迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 顕正会、元旦勤行、本部会館および全国87会場で厳修。浅井昭衛会長、「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」の御文を引き、明年の一国諫暁に言及。
 冨士「年頭の辞」、浅井昭衛会長「日本には時間がない」、「思えば二十一年前、学会と宗門は癒着して国立戒壇の御遺命を破壊し、諫める顕正会を死罪に等しき解散処分に処した。だが今や、両者は泥沼のごとき抗争に陥り、折伏弘通も全く止まってしまった。しかるに死罪を受けた顕正会はいま、ひとり、大地ゆるがす広布の大行進をなしているのである。これほどの不思議があろうか。まさしく御本仏の御守護以外にはない。大聖人が、御遺命を守り奉った顕正会をして立たしめ、戦わしめておられるのだ。
 而して日本を見るに、一瞬にして首都圏を漕滅させ、一瞬にして日本経済を崩壊させ世界恐慌をも招くであろう巨大地震は、刻一刻と近づきつつある。また北東アジアはキナ臭さを増し、台湾海峡と朝鮮半島では、いつ戦争が勃発するかも知れぬ事態になっている。他国侵逼の影は、日ごと歳ごとに濃くなりつつあるのだ。これらの諸情勢を見るに、六年後の "十万人の国会請願" の前に、どうしても、その前段階の諫暁の戦いを、もう起こさなければならない。私はそれを、五十万達成の時と決意している。この五十万は、平成九年の前半までに必ず成し遂げる。もう日本には時間がないのだ」と。
 冨士、時の話題、小泉修「東海大地震刻々と迫る②」掲載。
 冨士、特別レポート③、土屋誠「共産党・宮本書記長宅の盗聴事件」掲載。
 冨士、時の話題、小泉修「音もなく忍び寄るエイズの恐怖」掲載。
1月1日  創価学会、大白蓮華「巻頭言」、秋谷栄之助会長「学会員はこの五年間、反仏法・反社会の日顕宗との精神闘争、反人権・反『信教の自由』の邪悪な勢力との精神闘争に、すべて勝利してきました。今や、創価学会の"開かれた対話"こそ、日本の人権運動の大きな柱として評価される時代になりました」と。(「同」1月号 )
 第三文明、「日蓮大聖人の思想と生涯」において、大聖人の御名を呼び捨てにする。(「同」1月号 )
 創価学会ホームページ「SOKAnet」開設。
1月2日  香港誌「北京の春」、中国共産党が内モンゴル独立に強い警戒感を募らせていることを示す内部文書を掲載。
1月5日
 顕正会、顕正新聞、新春紙上座談会。浅井昭衛会長「いま何よりも心に懸かることは、戒壇の大御本尊様の御安危である。東海大地震と首都圏直下の大地震、これこそ最も恐るべきものなのだ。遠からず、必ずくる。だから私は『早く免震構造の新御宝蔵を』と云っているのである。それが間に合わなければ、大御本尊様をお守りするだけの、小さな免震仮御宝蔵だけでもすぐ建てなければいけない。御開扉のことなどは考える必要がない。恐れ多いではないか。日興上人・日目上人の上代には御開扉などはなかったのだ。ただ広布の時を待って、秘蔵し奉っていたのである。その御精神を思えば、営利の具とするようないまの御開扉は、いかにも恐れ多い。大聖人様の御意に叶わない。ただ秘蔵し奉って死身弘法しなければいけない。何よりも喫緊の大事は、戒壇の大御本尊様を大地震よりお守りすることだ。これこそ一閻浮提第一の大事ではないか。阿部管長はいったい何をやっているのか。私は深い鬱念と憤りを持っている。…
 宗教の正邪が個人の幸不幸、国家の盛衰に根本的に影響を持つことが認識できたら、邪教を取締り正法を擁護することは、国家の義務となる。これが立正安国論に説かれる守護付嘱である。いま富士大石寺を除いて、他の一切は亡国・堕獄の邪法である。戒壇の大御本尊以外に成仏の法はない。ゆえに一切の邪法を捨てて、戒壇の大御本尊を守護し奉る。すなわち国立戒壇を建立する。このことに目覚めた宗教法人法こそ、究極のものだと私は思っている。これを目指して諌暁するのが、顕正会の使命である。明治憲法は国家神道という毒を取り入れていた。現行憲法は毒を捨てたが薬も用いない。そして広宣流布の時の憲法は三大秘法の薬を用いる。これが時代の大きな流れである。まさに今はその過渡期にある。…
 すでに諸天は日本を捨離している。だから三災七難は、年を逐って激しくなる。日興上人が申状に仰せのごとく『法華本門を建てられざるの間は、国土の災難日に随って増長し、自他の叛逆歳を逐うて蜂起せん』ということになるのである。私がいま最も恐れ憂えているのは、巨大地震と他国侵逼である。その足音が、聞こえてくるようだ。私は五十万達成が、次の大きな節だと思っている。この五十万を、来年平成九年の前半までには、必ず成し遂げる。十万人の国会請願の前に、どうしてもやっておかねばならぬことがある。それを、五十万達成と同時にやろうと私は決意している。日本に、もう時間はない。だから急ぐのである」と。(「同」1月5日号 )
(※ 浅井昭衛会長が「すでに諸天は日本を捨離している」と断言して、令和4年現在、すでに26年が過ぎている。浅井会長の "脳内妄想" かもしれないと、顕正会員は検証してみた方がよいだろう。櫻川 忠 )
1月5日
 顕正会、新年幹部会、本部会館で開く。浅井昭衛会長「これから年々、新尼抄に仰せの一つ一つが事実となってくる。私は新尼抄の仰せを拝するとき、『もう日本には時間がない』ということを、ひしひしと感じる。ここに御遺命を守り抜いた顕正会こそ、大聖人様のお遣いとして、聞こうと聞くまいと、全日本人の耳に御本仏の立正安国の師子吼を聞かしめなければならない。その立正安国の師子吼とは何か。『日蓮によりて日本国の有無はあるべし』ということである。......
 この大聖人の重き仰せを、日本に大災難の起こる前に、全日本人に告げ知らしめなければならない。前もって言っておけばこそ、事の起きたとき、人々は始めて気がつくのである。このことこそ、十万人の国会請願の前に行なうべき、第一段階の国家諫暁であると、私は心している。顕正会の御奉公は、常に折伏によって、その道が開かれている。明年五十万達成のとき、いよいよ国家諫暁の第一段階の戦いは始まる」と。
(※ この "十万人の国会請願" は、どこに行ってしまったのか …。その釈明は、耳にしたことがない。櫻川 忠 )
1月5日  村山富市首相、突如辞任。
「私は、本日、内閣総理大臣を辞任することを決意いたしました。… この一年半というのは、最初の半年は主として税制改革やら、年金改革やら、あるいは政治改革といったような問題について決着をつけるべく努力をしてまいりました。年が明けてから、昨年になりましてから、これまた思いがけなく一月十七日には阪神・淡路の大震災がございました。六千人を超える方々が亡くなられた。このことは私の脳裏から離れません。… また、三月には地下鉄サリン事件等、一連のオウム事件がございました。…
 当面する内外の諸問題についても積極的に取り組んでいただきたいという思いで私は新たな年に、新たな出発をしてもらうという意味で、人心一新を図りたいというふうに決意をしたところでございます。なお、これまで一年半、今まで申し上げましたような難題を処理出来たのは、何と言っても三党連立政権ががっちりとスクラムを組んで、お互いに主張すべきは主張し合い、忌憚のない議論を深めながら合意点を見出して政権を支えてきた、その基盤が大きな力になったということは申し上げるまでもございません」( 村山内閣総理大臣「記者会見」)
1月11日  橋本龍太郎自民党総裁、第82代内閣総理大臣に就任。自社さ連立による「第1次橋本内閣」が発足、施政方針演説では「強靭な日本経済の再建」「長寿社会の建設」「自立的外交」「行財政改革」の4つを、最重要課題として挙げた。
1月14日
 顕正会、教学部、四級試験 (立正安国論)・五級試験 (南無日蓮大聖人)、全国74四会場で施行。四級試験に 1,777名、五級試験に 2,416名が受験。
1月15日
 顕正会、成人式、本部会館で行う。浅井昭衛会長「人類の危機は、いよいよ二十一世紀の第一四半期に来る。これはもう誰人も避けることができない。この重大な時に御奉公をすべく、皆さんは生まれ合わせているのである。よってこの中から、本物の人材が数多く出てくるということを、私は確信している。広宣流布は青年の情熱によって成し遂げられる。ゆえに御在世を拝見しても、大聖人様がいかに青年の純粋な信心を大事とおぼしめされたか。大聖人様は、たとえ若かろうとも、地位はなくとも、貧しくとも、命かけて御本尊を信じ広宣流布に戦う者を、何よりも大事とし、尊重あそばされたのである。...... 皆さんも、上野殿のごとく、大聖人様から『法華経の行者ににさせ給へり』とのお賞めを頂くような、強い信心に立ってほしい」と。
1月21日
 顕正会、教学部、登用試驗 (折伏理論解說書 第一章~第八章)、全国81会場で施行。5,952名が受験。
1月24日
