迷走する顕正会を斬る


淺井昭衞会長の足跡と変節

    顕正会年表 (私家版)


      
1月1日
 宗門、早瀬日如管長、新年の辞「立宗七百六十五年の新春を寿ぎ奉る」
「さて、本年は「折伏育成の年」であります。… 正しく、此等の御金言の如く、五濁乱漫として人心が極度に撹乱し、邪義謗法が充満している末法今日においては、摂折二門のうちには像法適時の摂受ではなく、折伏を以って邪義邪宗の謗法を破折していく時であることを一人ひとりが銘記し、講中一結して、折伏を実践していくことが今最も肝要であります。…
 今宗門は、各講中共に、僧俗一致・異体同心し総力を結集して、来たるべき平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年法華講員八十万人体勢構築へ向けて力強く前進しています。…
 講中全員が折伏に立ち上がり、講中が責任を持って折伏された人が折伏する人になるように育成していくことが本年最も肝要とするところである事を銘記され、愈々自行化他の信心に励まれますよう心から願い、新年の挨拶といたします」(「大白法」第948号 )
1月1日
 顕正会、浅井昭衛会長、年頭の辞「国難四年
「大慈大悲の御本仏に国中が背くとき、仏法守護の諸天善神はまず天変地夭を以てその国を諫める。だがこの諫めを用いずになお迫害を続けるならば、諸天は前代未聞の大闘諍を地球規模で起こす。このとき国亡び身を失う恐怖から、人々は始めて御本仏の大恩徳を知り、一同に掌を合わせて南無妙法蓮華経と唱え奉るに至る ―― ということである。
 この「天変地夭」と「前代未聞の大闘諍」は大聖人の御在世に起きており、また未来順縁広布の時にも起こる。 御在世の「天変地夭」は正嘉元年の大地震と文永元年の大彗星であり、「前代未聞の大闘諍」は大蒙古による二度の侵略であった。…
 順縁広布の時も、「天変地夭」と「前代未聞の大闘諍」が必ず起こる。 天変地夭は、日本観測史上最大といわれた平成二三年の東日本大地震と、震度7が連発した昨年四月の熊本大地震がすでに発生し、首都圏直下・南海トラフ大地震も足下に迫りつつある。 また「前代未聞の大闘諍」は、第一次世界大戦でもなければ第二次世界大戦でもない。それはまさしく、いま始まらんとしている第三次世界大戦である。 この第三次世界大戦こそ、人類史上始めて相互に核兵器を使用する大戦争であり、人類滅亡をも招く最終戦争となる。これこそ大聖人が御予言あそばされた「前代未聞の大闘諍」である。…
 されば「一閻浮提うちみだす」ことこそ、日本の広宣流布の大瑞である。 さあ国難四年、いよいよ柔和質直・不惜身命の信心に立ち、師子王のごとく猛進し、何としても大聖人様に応え奉ろうではないか」(「顕正新聞」第1396号
1月1日  創価学会、大白蓮華、巻頭言「青年とは発心の異名なり」
 池田大作名誉会長メッセージ「信心の眼《まなこ》から見れば、今この時に、「発心」の生命を燃え上がらせていく人は、皆、妙法の青年なのだと、私は思う。 去年まで、昨日までが、どうだったかではない。 今年から、今日から、どう挑戦し、前進し、勝利していくか。これが本因妙の仏法の心だからである。 一人一人が、この原点に立ち返り、日々、生まれ変わった息吹でスタートする。ここに、我ら創価家族が一丸となって勝ち開く「青年拡大の年」がある。…
 どんな小さな我が家でも、ひとたび勤行・唱題に臨めば、広大無辺なる霊鷲山の会座が広がる。そして三世の仏菩薩と一体になって、わが一念に大宇宙も包みゆくような境涯を広々と開いていけるのだ。… さまざまに分断の亀裂が深まる時代だからこそ、 我らは、妙法の大音声をいやまして轟かせながら、一家眷属にも、縁する友にも、地域社会にも、さら には全地球の国土世間にまで、「蘇生」と「和楽」と「安穏」の希望の光を贈りゆくのだ」
1月7日  創価学会、世界広布新時代第23回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「いかなる苦悩も幸福への智慧に」
 池田大作名誉会長メッセージ「法華経に登場する妙音菩薩は行く所、向かう所、「百千万億」もの音楽を奏でながら、衆生に、生きる喜びと希望の生命力を贈ります。 この「平和の文化」を現実社会に創造しゆく、創価の人間主義の大連帯を、わが青年部よ、歌声高らかに、思う存分、広げていってくれ給え!…
 我らには題目という究極の妙音がある。ゆえに人生においても、社会においても、いかなる苦悩が立ちはだかろうと、断固として怯まず、一つ一つ幸福への智慧に転じ、自他共に境涯を開くことができる。試練が大きければ大きいほど、「心の財」も大きく積める」
1月9日
 顕正会、成人式挙行(第一青年会館)、浅井城衛理事長挨拶。(「顕正新聞」第1397号 )
1月15日
 顕正会、教学三級(10,332名)・四級試験(6,792名)実施、全国121会場。(「顕正新聞」第1400号 )
1月17日  創価学会、フェイク、「日如は現代の「謗法の両火房」」
「早瀬日如が平成十二年十二月に"盗座"して以来、大石寺及びその周辺と末寺などで火災が相次いでいる。今月十四日午後二時半ころ、富士宮市馬見塚の雑木林で火災が発生。消防車六台が急行して消火活動に当たったが、約百七十五平方メートルを焼き尽くして、地域一帯は騒然となり、警察も出動した。… 日顕は行く先々で何度も集中豪雨に見舞われて「雨坊主」と呼ばれていたが、反対に日如は「火災坊主」と言えよう」(「フェイク」第1562号 )
