迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、早瀬日如管長「新年の辞」
「野衲、嚢(さき)に日顕上人より血脈相承を受け、総本山第68世の法燈を継ぎ、本宗管長の職に就きました。素より徳薄垢重の身にしてその器ではありませんが、血脈法燈をお受けした上は、その責務の重大なることを自覚し、捨身弘法の覚悟をもって広布の願業に精進していく決意であります。… ただ漠然として遠くを見つめているだけでは所願達成は不可能であります。足許を見つめ、今なすべきことを一歩一歩確実に進めていかなければなりません。そのためには、各講中が本年「決起の年」を必ず勝利することであります」
 阿部日顕前管長「新年の辞」
「思えば昭和54年より27年にわたって、凡下の身にもかかわらず、法主・管長として法務を執行することができましたのも、仏祖三宝の御加護はもちろんながら、宗内僧俗皆様の絶大な御支援と御厚情の賜であり、篤く感謝申し上げます。… 思えば、野衲の当座27年を顧みて、御報恩として宗祖大聖人第七百遠忌、日興・日目両上人第六五〇遠忌、さらには宗旨建立七五〇年の大佳節を、野衲当座中に奉修できましたことは、何物にも換え難い喜びでありました。また総本山の種々の整備や、宗門の大学教育課程の開設、僧俗和合による教学の充実と広布への前進についての破邪顕正の処置等に、幾分でも関与させていただいたこと等も、心から有り難く存ずるものであります。しかしながら、広大な御仏意の照覧を拝するとき、至らざること洵(まこと)に多く、不敏不才の行業に心中、忸怩たるものがあります。加えて、既に当座27年を重ねつつあり、今や宗内の人心一新の必要あるを感じ、ここに退位を決意した次第であります」(「大白法」第684号 )
1月1日
 宗門、早瀬日如管長「訓諭」
「野衲 嚢に日顕上人より平成十七年十二月十二日血脈相承を受け総本山第六十八世の法燈を嗣ぎ 次いで同月十五日管長推戴会議を経て本宗管長の職に就きました … されば 宗内僧俗一同 和衷協力をもって只管に一天四海本因妙広宣流布達成の願業を目指し 以て教学の振興と布教に徹し正法の興隆に邁進することが肝要であります …
 野衲は素より徳薄垢重にしてその器ではありませんが 宗開両祖並びに先師の御遺訓を奉戴し 宗内僧俗一同の協力を得て広布の浄業に挺身する決意であります 冀くは宗門の緇素 よろしく微衷を諒せられ 身口意三業に亘る弛まざる努力をもって 正法広布のため宗門の興隆発展に寄与せられんことを願います 右訓諭します」(「大白法」第685号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「法華経に勝る兵法なし
「広宣流布の戦いには、小手先の小細工や謀略は必要ないのである。ただ大聖人に忠誠を尽くせばよい。そして御奉公の赤誠ついに大聖人の御心に通ずるとき、諸天は動き、必ず事は成るのである。… 阿部日顕が、「最後に申すべき事」で止めを剌されたうえに、須弥壇の扉が聞かぬという御本仏の「目通り叶わぬ」のお叱りを受け、蒼惶(そうこう)として本山を逃げ出したということは、何たる不思議であろうか。… 大聖人様が「大地を的とする」と断言され、「日本国一時に信ずる事あるべし」と確言し給うた広言流布が、どうして虚しくなることがあろうか。御遺命を命かけて守護し奉ったゆえに、顕正会はこの「広宣流布」のお手伝いが叶うのである。さあ、大聖人のお待ちあそばす大法戦場へ、三百万の軍勢をもって急ぎ駆け付けよう」(「顕正新聞」第1021号 )
1月3日
 宗門、法華講連合会初登山会、「平成21年『立正安国論』正義顕揚七五〇年」決起大会開催。
 早瀬日如管長「既に皆様方には御承知のとおり、「平成21年『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の佳節における地涌倍増と大結集は、日顕上人よりいただいた御命題であり、広布の途上において必ず達成しなければならない重要な目標であります。本大会は、この御命題必達を期して本宗僧俗が異体同心、一致団結して総決起するところに、その意義が存するのであります。よって、大佳節まで残りあと3年、御命題達成へ向けて最も重要となるこれからの3年間をいよいよ信心堅固に、あらゆる障魔を打ち払い、師子奮迅力をもって闘いきり、もって、すべての法華講支部が必ず御命題を達成していただきたいと心から願うものであります」
 阿部信彰庶務部長「開会挨拶 本年「決起の年」の新春を迎え、御登山の皆様方には、決意も新たに折伏弘教の御奉公を誓われたことと存じます。… 近年の日本や世界は、天変地夭や戦争やテロ、悲惨な事件や事故が続発し、「体曲がれば影なヽめなり」の御金言通りの様相を呈しております。これは、去る平成2年、創価学会が三宝破壊の大謗法団体と化したことと、符節を合わせるがごとき、厳しき現証と申すべきであります。… そしてその平成14年、池田創価学会の野望と謗法の象徴と化した正本堂を撤去した後に、御遺命の広宣流布・戒壇建立をめざし、三大秘法の正義に基づき奉安堂が建立いたされました。その落慶大法要の砌、本門戒壇の大御本尊の御前にて賜った目標こそ、平成21年「地涌倍増」の御命題なのであります。… 本年よりの3年間を悔いなく闘いきり、見事、御命題を達成され、もって広大な仏恩に報い奉ると共に、御法主日如上人猊下の御慈悲にお応えくださるよう心からお祈り申し上げます。以上、開会の辞といたします」(「大白法」第685号 )
1月11日
 顕正会、元会員・櫻川忠、「冨士大石寺顕正会向上委員会」(「会長無謬神話」の崩壊を直視しよう ) ブログ開設。
「御遺命の「本門寺の戒壇」の正義を護持することが、顕正会の存在理由です。わたしもまた平成十七年十一月に微力ながら、「本門戒壇の本義」を執筆・出版しましたが、その直前に除名処分を受けました。さて、今や顕正会には改善すべき課題が山積しています。組織は人が動かすものですから、完全ではあり得ません。過度に無謬性・絶対性が強調される時は、どこかで何かが間違っていることでしょう。残念なことに目前の誓願に追われ、行き過ぎた理不尽な組織運営が横行していることを、わたしは見て来ました。顕正会が広宣流布のお役に立つ団体であるなら、外部から指摘されるのではなく御照覧直下、省みて自ら正すべきでしょう」
1月15日
 宗門、唱題行の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「今日の国家諌暁とは何かと言うならば、主権在民の時代でありますから、一人ひとりが、一人ひとりをしっかりと折伏していくということになるのではないかと思います。特に昨今の世界、あるいは日本の国内における様々な事件や事故、天変地夭等々、これらを考えると、私達は一日も早くこの妙法蓮華経を広宣流布していかなければならないと思います。創価学会のような邪義邪宗の謗法の害毒によって、三道を三徳に転ずることができずに苦しんでいる人々が多くいるのであります。…
 日目上人様の、天奏の途次の美濃・垂井における御遷化を深く考えるときに、私達はこのことをしっかりと自分自身の信心のなかに刻み込んで、折伏に励んでいかなければならないと思います。また、日顕上人猊下が御提唱くだされました3年後の平成21年の御命題達成、つまり「地涌倍増」と「大結集」達成のためにも、一人ひとりが立ち上がって折伏を行じていくということが今、最も大事ではないかと思います」(「大白法」第686号 )
1月15日
 宗門、法華講連合会、春季総登山会全国実行委員会開催。
 柳沢喜惣次委員長「今の社会は、行を軽視しています。政治・経済その他、あらゆる面のリーダーも行を軽く見ている。「それは違う」ということを言えるのは、あなた方や我々なんです。そこに、行を進めていくと、それまでいろいろと智慧だと思っていたことが、実は煩悩の上からくる妄想等の思い込みであったことに気づき、行によって「待てよ、これは違うぞ」と判ってくる。そこにはじめて正しい知識になる。ところが、世間は行なくして、想が即、知識だと思っているんです。何事も本当であるかどうかは、やってみなければ判らない。… 平たい言い方をすれば、「登山すれば得するんだよ」「御報恩御講に行けば得するんだよ」ということなんですが、学会から来た人の中には、損すると思っている人が結構いるんです。法華講は三宝尊を敬う故に恩を教えられてきていますからね。そういう「損をする」という考えを持っている人に対しては、「そんな考えじゃだめだよ、大聖人様が損することを教えるわけがない」と言って、あなた方自身も目先を追う価値観を変えて、周りに教えていっていただきたいんです」(「大白法」第686号 )
1月16日
 宗門、大白法、光久日康能化「『決起の年』の決意」
「先ごろある外国人実業家が言った、次のような話しを聞きました。「日本企業の幾つかに関わったが、それらの企業のあらゆる会議はおかしい。全く意見が出ない。それでいて、後になって愚癡がブツブツ出る」と。ありそうな話しであります。… 日本人の曖昧さは国際社会では異様に映るばかりでなく、混乱の一因と見られかねません。… これは、あくまで、経済界の話しです。
