迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、大白法、「新年の辞」
 早瀬日如管長「地涌倍増と大結集の御命題を達成するためには、様々な困難が付さ纏うことは承知の上であります。しかし、苦しい闘いであればこそ、その先には何物にも代え難い勝利の歓びがあり、楽な闘いでは真の達成感も歓喜も生まれて来ないのであります。困難が付き纏うからこそ達成へ向けての意欲も湧き、異体同心・一致団結して事に当たることが出来るのであります。正しくそれは超克の原理であります。… 法華講員各位には、この御金言を心肝に染め、御命題達成へ向けて愈々御精進下さることを心から念じ、新年の挨拶といたします」
 阿部日顕前管長「行動は万人が行うところであるが、自己中心の考えによるエゴの行動が貪瞋癡三毒による諍いと誹謗を招くことは、現今の社会相の闇黒面が明らかに示すところであり、これらの悪現象の元になっているのは偽善を事とする宗教思想、特に池田創価学会の裏表ある醜悪な行為が陰に陽に関係しております。… 本年は「行動の年」であります。全国あらゆる法華講支部の指導教師と講中幹部・講員が、日如上人の御指南の下、心を一にして自行化他・破邪顕正の行動を更に進めるべき年であります」(「大白法」第708号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「第二の五十年
「本年八月、顕正会は発足五十周年を迎える。この五十年を振り返れば、まさに御遺命守護の御奉公を貫き通した五十年であった。… 凡慮の及ばぬ数々の不思議が起きた。中にも、本門戒壇の大御本尊の還御と、正本堂の崩壊は、不思議の中の不思議であった。… 池田大作は宗外に去り、阿部日顕も身を隠した。一方、顕正会には百十八万の地涌の流類が集い、国家諌暁に立つにいたった。この御本仏の厳たる賞罰、私はただ伏し拝し奉るのみである。
 そして今、第二の五十年を迎えた。この五十年のうちに、大聖人が「大地を的とする」と断言し給うた広宣流布・国立戒壇建立は、必ず成ると私は確信している。五十年の中にもその前半にと、私は深く願求し祈請(きしょう)している。… 人生をかけ、命をかけて何の悔いがあろうか。 さあ、百十八万顕正会員一結して御奉公を貫き、大聖人様のおほめを賜わろうではないか。平成十九年元旦」(「顕正新聞」第1055号 )
(※ 浅井昭衛会長が云う「五十年の中にもその前半」とは、令和13年(2032年)である。会長の年齢はそのとき、101歳となっている。しかし、"顕正会のタイムテーブル" で検討したように、それは名目会員数がようやく "三百万" に届くに過ぎない。顕正会員諸氏には、"虚言癖" 会長の扇動に乗せられ "夢物語" に「人生をかけ、命をかけ」てはいけない。櫻川 忠 )
1月1日  国際連合、潘基文が事務総長に就任。
1月2~3日
 宗門、法華講連合会初登山会、2万6千余名が参加。特別御供養(第1回)を奉呈、総額22億7,174万0,444円。
 早瀬日如管長「ただいまは法華講連合会を代表いたしまして、法華講連合会委員長、法華講総講頭・柳沢喜惣次殿より、全国法華講員からの御供養をお受けいたしました。まことに有り難く、厚く御礼を申し上げます。… 大聖人様の仏法におきましては「事を事に行ずる」ということがまことに大事であります。理論だけでは爾前迹門の仏法と同じでありますから、今時、末法においては成仏することはできません。… 本日お集まりの講頭さんをはじめ副講頭さん等、講中の幹部の方々が是非、率先垂範せられて、講中の責任者としてこの「行動の年」を有意義に闘っていただきたいと思います」(「大白法」第709号 )
1月3日
 宗門、唱題行の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「そもそも、宗教とは信仰が生命であります。信仰のない宗教は所詮、存在しません。いわば、信仰があってこそ宗教は己れのものとなるのであります。… 御本尊様が「有り難い」と思っているだけでは、信心しているとは言えないのであります。したがってまた、いかに教学を研鑽して甚深の御法門を学んだとしても、御本尊への絶対の確信を自らの行動の上に顕さなければ、結局、それは単なる学問であり、理論に過ぎないのであります。理論あるいは学問では成仏をしないことは火を見るより明らかであります。… 目標に向かって倦まず弛まず努力をしていけば、必ず目標は達成できるのであります。もし、それができないとすれば、結局、それはやっていない、動いていないということになるのであります。御命題の達成も、結局は我々が動かなければかなえることはできません」(「大白法」第709号 )
1月8日
 顕正会、成人式挙行(本部会館)。(「顕正新聞」第1057号 )
1月11日  神奈川県警察本部、宗教法人顕正会の本部会館を家宅捜索。入会強要の容疑で、3人の容疑者を逮捕した。同日朝から、同会本部など関係先8カ所へ家宅捜索に入っており、勧誘の実態を調べる。
 警視庁公安部1課の調べでは、3人は昨年9月24日、同会の小田原会館で、厚木市内に住む大学2年の男性の腕を引っ張ったり、背中を押したり暴行を加えて入会を迫った疑い。厚木市内のゲームセンターにいた被害者を、食事を口実に小田原市まで連れ出したという。神奈川県警によると、同会への入会勧誘をめぐって、2003年以降、毎年 100件前後のトラブルの相談が寄せられていた。
1月12日  創価学会、フェイク、「神奈川県警が顕正会本部を家宅捜索」「拉致・監禁暴行の入会強要は組織的犯行」
「これまでは地方の会館、事務所などの捜索は行われたものの、本部への捜索は今回が初めてのことで、顕正会では不当逮捕、不当捜素と叫んでいたが、むしろ、本部の捜索は遅すぎた感さえある。「顕正会」本部には午前八時半頃、約五十人の捜査員が正門から捜索に入り、約十分後には十数人の制服の機動隊員が入った。…
 同県警は顕正会の強引な勧誘の手法には共通点があることから、組織的関与を視野に入れて、初の本部捜素に踏み切ったものである。この警察の狙い通り、会員達を誑(たぶら)かして強引な勧誘に狂奔させている張本人は、会長の浅井昭衛であり、浅井の逮捕こそを急くべきである」(「フェイク」第799号 )
1月14日
 宗門、1月度広布唱題行の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「毎日の新聞やテレビで報道されておりますように、親が子を、子が親を、夫が妻を、妻が夫を、兄が妹を殺害するような家族内の残酷で悲惨な事件、そのほか混沌とした今日の国内外の惨状を思うとき、真の世界平和の実現と世界中のすべての人々の幸せのため、我々はなんとしてでも地涌倍増を達成しなければならないと思います。それが今日、我ら本宗僧俗に与えられた大事な使命であります。… 所詮、仏法は体、世間は影であります。… 宿縁深厚にして値い難き仏法に値い奉り、その上、『立正安国論』正義顕揚七五〇年の大佳節に巡り値えることは、まことに稀有なことであり、まさしく千載一遇の機会と言うべきであります」(「大白法」第710号 )
1月14日
 顕正会、教学部登用試験実施、全国122会場で 12,849名が受験。(「顕正新聞」第1057号 )
1月16日
 宗門、大白法、異流義破折「創価学会 破門から15年、現実相に邪正の峻別は厳然!」
「去る平成18年11月28日、創価学会が破門されてから満15年を迎えた。この日、創価学会は、この間の大謗法の数々を棚に上げて、「学会が宗祖の御遺命である世界広宣流布を現実に進めることができた」(平成18年11月28日付 聖教新聞社説)と大言壮語を言い放った。何をもって「現実に進めることができた」のかと言えば、邪義を世界に弘めただけでなく、「池田SGI会長に対する世界の大学、学術機関からの名誉学術称号は200を超えた」(同)ことも根拠のようだ。要するに、創価学会が繁栄していると会員達に思い込ませるためにも、名聞名利の虚飾が必要なのである。…
 この社説では、いまだに創価学会問題の発端が「C作戦」なるものにあるとする。既に何度も指摘したことであるが、いわゆる「C作戦」なる妄想については、司法において、「いずれも一方的な陳述の類であり、その内容も客観的根拠に乏しく、また、これらを補強し得る的確な証拠もない」(長野地裁松本支部の平成11年4月21日判決)と明確に否定されている。…
 こんな奸計を弄する創価学会が、仏法を名乗ることすらおこがましいが、中でも「大聖人直結」とうそぶくのは、もはや片腹痛いとしか評しようがない。第一に、大聖人は正直を旨とされている。故に、不正直な創価学会が「大聖人直結」などはできない。第二に、「直結」を叫んだところで、その実体たる本門戒壇の大御本尊から離れている。… 宗門隆盛の姿と、大作の勲章が多いことと、どちらが正邪を決しているかは、誰の目にも明らかではないか」(「大白法」第709号 )
1月17日  創価学会、第三文明社、池田大作著「対話の文明 平和の希望哲学を語る」発刊、ドゥ・ウェイミン対談。
1月17日  創価学会、フェイク、「顕正会の浅井が神奈川県警を愚弄!」「暴力勧誘を煽る浅井昭衛が警察を逆恨み」
「平成十一年九月二十七日、川口総合文化センターでの総幹部会の席上、顕正会員が反社会活動を続けている事実を棚に上げ、幹部会に集った約三千五百人を前に、警察を逆恨みして悪口雑言。… 昭衛の意を受けた長男の克衛が「顕正会弾圧の神奈川県警に大罰下る」と題して言いたい放題、延々と神奈川県警に罵詈雑言を浴びせ続けた。…
