迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、早瀬日如管長、新年の辞「立宗756年の新春を寿ぎ奉る」
「いま宗門僧俗が、来るべき平成21年立正安国論正義顕揚750年、地涌倍増と大結集の御命題達成へ向けて、異体同心・一致団結して、力強く前進していることは誠に慶びに堪えません。… 本年度各講中で立てた誓願を必ず達成することであります。万難を排し、必ず眼前の目標を達成しなければ先を望む事は出来ません。… 若し、誓願が達成できないとしたら、御本尊への祈りと自らの行動が欠けているからであります。… 各位には、よくよくこの御金言を拝し、本年「躍進の年」の必勝を期して、愈々強盛なる信心に住し御精進下さるよう願うものであります」(「大白法」732号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「広宣流布甚だ近し」
「御本仏大聖人が予言・断言あそばした「広宣流布」は、いよいよ第二の五十年の内に、必ず事実となる。… この「時」を感じて、私は昨年の五十周年記念幹部大会において、命かけての広布最後の御奉公を、三万人の同志とともに、謹んで大聖人様に誓い奉った。…
 日本は、中国・ロシア・北朝鮮の核に取り囲まれている。… この三国に共通する情念は、日本に対する「憎悪」である。諸天の働きにより、これらの国々が四方より侵略の意志を懐くとき、日本は必ず亡びる。この亡国を救うのは、広宣流布以外にはない。諸天に申し付ける絶大威徳まします日蓮大聖人に日本一同帰依し、国立戒壇を建立する以外に、亡国を逃れる術はないのだ。…
 いま全顕正会員は「御生骨」の大事を知り、身震いして広布の大確信に立っている。御生骨こそ、広宣流布の証明として御本仏が留め置かれた、富士大石寺に伝わる大事の秘宝である。… 御遺命成就の日、光を放つ御生骨を、全員で紅の涙の中、拝見させて頂こうではないか。平成二十年元旦」(「顕正新聞」第1089号 )
1月2日  創価学会、聖教新聞社、池田大作著「句・和歌集 王者の舞」出版。
1月3/4日
 宗門、法華講連合会、初登山会。立宗756年、「躍進の年」の法華講連合会初登山会が、一泊・日帰りの登山者合わせて 2万5800余名が参加して行われた。
「立正安国論正義顕揚750年特別御供養(第2回)を、御法主日如上人猊下に奉呈。… 記念局より法華講連合会に御供養の勧寡を委任され、昨年12月に第2回として取りまとめた特別御供養は、総額28億1357万2690円となった。なおこの御供養に対し、後日記念局より各人宛に受書がいただける」
 早瀬日如管長「本年度は御命題達成にとって非常に大事な年になります。… 皆様方もよく御承知の、「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」という、上杉鷹山の有名な言葉がありますけれども、まさにこの鷹山の言葉のように、我々の努力次第で、必ず御命題を達成することができると、そういう強い確信を持って精進をしていきたいと考えております」(「大白法」733号 )
1月13日
 顕正会、教学部登用試験実施、全国115会場で1万3千余名が受験。(「顕正新聞」第1091号 )
1月14日
 顕正会、成人式挙行(本部会館)、「王仏冥合の新しい日本」。(「顕正新聞」第1091号 )
1月16日
 宗門、大白法、異流義破折「"ニセ本尊"の恐るべき現罰 - 創価学会」
「創価学会では『ニセ本尊』の作製・販売を正当化して、「御本尊授与には法主の許可は不要」(新・教宣ハンドブック)などと言っているが、草創期の会員が学んだ『折伏教典』には、「信仰の対象として一切をささげて南無し奉る御本尊であるから、御山においては御相伝により、代々の御法主上人様お一人が、したため遊ばされるものであり、我ら信者が云々すべきも恐れあることである」(昭和36年版同書)と書いてあるし、第2代会長の戸田城聖氏が、「御法主上人は唯授一人、64代のあいだを、私どもに、もったいなくも師匠として大聖人様そのままの御内証を伝えておられるのです。ですから、御法主上人猊下をとおして大御本尊様を拝しますれば、必ず功徳が出てくる」(「講演集」下)と指導していたことも、厳然と文献として残っている。創価学会のウソは明白なのだ」(「大白法」第733号 )
1月18日  創価学会、フェイク、「顕正会員を逮捕、本部など家宅捜索」
「新潟県警警備部は十七日、新潟市中央区に住む顕正会員 … を監禁と傷害の容疑で逮捕した。調べによると、この顕正会の男二人は一昨年十一月、新潟市の当時十代だった男性を無理に車に乗せて監禁、その後、同市内にある同会関連施設に連れて行った。その際、投げ飛ばしてケガを負わせるなど悪辣な手口で入会を強要した疑い。
 この日、同県警は新潟市内の顕正会関連施設を家宅捜索すると共に、さいたま市の顕正会本部を家宅捜索した。… 顕正会は昨年に引き続き、今年も年頭から逮捕者二人を出し、家宅捜索を受けたわけである。…
 非常識な暴力勧誘を繰り返す会員の逮捕について、浅井昭衛一派は「顕正会弾圧の警察に大罰下る」(顕正新聞 平成十一年十月五日付)と逆恨みしている。週刊新潮(一月二十四日付)にも「顕正会VS創価学会」という特集記事を載せ、理事の小峰勝彦に「会員の逮捕などは創価学会の謀略です」と言わせている。まったくデタラメな記事だ」(「フェイク」第0893号 )
1月19日  創価学会、顕正会短信、「今度は新潟で元男子部隊長が逮捕」
「1月17日、新潟で顕正会員2名が逮捕され、さいたま市の顕正会本部会館や新潟市の新潟会館など関係先7箇所が新潟県警の家宅捜索を受けた。…
 地元新聞によれば、県警警備1課と江南署では … 強引な勧誘手法に顕正会が組織的にかかわっていた可能性が強いとみて、押収した資料の分析を進めている。なお、県警には顕正会の勧誘に絡んだ被害相談が04年に110件、05年に99件、06年には103件あったという。…
 特に新潟県では、05年5月に行われた「新潟県大会」で顕正会会長・浅井昭衛が「新潟顕正会は30万人を目指し、達成した暁には日蓮ゆかりの佐渡に会館を、塚原に記念碑を建てる」との号令を出したこともあってか、… 各会員や各組織がそれぞれ「請願」という目標を立て、その達成を至上命題とし、形振り構わぬ勧誘に狂奔している。…
 今回の事件について顕正会本部は「勧誘を強要する指導はしていない」と嘯くが、今後の捜査いかんでは、男子部長の浅井城衛や副男子部長(男子第一部長)の富高誠一、果ては会長・浅井昭衛へ捜査が及ぶことも期待される」
1月20日
 宗門、中華民国(台湾)の花蓮県で 妙照院花蓮分院の開院法要を執行。地元信徒を中心に台湾全土から約600名の信徒が参集し、台湾第7番目の法城誕生を慶祝した。(「大白法」734号 )
1月20日  創価学会、フェイク、「暴力勧誘の元凶は浅井昭衛だ」
「浅井という男を端的に言えば、国柱会の田中智学を真似て「国立戒壇の建立」をバカの一つ覚えのように主張し続ける狂人である。ところが「国立戒壇」だけでは若者を騙し続けることができないため、思いつきの「終末思想」を唱えて会員を煽るようになった。
 たとえば、昭和六十三年五月、浅井は「ソ連軍が攻めてくる」と予言した。ところが、そのソ連は間もなく消滅すると、ソ連崩壊の翌年から「中国軍が攻めてくる」に説を変え、また「北朝鮮が核兵器で日本を攻撃してくる」と恐怖感を煽る。更に、平成十年一月には「今年中に小田原地震が起こる。これは間違いない」とか「首都圏を直下型地震が襲う」等と頻繁に地震予知をしていた。しかし、顕正会員が多い肝心の新潟の地震は予知もできず、甚大な被害を受けている。…
 大聖人は「日蓮を用いぬるともあしくうやまはば国亡ぶべし」と仰せだ。大聖人の仏法を悪用して犯罪と金儲けを続ける顕正会・浅井昭衛は必ず滅亡する」(「フェイク」第0894号 )
1月22日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「不敬・冒涜の御開扉、即刻中止せよ」「大御本尊の御安危こそ第一の大事」
 浅井昭衛会長「第二の五十年は大罰の時代、その大罰の様相は月々日々に色を増している。…
 私がいま最も憂えていること。それは宗門において、無道心の僧侶たちにより、大聖人様の御心に背き奉る不敬の御開扉が続けられていることである。…
 犀角独歩という男、知っていますか。… あーいつか佐野忠男なる者の除名通告文が顕正新聞に掲載されましたが、その中にこの男の名が出てましたね。… 犀角はもっぱら大御本尊を誹謗し、佐野は顕正会を誹謗するという二人三脚をしていた。そこで佐野を除名したわけです。… 実はこの男が先月、戒壇の大御本尊の鮮明なる写真を手に入れることができたとして、得意げにこれを公表していた。… 「正面から至近距離で撮影された」とする戒壇の大御本尊の写真」が、大御本尊を誹謗す大謗法者の手に渡った …。大御本尊のご安危こそ一閻浮提第一の大事、… ここに及んで、なお不敬の御開扉を中止しない輩は、もはや仏様の御命を危うくする仏敵である。こう私は断じたいが、皆さん、どうか。…