1月18日  創価学会、フェイク、「暁鐘の編集室が作成したパンフは間違い」
「日顕は娘婿の早瀬義純や法華講の内田和子らに「現代における大聖人様」と言わせ、海外部書記だった福田毅道には「日顕本仏・日蓮迹仏」の大邪義を講義させた。 また、能化文書には「本仏大聖人、戒壇の大御本尊、歴代の御法主上人が、その内証において一体不二の尊体」とまで記述させていた。…
 極めつけは日顕が「相承を受けた以上は生身の釈迦日蓮」(平成九年八月二十八日、教師講習会)と強弁したことである。これら日蓮正宗に蔓延する「法主本仏論」「法主絶対論」は三宝破壊の大邪義である」(「フェイク」第1563号 )
1月17日  アメリカ合衆国、ドナルド・トランプが第45代アメリカ合衆国大統領に就任。
1月22日
 顕正会、教学登用試験実施、全国137会場で17,398名が受験。(「顕正新聞」第1400号 )
1月25日
 顕正会、1月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「20年代こそ正しく広宣流布の決戦場」
 浅井昭衛会長「国難四年を迎えて、いよいよ世界は激動の時代に入って来ましたね。 新聞を見てごらんなさい。どの新聞にも「激動の世界」… などの大見出しが躍っている。 これから世界はどうなるのか誰にもわからない。
 仏法の眼で見れば、この世界の激動こそ、大聖人仰せの「前代未聞の大闘諍」の予兆であります。 まさしく二〇年代こそ広宜流布の決戦場であること、私はいよいよ確信を深めております。
 この新聞広告は空中戦ですね。そして地上戦が広告のカラーコピーです。これは昨年十一月末ですでに六百万枚を超えております。三毒の膜に覆われた目を開かせるメスが、このカラーコピーであります。たとえ三毒つよく反発しようとも、ついには必ずわかる。…
 いいですか。広宣流布の決戦場は二〇二〇年代なのです。私は何としても、「二〇一九年までに広宣流布の基盤たる二百万を築かねば」と思い、あの五万男子部大会において「あと五年‐で二百万を」と申しました。しかし、大聖人様の御守護により、一年早く、来年には、必ず二百万は達成できます。…
 いいですか。世界はすでに第三次世界大戦の入り口まで来ている。そこにいま不羈奔放(ふきほんぽう)、しかも強大な権力を持つトランプ大統領の出現によって、いよいよ混乱を増しつつある。この先にあるのは、大聖人御予言の「前代未聞の大闘諍」以外にはない。もし核を用いての大闘諍が始まったら、人類は絶滅する。…
 今、日本国を諌めるべき正系門家は御遺命の国立戒壇を捨て、学会はあろうことか本門戒壇の大御本尊を捨て奉った。命かけて大聖人様に忠誠を貫き通しているのは、顕正会以外にはない。
 二百万の仏弟子の大集団があれば、日本は必ず救える。さあ、初陣二月、全組織が誓願を大きく突破して二百万を早め、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」
 大平和寿 男子部総務に、澤田真一 第二十七男子部長に任ずる。渡邉淳子 女子部総務に、梅田淳子 女子部総務に、山家理恵女子部総務に、伊與田高子 第二十三女子部長に、富田咲子 第三十八女子部長に、井上有香 第三十九女子部長に、椎谷淳江 第四十女子部長に、西脇奈緒美 第四十一女子部長に、森初枝 第四十二女子部長に任ずる。鈴木ゆかり 婦人部総務に、坪田聖子 第二婦人部長に、保坂はる美 第三婦人部長に、鳥山哲子 第五婦人部長に、関口良江 第十六婦人部長に、菅裕子 第十九婦人部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1399号
1月28日  創価学会、フェイク、「正法が滅して諸天善神が見捨てた証拠」
「大石寺では開創以来、十三件の大火があった。そのうち十二件は江戸時代以降に集中していることに注目したい。江戸期の寛永十二年から同一五年にかけて寺檀制度が成立し、大石寺が幕府の手先になり、庶民を檀家として〝支配〟するようになって以降、諸天が見捨てたことで火災が増えたのであろう。江戸時代以降の火災は次の通り。
 大石寺の火災一覧
 ○寛永八年十月十二日   大石寺諸堂を焼失(石文)
 ○寛永十二年十月十二日  大石寺本堂、三門、坊舎残らず焼失(古文書)
 ○文化四年五月十二日   大石寺塔中理境坊を焼失した(棟札)
 ○安政五年五月二十五日  大石寺遠信坊・寿命坊・学寮四箇などを焼失した(霑伝)
 ○万延元年二月二十五日  大石寺石之坊より出火、富士見庵・寿命坊・遠信坊・学寮焼失(諸記録)
 ○元治二年二月二十八日  大石寺客殿・六壺・大坊を焼失(霑伝)
 ○慶応元年十二月二十三日 大石寺蓮葉庵焼失(霑伝)
 ○明治四十二年六月八日  大石寺塔中百貫坊を焼失(白蓮華)
 ○大正十三年十月三十一日 大石寺塔中本境坊を焼失(院二二五)
 ○昭和五年六月四日    大石寺塔中本境坊を焼失(院二七五)
 ○昭和八年十月二十三日  大石寺蓮葉庵を焼失(宗報A三七)
 ○昭和二十年六月十七日  大石寺大坊(対面所・大奥・書院・六壺)・客殿など(寺誌)」(「フェイク」第1564号 )
