迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、早瀬日如管長「新年の辞」
「全国法華講員御一同には、清々しく「立正安国論正義顕揚750年」の新春を迎え慶賀の至りに存じます。… 平成14年、日顕上人より「地涌倍増」と「大結集」の御命題を賜ってから7年、本年はその御命題完結の年であり、講中一同全力を傾注して、必ず御命題を達成し、以て仏祖三宝尊と御命題を下された日顕上人にその成果を御報告申し上げ御照覧戴くよう努めなければなりません。… 全国法華講員各位には、この御金言を心肝に染め、大御本尊へ絶対の確信を以て、『立正安国論』の御理想実現のため、愈々信心強盛に御精進下さることを心から念じ、新年の挨拶といたします」(「大白法」756号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「あと十有余年
 浅井昭衛会長「今すでに、日本国と門下の悪は極限に達しているではないか。… この大悪、すでに法に過ぎている、ゆえに諸天は怒りをなす。いま世界を覆う異常気象と大恐慌は、まさしく閻浮大闘諍の前兆である。大闘諍の胎動はすでに始まっている。…
 だが何よりも、アジアに覇を唱えんとする中国の、歯車のごとく確実に進む国家戦略を見よ。… この侵略、もし戦えば残忍な殺戮が待っている。もし戦わずして併合されれば、忌しき「民族浄化」が待っている。だが、大聖人様はこの時、広宣流布を成就あそばす。「日本国一時に信ずる事あるべし」の御予言が、事実となるのである。
 この重大の御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもない。残された時間は、あと十有余年 ―。さあ、信心口唱を「我もいたし人にも勧める」の大行進をもって、大聖人様の待たせ給う大法戦場に急ぎ到着しようではないか。平成二十一年元旦」(「顕正新聞」第1124号 )
1月3日
 宗門、総本山客殿にて「立正安国論正義顕揚七五〇年」出陣式挙行。
 早瀬日如管長「平成14年、日顕上人より「地涌倍増」と「大結集」の御命題をいただいてから7年、本年はその御命題完結の年であります。… なかんずく「7万5千名大結集総会」は、いまだかつて行われたことがない大結集であり法華講の精鋭が本門戒壇の大御本尊まします、ここ総本山に集う世紀の大総会であります。… 「精鋭」とは、選り抜きの戦士のことであります。広布の使命に燃え、一天四海本因妙広宣流布の願業達成を目指して、一身を擲って広布に尽くす死身弘法の法華講員のことであります。言わば広布の戦士であります。…
 近年まれに見る世界的な混乱と不況、世界規模での戦争がいつ起きても不思議でない現在の混沌とした世相を見るとき、この窮状を救えるのは、ただ、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人の三大秘法の仏法以外にはありません。… 7万5千名大結集総会を完全勝利し、… 打って一丸となって大折伏戦を展開し、もって全国すべての講中が必ず折伏誓願を達成するよう、心から願うものであります」(「大白法」757号 )
1月11日
 顕正会、教学5級試験実施、全国112会場、10,013名が受験。(「顕正新聞」第1128号 )
1月12日
 顕正会、成人式挙行(新青年会館)、「偽戒壇・正本堂により亡国加速」(「顕正新聞」第1128号 )
1月18日
 顕正会、教学登用試験実施、全国118会場、13,190名が受験。(「顕正新聞」第1128号 )
1月20日  アメリカ合衆国、バラク・オバマが第44代アメリカ合衆国大統領に就任、黒人の大統領はアメリカ合衆国史上初めて。
1月22日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「他国侵逼のテンポに遅れてなるものか」
 浅井昭衛会長「顕正会員はこの透徹の大信心に立って、ただ大聖人様を恋慕渇仰して信心口唱に励みたい。そしてこの功徳を人にも勧め広宣流布の大潮流を起こしていきたい。…
 顕正会が『あと十有余年』の大行進を開始したその年に、中国がいよいよ日本を攻略する航空母艦の建造を始めたことは不思議である。この他国侵逼のテンポに遅れてなるものか」
 行成公一 男子第七部長に、佐藤公一 男子第十部長に任ずる。女子部、副総合女子部長制を廃止し、女子部総務を新設。野口由華 主任総務に、河野尚子 総務に、田中由紀子 総務に任ずる。西山育子 第一女子部長に、佐野直子 第十一女子部長に任ずる。小峰昌子 副総合婦人部長に、西根克子 第五婦人部長に、遊佐なをみ 第六婦人部長に任ずる。福田昇吾 衛護隊長に、小沼貴寛 衛護副隊長に任ずる。(「顕正新聞」第1127号 )
1月22日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長講義「第5回「凡夫即極」の人間学」掲載。
「日蓮大聖人の仏法は、こうした傲慢と虚栄と差別の風潮を真っ向から諌め正す「人間主義」「民衆主義」の大哲学です。… 今回、拝読する「諸法実相抄」の御文は、凡夫こそ最も尊い仏であるという「凡夫即極」の哲理を示された重要な御聖訓です。…
 ここでいう凡夫とは、大聖人御自身の御事です。大聖人は、一人の凡夫として一身に大難を受けられながら、法華経の経文を身で読まれ、仏の金言が真実であることを証明されました。… そして、この大聖人に連なって立ち上がり、妙法を唱え弘める門下もまた「凡夫即極」の実践者となることは、御聖訓に照らして絶対に間違いありません。
 本来、仏教は「人間釈尊」から出発した教えであった。それがいつしか、色相荘厳の仏とされ、それを聖職者らが自分たちの権威づけに利用し、民衆と隔絶してしまった。この仏教の歴史を大転換したのが、大聖人の「凡夫即極」の法門です。仏に照らされて衆生が輝くのではない。むしろ凡夫こそが、仏を仏たらしめている“主役”なのだ。…
 大宇宙の普遍の法である妙法蓮華経という仏の大生命は、万人の中に実在します。このことに気づき、強い信心で、自らの生命を開き顕していけるかどうか。「仏」と「凡夫」の違いといっても、結局は、ただこの一点だけなのです」
1月23日  創価学会、新・改革通信、「"総登山"は宗門を疲弊させるだけ」
「「五十万総登山」は、一人の檀徒が複数回行かなければ、達成できない。これは、実質的に破綻している計画だ。中には毎回、通算五回以上の支部登山に参加する者もいる。同じ檀徒に何回も、登山をさせて、一体、何の意味があるのか。それで登山者数を上乗せしても、実体のない数が累計されていくだけだ。…
 それは住職たちも同じで、無理なノルマと、登山者数の数合わせで、嫌気を感じ始めている。執行部はただ、号令さえかけていればいいが、どこの末寺も爆発寸前の檀徒の不満を抑えるために必死である」(「新・改革通信」NO.095号 )
1月26日  創価学会、第三文明社、池田大作著「ガンジーとインドの哲学を語る」発刊、ニーラカンタ・ラダクリシュナン対談。
2月5日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長講義「第6回「仏の未来記」の人間学」掲載。
「大聖人の未来記である「一閻浮提広宣流布」を現実のものとしたのは誰か。それは、我ら創価学会です。SGI(創価学会インタナショナル)です。… 今日、大聖人の仏法は世界192カ国・地域に広がりました。… 学会は、正しき師弟の団体であるからこそ、大聖人の未来記を壮大なスケールで実現できた、仏法史上、未曾有の教団なのであります。…
 広宣流布の闘士である皆様方を侮辱し迫害する者は「豈大悪人に非ずや」であり、仏罰もまた厳然である。御本仏が御断言です。その厳しき因果の現証は、皆様がご存じの通りであります」
2月11日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「栄光への指針(「大白蓮華」巻頭言集)」発刊。
2月11日  創価学会、潮出版社、池田大作著「文化と芸術の旅路」発刊、饒宗頤 対談。
2月11日  創価学会、新・改革通信、「信彰の暴力に、日顕の弟子一期生が反乱」
「網走・得成寺の住職・里内信徳が庶務部長の阿部信彰から暴行を受けたとして、十二月十八日、富士宮署に被害届けを提出した。… 庶務部長という要職にある者が、このような暴力事件を起こすとは、恥ずかしい限りであるが、なによりも、その当事者の信彰に何の咎めがないということが重大な問題であろう。…
 なぜ、信彰は何の咎めを受けることがないのか。それは、単純明快で、日顕の息子だからだ。今の宗門は、完全に日顕に私物化された「日顕宗」である。だから、孫の正教は、得度した年に問題を起こして下山処分を受けたが、還俗を逃れた。このことは、宗門人で知らない者はいない」(「新・改革通信」NO.096号 )
2月16日
 宗門、大白法、地涌倍増大結集推進僧俗指導会、記念局副委員長・柳沢喜惣次「7万5千名大結集推進の方途」
「今年は、具体的に実現する年であります。そこで皆さん方の頭の中に、7月26日午前10時・7万5千名の大結集がイメージとして頭に描けるかどうかであります。… このイメージが涌かないのは、今日、ここにいるほとんどの方は昭和に入ってきてからの信心でしょう。… また地涌の菩薩の出陣式というのには、地涌の菩薩と自分たちとどういう関係があるのかをよく理解しなければだめです。… また立派だとは申していません。… だから、今まで自分の頭の中に描いてきたイメージは、全部捨てなければだめです。
 アメリカに端を発した金融不況、経済恐慌の問題でありますが、… 現状は謗法の報いですから、3年やそこらで立ち直れるような安易な問題ではありません。そこに折伏をし、題目を唱えさせる。… 大御本尊様の功徳力を今、世界の人々がみんな待っているんです。ところが、信心していながら、そうは思えない人もいる。それは、自分も謗法と変わらないような考えで、困ったときには行政が面倒を見ていくんだと思っている。… みんなは何かしら頭の中に、信心以外のものを自分なりに持っているんです。だけど、信心の上のイメージを正しく描けなければだめです。自分の頭の中に描いている形の中に、他人を傷つけたり、自分も愚癡の中に落ち込んでいたり、みんな頭の中で考えているだけだからです 」(「大白法」第759号 )
2月19日  創価学会、聖教新聞、池田大作講義「第7回 不惜身命と現代」掲載。
「仏法は、徹底した「生命尊厳」「戦争反対」「非暴力」の平和思想であります。生命を慈しみ合い、大切にし合いながら、生き抜いていくことを教えているのです。 三千大千世界という大宇宙に敷きつめた財宝よりも、大切な一日の生命である。だからこそ、「浅き事」のために浪費してはならない。「大事の仏法」のために、命を惜しまず生き抜くのです。…
 日蓮大聖人直結の信心で広布に進む皆様方こそ、現代文明の最先端の哲学を体現する方々です。最高に尊貴な「不惜身命」の行者であります」
2月23日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 11,854名、「偽戒壇・正本堂の正体 改めて知る」
 浅井昭衛会長「解散処分を受けた顕正会が、いまや邪教はもとより学会をも圧して日本国を独走している。… これ偏えに、大聖人様がこれを為さしめておられるのであり、いよいよ広宣流布は近い、御遺命成就は近いと、私は確信している。…