 大聖人様は正本堂の誑惑を許し給わず、よって諸天をしてこれを打ち砕かしめ給うたではないか。大聖人様は不敬の開扉を許し給わず、よって諸天をして扉を閉ざしめ給うたではないか。また細井日達の悪臨終を見よ。さらに相承なき阿部日顕の二十有余年にわたって天下に晒したその恥辱を見よ。… これらの現証は、ことごとく御本仏に背き奉った現世の大罰である。一分の道念があるならば、この現証に怖畏して、早く御聖意に背く御開扉を中止しなければいけない」(「顕正新聞」第1092号 )
(※ 昨年10月の「浅井昭衛先生に糾し訴う」、11月の「重ねての言上」、12月の「また重ねての言上」に対する、浅井昭衛会長の応えが "佐野忠男は顕正会を誹謗" であった。佐野は、事前に小峰勝彦理事の承認を得た上で「迹門の戒壇」から「本門の戒壇」を論じ、顕正会を誹謗などしていない。浅井昭衛会長はこのように、会員を欺くため事実を捻じ曲げ、堂々と捏造することを辞さない。会館の大幅御形木本尊を、「松本御能化が託して下さった」、とする捏造も同様である。そもそも、「法廷闘争大勝利」が、事実を隠した捏造であった。櫻川 忠 )
1月22日  創価学会、フェイク、「顕正会員に告ぐ浅井は宗教ペテン師だ」
「浅井が最近、顕正会とは縁もゆかりもない日蓮1正宗大石寺の御生骨(御肉牙)を騙しのネタにして、五十年以上も前に見た感想を述べ「もう広宣流布は甚だ近い」と言い出した。…
 浅井は昨年十一月、千葉会館で「その御肉がだんだんと増えている、増殖しているのです」と語った後、こんな話をした。「私はこの御生骨を昭和三十一年四月、日淳上人の御登座のおり、具に拝観させて頂きました。その時は、もう御肉が盛り上がって御歯の全体を包んでいるごとくで、御肉の色は薄紅色のごとく拝観できた。このとき私は『もう広宣流布は、甚だ誓い』との確信を抱いた」…
 大石寺の御生骨の肉が増殖しようが、腐敗しようが、顕正会や浅井には何の関係もないことだ。… 宗門は学会が決別したことで信徒は二%に激減したが、それでも広宣流布が近いのか? … 浅井は広布観も目標もクルクル変えるペテン師なのだ」(「フェイク」第0895号 )
1月29日
 宗門、芦原法雲師(慧眼阿闍梨 法雲房日瑞大徳、西大宣寺第3代住職)逝去、享年65歳。
2月3日
 宗門、地涌倍増大結集推進・西日本決起大会開催、僧俗3万3,017名が結集。
「立正安国論正義顕揚七五〇年記念・地涌倍増大結集推進決起大会の先駆けとして、西日本決起大会が大阪市西区にある京セラドーム大阪で..挙行された」(「大白法」735号 )
2月5日  創価学会、顕正会短信、「浅井のすべてを知る人物? 元壮年部長らが脱会」
「顕正会と敵対する妙観講の機関紙「慧妙」1月15日号に掲載された「顕正会から続々と入信 一人から始まった折伏の輪」という記事の中で、元顕正会壮年部長Iと元男子部隊長Sが百貫坊所属の法華講員となっていたことが公になったのである。…
 このIは昭和51年顕正会(当時妙信講)に入信、平成13年1月に壮年部長に就任したが、従前より抱いていた数々の疑問を浅井にぶつけたところ、まともな返事もないまま疎まれ、翌14年夏に降格されてしまった。そこで16年に「顕正会員のまま」大石寺へ登山したところ百貫坊の住職に破折され脱会した。
 このIの脱会がよほど衝撃だったのか、浅井は同年8月の「幹部大会」で初めて「阿部日顕」を呼び捨てにし、同年11月の総幹部会ではなんと日顕を「一凶」、大草一男、小川只道、山崎正友を「三悪」として「宗門から追放せよ」とまで言い切ったのである。… 浅井の突然の日顕呼び捨てに始まった激しい宗門批判は、Iの暴露に備え、会内に「宗門は悪」という思考を蔓延させようとしたのだ。…
 また、Sは以前から医師の立場を利用して患者への勧誘を繰り返してきた。現在も「元隊長」という立場を利用して、自分が入れた現役顕正会員を勧誘しているということだ」
2月8日
 宗門、能勢順道師(妙安阿闍梨 順道房日孝大徳、観行坊第25代住職)逝去、享年87歳。
2月12日  週刊文春、公明党・浜四津敏子代表代行が、"主たる事務所としている三鷹市内の一軒家に住んでおらず、事務所として使用されていない" と報じる。過去3年間で事務所費 1.400万円を含め、人件費・備品・消耗費などの経費 2,700万円が計上されていると指摘。
2月16~17日
 宗門、ガーナ共和国で法華寺創立10周年記念法要奉修、地涌倍増決起大会開催。
2月18日
 宗門、椎名日澄能化(常妙院、平安寺第2代住職) 逝去、享年93歳。
2月19日
 宗門、立正安国論正義顕揚750年・第6回記念局委員会を開催、記念事業を平成26年度まで延長。記念事業は、平成18年4月1日より、同22年3月末に至る事業計画であったが、御影堂大改修工事並びに総本山塔中坊の建替え追加工事等のため、平成26年度まで記念局の事業期間を延長することとなった。
 早瀬日如管長「総本山を中心にした事業の拡大・追加 … 特に安全性の問題につきましては、東海大地震というものが、予測できない形で、何時来るか判らないという状況であります。ですから、のんびり構えているのではなくして、この際、できるだけきちんとした事をしておく。つまり、お山に御登山される方々に安全性を提供していくということは、我々と致しましても一番大事なことではないかと、このように存ずる次第であります」
 柳沢喜惣次総講頭・記念局副委員長「現在の世界経済の混迷を見ておりまして、国内の政治のああいうドタバタ劇の様相、さらに関係ある人々はご存知でしょうが、一般の人にはBRICs(ブリックス=ブラジル、ロシア、インド、中国の急速な経済発展地域のこと)はピンとこない。しかしこれが、ポストBRICsと言って世界の11ヶ国の名が上がってくる(例えばVISTA(ヴィスタ)=ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチンなど)。そのことを見て思いますことは、アメリカの時代は終わったということであります。ではこれからはと言うと、アジアの時代が来るのであります」(「大白法」736号 )
2月24日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年 地涌倍増大結集推進九州決起大会開催、北九州メディアドームに 1万1,038名が結集。
2月25日  大韓民国、李明博が第17代大韓民国大統領に就任。
2月26日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 11,746名、「日本国"主なき国"となる」
 浅井昭衛会長「広宣流布は日蓮大聖人の厳然たる賞罰の力によって成し遂げられる。…
(皇室衰微の原因につき「法王すでに国に失せぬ、人王あに安穏ならんや」(報恩抄)を引き)これを以て思うに、いま日蓮大聖人の正系門家において、六十六代・六十七代の二代にわたる貫首が、あろうことか国立戒壇を放棄してしまった。これ御本仏の付嘱・遺命に背き奉るものである。
 この罰で、六十六代は大事の御相承もなし得ずして急死を遂げ、六十七代は相承も受けず『ニセ法主』の汚名を天下に晒した。これ『法王すでに国に失せぬ』の姿ではないか。そのうえ宗門は今、戒壇の大御本尊のご安危をいささかも憂えずに不敬の御開扉を強行している。正系門家のこの姿こそ、王法衰微と他国侵逼を招く根源である。…
 このまま行けば日本は必ず亡びる。だがこのとき、御遺命を奉じて立つ百二十五万の仏弟子の大集団が、正系門家の中に出現している。これ、大聖人様のお召し出だしである」
 亀井美香 総務に任ずる。伊藤文彦 男子第六部長に任ずる。(「顕正新聞」第1095号 )
2月26日  創価学会、全国各部協議会開催、「第三代を守れ !」
 池田大作名誉会長「昭和54年(1979年)、私は第3代会長の辞任を余儀なくされた。その背後には、どす黒い心の宗門と、私利私欲に狂った反逆者の謀略があった。… 第3代会長を守れば、広宣流布は必ずできる──これが恩師の厳命だったのである。 しかし、邪悪に誑かされた当時の最高幹部は、正義を守ることができなかった。… 難こそ正義の証しだ。迫害を避け、自分だけ、いい子になって、うまく立ち回る人間は、にせものである。だれが矢面に立って同志を守り、あらゆる迫害を受けているのか──その正義の人を、守らねばならない。…
 学会のおかげで偉くなりながら、学会を小バカにし、まじめな学会員を見下す愚かな人間は、断じて許してはならない。… 仏法の因果は峻厳である。どこまでも皆を大切にし、悪に対しては、決然と正義の声を上げる。これが指導者の鉄則である。 戸田先生は、悪に対して、「絶対に頭を下げるな」「断じて打ち倒せ」と厳しかった。卑劣な人間を震え上がらせる、勢いと強さがあった。悪い人間を、絶対に見過ごしてはいけない。だれからも、何も言われなければ、悪はますます増長する。若き諸君は、「善の大連帯」「正義の大連帯」を広げ、学会を厳然と守り抜いていただきたい」
3月2日  ロシア連邦、大統領選挙、ドミートリー・メドヴェージェフ第一副首相が大差で当選。
3月14日  中華人民共和国、チベット自治区で共産党政権に対する抗議運動から大規模暴動に発展。少なくとも203人が死亡、1,000人以上が負傷。953人が拘束され、うち403人が逮捕された。
3月15日
 宗門、シンガポールで広布山開妙寺、山号院号公称並びに板御本尊入仏法要奉修。翌16日には、地涌倍増決起大会を挙行。