2月13日  朝鮮民主主義人民共和国、金正日朝鮮労働党中央委員会総書記の長男である金正男、マレーシアで殺害される。 クアラルンプール国際空港で、女2人から顔に液体を塗り付けられ殺害され、遺体からは化学兵器の神経剤VXが検出された。
2月19日  創価学会、フェイク、「新築の奉安堂、客殿は一見の価値もなし」
「奉安堂は平成十四年十月、客殿も同十年三月に新築された安普請の建物。「まるで体育館のようだ」との悪評もので歴史的な価値など全く無い。 日顕が約五十億円の巨費を浪費して破壊した正本堂は世界的な宗教建築物で、鶴が羽ばたく姿を思わせる雄大な建造物だった。
 この正本堂は日本建築学会賞作品賞を受け、欧米環境設計協会、アメリカ建築家協会、アジア・西太平洋建設業協会国際連盟からも表彰されるなど数々の称賛を得ていたので世界遺産になっても不思議ではなかったし、見学する価値は十分あった。 だが、今の奉安堂と客殿は一見の価値もない」(「フェイク」第1569号 )
2月24日
 顕正会、2月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「広布の予兆「天変地夭・世界大闘諍」は現前」
 浅井昭衛会長「「撰時」とは時を選ぶということ。時には正法・像法・末法の三時がある。そしてこの三時の中には末法の「時」を選び取り、この末法にはいかなる大法が広まるのか、いかなる仏様を本尊となすべきか、この大事を教えてくださったのがこの撰時抄であります。…
 日寛上人は 撰時抄の大意について、「此処に両意あり」として、次のごとくご指南下されている。 「一には今末法においては必ずまさに文底深秘の大法広宣流布すべし、二には今末法においてはまさに日蓮大聖人を以て下種の本尊となすべし」と。…
 しかしここで一つ質問が出てくるかもしれない。第五の五百歳はもうとっくに過ぎているのに、どうしてまだ広宣流布していないのかという疑問です。 これに対しに日寛上人はまず「利生の有無を以て隠没・流布を知るべきなり。何ぞ必ずしも多少に拘わらんや」と。 法の利益があるかないかを以て、隠没か流布かを知るべきである。信ずる人の多い少ないにこだわってはいけない -- と仰せられる。
 まさに法体に約して戒壇の大御本尊のご出現そのものを、「五百歳中広宣流布」というのであります。… 日蓮大聖人のご金言が虚しくなることは断じてない。ゆえについには「上一人より下万人に至るまで」一人残らず 南妙法蓮華経と唱え奉る時が必ず来る。この順縁広布、どうして疑えようか。…
「大中華帝国」は今日本を襲わんとしているのであります。早く日蓮大聖人を柱とする、すなわち国立戒壇を建立しなければいけない。さあ国難四年の初陣、全顕正会員「舞をも舞いぬべし」の歓喜で戦い、何としても大聖人様に応えたてまつろうではありませんか」
 中村太郎 男子部総務に任ずる。柏木泰子 第二十一女子部長に]任ずる。 (「顕正新聞」第1402号 「撰時抄」特集号
(※ 浅井昭衛会長は、日寛上人の「何ぞ必ずしも多少に拘わらんや」の文を、無視し解説を避けた。"数"・"成果"・"証拠"に拘って、やれ "三百万・一千万・六千万" と会員を駆り立てるには、都合が悪い御文だった。今はまた宗門が、ひたすら"数"に拘っているのは、どうしたことだろうか。櫻川 忠 )
3月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「謗法同士がどんぐりの背比べ ―正信会―」
「正信会が、独自に包括宗教法人を設立し、一宗一派を旗揚げした。 いかに団体組織を整備しても、正信会の信仰は風前の灯火である。なぜなら、正信会には、信仰の中心にして信心修行の根源となるべき主体が存在しないこと。そして、これは永久に確立し得ないからである。… 案の定、今度は、新たな包括宗教法人と従前の正信会組織との間で分裂騒動、果ては批判合戦である。 この一事を見ても、正信会の未来に希望はない。… 余計なお世話ではあるが、少人数の会を二分し、未来はいよいよ先細りではないか。…
 大御本尊から離れて、かれこれ四十年。その間、一度も総本山に参詣していない以上、信仰の中心がぶれるのは当然であり、そんな邪信へ誘ったのは、他ならぬ古川らなのである。彼らの言は宗門に何の痛痒(つうよう)もないが、未だに、過去に正真の御本尊に手を合わせていた人々が会の中にいることを忘れてはならない。正信会の現在の混乱は、邪信故の現証である。そんな大謗法に翻弄される悲しき人たちを、一日も早く正信へ導こうではないか」(「大白法」第952号 )
3月27日
 顕正会、3月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「安倍一強政権、森友騒動で揺れる 」
 浅井昭衛会長「諌暁書の広告、全国紙はまだ圧力に屈しているが、地方紙は全て気持ちよく載せてくれるようになった。これは空中戦ですね。… また紀伊国屋書店をはじめ各書店も扱ってくれるようになった。… 全顕正会員が広告のカラーコピーを手に、大聖人様の大恩徳を伝えている。これは地上戦です。…
 安倍政権は今のところ、近年稀に見る安定政権に見える。世間では「安倍一強」などと言っている。安倍政権は衆参両院ですでに議席の三分の二を握っている。そして官僚人事は内閣人事局で掌握し、日銀に対しては独立性を奪って放漫財政に協力させ、マスコミはアメとムチで萎縮させ、司法・検察にはトップを抑えて睨みを利かせ、立法においては「特定秘密保護法」や「安保関連法」を強引に成立させた。… まさに蟻の這い出る隙もないほど盤石な政権、恐るべき独裁政権が今出現しつつあるのです。…