 これを受けて浅井昭衛が得意満面で語っていた。「先ほども話がありました。神奈川県警の大罰もそうですね。県警本部長などといえば、一般庶民から見れ権力の象徴そのものです。しかし、ひとたび諸天の責めを受けるや、あっという間に辞任という事態に追い込まれてしまう」と語り、「おかげで深山本部長は毎日テレビに出て一気に時の人になっちゃった(笑)」と嘲笑。… 神奈川県警を愚弄したのである。だが、大聖人の仏法を悪用する顕正会にこそ仏罰は必定だと知るべきだ」(「フェイク」第800号 )
1月23日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「折伏に余韻を残そう」「謀略の本質は池田の恐怖心」
 浅井昭衛会長「折伏に際しても、今日のところは入信決定は無理だなと思ったら、余韻を残すことが大事です。次の機会につなげるということです。もう広宣流布のゴールは決まっているのです。だから、どっしりとした確信に立って、順逆二縁を救い切っていきたいのであります。…
 無実の会員を逮捕し本部会館の家宅捜索までした今回の事件の異常さ不可解さ、… この背後にある本質は「池田大作の恐怖心」にある。… 池田は、国立戒壇を叫ぶ顕正会がこの世に存在するかぎり、自分が危うくなると思っている。ゆえに曽っては宗門の『法主』を動かして顕正会を解散処分にし、今は公権力を動かして顕正会を抹殺せんとしている。これが今回の事件の全貌である。…
 広宣流布が近づけば、三類の強敵が現われることは仏法の定理である。このとき、大聖人様の御心に通ずる強き強き大信力を奮い起こして三類に打ち勝てば、広宣流布・国立戒壇建立は必ず事相となる。そして御遺命成就のとき、大聖人様から『よくぞ如説修行を貫いた』とのおほめを賜われば、顕正会は他に求める何物もない」
 石渡憲子 本部幹事に任ずる。河野尚子 第二女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1058号 )
(※ "折伏に余韻を残そう" というのは、入会強要の容疑で11日に本部会館が家宅捜索を受け、3人が逮捕されたことによる。櫻川記 )
2月1日  創価学会、フェイク、「警視庁、顕正会員二人を書類送検」
「警視庁は一月三十日、二人の男性会員を書類送検した。… アルバイト男性(三四歳)を板橋区常盤台の同会の会館に無理に連れ込み、「住所を教えないと帰さない」「顕正会に入会しないと不幸になる」等と脅迫。男性が拒否して帰ろうとすると、暴行を加えた。
 浅井は会員が警察に逮捕され、家宅捜索を受けると「不当逮捕」「不当搜索」と叫んで逆恨み。警察の捜査を「第六天魔王による妨害」「法難」と吹聴して会員を煽動し続ける。… 更に、浅井は会員の暴力沙汰を棚に上げて「事件性など、どこにもない」「(強引な勧誘は)人を救うため尊い行為」「世間の失は一分もない」等とうそぶき、「軽薄なマスコミが舌を巻くほどの死身弘法を展開せよ」と、より一層の入会強要を促している。…
 だが、浅井の言葉とは裏腹に、会員達は人を救うためではなく「誓願」という名のノルマを達成するために勧誘に狂奔しているのが実情である。盲信・狂信の会員は、浅井に感化されて、命の傾向が修羅界になり、入会を断ろうものなら暴力を振るうケースが後を経たない」(「フェイク」第0805号 )
2月16日
 宗門、大白法、総講頭・柳沢喜惣治委員長「行動の年の信行」
「一言で言えば、自我を捨てて真の信心をしていくことですね。… 我々は知らないうちに、それぞれの生い立ちや環境、また見聞し学んだことの経験を経て、考え方も偏り、それぞれに自我を持っています。これは、大聖人様の教えと比べたら当然低いものですが、それを捨てきれず、持ったまま大聖人様の教えの中に入って来るのです。それをどこかで捨てなければだめですね。では、大聖人様の教えはどうかというと、判っても判らなくても言われた通りに行うのです」(「大白法」第711号 )
2月20日
 宗門、第3回「立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会」開催、「7万5千名大結集」の日程決まる。
 早瀬日如管長「かねがね懸案でありました御命題のうちの「大結集」、… その日時を種々検討いたしました結果、平成21年7月26日にこの大総会を開催いたしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。… 平成21年まで、あと残り2年となりました。本年は「行動の年」でありまして、この「行動の年」の闘い如何によって21年の成否も決するのではないかと考えています」(「大白法」第712号 )
2月26日
 宗門、総本山、第1回御影堂大改修工事修理委員会開催。 静岡県指定有形文化財
2月26日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 11,254名。「広宣流布のタイムリミットを凝視」
 浅井昭衛会長「西澤潤一・上墅勛黄(うえのいさお)という二人の勝れた日本の科学者が、「人類は八十年で滅亡する」と題する本で、人類の絶滅を警告していることです。大気中にはいまCO₂が増加しつつある。このCO₂が増加すれば温暖化が進み、温暖化が進めばさらにCO₂が増加する。この悪循環を両氏は「悪魔のサイクル」と呼んでいるが、恐るべきは温暖化によって、海底あるいは永久凍土に埋蔵されているメタンハイドレードが崩壊を始めることだという。… CO₂濃度上昇により、呼吸困難になりもがき苦しみ、人類は滅亡するというのです。… ここに「第二の五十年」の意義がある。… まさしくこれこそが、広宣流布のタイムリミットなのです。…
 いま池田大作は公権力を味方に付けて顕正会を弾圧せんとしている。だが顕正会は権謀術数は用いない。ただ大聖人様に忠誠を貫くだけである。ゆえに自然と諸天の守護を受ける。… 自民党の生命維持装置を握っているのは公明党である。その公明党は池田大作の私兵である。されば池田大作こそ日本の影の支配者である。… このような池田大作を、いつまでも大聖人様がお許しになる道理がない。あの正本堂、誰が崩壊すると思ったか。しかし音を立てて崩壊したではないか。同じように、池田創価学会も近く必ず音を立てて崩れること疑いない」(「顕正新聞」第1061号 )
(※ 浅井昭衛会長は、脅しの "人類絶滅" で顕正会員を煽るための"ネタ"として、いつものように安易に「悪魔のサイクル」に飛びついた。もし「悪魔のサイクル」を云うなら、それは「国立戒壇」を建立しても止められない。そもそも、地球は公転軌道の周期的変動によって、10万年の "氷期" と1万年の "間氷期" を繰り返していて、今は "氷期" に入る時期である。人類の足跡は、45億年の地球の歴史から見ればわずか、数10万年の期間に過ぎない。地球も太陽もやがては、崩壊の運命を免れない。仏教の基本は、「諸行無常」であった。浅井昭衛会長は 今(令和5年)はもう、かつて「悪魔のサイクル」で顕正会員を煽ったことなど、覚えていないだろう。櫻川 忠 )
3月4日
 宗門、3月度広布唱題行の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「そもそも大聖人の仏法における基本的な構造というのは、謗法の害毒によって苦しむ人に対し、その苦しみを解決して抜苦与楽・転迷開悟の至高の境地に至らしめることであります。そして、なにより正しい信仰は、たくましく生きる力と安心を与え、どんな苦しみや悩みにも立ち向かえる強靱な力を身に付け、人生を活気に満ちた豊かなものに変えていけるのであります。この喜びを多くの人達と分かち合うのが、地涌の菩薩の信心であります。… 御命題達成まであと2年、一人ひとりが広布のため、世のため、人のため、そして自らのためにも、全力を傾注して御命題の地涌倍増と大結集の達成へ向けて、一致団結・異体同心して取り組んでいただきたいと存じます」(「大白法」第713号 )
3月8日  創価学会、フェイク、「千葉県警幹部「顕正会はオウムと同類」」
「『顕正会はオウム真理教と同じだ。全くひどい奴らで、今後も一般市民を拉致・監禁して無理に入会させようとすれば、即座に逮捕する』、千葉県警の警部が顕正会(会長・浅井昭衛)について先月中旬、こう明言した。… 確かに拉致監禁、人命軽視の暴力体質、狂祖による地震予知、教団内の男女関係の乱れ等々、酷似する点が多い。…
 狂祖が地震を予知する点も酷似しているが、唯一つ違う点は、オウムが「神戸地震予知を的中させた」と狂喜し、被災者の救援もせず、被災地で「地震的中」のビラを配布していたのに対し、浅井の予知は一度も当たった例がないことだ」(「フェイク」第0811号 ) 
3月16日
 宗門、大白法、異流義破折「25年後には広宣流布? - 顕正会」
「顕正会会長の浅井昭衛は、同会が発足50年を迎えたと喜んでいるが、… 浅井の次なる目論見は、「今、第二の五十年を迎えた。この五十年のうちに(中略)広宣流布・国立戒壇建立は、必ず成る(中略)五十年の中にもその前半に……」(平成19年1月5日付 顕正新聞)と大風呂敷を恥ずかしげもなく広げていることから窺える。つまり、今から50年後の西暦2057年までに、それも「前半」とあるので、25年先の2032年までに広宣流布がかなうと予言しているのだ。これは会員に広布が間近にあると錯覚させ、新たな勧誘に走らせることが狙いである。予言には、根拠も何もない。…
 彼の過去の発言を見てみよう。浅井は、教団が発足40年を迎えた時、つまり今から10年前にはこう言っていた。「一千万達成は、今後十八年あれば必ずできる。だが私は、こんどばかりは十八年もかける気は毛頭ない(中略)あと十五年……」(平成9年9月5日付 同紙)と豪語し、… 大聖人に対して一千万の勧誘を誓ったという。そして、平成9年のこの発言からちょうど10年経った今、現在の会員数はどれくらいか。教団発行の本年1月5日付新聞によれば、<百十八万>だそうだ。これもうさん臭い数字だが、… 浅井の言う1千万には、まだまだほど遠い数字である。…