 早瀬日如管長「一閻浮提第一の大御本尊を持ち奉る者は、計り知れないその広大無辺なる功徳によって、必ず一閻浮提第一の人となることができると仰せられているのであります。一閻浮提第一の人とは、我々の生活に即して言えば、この信心によって何ものにも崩れることのない安穏にして絶対の境界と自在の境地を築き、いかなる苦難も苦悩も乗りきる勇気と智慧を得ることであります。まさしく大御本尊に具わる広大無辺なる功徳によるところであります。されば、この大御本尊に対する絶対の確信のもとに、いよいよ『立正安国論』正義顕揚七五〇年の大佳節まであと一年と迫った今こそ、… 一切衆生救済の慈悲行である折伏を行じ、もって地涌倍増の御命題にお応えしていくことが、今、なすべき最も大事なことであると存ずるのであります」(「大白法」738号 )
3月15日
 宗門、大日蓮、水島公正教学部長「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』 に対する破折文書の掲載に当たって
「金原はこの書のなかで、いかにも独自の手で調査研究し、その結果を学術的に論証しているかのように装っているが、この悪書は今までしばしば他宗他門が言い立ててきた疑難の焼き直しに過ぎない。…
 いずれにせよ、本門戒壇の大御本尊に疑義を構える者は末法の御本仏を否定し、仏法を破壊する大謗法者である。… 今般、この悪書に対して、宗内僧侶の有志数名から破折の文書が寄せられたので、本誌に順次、掲載することとした」(「大日蓮」第745号 )
3月15日
 宗門、大日蓮、川喜多雄師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す ①金原による「河辺メモ」の狡猾な悪用を糺す
「この「河辺メモ」の内容は、もともと、のちの正信会僧侶の妄説を挙げたものであって、けっして日顕上人の御発言ではない。これが「河辺メモ」の大前提である。… 金原は、まさに自身の邪解による「愚推」――本門戒壇の大御本尊を偽物としたい――を正当化するために、日顕上人の御本尊研究に対して高い評価を示しつつ、日顕上人の御発言とする「河辺メモ」を有力な根拠としたのである。しかし本来、この「河辺メモ」の内容は日顕上人の御発言ではないのだから、公式も非公式もない、全くの的はずれな放言と言えよう」(「大日蓮」第745号 )
3月16日  創価学会、潮出版社、池田大作著「未来への選択」出版。
3月18日  東京地方裁判所、公明党が元委員長・竹入義勝を着服横領で提訴した裁判で、「党の会計から私的流用したとは認められない」として請求を棄却。公明党は即日、東京高等裁判所に控訴。
3月26日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「」
 浅井昭衛会長「独立国であったチベットを侵略して、百二十万人も虐殺した中国共産党の修羅の体質。… 中国が政治的に不安定になればなるほど、他国侵逼が近づく…
 今日のチベットの姿は、明日の日本の姿である。御本仏日蓮大聖人ご出現の国であるにもかかわらず、大聖人様に背き続ける日本は、もう諸天がいつまでも許さない。ゆえに磁石が鉄を吸うように、自然と中国は日本に侵略の意志を懐くのである。そして、その時こそが、まさしく『日本国一時に信ずる事あるべし』の広宣流布の時なのである。そのために大聖人様は、命かけて忠誠を貫く百二十五万の仏弟子の大集団を召し出だし給うたのである。…
 もし顕正会の前進が遅れたら、何とも申しわけない。しかし、必ず間に合う。その誓いが、五十周年記念幹部大会の、あの『お誓い』だったのである」
 大澤しほみ 第五女子部長(第六女子部長兼任)に任ずる。(「顕正新聞」第1098号 )
3月29/30日
 宗門、法華講連合会春季総登山会・第45回総会、全国から2万6千余名が登山。
 法華講総講頭の辞令授与式が総本山対面所において行われ、総講頭の任期満了(5年)にあたり柳沢喜惣次・法華講連合会委員長が再任された。
 早瀬日如管長「今日、日本乃至世界の情勢を見ると、国外では内戦・テロ・暴動が勃発し、日本では最近の悲惨な無差別殺人事件に見るように、人心が極度に乱れ、ますます混迷の度合いを深め、解決の糸口も見いだせずに …いるだけなのが現状であります。… 末法は法華折伏の時であり、正しい大聖人の仏法に対して、池田創価学会の如き邪義邪宗が敵となって広宣流布を妨げようとする時には、正しい仏法の立場から、これら池田創価学会をはじめ邪義邪宗を破折し、折伏をしていかなければならないのであります。… 本年「躍進の年」は、文字どおり一人ひとりが大躍進を遂げ、折伏を行ずる年であります。… 各支部ともに、本年度に立てた誓願は必ず達成することが、今、我らに課せられた最も大事な使命であることを自覚し、… 一致団結して、誓願達成へ向けて大躍進されますよう心から念じ、本日の挨拶といたします」(「大白法」738号 )
4月1日
 宗門、大日蓮出版、「功徳要文 ― 御法主日如上人猊下御講義集」出版。御隠尊日顕上人猊下写真集『正導』出版。富士年表増補改訂出版委員会(藤本日潤委員長)編纂『富士年表』(増訂二版)発刊。
4月6日
 宗門、4月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「何がなんでも成し遂げようという断固たる決意があれば、何事もできないことはないのであります。折伏も同様であります。今こそ本宗僧俗は大聖人の弟子・檀那として、大聖人の御意のままに一切衆生救済の誓願に立ち、断固たる決意をもって、大折伏戦を展開すべきであります」(「大白法」第739号 )
4月6/7日
 宗門、総本山、御霊宝虫払大法会奉修。
4月6日
 宗門、慧妙編集室編「誰にでもわかる顕正会の誤り」発刊。
「これら日顕上人の御指南に示される戒壇建立へのプロセスを以下に概括して述べておく。
 一、御遺命の戒壇の建立は、未来における一国広布の時を待つべきこと
 二、そこに至る過程には、国中の謗法を折伏するが故の一重の大難が起きるであろうこと
 三、その後、国主はじめ一国の大衆が正法に帰依する(広宣流布が成就する)こと
 四、しかして、国主から戒壇建立を発願する意志表示がなされ、はじめて事相の上に戒壇が建立される。(略)
 第六十七世日顕上人が示された、右のような戒壇建立への御教示は、まさに誤解・曲解の入り込む余地なき日蓮正宗宗門の真意であるといえるであろう」 (「暁鐘」第406号(別冊号) )
 (※ ここで言われている事は、顕正会が求めて来た国立戒壇の意義と、ほとんど違わない。… かつて浅井昭衛氏は、「もし妙信講が憎いとならば、潰したらよい。しかし正義だけは取り入れて頂きたい」と述べていた。… 妙信講が捨て身で求めた、「正義だけは取り入れて頂きたい」の願いは、すでにほとんど成就している。 しかし浅井会長には、顕正会員にそのことが知られては困る。自分が顕正会々長として君臨し続ける根拠が、失われてしまうからである。
 今の浅井昭衛氏は、かつての栄光の美酒にいつまでも酔っていたいのであろう。そして無謀なノルマを会員に課して、職場や家庭での会員の生活基盤を崩し、多くの顕正会員の人生を狂わせ、かけがえのない時間を奪っている。そして、「あと十有余年」等と展望のない口先の小細工で会員を謀り、使役し続けている。… 浅井会長は慢心と執着によって、自らせっかくの功績を台無しにしてしまった)(「迷走する顕正会を斬る」p333 櫻川 忠 )
4月15日
 宗門、大日蓮、漆畑正善師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す② 戒壇の大御本尊の御相貌に関する邪難について
「本門戒壇の大御本尊と、日禅師授与の御本尊は、大きさや御相貌の文字の位置など、一々に全く異なった特徴が拝される。金原は、この両御本尊の相違点について、 「配置調整を伴った臨写」(日蓮と本尊伝承六八頁) などと述べているが、これこそが悪意に満ちた全くの妄言であることを付言しておく」(「大日蓮」第746号 )
4月15日  創価学会、顕正会短信、「浅井が自らを「ワシャ凡夫ではない」と宣言!」
「浅井昭衛がとうとう自爆した。浅井昭衛は自らを「凡夫ではない」と言わんばかりの自語相違発言を行ったのである。2月4日夜、「四条金吾殿御返事」講義。… 浅井は本文講義に先立ち、いわゆる背景と大意を語っていったのだが、ここで浅井はとんでもない「発言」を音声に残してしまい、しかも後日活字化された顕正新聞紙上からはその部分が姑息にも削除されてしまっていたのである。
 顕正新聞2月25日号1面にある浅井の講義は次のとおり。
『いいですか。仏法は仏様の賞罰の力により広まるのです。… この絶大威力によって広宣流布は成り、全人類は救われるのであります。だから私は、御大会式のときにも申しましたが、広宣流布ができるとかできないとか、心配したことがない。凡夫がするのではない、大聖人様があそばすのである。私たちはそのお手伝いをするだけである。だから、少しも心配する必要はないのであります。(省略)さあ、それでは本文に入りましょう』
 さて、実はこの(省略)の部分こそ、題号のように、浅井が自らを「凡夫じゃない」と暗に宣言した「発言」です。映像では何と言っていたか。…
『だから凡夫が出来るとか出来ないとか 数百年後になるとか、馬鹿なことをいっては、かえって罰があたるのであります』
 あれ、「後25年でできなければ核戦争で云々」とか「一千万は平成25年までに」とか「三百万こそ大事、あと10数年で」だとか、たびたびゲキ飛ばしてたのは浅井自身だったよな?