 しかし、この「安倍一強政権」が、いま大きく揺らいできましたね。思いもよらぬ問題が起きてきた。それが「森友学園騒動」です。これ諸天の誡め、罰であります。…
 見てごらんなさい。あっという間に、我が国の安全保障にとって最も重大な影響がある朝鮮半島が、不穏になってきたではないか。朴槿恵前大統領はきょう、検察から逮捕状請求が出された。まもなく逮捕される。… もし文在寅候補が勝ったら、朝鮮半島はたちまちに中国の支配下に置かれる。…
 北朝鮮が在日米軍基地を標的にして、核ミサイルを発射する恐れもある。… 在日米軍基地は三沢・横田・横須賀・厚木・岩国・佐世保に主要基地があるが、横須賀・厚木は富士大石寺に近い。このことだけを私は心配しております。…
 広宣流布は甚だ近い。その理由は、一には『大悪起これば大善来たる』の御金言のごとく、いま正系門家に七百年来曽てなき御遺命破壊の大悪が起きたこと。二には広布の予兆たる『天変地夭』と『前代未聞の大闘諍』が、いま現われつつあるゆえである。…
 安倍首相は中国の侵略を強く恐れているが、安保条約では日本は守れない。この日本国には久遠元初の御本仏日蓮大聖人がまします。早く大聖人に帰依し国立戒壇を建立する以外に、日本が亡国を遁れる術はない」
 椎谷淳江 第十九女子部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1405号 「大悪大善」特集号
4月1日
 宗門、大白法、異流儀破折「本尊軽視の大謗法―顕正会」
 「顕正会の会員を破折したとき、彼らの最も返答に窮するのが、顕正会の会館や拠点に安置する本尊への疑惑であろう。 これまでもたびたび指摘しているが、再度、浅井の本尊に関する発言の変遷を列挙する。 まず、浅井は昭和六十年に、「妙信講に解散処分が下された時、私は松本尊能師に将来の広布推進のため、御本尊を大量に御下げ渡し下さるよう願い出た。松本尊能師には私の意をよくお聞き下され、自ら護持されていた大幅の常住御本尊七幅と、日寛上人の御形木御本尊数百幅を私に託して下さった」(顕正新聞 昭和六十年三月十五日号)と述べている。…
 これらの発言から、浅井ら顕正会では、本尊偽造に手を染めている可能性が高い。次々に建てられる会館への本尊安置や、昨年、個人への本尊下付を進める方針を打ち出した事実からも推測は容易である。「本尊偽造は大謗法」との認識を持ちながら、裏では本尊偽造に手を染める浅井ら顕正会の姿は、まさに本尊軽視の大謗法である。このことも何度も指摘してきた。
 今までのように「松本日仁」の名を使ってごまかしながら数を増やそうとし続けるか、開き直って「顕正会には御本尊作製の権限がある」などと主張するか。いずれにせよ、多くの会員を騙し続けることになるのは必至である」(「大白法」第954号 )
4月9日
 顕正会、中部大会開催(エコパアリーナ)、11,500余名が参集、「安倍政権 国家神道の復活を策すか」
 浅井昭衛会長「この中部には富士山がある。富士山こそ、日蓮大聖人が御遺命された本門戒壇建立の地である。この地に、いま一万を超す地涌の菩薩が大結集したこと、何とも有難く嬉しい。…
 三世を見透される大聖人様が『広宣流布は大地を的とする』と御断言下されている。ゆえに広宣流布は絶対。しかもその時は甚だ近い。…
 一つには『大悪起これば大善きたる」と。すなわち正系門下において御遺命破壊という未曽有の大悪が起きたゆえ。二には、撰時抄に広宣流布予兆として示された『天変地夭』と『前代未聞の大闘諍』が現われつつあるゆえである。… 仏法は体、世間は影であれば、もし富士大石寺の仏法が曲げられたら、国家も必ず傾く。これが今の日本の姿である。…
 この野合を見て、大聖人様はいかに思し召されるか。仏法守護の諸天および天照太神、いかで怒りをなさぬ道理があろうか。このゆえに今、巨大地震の連発は始まり、他国来難も刻々と日本に迫りつつある。… この大闘諍のとき、大聖人様は広宣流布をあそばす。…
 この重大な広宣流布の御化導を、誰人がお手伝い申し上げるのか。それは、御遺命を守護し奉り、解散処分を受けるとも忠誠を貫き、いま二百万にならんとしている顕正会以外にはない。…
 御遺命成就の日、全員で、天生原において、大聖人様のおほめを賜わろうではないか」(「顕正新聞」第1406号 「中部大会」特集号
4月13日  創価学会、フェイク、「冷酷で無慈悲な邪宗門の悲しい犠牲者」
「日蓮正宗・日成寺(埼玉県朝霞市)住職で権大僧都の安孫子信洋(写真)が三月二十四日朝、寺の敷地内で首を吊って死んでいるのが発見された。四十六歳だった。… 自殺の原因は、残された遺書によると、日如が打ち出した過酷な折伏ノルマの進捗状況を苦にしており、そのうえ、寺の法華講員との人間関係にも悩んでいたことがうかがえた。…
 故人を良く知る人達は異口同音に「真面目な人でした」と言う。日蓮正宗の僧の中では珍しく正直で誠実な人柄だった。それだけに宗務院布教部の度を過ぎた厳しい締め付けに耐えられず、自ら命を絶ったと思われる。実に痛ましいことである」(「フェイク」第1577号 )
4月15日  創価学会、世界広布新時代第25回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「平和を築く「立正安国の大連帯」 勝利へ苦難越え進め!」