 しかし「何が正しいか」を考える習慣がないのは信仰の世界にこそ言えるようです。正しいことは、正直言っても受け入られにくいものです。… 世間のことですら、このように正直なほうが通りにくいのですから、仏法の大事においてはなおさらです。… 新年こそ真の異体同心となって、新御法主日如上人猊下に信伏随従し奉り、蒼蠅驥尾に附して平成21年に向けて地涌倍増への教線を起こしてまいろうではありませんか」(「大白法」第685号 )
1月17日  創価学会、第三文明社、池田大作著「対話の文明 平和の希望哲学を語る」発刊、ドゥ・ウェイミン 対談。
1月21日
 宗門、総本山大石寺総代の吉野範里 観行坊支部講頭 逝去、真正院慈範日浄居士 享年78歳。
1月22日
 宗門、法華講上級教学試験、全国103の寺院(特設会場を含む)で実施。534支部、8,722名が受験。(「大白法」第686号 )
1月23日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「皇室には仏法上の重大な使命がある」「皇室滅亡を招く "皇室典範" 改悪 断固反対」
 浅井昭衛会長「この二月、佐渡雪中の大聖人様を偲びまいらせ、雪を蹴って敢然と立ち、何としても一万二千突破の大折伏を成し遂げよ。…
 私は、仏法の上から皇室の重大使命を思うゆえに、断固としてこの皇室典範改悪に反対する。顕正会は、正系門家において御遺命を守り奉った唯一の団体、そしていま日本国において国立戒壇建立の御遺命を奉じて戦う唯一の仏弟子の大集団であれば、日蓮大聖人の弟子として、仏法のため皇室のため国家のため、物を言わなければいけない、行動を起こさなければいけない。…
『大悪をこれば大善きたる』と。仏法・王法ともに闇を迎えている今こそ、まさしく広宣流布の前夜である。この濁悪のなか、日本国を独走して折伏を行ずる顕正会員は仏様の使いである」
 鈴木雄二 大沼千恵美 総務に任ずる。婦人部を第一婦人部と、第二婦人部に分割。湯浅悦子 総合婦人部長兼第一婦人部に 小峰昌子 第二婦人部長に任ずる。金城亘 台湾主任に任ずる。 (「顕正新聞」第1024号 )
1月26日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「希望の花束 新・婦人部への指針」出版。
1月 日  公安調査庁、「内外情勢の回顧と展望」(平成18年1月)
「5 特異集団
 ― 不安感をあおって執拗な勧誘を行った集団 も―
 特異集団は,社会通念とかけ離れた主義・主張を掲げ,平成17年中も,これに基づいた特異な活動を展開した。 (中略)
 また,10年以内に300万人会員の達成を目標とする集団が,相次ぐ自然災害をとらえて「巨大地震・異常気象は大闘争の前兆」などと恐怖心をあおり,「男子精鋭十万の結集で亡国日本を救わん」と訴えて布教を呼び掛けたほか,大学生などの若年層を対象として,執拗な勧誘を展開し,監禁容疑で逮捕され関連施設などが家宅捜索される事件(7月)を引き起こすなど,社会との軋れきを顕在化させる動きもみられた。 (中略)
 こうした特異集団は,引き続き,独自の主義・主張の具現化に向け,危機感や不安感をあおって勢力拡大を図っており,その過程で不法事案を引き起こすことも懸念される」
2月24日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 12,381名、「諸天の働き、皇室典範改悪 潰える」
 浅井昭衛会長「この大難から逃れる方法を知るは顕正会のみである。… 迎える三・四月法戦、勇躍して新しい戦いを起こしたい。全組織が勝って、一万三千を大きく突破しよう。…
 もしこのことが実現しなければ、人類は核兵器を使用する大闘諍によって絶滅してしまうではないか。大慈大悲の御本仏が、どうしてこの悲惨を傍観あそばすであろうか。… この一閻浮提・広宣流布の鍵は、日本の広宣流布にある。しかしいま日本は、仏法・王法ともに衰微の極にあり、他国侵逼も刻々と迫りつつある。これを見るとき、『大悪をこれば大善きたる』と、日本国一時に信ずる時は甚だ近いと私は大確信している。この大事な時に戦うのは、顕正会以外にあるべきもない」(「顕正新聞」第1027号 )
3月1日
 宗門、大白法、異流儀破折『未練がましい世迷い言 - 正信会』
「代替りに乗じて、日蓮正宗に戻れる日が来るとでも思っているのだろうか? そういえば、創価学会でも、日顕上人猊下が退座されれば、総本山大石寺への参詣がかなうと指導していたやにも聞く。同様に正信会も、未練がましい夢を見ているのなら、よほどおめでたい輩どもである。…
 丸岡は、「正信会が阿部師を用いなかったのは … 私権を恣にして宗内を私物化し、信仰を乱し、挙句、貫首本仏論とも言うべき異流儀(※ママ)を立て」たからだと、日顕上人猊下が法主本仏論を説いたと言い張る。この邪推もやはり創価学会そっくりではないか。
 もとより、宗門に法主本仏義は全く無い。しかし、御法主上人が御所持あそばす血脈とは、「日蓮が正義悉く以て毛頭程も之を残さず、悉く付嘱せしめ畢んぬ」と示されるように、日蓮大聖人御所持の一切の正義である。… この血脈の元意に気付かず、そこにおのずと具わる内体と外用等の重々の義を敢えて混同し、宗門に対して「貫首本仏論」などとあらぬ讒言を加える自称正信会こそ、仏法を乱す張本人である」(「大白法」第688号 )
3月10日  創価学会、第58回本部幹部会開催、「偉大な師匠である池田先生」
 秋谷栄之助会長「戸田先生は、「第3代会長を守れば、広宣流布は必ずできる」—こう厳命をされました。創価学会の根本は師弟であります。私は、第3代の池田先生を、生涯、お守りし抜いてまいります。それ以外に私の使命はございません。先生の偉大さは、そばにいた私が、一番よく存じ上げております。私などは、先生と比べれば天地雲泥、桁違いです。池田先生の存在は、牧口先生、戸田先生にも増して大きいのです。一番、偉大な存在であられるのです。先生がおられるおかげで、会長を務めさせていただいています。戦うことができます。全部、先生に守っていただいています。このご高恩は、一生涯、永遠に忘れることはできません。偉大な師匠である池田先生の大恩に報いるために、さらに一生懸命、戦ってまいりますので、よろしくお願いを申し上げます」(「聖教新聞」平成18年3月11日号 )
(※「25年も会長を務めてなお、再任を前にしてここまで自らを卑下しなければならないのか … この頃の氏の言説、特に秋谷会長に対する「いびり」としかいいようがない数々の態度には強い違和感が残っている」saka-ki- )
3月10日  東京地方裁判所、"週刊ダイヤモンド訴訟"、原告(宮川清彦副会長)全面敗訴の判決。
 週刊ダイヤモンド (04年8月7日号)、特集「創価学会の経済力」の記事に対し、同会副会長の宮川清彦がダイヤモンド社と週刊ダイヤモンド編集長を相手取り、謝罪広告と1,100万円の損害賠償を求めた訴訟。東京地裁民事第39部は、原告の請求をすべて棄却し「原告全面敗訴」の判決を下した。(「フォーラム21」古川利明 4月15日号 )
3月13日  東京地方裁判所(民事第18部)、秋谷栄之助会長ら最高幹部、名誉毀損裁判で敗訴。
 聖教新聞(2004年2月13日)の「座談会」で、樽澤道広師(本妙坊)が葬儀の席上、戒名料200万円を強要したと、創価学会最高幹部が誹謗した。樽澤道広師は、創価学会及び幹部 (秋谷栄之助、青木亨、原田稔、奥山義朗、杉山保、弓谷照彦) に、謝罪広告の掲載と損害賠償(1000万円)の支払いを求め民事訴訟を起こした。
「被告秋谷らが本件各発言をし、被告創価学会が本件記事を新聞紙上に掲載し、同新聞を頒布した行為は、原告に対する名誉毀損として不法行為を構成する」(判決文)
 裁判所は、被告全員の不法行為責任を認定し、原告の樽澤住職に計80万円の損害賠償を支払うよう命じ、聖教新聞紙上への "謝罪広告" は却下した。
3月16日
 宗門、3月度広布唱題会の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「今、全国の法華講は、本年「決起の年」を迎えまして、僧俗が一体となって御命題達成へ向けて懸命の努力をしております。御命題の「地涌倍増」と「大結集」達成の絶対的な要件は何かと言えば、これは折伏であります。… 折伏は一切衆生救済の慈悲行であり、自らの過去遠々劫からの罪障を消滅して幸せになるための最高の仏道修行であり、そして仏祖三宝尊に対する最高の報恩行であり、また仏様から与えられた尊い使命であります。… もちろん、私達が折伏を行じていけば、我らの行く手には様々な妨害が立ちはだかります。特に現代の一凶たる池田創価学会の妨害、あるいはそのほかの魔が競い起こることは必然であります。… まさしく「魔競はずば正法と知るべからず」であります。今、申し上げましたとおり、いかなる難が来ようと、その難を乗り越えて強盛に信心に励み、折伏を行ずるところに我々の一生成仏があるということを、よく心得ていかなければなりません」(「大白法」第689号 )
3月25日
 宗門、法華講連合会、第43回総会開催、3万1,450余名が登山。