 浅井よ、おまえ凡夫だろ? 違うのか? 凡夫がそんなこと言っていいのか? それともなにか? 浅井は日目の生まれ変わりか?」
4月23日
 顕正会、浅井昭衛会長、早瀬日如管長に「諌告書」( 御開扉を中止し大御本尊を秘蔵し奉ること )を提出。
「現在行われている「御開扉」は、本門戒壇の大御本尊を冒涜し奉るのみならず危害を招く恐れがあるので、即時にこれを中止し、広宣流布・国立戒壇建立の日まで大御本尊を秘蔵し奉ることを強く諌告する。…
 すべからく御本仏日蓮大聖人への忠誠を重しとしなければいけない。そしてその忠誠の証こそ、直ちに御開扉を中止し、近き広布のその日まで戒壇の大御本尊を秘蔵厳護し奉ることである。もし小生の言を蔑って、なお本門戒壇の大御本尊の御安危を顧みなければ、その大罰は必ず御身にかかること疑いない。
 以上、法のため、国のため、宗門のため、あえて強言を構え諌告するものである。平成二十年四月二十三日 冨士大石寺顕正会会長 浅井昭衛
 日蓮正宗管長 早瀬日如殿」(「顕正新聞」第1101号 )
4月27日
 宗門、地涌倍増大結集推進・南米スペイン語圏決起大会開催。
4月27日  創価学会、顕正会短信「顕正会の人事から組織の現状や動きを探る」
 最近の顕正会の男子部・婦人部の幹部人事をいくつか紹介しよう。その意図を読み取っていただければ幸いである。…
 これからわかることは、ほとんどが「降格」人事であるということだ。… 顕正会では、2回連続で請願を破ると降格される。だから早ければ任命からわずか半年で交替させられてしまうこともある。…
 また、特徴として挙げられるのは、「上位役職者の兼任人事」の場合の交替は「脱会・除名」の可能性が高いことであり、たとえば2007年4月の男子12隊長交替の際、旧隊長は3年間にわたる入信報告書偽造が発覚して除名され、新隊長は副男子部長兼任で任命された」
4月29日
 宗門、立正安国論正義顕揚750年・地涌倍増大結集推進、北海道決起大会に 6,006名結集、札幌市南区の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催された。
4月30日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 14,527名、「"諌告書"の発表に満場身震い」「御開扉即時中止せよ」
 浅井昭衛会長「今の無道心の宗門がこれ(御開扉即時中止)を聞き入れるとは、凡夫の常識ではとうてい考えられないと思う。しかし私は、必ずそうなると確信している。なぜかといえば、大聖人様がこれをお許しにならないからである。…
 池田大作の宗門追放、戒壇の大御本尊ご遷座、正本堂撤去、当時誰人にも不可能と思われたが、大聖人のお力で全て実現した。この大現証を以て思うに、大聖人様の御心に背く現在の『御開扉』も必ず中止になること、私は確信している。
 この諫暁は顕正会のために申しているのではない。ただ大聖人様の御憤りを拝し奉り、言わなければ不忠になると恐れ、諫めているのである。だから、必ずそのとおりになる」(「顕正新聞」第1101号 )
5月3日  創価学会、顕正会短信「また浅井昭衛が宗門に「諌告書」を送ったらしい」
 顕正会会長・浅井昭衛が4月23日、日蓮正宗(宗門)の現管長・早瀬日如に対して「諌告書」なる文書を送ったと、同30日に行われた4月度総幹部会の席上で発表した。…
 さて、賢明な読者諸氏なら以前にも同様の出来事があったことにお気づきだろう。そう、3年前の平成17年3月、浅井は当時の管長・阿部日顕に対し「対決申し入れ書」を送り、宗門からの反論文書でメッタ斬りにされたにも関わらず、懲りずに同4月「重ねての対決申し入れ書」を送り逆に「重ねて」ブッた斬られ、とうとう同8月になって「三度諌めたからもう知らんゾ」とまるで「身延離山」気取りの大増上慢ぶり、「最後に申すべき事」なる文書を一方的に送りつけて遁走した輝かしい歴史である。…
 その前年、平成16年夏の幹部大会の席上、浅井は公には初めて「阿部日顕」と呼び捨てにした。後にわかったことだが、この時期に当時の顕正会大幹部が脱会し法華講信徒となっていたようで、浅井としてはこの大幹部脱会の影響を抑えようとして「日顕」呼び捨てや今までにない過激な宗門誹謗を展開し、会内を引き締める必要があったのだ。
 それから3年経った平成19年、顕正会は引き締まるどころか、浅井が「便所の落書き」程度にしか認識できないインターネット掲示板の「自由な茶寮掲示板」や法華講員らの開設したブログが指摘する顕正会の問題点(偽本尊疑惑、新聞領収書、浅井の過去の発言、幹部批判など)を目にした顕正会員らの雪崩的脱会が相次ぎ、更には先月「顕正新聞紙上で妙観講・大草講頭の名誉を毀損した」として顕正会(責任役員の浅井と顕正新聞編集人両名)に200万円の賠償命令が出たこともあり、浅井としては再度、宗門への批判を強めることで会内を引き締めなければならず、… 今更騒いでも、その魂胆はミエミエだ。
 前回も今回も、浅井が宗門に何か送りつけるときは、自分の足下の火消しに躍起となっているのだ。前回は大幹部脱会、今回は名誉毀損裁判敗訴。このネット社会で浅井自身に都合のいいような情報操作などできるわけがない。「便所の落書き」に滅ぼされる姿は哀れだぞ」
5月4日
 宗門、5月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「信心とは信と行を兼ね具えた信心でなければならないということであります。ということは、折伏においても同様でありまして、折伏も実際に行動を起こさなければ、折伏したことにはならないのであります。掛け声だけの折伏ではなくして、折伏を行じ、折伏を体験し、折伏を実践するところに意義があり、そこに初めて大御本尊の広大無辺なる功徳を享受することができるのであります」(「大白法」第741号 )
5月8日  創価学会、顕正会短信「胡錦濤がきたぞ! 浅井のヘタレはどうした?」
「中国の胡錦濤国家主席が6日から来日している。… とはいえ、必ずしも一国挙げて「歓迎」というムードでもない。…
 そういえば、顕正会会長・浅井昭衛はことあるごとに「中国が攻めてくる」と演説しては盲信会員らの紅涙を誘っているが、最近も顕正新聞4月5日号で活字になった、狂乱じみた演説を延々と垂れ流した。
 ここ数年、極端な右傾化・終末思想で公安調査庁からも特異団体としてマークされている顕正会のことだから、このくらいは屁でもないのだろうが、… 胡氏の宿舎に出向いて「我こそは … 富士大石寺顕正会会長・浅井昭衛である。胡錦濤よ、出てきて我の諌暁を受けてみよ!」とでも叫んでみるがよい。…
 ちなみに、中国の公安当局を甘く見てはいけない。反中国団体のことなどすでに調べあがっている。特に顕正会の場合は、「反中国言動を用いて中国国内で布教を行っている」ということでかなりの「邪教」扱いされているようだ。顕正新聞も毎号、あるツテから中国大使館に送られているようだ」
5月12日  矢野絢也元公明党委員長、創価学会とその幹部7名に対し、一連の人権侵害行為で提訴。
5月12日  中華人民共和国、マグニチュード8.0の「四川大地震」が発生。新華社通信は、四川省、甘粛省、重慶市、雲南省等で 約40,000人が死亡したと報じた。
「この地震によって道路や電力・水道・通信などライフラインが寸断された。2008年7月22日、中国民政部の報告によると、現地時間21日正午現在までで、この地震による死者は6万9,197人、負傷者は37万4,176人に上り、1万8,222人がなおも行方不明となっている。14日時点での発表によれば、家屋の倒壊は21万6千棟、損壊家屋は415万棟である。中でも学校校舎の倒壊が四川省だけで6,898棟に上り、校舎倒壊による教師と生徒の被害が犠牲者全体の1割以上を数え、学校建築における耐震基準の甘さと手抜き工事の横行が指摘された。11月21日の四川省副知事による発表では生徒の死亡者数を1万9,065人とし、これは9万人以上とされる死者、行方不明者全体の2割を超えている。国際連合の国際防災戦略(ISDR)は、死者は8万7,476人としている。地震により避難した人は 約1,514万7,400人、被災者は 累計で4,616万0,865人となった」(ウィキペディア)
5月15日
 宗門、大日蓮、森岡雄樹師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す③ 史実を歪めた邪難について
「金原は、大聖人御在世の身延山の建物について、…「五尺弱の厚板に漆・金箔の施された巨大な板本尊が、台座に据えられて安置されたことを想像するのははなはだ困難である」(同九四頁) と、戒壇の大御本尊の形態上、身延の庵室には御安置できないと否定している。…
 弘安二年八月十一日の『曽谷殿御返事』には、「今年一百余人の人を山中にやしなひて、十二時の法華経をよましめ談義して候ぞ」と仰せである。このように、多くの人々を身延の地に収容しえた状況を勘案すれば、庵室はともあれ、身延の建物のすべてが、戒壇の大御本尊を安置できないほど狭隘・狭小なものでなかったことは明らかである 」(「大日蓮」第747号 )
5月18日
 顕正会、台北会館御入仏式挙行、「中国13億の民も仏を感ずる前相」
 浅井昭衛会長「いや台湾だけではない、日本も全く同じである。私は台湾と日本は運命共同体であると思っている。そして両国共に、軍事力で中国に対抗することはすでに不可能と思われる。…
 ここに日蓮大聖人の仏法がある。大聖人様は『この正しい仏法を立てるならば、必ず諸天の働きによって国は守られる』と断言しておられる。ゆえに私は日本の広宣流布を急いでいる。何としても間に合うよう、命をかけて頑張っている。台湾の皆さんはこの台湾を救うため、台湾広布に立ち上がってほしい」(「顕正新聞」第1103号 )