 顕正会は、達成不可能な妄想で作り上げられた浅井教祖の催眠話でよがる、カルト集団なのである。自ら予言した期日が迫り、的中しないと見るや、期日を延長したり、発言をうやむやにしたりする浅井は、… 他を地獄に追い堕とす大悪人である。… もう、現在の教団の新聞には一千万の「い」の字も見当たらないのだが」(「大白法」第713号 )
3月24~25日
 宗門、法華講連合会春季総登山会・第44回総会開催、2万8,700余名が結集。
 早瀬日如管長「大御本尊様の御前に本宗僧俗が大結集を果たし、これまでの成果を晴れて大御本尊様に御照覧給わるとともに、… もって次の目標に向けて新たなる出発となる大事な儀式であり、いわば大出陣式でもあります。… 我らはなんとしても地涌倍増を達成しなければなりません。… 地涌倍増を達成するためには、特に本年「行動の年」は、すべての講中が老若男女、役職を問わず一斉に起ち上がり、折伏に動くことであります。行動なくして、いかなる結果も生まれません。… 机上の空論では我々は成仏をいたしません。行動を起こすこと、これが本年「行動の年」に当たって、本宗のすべての僧俗に課せられた使命であり、我らが今なすべき最重要事であります。… 親戚・友人・知人のなかに、またお世話になっている方、大恩ある人のなかに、いまだ折伏をしていない人がいたら、心を込めて折伏すべきであります。折伏をしないのは不知恩であります」(「大白法」第714号 )
3月27日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「この罰を見よ! "違法捜査" 連続噴出」
 浅井昭衛会長「(自白強要の警察、虚偽報道のテレビ局に触れ)いま顕正会は日本国において、御本仏日蓮大聖人の御遺命を奉じて広宣流布を進める唯一の団体である。これを軽賤することは御本仏を軽賤するに当る。だから亡国が早まるのである。日本の人々は、顕正会が叫ぶ『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』の言葉を軽んじてはいけない。…
 思えば、この顕正会を潰さんとして最初に出てきたのが法華講連合会であった。次に宗門の首脳部が解散処分を以て顕正会の壊滅を謀った。しかし顕正会はビクともしなかった。そしていま公権力がいよいよ動き出して来たのである。… 連合会、宗門、公権力と相手は替わっても、背後でこれを操っているのはただ一人、それが天魔その身に入る池田大作である。しかし、この池田大作ももう滅亡の日は近い。… 大聖人の御守護によって顕正会が三類に打ち勝つの時、広宣流布は必ず成る」
 布川真也 浅野恭浩 堀チエ子 本部幹事に任ずる。(「顕正新聞」第1064号 )
3月27日  創価学会、フェイク、「拉致監禁の黒幕・浅井昭衛の妄言を粉砕」「根も葉もない「学会の謀略説」を捏造し吹聴」
「浅井昭衛が今再び、根も葉もないデマを吹聴している。それは顕正会員の中から逮捕者が続出し、加えて、本年一月には本部建物の家宅捜索を受けたことで会員動揺が激しく、入会強要に狂奔する足も鈍ってきているため「学会の謀略説」を捏造して言い触らしているのだ。
 この浅井の発言からは会員の犯罪行為に対す反省が全く感じられない。浅井は同会の幹部会で、警察の捜査を「三類の強敵」と偽り、強引な勧誘を「如説修行」だと会員を欺いて、より一層の暴力勧誘を煽る一方、浅井一派が犯した拉致・監禁暴行、入会強要、器物破損、家宅侵入罪など数々の犯罪を棚に上げて、警察の捜索や相次ぐ会員の逮捕は、学会が警察権力を動かしているからだと見当違いの妄言を吐いている。(顕正新聞の二月五日付)
 浅井の話は地震予知と同じく、いつも見当外れで、質の悪い難癖ばかりである。考えても見よ、世界的な大教団の学会が、顕正会のような弱小の邪教を相手にする筈がなかろう。…
 浅井は「あの程度の行為で逮捕とは......」と世迷言を言うのが常だが、こんな男は、法治国家で生活する資格はない。罪を犯した者は、学会が警察に通報しなくても逮捕されるのだ。…
 顕正会本部が家宅捜索を受けた事件について、浅井は「本部会館がテレビに映っ大喜びした人もいた」と酔っ払いの戯言のような発言をして誤魔化そうとしている。悪事を働いてテレビに映るのが、そんなに嬉しいか?
 しかも「『大なる騒ぎが大なる幸いとなる』と大聖人様は仰せあそぼす」と妄言を吐いていたが、大聖人は罪を犯して騒ぎを起こせ、とは言われていない」(「フェイク」第814号 )
4月1日
 宗門、総本山、4月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「世の中の混乱と不幸の原因はすべて謗法の害毒にあり、その謗法を断ち、正しい大聖人様の仏法に帰依することが天下の静謐をいたし、人々が幸せになる最善の方途であると仰せあそばされているのであります。… 「傍観者」と「主体者」とでは歴然たる差が生じます。「主体者」とは動く人のことであります。動かない人は「主体者」とは言いません。大聖人様の仏法は観念や理論で成仏をするわけではありません。広布のためにこの身体を使い、動いてこそ、仏の広大なる功徳を体現できるのであります。… 御本尊様への絶対の信、すなわち「無疑曰信」の絶対帰命の信のもとに、大聖人様の御遺命たる一天四海広宣流布へ向けて挺身していくことが肝要なのであります。… 今こそ、一人ひとりが「主体者」、すなわち動く人となって、来たるべき平成21年の御命題、地涌倍増と大結集の達成を目指して闘いきっていただきたいと思います」(「大白法」第715号 )
4月1日
 宗門、大白法、異流義破折「加速度を増す高齢化 - 正信会」
「自称正信会は、包括法人化を目論んでいる。包括法人とは、教派や宗派を指す言葉であるから、これは日蓮正宗とは別個の宗派「正信会宗」を名実共に造ろうという魂胆である。… そんななか、「正信会の高齢化は加速度を増すばかりか、運動の興起を知らず、大石寺の山法山規や日蓮正宗の化儀・化法をよく知らない僧俗が過半を占めてくる」(正信会報・平成19年正月号)と将来の行く末を深刻に案ずる声が組織内からも出ている。… また、情けないことに、「信徒の高齢化が進み、法燈相続も思うにまかせず、新しいご信者の入信も少なく、布教への情熱も乏しいと感じている方も多いのではないかと思います」(同)という愚痴もこぼしている。…
 そもそも自称正信会は、いわゆる創価学会の昭和52年路線の謗法を追及することが大義名分だったはずだ。しかし、創価学会は、今や宗門から破門され、大邪教集団と成り果てた。つまり、自称正信会の大義名分は、もはや失われたのである。そんな存在意義も目的も無い団体に、「布教への情熱」など生まれようはずもない。正信会よ、いかに考えを凝らしても、自らの謗法を懺悔しないかきり、随獄を食い止めることはできないぞ。しかし、懺悔すれば、これまでの大きな罪も必ずや滅するのである。勇気をもって行動しなさい!… 」(「大白法」第714号 )
4月6~7日
 宗門、総本山、大石寺御霊宝虫払大法会奉修。
4月7日
 顕正会、新"芙蓉茶寮"オープン。(「顕正新聞」第1062号 )
4月26日
 宗門、インドネシア共和国宗教大臣一行が大石寺を訪問、六壷での夕勤行も見学。
5月1日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 13,669名。「濁悪の日本に120万法城厳然屹立」「日本亡国・人類滅亡の前に必ず広布」
 浅井昭衛会長「戒壇の大御本尊様は、熱原の方々の不惜身命があって始めてご出現になられた。これを以て思うに、戒壇の大御本尊が国立戒壇にお出ましになるのも、一国に、日蓮大聖人に南無し奉る大信心がみなぎらなければとうていあり得ない。顕正会こそ、その先がけの御奉公をせねばならぬ立場にいま立っている。…
 この重大な御化導をいまお手伝い申し上げるのが、百二十万の地涌の流類の大集団である。… 大聖人様の御心のままに戦う顕正会以外に、日本を救う団体は絶対にない。顕正会こそ熱原の法華講衆の信心を末法濁悪の今に移し、国立戒壇建立への『唯願説之』の御奉公を貫かなければならない」(「顕正新聞」第1067号 )
5月3日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「随筆 勝利の光」発刊。
5月16日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年記念事業・「佐渡塚原跡碑」建立法要奉修。
 早瀬日如管長「佐渡在島中の大聖人様の御苦難というものは、それこそ筆舌に尽くせぬものがあったと拝する次第でございます。… 今回、宗門といたしまして塚原跡碑を建立することは、まことに意義のあることであると、このように存ずる次第でございます」
 経過報告「塚原に関しては、宗祖滅後200年頃、行学院日朝が『元祖化導記』に初めて佐渡の国「新穂郷内塚原」と記し、それから100年後の天正18(1590)年に京都妙覚寺の日典が佐渡に来て新穂郷を中心に史跡を探索し、… 伝説をもとに、その寺の一角にお堂を造ったのが、塚原の史跡寺院と言われる根本寺の始まりと言われております。
 しかし、昭和に入って郷土史家の橘法老氏が明確に「根本寺否定説」を主張し、それを受けて田中圭一氏がさらに綿密な研究を重ねた結果、… 本間重連邸や守護所との関係などから、この目黒町の地が塚原であったことは間違いないとしたのであります。
 宗門におきましても、大正時代に第59世日亨上人が佐渡を踏査されました。また、昭和43年に第66世日達上人の御指示を受けて、当時の所化学衆による佐渡研究班が結成され、佐渡史跡の見直しを行い、その研究成果として、昭和56年刊行の『日蓮大聖人正伝』に、塚原は新穂ではなく、目黒町の地であろうと結論づけております」(「大白法」第718号 )