 早瀬日如管長「本年「決起の年」は、「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の大佳節まで、いよいよ残すところ、あと三年と迫ったまことに大事な年であります。… いかなる行動を起こすかと言えば、それは言うまでもなく「地涌倍増」と「大結集」の絶対的要件である折伏を行ずることであります。… 大聖人は諸御書のなかにおいて、法華経の敵を見て、置いて責めもせず、折伏をしない者、それは涅槃経で言う「慈無くして詐り親しむ」者であり、「仏法中怨」の者であると断じているのであります。… たとえ信心をしていたとしても、謗法をも責めず、折伏を行じない者を厳しく断破あそばされているのであります。しかし、これほどまでに大聖人様が折伏をしない者に対して厳しく仰せられているのは、逆に言えば、折伏を行ずる者の功徳がいかに大きいかをお示しあそばされているにほかなりません。… 今ここで最も大事なことは、折伏の功徳がいかに大きいかを頭でいくら理解しても詮ないことで、さらに一歩進んで、理屈ではなく、事を事に行じていく、我々自身の折伏の実践から、その功徳を体験していくことが肝要なのであります」(「大白法」第690号 )
3月27日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「立宗の四月迎え 弘通の大熱気」
 浅井昭衛会長「このとき、御本仏日蓮大聖人に忠誠を貫く百十三万の仏弟子の大集団が、この国に出現している。もし中国の侵略に対して顕正会の前進が間に合わなければ、何とも大聖人様に申しわけない。しか断じて間に合う。私は確信している。…
 この不思議な現証を見るとき、大聖人様に忠誠を尽して捨て身で立つならば、日本国亡びんとする時も、大事な御奉公は必ず叶うのである」(「顕正新聞」第1030号 )
3月28日
 宗門、大日蓮出版、法義研鑚委員会「続・創価学会のいうことはこんなに間違っている」発刊。
4月2日  創価学会、潮出版社、池田大作著「「緑の革命」と「心の革命」」出版、M.S.スワミナサン 対談。
4月6~7日
 宗門、総本山、御霊宝虫払大法会、併せて御代替奉告法要奉修。
「御隠尊猊下より御当代御法主上人猊下に、大石寺の重宝(宗祖大聖人御真筆御本尊・御生骨・御灰骨・最初仏・御書・御消息・二祖日興上人以下御歴代御本尊・各種法宝等)を引き渡される」(「大白法」第687号 )
「大御本尊安置の御厨子、最初仏安置の御宮殿、御霊骨安置の宝塔を御閉扉申し上げた後、御法主上人猊下・御隠尊上人猊下には御移動あそばされ、御生骨開封並びに御引き継ぎの儀が行われた。御隠尊上人猊下により錦の覆い布が外され、さらに白布、厨子と順に開封され、御生骨は御内拝のための宝塔へ御安置申し上げられた。そして、御隠尊上人猊下の大導師のもと読経・唱題が奉修された後、御隠尊上人猊下より御生骨説法を賜った。その後、御僧侶、寺族、信徒と、本宗の秘宝である御生骨の内拝を許され、合掌して順に前に進み出た。全員の御内拝が終了すると、御生骨は御法主上人猊下により再び御封納され、雨の祈りの三具足と共に須弥壇へ御安置され、御生骨内拝が終了した」(「大白法」第691号 )
4月6日
 宗門、初転法輪、早瀬日如管長「立正安国論」。
「かねがね申し上げておりますように、「地涌倍増」と「大結集」は、日顕上人より賜った御命題であり、広布の途上において、私どもが必ず達成しなければならない、まことに重大なる目標であります。なかんずく「地涌倍増」は、今日の如き頻発する地震や地球全体を覆う異常気象をはじめ、内戦や暴動やテロ、そのほか国内外の悲惨な事件や事故など、混沌とした状況を見る時、これら混迷の原因がすべて間違った思想・考え、つまり謗法の害毒にあることを知り、今こそ『立正安国論』の原理に基づき、一人ひとりの幸せと平和な仏国土実現を目指して、宗門僧俗が総力を挙げて推進していかなければならない、最も重要なる課題であります。…
 世間には、池田創価学会や様々な邪宗教がはびこっており、その邪義に惑わされた人達や、そうした邪宗教に浸りきっている人達が大勢おります。特に池田創価学会に対しては、日顕上人は「現代の一凶」と断ぜられております。こうした人達に対して、不幸の根源は謗法にあることを知らしめ、謗法を責め、謗法を破折し、その謗法から救っていくことが大事であり、これが我々の自行化他にわたる信心であります。御命題達成まであと残り3年、宗内僧俗の一致団結・異体同心をもって、見事「地涌倍増」と「大結集」の御命題を果たして、『立正安国論』正義顕揚七五〇年の佳節をお迎えしたいと心より念ずる次第であります」(「大白法」第691号 )
4月8~14日
 宗門、総本山、御代替慶祝登山。
4月14~17日
 宗門、第4回海外信徒総会開催、海外28ヶ国から4千100余名が総本山に結集。
 早瀬日如管長「今、宗門は日顕上人より賜った、「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の御命題、「地涌倍増」と「大結集」へ向けて、僧俗一致、異体同心して前進をしております。この「地涌倍増」「大結集」の具体的実現の方途とは何かと言えば、それは折伏であります。…
 今、世界に目を転ずると、地球規模での異常気象、戦争や動乱、テロや暴動、飢饉や災害、ますます凶悪化する犯罪など、不幸な出来事が頻発し、まさに混沌とした世相を映し出しております。こうした濁悪の世相を救いきっていくためにも、我々は折伏を行じていかなければなりません。… いよいよ信心強盛に「地涌倍増」と「大結集」を目指して折伏を行じ、もって来たるべき「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の御命題を必ずや達成されますよう心から念じ、挨拶といたします」(「大白法」第692号 )
4月16日
 宗門、大白法、4月度広布唱題会の砌「御言葉」
 早瀬日如管長「自行化他にわたる信心においては、自分だけの信心というのは存在しません。折伏するに当たって、まず私達は一切衆生救済の慈悲行に立っていることを自覚すべきであります。そして、この折伏に当たって、まず第一に我々が心得ていく、しっかりと銘記していかなければならないことは、我々自身が大御本尊様に対する絶対の確信を持つことであります。つまり、諸宗諸経は一切合切、すべて邪教、不幸の根源であり、御本尊様以外に私達が幸せになれる法は絶対にない、そういう大確信を持つことであります。…
 折伏をしないという信心は、これは本宗の信心の上から言えば本当の信心ではない、つまりそれはなぜかと言えば無慈悲になるからであります。… 世間には、池田創価学会や様々な邪宗教がはびこっております。その邪義に惑わされた多くの人達、そして、そうした邪宗教に浸りきっている人達がたくさんいます。特に、この池田創価学会に対しましては、前御法主日顕上人は「現代の一凶」と断ぜられております。そうした人達に対して、不幸の根源がすべて謗法にあることを知らしめ、謗法を責め、謗法を破折し、その謗法から救っていくことが大事なのであります」(「大白法」第691号 )
4月16日
 顕正会、台北で初の「台湾集会」開催、207名が参集、浅井城衛理事が出席、「台湾広布の幕開け」(「顕正新聞」第1032号 )
4月17日  創価学会、"九州の乱"、本部前で創価学会員が抗議。
 巨大墓苑をめぐる幹部の "不正" と "女性問題" の追及で、除名された大分総県主任部長ら40名が「秋谷栄之助会長解任要求」文書を配布、創価学会本部前で抗議行動。(「週刊新潮」5月18日号 )
「私達は、大分総県大分池田県日田大峰圏玖珠峰光本部の有志一同です! 現在、学会職員幹部の不正を糾す戦いを、日夜展開しています! 事の始まりは、昨年7月に開園した九州池田記念墓地公園の不正を耳にしてからです! … 『悪を悪と知りながら、黙っている事は、悪と同じ』ではないでしょうか! 今こそ、全国の青年部が、勇気を出して正義を叫びきり! 令法久住の為に、末法万年の広宣流布の為に起ち上がる時ではないでしょうか! 会員を苦しめる全ての悪に鉄槌を下し! 清浄なる創価学会を再構築して参りましょう! 玖珠峰光本部有志一同」
4月20日
 宗門、第1回『立正安国論』正義顕揚七五〇年記念局委員会開催。
 記念大法要並びに大結集総登山委員会、記念出版委員会主任委員に水島公正師、地涌倍増大結集推進委員会主任委員に阿部信彰師、総本山総合整備事業実行委員会主任委員に佐藤慈暢師が就任。(「大白法」第692号 )
4月30日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 14,771名、「"あと十有余年" 台湾の次は日本」
 浅井昭衛会長「(海外初の台湾集会について)日蓮大聖人の仏法がいよいよ世界に流布する瑞相、まさしく世界広布の胎動である。… 国を思うだけではだめ。法を知らなければいけない。… 正しい仏法は日蓮大聖人の三大秘法以外にはない。この仏法を立てずして、いかに国を憂えても虚しい。…
 国立戒壇を建立する以外に、日本が滅亡を逃れる道はない。このことを、仏様の使いとして日本一同に教えるのは、百十五万の顕正会以外には断じてない。大聖人様の御心をそのまま伝える顕正会の諫暁の師子吼が、一国にこだましなければ日本は救えない」
 松本修 本部幹事に任ずる。安沢昌子 第四女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1033号 )
5月3日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「随筆 勝利の光」発刊。
5月11日  創価学会、池田大作名誉会長の側近で、通訳の矢倉涼子が薬物所持で神奈川県警に逮捕。