5月18日
 宗門、タイ地涌倍増大結集推進決起大会、バンコク市内のタイ日蓮正宗仏教会の会館に代表約350名が結集。
5月21日
 宗門、新潟県佐渡市目黒町にて 立正安国論正義顕揚七五〇年記念事業「佐渡塚原跡題目碑」開眼法要奉修。
 早瀬日如管長「ひとえに、当寺御信徒の本井家御一同の尊い御供養によるものでありまして、これにつきましても厚く御礼を申し上げる次第であります。… どうぞ、佐渡の皆様方は住職と心を一つにして、真の僧俗一致の態勢を構築し、いよいよ21年に向かって御精進くださることを心からお祈りいたしまして、はなはだ簡単ではありますが、本日の御挨拶とさせていただきます」(「大白法」第742号 )
5月24日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「中国の不安定を見ていよいよ広布の決意」
 浅井昭衛会長「台北会館御入仏式は台湾広布の第一歩であり、また隣りの中国十三億の民が御本尊を感じ救われていく第一歩でもある。… 『一千名の台湾大会」を三年以内に開催する。…
 いま日本の人々は、日本に久遠元初の御本仏ましますを知らずして人ごとに背き、また門下は出世の御本懐たる戒壇の大御本尊を不敬冒涜している。だから『体にかげのそうがごとく、わざわい来たるべし』が事実となるのである。
 この亡国に、顕正会の前進が間に合わなかったら、何とも大聖人様に申しわけない。しかし、大聖人様のお力で必ず間に合う」(「顕正新聞」第1104号 )
5月25日
 宗門、中華民国(台湾)桃園県桃園市にて、台湾第8番目の法城となる日蓮正宗桃園布教所の開所法要を奉修、台湾全土から約1,000名の信徒が参詣した。
5月31日
 宗門、6月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「今日、日本乃至世界の情勢を見ますると、国内では、凶悪で悲惨な事件や事故が頻発し、政治も経済も、あらゆる面で不安定で混沌とした状況であります。また、国外に目を転ずれば、ミャンマーでのサイクロン、あるいは中国四川省の大地震、こうした天変地夭の惨憺たる現状を見る時、我々はけっしてこれらを無視して過ごすことはできません。我々は、大聖人がかねてお示しあそばされた『立正安国論』の原理に基いて、一切衆生救済の秘法たる本因下種の妙法を、日本はおろか、世界中の一人でも多くの人に下種結縁し、折伏を行じていくことが今、なすべき最大事であろうと存じます」(「大白法」第743号 )
6月10日
 宗門、第7回「立正安国論正義顕揚七五〇年」記念局委員会開催。
 早瀬日如管長「御命題達成のポイント、つまり「地涌倍増」とは折伏でありますから、我々はこの折伏を片時も忘れてはならないと思うのであります。… 折伏は、まさに敵のまっただ中に在って、あらゆる非難を浴びながら行うのでありますから、どうしてもパワーが必要であります。そこで、我々自身がギアを切り替えて立ち向かっていかなければならないのではないかと、このように私は存ずる次第であります。折伏ということは、本当に難事中の難事であります。それは大変なことが解ります。… 今、申し上げましたように、考え方を変えていっていただきたい、ギア・チェンジしていってもらいたい、このように思う次第であります」(「大白法」第743号 )
6月11日  創価学会、アメリカ創価大学の畠中潔による、約1億9千万円の巨額横領事件が米司法当局の発表で発覚。
 畠中潔は創価大学4期生でワシントン大学に留学、創価大学の職員となった。1990年頃、創価大学ロサンゼルス分校(後にアメリカ創価大学)に就職、2005年に経理部長として同大学の資産を監督する最高投資責任者に就任した。大学の口座から自分の口座に多額の金を移し、ラスベガス等のカジノでギャンブルに費やした。(「週刊現代」7月12日号 )
6月15日
 宗門、立正安国論正義顕揚七五〇年・地涌倍増大結集推進、東日本決起大会開催。東日本地域の15布教区・210ヶ支部の僧俗、さいたまスーパーアリーナで 3万4261名が参加。
 早瀬日如管長「この大会は、いよいよ明年に迫った『立正安国論正義顕揚七五〇年』の大佳節における御命題、すなわち「地涌倍増」と「大結集」、そして「記念総登山」の達成を期して執り行われるものであります。…
 国内の状況を見ると、人心は極度に荒廃し … 政治・経済・教育・医療等、いずれも混乱・不況・腐敗・不信等、混迷の度合いを深め … ております。… 宇宙法界の根源の法たる妙法に照らして示されたこの依正不二の大原則を無視して、今日の如き混迷を極める惨状を救い、真の解決を図ることはできないのであります。…「立正安国」の御理想実現のため、折伏を行じていくことが、今なすべき最も大切なことであることを心肝に染め、今月ただいまより、御命題達成へ向けてさらなる大前進を開始されますよう、心から願うものであります」
 柳沢喜惣次記念局副委員長「現今の世相を見るに、… あの7年前の、ニューヨークの世界貿易センタービルの大惨事、その後の世界を巻き込むテロとの闘い、さらに泥沼の様相を呈してきたイラクの問題、核の問題、また拉致の問題等、殊に地球温暖化、新型インフルエンザの恐怖は、急速に国際的な問題として浮上してきているのであります」
 石毛寅松法華講大講頭「正義顕揚七五〇年の大佳節を明年に控えた今日、国内では、昨日の岩手・宮城大地震が発生し、また、関東地域の大地震・東海地域の大地震も予想され、… 更にまた、世界各地を異常気象が襲い、深刻な食糧危機、テロや内戦、新たな伝染病の恐怖など、世界の人々の苦しみはますます深まり、国内に目を転ずれば、保険や年金の問題に象徴される政治・行政の混迷、秋葉原における無差別殺傷事件をはじめとする数々の悲惨な事件、小中学校はおろか会社にまで拡がるいじめなど、まさに世は末法濁悪の様相を呈しております」(「大白法」744号 )
6月15日
 宗門、大日蓮、長谷川信達師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す④ 金原による文献乱用の欺瞞を糾す(一)
「本稿ではそのなかで特に金原が邪説を吐くために引用した『日興跡条々事』、『家中抄零編』、『御下文』、『御伝土代』の四書に関する欺瞞(ぎまん)をそれぞれ破折し、本宗に伝わる教義信条の正当性を証明するものである。」(「大日蓮」第748号 )
6月22日
 宗門、カナダ・サリー市にバンクーバー布教所開所、並びに常住本尊入仏法要奉修。カナダ初の法城であり、法要に地元信徒を中心に、約120名の信徒が参詣した。
6月22日  ブラジル連邦共和国、パラナ州で "日本人移住100周年慶祝" の記念式典開催。
 記念式典には、皇太子徳仁親王殿下、ジョゼ・アレンカール副大統領、ロベルト・ヘキオン・パラナ州知事らと、式典委員会の招聘を受けた池田大作SGI会長の名代として、池田博正SGI副会長が出席した。
6月27
 顕正会、6月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「"大罰"の急テンポに決意新た」
 浅井昭衛会長「戒壇の大御本尊は広宣流布のその日まで、一国の謗法と堅く境を隔てた清らかな御宝蔵に秘蔵し奉らなければいけない。…
 池田大作も、いよいよ亡ぶ時が近づいてきた。五月に元公明党委員長・矢野絢也が、学会を提訴した。池田が政治上の権力を行使した憲法違反の事実が明るみに出たら、池田大作の命取りになる。… 今回の反逆もその本質は、池田と阿部日顕との争いと同じで、御遺命に背く者同士の自界叛逆である。しかし矢野の宣戦布告は池田にとっては、阿部日顕のそれよりはるかに深刻で致命的となろう。これも時来たっての諸天の働きである。…
 いま世界で起きている災難のすべては、やがて日本に集約して起きてくる。これが、謗法の国を治罰する『梵天・帝釈等の御計い』なのである。… このとき日本を救うのは、政治の力でも、経済の力でも、軍事力でもない。… ただ日蓮大聖人の仏法を立てる以外に、日本の救われる道はない。だから私は、日本の広宣流布を急いでいるのである」(「顕正新聞」第1107号 )
7月6日  原島嵩(元創価学会教学部長・聖教新聞社主幹)、逝去。
7月8日  創価学会、顕正会短信「船橋アリーナで男子部幹部会」
「顕正会は5月度総幹部会で2年ぶりに男子部組織の大規模な部隊増加を行い、顕正新聞によれば「55ヶ隊の陣容」になったとのことだが、実働会員が増えているわけでもないのにこの時期にわざわざ部隊増をおこなったのか。
 顕正会では8月17日、千葉の「船橋アリーナ」で「男子部幹部会」を行うが、参加予定は6千人とのこと。… なぜ6千人しか集められないのか。毎月の班長会ですら全国の同時放送会場を含めても4千人は集まるのだ。班長の下には組長がいる。その組長らを加えれば1万人は軽く集まるであろう。
 来年は「3万人男子部大会」とやらも待っている。せめて今年は1万人は集めなければ、来年の「3万人男子部大会」など婦人部・女子部に白ワイシャツを着せて参加させなければ不可能であろう」
7月10日  文藝春秋、矢野絢也 "元公明党委員長の告発手記"「創価学会が脅えた私の「極秘メモ」」掲載。
「私が党役員のとき、創価学会首脳が第三者を使い、藤原氏の暗殺を計画しているとして、藤井富雄都議会幹事長が私の自宅に来て、 「そういうことは学会の自殺行為になるので、矢野さんから止めてもらいたい」との真剣な要請があった。私は秋谷会長にその旨を伝えた」(「文藝春秋」 8月号 )
7月12日
 宗門、平成20年度第6回法華講夏期講習会開催。