 池田大作名誉会長メッセージ「人生には何度も越えねばならない困難がある。いわんや、広宣流布の途上にあっては、「山に山をかさね波に波をたたみ難に難を加へ」(御書202㌻)と仰せの通りに、険しい使命の難関が打ち続くことは、もとより覚悟の上である。その時こそ、まことの信心が試される勝負の時といってよい。…
 民衆の幸福のため、社会の安定のため、世界の平和のため、我らはいよいよ「賢者はよろこび」と戦い進むのだ。そして、信念の対話を勇敢に広げ、地涌の若き賢者を聡明に育みながら、人類に立ちはだかる、ありとあらゆる試練を断じて勝ち越えていく「立正安国の大連帯」を築き上げていこうではないか!… 世界広宣流布の壮大な未来へ、何ものも恐れぬ「感激の同志」のスクラムで、一人一人の「人間革命の凱歌」を、我ら「東京の凱歌」を、そして「師弟の凱歌」を轟かせゆくことを共々に決意しあって、私のメッセージといたします」
4月24日
 顕正会、4月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「安倍首相は速やかに、辞任すべし!」
 浅井昭衛会長「さて、安倍政権は今年で五年になるそうですが、この政権は、国民を欺いて政権維持を図っている。これを一言で言えば「ペテン政権」ですね。
 以下、そのペテンを六つあげます。
 ① 安倍政権は国民を欺いて政権維持を図っている。そのペテン政策は、一にアベノミクス、二に原発再稼働、三に年金の株式投資、四に安保関連法、五にカジノ法案、六に共謀罪等である。 ことに共謀罪は、全国民を監視下に置く悪法で、「平成の治安維持法」ともいわれている。
 ② 安倍政権はさらに「緊急事態条項」を創設して憲法に加入させようとしている。この条項により緊急事態が宣言されれば、憲法を停止させ、文字どおり独裁体制を布くことができる。
 ③ 安倍政権のめざす所は、日本会議と一体になって、国家神道を復活させ、天皇に命を捧げる国民皆兵の国を作らんとするにある。
 ④ その理念が説かれているのが「教育勅語」である。日本会議の一幹部であった森友学園の籠池理事長は、自身経営の幼稚園で園児に教育勅語を暗唱させる等、愛国教育を実施していた。
 ⑤ 安倍首相は妻と共にこの森友学園の愛国教育に共感し、肩入れをした。しかし国会で国有地払い下げや小学校設立認可についての関与を追求されると、「もし私や妻が関与していたら、総理大臣も国会議員も辞める」と明言した。
 ⑥ 籠池理事長の証人喚問等で、安倍首相夫妻の関与が明らかになってきた。野党はこぞって昭恵夫人等の証人喚問を要求した。だが安倍首相は峻拒した。
 一国の総理大臣の断言は重い。安倍首相は即刻、辞任すべきであるとわたしは思っているが、みなさん、どうです。(大拍手)…
 この大難を遁れるには、日本一同、日蓮大聖人を信じ奉り、国戒壇を建立する以外はない。さあ、二百万まであと十一万二千。大歓喜で前進し、何として大聖人様に応え奉ろうではありませんか」
 青木潤 男子部総務に任ずる。 (「顕正新聞」第1407号 「安倍首相辞任要求」特集号
4月29日
 宗門、法華講員 樋田昌志、浅井昭衛・城衛に内容証明書にて詰問。
「今般、顕正会を脱会した元顕正会員から、自宅に安置してあった個人拠点用本尊を入手することができ、宗門がかつて下付していた日寛上人御形木本尊(以下「正当本尊」と表す)と詳細に比較検討した結果、完全な模造品であることが判明した。
  (略)
 以上の決定的証拠により、「顕正会個人拠点用の本尊は完全なニセモノである」と断ずることができる。
 ついては浅井昭衛・城衛両氏へ要求する。 公称約186万人もの顕正会員を長年欺き、ニセ本尊を拝ませ、激越な布教活動へ駆り立ててきたことが全て不毛で無益であるどころか、会員にとっても、また社会においても実に猛毒・有害な似非宗教的行為であったことを素直に認め公式に謝罪せよ。
 しかる後、貴殿らに一分の清い信仰心が未だ残っているのであるならば潔く顕正会を解散し、哀れな顕正会員を開放せよ。
 以上についてもし、反論・弁解・弁明・言い訳等があるならば、速やかに返答せよ。 上記を実行する期限は平成29年5月31日とする。
 平成29年4月29日 日蓮正宗法華講員 樋田昌志」
5月1日
 宗門、大白法、異流儀破折(173)「似非出家者率いる在家教団 ―― 創価学会」
「過日、新興宗教である幸福の科学に出家すると言った女優が世間を賑わせた。… 在俗のまま教団に就職し、教えに基づいた生活を送り教団から給料(主に信者からの布施)を得て布教活動に専念する、これが彼ら言うところの出家だ。 本来の出家とは、世俗を捨て仏門に入ること、僧となって仏道修行をすることを言う。重き恩愛(肉親の情)の家を出て仏道に入る真の出家者と、都合よくいいとこ取りの名ばかり出家とが同じはずがない。…
 公称八百二十七万世帯と言われる創価学会には「創価学会本部職員」がいて、彼らは宗教法人創価学会の法人職員であり、一般会員の財務によって生計を立て、創価学会の組織を運営し、会員に奉仕することが使命とされる。名誉会長の池田大作、会長の原田稔をトップに理事長、主任副会長、二百五十名とも三百名とも言われる副会長以下総勢二千五百人を数え、副会長以上の最高幹部らによって師範会議、最高指導会議、総務会などが開かれ、創価学会の意思決定がなされる。…