 同時に、夫の大森隆志も覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで、現行犯逮捕された。大森隆志は元サザンオールスターズで、聖教新聞(1992年4月)に男子部副本部長として登場して "広告塔" の役割を果たし、同年7月の参院選では公明党の浜四津敏子の選挙応援に駆けつけた。懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決を受ける。
5月14日
 顕正会、関西大会開催、1万人が参集、「西日本に広布の大熱風おこる」「日本に残された時間は少ない」
 浅井昭衛会長「本日の大会こそ、まさに西日本広布の歴史的な出陣。さあ、西日本の全顕正会員、本日より、東日本と肩を並べるのではなく、これを凌ぐ広布の大潮流を敢然と巻き起こしてほしい。…
 日本には、もう残された時間はまことに少ない。このとき、大聖人様に応え奉らんと、百十五万の顕正会がいま日本で戦っているのである。他国侵逼までに何としても三百万の弘通を成し遂げ、大聖人の御心をそのまま伝える顕正会の諫暁の師子吼で、日本を揺り動かさなければならない。さもなければ日本は亡んでしまう。さあ、西日本は奮い立ってほしい。…
 私は念願している。あと数年以内に、西日本の全県に会館を建てたい。だからすべての県で、これにふさわしい大潮流を起こしてほしい。… すでに時は来ている。世界広布の時を感じて、台湾においてすら潮流が起きつつある。日本の広宣流布がどうして一気に進まぬはずがあろうか。さあ、本日こそ西日本広布の出陣である。大聖人様は必ず御照覧あそばす。歓喜の大行進で西日本を覆い尽くそう。その大行進を、本日から開始してほしい」(「顕正新聞」第1035号 )
5月16日
 宗門、大白法、5月度広布唱題会の砌「御言葉」
 早瀬日如管長「皆様方も、最近の新聞等で御承知のように、世間では今、様々な事件が起きております。毎日の新聞、テレビなどで悲惨な殺人事件や事故などが報道されない日は全くありません。それだけ人心が荒廃しているのでありますが、我々は、ただこれを対岸の火として傍観的に黙過してはなりません。… それでは不幸の原因は何か。それを尋ねてみますと、これは結論から言うならば、不幸と苦悩の根本の原因はすべて邪義邪宗の謗法の害毒にあるのです。… 池田創価学会などは、間違った宗教の典型的なものであります。我々は間違った宗教をけっして世間に蔓延させてはならないのであります。…
 既に御承知かと思いますが、今回、宗門におきましては、平成21年の『立正安国論』正義顕揚七五〇年の佳節を迎えるに当たりまして記念局を設置して、僧俗が一体となって各種記念事業を遂行していくことになりました。… 記念事業として、1番目に「立正安国論正義顕揚七五〇年記念大法要並びに大結集総登山」、2番目に「地涌倍増大結集推進」、3番目に「総本山総合整備事業」、4番目に「記念出版事業」、これら4つの事業を行っていくことが決定しました。… いよいよ本年も中盤に入りました。皆様方にはいよいよ信心強盛に「決起の年」を異体同心、一致団結して闘いきられ、自分自身の成仏のため、そして広宣流布のために御精進くださることを心からお祈りいたしまして、本日の挨拶といたします」(「大白法」第693号 )
5月18~19日
 宗門、総本山、日蓮正宗寺族同心会開催。
5月19日  公明党、元委員長・竹入義勝を提訴。
「内部調査により、竹入が公明党委員長在職中の1986年7月に自分の妻へ送った指輪の購入代金を公明党の会計から支出し着服横領した」として、総額550万円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地方裁判所に起こした。
5月24日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「関西大会の大感動 全国に渦巻く」「御本仏に背くゆえに中国は日本侵略」
 浅井昭衛会長「(中国に対し「かく言うべし」として)日本は靖国神社などやめる。日本には日蓮大聖人の仏法がある。この仏法こそ全人類成仏の大法であり、世界平和の秘法である。よって日本はこの大法を、全人類のために、国家の命運を賭しても護持し奉る ― このように国家目的を明白に宣言するとき、諸天の働きによって、状況は一気に変わる。…
 日本に残された時間はまことに少ない。大聖人様の重大な御化導を顕正会こそ何としてもお手伝い申し上げなくてはならない。御遺命を守り奉った顕正会以外にこのお手伝いをする資格のある団体は日本の中にない」
 富高誠一 中山仁 小峰昌子 松本真智子 総務に任ずる。これにより総務は、矢島弘一 中井浩 鈴木雄二 大沼千恵美 神崎優子 の五氏に加えて、九人の陣容となった。(「顕正新聞」第1036号 )
6月9日  創価学会、聖教新聞「寸鉄」欄、「公明党よ、金と野心に狂った忘恩の竹人らを攻め砕け」
6月27日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「関西大会の大感動 全国にうねる」「"未来亦然るべきか"とは今の日本」
 浅井昭衛会長「立正とは詮ずるところ国立戒壇の建立であれば、これを抛った宗門・学会には、立正安国論を論ずる資格すらない。顕正会のみ立正安国の実践をいま身を捨てて行じている。…
 御遺命守護のご奉のときも、大聖人様が顕正会を立たしめ戦わしめて下さり、あの大事が成し遂げられたのである。そしていま日本国が亡びんとする時、また大聖人様は顕正会を立たしめ戦わしめて下さる。ゆえにいうに甲斐なき凡夫でも、不思議な力が出る。そして必ず事は成就するのである」
 小林恵美子 総務に任ずる。(「顕正新聞」第1039号 )
7月3日  創価学会、潮出版社、池田大作著「地球平和への探究」発刊、ジョセフ・ロートブラット 対談。
7月3日  群馬県警察本部、傷害の容疑で顕正会員を逮捕し、顕正会施設の一斉捜索を実施した。捜索を受けたのは、高崎市にある顕正会施設など2ヶ所、3日午前9時半、群馬県警の捜査員20人が施設に入った。捜索の容疑は傷害、今年5月、館林市に住む顕正会員が、入会を断った元短大教授の男性の顔を殴り、ケガをさせたというもの。( TBSニュース )
7月6日  創価学会、フェイク、「日蓮を悪しく敬い国亡ぼす顕正会」「終末思想で恐怖心を煽る」
「顕正会の会長・浅井昭衛は平成十五年十一月、百万人達成と発表した。しかし、実数は五万人前後だったが、浅井は「一国諫暁」の時が到来したとして、平成十六年四月から会員に愚かしい運動を始めさせた。それは「再び日本国民に告ぐ日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」という浅井が書いた駄文を小冊子にまとめて無差別に配布するというものであった。この小冊子の定価は千円、会員には特別に一冊二百円で販売したと恩着せがましく言っていたが、実は原価が五十円程度の粗雑な小冊子なのである。…
「日本は今、亡国の前夜を迎えている。その亡国は、どのような災難によってもたらされるのかといえばまもなく始まる巨大地震の連発を号鐘として、国家破産、異常気象、大飢饉大病感染等の災難が続発し、ついには亡国の大難たる自界叛逆(国内の分裂抗争)と他国侵逼(外敵の侵略)が起こるのである」という書き出しの「序章」で始まる小冊子。 浅井は、こ冊子を内では「諫暁書」と呼ばせ、各会員に何十・何百部と大量に購入させた。なかには千部以上も買っ配布した愚かな女性会員もいたが、大聖人を利用しての悪徳商法だ」(「フェイク」第738号 )
7月8日
 宗門、第2回総本山総合整備事業実行委員会開催。
7月27日
 宗門、宗務院「支部における折伏と育成について」通達。
「現在、宗門は「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の大佳節における、地涌倍増と大結集の達成を目指し、記念局を設置して、総裁・御法主日如上人猊下のもと、僧俗一致して大前進致しております。… しかして、この御命題を名実ともに達成するためには、折伏・育成の活動を一段と充実強化し、支部の総力を結集して実践推進することが必須であります。そこでこのたび宗務院において、別紙の通り「折伏と育成の心得」を作成いたしました」
「折伏と育成の心得
 一、折伏の心得
  ➀ 折伏のあり方、➁ 謗法払い、➂ 御授戒、勧誡、御本尊下付、
  ➃ 御本尊安置と入仏式、➄ 折伏の方法
 二、育成の心得
 1.具体的な活動
  ➀ 勤行の実行、➁ 化儀の指導、➂ 御講への参詣、
  ➃ 広布唱題会への参加、折伏活動への参加、➄ その他の信心活動への参加
 2.育成の方法」 (「大白法」第699号 )
7月27日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 16,033名、「三類が競う中 赤誠の死身弘法」
 浅井昭衛会長「迎える八月は次の大前進に備えて、入信した多くの人々に信心を打ち込み、人材を育てていく月である。… 膝詰めで語り合える小さな座談会を活発に開き、松野殿御返事の感激を共に語り合い、信心を深めてほしい。…
 このように一国に怨嫉が起きて来たことこそ、顕正会が真の仏弟子である証拠。またこの一国の悪口罵詈こそ、広宣流布甚だ近しの大瑞相である。… 戦後六十一年、いまや日本は曽てなき国家存亡の重大なる岐路に立つに至った。…