 早瀬日如管長「今、我々は、明年へ向けて「地涌倍増」と「大結集」の御命題、そして今回、記念局より発表した「50万総登山」をなんとしてでも達成することであります。なかんずく地涌倍増は、今日の混沌とした様々な状況から見て、最も急務とするところであります。その地涌倍増とは、すなわち折伏であります。… どうぞ皆様には、御命題達成にとって最も大事な本年、一人ひとりが法華講衆の自覚と誇りと使命を持って、悔いなく闘いきっていただきたいことを心から念じ、本日の挨拶といたします」(「大白法」746号 )
7月12日
 宗門、法王山常説寺(岩手県釜石市)、宗門復帰。
「常説寺は、昭和36年1月8日、総本山第66世日達上人の大導師のもと入仏落慶法要が奉修され、初代住職・角田実道御尊師により大いに寺域が興隆した。ところが平成4年3月、同寺住職であった山本辰道が不法な手続きのもとに宗派離脱を画策し、常説寺を不法に占拠した。… 山本辰道の死去に伴い、… 16年ぶりに当寺が宗門に復帰したのである」(「大白法」第747号 )
7月13日
 顕正会、儀礼室会議開催(本部会館)。(「顕正新聞」第1108号 )
7月15日
 宗門、大日蓮、長谷川信達師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す⑤ 金原による文献乱用の欺瞞を糾す(二)
「金原の論法でいけば、熱原法難における功績から弘安二年十月に日興上人に対して初めて上人号の認められた御本尊が授与されたはずであり、弘安元年授与の御本尊がこれに該当するわけがない。しかも『御伝土代』の記述を「誤謬」「潤色」と見ているのであるから、金原の主張は論理的に破綻を来たしている。…
『法華証明抄』に関する金原の論証は、何も独自の新説ではない。自称正信会の発行する『継命』紙の記事にヒントを得た二番煎じである。それを、あたかも自分が発見したかのように論じている辺りが、実に校滑であり、滑稽である」(「大日蓮」第749号 )
7月16日
 宗門、大白法、異流儀破折「地域友好のためなら御輿もOK? - 創価学会」
「創価学会会長の原田稔は、聖教新聞のなかで「地域友好と『祭り』について」と題し、「宗教的色彩のある祭りなどの行事に参加したりしても、信じて拝むのでなければ謗法にはなりません(中略)祭りで、みこしを担がざるを得ない場面があったとしても(中略)それは地域の文化行事への参加と同次元のことで、直ちに謗法とはいえない」(平成20年4月29日付同紙)と述べ、御担ぎを容認している。そして、「大切なのは『信心』です」(同紙)と発言するに至っては、まさに噴飯ものである。日蓮大聖人の仏法の本心を失った支離滅裂な姿と言うほかない」(「大白法」第745号 )
7月20日
 宗門、アメリカ合衆国・ロサンゼルスで地涌倍増決起大会、並びに妙法寺支部総会開催、500名余が結集。マレーシアで地涌倍増決起大会開催、2,120名が結集。
7月22日  創価学会、顕正会短信「新青年会館工事始まる 現本部会館はどうなる?」
「顕正新聞7月15日号に「新青年会館12月下旬に落成」という見出しと共に完成予想図が掲載された。… この「新青年会館」、現本部会館の西側に並んで建つ予定なのだが、その場所には廃墟同然の「連れ込み旅館」があった。昨年春の段階ではこの旅館を立て直すことになっていて、工事を予告する標識も立っていたのだが、浅井昭衛は昨年6月総幹部会の話の中でこの土地が「第二青年会館の工事着手直前の(同年)3月、売りに出されていたことがわかった」と述べていた。話の辻褄が合わない。売りに出されていたのではない。相場以上のカネを積んだかして買収したのであろう。…
 この記事を読むと、まるで新青年会館が今後の顕正会の中心になるかのような印象を覚える。正門が新青年会館前に設置されるなど、顕正会本部としてもそのつもりでいるのではないだろうか。
 そう考える理由がある。かつて顕正会の最高幹部を務め、脱会した人物が「現在の本部会館は致命的欠陥を有する」と自身のブログで暴露しているからだ。… 新青年会館2階に集会室3室と講堂3室を設け、多くの集会を捌けるようにしているあたり、現本部会館使用中止への布石かと邪推されても仕方ないだろう」  
7月29日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「一貫不変の大精神 心腑に染む」
 浅井昭衛会長「この五十一年の戦いを顧みるに、顕正会は未だ曽て己れの利益のために物を申したことは一度もない。ただ『大聖人ここにましませば、何を命じ給うか』を常に思い、大聖人様への忠誠だけを貫いて来た。これが顕正会の一貫不変の大精神である。…
 このたび起きた、元公明党委員長・矢野絢也の自界叛逆は、まさに池田大作の強大なる権力に大きな風穴を開けるもの、いよいよ亡びをもたらすものである。… 池田大作が一瞬にしてその地位を失い、学会が吹っ飛ぶよう時限爆弾が、いま世に出てきたことこそまさに諸天の働きである。池田の亡びの時は近い。これ御遺命を破壊せんとした者の罰である。…
 世界がもし大動乱に陥ったとき、誰がこの日本を助けてくれようか。このとき、大聖人様の『日蓮によりて日本国の有無はあるべし』の大師子吼が、始めて全日本人の耳朶を打つのである。この重大なる御奉公をする者は、顕正会以外には断じてあるべくもない」(「顕正新聞」第11 号 )
8月3日
 宗門、中華人民共和国・香港で地涌倍増決起大会開催、230名余が結集。ブラジルで法華講第15回総会開催、過去最大1,100名が結集。
8月8日  北京オリンピック開催、第29回夏季オリンピックが8月24日までの17日間開催された。204の国と地域から約11,000人のアスリートが参加し、全28競技302種目が行われた。
8月8日  ロシア連邦、グルジアに軍事侵攻。南オセチア自治州南部で、グルジア軍部隊が南オセチア部隊と交戦したことから、ロシアが本格的に軍事介入した。国際社会は、武力行使も辞さないロシアの姿勢を非難した。米国は、主要8ヶ国(G8)からロシア排除に言及、米ロ関係は「新冷戦」と称されるほど冷却化した。
8月15日
 宗門、大日蓮、阿部正教師「戒壇の大御本尊誹謗の悪書『日蓮と本尊伝承』を破す⑥ 「出世の本懐」に関する金原の欺瞞を糾す
「金原は、… 釈尊の出世の本懐とは法華経の説法ではなく、一切衆生の成仏得道にあり、また『聖人御難事』に示された日蓮大聖人の出世の本懐も、本門戒壇の大御本尊の造立ではなく、熱原信徒の自立した信仰の確立にあるとして、本門戒壇の大御本尊を否定するための会通を試みている。…
 大聖人が『聖人御難事』に示された釈尊、天台大師、伝教大師の出世の本懐とは、いずれも具体的な御事績を挙げられているのである。故に、大聖人におかれても、宗旨建立より二十七年の弘安二年に当たり、今まさに出世の本懐を遂げようとする御意志を明かされたのである」(「大日蓮」第750号 )
8月17日
 顕正会、男子部「三万結集の誓願式」開催(船橋アリーナ)、1万名が参集、「三大秘法根底の新しい日本築かん」
 浅井昭衛会長「この濁悪の日本に、日蓮大聖人に忠誠を貫く身命も惜しまぬ十万の男子精鋭があれば、日本は必ず動く。その十万の成否は明年の三万結集にかかっている。ゆえに三万結集こそ広布の突破口なのである。…
 大聖人様の圧倒的な御化導を助けまいらせているのが、実に『諸天』なのである。この諸天の存在がわからなければ、大聖人様の御威徳を如実に拝することは絶対にできない。… 全宇宙の九十六%を占める暗黒物質と暗黒エネルギーという「見えない宇宙」が、わずか十年前までその存在さえ知られていなかった。… 見えないからといって諸天の存在を否定することは、非科学的で凡夫の思い上がりである。… 何よりも現証を見れば、諸天の存在は誰も否定できない。…
 まさに地球の温暖化も寒冷化も、それを支配しているのは太陽であって、それに月や、惑星や、宇宙線が補助的役割を果している。これこそ大日天子・大月天子・大明星天子等の働きそのもの。まさしくいま起きている地球温暖化は、諸天の働きによる。…
 この悲惨を遁れるには、日蓮大聖人の仏法を立てる以外にはない。国立戒壇を建立する以外にはない。… この濁悪の日本、魂を失った日本に、御遺命を奉ずる三百万の仏弟子の大集団が出現し、さらに十万の男子精鋭が結集して大諫暁に立つとき、一国は必ず動く、日本は必ずめざめる。まさに大聖人の御威徳により、『日本国一時に信ずる事あるべし』は事実となるのである。このとき、日蓮大聖人を魂とした仏国が始めてできる。三大秘法を根底とした王仏冥合の新しい日本ができる。…
 この信仰革命は、明治維新も、聖徳太子の飛鳥の日本も、伝教大師の平安の日本も遠く及ばない。… 三大秘法を根底とした王仏冥合の国家こそ、全人類が心の中で求めていた、究極の理想国家である。この国家が地球上に一つ出現することは、やがて全人類が救われることを意味する。大聖人様の大願はここにあられる。… この大仏事に、人生をかけ、命をかけ、何の悔いがあろうか。その広宣流布の突破口こそ、明年の男子三万の結集である。さあ、男子部諸君、私と共に戦い、大聖人に応え奉ってほしい。しっかり頼む」(「顕正新聞」第1112号 )
8月22日  講談社、平野貞夫「公明党・創価学会の野望」(講談社+α文庫)発刊。
「公明党・創価学会は国民生活を破綻に導く!教団の繁栄、権力の拡大のみに奔走する巨大集団の危険を白日の下に晒す超弩級ノンフィクション。内部告発と著者自らが目撃した事件の膨大のメモから構成した大作」
8月23~24日
 宗門、総本山、第13回海外信徒夏期研修会開催、14の国と地域から1,030余名参加。
8月24日  ジャパンタイムズ出版局、池田大作著「明日をみつめて」出版、池田大作の最新エッセー集。
8月26日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「我が末弟等を軽んずること勿れ」