 日本が拠りどころとするのは、この国に御出現あそばした日蓮大聖人でなくてはならない。日蓮大聖人を日本人の魂とし、日本国の柱とするとき、諸天は始めてこの国を守る。それが広宣流布・国立戒壇建立なのである。中国の責めまで『あと十有余年』。顕正会は大聖人様の待たせ給う大法戦場に、断じて遅れてはならない」
 小林恵美子 教学副主任に、有田則子 本部幹事に任ずる。堀田智恵 第六女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1130号 )
3月1日
 宗門、大白法、柳沢総講頭に聞く「信心の自覚と御命題実現」
「我々の、信心の在り方が偏っているとか、また、はっきりしていないというのは、自分を中心にして信を考えているからだと、私はこの頃感じてきましたね。私も真の信心を判りたいと、努力して今日まできました。そこで言えることは、自分中心の信は、結果的には自分なりの納得で終わってしまうということですね。… わずかな一生の、そのまたわずかな間で我見を振り回したい人には、「あんたは勉強が足りないよ」と言ってやればいいのです。そういうことに振り回されて苦しみ、一生を棒に振ってはなりません。…
 今はほとんどの人が現代の教育を受けて大きくなってきています。殊に日本は一時代前、1986年頃に始まるバブルで、我々もその社会環境をくぐっていますね。… 今、煩悩について迷悟に分けて話せば、バブル時代の生活は、世界中が欲望を主体とする迷いの煩悩中心の生活でした。… 私は六十代の後半に入って、事の一念三千について真剣に考えてきました。答えを御本尊様から教えて戴き、その有り難かった感激は今でも忘れていません」(「大白法」第760号 )
3月4日  創価学会、新・改革通信、「日顕を脅かす「相承箱」は時限爆弾」
「日顕の死後、「相承箱」が出てきたら、何が起こるか? … 宗内には、「相承箱」を持つ人物、もしくはグループと、「相承箱」はないが、「自分が指名された」と主張する日顕の流れを汲むグループの二派が存在することになる。…
 そこで主導権を持つのは、「相承箱」を持つ人物ないし、グループである。自己申告した日顕がいないのだから、「相承箱」の存在価値は絶大である。そうなると、宗門のとる道は二つである」(「新・改革通信」NO.097号 )
3月7日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長講義「第8回 如我等無異と報恩」掲載。
「─ 煩悩に縛られた我ら凡夫は、たちまちのうちに教主釈尊と等しい功徳を受けることができるのです。それは、釈尊の功徳の全体を受け取るからです。経文に「如我等無異」とある通りです ─。 あまりにも深遠《じんのん》な御聖訓です。苦悩多き凡夫である私たちが、妙法の功力によって、そのまま仏の大生命を我が身に輝かせていける。最高にありがたい、御本仏の大慈悲の法門です。
「如我等無異」という思想は、古今東西の思想・宗教の中でも、まことに革命的な人間主義の大哲理です。万人を皆、仏と等しい存在に高めていく ─ そう宣言しきれる教えが、他にどこにあるでしょうか。大事なのは、民衆です。民衆は目的です。手段ではない。その民衆を手段にして利用しようとするのが、権力の魔性です。そうではなく、民衆を目的とし、すべてを、民衆の幸福のために、民衆奉仕の方向へ持っていくのが、仏法の心です。そのための究極の力が「如我等無異」の妙法なのです」
3月10日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年記念局、"来る4月1日より100日間「750億遍唱題行」"実施の件。
「本日、記念局常任委員会において、総裁・御法主日如上人猊下より、来る4月1日から7月9日までの100日間、「立正安国論正義顕揚七五〇年記念7万5千名大結集総会」の完全勝利を目指して、「750億遍唱題行」を実施する旨の御指南を賜りました。これは、日本国内の法華講員有志約15万人が、1人1日5000遍(2時間)の唱題を上記の100日間(合計750億遍)行い、その功徳をもってあらゆる障魔を打ち破り、御命題完結に万全を期するために行うものです。ついては、各末寺においても、支部役員会等で検討の上、時間を決めて唱題行を実行し、僧俗一丸となって御法主上人猊下の御意にお応え申し上げましょう。なお、総本山においては、期間中、御法主上人猊下大導師のもと唱題行を実施いたします。以上」(「大白法」761号 )
3月10日  日経平均株価、バブル経済崩壊後最安値を更新。
3月16日
 宗門、大白法、異流義破折「本尊を簡んで信行を励むべし ~ 創価学会」
「池田大作たちが日蓮正宗の信徒であった創価学会員を洗脳し、『ニセ本尊』を販売するようになって久しい。創価学会では「御本尊の開眼は必要なし」と言うが、世間でさえ、「仏つくって魂いれず」と言うように、姿・形は本尊であっても仏の魂が入っていなければ、それが本尊でないことは当たり前である。…
 創価学会第二代会長の戸田城聖氏は、「ただ、大御本尊だけは、われわれは作るわけにはゆかない。日蓮大聖人様のお悟り、唯授一人、代々の法主猊下以外にはどうしようもない。だから、仏立宗や身延のヤツラが書いた本尊なんていうものはね、ぜんぜん力がない。ニセですから、力がぜんぜんない。むしろ、魔性が入っている。魔性の力が入っている。だからコワイ」(「大白蓮華」昭和34年7月号)と述べている。池田大作は戸田会長の指導に背き、「われわれは作るわけにはゆかない」ところの『ニセ本尊』を作ったのだ。もはや「仏立宗や身延のヤツラ」と何ら変わりはない。要するに『ニセ本尊』とは邪教の教祖と化した池田大作が、自分勝手に偽造した「堕地獄本尊」なのである」(「大白法」第761号 )
3月16日  創価学会、東京・創価学園講堂、ボリビア多民族国・アキーノ大学名誉博士号授与式。
3月19日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長講義「第9/10回 法華経の兵法」掲載。
「信心を根本にした絶対勝利の兵法──これが「法華経の兵法」です。一人も残らず全員が幸福・勝利の人生を! ここに法華経の結論があり、日蓮大聖人の願いがあられました。… 広宣流布を現実に推進する学会という和合僧の連帯を、甘く見てはならない。学会を甘く見ることは、御本尊を甘く見ることです。大聖人を甘く見ることです。学会を大事にすることこそが、仏法を護り抜くことにほかなりません。ゆえに、諸天から護られるのです」
3月21日  創価学会、創価大学記念講堂、デンマーク王国・南デンマーク大学名誉博士号授与式。
3月22日
 宗門、シンガポールの開妙院にて、創立1周年記念法要並びに法華講開妙院支部結成式、シンガポール各地より1,900名の信徒が参集した。
3月24日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「宗門・学会のこの無慙・無愧を見よ!」
 浅井昭衛会長「いま顕正会は広宣流布のゴールを見据え『あと十有余年』の驀進をしている。このとき、再び深く佐渡御書を拝すべきと思い、今回の講義となったわけである。… どうか本抄を心肝に染め、『あと十有余年』の戦いを貫いてほしい。…
 大聖人様は仰せあそばす『悪は多けれども一善にかつ事なし』と。正本堂が音を立てて崩れたように、遠からず学会は一時に崩壊する。…
 中国の航空母艦が実戦配備されるまで、あと十有余年。顕正会の前進が遅れたら、何とも申しわけない。だが大聖人様のお力により、必ず間に合うと私は確信している」(「顕正新聞」第1133号)
3月24日  創価学会、新・改革通信、「”死ぬに死ねない”日顕の事情(三)」
「宗門では「立正安国論正義顕揚七百五十年」と銘打って、三月から、本格的な登山が始まったが、同じこの時に、不況も本格化している。… 日顕にとって、一番の気がかりは、自分の死後である。前号で述べた通り、「相承箱」の問題や後継者の問題が、日顕を死ぬに死ねない状況に追い込んでいる。…
 そして、宗門が恐れていた通りに、この第三の路線を選んだ寺院が出てきた。それが、千葉・報恩寺であった。報恩寺の笠松住職は、宗門の「ノルマ地獄」と「法主独裁」を批判して離脱し、独自に活動をしている。… いくら「日蓮正宗」という看板を掲げていても、檀家が増える保証はない。それどころか、無理なノルマを押し付けられ、上納金まで取られる。そして、いつ左遷されるかも分からない。 こんな不満が、日顕の死後、爆発し、墓地などをもっている寺が自分たちの財産や地位を守るために、独立する可能性は高い」(「新・改革通信」第098号 )
3月27日  東京高等裁判所、矢野絢也元公明党委員長と週刊現代、創価学会に対し逆転勝訴の判決。
 大川清幸ら3名が、矢野絢也宅から手帳や極秘メモを持ち去ったと報道した週刊現代と矢野絢也を告訴した裁判で、矢野絢也の主張を全面的に認め、大川清幸らに対し持ち去った手帳の返却と 300万円の支払いを命じた。
 東京高裁判決文「4回にわたって被控訴人矢野宅を訪問し、… 本件手帳を引き渡すように求め、被控訴人矢野においてこれを拒絶するや、… 多数の創価学会員ないし公明党員が被控訴人矢野及びその家族にたいしてどのような危害を加えるかもしれない旨を暗示しあるいは明示的に述べ、控訴人矢野を脅迫し、… やむなく控訴人らの要求に応じて本件手帳等を引渡したこと … を認めることができる」
 後に、最高裁判所は 2009年9月1日、控訴審判決を支持し上告を棄却、創価学会の敗訴が確定した。
4月1日
 宗門、総本山、750億遍唱題行の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「いよいよ本日から百日間の唱題行が始まります。… 三大秘法は本門の本尊と戒壇と題目でありますが、六大秘法に開けば、本門の本尊は人と法になります。そして本門の戒壇は義と事であり、本門の題目は信と行であります。この本門の題目に信と行があるということは、唱題という修行がいかに大切であるかということを示されているのではないかと思います。… 皆様方には百日間、しっかりとお題目を唱えて、記念大法要、7万5千名大結集総会、記念総登山、そして地涌倍増を達成されますことを心からお祈りいたしまして、本日の挨拶といたします」(「大白法」第763号 )
4月1日
 宗門、100日間「750億遍唱題行」開始、7万5千名大結集総会の完全大勝利を御祈念。
「御法主日如上人猊下の御指南により、国内の法華講員約15万人が一人1日5千遍(2時間)の唱題を百日間行うこととなった。御命題完結、7万5千名大結集総会の大成功を期すためで、全国の各末寺でも時間を定めて実行される。既に毎日2時間、3時間と唱題を行うことが日課となっている人もあろう。しかし、これまで時間を定めてやっていなかった者が、一日の中から時間を2時間生み出して百日間やり遂げるためには、まず先に唱題の時間を決め、残りで他のことをやり切るため、現在の生活を見直さなければならないことが必ず出てくる。… 唱題行が一日の中心になると、生活ががらりと変わる。時間の使い方だけではない。心が変わり、何事に取り組むにもその気になれる。日一日と家庭の中も変わる。一番の変化は、今まで曖昧だった誓願が、自らの中でくっきりと際立つこと。自らが唱えた御題目によって菩提心が育まれ、救うべき人が自分にはいることを思い出し、一日一日がいかに大事だったかを思い出す。自身の立てた折伏の誓願であり、御命題達成に邁進するとの誓いを思い出すのである」(「大白法」第762号 )