5月16日
 宗門、大白法、「信心のしおり 成仏について」
「およそ私たちは、悩みや苦しみ、欲望などを持ち合わせる人間です。それらの煩悩を断つことなく、凡夫の姿そのままで成仏していく、幸福になることが成仏の意味なのです。このことを大聖人様は「即身成仏」と仰せられています。この即身成仏は、決して何か特別な状況をもたらすとか、姿や形を変えて仏に成るということではありません。… 成仏とは、正しい信心によって自分自身に正しい智慧を具え、心豊かな人間性を育み、人生における四苦八苦などの、どのような壁にぶつかっても乗り越えられる力を持つことです。… わがまま勝手に好きなことをするということではありません。私たちが迷いの中で転々することを留めて自由自在な慈悲の命へと変わり、法界を永劫に亘って活動できる姿をいうのです」(「大白法」第717号 )
5月19~21日
 宗門、中華民国で寶林山妙徳寺板御本尊入仏法要、本興院創立10周年記念法要奉修。第3回中華民国法華講総会開催、1万余名が参集。(「大白法」第718号 )
5月20日
 顕正会、東北大会開催、1万人が参集。「第二の五〇年へ東北から烽火」「"南無妙法蓮華経"とは何か」
 浅井昭衛会長「もうすでに広宣流布は大詰めである。このとき、顕正会はいよいよ第二の五十年に入らんとしている。第二の五十年こそ、日目上人の大精神を体して、この東北から広布の烽火を上げてほしい。東北こそ全国広布の先陣を切らねばいけない。…
 南無妙法蓮華経とは、生命の極理をお覚りになられた日蓮大聖人の仏法上の御名前である。また、その生命の極理をも南無妙法蓮華経という。…『名は必ず体にいたる徳あり』という。『南無妙法蓮華経』とその御名を呼び奉れば、体である御本尊・日蓮大聖人と感応道交し、私たち凡夫の心に仏様が宿る。ゆえに心法は変わり、生命力も強くなる。諸天もその人を守り、ついには一生成仏が叶うのである、…
 残された時間はまことに少ない。その時までに広宣流布できなければ、たいへんなことになる。だが … 御本仏がどうして日本の亡国 人類の滅亡を傍観そばすことがあろうか。ならば、大聖人のお力によって、必ず広宣流布は実現する。…
 ここに迎える第二の五十年、その意義は何と重大なことか。さあ第二の五十年、まず東北から烽火を上げよ。東北が敢然と立つならば、関東・西日本はさらに力強く立つ。かくて全顕正会一丸となって、日本の広布を一気に進めていきたい」(「顕正新聞」第1069号 )
5月25日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「中国の毒食・薬品 世界が危険視」
 浅井昭衛会長「迎えた六・七月法戦こそ、まさしく第二の五十年の序分たる大事な法戦である。… 讃嘆行の大精神で一万二千を大きく突破したい。…
 日本の亡国と人類の絶滅が眼前に迫るとき、人々は始めて日蓮大聖人の絶大威力と大慈大悲を知り『日本国一時に信ずる事あるべし』が事相となる。… これを知らしむるのが、過去五十年にわたり御遺命を守り抜き、いま百二十万の地涌の大集団となった顕正会の大使命である。… さあ六月は、組織の全員をまず東北大会のビデオ放映に参加させ、その大感動のうねりで六月・七月法戦を勝ち抜き、晴れて大事の五十周年記念幹部会を迎えようではないか」(「顕正新聞」第1070号 )
6月1日
 宗門、大日蓮出版、「折伏要文 ― 御法主日如上人猊下御講義集」発刊。
6月5日
 宗門、第4回立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会開催。
 早瀬日如管長「我々は御命題を2ついただいているわけでありますから、1つだけを達成しても満足感は得られないと思います。やはり地涌倍増と大結集の2つを果たして初めて、日顕上人猊下の御命題にお応えすることができる、また御恩に報いることができる、このように私は強く感じている次第であります」(「大白法」第719号 )
6月5日
 宗門、大乗山善福寺(世田谷区)が宗門に返還、法道院正蓮講支部が移籍し再出発。
「創価学会による昭和52年路線・教義逸脱問題の中、元住職の原田知道が正信会の者たちと共に本宗の金口嫡々唯授一入の血脈相承を否定し、御法主上人猊下を誹謗したのである。これによって、原田は昭和57年8月21日付で擯斥処分に付されたが、これまで当寺を不法に占拠していた。しかし、このたび、本人の死亡を機に当寺が宗門に明け渡される運びとなった」(「大白法」第720号 )
6月18日  公明党、参議院議員・福本潤一、党を除名される。
 6月15日、国会内での記者会見で離党届を提出したと表明、公明党について「全体主義的な体制だ」「ヒューマニズムを標榜していても、アンチ・ヒューマニズムの政党」などと批判した。幹事長の北側一雄は「極めて言語道断。党員や支持者への裏切り行為」と激しく非難、公明党は福本の離党届を受理せず党規違反を理由に "除名処分" とした。
 著書に、『創価学会・公明党「カネと品位」』、『カルト創価の終焉』など。
6月26日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「顕正会の歴史貫く大精神は忠誠心」
 浅井昭衛会長「これ、大聖人様のお力以外にはあり得ない。まさしく大聖人様は正系門家における御遺命破壊を断じて許し給わず。よって顕正会をして立たしめ諫暁せしめ、諸天をして宗門・学会を自界叛逆せしめ、正本堂を打ち砕かしめ給うたのである。…
 次の第二の五十年こそ、大聖人に背き続けた日本国に大罰が現われる時である。… ここに、日本の亡国と人類の滅亡をお救い下さるのは、唯我一人能為救護の大聖人様以外にはあられない。そしてこの重大なる御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を命かけて守り奉った顕正会以外にはあるべくもない。…
 誰人も想像すらできなかった正本堂の崩壊を見れば、広宣流布・国立戒壇建立も、大聖人様のお力によって成就することは断じて疑いない。それを眼前に見せて頂けるのが、まさしく第二の五十年なのである」
 伊藤葉子 第七女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1073号 )
6月27日
 宗門、鈴鹿山光徳寺(三重県鈴鹿市)が宗門に復帰、元所属信徒の勧誡式・入講も。
「創価学会の昭和52年路線・教義逸脱問題の中、元住職の林律道が自称正信会の者たちと共に本宗の金口嫡々唯授一人の血脈相承を否定し、御法主上人猊下を誹謗したのである。これによって、林は昭和57年8月21日付で擯斥処分に付されたが、これまで当寺を不法に占拠していた。そして今般、本人の死亡を機に宗門に明け渡される運びとなったのである」(「大白法」第721号 )
6月30日
 宗門、総本山、7月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「法華経は相手の機根に応じて法を説くのではなく、仏様が本来、説かんとするところの真実の教えを説く故に、難信難解なのであります。… 今、宗門僧俗は日顕上人よりいただいた平成21年の御命題達成へ向けて、異体同心・一致団結して前進をしておりますが、我らの行く手には、邪教・池田創価学会の妨害をはじめ、様々な困難や中傷や迫害が立ちはだかることは必定であります。また、油断をすればおのれ自身にも魔が競い起きてくることもあるでしょう。しかし、我々一人ひとりがいかなる困難や障害や障魔をものともせず、断固たる決意と異体同心の団結、勇気ある行動をもって立ち向かっていけば、必ず目標は達成できるのであります」(「大白法」第721号 )
7月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「顕正会 - 進む会館建設もその御本尊の正体は」
「近年、顕正会では、… 教団施設の建設を全国的に進めているようだ。本年1月5日付顕正新聞によれば、現在、会館(事務所を含む)は、北は北海道から南は沖縄まで、36ヶ所に建っているようだ。…
 浅井はかつて、次のように発言している。「松本尊能師には私の意をよくお聞き下され、自ら護持されていた大幅の常住御本尊7幅と、日寛上人の御形木御本尊数百幅を私に託して下さった。… このうち日布上人の御本尊が高知会館に安置されたのである」(昭和60年3月15付 同紙)
 群馬に会館が落成した時に浅井は、「日布上人(中略)の御本尊がお出まし」(前出合併号)と言っているが、「高知会館に安置」したはずの日布上人の御本尊が、他県でまたもや登場したことは、何を物語るのだろうか。浅井は池田大作のことを"潜聖増上慢"などと悪しざまに言いながら、こと『ニセ本尊』に関してだけは口を閉ざしていた理由は、ここにあったのである。…
 顕正会の浅井にも、書写や授与など、御本尊に関する権能のあろうはずがない。創価学会の本尊同様、『ニセ本尊』には正法に敵対する魔の用きがある。「血脈断絶本尊」で飾る浅井の会館は、まさに魔の巣窟、誑惑の館である」(「大白法」第720号 )
7月1日
 宗門、慧妙、元公明党国会議員・福本氏談話「池田先生に東大名誉教授の称号を!」
「創価学会の意を受けた方面幹部と懇談 … その席で「池田名誉会長に贈られた名誉称号が2百になろうとしている。その2百個目を日本の、それも一番重みがある、東京大学の名誉教授の称号にしたい。君は東大出身だから、東大の名誉称号を取ってこられるだろう」と言われたのです。 しかし、これは土台無理な注文です。なぜなら、東京大学の場合、東大の教授を退職した人が一定の条件を満たしている場合に、名誉教授に就任できる決まりなので、池田が東京大学の名誉教授号を受けるというのは、逆立ちしても無理な話なのです」(「慧妙」7月1日号 )