 浅井昭衛会長「顕正会に功徳の歓喜と広宣流布の大情熱がうず巻いていることこそ、大聖人仰せのままの信行が、いま広布前夜の顕正会に息吹いている姿である。…
 広宣流布は、大聖人様の圧倒的な賞罰の力によって成される。そしてこの御化導を助けまいらせているのが『諸天』なのである。よって、諸天の存在を知らなければ、大聖人様の絶大なる御威徳が如実にはわからない。仏法は生きているということがつかめない。… 早く『新しい日本』を作らなくてはいけない。三大秘法を根底とした王仏冥合の仏国を築かなくてはいけない」
 大久保大介 男子第二部長に、中山仁 男子第八部長に、小杉亮 男子第九部長に任ずる。久保直美 第四婦人部長に任ずる。(「顕正新聞」第1113号 )
8月30日  創価学会、新改革通信、「次期法主は日如次第か」
「最近では、「どうも、日如さんは、死ぬまで猊座を降りないつもりらしい」 と、宗内の一部でささやかれている。その噂を裏付けるかのように、今、じわじわと宗門に"日如体制"が出来上がりつつある。すなわち、日如の父親の早瀬日慈が主管をしていた法道院出身や日如が住職をしていた大願寺在勤者が要職を占め始めているのだ。
 主任理事は日如の義弟である佐藤慈暢だが、内事部のセンター長に、もと法道院在勤の吉田道善がついた。これで内事部は早瀬ファミリーで固まった。 宗務院を見ると、海外部長の漆畑行雄と、副教学部長の宮野審道は、法道院出身。海外部の野村信導と佐藤正俊は大願寺在勤者である。 また、漆畑は下条妙蓮寺の住職でもあり、妙蓮寺も早瀬家のものとなった。 さらに、宮野は「大日蓮」出版代表者である。いずれ、宮野が教学部長になるのであろう。…
 それでも、八木が総監で庶務部長が信彰であるかぎり、日顕らは国内の末寺の動きを握っているように見える。ところが、実態は違う。まず、住職の大半が日達門下である。彼らは、達師の功績を次々に破壊した日顕を根深く恨んでいる」(「新改革通信」第090号 )
9月1日  福田康夫首相、首相官邸で緊急会見し、退陣を表明。民主党が対決姿勢を強め、政権維持は困難と判断した。
9月2日  創価学会、顕正会短信「来年もまた長野に四者で結集するのか」
「今年の顕正会にとって最大の行事と位置づけられていた「男子部幹部会」が、直前になって「壮年部」にも結集をかけるという姑息なやり方に呆れた諸天が怒りの豪雨を降らせた8月17日に開催された。
 この席上、浅井昭衛の二男で男子部長の城衛が「3万結集の誓い」と称した登壇を行ったが、これによると来年行われる「男子3万結集」の会場が「さいたまスーパーアリーナ」から「長野エムウェーブ」に変更されたようだ。… これで来年の「男子3万結集」が本当に男子部だけで行われる可能性はゼロに限りなく近くなった」  
9月15日  創価学会、顕正会短信「男子部大幹部突如交替!」
「顕正新聞9月5日号には8月度総幹部会の模様が詳細に報じられているが、「11月には130万人突破 いよいよ新段階へ」と … 中途半端な130万という数字 … なにをもって「新段階へ」突入するつもりなのだろうか。
 当の浅井昭衛は講演で、過日の船橋アリーナ男子部幹部会について収容人数6千人であるところを「通路もなくロビーまでびっしり、立錐の余地なしで 1万人集まった」とあたかも「消防法違反」を承知で開催したことを自慢しつつ暴露したが、こういう態度で公共施設を借りようという浅井の姿勢は必ず全国の公共施設運営団体から総スカンを食うはずである。
 今回の8月総幹では男子部・婦人部の組織イジリが行われた。… 所詮新しい人材の登用もできない顕正会だ」  
9月15日  アメリカ合衆国、リーマン・ショック。大手投資銀行リーマン・ブラザーズが、連邦倒産法適用を申請し経営破綻、1929年に起きた世界恐慌以来の世界的な大不況となった。
 サブプライムローンの積極的証券化を推し進め、住宅ローン危機による損失拡大により、経営破綻した。負債総額約は 6000億ドル(約64兆円)、世界連鎖的な信用収縮による金融危機を招いた。
 日本でも、日経平均株価が大暴落を起こし、同年9月12日の終値は 12,214円だったが、10月28日には 6,994円まで下落し、昭和57年10月以来26年ぶりの安値を記録した。その結果、派遣切りや雇い止めが発生し、年末年始に年越し派遣村が開催された。
9月22日  自由民主党、党大会に代わる両院議員総会で総裁選挙。麻生太郎、石破茂、石原伸晃、小池百合子、与謝野馨の5名が立候補し、麻生太郎が勝利した。
9月24日  麻生太郎、第92代内閣総理大臣に就任。
9月26日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「世界大恐慌前夜に広布の決意」
 浅井昭衛会長「信心口唱とは、御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱えること。すなわち一念信解の具体的な信行の姿、一念信解の別名である。… 勤行のたびごとに、『さあ、きょうも幸せになるお薬を頂くのだ』『成仏の大良薬を頂くのだ』との歓喜の心でお題目を唱えてほしい。…
 世界大恐慌前夜の様相を呈してきたアメリカの深刻な金融危機、… 飢渇は大貪より起こる。… まさしくアメリカは、強欲から発した金融工学により、いま未曾有の金融恐慌を招いてしまったのである。… 広布前夜の他国侵逼も迫ってきた。六万恒河沙の地涌の菩薩の流類は、大聖人様のお力によって、広宣流布前夜に続々と出てくることになっている。… 何のために出てくるのか。その目的はただ一つ。広宣流布の大事決行のためではないか。顕正会の使命は重大である」(「顕正新聞」第1116号 )
10月3日
 宗門、大韓民国・釜山の信徒会館にて地涌倍増決起大会、2,170名余が結集した。
10月5日
 宗門、10月度広布唱題会の砌 早瀬日如管長「御言葉」
「今日、日本乃至世界の状況は、悪世末法の世相そのままに、多くの人々は混乱と苦悩と不幸にあえぎ、先の見えない生活に不安を感じ、けっして安閑としていられる状態でないことは、皆様方も重々御承知のとおりであります。こうした混乱と苦悩と不幸を招いている最大の原因は何かと言えば、既に大聖人様が『立正安国論』にお示しの如く、実に謗法の害毒によるものであり、この謗法を捨てて大聖人の正法正義に帰するとき、初めて真の幸せを築くことができるのであります」(「大白法」第751号 )
10月 日  小川頼宣(元創価学会本部広報部副部長)、「政教分離を考える会」を発足。
10月10日  時事通信、「顕正会本部を捜索 大学生に入信強要容疑(熊本県警)」
「学生に執拗に入会を迫ったとして、宗教法人「顕正会」の会員2人が逮捕された事件で、熊本県警は10日、強要容疑でさいたま市大宮区の同会本部を家宅捜索した。10日朝、さいたま市の本部会館には、埼玉県警の応援を受けた熊本県警の捜査員計三十数人、霧島市の男性会員宅には熊本県警の捜査員数人が捜索に訪れた。県警は関係書類を押収、容疑の裏付けを進める。
 調べによると、顕正会会員の両容疑者は6月15日午後、自宅や付近の駐車場で、熊本市の大学1年の男性(20)に3時間半にわたって入会を強要。「君がどうしても納得できないなら3日でも4日でも話をする」などと脅し、入会を拒否する男性に無理やり入会書を書かせた疑い」
10月11日  創価学会、フェイク「顕正会本部と霧島の会員宅を捜索」
「熊本県警と埼玉県警が合同で十日、邪教「顕正会」の本部会館の家宅捜索に入り、関係書類を押収した。… 悪辣な入会強要を繰り返して善良な多くの市民に甚大な被害を与え続けている顕正会に対する家宅捜索は、平成十一年七月、神奈川県警による藤沢事務所をはじめ、この二年間だけでも警視庁、群馬県警、新潟県警などが相次いで行なった。
 その警察の真の狙いは、会員を煽動して入会強要に狂奔させているばかりか、取り締まる警察を愚弄し、嘲笑している暴行事件の黒幕・浅井昭衛を逮捕することだといわれている。浅井は日蓮大聖人の仏法を悪用して、会員に根拠のない終末思想を吹き込んで脅し、無理な勧誘を強制しておきながら、厚顔無恥にも会員の逮捕は「他の宗教団体の謀略だ」等々と荒唐無稽の遁辞を並べている」(「フェイク」第975号 )  
10月11日  アメリカ合衆国、朝鮮民主主義人民共和国の、"テロ支援国指定"を解除。米政府は北朝鮮の核計画の検証手続きで同国と合意、見返りにテロ支援国指定を解除した。1987年の大韓航空機爆破事件により、テロ支援国に指定され、20年ぶりに解除された。
10月19日
 顕正会、金沢会館御入仏式厳修、「北陸の中心都市に広布の大法城」(「顕正新聞」第1118号 )
10月27日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「広宣流布の前夜の姿」
 浅井昭衛会長「いま顕正会において、信心口唱が全く新たな感動で『我もいたし、人にも勧める』の大波動になっていること、これこそ広宣流布の前夜の姿である。この信心口唱を大事と思うゆえ、私はこのところ三度にわたって重ねてこのことを述べてきた…
 諸天に申し付けて蒙古襲来せしめたのも大聖人様ならば、諸天に命じて蒙古軍を撤退せしめたのも大聖人様のお力である。まさに大聖人様には諸天を従え申し付ける大威徳ましますゆえに、この厳然の賞罰を以て、全人類を現当二世にお救い下さるのである。そして広宣流布は、この大威徳まします大聖人様の圧倒的なお力で必ず成る。…
 米国の強欲資本主義、… アメリカの大貪によって世界規模の金融危機と恐慌が起こり、その生活苦が世界の人々に瞋恚を生じさせ、戦争が起きてくるのである。… 大聖人様は『我日本の柱とならむ』と仰せられ『日蓮によりて日本国の有無はあるべし』と師子吼あそばされているではないか。
 この御本仏の大慈悲の師子吼を、全日本人に知らせ、教え、帰依せしむる大規模な戦いこそ、顕正会のなすべき使命である。この大事決行のため、地涌の流類はいま続々と顕正会に集いつつある」