4月1日
 宗門、大白法、「立正安国論と忍難弘通の歩み」
「篤姫関係で最も重要な資料は、第五十一世日英上人が造立された遠信坊板御本尊裏書(総本山蔵)である。 そこには嘉氷六(一八五三)年頃帰依した薩摩藩主島津斉彬(なりあきら)公と、本宗信仰との関わりが記されている。
 斉彬公は養女篤姫を将軍家に輿入(こしいれ)れする願望を懐いていた。 その祈念を日英上人に願ったが、見事にこれが成就した。 そこで金子百両の御礼御供養が斉彬公より下賜(かし)された。 日英上人はこの御供養を元に、遠信坊を再々興したといういわれが、裏書きに記された内容である。…
 明治十六年十一月二十日、天璋院は四十九歳の生涯を終えたが、この時、第五十二世日霑上人が追悼の歌を詠(よ)んで手向(たむ)けられた。 「雪霜に 操たゆまぬ松か枝乃 あはれ玉ちる 志賀乃浦かせ」妙道」(「大白法」平成21年4月1日号 )
4月1日  創価学会、フェイク、「法主の開眼は不要」
「日顕宗が最近、性懲りもなく学会批判のデマビラを東京都内などで撒き散らしている。… いずれも日寛上人書写の御本尊を誹謗したもので看過できない。なかでも「妙教」編集室が作成したビラには「ニセ本尊は不幸のもと」と大書きし、「相伝のないニセ本尊」と非難したうえ、御本尊に「魔仏」と落書きした写真まで載せている。…
 日顕宗の僧俗がいくら誹謗しても、寛尊書写の御本尊には厳然と功徳がある。また、過去の御本尊授与の在り方を見ると「法主が開眼した」というのは真っ赤なウソである。御本尊の功力は法主の開眼、許可とは何の関係もない」(「フェイク」第1008号 )
4月2日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第11回 抜苦与楽の英雄」掲載。
「生老病死の苦悩に沈む友に、妙法の世界を指し示して導きゆく信念の対話は、最高に尊い「慈悲の行」であります。… 末法の人々が等しく苦しむ「同一苦」とは、謗法による本源的な苦しみのことです。 貪・瞋・癡という生命の「三毒」が盛んになる末法にあって、この「同一苦」に立ち向かい、自他共の幸福の道を開く実践が、我らの折伏行です。…
 仏法は勝負です。人生も社会も勝負である。… 仏の慈悲とは、人々の魂を揺さぶり、“絶対勝利の生命”を湧現させずにはおかない、燃え上がる大感情と言ってよい」
4月5日  朝鮮民主主義人民共和国、咸鏡北道舞水端里より日本東方の太平洋上に向けて、ミサイル発射実験を実施。ミサイルは、1段目が秋田県沖の日本海に、2段目は東北地方上空を通過し、太平洋上に落下した。長距離弾道ミサイル、テポドン2号の改良型と見られる。
4月6/7日
 宗門、総本山霊宝虫払大法会奉修。
4月10日  創価学会、池田大作名誉会長、キルギス共和国・イシク・クル国立大学より「名誉教授」」称号授与式(創価大学本部棟)。
4月11日  創価学会、フェイク、「浅井昭衛はテレビ狂の大バカ者」
「浅井は、… マスコミ批判も展開している。いわく。「マスコミは大衆迎合主義だ」「テレビを見て、みんなバカになってきた」と。だが「毎日、テレビの見過ぎでバカになっている」のは浅井自身である。
 顕正会では「テレビをみるな」「マスコミを信じるな」と、普段から会員への目隠しに躍起だが、浅井自身はテレビ狂である。会員が暴力勧誘に狂奔している間、自分は時代劇やお笑い番組に夢中になっている」(「フェイク」第1014号 )
4月12日
 宗門、永井富三郎(元法華講連合会壮年部長)逝去、享年93歳。
4月14日
 宗門、河原昭太郎(法華講大講頭)逝去、享年80歳。
4月14日  創価学会、全国代表協議会(創価文化会館)、池田大作名誉会長「師弟を貫け 慈愛で包め」
「師弟は“距離”ではない。師匠の教えを実行する人が真実の弟子なのである。… 我々の生命に真実の師弟が脈動していなければ、学会は衰退していくしか道はない」
4月17日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・福建農林大学「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
4月18/19日
 宗門、立正安国論正義顕揚750年、海外信徒2万名大結集 第1回総会開催。50万総登山の一環として19ヶ国から 4,060余名が登山。
4月19日
 顕正会、沖縄会館御入仏式挙行、「他国侵逼の歯車は寸時も休まず」
 浅井昭衛会長「この沖縄会館を建てた思いは、ただ一つ。それは、他国侵逼の最前線に位置する沖縄を何としても救いたい。この思いだけである。… やがて起こる中国の侵略は第二の蒙古襲来である。…  誰がこれを知らせ、誰がこれを教えるのか。それは御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもない、… さあ、あと十有余年。他国侵逼の最前線にある沖縄こそ、敢然と立ってほしい。三万三千の沖縄顕正会員一丸となって、この狭い沖縄、一気に広宣流布をなし遂げてほしい」(「顕正新聞」第1135号 )
4月19日  創価学会、フェイク、「顕正会は暴力体質の危険な邪教」
「浅井は、どんな御書を講義しても結局、内容は同じだから、聞かされる会員も辟易している。 その中で今回、浅井が語ったウソは供養と暴力の話。「学会は法主をはじめ宗門僧侶を、カネで誑かすだけでなく、暴力で脅かしていた」という虚言である。学会は真心からの御供養を続けたが、それは「誑かす」ためではない。…
 次に、暴力体質についての浅井の話は捏造で、特に、的場正順を川に投げ込んだというのはデマである。昭和三十三年三月、学会が建立寄進した大講堂落慶の慶祝登山の際、所化頭の的場は酔っ払い、小学生の所化の頭に大きな鈴を被せて鈴棒で激しく叩くなど苛めていた。その後、的場は近くの飲み屋で泥酔していたため、渡辺慈済師が潤井川に連れて行き、顔を洗わせた。これの何処が、学会の暴力体質なのか? むしろ、顕正会こそが暴力体質の危険な邪教である」(「フェイク」第1019号 )
4月21日  創価学会、池田大作名誉会長、スペイン王国・ローマクラブより「名誉会員証」を授与さる。名誉会員証の盾が、代理の池田博正SGI副会長に渡された。
4月22日  創価学会、聖教新聞、池田大作名誉会長講義「第12/13回 日蓮が一門」掲載。
「「一門」とは、師匠のもと、大勢の同志がともに励まし合い、守り合い、信心を根本に戦う広布の大連帯であります。現代的に言えば、妙法流布の「教団」であり「組織」でありましょう。 今日、創価の師弟によって、192カ国・地域に広がった「日蓮が一門」の大海原を御覧になったならば、大聖人はどれほどお喜びになられることでしょうか。…
 人生は戦闘。仕事も戦闘です。大聖人は“仏法は勝負”と言われています。どう勝つか。青年は勝ち抜く力を持たなければいけない。誰にも馬鹿にされない常勝の実力をつけることです。その根本が絶対勝利の信心です」
4月24日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・河南師範大学から「名誉教授」称号を贈られる。
4月28日  創価学会、新・改革通信、「法主独裁の宗門は、前世紀の遺物」
「日本の各宗派も、この数十年で教団の体制の民主化を進めている。具体的には、教義の裁定権を持つ「法主」と、宗内行政のトップである「管長」を分離している。また、宗議会の独自性が保証されているところも多い。
 しかし、宗門の場合、法主が管長を兼ね、宗門における全権力を持っている。 また、日達法主の時代までは宗会が法主の辞職勧告を決議することもできた。… ところが日顕は宗制宗規を変更し、宗会を無力化してしまった。今や、悪法主が出現しても、宗門には自浄する手立てがない。」(「新・改革通信」NO.099号 )
4月30日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 15,497名、「」
 浅井昭衛会長「この(創価学会)内部資料こそ、学会のこれまでの卑劣な手口を、自ら証明したものに他ならない。… 顕正会は小手先の小細工など一切弄する必要はない。ただ大聖人様に忠誠を尽くせばよい。そのとき、自然と諸天の守護を蒙る。…
 元公明党委員長・矢野絢也が手帳強奪事件の控訴審で逆転勝訴、… 池田大作の偽善の仮面が剥がされる時を迎えた。これらの動きを静かに見るとき、すべては時来っての諸天の働きであると、つくづく私は思っている。
 しかしながら、そんなことよりも何よりも、日本にとって最も重大なことは、刻々と迫りつつある他国侵逼である。この他国侵逼の歯車は、一瞬たりとも止まらずに回わり続けている」(「顕正新聞」第1136号 )
5月3日  創価学会、東京牧口記念会館にて 5・3記念代表者会議開催。
 池田大作名誉会長「宗教は、人間の幸福のためにある。ゆえに、その宗教をもつことが、人間を強くするのか、弱くするのか、善くするのか悪くするのか、さらには、賢くするのか愚かにするのかを、検証していかねばならないであろう。…
 大聖人と日興上人に連なる、創価の三代の師弟もまた、師の偉大さ、師の正義を、叫んで叫んで叫び抜いてきた。ここに、創価の永遠の栄光があることを知らねばならない。… 明年、創立80周年の「5月3日」へ向かって、朗らかに、勇気凛々と、異体同心の大前進を決意し合って、記念のスピーチとしたい」
5月3日  創価学会、台湾SGI新本部「至善文化会館」落成。
 池田大作名誉会長「1960年の春、第3代会長への就任を前に、私は日記に「一日も早く、アメリカ、インド、台湾に行かねば、と思い馳せるなり」と記しました。台湾への溢れる思い──それは、わが永遠の師である戸田城聖先生から受け継いだ強き祈りであります。…
 そして今、「世界四大博物館」の一つである、故宮博物院の正面に、このように素晴らしき「平和」と「文化」と「教育」の創価の宮殿が完成しました」
5月3日  創価学会、聖教新聞社、聖教新聞社編集局編「若き指導者は勝った 池田大作 ─ その行動と軌跡」発刊。
5月3日  創価学会、第三文明社、池田大作著「天文学と仏法を語る」発刊、ロナウド・モウラン 対談。
5月6日
 顕正会、女子部幹部大会開催(仙台市体育館)、1万1千名が参集、「日本第一の女子部構築へ出陣」
 浅井昭衛会長「私は思う。広宣流布の時には、日妙殿のような強き信心の女性が続々と出てくるに違いないと。… さあ、本日を出陣として、十有余年のち、必ずや『日本第一の女子部』を築き上げてほしい。こう私は強く念願しているが、みなさん、どうか。…
 御在世の大蒙古国と現在の中国の姿、共にわずか六十数年で急速に膨張したことといい、修羅のごとき飽くなき侵略性といい、そして共に日本に対して侵略の意志を懐くなど、不思議なほど似かよっている。…
 御本仏が「我日本の柱とならむ」と誓願あそばされたこの日本が、どうして亡びようか。ゆえに大聖人様は、この他国侵逼の大難のとき、日本国を一時に信ぜしめ給うのである。… その大集団こそ、男子十万を先陣とする三百万の顕正会である。そしてこの三百万の中核こそ、女子部である。..