 顕正会、1月度総幹部会開く。(川口総合文化センター)
 浅井昭衛会長「顕正会の一貫不変の伝統精神と、その不思議な歴史をよく知ってほしい。顕正会の一貫不変の伝統精神とは何か。これ、日蓮大聖人に対し奉る忠誠心以外にはない。顕正会の不思議な歴史とは何か。これ、御遺命のゆえに解散処分を受けた顕正会が、ついにいま正系門家を代表して一国に御遺命の正義を顕わす立場になったということである。…
 顕正会三十九年の歴史には、過去六つの大きな節があった。一には発足、二には試練と忍従、三には御遺命守護の戦い、四には解散処分、五には誑惑崩壊、六には出陣式、そしていま七つ目の大節である一国諫暁の時を迎えんとしている。…
 私は来年から始まる一国諫暁の戦いこそ、顕正会三十九年の歴史の中で、最も重大なる御奉公であると、心に決めている。顕正会の御本公は、常に折伏によってその道が開かれてきた。死身弘法なくしては、すべてが戯れ言となる。顕正会は『口舌の徒』となることを、大聖人様に恥じてきた。五十万達成への折伏の真心が、一国諫暁への道を開く」と。
 男子部幹事に、斎藤暢・浅井城衛・矢島孝一・黒川昌宏・松野稔任命さる。
 女子部幹事に、河野尚子・大沼美和・早川由美一子・小川久美子任命さる。
(※ "十万人の国会請願"、"平成25年までに一千万を成し遂げる" など、立派に浅井昭衛会長は "口舌の徒" である。櫻川 忠 )
1月24日  創価学会、阿部日顕管長と日蓮正宗を「学会中傷の虚偽文書を配布した」として名誉毀損で提訴、二億円の賠償と全国五紙に謝罪広告の掲載を要求。
1月30日  静岡地方裁判所、遺骨を紛失した妙盛寺・有川岳道住職に対し、慰謝料の支払いを命令。
1月30日  中外日報、「露見する数々の反社会的行為」と題し、妙観講(大草一男)の盗聴事件を報道。
2月1日
 顕正会、富士「巻頭言」、浅井昭衛会長「開目抄の実践
「『開目』とは、目を開かしめること。目を開かしめる目的は、ものを見さしめるところにある。では大聖人は、何を一切衆生に見さしめ給うたのであろうか。それは末法の全人類を救わんと久遠元初の自受用身、大悲願力を起こして末法の日本国に出現す、この本仏・日蓮大聖人に背くとき、人も国も亡びる、ゆえに仰いで本尊とすべし、ということである。…
『日蓮によりて日本国の有無はあるべし』とは "日蓮大聖人の仏法を立てなければ、日本は亡ぶ" ということである。御本仏のこの重き仰せ、すでに御在世には大蒙古の責めとなってその徴を現わしているではないか。そしていま、広宣流布の前夜を迎えて、再びこの仰せは事相とならんとしている。今こそ、全日本人の目かしめ、日蓮大聖人の厳たる主徳と大慈悲を知らしめなければならない。全顕正会員の、慈悲と勇気と忍耐に満ちた一対一の折伏こそ、まさに大衆の目を開かしめる開目抄の実践である。そして、この弘通の赤誠五十万に達するのとき、一国に対する開目の諌めがなされるのである」と。
2月4日
 顕正会、日曜勤行、「三災は徐々にその姿を現し始めた
 浅井昭衛会長「食料危機と流行病と戦争の三災は、まさしく人類を滅ぼす三つの要因であります。… 既に今、地球的規模で三災は徐々に起きつつある。… まず疫病を見れば、現代の疫病とはまさしくエイズです。… それから食料危機。これも近年の世界的な異常気象により、徐々に現れてきました。… それから戦争。日本は戦後50年間、卑屈な程の謝罪外交を続けてきた。ことに中国と韓国に対しては、何を言われても謝ってばかりいた。そうすることが、平和に繋がると思ってきたからでしょう。しかしこのところ、互いに譲ることのできない、深刻な争いの火種が起きてきた。それが領土の問題です。…
 まさに飢渇・疫病・合戦の三災は、徐々にその姿を世界に現し始めてきたではないか。そしてこの三災の嵐は、やがて日本に集約して現れるのであります。この三災より日本を救うのは、もう広宣流布以外には断じてない。そこに、正系門家の中に、顕正会という団体が現れたのであります」(「冨士」第374号 )
2月4~5日  中華人民共和国、尖閣諸島近海で油田を試掘。
2月5日
 顕正会、二月度御書講義、「立正安国論」を拝読。(全国349会場)
 浅井昭衛会長「本年最初の御書講義は、どうしても『立正安国論』を拝読させて頂きたいと思っていた。… 今こそ、御本仏の立正安国の師子吼を、全日本人の耳に入れしめなければいけない。日蓮大聖人の使いとして、立正安国論に仰せの災難がこれから起こるのだということを、前もって告知しなければいけない」と。
2月5日  創価学会、池田大作名誉会長、キューバ共和国・ハバナ大学より「名誉文学博士」を贈られる。
 池田大作名誉会長、中華人民共和国の新輝芸術団を招き「これからも全力を挙げて『永遠の日中友好』のために尽くす決心です」と。
2月7日
 宗門、東京地方裁判所で "シアトル事件" の反対尋問を行う。
2月7日
 顕正会、第二祖日興上人御報恩勤行会、本部会館で厳修。
 浅井昭衛会長「いま日興上人の弘通の足跡を偲べば、まさに驚嘆に値する。その教域は、北は東北から南は四国・九州まで、実に二十都府県にも及ぶ。この大情熱は、いったいどこから出てくるのであろうか。これまさしく日興上人そして日目上人の、大聖人様に応え奉らんとする御信心以外にはない。かくて "広宣流布を朝夕近し" と熱願される鉄をも溶かす大情熱が、この驚嘆すべき死身弘法となったのである。そして今、人類は危機の時を迎えている。この時に当たって、顕正会の中にまた、日興上人御門下の弘通を彷彿させるごとき情熱がたぎり、若き俊秀は全国を駆けめぐり弘通を展開している」と。
2月8日  創価学会、聖教新聞、「『立正安国論』に学ぶ」。「仏国とは、生命尊厳の理念に貫かれた社会であり、生命を最高に尊重していく平和な社会ともいえる。… 『実乗の一善に帰せよ』とは法華経で説かれる,一人一人の人間が主人であり、主である、との人間主義を根本とせよ、と教えられている」と。
2月10日
 顕正会、高崎事務所、全日開館となる。
2月11日  創価学会、「戸田記念国際平和研究所」発足。
2月15日  週刊新潮、池田大作"信平強姦事件"を報道、「北海道婦人部幹部・信平信子の手記」掲載。(「同」2月22日号 )
2月15日  創価学会、新潮社を訪れ池田大作名誉会長の記事につき、厳重抗議。
2月19日  創価学会首脳 (秋谷栄之助・野崎勲・山崎良輔)、新進党と都内料亭で会談、新進党一辺倒の協力体制の方針を転換する旨を示唆。
2月21日  創価学会、谷川桂樹(青年部長)、一級研究例会の席で「釈尊の理念をより鮮明に、現実社会に展開する好機が到来した。...本当のの仏教、平和主義、人間主義とは何かを示す学会の教学運動は、釈尊の戦いが支配的イデオロギーとの闘争であったのと同様に、日本の精神風土を根底から変革する戦いに通じる」と。
2月22日  週刊新潮、再び池田大作名誉会長の「強姦事件」を報道。(「同」2月29日号 )
2月23日
 顕正会、2月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、2月度折伏成果 6,428名。
 浅井昭衛会長、日中・日韓の領土問題、食糧・資源を求めて領土拡張をはかる中国の国家戦略等、緊迫の度を増す北東アジア情勢を指摘し「所詮、日蓮大聖人の仏法を立てない以上は、磁石が鉄を吸うごとく、日本は自然と隣国の責めを受ける。ここに、一国諫暁を決意した所以がある。…
 顕正会がいよいよ大聖人様に応え奉って一国諫暁に立たんとするその前夜に、彗星が出現するということは、まことに不思議である。私は、時の到来を諸天知らしむるものと思っている。もう御本仏の立正安国の師子吼を、どうしても全日本人の耳に入れしめねばならぬ時が、まさに来ているのである」と。
2月23日  信平信子(強姦事件の被害者と称す)、乙骨正生(反創価学会ルポライター)に伴われ、記者会見を開く。
2月24日  創価学会、本部幹部会、秋谷栄之助会長が池田大作名誉会長の「強姦事件」報道に反論。「俗悪週刊誌等を利用して、勝手に作り上げた『虚像』を無責任に撒き散らし、広めていく。......今回の『週刊新潮』のでっち上げ記事の背後には、例によって、山崎正友、竜、乙骨某など退転者の輩が蠢いている」と。
2月29日  週刊新潮、第三弾「信平の手記」を掲載、聖教新聞の反論に反論。
「2月25日付の聖教新聞には、なんと私の後輩である函館の石田道子・婦人部長が大要、こんなことを語っているのです。… この石田なる婦人部長は後輩ですからよく知っていますが、なんでこんなすぐわかってしまうデッチ上げを喋ってしまったのでしょう。私は怒りを通り越して哀れさえ覚えています」(「同」3月7日号 )
2月29日  創価学会、週刊新潮に対し「ウソをもとに、人権侵害・名誉毀損を平然と重ねる新潮社は、もはや日本言論界の恥」と抗議。
2月 日
 宗門、妙観講が秋元広学師の私生活を盗聴したテープが、宗内に出回る。