7月7日
 宗門、仏生山蓮華寺(大阪市淀川区)が宗門に復帰、厳粛に復帰奉告法要行われる。
「元住職の久保川法章に約25年間にわたって不法に占拠されていた蓮華寺が、平成18年10月28日に宗門に返還されたことによるものである。… 元住職の久保川は創価学会の昭和52年路線・教義逸脱問題を起因とした自称正信会問題の中、本門戒壇の大御本尊並びに唯授一人の血脈相承を否定する異説を唱えた。これにより、久保川は昭和56年2月9日付をもって擯斥処分に付され、これまで当寺を不法に占拠していたが、このたび当寺が宗門に明け渡される運びとなったのである」(「大白法」第721号 )
7月9日  創価学会、創価学会、"日蓮世界宗創価学会" の商標登録を出願。
7月22日
 宗門、中華民国で日蓮正宗「彰雲布教所」開所法要奉修。約1,200の代表信徒が勇躍参集し、同国としては第6番目の法城となる新布教所の誕生を慶祝した。(「大白法」第722号 )
7月22日
 宗門、第5回法華講夏期講習会指導会(第9期)の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「まず自分自身に問わなければならないことは、平成14年、日顕上人猊下より「地涌倍増」と「大結集」の御命題をいただいて以来、今日に至るまで、我らはいかに闘ってきたか、御指南を忠実に守り、本当に闘いきってきたかどうか。…
 折伏は、順縁の人を相手としたときは一時に決まることもありますが、大方は粘り強く、あきらめず、多くの時間と労力を費やして初めて達成できるものであります。… 折伏を根気よく続けていくということは、結局は身体を動かしていくということにほかなりません。… 達成を期して最後まであきらめず動くこと、これが勝利の秘訣であることを銘記していただきたいと思います。いつも申し上げておりますように、観念や理論だけでは何事も成就いたしません。もちろん、成仏もかないません。…
 今こそ、我々は、一人ひとりがこの『立正安国論』の御聖意を心肝に染め、地涌倍増の御命題達成へ向けて、三宝破壊の池田創価学会をはじめ、いかなる障魔が行く手に立ちはだかろうが、強盛なる信心をもって勇猛果敢なる折伏実践の大運動を起こしていかなければならないと存じます。御命題達成まであと2年と迫った今、我々に座している時間はありません」(「大白法」第722号 )
7月24日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 15,459名。「五〇周年記念幹部大会 3万人が参列」「正本堂崩壊の不思議 心腑に染めよ」
 浅井昭衛会長「この熱誠を見て、第二の五十年の道が洋々と開けゆくを感じた。またこれで全幹部うち揃って晴れ晴れと、五十周年記念幹部大会に集うことができる。これが何より嬉しい。…
 この最終段階の御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもない。その大事な戦いの出陣が、実に八月二十六日の記念幹部大会である」
 男子部組織を大改革、男子第一部 ~ 第七部を新設。第一部長 富高誠一、第二部長 中井浩、第三部長 五十峯武、第四部長 内田健史、第五部長 松本昌洋、第六部長 成毛憲司、第七部長 浅野恭浩。女子部に副総合女子部長制を新設、大澤しほみ 河野尚子 副総合女子部長に任ずる。桑原緑子 第九女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1076号 )
7月29日
 宗門、総本山、法華講連合会第16回少年部大会・第12回全国鼓笛コンクール開催。
 早瀬日如管長「少年部の諸君には、御両親や御家族の方と共どもに、それぞれが分々に応じて御命題達成へ向けて頑張っていることと思います。… 今日、日本および世界の現状を見ますると、天災、人災を問わず、悲惨な事件や事故が頻繁に起きております。国内においては、先般の新潟県中越沖地震をはじめ台風や洪水などによる様々な災害、また人々の心が極度に乱れ、その結果、痛ましい事件や事故などが相次いで起きております。また、目を国外に転ずれば、温暖化による地球規模での異常気象、地震による津波や熱波や洪水などのほか、戦争、内戦、テロなどが世界の至る所で勃発しております。しかし、世界にはこのほか、まだまだ私達の知らない、残酷で悲しい事件や事故がたくさんあります。…
 こうした不幸な子供達や悲惨な境遇にいる人達に比べれば、今、我々はなんと幸せなことか。… 仏法に値い奉り、平和に暮らし、曲がりなりにも毎日を不自由なく生活をしております。私どもは、まずこのことを心から感謝しなければなりません。… そして何よりも、常に御本尊様に守られていることを心の底から感謝しなければなりません。…
 少年部の諸君は、少年部員としてできる範囲で広宣流布のお手伝いをしていくことがよいでしょう。まず、朝夕の勤行をしっかりと行うことはもちろん、自らがお寺での御講をはじめ少年部会や唱題会などの諸行事に積極的に参加するとともに、お友達をこうした会合にお誘いしましょう。仲の良いお友達がいたら是非、お誘いしてください。… 特に本年は「行動の年」であります。… どうぞ、少年部の諸君は、今日の少年部大会を契機としてさらに一段と信心に励み、来たるべき「平成21年・『立正安国論』正義顕揚七五〇年」の大佳節を目指して、みんなで力を合わせ、大前進を図られますよう心から願うものであります」(「大白法」第723号 )
7月29日
 宗門、総本山、法華講連合会第16回少年部大会
 本行寺支部A・M(小2) 体験発表「たけのこ会に入って、母のしゃくぶく(折伏)にきょうりょくしたことをはっぴょうします。… それまでは、『ニセ本ぞん』があり、いえの中はけんかがたえませんでした。母は、ぜんそくで、はたらけず、お金がありませんでした。がっかい(※創価学会)の人にしあわせになるといわれたのにくるしいことばかりでした。…
 ある日、ふくおかかられんらくがあり、おぼんにかえってきてくれといわれました。… おじいちゃんとおばあちゃんは、とてもよろこんで、むかえてくれました。… がっかいのおそろしさ、もう二どとにちれんしょうしゅうから、はなれてはいけないと、しゃくぶくしてくれました。… ふくおかのおじいちゃんとおばあちゃん、お母さんのいもうとをしゃくぶくすることができてほんとうによかったです。これからもごんぎょう(勤行)しょうだい(唱題)をしっかりやって、おともだちにもはなせるようがんばります」(「大白法」第723号 )
7月29日  第21回参議院議員通常選挙、自由民主党大敗。郵政造反組復党問題や年金問題、閣僚の不祥事等が重なったことで、獲得議席数は 37議席と歴史的大敗を喫し、結党以来初めて他党に参議院第1党の座を譲り、連立を組む公明党と合わせても過半数を下回った。
 野党第1党の民主党は追い風を受け 60議席を獲得し、参議院で第1党となった。
8月1日  水声社、金原明彦著「日蓮と本尊伝承 ― 大石寺戒壇板本尊の真実」発刊。
「厖大な資料、文献を博捜、渉猟しながら、日蓮正宗大石寺に伝わる「戒壇の大御本尊」の造立をめぐるさまざまな謎の核心へと迫る。史実の検証と明解な論理のうちに、通説は排され、新たな「真実」が浮かびあがる。
 第1部 事実(相貌編)(戒壇板本尊の相貌―弘安二年十月の御本尊ではありえない/ 「日禅授与の御本尊」を追う―驚くべき証言/ 日禅授与御本尊と戒壇板御本尊―首題が「完全に一致」した!)/
 第2部 考察(歴史検証編)(史実の考察―史実も戒壇本尊を受け入れない/ 文献史料の考察―歪められていた「これまでの解釈」)/
 第3部 真相(造立縁起編)(いつ、誰が、何のために―「本堂安置の正本尊」として)」(「BOOK」データベース )
8月4日
 宗門、総本山、第12回海外信徒夏期研修会開催。
8月5日  創価学会、フェイク、「外れっ放し、浅井昭衛の大予言」「五十周年記念大会に向けて蠢動」
「夏休みに入った今、狂信顕正会員が各地で蠢動している。それは今月下旬に五十周年記念大会を開くため、その結果と会勧誘が目的なのだ。中学・高校の卒業生名簿等を使い、「懐かしい」云々と言葉巧みにファミレスに呼び出し、そこで強引に入会を迫るのが顕正会員の手口である。…
 浅井の悪質な点は会員を増やすために「終末思想」を唱えて活動家を煽っていることである。… 浅井の「終末思想」とか予言は全てインチキだから、その時の都合でクルクル変わる。浅井は昭和五十七年に「二〇〇七年までに顕正会が広宣流布できなければ、核戦争によって人類は絶滅する」と予言した。これについては妙観講の「慧妙」も今月一日付で「外れた! 浅井の人類絶滅の大予言」と嘲笑している。「目くそ鼻くそを笑う」とはこのことだが、浅井の予言は変節の大草一男にもバカにされる低レベルである。…
 また、昭和六十三年五月八日の幹部大会で、浅井は「ソ連軍が攻めてくる」とも予告していた。ところが、そのソ連が崩壊した。すると次に、平成四年十月、素知らぬ顔で「中国軍が攻めてくる」と説を変え、その後は「北朝鮮が核兵器で日本を攻撃してくる」と言い出す始末。更に「首都圏を直下型地震が襲う」等々と、頻繁に地震予知している。…
 だが、浅井の予言は、幸いなことに当たった試しがない。平成十年一月に「今年の二月(つまり平成十年二月)までに小田原大地震が起きる」と予言したが、地震は起きなかった。その年の十二月には「小田原の大地震も秒読み段階に入った」と言っていた。あれから十年近く経つが、小田原大地震は起きていない。浅井よ、いつまで「秒読み」をすればいいのか?」(「フェイク」第843号 )
8月15日
 顕正会、顕正新聞、「誑惑の正本堂 崩壊す!!