 さあ、異体同心の麗しい団結を以て、日本第一の女子部を早く築いてほしい。そして御遺命成就の日、全員で、天生原まで戒壇の大御本尊の御供を申し上げ、このとき、晴れて大聖人様より清酒(すみざけ)をも賜り、紅涙の中に、全員でこれを頂戴しようではないか」(「顕正新聞」第1138号 )
5月10日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第14回 女人成仏の宝冠」掲載。
「「母への感謝」は人類永遠の美心《びしん》であります。いわんや、友のため、地域・社会のため、広宣流布のため、誰よりも真剣に、大誠実で戦ってくださっているのが、わが婦人部の皆さんであられます。その皆様方を、日蓮大聖人が、釈迦仏・多宝仏が、そして三世十方の仏菩薩が御照覧です。断固として守りに護り抜かないわけがありません。…
 法華経には「女人成仏」の法理が厳然と説かれています。… 女人が、その身のままで仏に成れる ── これは、女性蔑視の思想を根底から覆した大宣言です。法華経こそ、人類を救う釈尊の精神を正しく伝えた師子王の経典です。…
 正義は、勝ってこそ正義です。どんな苦難に直面しても、そこから“反転攻勢”の波を起こしていくのです。断固として、勝って勝って勝ちまくってこそ、分厚い障魔の岩盤を突き破り、広宣流布の聖業を果たすことができるのです」
5月11日
 宗門、大村日統能化 (常秀院、富士学林長・宝浄寺初代住職)逝去、享年75歳。
5月13日
 宗門、尾林日至能化 (常宣院、前海外部長・妙光寺住職) 逝去、享年71歳。
5月16日
 宗門、大白法、異流義破折「包括宗教法人の旗揚げ ~ 正信会」
「本年2月、「正信会」は包括宗教法人を設立 … 要するに、包括宗教法人「正信会」とは、取りも直さず新宗派 "「正信会」宗" に他ならならい。「正信会」は、… 「富士の清流」などというスローガンを掲げ … 自分たちこそ正統日蓮正宗と言いたいわけだ。であれば、なぜ今更 "「正信会」宗" を設立したのであろうか? 言っていることとやっていることがちぐはぐで、全く辻褄が合わない。…
 包括宗教法人 "「正信会」宗" は、そのの目的について、「宗祖日蓮大聖人所顕十界互具の大曼茶羅を本尊とし、…」と登記している。その規則も同様の規程となっており、これらには「本門戒壇の大御本尊」との記載が全く見当たらない。… 創価学会でも、平成14年に「会則」「規則」を改変し、従来のものから「本門戒壇の大御本尊」との名称を削除した。… "「正信会」宗" と創価学会が、同轍の邪義に堕したことを表徴する愚行である」(「大白法」第765号 )
5月18日  創価学会、池田大作名誉会長、北アイルランド連合王国・クイーンズ大学ベルファストから、「名誉博士号」を授与(創価大学本部棟)される。
5月21日  裁判員制度スタート、特定の刑事裁判において、満18歳以上の国民から事件ごとに選ばれた裁判員が、裁判官とともに審理に参加する。
5月23日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第15回 地涌の団結」掲載。
「我らの勝利の要諦は何か。それは強き祈りと団結です。… 学会創立80周年を目前に控えた今、私どもは、あらためてこの「地涌の義」を深く心肝に染め、万代にわたる広宣流布へ出発してまいりたい。… 皆様が、家族に、地域の同志に、そしてあらゆる友人たちに語りかける声の響きこそ、一人一人の胸中の仏の生命を発動させゆく最高の仏縁となります。これが地涌の対話の力です。…
 わがままな仏道修行などあり得ない。師弟という“縦糸”、地涌の同志という“横糸”。この縦横の絆が織りなす幸福・勝利の大いなる“布”を広げていくことが広宣流布なのです」
5月23日  創価学会、新・改革通信、「「C作戦」加担者たちの末路は無間地獄」
「日顕に加担したのは、西片会議や御前会議に出席していた藤本日潤(当時の総監)、早瀬日如(当時の庶務部長)、八木日照(当時の主任理事)、河辺慈篤、関快道。 そして、その他の役僧の尾林日至(当時の海外部長)、大村日統(当時の教学部長)、秋元広学(渉外部長)、長倉教明(財務部長)などである。…
 宗門僧侶が池田名誉会長と創価学会を批判する正当な理由などない。ただ「信徒の分際で」という僧俗差別から来たものだ。僧侶なら許されるが、信徒にはその権限がないというのだ」(「新・改革通信」NO.100号 )
5月23日  大韓民国、盧武鉉 第16代目大韓民国大統領が自殺。
5月26日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「顕正会は細井日達・阿部日顕を用いず」
 浅井昭衛会長「日蓮大聖人の仏法こそ、人生と国家の根本問題を解決する唯一の大法である。…
 僧侶がいかに腐敗しようとも、学会がいかに政治野心に狂おうとも、広宣流布は大聖人様のお力によって必ず成る。すでに濁悪のこの日本国に、大聖人様に忠誠を貫く百三十三万の仏弟子の大集団がある。御遺命を奉ずるこの顕正会の広宣流布の戦いを、誰人が止どめることができようか」
 石塚生子 第十二女子部長に、桑原とも子 第七婦人部長に任ずる。(「顕正新聞」第1139号 )
5月27日  創価学会、新・改革通信、「日如の真の狙いは“法道院の奪還”」
「日如は早瀬家の長男として、法器会存続の責任がある。… 法器会だけは生き残れる体制を作るのが日如の野望である。 しかし、日如の真の狙いは、「法道院」の奪還である。八木の後にどうやって法器会の者を入れるか、日如は思惑をめぐらしているであろう」(「新・改革通信」NO.101号 )
5月28日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・新疆ウイグル自治区の新疆財経大学から「名誉教授」称号を授与(創価大学本部棟)される。
 アスハー・トゥアシュン学長「池田先生は世界でも著名な思想家であり、教育家、哲学家、作家、詩人であり、そしてまた社会活動家、写真家、国際人道主義者でもあります。… 池田先生は、勇気ある行動で、中日友好の道を真っ先に開いた、まさしく、中日友好の井戸を掘った人であるといえましょう。…
 新疆は中国西部の辺境の地にありますが、豊穣にして美しく、広大にして神秘的な大地です。各民族は勤勉にして賢明であり、お客様をおもてなしするのが大好きで、歌をうたい、舞を踊るのが上手です。  私たちは、より多くの日本のご友人に新疆を、さらに理解していただけるよう、また新疆を大好きになっていただけるようへ是非とも皆さまにお越しいただきたいと思います」
6月3日  創価学会、創価新報、「過去の日顕発言と矛盾」
「去る4月28日には、小川只道(理境坊住職、大石寺理事)の監修で「登山のすすめ」なる駄本(だぼん)を発行し、"何度も登山しなければその人は罪障消滅(ざいしょうしょうめつ)できない"などと邪義を垂(た)れ流してる。…
「一年のうちにたびたぴ大石寺に参詣させていただくところに、我々の過去からの謗法の罪障もすべて消滅させて、成仏することができる」…
 明からさまな登山強要に、信徒はウンザリ。
 そもそも、この言い分は、今までの日顕の発言とまったく矛盾している。」(「同」)
6月4日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第16回 唱題の大音」掲載。
「私たちの唱える題目は、「生きる力」であり、「幸福になる源泉」です。「勝利していく原動力」なのです。題目の音律には、大宇宙のリズムに則って、自他共の生命を根底から変えゆく偉大な力用があります。… いかなる境涯の衆生も、妙法の光明に照らし出される。妙法の薫風を受けない存在はない。誰人も仏になれるという平等と尊厳の思想が、法華経の魂です。…
 南無妙法蓮華経は、大宇宙の根本法則です。この妙法を唱え、行じ弘める生命は、大聖人と一体なのです。ゆえに、何ものも恐れることはありません。… 南無妙法蓮華経は、身近な活動も、さらに大宇宙の運行も動かしていく法則であり、力であります。自分と社会を共によりよき方向へ発展させていく根源の大法なのです」
6月8日  創価学会、勝ち戦、「大結集への申込み者数、大幅不足!」
「七月二六日の大結集に白旗を揚げる寺院が、各地で続出している。 参加申込み締切日の六月七日現在、能化・菅野日龍が住職を務める大宣寺(国分寺市)では、結集割当六七〇名に対し、申込み者数が約五〇〇名も不足し、講中あげての「参加拒否」「ボイコット」ではないかと疑われている」(「勝ち戦」第0137号 )
6月9日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年 第9回記念局委員会開催。
 早瀬日如管長「いよいよ7月26日の「7万5千名大結集総会」まで、残すところ一月余となりました。世間でも「胸突き八丁」という言葉がありますが、この7万5千名大結集総会の完全勝利を期すためには、これからが本当の戦いではないかと思うのであります。… 我々は人間ですから、負けてしまいますと、どうしても今までの努力も何もがもが愚痴になってしまったり、言い訳になってしまうのであります」(「大白法」第767号 )
6月16日  創価学会、新時代第30回本部幹部会開催(牧口記念会館)、「不惜身命を忘れるな」
 池田大作名誉会長「師匠を守り、師匠のために、すべてをなげうって戦う。これが真実の弟子だ。本当の師弟の姿だ。いざという時にこそ、本気になって立ち上がるのだ。意気地なしであってはならない。…
 努力をせず、偉そうに見せるのは、偽者である。悪賢い人間だ。そうした者にリーダーになる資格はない。立場が上になり、担う責任が大きくなるほど、一段と努力する。生ある限り、努力し抜いていく。そういう皆さんであっていただきたいのだ。… 努力 ─ ただ、ここにのみ、勝利の証しがある。真の美しさがある。悔いのない人生がある。努力しよう! 広宣流布を成し遂げるという最高の努力を!」
6月18日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第17回 末法流布の大陣列」掲載。
「明年で創立80周年。学会は、平和と幸福の「静かなる大革命」によって、いまだかつてない幾百千万の人間主義の連帯を創り上げました。 これは誰人も否定できない、歴史に燦然と輝く事実です。民衆と民衆が成し遂げた大偉業であります。 わが同志の皆様こそ、人類の未来を切り開く「先覚者」にほかなりません。…
 わが直系の青年に私は呼びかけたい。 君たちよ、広宣流布の最先頭を走れ! 勝利の人生の頂上に駆け登れ! 仕事も、闘争も、自分らしく、トップを目指せ!  青年ならば、何かで第一になれ!──と。 何もせず、何も残せない青春は侘びしい。広布の歴史に何かを残す。それは永遠の栄光であり、福運です」
6月25日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「『立正』とは国立戒壇の建立」
 浅井昭衛会長「立正安国論において最も重大なことは、他国侵逼の大難の御予言である。… 諸天に申し付けて「蒙古の責め」という今生の大罰を以て、一切衆生を後生の大苦からお救い下された大聖人様の大慈大悲と絶大な御威徳、… このような御威徳は、日蓮大聖人が久遠元初の自受用身、末法下種の本仏であられればこそ具え給うもの。…
 再度いう。立正とは国立戒壇の建立である。しかるに正系門家は国立戒壇を捨ててしまった。どうして国家の安泰があろうか。ゆえにいま日本に亡国の危機は刻々と迫っているのである。… このとき大聖人様は、百三十三万の仏弟子の大集団を呼び出だし給うた。いかに学会が腐敗しようと、宗門が堕落しようとも、大聖人様に命かけての忠誠を貫く百三十三万の仏弟子が日本国にあれば、大事の御奉公は必ず成る」
 内田健史 総務に、小沼貴寛 本部幹事に任ずる。有田則子 第五女子部長に、伊東奈保 女子部書紀に任ずる。(「顕正新聞」第1142号 )
6月25日  日新報道、櫻川忠著「迷走する顕正会を斬る -- 浅井昭衛会長の足跡と変節」発行。
「平成二十年四月に発行された慧妙編集室編の「誰にでもわかる顕正会の誤り」の最後「むすびにかえて」には、このように記載されている。
『これら日顕上人の御指南に示される戒壇建立へのプロセスを以下に概括して述べておく。
 一、御遺命の戒壇の建立は、未来における一国広布の時を待つべきこと
 二、そこに至る過程には、国中の謗法を折伏するが故の一重の大難が起きるであろうこと
 三、その後、国主はじめ一国の大衆が正法に帰依する(広宣流布が成就する)こと
 四、しかして、国主から戒壇建立を発願する意志表示がなされ、はじめて事相の上に戒壇が建立される』(「誰にでもわかる顕正会の誤り」、平成二十年四月六日)
 ここで言われている事は、顕正会が求めて来た国立戒壇の意義と、ほとんど違わない。… かつて浅井昭衛氏は、「もし妙信講が憎いとならば、潰したらよい。しかし正義だけは取り入れて頂きたい」と述べていた。… 妙信講が捨て身で求めた … 願いは、すでに成就している。しかし浅井会長には、顕正会員にそのことが知られては困る。自分が顕正会々長として君臨し続ける根拠が、失われてしまうからである。
 今の浅井昭衛氏は、かつての栄光の美酒にいつまでも酔っていたいのであろう。そして無謀なノルマを会員に課して、職場や家庭にでの会員の生活基盤を崩し、多くの顕正会員の人生を狂わせ、かけがえのない時間を奪っている。そして、「あと十有余年」等と展望のない口先の小細工で会員を謀り、使役し続けている。… 会員を消耗品・道具としか見ない路線・組織で、どうして御遺命の戒壇建立の大事がなし得るだろうか。浅井会長のご都合主義と専制支配が、ついに発足五十年にして顕正会を破綻の淵に至らしめてしまった。浅井会長は慢心と執着によって、自らせっかくの功績を台無しにしてしまった。…
 先年、わたしは「諌言」を言上して諌めたが、浅井会長に方針転換をする意思がないことを、残念ながら確認した。… 顕正会はすでに存在意義を失ってしまったと言わざるを得ない」
6月29日  創価学会、池田大作名誉会長、フィリピン共和国・国立南ルソン大学から「名誉人文学博士号」授与式(創価大学本部棟)。
6月29日  創価学会、顕正会短信、「浅井昭衛の人物伝? 元会員が暴露本? 出版」
「顕正会ウォッチャーの間で春先から話題となっていた書籍がついに発売された。題名は「迷走する顕正会を斬る」。著者は「櫻川忠」氏。出版社は「日新報道」である。
 この日新報道は平成10年、「法華講所属」と肩書きを偽った顕正会壮年部員・下山某の書いたヤラセ本「富士大石寺顕正会」という書籍を出版したのだが、今回は「反顕正会」のスタンスで書かれた書籍を出版することになったのは皮肉だ。
 著者の「櫻川忠」氏は昭和の時代から顕正会の前身である「妙信講」に所属し、いわゆる「御遺命守護の戦い」を経験した世代だが平成17年に「除名」処分を受け、以降はネット上などで「顕正会は妙信講の精神に立ち返れ」などと訴えている。
 第七章では幹部粛清・身内びいきなどの「組織私物化」、宗教法人格取得・血脈相承否定などの「独立教団路線」、会長絶対化に代表される「道の誤り」などの観点で痛烈に浅井を批判している。第八章では浅井の特異思想について記述。それは「大石寺伝統教義」「戸田思想の継承」「浅井独自の思想」の三点。… 第九章では前述の「御遺命守護」や、最近の顕正会にまつわる「本尊偽造」「教学放棄」「浅井克衛失脚の真相」などを取り上げているがなかなか面白い。
 価格は税抜1800円とのことだが高い。顕正会員に読ませようとしているのなら、自費で買う顕正会員は皆無だろう。では誰に読ませようとしているのか。「浅井昭衛」といっても一般人にはまったく興味が無いだろう」
6月30日  創価学会、新・改革通信、「尾を引く”信彰問題”」
「暴力を振るった加害者の信彰が「停職十日」で、暴力を受けた被害者が「擯斥処分」とは、誰にも説明できない話である。… 普通なら、役職辞任が妥当であろう。なぜ、このようなことになったのか?