3月1日
 顕正会、冨士「時の話題」、小泉修「世界を襲う異常気象!!」掲載。(「冨士」第374号 )
3月1日  創価学会、第三文明、多賀雄司・創価学会副青年部長「仏教の寛容性は他宗教を活かす」を掲載。(「同」3月号 )
3月4日  創価学会、謀略紙「勝ち鬨」、「暴かれた色魔と盗聴魔・大草一男の正体」の連載を開始。
3月5日
 顕正会、3月度御書講義、「四条金吾殿御返事」を拝読。(全国357会場)
 浅井昭衛会長「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給ふべし」との御金言につき「私はこの御金言を拝するたびに思い出す。昭和三十二年八月、顕正会発足のとき、『法華経に勝る兵法なし』という題で私は講演をした。『顕正会は小手先の小細工は一切使わない。ただ大聖人様の御目のみを恐れ、裏も表もない信心・忠誠心で進む』と述べた。以来、三十九年間、いまこのことをつくづくと実感している。謀略の限りを尽くしてきた学会は、謀略がかえって我が身の破滅を招いているではないか。宗門も同じである。共に大聖人様の御目を忘れ、我が身のことばかり計って、罰を受けている。日興上人・日目上人のお振舞いを見よ。常に大聖人の御心に叶うことだけを見つめ、身を捨てておられるではないか。顕正会は終始一貫、いま「大聖人様ここにましませば、何を命じ給うか」ということだけを思い、一筋の忠誠を貫いてきた。ゆえに"不思議の御守護"を頂くのである」と。
3月5日  中華人民共和国、全国人民代表大会で尖閣諸島の領有権を主張。
3月8日
 宗門、岐阜布教区親教、阿部日顕管長「(一期弘法付嘱書を引用) この『国主』というのは、国の主、すなわち人的存在であります。国が戒壇を建てるということではないのであります。いわゆる、国主が正法を信じ、その上からの因縁によって戒壇が出来るということの御指南であります。ところが今日において、天皇は既に日本国家の象徴という立場になっております。憲法の上からいっても、天皇の行う国事の内容は定められておりますし、特に宗教という形の上における在り方は、憲法においてございません。そのようなことからも、末法万年の民衆を救うところの正法はあくまで大聖人様の大法であるけれども、これを正しく弘宣し、実践していく姿は、その時代によっておのずから異なる意味が出てくるのであります」と。
3月8~15日  中華人民共和国人民解放軍、台湾南北二ヵ所の沿海海域でミサイル実弾演習を実施。
3月10日
 顕正会、女子部大会、国立横浜国際会議場で挙行、千名が結集。「明年七月、敢然 一国諌暁に立たん」、"女子部旗" 授与が行わる。
 浅井昭衛会長「本日こそ、日本一の会場で開催された、日本一の顕正会女子部の歴史的大会ともいうべきであります。…
 では、このような修羅の軍事超大国をここまで育て援助してきたのは、一体どこの国なのか--。言うまでもない、それはこの日本であります。日本は日中国交回復を機に、中国に求められるまま、へつらうようにして毎年膨大な経済援助を続けてきた。日本が差し出すこの金が核兵器開発に使われ、あるいはミサイルに化け、いま台湾を脅かし、やがて日本を圧伏せんとしているのであります。では日中国交回復の時、日中両国政府の橋渡しをしたのは一体誰なのか。それは、創価学会の池田大作であります。…
 日本国は七百年前に大聖人様の御頸を刎ね奉る大罪を犯して未だその罪を償わず、いまなお一国一同は三大秘法を捨てて顧みない。加えて正系門家は誑惑の正本堂に戒壇の大御本尊様を居え奉ったまま、この不敬を未だに続けている。ゆえに諸天はこの国を捨て、ために国土の災難は歳を逐うて激しくなり、ついに他国侵逼も事実となるのであります。…
 正系門家の中で御遺命を守り奉った顕正会こそ、大聖人様の使いとして、やがて首都圏を襲う大地震ののち他国侵逼があることを、そして日蓮大聖人の仏法を立てなければ日本が亡ぶことを、全日本人に告知しなければいけない。信じようと信じまいと、聞こうと聞くまいと、前もって言っておけばこそ、事が起きたとき、人々は始めて、日蓮大聖人様の御威徳と大慈大悲に気づくのであります。私はこの一国諫暁の御奉公を、明年の七月、立正安国論の月に断じて為すべきと、心に決めております。ゆえに前々から『五十万達成は明年六月まで』と言っていたわけであります。大聖人様は "口舌の徒" には、一国諫暁の資格をお許しにならない。御遺命のゆえに死罪に等しい解散処分を受けた顕正会が、この弾圧を乗り越えて五十万の死身弘法を成し遂げたとき、大聖人様は始めて、一国諫暁の資格をお与え下さるものと、私は深く拝し奉っております。…
 顕正会の女子部は、まさしく地涌の流類の集団であります。私は顕正会の女子部を、誇りに思っている。広宣流布は、決して遠い未来ではない、遠い将来ではない、もう眼前であります」と。(「冨士」第375号 )
3月11日  アメリカ合衆国、ベトナム戦争以来の大艦隊を台湾海峡に派遣。
 中華人民共和国・銭其琛外相、「台湾は中国領土であり、アメリカの保護領ではない」と、米の空母派遣に激しく抗議。
3月14日
 宗門、解体中の大客殿で火災発生、千六百平方メートルを延焼。
3月14日  創価学会、池田大作名誉会長、香港大学から「名誉文学博士」を受ける。(池田大作の名誉博士号は35個目)
3月16日  創価学会、池田大作「法華経の智慧 ―― 21世紀の宗教を語る」(第一巻)を発行。
「池田大作が法華経の哲理をダイナミックに展開。創価学会教学部長らと縦横に語らいながら、日蓮大聖人の仏法の奥底に迫り、法華経の全体像、二十八品それぞれの意義、経文が示している元意など"人類の教典"の真髄を明かす」(「MARK」)
3月18~25日  中華人民共和国人民解放軍、陸海空三軍合同の軍事演習を台湾海峡北部海域で実施。
3月19日  中華人民共和国、江沢民総書記、中央政治局常務委員会委員(チャイナ・ナイン)を召集、新疆の統治を安定的に維持する問題に関し、「新疆の安定を維持するための中共中央政治局常務委員会会議紀要」(中発【1996】7号文件)を発布、新疆ウイグル自治区での "ジェノサイド" を承認した。長年にわたり、新疆ウイグル自治区の統治・鎮圧に携わってきた、王恩茂(おうおんも)の意見が反映されている。
3月26日
 顕正会、3月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、3月度折伏成果 5,250名。
 浅井昭衛会長「三月は、仏法上の重大事が相次いで起きた」として、巨大地震との関連が指摘される河口湖地震、中国の台湾への軍事威嚇、四つの太陽の出現、四百四十年ぶりといわれる大彗星の出現等の現証を列挙し、「これら大彗星等の出現は近き将来、日本が大地震ののち他国に責められることを警告し、また顕正会に一国諫暁の時至るを知らしむるものと、私は考えている。ここに私は、先般の女子部大会において、一国諫暁の時期を明年七月・立正安国論の月と定め、その資格を大聖人様から賜わる五十万達成を、その前月の六月と決めたわけである。この一国諫暁の大事な御奉公は断じて遅らせてはならない。大聖人様は顕正会の前進をお待ちあそばす」と。
3月25日  百武彗星、地球に大接近。
「百武彗星は、1996年1月31日に日本のアマチュア天文家 百武裕司によって発見された。… 発見から2ヶ月後の同年3月に、地球に非常に近い距離を通過した。… 過去200年間で地球に最も近づいた彗星の一つである。このため、地球から見た彗星の光度は非常に明るくなり、… ヘール・ボップ彗星を一時的に凌ぐこととなった。しかし、百武彗星が最も明るかった期間はわずか数日間に終わった。3月25日に百武彗星は地球に最接近した。最接近時には夜空を非常に速い速度で移動し、彗星の明るさは約0等で尾の長さは80度に達し… 満月のほぼ4倍の大きさに見えた」(「Wikipedia」)
3月26日  大韓民国、竹島に本格的な埠頭の建設を開始。
3月30/31日
 宗門、法華講連合会春季給登山、結集人員二万八千余名。
4月1日
 顕正会、冨士、解説「日中国交回復と創価学会・池田大作の関わり」(J)掲載。
4月6日
 宗門、御霊宝虫払大法会、阿部日顕管長、海外信徒と面会のおり客殿取り壊しについて釈明。
「神戸の震災を契機として、また、この東海地方に大地震が起こるということが以前から言われていることもあり、総本山内の諸堂宇の安全性等を調査した結果、種々の状況を鑑みて、今回、客殿を新築をすることにいたしました。......大客殿の屋根は一万一千五百トン(※)ありました。ピンとこないかも知れませんが、今回、新築される新客殿の屋根の重さは一千トンですから、いかに大客殿の屋根が大きく重いものだったかお解りいただけると思います。そういった状況のもと、御本尊様をお護りする上から、また、参詣の御信徒の安全を守る上から、大客殿を取り壊し、新築することにしたのであります」と。
