「他国侵逼」特集号 )
11月30日  中華人民共和国、元国家主席の江沢民が死去、享年96歳。
(※ 江沢民は、天安門事件(1989年)直後に中国共産党総書記となり、1993年に国家主席となった。1998年の来日の際、日本側に「侵略を反省していない」と「歴史の直視」を高圧的に求め、宮中晩餐会でも日本側を「教訓」し非礼な振舞をした。東欧の民主化やソ連崩壊の影響が自国に及ばないよう、共産党統治の正統性を国民に認識させるため "愛国教育"と"反日教育" を推進した。各地に日本軍の残虐行為宣伝の展示を建設して中国国民の反日感情を高め、2005年と2012年に各地で吹き荒れた大規模な "反日デモ" の下地を作った。日中関係を後退させた元凶であり、その責任は大きい。櫻川 記 )
12月2日  創価学会、池田大作名誉会長と原田稔会長、江沢民元国家主席氏の死去に際し、それぞれ弔電を送った。名誉会長は弔電で「国家指導者として幾多の困難に立ち向かい、人民の幸福と国の発展に尽くした事績」に言及、「その遺志が継承されゆくことを望む」とした。
(※ 江沢民国家主席は1998年8月、外交当局者の会議で「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」と指示している。櫻川 記 )
12月 日
 宗門、12月度広布唱題会の砌(総本山客殿)早瀬日如管長「申すまでもなく、折伏誓願の達成は、私どもが御宝前に固くお誓い申し上げたことでありまして、何があっても反故にすることなく、講中一結・異体同心し、一日一時なりとも無駄にせず、全力を傾注していかなければなりません。… 私どもは改めて年頭に御宝前に誓った折伏誓願は、講中の総力を結集して達成しなければならない大事な目標であることを確認し、時を惜しまず、誓願達成へ向けて折伏を行じ、「つたなき者」との汚名はなんとしても避けなければなりません。… 特に現今の世情を見ますと、新型コロナウイルス感染症によって末法濁悪の世相そのままに、混沌とした状況を呈しておりますが、この混迷を脱却するためには、一人ひとりが『立正安国論』の御聖意を拝し、妙法広布を目指して、破邪顕正の折伏に立ち上がることが最も肝要であります」(「大日蓮」第923号 )
12月7日  中華人民共和国、ゼロコロナ政策撤回。
 市民の鬱積した不満を無視できなくなった習近平政権は12月7日、自宅隔離の容認など防疫措置の大幅緩和を明らかにし、事実上のゼロコロナ政策撤回に追い込まれた。この方針転換は、感染者のさらなる急増を招いた。急な政策転換に加え、オミクロン株の感染力が高かったため、市中感染は急拡大した。
 突然の政策転換で、一般市民だけでなく医療現場も、十分に準備する時間が与えられなかった。激流のように押し寄せる患者の対応と、院内感染で医療崩壊となり現場は混乱の極みとなった。
 2023年1月13日、中国メディア「経済観察網」は「北京大学の推計では、中国全土で総人口の6割を超える、9億人以上の感染があった。これは過去3年間の、全世界の感染者の合計を、超える数字だ」と報じた。
12月16日  政府は国家安全保障会議(NSC)と臨時閣議を開き、外交・安全保障の基本方針となる「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の3文書を改定した。
 敵のミサイル基地をたたく「反撃能力」保有を明記、能力行使のために米国製巡航ミサイル「トマホーク」の配備を打ち出した。岸田文雄首相は改定後に記者会見し、「相手に攻撃を思いとどまらせる抑止力となる反撃能力は今後不可欠となる」と説明した。「安保戦略」では「武力行使の3要件に基づき、相手の領域において有効な反撃を加えることを可能とする」とした。今後、トマホークだけでなく、国産の射程距離 1,000キロ超のスタンド・オフ・ミサイル開発を進め、2026年度からの配備を目指す。「防衛戦略」では、8月に中国の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したことに触れ「地域住民にとって脅威」とした。防衛費は、新たな「防衛力整備計画」で、27年度までの5年間の総額を約43兆円とし、現行計画に比べ約1.5倍に増額し、現在の国内総生産比 2%とする目標を掲げた。
12月10日  臨時国会において、「法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律」が成立。
 宗教法人「世界平和統一家庭連合」( 旧「世界基督教統一神霊協会」)による "霊感商法" 等の被害の救済及び防止に向け、これまで勧誘に関して特段の取決めがなかった寄附及び寄附を集める団体について、一定の規制が設けられた。主に寄附行為の取消しにより被害者の救済を図るもので、宗教活動を契機とした家族の問題、宗教二世が抱える問題等の解決は、置き去りにされた。
12月12日  アルテミス計画の宇宙船 オリオン、地球に帰還。宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」で、先月打ち上げられた無人宇宙船が月を周回する25日間の試験飛行を終え、地球に帰還した。アメリカ航空宇宙局(NASA)は次に、宇宙船に宇宙飛行士を乗せた状態で月を周回する計画である。NASAは、2025年を目標にアポロ計画以来となる、宇宙飛行士による月面着陸を目指している。現在のアルテミス計画はトランプ政権下で決定され、火星有人探査への足がかりとして月に改めて焦点が当てられることになった。バイデン政権は月面着陸の目標時期を2024年から2025年に延期したが、アルテミス計画をそのままの形で進めている。
12月22日
 顕正会、12月度総幹部会 本部会館で開催、「他国侵逼 刻々と迫る
 浅井昭衛会長「私は平成9年(1997)に巨大彗星の出現を見て、「日蓮大聖人に帰依しなければ日本は必ず亡ぶ」と題する一国諌暁の書を表した。さらにその7年後の平成16年、重ねて「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」と題する第二の諌暁書を著し、その冒頭にはこう記した。
「まもなく始まる巨大地震の連発を号鐘として、国家破産、異常気象、大飢饉、大疫病等の災難が続発し、ついには亡国の大難たる自界叛逆と他国侵逼が起こる」と。
 そしてその7年後の平成23年(2011)3月11日、日本の観測史上最大と言われる「マグニチュード9.0」の超巨大地震が発生した。東日本大震災です。この超巨大地震こそ、広布前夜の他国侵逼の先兆・第一号鐘であり、巨大地震はいよいよこれから連発するのであります。…
 御遺命に背いた学会・宗門には、もう広宣流布に戦う資格も力もない。大聖人様の御守護により、顕正会の前進は必ず大事に間に合う」(「顕正新聞」第1601号 )
 

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