 そこには、日顕の意向が働いているとしか考えられない。何としても信彰を次期法主にしたい日顕からすると、信彰の役職辞任は絶対にあってはならないことだ。… 今回、日如は日顕親子の意向を受けた形にしておきながら、結果として、日如の思う壷である」(「新・改革通信」NO.102号 )
7月2日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第18回 不退転の信心」掲載。
「まさに広宣流布とは、仏が陣地を取るか、魔に奪われるかという熾烈な死闘なのです。… 政治も経済も、教育も文化も、さらに国際社会全体も、この見えざる生命の魔性を打破していかなければ、民衆の真の幸福を確立することはできない。… 広宣流布のために行動すれば自分が得をする。やらなければ自分が損をする。これが信心であり、仏法であります」
7月3日  創価学会、鳳書院、池田大作著「随筆 地域の旭日 ─ 地球の未来へ ─」発刊。
7月5日  創価学会、顕正会短信、「『撒き餌』新水戸会館建設地判明」
「実は水戸駅の南側は、かつては「千波沼」という沼が広がっていた。昭和になってこの沼を埋め立てて市街地を造成し、現在は市役所や各種機関等が立ち並ぶ一等地となったのだが、実は地盤は相当軟弱である。…
 面白いネタを一つ。顕正新聞記事の「新水戸会館」の立地を紹介するくだり記事の中で、「自然環境にも恵まれており、近くには美事な桜並木で有名な“さくら川”が流れており…」という記述があるのだが、水戸市の“さくら川”の地図上の表記は“桜川”である。なぜひらがなにする必要があったのか。実は、平成17年に顕正会を除名させられた「桜川忠」氏が去る6月25日、「迷走する顕正会を斬る」という本を出版したのだが、よほど浅井は「桜川」という文字を会員の眼に触れさせたくないようだ、とはある顕正会ウォッチャーの言。なるほど、姑息だ 」
7月5日  中華人民共和国、ウイグル騒乱。新疆ウイグル自治区・ウルムチ市において、ウイグル族と漢民族の民族対立を背景に暴動が発生、多数の死傷者を出した。
7月9日
 宗門、100日間・750億遍唱題行満了。
7月15~16日
 宗門、総本山、立正安国論正義顕揚七五〇年記念大法要奉修。
 早瀬日如管長「来たる7月26日には「立正安国論正義顕揚七百五十年記念 7万5千名大結集総会」が、ここ総本山おいて開催されます。この7万5千名大結集総会は、平成14年、日顕上人より賜った御命題であり、法華講の7年間にわたる広布への戦いの結果を、仏祖三宝尊と日顕上人猊下の御照覧いただく大事な意義が存すると同時に、次なる戦いへの大出陣式でもあります。したがって、そこに集う7万5千名の全国僧侶ならびに法華講衆は、次の戦いにおいて中核となるべき方々であり、混迷を極める日本乃至世界の惨状を救い、全人類の幸せと全世界の平和実現のために挺身する、言わば広布の戦士であります。各位には、広宣流布の歴史に名を刻む絶好の機会を逃すことなく、元気に御参加くださるよう心から願うものであります」(「大白法」第769号 )
7月15日  創価学会、創価新報、「今回更に400ヵ所の訂正」
「平成6年に日顕宗が発刊した「平成新編日蓮大聖人御書」が、今なお宗内外から失笑を買っている。 初版本では、「系年」の入れ忘れや誤字・脱字が大量に見つかり、末寺坊主から批判の声があがるほどの事態に陥った。
 ところが今回、「大日蓮」7月号に新たに正誤表が掲載され、またしても呆れた間違いの数々が公表されている。 表によると、今回は実に397ヵ所もの表記を訂正。中には、明らかに安直なミスも散見される。… 度重なるこの失態。編纂の責任者、藤本日潤(東京・常泉寺)をはじめ宗門教学部は一体今まで何をやってきたのか。… 御文の意味をまったく理解していない坊主が読み飛ばしたとしか思えないずさん極まりないミスなのである。… この宗門御書、265人の坊主が携わって作りあげたというが、結局、坊主の無能さを証明しただけの代物に過ぎない」(「創価新報」7月15日号 )
7月16日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国・ホンドニア連邦大学「名誉博士号」称号授与式(創価国際友好会館)。
7月16日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第19/20回 立正安国の太陽」掲載。
「仏教本来の“自己の救済”とは、自身の内面に崩れざる境地を確立することにほかならない。自身の生命の変革がなければ、本当の意味での救済も不可能だからです。… 宗教本来の使命とは、個々人の幸福は当然として、広く地域・社会・国家・世界の平和と繁栄に貢献する活躍でなくてはならない。… どんなに物質的に恵まれ、科学技術が進歩しても、時代の底流にある哲学が浅く、誤っていれば、民衆の人生観や生命観、ひいては政治・経済・文化・教育など、すべてのとらえ方が狂う。やがて社会全体が行き詰まってしまうのは必然でしょう。…
 仏法が日本に渡来してから七百余年。大聖人は前代未聞の「立正安国」すなわち世界平和の大法を打ち立てられました。そして、それから、さらに七百余年を経て、仏意仏勅の創価学会が、大聖人の仰せのままに「立正安国」の大法を、展開していったのです 」
7月26日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年記念、7万5千名大結集大会開催。
「御命題より7年の月日を経て「七万五千名大結集総会」が、7万8423名の大結集をもって開催された。4月1日より、7万5千名大結集総会の大成功を祈念し、100日間・1人1日5000遍(2時間)による750億遍の唱題行に、御法主日如上人猊下の御もとに僧俗を挙げて取り組んだ。… 御命題達成と共に、新たなる広布の大出陣式となった大結集総会で、御法主上人猊下より賜った新たな御命題、
 1.平成33年宗祖日蓮大聖人御聖誕800年における80万法華講の達成、
 2.平成27年日興上人御誕生770年における法華講員50%増
に向かって折伏に立ち上がり、前進することを決意する大総会となった」
 早瀬日如管長「法華講は、平成2年の3万総登山会の大勝利を契機に大きく飛躍し、平成6年の地涌六万大総会、平成10年の総本山客殿落慶を記念しての10万総登山、平成14年の宗旨建立七五〇年慶祝記念法華講30万総登山大法要、平成20年のプレ大会、そして本年の7万5千大結集総会とことごとく勝利し、御命題をいただくたびごとに確実に地力をつけ、大きく発展を遂げてきたのであります。… 新たなる戦いに向けての大出陣式でもあります。この意義をもって、今日お集まりの皆様には、一人ひとりが広布の戦士として講中の中核となり、次の目標を目指していよいよ御精進くださることを心から御祈り申し上げ、本日の挨拶とさせていただきます」(「大白法」770号 )
7月28日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 15,498名、「『前代未聞の大闘諍』はいよいよ迫る」
 浅井昭衛会長「顕正会の精神は一貫不変である。… 顕正会は常に『もし日蓮大聖人ここにましませば、何を命じ給うか』だけを思い一筋の忠誠を貫いてきた。これが顕正会の一貫不変の大精神である。…
 明治以降の戦争は侵略戦争ではなく自衛の戦争であった。しかしこれを仏法の鏡に照らして見れば、このような戦争に引きずり込まれたこと自体が、日蓮大聖人に背き続けてきた罰なのである。この罰はまだ終わっていない。いよいよこれから最後の大罰たる『前代未聞の大闘諍』が起きて日本は亡びんとする。…
 このとき、武力などではもう日本は守れない。ただ諸天を従えそして申し付け給う日蓮大聖人の絶大威力によってのみ、日本は救われる。この御本仏の御化導をお手伝いするために、いま日蓮大聖人に忠誠を貫く百三十五万の仏弟子の大集団が呼び出だされているのである」
 池理香 第九女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1145号 )
7月30日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第21回 正義の後継者」掲載。
「師匠は師子です。ならば弟子もまた師子である。自分自身のため、ご両親のため、師匠のために、断固として勝つのです。 人と比べてどうかではない。昨日の自分と比べて一歩でも二歩でも前進しゆく人が、真の「勝利の人」です」
8月2日
 宗門、総本山、第8回講頭・副講頭指導会開催。
 早瀬日如管長「今日のような五濁乱漫として、世界的に天災・人災・疫病・戦争などが頻発し、池田創価学会の如き誤った考え方がはびこり、悪が蔓延し、人間が質悪や果報が低下劣悪となり、世情騒然とした状況を見るとき、これらの原因がどこにあるのかを我々はよく知らなければなりません。… 新たなる目標のもとに大折伏戦に入るとき、講頭・副講頭として求められるのは、まず、この慈悲に基づく真の勇気であります。講頭・副講頭が勇気を持って折伏を行じ、指導教師の指導のもとに実戦的に折伏の指揮を執り、異体同心して折伏を推進していけば、必ず講中全体に折伏の気運が高まってまいります。… 講頭さん、副講頭さん方が動けば、その支部は必ず見違えるように変わります。否、必ず変えていただきたい。すばらしい講中に変えていただきたいとお願いする次第であります」(「大白法」771号 )
8月2日 「政教分離を考える会」のビラ配布者が、傘の先で目を突かれる暴行事件発生。
 足立区内(公明党・太田昭宏代表の地盤 東京12区)で、政治意見ビラを配布していた人が3人の男に尾行され、ビニール傘で執拗に背中を突かれるなど脅迫行為を受け、右目を突かれ外傷性緑内障・外傷性前房出血という重症を負った。被害者は、西新井警察署に刑事告訴し受理された。
8月13日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第22/23回 三世の勝利劇」掲載。
「仏法は、どこまでも「以信代慧」(信を以って慧に代える)です。肩書や学歴などは、信心とは関係ない。仏の金言を強盛に信じ抜く力(信力)、行じ抜く力(行力)によって、人生の勝負も幸不幸も決まるのです。 日蓮大聖人の仏法は、一部のエリートのためのものではありません。どこまでも、無名にして勇敢なる庶民が主役である。…
 広宣流布という無上の使命を抱いて、我らは「勝つため」に生まれた! そして「師とともに」戦い勝つ! これが師弟の約束です。誓願であります」
8月18日 「公明選挙を監視する市民の会」(代表足達富士子)、設立。
「この会の目的は、民主主義を尊び、公平、清潔な選挙を推進し、市民の安寧に寄与する」
8月20日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第24回 動執生疑」掲載。
「人生や社会に対して、「仕方がない」と諦める心。「こんなものだろう」という惰性の心。その“心の壁”を破り、元初の太陽の如き仏の大生命で、躍動の人生を生き抜き、そして勝ってきたのが、わが創価の師弟であります。…
 大聖人に直結する創価学会も、日本と世界に「動執生疑」を呼び起こしてきました。源流期の国家諫暁の殉難。草創期の民衆救済の折伏。躍進期の地域友好の拡大。そして今、仏法を根幹とした人類貢献の平和・文化・教育の大潮流を広げています」
8月22/23日
 宗門、立正安国論正義顕揚750年・海外信徒2万名大結集 第2回総会開催。