 同法要中において、「紫宸殿の御本尊」を「師資伝授の御本尊」と改称する旨を発表。
(※ 正本堂の屋根の重量が、二万トンであることは言及せず )
4月7日
 宗門、新客殿、起工式を行う。
4月8日
 顕正会、「女子部大会」ビデオ放映開催。(全国380会場)
4月16日  ウィリアム・ジェファーソン・クリントン米大統領、来日。日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)を策定し、冷戦後における日米同盟の新たな定義付けを行った。
 秋篠宮文仁親王殿下、公務を拠ちナマズ研究でタイへ。
4月17日  創価学会、聖教新聞、船守弥三郎許御書を "日蓮大聖人の『人権宣言』"と位置づけ、「他の人々を最も尊敬できる人、その人こそ仏です。仏とは『最高に人を敬う人』なのです。この『人間尊敬』を広めるのが広宣流布です」と。
4月26日
 顕正会、4月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、4月度折伏成果 5,899名。
 浅井昭衛会長「御遺命のゆえに死罪に等しい解散処分を受けた顕正会が、今やついに、宗門全信徒より多くなった。しかも彼らは異体異心の烏合の衆、これは御遺命を奉ずる鉄石の集団。また彼は老人ばかりの檀徒集団、これは若き情熱に燃える仏弟子の集団。いつの間にか立場が逆転してしまった。こんな不思議なことはない。これこそ大聖人様の御仏意以外には考えられない。この現証こそ、大聖人様が顕正会に『正系門家を代表して立正安国の大精神、御遺命の正義を一国に顕せ』と御命令下されているものと、私は拝している。…
 緊迫するアジア情勢を見るならば、他国侵逼が早いのか、顕正会の広宣流布の戦いが早いのか、この一事に、日本の命運が懸かっていると云っても過言ではない。ゆえに五十万は遅らせることができない」と。
4月27日
 顕正会、妙信講初代講頭先生・第十三回忌法要、本部会館で厳修、「強盛の信心で顕正会の基礎築く」。浅井昭衛会長、顕正会の基礎を築かれた初代講頭先生の生い立ちからご臨終に至る信心一筋の御一生について講演、最後に次のごとく述べた。
「私は昨年、父から譲られた御本尊に万一のことがあったら申しわけないとの思いから、大地震に備えて耐震・耐火の持仏堂を造った。私はこの御本尊様を顕正会の源流だと思っている。そして昨年五月、その持仏堂に御遷座申し上げたとき、改めて御本尊の脇書きを拝見した。授与の日付は『昭和八年六月大吉日』と記されている。今から六十三年前のことである。
 このとき私の胸にこみ上げてきた思いがある。それは――この六十三年を十一回繰り返し遡れば、大聖人様の御在世に着くではないか。七百年前などというと遠い昔のように思うが、御在世はつい昨日のごとくだ。その御在世に、日本国は大慈大悲の御本仏の御頸を刎ね奉ったのである。この身の震えるような大罪。日本人はすべてこれを知らない、忘れている。この大罪、いかで現当に逃れようか。ゆえに御在世には、あの大蒙古の責めがあった。そして日興上人・日目上人は、大聖人様の御心のまま、身命を捨ててこの大事を知らせるべく国家を諌暁あそばされた。ところが今、依然として一国が大聖人の仏法を捨てているだけではない、これを諌めるべき立場の正系門家が、国立戒壇の御遺命を捨て、誑惑の正本堂に戒壇の大御本尊を居え奉る不敬を続けている。大聖人の御法魂を辱め奉る、これより甚だしきはない。ゆえにいま、天変地夭はしきりと起き、他国侵逼の影が日本に迫ってきているのである――との思いであった。
 ここにいま、顕正会は大聖人様の御命令を感じて、一国諫暁の大事な御奉公に立たんとしているのである。こんなに有難い御奉公はない。これほどの功徳はない。大聖人様は報恩抄に『されば花は根にかへり、真味は土にとどまる』と。もししからば、顕正会のこの御本公の功徳は、ことごとく初代講頭先生の御身に集まるに違いない。さればこの御奉公を以て、顕正会の基礎を築いて下さった初代講頭先生に対する、我ら遺弟一同の報恩謝徳とさせて頂こうでいないか」と。(「冨士」第376号 )
4月28日
 顕正会、立宗御報恩勤行会、本部会館で奉修。
 浅井昭衛会長、報恩抄の一節を引き「全地球上そして未来水遠という大化導は、大型人様の大悲願力によって成就される。そして大聖人の大悲願力は、地涌の菩薩を次々と出現せしめられることと、諸天に申しつけて客観状勢を作らしめ給うことによって現れるのである。――いま三毒強盛の私たちが、難信難解の御本尊を信じ広宣流布に脳を砕くようになれたのも、ことごとく大聖人様の大悲願力のゆえである。大聖人様の大悲願力によって、無数の仏弟子が立って広宣流布のお手伝いをするのである」と。
4月 日
 宗門、駒井専道師、仲居更迭。
5月8日
 宗門、阿部日顕管長、法華講富士会館安置の「願主・池田大作」(細井日達管長書写)の本尊を撤去、自筆本尊と替えさせる。
5月8日  ダライ・ラマの主治医、中華人民共和国によるチベット弾圧を非難。
5月11日  中華人民共和国、対台湾の軍事力行使を合法とする "国防法" 草案を策定。国防法は、翌年(1997年3月14日)第8期全国人民代表大会で採択、即日施行された。
5月12日
 顕正会、日曜勤行、「『つたなき者』になってはいけない
 浅井昭衛会長「いまの宗門を見てごらんなさい。つい三十数年前までは、日蓮正宗の僧侶すべて「国立戒唱こそ大聖人の御遺命」と、口を揃えて言っていたではないか。ところが、ひとたび池田大作が国立戒壇を捨て、時の法主がこれに同調するや、たちまりにして「国立戒壇などは本宗の教義ではない」となってしまった。これらの僧侶は、大聖人様への忠誠心よりも、保身のほうが大事だったのです。学会の多数の幹部もまた然り。何と、はかなく、薄っぺらで、つたなき者たちでありましょうか。
 この宗門濁乱の中で、顕正会だけは、御遺命の正義を守り奉り、大聖人様への忠誠を貫き通させて頂いた。顕正会が「つたなき者」とならず、大聖人様への忠誠を貫けること、こんな有難いことはない。嬉しいことはない。この顕正会の一員となった以上、いかなる人も「つたなき者」となってはいけない」(「冨士」第376号 )
(※ 浅井昭衛会長もまた、"保身のほうが大事" になり、"はかなく、薄っぺらで、つたなき者" に成り果ててしまったのではないか...。櫻川 忠 )
5月26日  創価学会、本部幹部会、秋谷栄之助会長「四月会の影でうごめいているのが、あの山崎正友らであり、虚偽と捏造の情報を流して画策し、坊主や政治家をあやつり、学会の前進を阻もうと狂奔している本質を見破り、断じてその野心を粉砕してまいろう」と。
5月27日
 顕正会、5月度総幹部会開く (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、近年の天変につき「立正安国論に仰せの種々の難が、いま一つ一つ事相に現れつつあることは、只事ではない。なぜかといえば、立正安国論には、これらの天変は国土変乱の兆、すなわち他国侵逼の前相として御教示下されているからである。…
 大聖人の御頸を刎ね奉った罰が滅後どのように現れているか。日寛上人は次のように仰せである。『平左衛門は宗祖滅後十二年にして滅亡、また鎌倉の代も宗祖滅後五十二年にして滅亡』と。そしていま、日本国は宗祖滅後七百年にしてまさに亡びんとしている。ここに明年の一国諫暁の大事なることを、よくよく思うべきである」と。
6月1日
 顕正会、冨士、時の話題「『竹島』と『尖閣列島』」(小泉修)掲載。(「冨士」第376号 )
6月2日
 顕正会、日曜勤行、「大悲願力により広宣流布は一時に成る」(「冨士」第377号 )
6月4日
 顕正会、6月度御書講義、「亡国最大事御書」を拝読。(全国340会場)
6月5日
 宗門、顕照寺落慶法要、藤本日潤総監「創価学会では、宗門が次の次の代か、あるいは、またその次の代あたりになれば、学会がまた昔のように宗門に戻れるんだというような話を密かに流して、末端の会員が脱会して宗門に行くのをくい止めようとしておるようでございますが、平成三年の創価学会破門は、永久追放を意味しているのでありまして、再び学会が宗門に戻るようなことは永遠にありません」と。
6月5日  創価学会、創価新報、「日顕よ、血脈相承とはこんなものか!」と題し、「日正上人・日柱上人・御相承関係趣意書」を公表。
6月5日  創価学会元幹部・信平信子、"池田大作に過去三回行暴行された"として、慰謝料7千万円を求めて東京地方裁判所に提訴。
6月8日  中華人民共和国、新疆ウイグル自治区で地下核実験実施。
6月16日