 日蓮大聖人を杖・柱と頼み奉る以外にはない。… 大聖人様の絶大威力と大慈大悲を、仏様の使いとして全日本人に教え伝えるのが、顕正会の、命かけての使命である」
 三浦利昌 壮年部幹事に任ずる。(「顕正新聞」第1042号 )
7月27日
 顕正会、本部会議開催(総幹部会終了後)、「広布推進に当たっての組織上の諸注意について」
 浅井昭衛会長「魔は広布を進める清浄の団体を必ず狙う。そこで、いよいよ油断なく、組織を固めていきたい。… 会員間の金銭の貸借、これは絶対にいけません。また、組織を利用してマルチ商法をやったり、あるいは保険の勧誘、様々な商売、すべて信心利用の商行為は、顕正会の中ではやってはいけない。…
 7月3日のテレビ放送の件について「顕正会に入会しろと迫って顕正会員が相手を殴った」などと言っているが、とんでもないことである。…
 中には、不純な心で入信するものがあるかもしれない あるいは偽装入信があるかもしれない。そういうものがいたら、分かり次第、入信・入会を取り消す。この清浄なる 広宣流布の団体を悪人に汚されてなるものか、悪人に妨害させてなるものか」(「顕正新聞」第1043号 )
7月30日
 宗門、第15回法華講連合会少年部大会開催。
 早瀬日如管長「世の中のすべての人々は、だれもが幸せを求め、楽しい入生を送ろうと思っています。しかし、現実にはなかなか思うようにはいかないで苦しんでいる人が大勢おります。では、なぜそうなるのか。… 人が幸せになろうとするとそれを邪魔する用きがあるからであります。それを仏法では、貪瞋癡の三毒と言っています。… 貪瞋癡の三毒によってむしばまれた心の結果は、悪業の因縁を積み、その悪業の因縁によって苦しみを生じ、結局、多くの人がこの貪瞋癡の三毒によって、自らの身を滅ぼしていくのであります。… では、どうしたらこの貪瞋癡の三毒を変えることができるのか。…
 日蓮大聖人様は、正直に間違った教え、謗法を捨てて、ただ大御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えていけば、貪瞋癡の三毒に支配された命が、妙法蓮華経の用きによって仏様と同様のすばらしい命に転ずることができると仰せであります。… どうぞ、少年部の皆様方はしっかりと朝夕の勤行をしてください。… お寺での御講をはじめ少年部会、唱題会などの諸行事にも積極的に参加しましょう。また、お友達もお寺にお誘いしましょう」(「大白法」第699号 )
8月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第1期) 早瀬日如管長講義「御指南」
「思うに、今日の国内外の混沌とした状況と当時の状況を比べて見ると、その類似点はあまりにも多く、我々は今こそ、真の世界平和の実現とすべての人々の幸せのために『立正安国論』の原理に従って、一日も早く、そして一人でも多くの人々に、一切衆生救済の秘法たる大聖人の仏法を下種結縁し、折伏していかなければならないと痛感するものであります。… いくら頭で考え、決意をしても、座したままで行動を起こさなければ、折伏はできません。幸せにもなれません。…
 我らが折伏逆化の闘いに立ち上がれば、三宝破壊の池田創価学会をはじめ、あらゆる障魔が我々の前に立ちはだかり、行く手を阻むことは必定であります。あるいは己心の魔も起きてくるでしょう。… 世のため、人のため、広布のため、そして自分自身の一生成仏のためにも、御命題達成まであと3年と迫った本年、すべての法華講員は、一人ひとりが「師子王の如くなる心」をもって大折伏戦を実行していただきたいと思います」(「大白法」第698号 )
8月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第1期) 八木日照法華講本部指導教師「指導」
「この折伏の大事ということにつき、強い強い決意を固め、その気持ちを、信心を、さらに持続していくための方法として、今から私が一つ提案をいたします。それは皆さん方が、今、折伏しようと思っている人、あるいは目下、折伏中の人でも結構です。その人の名前を書いてみる。そして、何月何日と日時を決めてその人に会う、あるいは電話をする、という具体的なスケジュールを立てるということです。… しっかりと書き付ける、という具体的な行動に表すことが大事であります。..
 次に、今度はそれをいつ実行するかという日時です。これは、弱い自分の心を強くする、後押しするための重要なポイントとなります。3ヶ月先だとか1年先というのでは、ほとんど意味がありません。せいぜい1週間か10日以内に設定しましょう。… 今後共、その姿勢を崩すことなく、次々と新しい人を対象にし、この方式を持続して実行していっていただきたいと念願いたします。あと半年残されています」(「大白法」第698号 )
8月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第1期) 柳沢喜惣次法華講総講頭「激励」
「どうしたら折伏ができるのかということです。この指導会においてずっと、法華講本部の指導教師の御尊能化、御尊師様方から御指導の最後に、皆さん方が帰ってから早速、折伏に動けるよう、この場で折伏する相手の名前を書き、いつまでに行くか、または電話するかを決めてそれも書くということを、お話くださっています。私たちはやろうと思っていても、下山すると忘れてしまう。それではだめなんですね。… ところが、理屈ばかり言う人、上手に世を渡る術を身につけていて、いろいろと批判をする人がいます。その人たちが終いには、幹部批判をして、それがこうじて御住職批判を始める。これが自分の身近で起こった時に、困ったなと見ていてはだめです。立ち上がって、「止めなさい」と震えながらでも言っていくのです。その時に、皆さんも「そうだ、そうだ」と言わなければだめです。黙っているような人には折伏はできません。…
 ここで、自分のほうの生活の在り方が崩れていると折伏がうまくいかない。しかしまた、それでもいいんです。もし相手が「偉そうなことを言ったって自分の家を見て見ろ。いろいろな問題を抱えているじゃないか」と言ってきたら、「何を言うか」と対立せず、「あなたの言うとおりだ」と言えばいいんです。これまで学会だったり、邪教をやってきて、心がけが悪いんですから、言われても仕方ない。… 自分の今の姿も、仏様の教えに逆らってきたその報いだと認めていけばいいんです。そして、「自分は気づいて改めたけど、あなたも早く改めないとだめですよ」と。これなら立派に折伏ができるのではありませんか」(「大白法」第698号 )
8月1日   水声社、金原明彦「日蓮と本尊伝承 ― 大石寺戒壇板本尊の真実」出版、大石寺戒壇板本尊は後世の偽作と疑義。
「厖大な資料、文献を博捜、渉猟しながら、日蓮正宗大石寺に伝わる「戒壇の大御本尊」の造立をめぐるさまざまな謎の核心へと迫る。史実の検証と明解な論理のうちに、通説は排され、新たな「真実」が浮かびあがる」(「BOOK」)
8月16日
 宗門、大白法、8月度広布唱題会の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「毎回申し上げておりますように、本年「決起の年」は極めて大事な年であります。御命題達成を確実にするためには、時間的な上からも、また、あらゆる面から考えて、なんとしてでも本年は勝利をしなければなりません。… 今日、池田創価学会をはじめ、邪義邪宗の害毒によって苦しんでいる人がたくさんいます。こうした人達を救済するためにも、また自らが罪障を消滅して一生成仏を果たしていくためにも、折伏こそ最高の仏道修行であることを改めて確認し、師子奮迅力をもって地涌倍増と大結集を目指して大折伏戦を展開していただきたいと思います。先程も申し上げましたが、御命題達成まであと3年、残された時間は瞬く間に過ぎて行きます。一時も無駄にすることなく、先程拝読の御文を心肝に染め、今こそ一人ひとりが真剣に折伏に取り組んでいくことが肝要であります」(「大白法」第699号 )
8月18日  創価学会、フェイク、「日達=今が広布の時、日顕=未来の話、日如=語れない」
「阿部日顕と早瀬日如 … この二人が御聖訓に違背、大石寺第六十六世細井日達法主の広宣流布への構想を無視し、背き続けている事実を強調しておきたい。…
 日達法主は昭和四十七年三月二十六日、大石寺大講堂で開かれた法華講連合会第九回大会の席上、法華経の薬王品に説かれた「後の五百の中に、閻浮提に広宣流布して」について解説した。その際「二〇一三年までが五五百歳に当る」として「現在こそ広宣流布しなければならない時だ」と真剣に訴えた。…
 日顕は違背し、平成二年の大石寺開創七百年の法要では、日達法主の説を否定するかのように、広宣流布が現在ではなく、遠い「未来にある」旨を述べていた。そして平成十七年元旦の唱題会では、その邪義を重て強調し『広宣流布はさらに未来にある。したがって、大聖人様の御遺命の真の戒壇建立も未来にある』…と発言した。…
 日如に至っては全国宗務支院長会議(四月十九日)で「現状の宗門の力ではまだまだ、広宣流布を語る上にもおこがましい…」と言う始末。… 今の宗門には広宣流布を論じる資格さえもないと吐露している」(「フェイク」第727号 )
8月19~20日