8月23日
 顕正会、男子部大会開催(長野・エムウェーブ)、3万人が参集、「十二年後の大事に熱類の誓い」
 浅井昭衛会長「仏法の鏡に照らして、大聖人御入滅後七百年の日本の歴史を大観すると、… 大聖人御入滅より幕末までは自界叛逆の時代であり、明治維新以降は他国侵逼の時代であった。… ことに明治維新以降の戦争は侵略戦争ではなく、祖国防衛のための戦争であった。… だが、仏法の鏡に照らしてみれば、このような戦争に引きずり込まれたこと自体が、日蓮大聖人に背き続けた罰である。そしてこの罰は未だ畢っていない。いよいよこれから大聖人御予言の『前代未聞の大闘諍』『他国侵逼』の大罰が、この日本を襲うのである。…
 この御奉公をなす者は誰か。御遺命を守り奉った顕正会以外には、あるべくもない。ゆえに顕正会は他国侵逼の前に、何としても三百万の大陣と、その先陣たる男子十万結集を成し遂げなければならない。… では、いつまでにこれを成し遂げるのか。本日、この大事を決定したい。…(全員起立)
 私は、あと十二年のちの平成三十三年、二〇二一年までに、断じてこれを成し遂げたい。この年は、日蓮大聖人御入滅七四〇年に当る。そして中国の空母機動部隊がいよいよ太平洋に実戦配備される年である。他国侵逼はいよいよ眼前となる。この時までに、何としても、顕正会三百万、男子十万を成しとげ、大聖人様に応え奉りたい。断じて他国侵逼に遅れてなるものか。こう私は決意しているが、男子諸君の決意はどうか。…
 本日こそ、いよいよ国立戒壇建立をめざしての、男子部の歴史的な出陣である。一人も退することなく、御遺命成就のその日まで、私と共に大聖人様への忠誠を貫き通してほしい。そして天生原への御供を終えたとき、紅の涙の中に、全員で、大聖人様のおほめを賜わろうではないか」(「顕正新聞」第1147号 )
8月27日  アルゼンチン共和国、日蓮正宗の宗教活動再開を正式に認可。
 宗務広報 (No.l119)「1998年7月、日蓮正宗アルゼンチンは、宗教局の登録が抹消されてしまいました。… 積年の功が実り、アルゼンチン政府は、日蓮正宗の正しい姿を理解し、去る8月10日付で登録抹消処分を撤回しました。さらに、この政府決定を受けた裁判所も、同月27日、これに関する訴訟の終結を宣言し、日蓮正宗アルゼンチンは、法の定めの下、同国において堂々と宗教活動が行えることとなりました」(「大白法」774号 )
8月30日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第25回 普賢の英知」掲載。
「大宇宙の全財宝よりも尊い、この一日の命を、広宣流布のために捧げて戦い切る。これほど崇高な生命の道はない。その功徳は、無量にして永遠です。…
 私が世界の大学・学術機関から拝受した250を超す名誉学術称号も、「戸田大学」の卒業生としての報恩の栄誉です。 それ自体、法華経に則った平和・文化・教育の運動への共鳴であり、普賢菩薩の守護の証左であると確信しております」
8月30日  第45回衆議院議員総選挙、民主党が選挙前を大幅に上回る193議席増の308議席を獲得し、議席占有率は64.2%に及んだ。自由民主党は公示前議席より181議席を減らし119議席となり、1955年の結党以来初めて衆議院第1党を失った。公明党は10議席減らし21議席となり、太田昭宏代表・幹事長・元大臣らが落選、比例区では93万票減となった。
 民主党は結党11年目にして衆議院第1党となり、第172回国会で民主党が中心の新政権が発足した。 大川隆法・幸福実現党総裁、落選。
9月1日
 宗門、大白法、立正安国論正義顕揚七五〇年記念展「日応上人と東都弘教」
「徳川政権崩壊後、文明開化の新たな時代に入った日本は、明治新憲法で信教の自由が謳われたことにより、広宣流布への活路が見出された。この機を逃さじと、幕末から明治・大正にかけて御登座された御歴代上人をはじめ奉る先師方は、命をかけての申状提出や街頭布教・他門との問答など、大々的な布教活動を展開された。中でも総本山第56世日応上人猊下は、「東京を盛んにしなければ宗門の発展はない」(観妙院指導集1)との御意志から、単身東都に身を投じられ、妙法の弘通に全身全盆を傾注されたのである。御登座後10年を経た明治31年、日応上人は東京における本格的な布教を実践されるべく、御当職の御法主という御立場ながら東京に赴かれ、まず浅草田原町、そして本郷西片町に移られて寺院・講中の垣根を越えた折伏の精鋭部隊とも言える法道会を設立し、近代東都の布教の第一歩を標された。以来、下谷の小島町、七軒町、森下、深川の東元町、麻布、東神奈川と拠点を転々となさりながら、孤軍奮闘して妙法の流布に挺身あそばされたのである。当時日応上人は、「深川や蛸一匹の浮き沈み」と御自身を諧謔された句を詠まれているが、筆舌に尽くせぬ御苦労をものともせず、悠々として折伏と信徒の教化に努められ、自受法楽の尊い日常を送られていたと拝する」(「大白法」第772号 )
9月1日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「客観状勢もしその必要を迫るなら」
 浅井昭衛会長「男子部大会の席上、私は … 日本が置かれている現状を示すとともに、五十周年記念幹部大会で大聖人様に誓い奉った広布最終段階の御奉公の、具体的大路線を決定した。これが今回の男子部大会の意義である。… 十二年後を見つめた顕正会の大路線は、ここに決定されたのである。ただし、もし客観状勢がその必要を迫るならば、たとえ三百万・十万に及ばずとも、私は立つ。…
 今回の衆議院選挙 … これ、公明党が負けたのではない、池田大作が負けたのである。私はこの歴史的大敗北こそ、いよいよ学会崩壊の号鐘であると確信している。… 大聖人様は撰時抄に『賢王来たれば愚王ほろぶ」と仰せあそばす。御遺命を守り奉る忠誠の仏弟子の大集団が現われれば、御遺命に背く師敵対の集団は必ず亡ぶのである。
 私は、八百万学会員を救いたい。… 全学会員が、日本を救う顕正会の一国諫暁の戦いに、やがて全員で馳せ参ずる時が必ず来る」(「顕正新聞」第1148号 )
9月4日  創価学会、池田大作名誉会長、大韓民国・弘益《ホンイク》大学「名誉文学博士号」授与式(創価大学本部棟)。
9月8日  公明党、山口那津男、総選挙で落選し党代表を辞任した太田昭宏の後任として、公明党代表に就任。
9月10日  創価学会、新時代第32回本部幹部会開催(東京牧口記念会館)、「広宣流布に戦う学会員が最も偉大」
 池田大作名誉会長「明年の「創価学会創立80周年」を荘厳ずる記念事業として、今、東京・新宿区の学会本部周辺も着々と整備が進められている。… いよいよ、これからである。これからが、本当の勝負である。 万年に輝く広宣流布のため、そしてまた、仏法を基調とした平和・文化・教育の運動をさらに世界的な潮流へと広げていくため、種々、協議を重ねながら、日本中、世界中見事に総仕上げをしてまいりたい(大拍手)。…
 一番大事なのは、一番強いのは。庶民の信念にこそ真実はあるのだ。なかんずく、広宣流布のために戦う学会員の皆様こそ、最も偉大であり、最も大切な存在である」
9月10日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第26回 源遠流長」掲載。
「創立80周年へ、世界192力国・地域の同志と共に、新たな大行進が始まりました。… 末法万年の人類を照らす大法を弘通し、恒久平和へ根本的な寄与を果たしているのが、創価の師弟です。… 私たちの広宣流布の大運動は、「全世界」が舞台であり、「一万年」の彼方をも視野に入れています。この壮大なスケールに立って、一切を悠然と見晴らして戦い進んでいくことだ。…
 万年の未来を思えば、我らはまだまだ草創期です。万代に崩れざる盤石な土台を築いているのだから、苦労も多い。悪口罵詈も猶多怨嫉の難も必然です。だからこそ、現在の仏道修行が、いかに時に適い、その功徳がいかに大きいか。子孫末代にわたる大福運を積む信心は、今の一日一日にあります」
9月13日
 顕正会、札幌会館御入仏式厳修、「三年後に三千名の北海道大会を!」(「顕正新聞」第1149号 )
9月16日
 宗門、大白法、立正安国論正義顕揚七五〇年記念展「近代宗門史から僧俗一致の折伏の姿を学ぶ」
「第56世日応上人は、… 東都の弘教を志され、単身東都に赴かれて文字通り孤軍奮闘をなさりながら、身命を賭して正法流布に尽力あそばされた。当時東京には常泉寺・常在寺・妙縁寺という古刹があり、それぞれの寺院の講中が折伏に精励しつつ正法の外護に勤めてきたが、日応上人は今こそ大同団結して布教すべき秋(とき)であるとして、妙道講・妙典講・浄信講・正信講・清信講などの既存の講中と共に、折伏のための組織である法道会を設立し、寺院・講中の枠を超えた弘教を敢行された。この効果は如実に現れ、多くの正法帰依者を生んだ。… 法道会は、日応上人のもとに立正安国・正法流布を熱望する在京の寺院と各講中有志が雲集し、信心の錬磨と折伏活動を実践する組織であった。「法道会主意書」と「法道会会則」を制定し、組織的な統制をもって活動が行われ、その内容としては、全国各所における演説会や路傍布教などが挙げられる。講演会は、雄弁をもって知られる日応上人ご本人はもとより、阿部慈照師や土屋慈観師、有元広賀師、早瀬慈雄師などが登壇して、正嫡門下としての正義を大いに顕揚された」(「大白法」773号 )
9月16日  民主党代表の鳩山由紀夫が第93代内閣総理大臣に任命され、民主党、社会民主党、国民新党の3党連立内閣が発足した。
 鳩山由紀夫内閣は、脱官僚・政治主導を掲げ、国家戦略室と行政刷新会議を設置した。民主党は、子ども手当、高速道路無料化などを公約に掲げ、一部が実施された。また、事業仕分け、高等学校授業料無償化が実施された。政策の決定には、民主党の小沢一郎幹事長が強い影響力を行使した。内閣発足当初、支持率は70%を超えていたが、普天間基地移設問題を巡る混乱等で、支持率は急降下した。
9月21/21日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年・海外信徒2万名大結集 第3回総会開催。
9月24日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第27回 仏縁の拡大」掲載。
「仏の使いとして広宣流布に戦う自分である。ゆえに、誰人に対しても臆することはない。堂々と妙法を説き弘めていけるのだという誇り高き宣言であります。師弟の道に生きゆく人生に畏れなし。正義は徹して強気でいくのです。…
 わが地域の広宣流布を避けて、世界広宣流布はあり得ません。邪智謗法の日本という国で、恐れなく不惜身命・死身弘法を貫き通してきたからこそ、一閻浮提広布の道も開かれたのです」
9月25日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「男子部大会こそ『広宣流布の夜明け』」
 浅井昭衛会長「歴史的な男子部大会の意義、… 日本国において、御本仏日蓮大聖人の仰せのままに国立戒壇の御遺命を奉じて戦っているのはただ顕正会だけである。その顕正会の死身弘法がいまや日本国を独走している。この顕正会を代表して、男子部が若き血潮をたぎらせて三万人の結集を成しとげた。そして席上、ついに広宣流布を決する上での重大なる大路線が決定された。ゆえに私は『広宣流布の夜明け』と言ったのである。…
 矢野絢也の「手帖強奪事件」の最高裁判決で学会側が完敗、… 先般の公明党の歴史的大敗北は学会崩壊の鐘。そして今回の最高裁判決こそ池田大作滅亡の先兆である。…