 宗門、夏期講習会登山(二日目)、阿部日顕管長「ありとあらゆる人が、できる限りのウソを言って、最後はスレスレのところでウソ言ってるんですね。ほんで本当の事言っちゃうとマズイから、やっぱりもう、『本当に何を言ってんだろう、あの人の言ってること聞くと、そういうことやったようでもあるし、やらないようでもあるし、それで結局やらないような意味のこと言ってるんだな』ってのはその、そういう言い訳が今の世間の、特に偉い人に多いんですね」「私も絶対にあのー、破和合僧の罪は犯しているつもりはないんです。自分では、ヘッ、......知らず知らずの間に犯してるかどうか分かんないけれども、まー犯してないと思います。…
 いたずらに、そのー信者からの御供養を、葬式法事あったからといって、それをもらって、それでそのー、自分は飲んだり、まっいろんなことして、在家の奴以上に悪い事を陰でしながらですね、仏法の事を何も勤めようとしない、坊主がいると。そういう者は地獄に堕ちるということですね。本宗はそういうのいませんから、そういう人は!......エーイ。ま、いないと思いますから。......いやいや、あー絶対にいないと思います!。…
 僧侶が名誉欲、利益、それを貪るために、その汚い心をもって法を説いて、そしてそのー、みんなから尊敬をされて、それによってあのー、利益を得ようということであります。......見ようによっては、私のことをそう見えるかね?......そういうふうに思っておられる方が、もしあましたら、多少違うんだ」と。
6月21日  フライデー、「法廷に持ち込まれた池田大作名誉会長の『レイプ醜聞』」の特集記事掲載。
6月25日
 顕正会、6月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、6月度折伏成果 8,255名。
 浅井昭衛会長、中距離核ミサイル開発の核実験を強行する中国と、すでに核ミサイル四発を保有したといわれる北朝鮮等の動きを指摘し「これらの諸情勢を見るに、いよいよ他国侵の影がその色を増したこと、誰人も疑うことはできない。このことを、仏法の上から二十余年前から言い続けてきたのは、日本国の中で顕正会だけである。大聖人様は亡国最大事御書において『此の二十余年の間、私には昼夜に弟子等に嘆き申し、公には度々申せし事是れなり』と仰せであるが、いま顕正会は仏弟子なるがゆえに大聖人様の御心を拝し奉り、この重大事を憂え続けてきたのである。大慈大悲の御本仏の御頸刎ね奉った大罰、いま七百年後の日本に漸く現われんとす。そして、その時こそが事の広宣流布の時なのである」と。
 本部会議開く、浅井昭衛会長「外国人の入信」「自宅拠点」「遙拝勤行」につき言及。
6月25日  創価学会、池田大作名誉会長、キューバ共和国のフィデル・アレハンドロ・カストロ国家評議会議長に、創価大学名誉博士号を贈る。
6月30日  第三文明社、「カトリックと創価学会 ― 信仰・制度・社会的実践」(南山宗教文化研究シンポジウム) 発刊。
「宗教間の対話はどこまで可能か。混迷を深める現代世界の中で未来の社会を見すえながら、世界宗教の条件と課題について、縦横に論じ合う白熱の対話」(「MARC」)
6月 日  病原性大腸菌「O157」、列島各地で大流行、感染者一万人にのぼる。
7月1日
 顕正会、冨士、時の話題「立正安国論の仰せ相次ぎ自相に」(小泉修)掲載。(「冨士」第377号 )
7月1日  創価学会、池田大作名誉会長、キューバ共和国から「SGI会長は『平和への不屈の行動者』である」として、国家勲章「フェリックスバレラ最高勲章」を受賞。
7月3日  創価学会、創価新報、「阿部日正と土屋日柱の跡目争い(上)」を掲載。
7月8日
 宗門、富士学林大学科(一、二年生)、研修旅行で日澄寺・清澄寺・鏡忍寺等を見学。
7月8~21日
 顕正会、7月度御書講義、「妙法尼御前御返事」を拝読。(全国341会場)
7月15日  日本青年社、尖閣列島に灯台(北小島漁場灯台)を設置。
7月17日  創価学会、創価新報、「阿部日正と土屋日柱の跡目争い(中)」を掲載。
7月18日  中華人民共和国、尖閣列島の灯台を「中国領土への侵犯である」と激しく抗議。
7月19日  台湾、尖閣列島の灯台建設に抗議。
7月22日
 宗務院、宗門の放漫財政を批判した宗会議員・合原鉄道師(仏覚寺)を、緊急会議で吊し上げる。
7月23日
 顕正会、7月度総幹部会開く(川口総合文化センター)、7月度折伏成果 5,282名。
 浅井昭衛会長「顕正会は御遺命を守ったゆえに解散処分を受けたが、この解散処分によって、顕正会に自然と御在世の信心が蘇ってきた」と述べ、遙拝勤行の精神と形を具体的に指導。
 本部会館管理室長に遊佐寿美、婦人部副部長に松本真智子、小石川支区部長に小峰昌子任命さる。
7月24日  創価学会、中矢吉男愛媛県副県長、公正証書原本不実記載、同行使の容疑(一千二百万円の公金騙取)で、愛媛県警察に逮捕さる。
7月25日
 顕正会、顕正新聞、紙上座談会で浅井昭衛会長、遙拝勤行の精神と形について指導。(「同」7月25日号 )
7月29~30日
 宗門、富士学林大学科(三年生)、研修旅行で比叡山・東寺・要法寺等の寺院を見学。
7月29~31日
 顕正会、箱根小涌園で婦人部合宿研修会開く。
 浅井昭衛会長、全体集会で「婦人部は『体験の婦人部』になりなさい。"自分ごとき者が、こんなに御本尊の御守護を頂いた、こんなにも功徳を頂いた"と、この感謝と感激を広宣流布の原動力としてほしい。… 婦人部もいよいよ一国広布をめざして、期を画する婦人部大会を開き、陣列を整えるべき時が近づいてきた。… 明年の一国諫暁と六年後の国会請願の中間の三年後に、五千人を結集して婦人部大会を行い、大聖人様にご覧頂きたい」と。
 浅井昭衛会長、「開目抄」「日妙聖人御書」の一節について講義。
7月 日
 宗門、花野充道師(浄福寺)、同人誌「道心」で阿部日顕管長を暗に批判。
8月7日  創価学会、池田大作名誉会長・秋谷栄之助会長、朝木明代東村山市議の転落死をめぐり、朝木直子ら三人から損害賠償と謝罪広告を求め提訴さる。
 創価新報、「阿部日正と土屋日柱の跡目争い(下)」を掲載。
8月9~13日
 顕正会、箱根ランドにて男子部合宿研修会開く、「男子部は熱原神四郎殿を鑑とせよ
 浅井昭衛会長、全体集会において「国立戒壇建立のときには、熱原の方々のごとき純粋熱烈の信心がなくてはとうてい叶わない。いや、この信心が、大聖人の御力により広布前夜には必ず蘇ってくるのであります。顕正会男子部こそ、まさに熱原の神四郎殿を鑑とすべき、今その立場にある。もし広布前夜の濁乱の世に、熱原神四郎殿を鑑とする男子部が数万・数十万と結集し、一糸乱れず戦うならば、広宣流布は必ず成る。明年からいよいよ一国諫暁は始まる。顕正会三十九年間の歴史において最も重大な時を、いま迎えているのであります。…
 たとえ一国こぞって大聖人を軽んじ、謗り、蔑るとも、顕正会だけは命かけて大聖人様のお味方を申し上げる。そして全日本人に『日蓮大聖人の仏法を立てなければ日本は亡ぶ』ということを、声も惜しまず告げ知らしめなければならない。たとえ始めは信じなくとも、悪口を言おうとも、大聖人の御威徳により、もしその通りになってきたならば、どうする。日本に本当に他国侵逼の大難が起きてきたら、その時どうする。このとき始めて日本人は、日蓮大聖人の御恩徳を知る。ゆえに、ことの心こる前に、前もって告げしむる戦いこそ大事なのであります。私はこの戦いの先陣を切る。男子部諸君はいささかも離れず、一丸となって付いてきなさい。男子部は常に私と一体である」と。(「冨士」第378号 )
 浅井会長、「日本国いま亡びんとする理由(わけ)」と題する特別講義を行う。
(※ "無二の師匠"と信じて身を抛っても、終わりのない過酷なノルマの連続に心身ともにボロボロにされ、使い捨てられる。はじめから、"常に私と一体" などと、浅井昭衛会長は思ってなどいない。会員は"捨て駒"であり、"消耗品"に過ぎない。そして有能な幹部は邪魔になり、ゴミのように粛清される。櫻川 忠 )
8月13日
 顕正会、壮年部総班長会開く、浅井昭衛会長「私は壮年部に期待をしている。男子部・女子部はすでに陣列を整え、婦人部もまた三年後に五千名の結集をなして陣列を整える。壮年部は一日も早く三者と肩を並べ、見事な陣列を整えてもらいたい。私はその日を待っている」と。
(※ 組織の"柱"である壮年部も、邪魔になりあっさり排除してしまった。櫻川 忠 )
8月14日  創価学会、聖教新聞、池田大作著「新・人間革命」で国立戒壇を否定。
「鎌倉時代と今日とでは、ある意味で時代状況は一変している。信教の自由が保障されている現代では、『勅宣・御教書』などはなくとも、戒壇を建立することができる。また、主権在民の時代には、国民一人一人が社会の主役であり、民衆が正法に帰依していけば、それがそのまま、広宣流布の姿となっていく。そう考えると、今日では民衆の意思こそ、『勅宣・御教書』に代わるものといえよう。また、それを法的な手続きととらえるならば、戒壇という建物の建設に必要な認可を取れば、それですむことである。すると『勅宣・御教書』の御文から、本門の戒壇を『国立』と断定するわけにはいかないことになる。...