「平成十年四月五日、御本仏日蓮大聖人の御法魂たる本門戒壇の大御本尊は、ついに誑惑の殿堂・正本堂より、元の奉安殿に還御あそばされた。昭和四十七年にこの正本堂に居えられ奉ってより、実に二十六年ぶりの還御であられた。
 そして同時に、戒壇の大御本尊を二十六年にわたり辱め奉った正本堂は、諸天の鉄槌により轟音と共に打ち砕かれ、その醜悪なる姿を永遠に地上より消し去った。この、凡夫の思議を絶する大現証こそ、まさしく御遺命の破壊を許し給わぬ御本仏の厳たる御裁断でなくて何であろうか。
 この大現証を眼前にして、いま改めて、正本堂とはいかなる建物であったのか、そしてまた、いかにして崩壊に至ったのか、その実相をここに明らかにし、以て、大聖人の御聖意を拝し奉らんとするものである」(「顕正新聞」第1077号 )
8月 日
 顕正会、会員有志が「冨士大石寺顕正会是正協議会」サイトを開設。
「平成19年8月妙信講再建50周年の日に、冨士大石寺顕正会是正協議会サイト開設以来「公開お伺い書」の提出を始めとして、是正の為の行動を開始いたしました」
「私どもは、顕正会員有志の集まりです。… 現在の顕正会は様々な多くの問題がある事も認識しなければなりません。その問題点を放置したままでは、一国に対して正義を叫べません」
「法華講等の御遺命違背を諌めんとするに、戒壇論以前に顕正会奉持の御形木御本尊の疑義の追撃を受け、かえって異流儀との烙印を押され切歯扼腕の思いであります。御遺命堅持の誇り高き顕正会員として、明確な文証を基に反論出来ぬことへの苛立ち・歯痒さ、いや増すばかりでありますが、如何せん、もはや個人レベルでの対応には限界を感じずにはおれません。ここに堂々と戦う為に疑難を粉砕すべく理論武装を施したいと念願しております。なにとぞ、本部、先生の明確なる回答を伏して請うものであります」
8月23日  太洋開発(東京都中央区、足立一英社長)、倒産。オフィスや店舗の内装工事・施工管理を手掛ける、創価学会系企業が不渡りを出し倒産、社員約40人を解雇した。
 同社は、社長をはじめ幹部が創価学会員で、社員に創価学会への入信や公明党の支持を押しつけていた。朝礼では聖教新聞の読みあわせ、毎月全員参加による「座談会」が開かれ、創価学会に入るかどうかで昇給に差別があった。(「しんぶん赤旗」8月23日号 )
8月24日  創価学会、東洋哲学研究所、池田大作著「人間主義の旗を」発刊、寛容・慈悲・対話 フェリックス・ウンガー対談。
8月26日
 顕正会、五〇周年記念幹部大会開催( 長野市オリンピック記念アリーナ"エムウェーブ")「大地が濡れるまで、紅の涙を」「御本仏に捨身の御奉公を誓い奉る」
 浅井昭衛会長「さて、いよいよ第二の五十年に突入致しました。この第二の五十年こそ、大聖人様の大願である、唯一の御遺命であられる広宣流布・国立戒壇が、事実となるんです。… 首都圏の大地震 … いま小田原地震については、その発生が極めて近いということを、一観測機関が、データを示して発表しております。…
 他国侵逼は前々から私は言っておりますが、あと十有余年であることは間違いない。このゆえに私は、「広宣流布は第二の五十年の前半にも」と、熱願しているのであります。もし、他国侵逼が起これば、そのとき日本は亡びる。また、地球異変による悪魔のサイクルが始まれば、そのとき人類は絶滅する。もう後がない時代になったのであります。… 本日の出陣式において、私は、謹んで大聖人に対し奉り、広宣流布の最後の大事のご奉公を、命賭けて貫かせて頂くことを、固くここに誓い奉る。本日結集した三万の同志諸君、その決意はどうか。ハイ!(大拍手)
 いよいよ天生原の国立戒壇に、大御本尊のお出ましになるとき、全顕正会員は、四キロの道のりを、全員で御供させて頂こう。… このとき全顕正会員は、大地が濡れるまで、紅の涙を、命の底から流させて頂こうではありませんか。以上。平成十九年八月二六日」(「顕正新聞」第1078号 )
(※ 浅井昭衛会長(75才)の予言、"他国侵逼は あと十有余年 間違いない"。さて、十有余年を15年とすれば、それは2022年となる。そして、"その発生が極めて近い"とした「小田原地震」については、口を噤んでいる。櫻川記 )
8月28日
 宗門、第5回「立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会」開催。
 早瀬日如管長「今、宗門は平成21年の御命題達成を期して全力で闘っております。しかし、そうしたなかで、さらに「地涌倍増」と「大結集」へ向けて、より強固な態勢を整えて達成を期していかなければならない、そのような大事な時が来ているのではないかと思うのであります。残りあと2年と迫った今日のあらゆる状況を考えて、種々検討いたしました結果、平成20年、つまり明年度におきまして、全国の4カ所で大々的に「決起大会」を、簡単に言うならば1年前のプレ大会を各地域において行いたいと、このように考えております。したがって、このプレ大会、決起大会を行いまして、そこにさらに弾みをつけて、そして残り1年を完璧に闘いきって、御命題達成をなんとしてでもかなえていくというように考えている次第であります」(「大白法」第725号 )
8月31日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「正義の先陣」発刊、学生部結成50周年記念指導集。
9月2日
 宗門、総本山、9月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「先般、総本山におきまして第5回立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会が開催されました。その席上、明平成20年は、平成21年の前年に当たるところから、「地涌倍増大結集推進決起大会」を全国4会場において開催することが決定いたしました。これは、今日の様々な状況から見て、現状を打開し、御命題達成へ向けてより一層の気運を高め、これを飛躍台にしてさらに勢いに弾みをつけて、異体同心、一致団結して、全国の法華講がなんとしてでも御命題を達成すべく、プレ大会として開催するものであります。
 開催日順に申し上げますと、明年2月3日 日曜日、大阪市西区「京セラドーム大阪」、… 2番目に、2月24日 日曜日、北九州市小倉北区にあります「北九州メディアドーム」… 次に、4月29日火曜日、祭日でありますが、札幌市豊平区の「月寒グリーンドーム」… 最後に4番目でありますが、6月15日 日曜日、さいたま市中央区の「さいたまスーパーアリーナ」におきまして、… 開催したいと思っております。… 以上、全国を北海道、東日本・西日本・九州と4つに分けて盛大に開催したいと考えております」(「大白法」第725号 )
9月4日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「万事をさしおき早く三百万弘通を」
 浅井昭衛会長「私はこの大会こそ、顕正会五十年の歴史において最も重大なる集会であったと思っている。それはまさしく、大罰いよいよ国に現われる第二の五十年を迎え、御遺命を守護し奉った顕正会が、大聖人様に対し奉り、命かけての広宣流布最後の御奉公を誓い奉った重大な儀式であった。…
 このとき、もし顕正会の前進が遅れていたら、何とも申しわけが立たない。ここに出陣式を終えた今、万事をさしおいて為すべきことは三百万への死身弘法である。… 広宣流布の前夜には、富士大石寺門流の中から、御在世の信心に立ち還った忠誠の仏弟子の大集団が必ず出現する。そして大聖人様に捨身の御奉公を申し上げることになっている。
 顕正会は解散処分を機として御在世の信心に立ち還らせて頂いた。ゆえに日興上人・日目上人の御時のごとく、遙拝勤行のまま大規模な弘通を今なしつつある。… この恋慕渇仰の信心、ただ『有難い』の一念信解、これこそ大聖人様の御意に叶い奉るものである」(「顕正新聞」第1079号 )
9月8日  河出書房新社、池田大作著「今日の世界 明日の文明」発刊、新たな平和のシルクロード ヌール・ヤーマン対談。
9月12日  安倍晋三首相、国会での各党代表質問の直前に突如 退陣を表明、健康の悪化が理由。
9月16日
 顕正会、宮崎会館落慶御入仏式挙行。(「顕正新聞」第10 号 )
9月25日  福田康夫、第91代内閣総理大臣に就任。日本憲政史上、初の親子での総理大臣就任となった。
 首班指名選挙で、衆議院では圧倒的多数で福田康夫が指名されたが、参議院では民主党の小沢一郎が指名された。福田康夫首相は、「背水の陣内閣」と自ら命名した。
9月26日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「宗門の自界叛逆(光久の乱)に驚き」「日布上人の大幅御形木御本尊
 浅井昭衛会長「顕正会の出陣に合わせるように、このところ仏法に背く者に罰が相次いで現われている。… 細井日達・阿部日顕の両管長は御遺命を破壊せんとした。このように大聖人に背いた二人の貫首に、果して書写し奉る資格があろうか。
 しかるに顕正会は、これら二代の貫首の本尊に縁することなく、いま清らかに、ご高徳の日寛上人・日布上人の御本尊様を心ゆくまで会館において自宅拠点において拝めること、また全員が戒壇の大御本尊を遙拝申し上げて大功徳を頂いていること、何と有難いことか。… 御遺命を破壊せんとした悪人たちは顕正会を潰そうとして、御開扉はさせない、本尊下附はしない、葬儀もやらせないと力んだが、却って顕正会は御在世の信心に立ち還り、いま日本国で唯一の広宣流布の団体となった。これひとえに大聖人様が御守護下されたのである。もう広宣流布の団体は顕正会以外にはない」