 宗門、第11回海外信徒夏期研修会、17の国と地域から1,070余名が登山。
8月24日  創価学会、鳳書院、池田大作著「希望の翼」新装改訂版 発刊。
8月25日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「靖国参拝、賛成・反対ともに成仏を知らず」
 浅井昭衛会長「(テレビ等の悪口中傷について)もし顕正会が国立戒壇を捨てて折伏も行じなければ、誰からも悪口などは言われない。しかし大聖人様の仰せのままに戦うならば、必ず三類の強敵が起きてくる。そしてこの三類に打ち勝つ鋼のような信心に立つとき、必ずや大聖人様の御守護を頂き、広宣流布の大願は成就するのである。…
 最も恐るべきは中国である。… この中国による侵攻 … それはいつ起こるのか早ければ二〇一〇年代、遅くとも二〇年代と思われる。ゆえに私は『十有余年』と言い続けているのである。広宣流布は、いよいよ大詰めの段階を迎えている。『仏法を得べき便り』とは、今の御奉公をおいて断じてあるべくもない」
 成毛憲司 副男子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1044号 )
(※ 浅井昭衛会長の予言は、ひとえに中華人民共和国による侵攻頼みであること、自ら手の内を明かしている。櫻川 忠 )
9月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第3期) 早瀬日如管長講義「折伏要文」
「浅はかな小善に執着して、折伏をしないというような状況があってはならないということです。皆さん方にも、親友という人がおられると思います。ところが、信心がしっかりしていないと、親友に限って折伏をしないのです。折伏をすると、2人の仲が悪くなってしまうなどと勝手に考えてやめてしまう人がいるのです。こういうのはだめなんです。…
 最初は、威勢よく権門の理を破さんとするのだけれども、だんだん相手の気持ちがこちらに近づいてきて入信しそうになると、ついつい妥協して「時間がないなら御題目三遍でもいいですよ」なんて言ってしまうのです。そうすると、本当に正しい教えになってこないのです。やはり「朝は五座、夕は三座の勤行を毎日しっかりと行って、私たちと同じように折伏をしなければ功徳はありませんよ」と言ってあげなければだめなのです。… それを言わずに、何とか入信してもらおうなどと思ってやっていたら、それはだめです。…
 大聖人様は、「法華経の敵を見ながら置いてせめずんば、師檀ともに無間地獄は疑ひなかるべし」とまでおっしゃっているのです。ですから、折伏ということが大事なんです。平成21年に向かってこの大事な時に、我々は一致団結して立ち上がって折伏を行ずるべきであると思いますので、是非ともお願いをする次第であります」(「大白法」第700号 )
9月1日
 宗門、大白法、「大白法700号の発刊に寄せて」
 早瀬日如管長「最近の紙面は、僧俗が一体となって編集・発行に携わり、信行増進、教学研鑚、破邪顕正等の各面において、その時々に適った問題を的確に取り上げ、多くの読者の要望に応えて、法華講連合会機関誌としての使命と役割を見事に果たしていることは、今後の法華講の発展と推多を鑑み、まことに心強いものがあります。『日蓮正宗法華講連合会規約』の第5条には、「連合会は、日蓮正宗総本山及び末寺を厳護し、日蓮正宗の教義を護持弘宣して、広宣流布達成に資するとともに、法華講支部の発展をはかり、講員の信仰増進に寄与することを目的とする」とあります。したがって、『大白法』は、あくまでも一天四海広宣流布を目指す法華講連合会の機関誌として、その目的達成のために、宗務当局からの指導・連絡をはじめ、法要・儀式・行事・案内等を含めた活動状況の報告などを正しく伝えていく報道性と、法華講連合会が進むべき方向性を示唆した指導性と、外に向かっての布教性を兼ね備えたものでなければならないと思います」
 柳沢喜惣次委員長「その間、年数をもって数えるときは45年間となります。住時の方々の並ならぬ御苦労は筆舌に尽くせるものではありません。… 思うに、何事も続けていけるということは、大切なことであります。… 反面、不正直は後続の者を善導することはできません。そこに、末路は変質するか、中断するかであります。… 今後さらなる法華講の信心の倍増、啓蒙、そしてまた、すみずみに至るまでの周知に肝胆を砕かれる皆様のために、時代はさらに卓越した企画、編集を要求してくることと存じます。どうぞ今後とも、一層の御精進と御健勝を御祈念いたし、お祝いの言葉に代えさていただきます」(「大白法」第700号 )
9月1日
 宗門、大白法、「長男不在……その時会員は」
「克衛は平成十六年十月五日付『顕正新聞』に掲載されたのを最後に、今日までパタと姿を消しているのだ。… 代わって担ぎ出されたのが、浅井の次男で「男子部長」でもある城衛である。城衛は、克衛が「教学室長」なる役職をあてがわれる一力月前の八月、「幹部大会」なる集会で、顕正会の「理事」に任命されている。…
 会員たちの間では克衛の行方を、不祥事を起こしたことによる「失踪説」や「失脚説」、あるいは「重病説」など、様々な噂が飛び交うが、いずれも憶測でしかなく、会員にもその真相は知らされていない。しかし、「失踪」「失脚」などの噂が出るのも無理からぬことである。克衛のかねてからの無知で過激な暴力的体質は、父浅井とは異なり、いずれ公私に関わらず、問題を起こす引き金になることが指摘されていたからである。父である浅井が、後継者となるべき長男克衛の器の無さを見限ったのかどうか…。
 いずれの理由にせよ、常々、浅井が脅威を指摘する某国の将軍サマの後継者問題と、浅井教団の有り様が似通ってくるとは、まさに皮肉な結果であり、笑い草だ。克衛と城衛の交代制──。親子で繰り広げる教団内部のゴタゴタが目に浮かぶようだ」(「大白法」第700号 )
9月6日  悠仁(ひさひと)親王御誕生、文仁親王妃紀子が男子を出産、皇室に40年9か月ぶりの男子誕生。皇位継承順位は父・文仁親王に次ぐ第2位。
9月8日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「随筆 旭日の光」発刊。
9月8日  毎日新聞社、池田大作著「美しき生命 地球と生きる 哲人ソローとエマソンを語る 」発刊、ロナルド・ボスコ / ジョエル・マイアソン てい談。
9月10日
 顕正会、沖縄大会開催(沖縄コンベンションセンター)、3千余名が参集、「他国侵逼せまる沖縄を救わん」
 浅井昭衛会長「この台湾侵攻が始まれば、米軍の爆撃機は直ちに沖縄から発進する。このとき、中国は『沖縄に核を落とす』と言うに違いない。もし米国が中国の報復を恐れて出動しなければ、台湾は直ちに奪われ、次いで沖縄も日本も併合されてしまう。かく見るとき、沖縄の危機はもう遠い将来の憂いではない。すでに数年以降に迫る現実である。…
 このとき、この大難を逃れるのは、もう御本尊のお力以外にはない。… どうか沖縄顕正会員は一結して、沖縄一三〇万の県民を救う戦いを起こしてほしい。その戦いの本城として、私は再来年、那覇市に、三階建ての堂々たる沖縄会館を築くことを、心に決めている。…
 本日の沖縄大会こそ、まさしく沖縄の運命を変える戦いの出陣である。さあ、二万八千の沖縄顕正会員一結して、本日より、沖縄を救うこの重大な戦いに、敢然と立ってほしい」(「顕正新聞」第1046号 )
9月16日
 宗門、大白法、9月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「本年「決起の年」もいよいよ残り4ヶ月、約120日間となりましたが、我々はこの120日間をいかに闘いきっていくか。… 時間の価値は、その内容によって大きく変わるのであります。120日間を有効かつ価値ある時間とするためには、まず講中全体が志を一つにして、折伏に次ぐ折伏を重ねていくことであります。もちろん、我々が立ち上がれば、三宝破壊の池田創価学会をはじめ、あらゆる魔が妨害に出ることは間違いありません。しかし、その妨害を恐れてはなりません。…
 我々の信心が臆病であっては祈りもかないません。臆病な信心とは、難を恐れて、優柔不断で実践を伴わない信心であります。祈りは、実践を伴って初めて、祈りが祈りとしての験を顕すのであります」(「大白法」第701号 )
9月16日
 宗門、大白法、夏期講習会(第4期) 早瀬日如管長講義「折伏要文」
「自行化他という上からも、まさに私から打って出ていかなければ折伏はできません。大体、末法の衆生というのは、本未有善の衆生ですから、相手のほうから法を求めて来ることはないのです。.. 我々一人ひとりが本当に勇気を持って立ち上がって折伏に打って出なければ、今はよくても後はたいへんですよ、無間地獄という恐ろしい結果が待っていますよ、このように大聖人様がおっしゃっているということを、よく認識していただきたいと、このように思います。…
 大聖人様の仏法は「自行」と「化他」というように昔から決まっているわけです。しかるに、これが「自行」だけであったならば、つまり自分だけに御題目を唱えるならば、それでは幸せになれないのです。小乗の声聞・縁覚と同じになってしまうのです。… いくら信心しても、どうもうまくいかないというのは、たいていその人たちは折伏していないのです。… 折伏をすれば必ず悪口罵詈・非難中傷などいろいろなことがあります。しかし、それは我々がそうやって難を受けることによって過去世の罪障を招き寄せ、そしてこの信心によって消滅させていただくということになるわけですから、我々は、むしろ喜んで難を受けるという決意をもって折伏に臨んでいけばよいということです」(「大白法」第701号 )