 こうした事実を思い合わせるならば、国教化や『国立戒壇』は、大聖人の御意思とは、全く相反するものではないのか。日蓮正宗を日本の国教にしたり、戒壇を『国立』にしたりするならば、かえって、大仏法を一国のものとし、一切衆生のために法を説かれた大聖人の御精神に反してしまうことになるだろう。とにかく、明治以降、宗門でも言われてきた国立戒壇論は、改めるべきであろう。そうしなければ、大聖人の仏法の真実を止め、いたずらに社会の誤解を招くことになる」
8月16日  創価学会、聖教新聞、「カトリックと創価学会」(第三文明社)を紹介。
「大聖人は宗派を立てられたのではない。どこまでも人間根本、民衆根本だ。『人間のため』『人類のため』という共通項からの対話が大事な時代に入った」と。
8月17日  創価学会、池田大作名誉会長、香港大学から「池田博士は『德と智恵』を体現した方」として、名誉文学博士の証書を贈らる。
8月21日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国のニテロイ市議会から「池田博士こそ世界の希望」「池田博士の世界平和への貢献に感動」「池田博士の声が平和・文化・教育を守る砦」として「顕彰証書」を授与さる。
8月22日
 宗門、画廊スナック経営が発覚して住職罷免された宮田雄大師(若法寺)、阿部日顕管長に公然と反抗。
8月22日  創価学会、池田大作名誉会長、フィリピン共和国のリサール協会から「世界平和の実現と人権擁護推進の模範的な行動」に「大十字勲章」を贈らる。
8月24日
 顕正会、8月度総幹部会開く (川口総合文化センター)。
 浅井昭衛会長、巨大彗星 "ヘール・ボップ" について言及、「たとえ世界に、日本に、何が起ころうと、この日本には、日蓮大聖人の御法魂たる戒壇の大御本尊がまします。そして、大聖人様の御遺命のままに捨身で立つ五十万の仏の軍勢がいる。これらを思うにつけ、明年の御奉公の大事をひしひしと感ずる」と。
 本部幹事に中原芙蓉、日本橋地区部長に伊東信昭、城北地区部長に溝口育男、任命さる。
 8月26日~ 9月1日
 顕正会、箱根ランドにて女子部合宿研修会開く、「明年からの戦いこそ顕正会最後の御奉公
 浅井昭衛会長、全体集会において「この合宿は大事です。… 今年は3,300名。すごいですね。班長以上の幹部だけで3,300名です。皆さんの一人一人の後ろには、大勢の班員がいる。…
 皆さんと始めてここで「御大事守護の御本尊」を掛け奉って勤行をしました。… ことに嬉しかったのは、お題目三唱がきちっと揃ったことです。今まで三唱がちょっと長すぎたでしょう。あんまりみんな長く引っ張るので、二唱目で終わりと勘違いして、自分だけ頭を下げちゃったりした人もある(大笑)。この勤行のことを7月の総幹部会で打ち出して、翌日の朝から、全国の顕正会員が一斉に一つのリズムになった。きちんと揃って、誠に気持ちがいいですね。…
 日妙殿こそ、大聖人門下の女性の鑑、日本の女性の鑑、さらに全世界の女性の鑑であります。いま広布前夜に御奉公する顕正会女子部こそ、この日妙殿を鑑とすべき、その立場にある。…
 諸般の情勢を見るに、日本にはもう時間がない。ゆえに私は三年前、一国広布の出陣式を挙行して大聖人に深くお誓い申し上げ、いよいよ明年、五十万の死身弘法を背景として一国諫暁に立たんとしているのであります。… 私は顕正会の会長として、この戦いの先頭に立つ。女子部は、男子部と共に、いささかも遅れることなく、付いてきなさい。明年から始まる戦いこそ、国立戒壇建立への最後の戦い、顕正会の最後の御奉公であります」と。(「冨士」第379号 )
 特別講義「日本国いま亡びんとする理由」のビデオ放映行う。
8月27日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長を「ガンジー思想の具現者」と称える。
8月28日
 宗門、全国教師講習会、阿部日顕管長、管長講義を批判した河野延道師(本縁寺)をつるし上げる。「正しいか、正しくないかはワシが決めるんだ!」「大謗法だ!」等々。
 藤本日潤総監、末寺住職・寺族の副業問題について「本宗の規則の上では総監の認許のもとに世間の仕事をすることができるようになっておりますが、あくまでも僧侶・住職としての本分をおかさないという前提条件がついております上、必ず総監の認許を必要とするものであり、勝手に世務に就くことはできないのであります。平成三年、創価学会破門以来、御法主上人猊下の御慈悲により、援助の必要な寺院に対しては一定の基準のもとに援助を行ってきているのであり、特に何か別の目的でもない限り、副業をしなければならないということはないはずであります」と住職の副業を戒める。
8月30日  創価学会、池田大作名誉会長、ガーナ共和国・ガーナ大学から「世界平和と博愛主義」に、名誉法学博士号を贈らる。
8月 日
 宗門、法華講・夏期講習会大会、阿部日顕管長「法華玄義」に基づき「妙法蓮華経」を解説。
「まっ何ですね、ひとつ御自由に願いたいと思います。んー、ま、しゃべることはしないでくださいね。『何だか難しいわね』『つまんないわね』なんちゃってね、しゃ、しゃべんないように。あのー、そう思ってもいいから、黙って聞いててください。そのかわり、居眠りだけは御自由に」と。
9月1日  新潮45、論文「中国のチベット百二十万人大虐殺」を掲載。(「同誌」9月号 )
9月2日  中華人民共和国、海洋調査船「海洋四号」、尖閣諸島で日本領海を数回にわたり侵犯。
9月7/22日
 顕正会、特別講義「日本国いま亡びんとする理由」ビデオ放映開催。(全国350会場)
9月9日  中華人民共和国、趙雲俊・上海人民対外友好協会会長、「中日の友好に最も貢献されてきたのが創価学会」「中日の国交回復、中日平和友好条約の調印を早めることができたのは、池田名誉会長の大きな功績であり、1968年(昭和43年)の"国交正常化提言"などの発言と行動による」と、創価学会中国交流団に語る。
9月11日  中華人民共和国、孫平化・中日友好協会会長「創価学会の中国に対する友好を永遠に忘れることはない」と。
9月12日
 顕正会、竜の口法難御報恩勤行会奉修(本部会館)、「御頸刎ね奉った大罪は現当に逃れず
 浅井昭衛会長、開目抄の「日蓮といゐし者は、去年九月十二日、子丑の時に頸はねられぬ。......」の御文をひき、「大聖人を害せんとする大罪は、天照・八幡に仕える者を殺す罪とは比較にならない。なぜか、下種の御本仏の御徳というのは、天照・八幡も頭をかたむけ手を合わせ、地に伏してこれを拝し、梵天・帝釈は左右に侍り、日月は前後を照らすのである。このような御徳まします大聖人であられれば、たとえ敬まったとしても間違った敬い方をすれば国は亡ぶ。いわんや二度も流罪し、その御頸を刎ね奉る大罪においておや。この大罪は現当二世に逃れ難いのであります。ゆえに御在世には大蒙古はこの国を治罰し、さらに平左衛門は大聖人滅後十二年にして滅亡、鎌倉幕府は五十二年にして滅亡、そして未だに改悔なき日本国は、いま大聖人滅後七百年にして亡びんとしているのであるのであります」と。(「冨士」第379号 )
9月12日  中華人民共和国、呉学謙・政治協商会議全国副首席、創価学会中国交流団に対し「創価学会は世界の平和に大きく貢献」と。
9月18日  朝鮮民主主義人民共和国、武装工作員が潜水艦で大韓民国に侵入。("江陵浸透事件")
 韓国内に侵入して偵察活動にあたっていた工作員を回収しにきた北朝鮮の特殊潜水艦(サンオ型潜水艦)が、江原道江陵市付近の海岸に接近したところ座礁し、帰還の手段を失った乗組員と工作員26名のうち艦長以下11名が集団自決、他は韓国内に逃亡・潜伏した。大韓民国国軍が掃討作戦を展開、延べ150万人の軍・警察関係者を動員して捜索活動を行い、掃討作戦終了日の1996年11月7日までの間に工作員3名を含む乗組員26人のうち24名の死亡を確認、1人を逮捕、1人は逃走した。
9月24日  東京地方裁判所、池田大作"信平強姦事件"、第一回口頭弁論を開く。
9月26日
 顕正会、9月度総幹部会開く(川口総合文化センター)、9月度折伏成果 9,782名。