「権威からの脱却」との大義名分を掲げ、わがままを通して組織を存続させる道を模索したが、現実は迷走を重ねるばかり。 彼らの頭にあるのは組織の存続のみ。このような出家とも在家とも区別のつかない本部職員の生活を支えなくてはならない、末端の学会員こそが、最大の被害者である」(「大白法」第956号 )
5月9日  大韓民国、第19代大統領選挙、文在寅が大差で勝利。2代続いた保守系政権から革新系へ約9年ぶりの政権交代、翌日に大統領に就任。
5月22日
 宗門、大白法、異流儀破折(172)「本尊軽視の大謗法 ― 顕正会」
「顕正会の会員を破折したとき、彼らの最も返答に窮するのが、顕正会の会館や拠点に安置する本尊への疑惑であろう。… まず、浅井は昭和六十年に … ところが、平成十一年になると … さらに平成十五年には … 同十九年には、「地方会館に安置し奉る大幅の日布上人の御形木御本尊(中略)日布上人御書写の『大日蓮華山大石寺』の脇書がある導師曼荼羅の御形木御本尊まで、六幅授与して下さった」(同紙 平成十九年十月五日号)と、「死人に口なし」とばかりに故人の名を利用して、当初はなかった本尊の存在を明かしている。…
 果たしてこれらの本尊は、誰が作ったのか。特に、「大幅の日布上人の御形木御本尊」や「導師曼荼羅の御形木御本尊」は、日蓮正宗には本来存在しないものなのに……。これらの発言から、浅井ら顕正会では、本尊偽造に手を染めている可能性が高い。次々に建てられる会館への本尊安置や、昨年、個人への本尊下付を進める方針を打ち出した事実からも推測は容易である。 「本尊偽造は大謗法」との認識を持ちながら、裏では本尊偽造に手を染める浅井ら顕正会の姿は、まさに本尊軽視の大謗法である。… 開き直って「顕正会には御本尊作製の権限がある」などと主張するか。 いずれにせよ、多くの会員を騙し続けることになるのは必至である。」(「大白法」第954号 )
5月26日
 顕正会、5月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「安倍総理は速やかに辞任すべし!」
 浅井昭衛会長「さて、「安倍一強」といわれた安倍政権も、森友・加計両学園の疑惑により、いま大きく揺らいで来ましたね。これこそ諸天の誡め、罰である、とわたしは思っております。…
 ① 安倍内閣が新設した「国家戦略特区」は、首相が決定した事業と地域に限り、通常の法律規制を免れることができる制度で、これは国家の私物化につながる恐れがある。
 ② 安倍首相はこの制度を利用して、自ら「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎が理事長を務める学校法人「加計学園」に対し、今治市に獣医学部を新設できるよう、特別の便宜を図った。
 ③ 開学の許認可権は文部科学省にある。文科省は獣医が余っていることから、認可に慎重であった。内閣府は「これは総理のご意向だ」等の言葉を以て、速かに認可するよう圧力を加えた。
 ④ 朝日新聞は5月17日、「総理のご意向」等と記された内部文書が文科省に存在することをスクープした。即座に菅官房長官は「全く」の怪文書」と強く否定した。
 ⑤ 文科省の前事務次官であった前川喜平氏は、報道機関に対し「「総理のご意向」と記されている文書は本物である」と明言し、「証人喚問があれば参る」とも決意を述べた。
 ⑥ 野党はこぞって前川氏の国会証人喚問を求めたが、自民党はこれを拒絶した。
 安倍首相は加計疑惑について「もし私が働きかけているなら、責任を取る」と明言したではないか。関与はすでに明白である。国家の私物化は断じて許されない。私はきょう、「安倍総理は即座に辞任すべし」と重ねて言いたい。みなさん、どうか。(大拍手)…
 私が辞任を求めるのは、一往は安倍政権の政治上の失による。しかし再往は仏法上の失あるゆえである。…
 敗戦より70年、再び国家神道を復活させ、日本を「神の国」にしようとする政権が出てきた。しかもこの政権には、極限の大謗法を犯した学会・公明党が加わっている。これ日本国の凶事である。このゆえにいま他国来難が、刻々と近づきつつある。…
 このとき、大聖人様に忠誠を貫き、大事な御奉公を申し上げるのは、顕正会以外にはない。さあ、二百万まで残り十万を割るカウントダウンの戦いを、全員で進め、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」(「顕正新聞」第1410号「安倍首相辞任要求」特集号2
 古井加代 第十七女子部長に任ずる。
5月26日  創価学会、池田大作名誉会長、ラオス人民民主共和国「友好記章」授与式(駐日ラオス大使館)。
5月27日  創価学会、池田大作思想シンポジウム開催(中華人民共和国・広州市内)、広東省社会科学院・中山大学南方学院・創価大学主催。
 池田大作名誉会長メッセージ「今回のテーマは、「平和」「分かち合い」「行動」と掲げられております。 簡潔でありながら、環境問題、難民問題、テロや核拡散など、あまたの難題を抱える世界にあって、今一度、私たちが立ち返るべき規範が明確に示されているのではないでしょうか。…
 国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が目指す“平和で公正かつ包摂的な社会”を実現するために、青年を中心とする「三つの柱」について論及いたしました。