 浅野恭浩 衛護隊長に、行成公一郎 同副隊長に任ずる。(「顕正新聞」第1081号 )
(※ 8月に、会員有志が開設したサイト「冨士大石寺顕正会是正協議会」の「お伺い書」で、「顕正会奉持の御形木御本尊の疑義の追撃を受け、かえって異流儀との烙印を押され切歯扼腕の思いであります」に応じたものである。櫻川記 )
9月30日  6ヶ国協議、北朝鮮の核無能力化について、共同文書案に暫定合意。
9月28日  創価学会、フェイク、「浅井の話は狡猾なウソとすり替え」
「顕正会の狂祖浅井昭衛の発言には、いつも狡猾なウソとすり替えがある。その一例は今年一月、顕正会男子部員三人が逮捕された事件について、浅井が幹部会で弁解した際にも見られる。…
 この事件について浅井は、二時間にわたる「入会強要」を「入信勤行」にすり替え誤魔化し「『二時間にわたってお祈りをさせた』というが、入信勤行が二時間もかかりますか(大笑)。二時間やったら足がしびれて…」(顕正新聞の二月五日付)と、話を狡猾にすり替え「事件性は全くない」と言い訳に終始していた。…
 更に、浅井は憲法二十条の「信教の自由」を持ち出し、「宗教弾圧」だと喚いて一層の強制的勧誘を煽っているが、何人も宗教上の行為を強制されない、との項を知らないのか?」(「フェイク」第0815号 )
10月1日
 宗門、大白法、「血脈相承否定! “直結信仰”語る浅井の空言」
「去る八月二十六日、顕正会は全国から会員を掻き集め、長野で「発足五十周年記念幹部大会」なる集会を開いている。そこで浅井昭衛は、「他国侵逼は、前々からいうごとく『あと十有余年』であることは間違いない(中略)そのとき日本は亡びる」(本年九月五日付顕正新聞)と予言し、会員に恐怖心を煽り立てている。…
 席上、浅井はまず、「戒壇の大御本尊は、『一閻浮提総与』です。地球上の全人類に、総じて授与して下さった御本尊様であります。ですから、私たち一人ひとりは、実にこの戒壇の大御本尊様に直接つながっている」と言っている。…
 浅井の邪説は、一見、創価学会と対照的に見えるが、その実は大同小異、やはり大作に倣ったのか、三点に括られる。
 ・“信心さえあればよい”という我見と慢心の説
 ・“大聖人直結・御本尊根本”という虚構と欺瞞の説
 ・疑問を一切抱かせない“洗脳による無知無能化”
 所詮、日蓮正宗を離れて、広宣流布も一生成仏もない。戒壇の大御本尊は、総本山奉安堂に厳護されており、この大御本尊の極意は、大石寺代々の御法主上人に伝持されているのである。ここが重要なのだよ。浅井!。…
 浅井が「恋慕渇仰の信心」で「大御本尊につながる」といくら吠えても、血脈相承の具わった日蓮正宗の信仰でなければ、それは適わない。血脈相承の大事を隠し、大御本尊云々と語る浅井の大罪にこそ、日本を滅亡へと導く要因があることを会員は知るべきである」(「大白法」第726号 )
10月1日  日本郵政公社が解散、日本郵政株式会社を持株会社として、郵便事業株式会社/郵便局株式会社/郵便貯金銀行/郵便保険会社/独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が発足。
10月4日  創価学会、聖教新聞「座談会」、「我らは "人物本位" で政治家を評価」と、自民党離れを示唆。
 創価学会創立80周年に向けた座談会で、原田稔会長や正木正明理事長ら6人の幹部が出席。福田内閣の発足について、原田稔会長が「期待する声、厳しい注文の声等々、国民の反応はさまざまだ」と言及。正木正明理事長「我が創価学会は、あくまで『人物本位』だ」、山本武副理事長「我々は政治団体じゃない。どの政党、どの議員を支持しようが全く自由だ」と。
10月7日
 宗門、総本山、10月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「御会式におきまして『立正安国論』をはじめ申状を捧読申し上げますのは、本宗のみに伝わる行事でありますが、それは大聖人様の立正安国の御精神を現代に示し、広宣流布を御宝前にお誓い申し上げるためであります。… 現代は主権在民の時代であります。一天広布への闘いは、直接、国主・国家への諌暁ではなく、一人ひとりに対する折伏をもってする時代であります。つまり、大聖人、日興上人以来の不自惜身命の国家諌暁の精神を精神として、一人ひとりが強い意志と、いかなる反対、困難が惹起しようとも、断固たる決意をもって折伏を行じていくことが、国諌をあそばされた大聖人および歴代法主上人の意志を継ぐことになるのであります。そこに、今日、私どもは日顕上人よりいただいた平成21年の御命題、地涌倍増と大結集の達成へ向けて、僧俗が一体となって進んでいかなければならない大きな意義が存していることを忘れてはならないのであります」(「大白法」第727号 )
10月7日
 顕正会、盛岡会館御入仏式挙行、「日布上人の麗しき御遷化を拝せよ」(「顕正新聞」第1082号)
10月12日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「詩集 人間の詩」発刊。
10月13日
 顕正会、元・壮年部員 櫻川 忠、「浅井昭衛先生に糾し訴う」を顕正会本部に送付。
「昭和四十一年より先生の薫陶を頂戴し、御遺命守護の戦列に馳せ参じ得た弟子の一人として、諫臣・争子の責務の一分を果たすべく、顕正会会長浅井昭衛先生に謹んで申し上げます。…
 広宣流布は言論戦であり、巧於難問答の行者の育成と、異体同心の鉄石の組織の構築は欠かせません。しかるに教学部を廃止し、一念信解路線による会員の無知化と幼稚化の推進は、いかなることでしょうか。また、自転車操業の折伏成果至上主義の弊害は、職場や家庭において活動会員を破綻に追い込み、人生を狂わせて来ました。会員を消耗品・道具としか見ない路線・組織で、どうして本門戒壇建立の大事が為し得ましょうか。先生の目的の為に手段を選ばぬ「ご都合主義」と唯我独尊の「専制支配」が、ついに再建五十年にして顕正会を破綻の淵に至らしめてしまいました。
「あと十有余年」等と、展望もない口先の小細工を以て会員を謀り使役し続けることは、もはや止めていただかなければなりません。
 ..(略)..
 以上、僭越ながら小生の存念を申し述べさせていただきました。妙信講再建以来、このような忠言が先生のお耳に届いたことはなかったことでしょう。先生にはさぞ、ご立腹のことかと存じます。…
 まだ先生にご指摘したいことは、数々ございます。御書全集の発刊の事、宗教法人格取得の事、下山正恕氏のやらせ本の事、血脈否定の事、布師大幅御形木本尊疑惑の事、青年会館使用中止の事、教学室と主任理事の事、十万人国会請願の事等々、先生の自語相違は枚挙にいとまがありません。それらへの言及はすべて省略し、今回は枢要のみを申し上げました。平成一九年十月十三日
 宗教法人顕正会会長 浅井昭衛先生 御侍史 」
10月25日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「御遺命違背の貫首に書写の資格なし」「日寛上人・日布上人の御本尊」
 浅井昭衛会長「(東北大会以降の御生骨指導)これ偏に、広宣流布最後の御奉公を貫くための、確固たる信行を示すためであった。… 確固たる信行とは御在世に立ち還ることであり、そのことがいま、御遺命のゆえの解散処分により、自然と成し得たのである。… 何よりも顕正会は解散処分により、かえって二代の悪貫首の本尊に縁しなかったことこそ、実は大功徳であった。細井日達・阿部日顕両貫首は、御本仏の御遺命を破壊せんとした師敵対の者である。師敵対の者にどうして大聖人様の御魂を書写し奉る資格があろうか。…
(細井管長の悪臨終)私はこの臨終を見て、御本仏の御遺命に背く罪の重さを、ただ身震いのなかに感ずる。ここにいま顕正会員はご高徳の日寛上人・日布上人の御本尊を会館・自宅拠点で拝しつつ、一人ひとりが戒壇の大御本尊を直接遙拝し奉って広宣流布に戦えること、何と有難いことか。.. すべては大聖人様の御導きによって、このように広布最終段階を戦う態勢ができ、信行が確立されたのである。.. 顕正会はいま『遠き広布を待ちかねて』ではなく、『広宣流布甚だ近し』と確信するゆえに、自然と日興上人・日目上人の上代に立ち還ったのである」(「顕正新聞」第1084号 )
11月6日
 宗門、総本山、布教師会開催、新会長に大村日統能化就任。
11月 日
 顕正会、千葉会館・新本館 御遷座式厳修。(「顕正新聞」第1086号 )
11月10日
 宗門、法華講連合会理事会開催(法華講富士会館)、平成20年 年間方針発表。
11月 日  ノーベル平和賞、アル・ゴア前米副大統と国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が受賞。
11月13日
 顕正会、元・壮年部員 櫻川 忠、「重ねての言上」を顕正会本部に送付。
「浅井先生は大事の仏法において、広宣流布・戒壇建立の目的を"立て前の看板"に堕され、御遺命守護の目標を完結と偽られ、教学研鑽の手段をすでに放棄されたこと、僭越ながら諫言に指摘させていただきました。純信の顕正会員各位のかけがえのない人生を、あたら破綻に追い込む「成果至上主義」の方針を続けられること、食品偽装や耐震偽装等の世間の「騙し」に倍して、大事の仏法にあって会員を欺く無慈悲の所行かと悲しむものです。
 失礼ながら浅井先生に、お尋ね申し上げます。先生におかれては、ご本心から第二の五十年の前半で一国広布・戒壇建立が実現されると、思っていらっしゃるのでしょうか?