 浅井昭衛会長、薬害エイズ事件を例として正系門家における御遺命破壊の構図に言及、御遺命破壊がいかに重大な悪事であったかを指摘、「正系門家が国立戒壇の御遺命を捨てたということは、池田大作や宗門の管長等が罰を受けるだけで止まる小事ではない。それは『日本一国が亡ぶ』ということである。…
 今、一国を諫めるべき宗門が国立戒壇を捨ててしまったゆえに、日本国一同が改悔する可能性は全くなくなった。ゆえに諸天は動きだし、日本が他国侵逼の大難を受けるのである。いま亡国のさまざまな前兆が月々に激しくなるを見て、早く大聖人様に応え奉らなければとの思い、胸に突き上げるを感ずる」と。
 女子部幹事に富高彰子任命さる。
9月27日  衆議院解散。橋本龍太郎内閣総理大臣は、バブル経済崩壊後の住宅金融専門会社の不良債権処理と、沖縄県普天間飛行場の返還交渉の課題が一区切りしたことを受け、第137臨時国会の冒頭で衆議院を解散した。
9月26日  創価学会、本部幹部会開催、池田大作名誉会長「もー "おいらはドラマー、創価のドラマー、おいらが叩けば嵐を呼ぶゼー" わっはっはっはっ、ね、そのくらいね、(ドンッと机を叩く)ドラムでいかなくっちゃ、まぁ。そいで、そう王様(ドンッ)、キング、栄光はありゃ一体なんなん、なんの価値だ。ありゃしませんよ。ね、それよかも、健康で、人のために法のために生きた。俺はこれでいいんだ、この人生がどれほど尊いか。なんのかんの皆人間だもん、兄弟です。心こそ大切だ。ね。…
 イタリアのジョルダーノ・ブルーノという著名な殉教者、宗教で殉教は当たり前です。殉教がないような、そんな宗教はウソです。殉教というのは本当の宗段です。だから、学会は、私も殉教ですよ」と、支離滅裂なスピーチ。
10月1日  中華人民共和国、中国共産党中央党史研究所、報告書「建国以来の数次の政治運動の史実」において、毛沢東の文化大革命で二千六百万人の死者が出たことを明示。
10月3日  ウォルター・モンデール駐日米大使、「尖閣諸島の帰属に関する実力行使を伴う国際紛争の場合、日米安保は発動しない」と発言。
10月7日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・中山大学から「名誉教授」を贈らる。
 池田大作名誉会長、ロシア連邦科学アカデミー"東洋学研究所"から、「東洋哲学の展開」「人間主義の宣揚」「相互理解の促進」を理由に「名誉会員」に選ばる。
10月7日  香港・台湾の抗議団、尖閣諸島に上陸し国旗を掲げる。中華人民共和国人民解放軍は、潜水艦・小艦隊を周辺海域に派遣し日本側の防衛力を分析。
10月9日  イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)、国際戦略研究所、朝鮮民主主義人民共和国が、日本領土を射程内に収める弾道ミサイル「ノドン」を近日配備する旨を発表。
10月11日
 宗門、田代雄説師(北海道妙立寺)、被援助寺院でありながら高価な犬を飼っていたことを宗務院から叱責され、僧職を辞す。
10月12日  中華人民共和国、海洋調査船「雪龍」「海洋3」、尖閣諸島近海の日本領海を侵犯。
10月13日
 顕正会、御大会式厳修(本部会館)、「広宣流布の滅後成就は甚深の御仏意
 浅井昭衛会長、文底下種の寿量品における「譬如良医」について講演。大聖人が広宣流布・国立戒壇建立を滅後になさしめる深意につき「大聖人の絶大威力を以てすれば、御在世において一挙に広宣流布・国立戒壇が成ることは疑いない。しかしあえてこれを滅後に成就せしめ給うその御聖意を伺うに、これ令法久住のためと拝し奉る。もし大聖人の仏力により事が一気に成るならば、一国大衆はかえって事を甘く考え、憍恣の心を起こし、深刻なる恋慕渇仰の思いを懐かない。よって滅後に、大罰によって国まさに亡びんとし、一国一同、国を惜しみ身を惜しむゆえに、いままで軽んじていた大聖人に対し『助け給え、南無日蓮大聖人』『南無妙法蓮華経』と声をつるべて唱えるとき、始めて広宣流布・国立戒壇を成就せしむるのである。このような国家体験を経ての恋慕渇仰により成った広宣流布・国立戒壇こそ、令法久住のカギなのである。これが大聖人の大慈大悲の御化導であると、謹んで拝し奉る。…
 大地震と他国侵逼の前に、日蓮大聖人の使いとして、日興上人・日目上人の末流として『日蓮大聖人の仏法を立てなければ日本は亡ぶ』ということを日本人全体に告げ知らしめねばならない。顕正会の最も重大な御奉公を明年に控え、本年の御大会式は胸にしみ入るものを感ずる」と。
 冨士、日曜勤行、浅井昭衛会長「末弟いかんぞこの願を立てざる
10月15日  米・ワシントン・ポスト紙、「日本にとって中国は大きな問題なのに、日本の中堅以上の政治家はだれも中国問題を論じようとしない」と指摘。
10月16日  創価学会、創価新報、阿部日顕管長の説法中における度重なる「ボケ」を暴露。
10月17日  中華人民共和国、銭其琛・副首相兼外相、尖閣・靖国問題等を挙げ「日本に軍国主義的考え方が復活している」と。
 新華通訊社 (中華人民共和国・国営通信社)、「真の脅威は日本と米国である」と記した論文を配信。
10月18日
 顕正会、御大会式ビデオ放映開催 (川口総合文化センター)。
10月20日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長「中国は必ず創価学会と友好関係をつくるべきだ」という周恩来の言葉を引き、「(周恩来)総理は、私どもが支援する公明党を日中国交回復の仲介役に選んだ」と。
10月20日  第41回衆議院議員総選挙、中選挙区制に代わり小選挙区比例代表並立制が導入された。自民党は239議席と復調したが、過半数には届かなかった。また、社民党は改選前の30議席を大きく下回る15議席と惨敗。新党さきがけも9議席から2議席と大敗を喫した。新進党は4議席減の156議席と伸び悩んだ。
10月23日  朝鮮民主主義人民共和国外務省、ノドン1号の発射実験につき「(ミサイル発射実験は)われわれの主権に属する問題で、だれにも干渉する権利はない」「準備が整えば発射実験を実行する。必要と認められればいつでも実行する」と表明。
10月24日  創価学会、聖教新聞、「インド・中国での仏教衰退の原因は僧侶の堕落と民衆からの遊離である」と。
10月25日
 顕正会、10月度総幹部会開く (板橋文化会館)。
 浅井昭衛会長、顕正会の弘通が法戦ごとに一万名に及ぶに至ったことについて「ドブ泥のような濁悪な世に、三大秘法広宣流布の大行進が始まってきた。大聖人の御遺命を奉ずる清らかな仏弟子の大集団が大地より躍り出てきた。… 顕正会のこの大規模な折伏は、社会のあらゆる階層に及んでいる。顕正会の折伏がしんしんと日本に影響を与えつつある。…
 最近の国際情勢を見るに、亡国の兆日々に濃し、ということを肌身に感ずる。このとき広宣流布を思うに、すでに宗門僧侶は腐敗堕落、また学会は邪教化してどうしようもない。顕正会が立たずして、誰人が大聖人様に応え奉るのか。顕正会の前進が早いか、他国侵逼が早いか、このことをいつも思っている」と。
 本部会議開く、浅井昭衛会長「本年の初頭から『本年中に一国諫暁の準備を終えたい』と云ってきたが、その準備とは、一には諫暁書の準備。二には五十万達成を年内に決定的にすること。三には顕正会の仏法上の立場および法的立場を確立することである」と。
10月25日  創価学会、本部幹部会、秋谷栄之助会長「民衆を蔑視する極悪・日顕宗を、断じて許すことはできない」と。
10月28日  朝鮮民主主義人民共和国の武装工作員、大韓民国への侵入目的は「戦争準備のため」と。
10月29日  第二次橋本龍太郎内閣、「過去の侵略戦争のおわび」を盛り込んだ「村山談話」を外交の基本方針にする、と発表。
10月30日  東京地方裁判所、"シアトル事件"の第二回証人尋問に元警察官が出廷。
11月1日
 顕正会、冨士、小峰昌子「『特別講義』に参加して」掲載。
 冨士、「青少年に広がる薬物汚染」(J)掲載。
 冨士、時の話題、小泉修「尖閣諸島は日本固有の領土!!」掲載。
11月2日  創価学会、池田大作名誉会長、ロシア連邦・極東大学から名誉博士号を贈らる。
(※ 名誉博士・教授号はこの時点で計40に達す )
11月2日  大韓民国、外務省、竹島接岸施設工事に対する日本政府の中止要求を拒否。