 ①「同じ地球で共に生きる」との思いに立った連帯
 ②分断や格差の拡大を乗り越える社会の土壌づくり
 ③どんな困難に直面しても、状況を好転させる力――の三本柱であります。
 地域の課題にあっても、グローバルな脅威においても、青年を信じ、青年の力を引き出し、青年と共に行動を重ねていくところにこそ、問題解決へのプラスの連鎖が生まれていくことを、私は確信してやみません」
6月1日  アメリカ合衆国、トランプ大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を正式表明。
6月5日  ジャパンタイムズ、池田大作名誉会長寄稿「禁止条約は核兵器のない世界へ可能性を開く」掲載、国際連合本部(ニューヨーク)で開催される核兵器禁止条約交渉会議に向け。
「人類と地球の生態系を壊滅の危機にさらす核兵器――。その脅威は一向に解消されず、むしろ増幅しかねない方向に向かいつつある。交渉会議は、こうした状況の根本的な打開を目指すものだ。… 先月22日には、交渉会議の議長から禁止条約の草案が発表された。核兵器が引き起こす壊滅的な人道的結末を深く憂慮し、核兵器の使用はもとより、保有や開発などを広く禁じる内容となっている。…
 広島と長崎の強い願い――。そこには、〝どの国も核攻撃の対象にしてはならない〟との思いとともに、〝どの国も核攻撃に踏み切らせてはならない〟との思いが脈打っている。核兵器禁止条約は、それを人類共通の規範として打ち立てるもので、日本の使命は、その実現のために最大の努力を払うことにあるといってよい。… NPTの履行を確保する重要な基盤となり、核兵器廃絶への流れを決定的なものにする核兵器禁止条約を、7月7日まで行われる第2会期で、何としても成立させるべきだ。そして、この歴史的な条約が、市民社会からの声を十分に反映したものとして採択されることを切に望むものである」
6月15日  "テロ等準備罪"を新設した「改正組織犯罪処罰法」が成立、施行は7月11日。
「共謀罪」法は、犯罪を計画段階で処罰可能とする内容で、政府は東京五輪・パラリンピック開催に向け、テロ防止に必要とした。適用対象を「組織的犯罪集団」とし、物品の手配など「実行準備行為」を要件と定めている。
6月16日 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」、公布。
 皇室典範では、これまで認められていなかった「天皇の退位」を、第125代天皇である明仁に限り認め、徳仁への譲位を可能にする為の法律である。
 天皇陛下による「お気持ち表明」を受け、内閣官房に天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議が設置され、有識者へのヒアリングなどの議論が行われた。 法案は2017年5月19日の定例閣議で決定され、6月2日に衆議院本会議で賛成多数で可決、6月9日に参議院本会議で全会一致で可決し、6月16日に公布された。
6月22日  創価学会、池田大作名誉会長、中華人民共和国・湖南工業大学「名誉教授」称号授与式(創価大学本部棟)。
6月26日
 顕正会、6月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「三たび言う、安倍政権は即時退陣せよ」
 浅井昭衛会長「安倍独裁政権も森友疑惑でゆらぎ、続く加計爆弾の炸裂でガタガタになって来た。これこそ諸天の働きである。…
 加計疑惑は国家戦略特区を利用して、始めから「加計ありき」で進められてきた。安倍首相はなぜ『腹心の友』の加計にここまで便宜を図り、巨額の血税を注入するのか。… 疑惑を解明するためには国会の証人喚問以外にはない。だが安倍首相はこれも拒否している。国家の私物化は断じて許されない。… 私は三たび言う。安倍独裁政権は即時、退陣せよと。みなさん、どうでしょう。(大拍手)…
 安倍首相にはさらに隠している陰謀がある。それは、日本会議・神社本庁と一体になって、憲法を改正して国家神道を復活させ、日本を「神の国」にしようとしていることである。… 国家神道は、戦時中には富士大石寺に圧力を加え、書院に神棚を祀るなどして大不祥事を招かせ、さらに国家においては大悲惨の敗戦をもたらしている。… 安倍首相は、この国家神道の復活をめざす『神道政治連盟国会議員懇談会』の、会長になっているのであります。…
 いかなる権力も、ひとたび諸天が動けば忽ちに崩れる。大聖人様は『汝等は人を方人とせり。日蓮は日月・帝釈・梵王を方人とせん」と仰せられている。いま私たちは、ただ大聖人様に忠誠を貫けば、自然と諸天は守るのであります。…
 さあ、二百万大法城の石垣を、全員で一つづつ積み、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」 (「顕正新聞」第1413号 「安倍独裁政権退陣要求・特集号3」
6月27日  中華人民共和国、「国家情報法」を制定、「国の情報活動を強化、保障し、国の安全と利益を守ることを目的とする」法律である。
「国家情報法」第7条には「いかなる組織及び個人も、法律に従って国家の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない。国は、そのような国民、組織を保護する」と。