9月20日  安倍晋三、小泉純一郎の任期満了に伴う総裁選で、麻生太郎と谷垣禎一を大差で破って自由民主党総裁に選出された。
9月21日
 顕正会、男子部臨時幹部会開催(大宮ソニックシティ)、5千名が参集。「明治以降の戦争は侵略戦争ではない」「三万人の男子部会を3年後に」
 浅井昭衛会長「いよいよ具体的に十万結集を進めなくてはならない。その第一段階として、まず三万人の結集を三年後に成し遂げたい。… 東洋一の大会場『スーパーアリーナ」において、三万人の男子部大会を開き、いよいよ十万結集を確実にしたい。こう私は思っているが、男子部諸君、どうだろうか。…
(明治維新以降の戦争について)これは侵略戦争ではない。日本が引きずり込まれた戦争であり、自衛のための戦争であった。しかし、このような戦争に引きずり込まれること自体が、日蓮大聖人に背き続けてきた日本の罰である。…
 国立戒壇建立のとき、どうして、命かけて御本仏に忠誠を貫く仏弟子の大集団が出ぬ道理があろうか。ゆえにいま顕正会員として馳せ参じている者は、ことごとく地涌の菩薩の流類、一人として使命のない者はない。…
 ここに、大聖人に捨身の忠誠を貫く三百万の仏弟子と、その中核たる男子精鋭十万があるならば、日本は必ず救える。そしてこの十万は、三万の結集が成ればもう眼前ではないか。さあ、本日こそ男子部の新しい出陣である。三年後の男子部大会を一点に見つめ、男子部は本日より、大地ゆるがす猛進を開始してほしい」(「顕正新聞」第1048号 )
9月22日  創価学会、池田大作名誉会長、自由民主党・安部晋三総裁と首相就任直前に密会。
9月25日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「新首相の真言密教祈祷は日本国の凶日事」
 浅井昭衛会長「他国侵逼の最前線地・沖縄のことを思うと、じっとしていられない。…男子精鋭十万結集をいよいよ具体化していかなければ間にあわない。… いまこうして凡夫の集まりの顕正会が、大難事の広宣流布に勇み立てるのも、すべてはこれ大聖人様のお力である。…
 一国の総理が、亡国の悪法たる真言を信じ密教で祈祷するということは、まさしく日本国の凶事ではないか。これから日本の行く手にどのようなことが起こるか。顕正会員はよくよくこれを見ててほしい。しかしこのような悪が起これば、広宣流布は早まる。日本国の命運はまさに、大聖人様に忠誠を貫く顕正会にかかっている」(「顕正新聞」第1047号 )
9月26日  安倍晋三、第90代内閣総理大臣に就任。戦後最年少で、戦後生まれとしては初めての内閣総理大臣となった。
10月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第5期) 早瀬日如管長講義「折伏要文」
「邪義邪宗というものは、私たちが破折しなければ絶対に滅びません。この真言宗もそうですが、創価学会をはじめとするその他の邪義邪宗も世間に遍満しているではありませんか。ですから、我々が折伏をしなければだめなのです。… 皆さん方もよく知っているオウム真理教なんていう団体もありましたけれども、あのような誰がどう見てもおかしいと思うような間違った教えであっても、まだ相変わらず一生懸命やっている人がいるわけです。ですから、邪義は放っておいてはだめなんです。そういう間違った教えに人々は惑わされてしまうことを防ぐためにも邪義を破折していくことが大事であるということをよく覚えておいていただきたいと思います。…
 まず、皆さん方 一人を折伏するとことが大事なのです。そこで日顕上人猊下は、常々「一年に一人が一人の折伏」ということを御指南あそばされていたのです。まずは「一人が一人」、そこから二人、三人、百人と次第に唱え伝わっていくのです。… 必ず広宣流布は達成するのです。けれども、我々の努力はなくしては広宣流布は達成しないのです。先ほど言った邪義邪宗ということも同様です。我々が、邪義邪宗を破折しなければ、邪義邪宗は滅びていかないのです。… 自行だけの信心てはなく、自行化他にわたる信心をしていくことが大聖人様の仏法であり、それが法華経の精神であるということです。つまり、折伏というのは大聖人様の御命であると、このようにおっしゃっているわけてあります」(「大白法」第702号 )
10月1日  宝島社、ベンジャミン フルフォード「イケダ先生の世界 ― 青い目の記者がみた創価学会」出版。自ら体験した創価学会の異常性を執筆。「USA進出の知られざる過去、財力、政教一致論争…そしてメディアタブーの構造」(「BOOK」)
10月16日
 宗門、大白法、夏期講習会(第6期) 早瀬日如管長講義「折伏要文」
「皆さん方も各支部にお帰りになりますと、指導教師の方や幹部の方々から「折伏をしなければいけない」と、このようにきつく言われているのではないかと思います。しかるに、これは指導教師や幹部の方々が勝手に言っているわけではなくして、全部これは大聖人様の御意、つまり大聖人様の御書、あるいは法華経の文の中に、「折伏をしなければならない」「もし折伏をしないのであれば、絶対に幸せにはなれない」ということを明言しておられるわけです。そのことをまず知っていただきたいと思います。…
 謗法を破析しなければ天下の泰平、国土の安穏は絶対に来ない。自分自身の謗法を破折しなければ、自らも一生成仏を遂げることがてきないということであります。… 我々は相手が話しを聞こうが聞くまいが、きちんと折伏をしなければいけないのです。… 折伏いうのは「こっちの水は甘いよ」というように言っているだけではだめなんです。「あなたの考え方は間違いですよ」ということを、きちんと言わなければだめなんてす」(「大白法」第703号 )
10月26日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「自虐史観は中国の対日工作の成果」
 浅井昭衛会長「全顕正会員が、自虐史観とか皇国史観とか階級史観とかの間違った歴史認識に惑わされることなく、仏法に基づいた確固たる歴史認識をもって、広宣流布のゴールを見つめてほしい。… 中国共産党が一九七二年当時工作員に指令した秘密文書「日本解放綱領」、… 日本中がここまで自虐史観と贖罪意識の虜になったのは、まさに中国のこの対日政治工作が成功したということである。…
 私は憂えている。一国の総理が、御本仏の御遺命に背き天魔その身に入る池田にひれ伏し、さらに真言密教で祈祷をしたら、日本の行く末はいったいどうなるのか。… 大聖人様のこの重大なる御化導をお手伝い申し上げる仏弟子の集団は、もう顕正会以外には断じてない。ゆえにいま、地涌の流類は続々と顕正会に集いつつある。大聖人様のお待ちあそばす大法戦場に、断じて遅れてはならない。必ず間にあう」(「顕正新聞」第1050号 )
11月9日  創価学会、秋谷栄之助会長更迭。新会長・原田稔、理事長・正木正明の新体制となる。
「創価学会は9日、秋谷栄之助会長(76)の任期途中での退任を内定した。後任には、原田稔副理事長(65)を充てる方向だ。… 任期は5年間。秋谷氏は、1981年に北条浩第4代会長の急逝を受け、第5代会長に就任した。今年7月に再任され、6期目を務めていた。池田大作名誉会長の下で、公明党への選挙支援などを含む実務全般を指揮してきた。秋谷会長の在任期間は25年に及ぶ。来年の統一地方選と参院選は公明党にとって厳しい戦いが予想されることに加え、9月、公明党代表に太田昭宏氏が就任し、新体制が始動したことから、世代交代を図る必要があると判断したと見られる」(「読売新聞」11月9日 )
11月11日  週刊現代、長谷川学「官邸を抜け出してドンと面会」掲載。
「一国の総理大臣が一宗教団体の指導者の前に膝を屈するという行為は異常な事態と言わざるを得ない。 安倍晋三首相(52歳)が都内の創価学会施設で池田大作創価学会名誉会長(78歳)と極秘会談していたことが明るみに出た。…
 安倍氏は池田氏に、「生前、父が大変お世語になりした」と、まず頭を下げた。首相の父、故・安倍晋太郎元外相と池田氏は、晋太郎氏が岸信介元首相の総理秘書官をしていた1958年からの付き合いという。首相と池田氏は昔話に花を咲かせたが、首相の本来の目的は目前に迫った衆院補欠選挙で創価学会の力を借りるこどだった」
11月12日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「青春の光彩 II」発刊。
11月12日  創価学会、フェイク、「入会を強要させている黒幕は浅井昭衛だ」
「俗悪な邪教「冨士大石寺顕正会」が、またも違法な勧誘・暴行事件を起こして十一日、警察搜索の手が入った。… さいたま市北区の職業不詳の男(四二歳)と上尾市の職業不詳男(三〇歳)の二人が今年七月二日夕、東京都板橋区常盤台の顕正会・東京会館にアルバイト男性を連れ込み「住所を教えない限り帰らせない。入会しないと不幸になる」等と脅迫。帰ろうとした男性に暴行を加えて、一時間以上も執拗に入会を強要。男性が近くの交番に駆け込み、事件が発覚した。…