11月3日
 顕正会、長岡事務所、増設開所式行なう。
11月4日
 宗門、阿部日顕管長、「新客殿の供養は集めない」との前言を翻し、全国末寺・法華講に対し新客殿の供養を募る。
11月5日  創価学会、秋谷栄之助会長、「クロウ事件終焉」との宗門の「お知らせ」に反論。
「この裁判を一日でも早く『終焉』させたい日顕の苦しさを物語っている。… この期に及んでも、まだ事件がなかったと言うのなら、法廷で堂々と証言すればいい。それができないこと自体『シアトル事件』が紛れもない真実であることを証明している」と。
11月6日  創価学会、創価新報、阿部日顕管長の入院騒動を報ずる。
11月7日  第二次橋本内閣発足、橋本龍太郎が第83代内閣総理大臣に任命さる。社会民主党と新党さきがけは、議席を減らしたため閣外協力に回り、自由民主党単独政権となった。薬害エイズ事件で注目されたさきがけの菅直人厚生相の後任に、先の総裁選で争った小泉純一郎を起用した。
11月5/20日
 顕正会、11月度御書講義、「乙御前御消息」を拝読。(全国348会場)
11月15日
 顕正会、日目上人御報恩勤行会奉修 (本部会館)。
 浅井昭衛会長、日興上人・日目上人の申状の「自他の叛逆歳を逐うて蜂起せん」の御文について、「まさしくその後の日本の歴史は、この仰せのままに推移している」と史実を挙げ、「今、広布前夜の最も深刻なる自界叛逆と他国侵逼の時代を迎えている。すなわち大聖人御入滅後七百年目において、日本はいよいよ亡びんとする時を迎えている」と。
11月18日
 宗門、文部省に、創価学会の解散を求める「意見書」を提出。阿部日顕管長以下、宗門全教師720名が連署。
11月18日
 顕正会、文部省から「宗教法人顕正会」として認証を受けた。登記簿上は「顕正寺顕正新聞社」が、「宗教法人顕正会」に名称変更した形となっている。(「顕正新聞」第1081号 )
11月18日  創価学会、池田大作名誉会長「私どもの信奉する日蓮大聖人は『日本は、中国・韓国の弟子なり』と明確に御書に書いておられる。日本は仏教も文化も、中国から、そして韓半島から学んできた。この大恩を絶対に忘れてはならない。それがまことの人間の道であり、また仏教者の生き方である。...... 中国から、私どもがこのように大きな信頼を寄せていただいていること、それ自体が、創価学会が大聖人の正道を歩んでいる証左である」と。
 創価新報、「日顕は十月十八日から今月十二日まで二十六日間も本山から姿を消し、その間、毎朝の丑寅勤行はすべて代理の僧に任せ、宗務支院長会議や日淳上人の満山法要など重要行事もすべて欠席」と暴露。
11月24日  橋本龍太郎首相、日中首脳会談で「尖閣問題は当面棚上げする」と語る。
11月25日
 顕正会、11月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、10・11月度折伏成果 11,452名。
 浅井昭衛会長、顕正会の前進にともない日本の各層から反応・怨嫉が起きつつあることを示し、「そのうち日本国中が『国立戒壇といえば顕正会』『顕正会といえば国立戒壇』と、こぞって悪口をいう時が来る。その時が来たら広宣流布の夜明け直前である。この気運は明年の一国諫暁から始まる。…
 国家の秩序は信によって成り立っている。もし政治家が全国民から信を失ったとき、国家は崩壊する。国家・社会は一見頑丈そうに見えるが、ひとたび崩れ出したら早い。そのとき起こる内乱を『自界叛逆』という」と。
11月27日  創価学会、聖教新聞、秋谷栄之助会長、阿部日顕管長の丑寅勤行欠席を批判。
「宗門は凋落の一途をたどり、僧侶は面従腹背、末寺では講中のいざこざが絶えず、末期症状であり、正邪は誰の目にも明らか。日顕は大聖人から破門されたのだ。…
 日顕が丑寅勤行を約一月も連続して欠席した事実は厳然と残った。だいいち日顕は健康云々以前に、これまでにも信徒が登山しない月末になると、必ず丑寅勤行をさぼり温泉に出かけた。その他、何やかやと理由をつけては丑寅勤行に出席しなかった。(去年・今年と二年続けて百日以上、一年の三分の一もさぼっている)
 本来、広宣流布を祈念するのが法主の務め。『毎自作是念』どころか、きまぐれな"チョボチョボ祈念"しかできない日顕は、この一事を見ても法主失格の烙印を押されて当然」と。
11月30日  創価学会、聖教新聞、秋谷栄之助会長が "信平レイプ訴訟" の原告等を批判。
「今回の狂言訴訟も、(借金トラブルなどの)異常な癖をもった夫婦と、かねてから学会の発展を妬む山崎正友らの影の黒幕たちが結びついた悪質な陰謀だ。信子がやった記者会見まがいの会場の申し込み名が日顕宗関係者だったことも分かっている」と。
11月 日
 宗門、椎場承道師(寿正寺)、客殿建て替えを非難して住職罷免さる。
12月1日  中華人民共和国、江沢民・国家首席、中国共産党中央委員会総会で激しい"対日警戒論"を展開。
12月4日  創価学会、聖教新聞、「信平夫婦の実態」の連載開始。
12月9日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国のドゥケ・デ・カシアス市から「ドゥケ・デ・カシアス勲章」を贈らる。
12月12日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国のリオデジャネイロ市議会から「ペドロ・エルネスト勲章」を贈らる。
12月14日  中華人民共和国、新疆ウイグル自治区で独立運動の五万七千人を逮捕、千七百人を処刑。
12月17日  東京地方裁判所、池田大作"信平強姦事件"、第二回口頭弁論を開く。
12月17日  在ペルー日本大使公邸占拠事件、ペルーの日本大使館が武装グループに占拠された。
 トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の構成員14人、青木大使をはじめとする大使館員やペルー政府の要人、各国の駐ペルー特命全権大使、日本企業のペルー駐在員ら約600人を人質にした。翌1997年(平成9年)4月22日に、ペルー警察が突入し人質は解放された。
12月22日
 顕正会、12月度総幹部会開く (川口総合文化センター)、「一国諫暁臨み顕正会の立場確立」。
 浅井昭衛会長、顕正会は今後「冨士大石寺顕正会」と名乗ること、また「宗教法人顕正会」として法人格を取得した旨を発表。
「明年の一国諫暁にあたって、顕正会は腐敗堕落の今の日蓮正宗ではなく、その清き源流に遡って『冨士大石寺顕正会』と名乗りたい。そして日蓮大聖人の弟子、日興上人・日目上人の末流という、仏法上の立場を顕わしていきたい。… 顕正会が一国諫暁に立つ段階に至れば、法律上の立場も堂々と『顕正会』と名乗り、その大目的たる広宣流布・国立戒壇建立も明文化し登記してこれを天下に明らかにしなければならない。…
 顕正会は俗にいう『宗教団体』ではない。宗教屋がメシを食うための、坊主がメシを食うための団体ではない。日蓮大聖人の御遺命を奉じて、広宣流布・国立戒壇建立に戦うことを唯一の目的とする仏弟子の集団である。よって、この使命を終えたならば、解散するのが当然ではないかと、私は前々から思っている。顕正会がなにも永遠である必要はない。永遠なのは、戒壇の大御本尊様と、冨士大石寺だけなのである。私たちは仏弟子として、与えられた使命を果たせば、それでよろしい。…
 ここに顕正会は、明年の一国諫暁に臨んで、仏法上においても、法律上においても、その立場を確立した。すなわち仏法上の立場は『冨士大石寺顕正会』、法律上の立場は『宗教法人顕正会』。まさしく仏弟子の大集団『冨士大石寺顕正会』が、法人格の鎧をつけ、いよいよ広宣流布に戦う姿がここに整ったわけである」と。(「冨士」第382号 )
12月24日  橋本龍太郎内閣、千七百五億円の対中円借款を決定。
12月25日  創価学会、"シアトル事件"で阿部日顕管長の出廷を求める「意見書」を、東京地方裁判所に提出。
12月27日  新華通訊社 (中華人民共和国・国営通信社)、「日本は日米軍事同盟を利用して、政治大国、軍事強国への道を急いでいる」と批判。
 

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