 民主党政権が発足して、いよいよ他国侵逼が加速度をつけて近づく感がする。… 鳩山首相の幼稚で甘い政治姿勢、… 他国侵逼の歯車は刻々と、そして確実に回わり続けている。だが自虐史観に魂を抜かれている日本の政治家たち、そして亡国の民にはこれが見えない。『法を知り、国を思う』の顕正会員だけが、これを知り、これを憂えるのである。大聖人様は顕正会の前進をお待ちあそばす」(「顕正新聞」第1150号 )
9月25日  創価学会、全国代表幹部会開催(創価文化会館)、「青年よ次の学会を頼む」
 池田大作名誉会長「もしも青年が育たなければ、学会の未来は敗北である。… ご存じの通り、昨日(24日)、国連安全保障理事会は、核不拡散・核軍縮に関する初の首脳会合を開き、「核兵器のない世界」を目指す決議を全会一致で採択した。 こうした核廃絶への動きを、さらに確かな潮流へと高めていくために、一段と世界の民衆の連帯を広げてまいりたい。これが恩師の第一の遺訓である(大拍手)」
9月26日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国・マラニョン公共政策学院の「名誉教授」授与式(リオデジャネイロ市内)。
9月28日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国・シルバ・エ・ソウザ統合大学の「名誉建築学・都市工学博士号」授与式(リオデジャネイロ市内)。
9月30日  創価学会、新・改革通信、「日如の巧妙な罠か?」
「今回、信彰は新設の「布教部」に移るという。誰の目にも、庶務部から追い出されたも同然と映る。…
 主任理事の佐藤は自分の女房の弟、新庶務部長には自分が庶務部長時代からの子飼いである斉藤が就く予定だという。 これで日如は内事部と宗務院という宗門の二大柱を手中に収め、完全に宗門を支配できる。あとは、信彰が問題を起こすのを待つだけである」(「新・改革通信」NO.103号 )
10月3日  産経ニュース、民主党「宗教と民主主義研究会」を設立。
「民主党は3日、宗教と政治のかかわりを研究する「宗教と民主主義研究会」を設立し、国会内で初会合を開いた。公明党とその支持母体である創価学会の関係について実態を把握するのが狙い。顧問に石井一選対委員長、会長に池田元久衆院議員、幹事長に一川保夫参院議員が就任した」(産経ニュース)」
10月4日
 宗門、10月度広布唱題会の砌、早瀬日如管長「御言葉」
「この煩悩を大別いたしますと、見思惑・塵沙惑・無明惑の三つになります。見思惑とは「見惑」と「思惑」のことで、「惑」というのは煩悩の異名であります。この二つは共に三界の煩悩のことで、見惑とは物事や道埋を弁えず、邪まに分別して考えを起こす後天的、知的な迷いであります。これには身見・辺見・邪見・見取見・戒禁取見の五利使と、貧・瞋・癡・慢・疑の五鈍使があります。思惑とは、見惑が知的な迷いであるのに対して、貧・瞋・癡・慢の四つを根本とする先天的、情緒的な迷いであります。爾前経においては、この見思惑は三界の生死を受ける原因となるものであって、声聞・縁覚はこれを断滅して初めて三界の生死を離れることができるとしているのであります。…
 特に今日、我らがなすベき最も大事なことはなんであるか。それは折伏であります。悪しき教えによって煩悩・業・苦の三道に苦しむ多くの人達に対して、大御本尊の三道即三徳の広大なる功徳を説き、本因下種の妙法を下種結縁し折伏を行じていくことが、我々本宗僧俗が今なすべき重大なる使命であることを自覚しなければなりません」(「大白法」第775号 )
10月4日
 顕正会、山形会館御入仏式厳修、「天魔・池田大作の醜悪な正体見ぬけ」(「顕正新聞」第1151号)
10月8日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第28回 仏法即社会」掲載。
「人生に勝ち、社会を照らしゆくことが、仏法者の生き方です。現実を離れて仏法はない。千変万化する世界を見つめ、価値創造の光を放つ力こそ、信心です。…
 哲学にせよ、芸術にせよ、科学にせよ、尊き英知の光を発している。それぞれに一次元を、一定期間、照らすことはできる。しかし万人の生命の全体を普く照らし出し、生老病死の苦悩を打開できる永遠の大光《たいこう》は、一体、どこにあるか。それは、太陽の大仏法しか、ありません」
10月9日  ノーベル平和賞、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領が受賞。「核なき世界」「国際協調」「対話路線」を評価しての受賞となった。
10月10日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・河南師範大学「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
10月13日  創価学会、新・改革通信、「正本堂破壊の”狂気”」
「正本堂は普通の堂宇とは訳が違う。八百万信徒の浄財で建立された世紀の大殿堂である。これだけの大殿堂を正当な理由もなく破壊した事件は仏教史に存在しない。… 日顕は”信徒の浄財を破壊する”という、僧として決して許されない大罪を犯した。まさに”狂気”のなせる業である。…
 しかし、日顕が犯した罪は、それだけではない。正本堂は単なる建物ではない。世界八百万信徒の真心の供養であると同時に、大聖人の御遺命である広宣流布のために戦った、師弟不二の信心の結晶である。すなわち、日顕は、宗祖以来の魂である師弟不二の信心に、自ら矢を向け、極楽寺良観と同じように、日蓮門下を迫害する側に回ったのだ」(「新・改革通信」NO.104号 )
10月14日  創価学会、池田大作名誉会長、インドネシア共和国・インドネシア大学「名誉哲学・平和博士号」授与式(創価大学記念講堂)。
10月16日
 宗門、大白法、菅原信了東中国布教区支院長「御本尊に正直にお仕えして成仏しましょう」
「外道には、仏教外の外道と、附仏教の外道、学仏法成の外道との三種があり、附仏教と学仏法成の外道については『摩詞止観』に注意しなければならない釈が示されています。… 世間から仏教と認められている宗派でも、釈尊の法門から大きく外れている仏教等の信仰観は、附仏教に似ています。また、日蓮大聖人様の法門義から外れている各派、題目を唱えている新興宗教は学仏法成に当たると観ることができます。…
 成仏のために謗法罪障の消滅を心で祈っても、謗法を折伏しなければ成仏は難しいのであります。何故でしょうか。自分は謗法を犯していなくとも、折伏しなければ謗法を認めていることになるからであります。大聖人様の教えではない信仰は外道の心の信仰になります。それでは成仏は難しいですね ―― いえ、難しくはないのです。難しくしているのは不正直な心の自分自身であります。凡夫の狭い心ですね」(「大白法」第775号 )
10月17/18日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年・海外信徒2万名大結集 第4回総会開催。
10月22日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第29回 妙の三義」掲載。
「私は広宣流布の闘士として、誰もが持つ生命それ自体の偉大な力を触発し、地球上に幸福と平和の花を咲かせゆくことを願って、行動してきました。…
 私が初めてロシア(旧ソ連)を訪問したとき、「宗教否定の国になぜ行くのか」と問われました。私は、「そこには同じ人間がいるからです」と即答しました。同じ人間として、わかり合えないはずはない。友情を結べないはずがない。これが、仏法の人間主義に生き抜く私の信念であり、結論です。平和への道も、人類の発展も、一切は人間に始まり人間に帰着するからです」
10月24日  創価学会、第33回本部幹部会、関西で新体制人事。先の衆院選敗戦の結果を踏まえ、関西トップの西口良三・藤原武副会長体制から、池田博正副理事長をトップに。
 池田大作名誉会長「私は体が弱かった。医者から「30歳までは生きられない」と言われた身であった。… 戸田先生の事業が挫折した時は、必死で働いて、借金を返済していった。 折伏が思うように進まない時も、先生に「大作、なんとかならないか」と言われ、猛然と立ち上がった。… 先生のご構想は、すべて実現してきた。 この師弟不二の闘争があったればこそ、現在の世界的な学会の基盤ができ上がったのである(大拍手)。 我々は、ちっぽけな日本など、悠々と見おろしていくのだ。 創価の舞台は、全世界である。 未来に大きく広がっている。 今こそ、青年が立ち上がる時だ。君たちに託すしかないのだ」
10月27日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「広宣流布は大聖人御一人の力でなる」
 浅井昭衛会長「逆縁広布における大聖人様の御振舞こそ、実に下種本仏としての『本地の自行』である。… 日蓮大聖人の御修行は、久遠元初の自受用身の修行を、そのまま末法に移し給うたもの。久遠元初を末法にそのまま再現されたお振舞である。…
 広宣流布の前夜には大聖人のお力により、地涌の流類が続々と出てくる。いま顕正会の弘通もこの中にある。ゆえに解散処分を受けた顕正会が日本国を独走できるのである。… 正本堂崩壊の不思議を見るとき、順縁広布の時の『日本国一時に信ずる事あるべし』の不思議も、深く深く信ずることができる。…
 いま何よりも大事なことは、他国侵逼の前に三百万の大陣を早く築き上げ、一国をゆるがす大諫暁に立つことである。この大事決行のため、いま顕正会に続々と地涌の流類が集まりつつある」
 行成公一郎 男子第一部長に、浅野恭浩 男子第四部長に任ずる。下野里佳 第六女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1153号 )
11月1日  創価学会、創価大学本部棟で、「名誉教授」授与式開催。中華人民共和国・西南交通大学から、池田大作名誉会長に「名誉教授」称号が贈られた。
11月6日  創価学会、創価大学本部棟で、「名誉教授」授与式開催。中華人民共和国・西安理工大学から、池田大作名誉会長に「名誉教授」称号が贈られた。
11月8日
 顕正会、鹿児島会館御入仏式厳修、「『一万人の九州大会』に全員奮い立つ」(「顕正新聞」第1154号 )
11月8日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第30回 生命の勝利の王道」掲載。
「まさしく創価学会は、哲学界の王者であり、思想界の王者であります。哲学界・思想界の王者であるとは、試練の時代であればあるほど、偉大な希望の光を放って、社会を照らしゆく人材を送り出すということです。…
 創価学会は、妙法を世界192カ国・地域に広宣流布してきました。大聖人の大慈大悲に直結して、人類救済の大目的に進んでいる仏意仏勅の不思議なる団体が、学会です。地涌の菩薩の教団であり、仏そのものの陣列であります」
11月13日
 宗門、宗務院に布教部を設置。
「このたび、御宗門の宗務院に布教部が誕生し、また新たに折伏推進委員会が発足しました。… 布教部を設けるには、日蓮正宗の規則にそのことを規定する必要があり、御宗門の法規改正委員会、宗会、責任役員会の議決を経た上、文部科学大臣の認証を受けることが条件となります。… 11月13日をもって布教部が誕生しました。… 布教に関しては庶務部・教学部が中心となり各部が連携して行ってきました。布教部の誕生により、今後、布教に関する宗務はすべて布教部が担当することになります。