 野口由美 第五女子部長に、西田啓子 第六女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1119号 )
10月28日  講談社、福本潤一著「創価学会・公明党「カネと品位」」発行。
 "「P献金」「上納金」の真実。議員にカネを無心する創価学会の習慣 …。入会歴40年、2期12年も国会議員を務めた男が知りえた巨大集団の「政治とカネ」「除名」「脅し」を追及"
10月28日  株価大暴落、日経平均株価が26年ぶりに7000円を割り、6994円となる。
11月3日 「政教分離を考える会」(代表・小川頼宣)、第一回目のビラを配布。
11月4日  アメリカ合衆国大統領選挙、民主党のバラク・オバマ上院議員が共和党のジョン・マケイン上院議員を大差で破り、第44代大統領に当選した。黒人(アフリカ系)大統領の誕生は米史上初。8年ぶりに政権を奪還した民主党は、上下両院選でも議席を伸ばし両院の過半数を維持した。新政権の閣僚人事で、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員を、国務長官に起用した。
11月15日  公明党、「政教分離を考える会」(代表・小川頼宣)の配布ビラに対し刑事告訴。「池田大作を国会に呼ぼう」との "創価学会批判ビラ" に公明党が反応、政教一致が見え隠れする。
11月19日  アメリカ合衆国、3大自動車メーカーの経営悪化。ガソリン価格高騰と金融危機が、米産業界の象徴であるビッグスリー(3大自動車メーカー)の経営を直撃。ゼネラル・モーターズ、フォード・モーター、クライスラーの3社首脳は米議会の公聴会に出席、政府支援を求めた。
11月20日
 宗門、総本山大石寺宗祖日蓮大聖人御大会奉修。
11月22日
 顕正会、広島会館御入仏式厳修、「数年以内に中国全県に会館を」(「顕正新聞」第1121号 )
11月28日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、折伏成果 21,699、「濁悪の日本国に130万法城厳然屹立」
 浅井昭衛会長「私は顕正会の発足以来、この重大な『時』を、ジーっと見つめ続けてきた。この重大な時に、身を捨てて御奉公申し上げるのが、顕正会の唯一の使命である。大聖人様のお待ちあそばすこの大法戦場に、顕正会はいささかも遅れずに馳せ参じなければならない。…
 御遺命違背の文証は明々白々である。すなわち阿部日顕の昭和四二年の正本堂発願式における発言、平成三年の御虫払法要における発言。さらに細井日達のたばかりの訓諭。これらの文証を顕正会幹部はしかと胸に収め、大聖人仰せのごとく『焙烙(ほうろく)千に槌(つち)一つ』の大確信で、御遺命の敵(かたき)たる悪人たちを断固粉砕しなければいけない。…
 正系門家において大事の御遺命が破壊されんとしたことこそ、御遺命が成就するの大瑞。また偽戒壇が崩壊したことこそ、三大秘法抄に仰せのままの戒壇がいよいよ建立される大瑞相である」
 加藤礼子 教学主任に任ずる。小沼貴寛 第五男子部長に任ずる。大沼千恵美 総合女子部長に、高橋和子 第一女子部長に、田中由紀子 第三女子部長に、掛野祥恵 第十女子部長に任ずる。(「顕正新聞」第1122号 )
11月29日
 宗門、大韓民国・ソウル市にて地涌倍増決起大会、およびソウル布教所移転法要奉修、890余名の信徒が参詣した。
11月29日  創価学会、顕正会短信、「浅井の側近中の側近、加藤礼子総合女子部長と大澤しほみ副総合女子部長の権力闘争勃発か?」
「顕正会女子部といえば、加藤礼子・総合女子部長兼第一女子部長兼理事が権力を一手に握ってきたことは、「永遠の」「終身」という枕詞がつくほど、誰もが周知の事実。その証拠に、第一女子部長は加藤以外が就任したことのない役職なのだが、その権力構造に変化が生じていたのだ。 遡ること一年余り。昨年8月に副女子部長制が導入され、2名が任命されたのだが、その一人である大澤しほみが、いまや加藤の足下を脅かすどころか、取って代わろうとしているのだ。…
 元ネタとなった掲示板の書き込みはこう指摘している。『草創期から加藤自ら手塩にかけて築きあげてきた新潟女子の組織が、いま大澤にその指導権限が委譲されたことは何を物語ってるか。老齢の加藤を捨て、若い艶肌を会長が選んだ。今後徐々に加藤の露出は減る。代わって大澤がやがて女子全体の指導権限をもつに至るであろう。克衛についで礼子も姿を消す。もはや顕正会の歴史を語れるものは無し』
 そして浅井も姿を消して、顕正会は消滅するのだ」
11月 日  ノーベル賞、日本人研究者4人が受賞。物理学賞が、南部陽一郎、益川敏英、小林誠の3氏に、化学賞は下村脩に贈られた。日本人受賞は、6年ぶりとなった。
12月14日  東京高等裁判所、公明党が元委員長・竹入義勝を着服横領で提訴した裁判で、「互いを誹謗中傷せず、竹入が遺憾の意を表明した場合は党側が控訴を取り下げる」との条件で、和解が成立した。
12月16日
 宗門、大白法、異流儀破折(95)「『ニセ本尊』はよし 御開扉はダメの浅井」
「去る九月十三日、顕正会は札幌に会館を建て、席上、浅井は、「本日お出ましの御本尊様は、富士大石寺第五十五世・日布上人」(九月二五日付同紙)のものであると紹介しただけで、どういう経緯で安置に至ったのかは全く説明していない。… 創価学会の大謗法たる『ニセ本尊』の作製に関してだけは、ひとことも口にしないのは、同じ穴の狢(むじな)の誼(よしみ)か。…
 また、浅井はいまだに、「戒壇の大御本尊を、あろうことか今、御開扉料かせぎの道具としている」(六月五日付同紙)と、これまた創価学会に倣(なら)い、同じ調子で誹謗している。… 悪魔札である『ニセ本尊』を拝み、御開扉を冒涜する 浅井一派に、平成三十三年「三百万」などが叶うはずもない」(「大白法」12月16日号 )
12月16日  創価学会、顕正会短信「どこへいった三百万 できっこない三百万」
「浅井昭衛が顕正会の11月総幹部会で「公称会員数が130万になった」と大ハシャギしたようだが、まさか平成16年に「あと10年で300万を断固成し遂げる」と7千人の幹部会員の前で宣言したことを忘れてないか。同年8月22日、横浜国際会議場で行われた「幹部大会」の席上、浅井は次のように宣言したのである。
「まさしく三百万こそ広宣流布の鍵である。私はこの三百万をなんとしても十年以内に成し遂げ、重大な御奉公に備えたいと決意している」、この浅井の宣言に対し、居並ぶ七千名の幹部会員らは11分もの間拍手し続けたというのだからアホである。…
 さて、15年の100万達成から今年の130万へと、5年間で公称30万人増加したとのことだが、1年で6万のペースで、あと6年で300万できるかどうか、小学生でもできそうな計算式が解けない、あるいはできると信じ込んでしまっている顕正会員は、小学生以下の集団だな」  
12月21日
 宗門、中華民国・台北県三重市に、日蓮正宗サンチョン布教所開所式奉修。
12月23日
 顕正会、新青年会館落成御入仏式挙行、「広宣流布のゴール見据え新段階」
 浅井昭衛会長「私はここを本陣として、日本の広宣流布を進める。戒壇の大御本尊様は富士大石寺にましまし、広宣流布をお待ちあそばす。この大御本尊様が国立戒壇にお出ましになるその日まで、命かけての御奉公を貫くのが、顕正会の使命である。…
 いま顕正会の死身弘法は日本国に独走して、ついに百三十万に達した。いよいよ広宣流布のゴールを見つめて新段階に入ったのである。この百三十万が倍になれば、もう三百万は近い。大事な『時』が到来すれば、いつでも敢然と立てる。まさしく百三十万はその折り返し地点なのである。… 私は、あと十有余年で、断じてこれを成しとげる。そして大聖人様のお待ちあそばす大法戦場に、いささかも遅れず到着したい。…
 私は思うところあって、顕正会のいかなる集会にも、いかなる祝い事にも、酒は出さないことにしている。それは、天生原の御供が、常に胸の奥にあるからである。この天生原までの御供を終えたとき、顕正会は初めて全員で盃を手にしたい。… このとき大聖人様から、「よくぞ」とのお誉めを賜り、清酒のお流れを頂き、全幹部と共に心ゆくまで頂戴したい。これが、私の最後の願いである。さあ、このゴールをめざして、あと十有余年、命をかけた御奉公を全員で貫き、大聖人様に応え奉ろうではないか」(「顕正新聞」第1124号 )
12月29日  山崎正友(元創価学会参与、元法華講大講頭)、逝去。
「去る12月29日、本紙にも健筆を揮(ふる)ってきた元創価学会顧問弁護士・山崎正友氏が逝去された ( 享年72歳、戒名は随法院正賢日成居士 )。 山崎氏はかつて、池田大作の側近中の側近として、創価学会副理事長・総務などの要職を歴任、学会顧問弁護士として辣腕をふるったが、昭和52年に表面化した第1次学会問題の最中、対立する側の日蓮正宗御法主・第66世日達上人の御高徳にうたれ、池田側近でありながら学会批判に転じた。…
 12月29日、山崎氏の遺体を乗せた救急車や葬儀社の車を、深夜まで10台もの車で追跡したり、「地獄行き」などと書き殴った怪文書を出し、1月5・6日の葬儀当日には、嫌がらせの電話や電報を会場に入れ続けた狂信者集団の面々―。彼らは、学会の副会長・総合婦人部長といった大幹部らの死亡がすぐには公(おおやけ)にされず、一般の学会員達の知らぬ間に火葬まで済まされている、という事実と、片や、山崎氏の葬儀には多数の人が入りきれないほど集って最期のお別れをしている、という事実を引き較べ、自らの信仰に何の疑問も抱かないのだろうか」(「慧妙」平成21年1月16日号 )
 

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