 一、もしご本心からあと十有余年で一国広布達成と思っていらっしゃるなら、諫言で指摘させていただいたように願望と幻想を混同していらっしゃると云わざるを得ません。…
 二、もし実現不可能の立て前・看板と先生はご承知の上で、あと十有余年等と会員を煽り続けていらっしゃるなら、それは会員を欺き・騙し・裏切っておられることです。…
 三、先生は「他国侵逼は前々から私は言っておりますが、あと十有余年であることは間違いない」「もし、他国侵逼が起これば、そのとき日本は亡びる」と、今般の五十周年記念幹部大会で明言されました。これは懼れながら浅井先生の「慢心」でいらっしゃるかと、先生からご薫陶をいただいた小生は思います。…
 ついに顕正会は今日、御遺命守護完結や血脈相承否定や御形木本尊偽装等、数々の偽装にまみれた偽装教団となり果て、せっかく御遺命守護の大義があるにかかわらず、もはやその大義を語る資格を自ら失ってしまいました。この誤りを正される方は、顕正会に於いて浅井先生ご一人しかいらっしゃいません。…「人の地に依りて倒れたる者の、返つて地をおさへて起が如し」(法華初心成仏抄)と。今が自浄努力を為し得る、最後の機会かと存じます。令法久住のため御遺命成就のため、何とぞ真摯な反省と抜本的な改革を遂行いただきたく、重ねて言上申し上げます。平成一九年十一月十三日
 宗教法人顕正会会長 浅井昭衛先生 御侍史   」
11月18日  創価学会、潮出版社、池田大作著「友情の大草原 ─ モンゴルと日本の語らい」発刊、ドジョーギーン・ツェデブ 対談。
11月20/21日
 宗門、総本山、宗祖日蓮大聖人御大会奉修。
11月23日
 顕正会、千葉新本館御遷座式厳修、「御生骨の大事に言及」
 浅井昭衛会長「この千葉会館が房総広布の本城である。そして東には旭会館があるが、もう一つ近き将来南房総に会館を建てたい。そして房総広布が大詰めになったとき、御聖誕の地・小湊に記念碑を建立して、大聖人様の大恩徳を顕わし御報恩に供し奉りたいと念願している。…
 広宣流布が達成されたその日、けなげに戦い抜いた顕正会員こそ、全員で紅涙の中に、光を放つ生骨を拝観させて頂きたい。さあ千葉の全顕正会員は全国の先陣を切って猛進し、広宣流布の大熱風を巻き起こしてほしい」(「顕正新聞」第1086号 )
11月27日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 21,560名、名目会員数 1.243.216名。「御生骨の厳たる大現象 深く信ぜよ」
 浅井昭衛会長「御生骨の御肉が、七百年来少しずつ増え続けているという厳然たるこの事実―これを知ったとき、鳥肌が立ってくる。そして同時に『仏法は生きているのだ』『大聖人様は常にここにましまし御化導あそばしておられるのだ』ということが、また鳥肌の立つ思いで胸に迫ってくる。…
 さあ明年から、さらに広宣流布大行進の加速度を付けよう。そして、ついに迎える広宣流布成就の日、顕正会員こそ一同うち揃って登山し、光を放つ御生骨を、紅の涙を流しつつ、まのあたりに拝見させて頂こうではないか」(「顕正新聞」第1087号 )
12月1日  日新報道、小多仁伯(元本部職員)「池田大作の品格 ― 万乗の君にあらず 憂慮される池田Xデー後の社会的混乱」出版。各国から200もの勲章を貰い、世界の著名人と対談、精神界の最高指導者を自称する御仁に必要なものこそ、近頃話題の"品格"ではないか。後継者も育てられぬまま、Xデー後も無様な混乱を世に撒き散らすのだろうか?
「独裁者の赤裸々な素顔と「フォーブス」に載らない世界の金持ち・池田亡きあとの創価学会はどうなるのか」(「BOOK」)
12月3日  創価学会、フェイク、「顕正会のDVD「正本堂崩壊す」を斬る」
「邪教・顕正会が「誑惑の正本堂崩壊す」と題する粗悪なDVDを作って無知な会員を洗脳するために使っている。… その内容は正本堂の建立発願から 悩乱した日顕が破壊するまでの経過を虚言癖の浅井らしい捏造話、妄想、虚偽を織り込んだ解説で紹介している。
 解説では終始、学会と当時の細井日達法主らを悪しざまに罵り、浅井自身をムリに美化して脚色しすぎて、粉飾の度を越えているため、数多くの矛盾をはらんだものになっている」(「フェイク」第0875号 )
12月5日  創価学会、フェイク、「浅井昭衛、供養して袱紗を貰い大喜び」
「浅井が今の顕正会員に隠しておきたい第一点は、正本堂の意義に賛同して、御供養に喜んで参加したことである。…  昭和四十年五月の幹部会で、…「妙信講も宗門の一翼として講中の全力を挙げ、真心を込めて猊下に御供養をさせて頂く」と、得意満面だった。… 同四十四年八月の幹部会で浅井は「正本堂建立御供に対し、今回その志をめでられて猊下より袱紗を給わった」と大喜びしていた。…
 ところが、今回のDVDでは昭和四十年二月十六日の正本堂建設委員会で細井管長が語った正本堂の意義について「その論旨は矛盾支離滅裂で、ごまかしに満ちていた」と述べている。当時は日達法王の語った意義に賛同して御供養しておきながら、後になっ難癖をつける。このように主張を二転三転させるのが浅井である」(「フェイク」第0876号 )
12月5日  創価学会、フェイク、「"本門寺改称" 騒動は浅井の自作自演」
「顕正会製作のDVD「誑惑の正本堂崩壊す」の中で、浅井昭衛は「本門寺」改称が強行されれば、そのとき御本仏の御遺命は完全に破壊される。私はこの陰謀粉砕に敢然と立ち上がったと、偉そうなことを言っているが、本門寺改称は浅井の妄想なのである。浅井に妄想のヒントを与えたのは正信会であった。… 正信会機関紙「継命」紙の記事に浅井が飛びついた。…
 浅井がバカ騒ぎするから、日顕は大石寺開創七百年の大法要の際、その「慶文」の中で「大本門寺寺号公称ハ事ノ戒法ノ本義更ニ未来ニ於テ一天四海ニ光被セラルベキ」と述べ、浅井の妄想をキッパリと否定したのである」(「フェイク」第0877号 )
12月8日
 顕正会、東京会館のトイレで、男性が覆面姿の男に刃物で刺され、男性は軽傷を負った。警視庁板橋警察署は傷害容疑で逃げた男の行方を追っている。(「時事通信」2007年12月9日 )
12月9日  創価学会、フェイク、「顕正会の東京会館内で刺傷事件」
「邪教「冨士大石寺顕正会」東京会館内で八日午後三時四十五分ごろ、神奈川県座間市の男性会社員(四二蔵)が男に刃物で襲われた。
 事件が起こったのは会館一階のトイレで、会社員の男性がトイレから出ようとしたところ、個室に隠れていた若い男に、いきなり包丁のようなもので背中を刺された。病院で手当てを受けたが、深さ3センチほど切られ、犯人の男は走って逃走した。… 調べでは犯人の男は身長百七十センチで二十~三十歳ぐらい。赤いジャンパーに映画「スパイダーマン」のマスクをかぶっていた。…
 会長の浅井昭衛に誑(たぶら)かされた狂信者らが、勧誘を巡って拉致・監禁・傷害・器物損壊といった事件を頻繁に起こしているが、時として殺人事件なども起こす暴力宗教である」(「フェイク」第0878号 )
12月13日
 顕正会、元・壮年部員 櫻川 忠、「また重ねての言上」を顕正会本部に送付。
「一昨年に刊行した拙著「本門戒壇の本義」の所述が宗門中枢に影響を与えることを得て、いささかなりとも戒壇義見直しの機縁となったかもしれません。…
 本門戒壇建立の時と処と手続きにおいて、
 一、時は、「事相為る故に一重の大難」を経、異体同心の信心漲る一国同帰の暁
 二、処は、富士山麓
 三、手続きは、憲法改正(万民一同)並びに天皇の発願詔勅(王)と閣議決定(臣)
 こうした条件がもし「法門集大成」に明示され宗是と定まれば、過去の惑義の懺悔を伴っての誑惑訂正であり、国立戒壇の語の用否にかかわらず御遺命の正義は宗門に蘇ります。もしそうなれば双方互いに過去の咎は問わず、顕正会は宗門に復帰すべきでしょう。
 誑惑訂正が宗門になされた後も、顕正会が国立戒壇の語句に固執することは「異流儀」のそしりを免れず、会員の心はやがて先生から離れて行くでしょう。国立戒壇の名に拘ること、難多くして益少なしと小生は存じます。詳細に論じることは後日に譲り、略していま枢要のみを示させていただきます。
 ..(略)..
 正系門家に御遺命の正義が蘇った暁、純信の百万顕正会員が宗門に復帰して怠惰・安逸を宗門から一掃し、広宣流布・戒壇建立に僧俗一結・異体同心して弘通に邁進することこそ、弟子檀那の進むべき道であろうかと存じます。… 平成一九年十二月十三日
 宗教法人顕正会会長 浅井昭衛先生 御侍史   」
12月16日
 宗門、大日蓮出版、阿部日顕著「百六箇種脱対見拝述記」発刊。
「御隠尊上人は昭和61年以来、全国教師講習会において「百六箇対見之記」の御講義を、13回にわたり、なされてきた。このたび、御隠尊上人御自ら御講義で配布したテキストを改訂され、併せて御講義未完の分を執筆増補し、一冊とされたものである。編集は宗務院教学部が当たり、A5判、丸背上製本、角丸薄表紙、題字金箔押し、箱入り、608ページの体裁で、定価4500円(税・送料込み)となっている」(「大白法」732号 )
12月16日
 顕正会、長崎会館落成御入仏式挙行。(「顕正新聞」第1088号 )
12月21日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「第二の五十年突入の意義心腑に」
 浅井昭衛会長「(御生骨の大事)広宣流布を偽り、正本堂のたばかりをなした学会・宗門の信心うすき者に、どうしてこの不思議を如実に拝することができようか。彼らは『顛倒の衆生』であり『雖近而不見』の輩である。ここに、御遺命を守り奉って解散処分を受けるともいささかも弛まず、『広宣流布・朝夕近し』の情熱で死身弘法を貫いている顕正会だけが、この御生骨に籠められた大聖人様の御心を深く深く拝し奉ることができるのである…
 第二の五十年は大罰現われる時代である。… この亡国日本を救うのは、もう広宣流布する以外にはない。そして今、大聖人様の御心のままに広宣流布を進める団体は、日本国に顕正会以外にはない。ゆえに顕正会の前進が遅れれば日本が危うくなる。だから私は広宣流布を急いでいる。さあ明年から、いよいよ加速度を付けていきたい」(「顕正新聞」第1089号 )
 

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