 ところで、顕正会の犯人二人が、アルバイト男性に「住所を教えろ」と迫った理由は、住所が分かれば本人の意思に関係なく「入会成果」として数えることができるからだ。浅井は平成七年六月に入会手続きを変更。入会する本人の署名・捺印を不要として「入信報告書」のみに切り替えた。つまり本人が入会を拒否しても住所、氏名が分かれば会員にさせられている。… こんな悪辣な手口は会員数を水増し公称するためである」(「フェイク」第0780号 )
11月15日  創価学会、池田大作名誉会長のボディーガード「金城会」の大幹部、出資法違反容疑で逮捕。(「週刊新潮」11月20日号 )
11月16日
 宗門、大白法、11月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「常に申し上げていることではありますが、本年「決起の年」は、御命題達成の鍵を握るまことに大事な年であります。したがって、これからの2ヶ月間は、一日一日が極めて貴重な時間であり、この貴重な時間を一日たりとも、無駄なく闘いきっていかなければなりません。… 人は、とかく理屈では解っていても、わずかな欲望や魔縁にたぶらかされて、刹那的な快楽や名聞名利を追い求め、大事な時間を無駄にして、挙げ句の果てに、一生をむなしく過ごしてしまうことが多々あります。こうした惰弱なる命を強靱な命に改変していくことができる唯一の道こそ、大聖人の仏法であります。… 「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の「地涌倍増」と「大結集」の御命題達成のため、また、自らの即身成仏のため、絶対なる確信と断固たる決意をもって、本年「決起の年」の残り2ヶ月間を悔いなく闘いきっていくことが肝要であります。」(「大白法」第705号 )
11月18日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「「生老病死と人生」を語る」発刊。
11月18日  海竜社、池田大作著「女性に贈ることば365日」発刊。
11月19日
 顕正会、新高知会館落慶御入仏式挙行。(「顕正新聞」第1052号 )
11月20/21日
 宗門、総本山、御大会式奉修。
11月27日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 21,383名、名目会員数 1,183,942名。「次の五〇年の中に広宣流布必ず事相に」
 浅井昭衛会長「大聖人様は正系門家における御遺命破壊を断じて許し給わず ― ゆえに顕正会をして立たしめ諫暁せしめ、さらに諸天に仰せつけて学会・宗門を自界叛逆せしめ、正本堂を打ち壊わし給うた。… 私は長きこの御遺命守護の戦いを通して、大聖人様の厳たる御威徳と正しき賞罰を、肌身で感じさせて頂いた。…
 恐るべき他国侵逼を受け我が身も国も亡びんとするとき、一切の慢心は消え、日本一同に『助け給え、南無日蓮大聖人』『南無妙法蓮華経』と頭を地につけお題目を唱える時が必ず来る。そして、この重大なる大聖人様の御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を命かけて守り奉った顕正会以外には、その資格も力もない。… 明年より、いよいよ発足第二の五十年に入る。この期間こそ、まさしく他国侵逼が起こる時、そして広宣流布が事実になる時である。この重大な時に、私たちが生まれ合わせたとは、何たる宿縁であろうか」(「顕正新聞」第1053号 )
11月28日
 宗門、総本山、御影堂大改修着工法要 並びに 御遷座式奉修。
 総本山、第2回「立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会」開催。
12月1日
 宗門、大白法、夏期講習会(第8期) 早瀬日如管長講義「折伏要文」
「折伏をせずに、世間の人たちと表面上のお付き合いをしているうちは、相手もニコニコして「あの人はいい人だ」と言ってくれます。だが、折伏をした途端に相手の態度は変わります。それこそ怒り心頭に発するといった形相で非難中傷されることもあると思います。… いつも言いますけれども、たしかに何もしなければ、今は平穏無事であるかもしれない。しかし、それでは後生はよくないのです。…
 大聖人様が身命を賭して国主を諌暁せられたそのことを思うとき、私たちは力の及ぶ限り、我が家に謗法があればそれを破折し、そして国に謗法があれば、国の謗法を責めていくべきなのです。そこで、今日において国の謗法を責める、国主を諌暁するには、どのようにしたらよいのかということが問題になります。しかるに、今日の日本のような主権在民の世の中にあっては、我々民衆が中心でありますから、我々が一人ひとりを折伏していくことが、この国主への折伏に通じていくわけです。… 必ず広宣流布するとありますけれども、我々の努力なしには絶対に広宣流布はしないのです。我々の努力があって、はじめて広宣流布するわけです。いかに方程式が説かれていても、その方程式を実行しなければ、いつまで経っても広宣流布はせず、我々も成仏をしないのです」(「大白法」第706号 )
12月10日
 顕正会、群馬会館御入仏式厳修。(「顕正新聞」第1054号 )
12月16日
 宗門、大白法、第2回「立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会」の砌。
 早瀬日如管長「この7万5千の大結集をもって、平成21年の『立正安国論』正義顕揚の御命題の一つである大結集を果たしていきたい。… 我々が御命題をいただいたのが平成14年で、15、16、17、18と、今年で4年経っているわけでありますけれども、この間、みんな一生懸命に折伏を行っていますから当然、増えております。しかし、まだ理想の数には届いていないように思います。したがって、これから先の闘いが大事であります。… だめだと思った瞬間にこれは終わってしまいます。そうではなくて「まだ2年ある」と。我々はしっかりとそこに足場を固めて闘いきっていくことが大事ではないかと思う次第であります」(「大白法」第707号 )
12月11日  矢野絢也元公明党委員長、本人や家族への尾行の証拠をもとに、牛込署へ被害届け提出。
12月21日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「広布最終段階の中の最終段階」
 浅井昭衛会長「この第二の五十年に、諫暁書の冒頭に示した諸災難が必ず事相になる。…(僣聖増上慢について)池田大作こそ、まさしく広布前夜における僣聖増上慢である。…
 三類の強敵が競い起これば広宣流布はいよいよ近い。第二の五十年を迎えればこそ、三類の強敵もその姿を見せるのである。たとえ世間がこぞって謗るとも、ただ一人の大聖人様がおほめ下さるならば私は有難い。いかなる難があろうとも、大聖人様の『風の前の塵なるべし』の大確信を拝し顕正会は驀進する」(「顕正新聞」第13 号 )
12月26日  さいたま地方裁判所、埼玉・妙本寺墓地事件の和解成立。
12月27日  創価学会、フェイク、「顕正会は第二のオウム真理教だ」「浅井昭衛の後継者・克衛は不倫問題で謹慎に」
「顕正会の勧誘は、電話で言葉巧みに誘い出して「北朝鮮が侵略してくる」「首都圏を直下型地震が襲い、壊滅する」等々の終末論で脅すのが常套手段である。北朝鮮のミサイル乱射や地下核実験の強行について、「浅井先生の予言通り」と自慢する会員もいたが、これは阪神淡路大震災の時に「麻原彰晃尊師の予言が的中」と狂喜していたオウム真理教と酷似している。…
 看過できないのは陸海空の自衛隊員警察官の中にも顕正会員がいることだ。年齢は二十代から三十代の若者で、防衛大卒の幹部やクラスの下士官もいる。浅井は「十万でデモ行進し、国会議事堂を包囲法を改正し国教化する」等と豪語したこともあるが、やがては武装しないとも限らない。この点もオウム真理教と似ており「顕正は第二のオウム真理教だ」と危険視する理由も、この辺りにある。…
 会員は百二十万人と公称しているが、この数はウソ。本人が承知していないのに会員に数えられている分や脱会者も加えての総合計だ。しかし、宗教法人の申告所得は昨年が第八位。侮れない資金力を持つ集団になっている。…
 この顕正会で注目されるのは最近、会長・浅井昭衛(七五歳)の長男で、男子部長を経験し、今では事実上のナンバー2である筈の主任理事・浅井克衛(四三歳)が不倫問題で謹慎させられているとの噂が囁かれていることだ。事実、平成十六年十月五日付の顕正新聞に出て以来、現在まで会合にも新聞にも登場していない。「浅井克衛は結婚後も二股をかけている」とも言われていたが、どうやら「女性問題で昭衛の逆鱗に触れた」というのが真相のようだ。…
 思えば、顕正会の歴代男子部長は、殆どが失脚している。村岡長治、長岡孝志、小川善紀、海老原秀夫らであるが、またしても、次期会長と目されていた浅井克衛まで失脚するとは顕正会崩壊の予兆と言えよう。それにしても、浅井昭衛は己の女性問題を棚に上げ、息子の不祥事を怒るとは滑稽の極みだ。当編集室は昭衛と某女子部幹部との特別関係、大塚三業地での女遊びなど全て把握している。こんな遊び人の昭衛に煽られ、暴力的勧誘を続ける顕正会員こそ哀れである」(「フェイク」第795号 )
 

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