 布教部長に阿部信彰御尊師が就任、… 庶務部長に斎藤栄順御尊師が就任」(「大白法」777号 )
11月14日  創価学会、新時代第34回本部幹部会/第34回SGI総会開催(東京牧口記念会館)、「192カ国地域に「平和」「文化」「教育」の大潮流」
 池田大作名誉会長「日本中で同志が大活躍しておられる。世界の津々浦々で、SGIの友が“良き市民”として社会貢献に励んでいる。 万年にわたる世界広布の礎は、盤石に築かれたのである。… 私も80代である。いよいよ、これからが本当の総仕上げだ。… この世界には、想像を超えた、卑劣な人間や、傲慢な人間もいる。そういう者たちに、将来、大切な同志が、騙されたり、威張られたりしたら、あまりにもかわいそうだ。そうならないために今、言っておくのである。私は今、未来の展望を真剣に考えている。…
 一、どこまでも師弟不二の仏法である。… ましてや仏法の因果は厳しい。自らの信念を裏切り、同志の信望を裏切った人間の末路は哀れだ。皆様がよく知っている通りである」
11月18日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「詩集 勝利の舞」発刊。
11月18日  創価学会、東洋学術研究所、池田大作著「人権の世紀へのメッセージ “第三の千年”に何が必要か」発刊、アドルフォ・ペレス=エスキベル対談。
11月20/21日
 宗門、総本山、宗祖日蓮大聖人御大会式奉修。
11月23日  創価学会、創価大学本部棟で、「終身名誉教授」授与式開催。中華人民共和国・寧夏回族自治区の寧夏大学から、池田大作名誉会長に「終身名誉教授」称号が贈られた。
11月27日  創価学会、創価文化会館で代表幹部協議会開催。池田大作名誉会長「学会創立80周年の開幕である。… 広布のために、ひとたび師から託されたことは、何があろうと断固として成し遂げる──これが弟子だ。この道を私は貫き通した。 師弟の心が完璧に一致していれば、何も恐れるものはない。… 広宣流布に戦い抜いて、御書に仰せの通りの「三障四魔」「三類の強敵」の大難を受けてきたのは誰か。 初代の牧口先生であり、第2代の戸田先生であり、第3代の私である。… 仏法の生命論の真髄を、世界の識者が真剣に探究する時代に入っていると言える。… 仏法の人間主義を根底としながら、平和のため、人類の幸福のため、世界を結びゆく「開かれた心」の対話を、今後も一段と広げてまいる決心である」
11月27日  創価学会、新・改革通信、「次々に起こる異変が暗示する日顕の末路」
「平成二年七月の「御前会議」から始まった謀略「C作戦」実行、二十年目を前にして、宗門では様々な異変が続いている。 それは一見、突発的な事件、点にしか見えないが、どれも一つの線でつながっている。 その”線”とは、”日顕の権威の失墜”である。…
 平成三年十一月二十八日、日顕らは「破門通告書」を学会に送付した。大聖人の御遺命である世界広布を妨げた「一凶」である日顕を、すでに諸天が見放している」(「新・改革通信」NO.105号 )
11月30日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 22,194名、「」
 浅井昭衛会長「末法濁悪の世に白蓮華のごとき百三十七万仏弟子の大集団が出現した不思議、… これひとえに大聖人様のお力による。すなわち大聖人のお力によって、地涌の流類が続々と呼び出だされている姿なのである。…
 中国の対日工作がいまや皇室や政権中枢にまで及んできた。… 偽戒壇・正本堂が完成した年から中国の対日工作が開始され、その後四〇年で、ついに中国の対日工作はここまで進んだ。御遺命を破壊せんとした偽戒壇・正本堂が、まさに日本亡国の道を開いたのである。… このような対日工作の進展とともに、中国は必ず日本への軍事的侵略を行う。これこそ広布前夜の「他国侵逼」である。
 このときまでに、顕正会は大事な御奉公を申し上げる態勢を何としても築かねばならない。いかなることが起ころうとも、日蓮大聖人の本国であり三大秘法広宣流布根本の妙国たる日本が、亡んでたまるか」
 中西文則 男子第九部長に、杉本和絵 第十三女子部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1156号 )
12月1日  創価学会、信濃町の聖教新聞本社で、名誉館員授与式開催。中華人民共和国・天津市の「周恩来 □穎超記念館」から、池田大作名誉会長に日本人初の「名誉館員」称号が贈られた。
12月3日  民主党、「宗教と民主主義研究会」設立・初会合。
「民主党は3日、宗教と政治の関係を研究する「宗教と民主主義研究会」を設立し、国会内で初会合を開いた。公明党とその支持母体である創価学会の実態を調査するのが狙いだ。同会は同じ趣旨で活動して来た「民主政治推進PT(プロジェクトチーム)」を改組したもので、メンバーはこれまでの約20人から約30人に増加。顧問に選挙対策委員長の石井一氏、会長に池田元久氏、幹事長に党副幹事長の一川保夫氏がそれぞれ就任した。同会は憲法の定める「政教分離原則」が徹底されているのか調査することを目的としているが、池田氏は会合後の記者会見で「公明党と創価学会の問題が事実上中心になる」と明言した」(「産経ニュース」)
12月5/6日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年・海外信徒2万名大結集 第5回総会開催。
12月8日  創価学会、八王子市の創価大学本部棟で、台湾・育達商業科技大学 唐彦博学長から、池田大作SGI会長に「名誉教授」称号が贈られた。
12月9日  創価学会、池田大作SGI会長、渋谷区の東京国際友好会館で、ミハイル・セルゲーエヴィチ・ゴルバチョフ元ソ連大統領と会談。
12月12日  創価学会、新時代第35回本部幹部会(東京牧口記念会館)、「青年よ平和の世紀を開け!」
 池田大作名誉会長「終戦のとき(1945年〈昭和20年〉8月15日)、私は17歳。 わが家もまた、例に漏れず、あの戦争に苦しめられた一家でした。 戦時中、私の4人の兄は次々と戦地に召集された。 一家の柱の父も病気がちで、母の苦労は並大抵ではなかった。 その母を助けたいと思い、私は小学校6年生の時から3年間、新聞配達もしました。 昭和20年に入ると、わが家は強制疎開で取り壊され、新しい家も空襲で直撃を受け、灰燼に帰した。どん底の中のどん底でした。本当に苦しみました。 だから私は、戦争反対です。戦争が憎い。…
 アメリカのハーバード大学で、私は2度、講演いたしました。そこで私は、仏法の生死観の真髄を「生も歓喜、死も歓喜」と論じました。… いかなる苦難があろうとも、大宇宙の法則に則って、正義の道を開き、人々の幸福を祈り、今を真剣に生ききっていく。その生命は、生死を超えて、歓喜に躍動するのです。 太陽が輝いて全世界を照らすように、永遠の大歓喜に生命が包まれる。その原動力が仏法です」
12月15日  創価学会、八王子市の創価大学本部棟で、メキシコのエンリケ・ディアス・デ・レオン大学から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」が贈られた。
12月18日  創価学会、聖教新聞、池田名誉会長講義「第31回 妙法の陰徳陽報」掲載。
「創価班、牙城会、王城会、白蓮グループ、香城会、白樺会・白樺グループ、会館守る会、創価宝城会、サテライトグループ、設営グループなど、青年部、壮年・婦人部の皆様のご尽力にも、心より感謝申し上げます。また、各種会合の役員の方々には、この一年も本当にお世話になりました。 さらに新聞長、教宣部、書籍長、文化長、統監部、民音推進委員等、広宣流布を大きく開拓してくださっている皆様方。そして儀典長、儀典委員の皆様、本当にご苦労様でございます。…
 仏法の陰徳は「心」で決まる。「心」で耐え抜く。「心」で開く。そして「心」で勝つのです。まさに「心こそ大切なれ」です。ただ、その心というものは、すぐ縁に紛動され、揺れ動いてしまう。だからこそ、師の言われる通り仏道修行に励み、師の心にわが心を合致させていく。… 学会活動に徹し抜いた功徳は絶大です。その功徳は、足し算ではなくて、いわば掛け算のように溢れ出てくる。これが一念の力であり、妙法の法則であり、勝利の方程式です」
12月18日  創価学会、新・改革通信、「諸悪の根源・「法教院」は日顕の死後、必ず封鎖される!」
「八十七歳になる日顕が今一番、執着しているものは何か? それは「法教院」の存続である。
 なぜか? 法主と言うだけでは、代が変われば以前の法主は忘れ去られていくが、「法教院」が存続すれば、創立した日顕の名前が歴史に残るからである。…
 このままいくと、宗内僧侶全員が「高卒」という現代日本の宗教界でも極めて例のない教団が誕生する。… 宗内の中で一体、何人が「法教院は必要である」と思っているであろうか。皆無である」(「新・改革通信」NO.106号 )
12月21日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「親中派と保守派が必ず激突する」
 浅井昭衛会長「どうです。鳩山内閣の反米・親中の政治姿勢は異常でしょ。何でこのように急に、反米・親中の政治姿勢をとるのか。普天間基地の移設問題といい、米国抜きの東アジア共同構想といい、インド洋での給油活動中止といい、核密約の暴露といい、核先制不使用の申し入れといい、さらに駐留なき安保、日米同盟再検討等の主張といい、すべてが同盟国アメリカを裏切り、怒らせることばかり言い出している。…
 すでに公明党・共産党・社民党は全員が親中派ですね。また自民党の中にも媚中・排中の議員は大勢いる。民間における親中派のネットワークも強大です。… やがて中国のめざすこの占領が、「醜悪なる手段」で進められるに違いない。このとき、民族意識にめざめた日本の保守派も必ず決起する。ここに他国侵逼前夜の、深刻なる自界叛逆が起こるのであります。…
 いよいよ一人ひとりが百人・千人・万人を率いる人材になって、明年より加速度をつけて、日本を救う大行進を早めようではありませんか」
 今村麻美子 第八婦人部長に任ずる。(「顕正新聞」第1158号 )
12月21日  創価学会、潮出版社、池田大作著「明日をつくる“教育の聖業” デンマークと日本 友情の語らい」発刊、ハンス・ヘニングセン 対談。
12月22日  創価学会、全国代表協議会開催(創価文化会館)、「創立80周年へ 希望を持て」
 池田大作名誉会長「本年も、わが学会は、仏意仏勅の広宣流布を敢然と成し遂げてきた。… 恩師が示した「希望」「忍耐」「前進」、そして「勝利」を合言葉に、晴れ晴れと、全員が、明年を勝ち飾っていこう!(大拍手)…
 いよいよ創立80周年。永遠に輝く創価城を築くのは、今をおいて、ほかにない。歴史的な戦いの開幕である。人まかせでは、勝利は開けない。自分が誓願するのだ。その深き一念に立ってこそ、すべてが勝利へ、勝利へと大回転を始める。そして師弟不二の祈りこそ、広宣流布の大いなる原動力である」
12月23日  創価学会、八王子市の創価大学本部棟で、西安培華学院の姜波理事長から池田大作名誉会長に、日本人初の「名誉教授」の称号が贈られた。
 

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