 すなわち、中華人民共和国の国民・企業は「政府の指示があればスパイとして活動する義務」があり、政府によるスパイ活動の命令を拒否することができない
7月7日  国際連合、「核兵器禁止条約」を 賛成 122、反対 1、棄権 1で採択。50か国の批准国で発効するため、この時点で条約は発効していない。核兵器に関する国際条約には、「核兵器不拡散条約」、「包括的核実験禁止条約」などがある。
7月8日  創価学会、世界広布新時代第26回本部幹部会開催(東京戸田記念講堂)、「広宣流布とは幸福の拡大」
 池田大作名誉会長メッセージ「社会を攪乱し、民衆を不幸に陥れようとする、あらゆる魔軍の働きに、仏の陣列が真っ向から挑み、断じて勝ち抜き、平和と幸福の楽土を開くことこそが、広宣流布であり、立正安国なのであります。…
 ダイヤモンドは、どこにあってもダイヤモンドだ。試練があるほど、輝きを増す。学会っ子は、一人ももれなくダイヤモンドの生命である。何があっても題目を忘れず、学び鍛え、正義の走者の光を放っていただきたい」
7月9日
 顕正会、多摩会館御入仏式挙行、「東京こそ新時代、全国の先陣を切れ」(「顕正新聞」第1415号
7月26日
 顕正会、7月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 23,896名、「解散処分により御在世の信心蘇る」
 浅井昭衛会長「池田大作は『時の貫首』細井日達を籠絡して、『国立戒壇はない。正本堂こそ御遺命の戒壇である』と言わせた。最高権威の『法主』と最高権力者・池田大作が心を合わせてのたばかりであれば、宗門全僧俗がこれを信じた。かくて正系門家から、唯一の御遺命たる『国立戒壇』は消え失せんとした。…
 この大悪事を見ながら知りながら黙止すれば、大聖人様に対し奉る最大の不忠になる。ただこの一念で、私は御遺命守護の戦いに立ち上がった。… 連々たる諫暁と激烈なる論判により、学会は二度も正本堂の誑惑を文書で訂正し、細井日達も『訓諭』を訂正した。…
 しかし池田大作に改悔はなかった。彼は『顕正会が存在する限り、正本堂のたばかりは必ず露見する』と恐れ、顕正会の抹殺を細井日達に実行させた。それが解散処分であった。… この解散処分は、信徒団体にとっては死罪に等しいものであった。だが、この大難を機に、顕正会は御在世の信心に立ち還ることができた。顕正会員はただ一筋に戒壇の大御本尊を遥拝し奉り、広宣流布・国立戒壇建立をめざし、死身弘法に身を挺した。…
 その死身弘法は日本を独走し、今や二百万に達せんとしている。解散処分を受けた一万二千の信徒団体が、今や二百万に及ばんとしている。こんな不思議はない。これすべて、大聖人様の御守護であり、同時に、厳たる広宣流布への御命令である。… 立正とは国立戒壇の建立である。御遺命に背いた宗門・学会に、立正安国を叫ぶ資格はない。御遺命を守り奉った顕正会だけが、大聖人様の御命令に応え奉る責務がある。…
 さあ顕正会こそ、仰せのままに戦い、ついに御遺命成就の時、全員で、天生原において、大聖人様よりおほめを賜ろうではないか」 (「顕正新聞」第1416号
8月1日
 宗門、大白法、諸宗教破折「悪師に翻弄される集団 顕正会」
 「顕正会の会員数は、昨年末時点で約百八十五万人、二年後には二百万人に到達する見込みであるという。 実体として、そこまでの人員がいるとは甚だ疑わしいが、… 未だに多くの人が会長・浅井昭衛の話術によって誑かされている現状がある。…
 中部大会における浅井の発言を見てみると、「国立戒壇」という顕正会存続の唯一の手立てにすがり、日蓮大聖人の正統団体を装うことに躍起になっている。… 大聖人の御遺命は『一期弘法付嘱書』に示されるところの、「本門の戒壇」(御書 一六七五㌻)である。 時期を鑑み、本宗では一切しなくなった「国立戒壇」の名称に拘泥する様は、まさに大聖人の御意に背いた姿なのである。…
 浅井ら顕正会は、都合が悪い過去を隠蔽し、口では「大御本尊への尊崇」を言いながら、実際は多くの会員を大御本尊から遠ざけることに尽力しているのだ。顕正会の過去の姿や浅井の指導の変遷については、調べればいくらでも見ることができる。しかし、顕正会では、真実を知られないように、末端の会員に対して顕正会批判の本や資料の閲覧はもちろん、インターネットでの検索までをも禁じているそうである」(「大白法」第962号 )
8月24日  創価学会、池田大作名誉会長、ブラジル連邦共和国・バレンサ大学「名誉博士号」授与式(ブラジル池田文化会館)。
8月25日
 顕正会、8月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「安倍政権は必ず崩壊、信なくば立たず」
 浅井昭衛会長「私はこの二百万を、明年七月、立正安国論の月までに、なんとしても達成したいと念願しております。…
 さて、安部政権のことですが、いよいよガタガタになってきましたね。「一強」と言われた安倍政権が、ここまで急速にガタガタになるとは、誰が想像したでしょうか。この政権は必ず間もなく崩壊する。…
 森友・加計疑惑の本質は、安倍首相の『国家・国政の私物化』にある。… 森友・加計・安倍首相をつなぐ一本の線は、日本会議であります。… 安倍政権は、日本会議にそそのかされて、国家神道を復活させて日本を、天照大神を中心とする「神の国」にしようとしている。これ歴史の逆転であり、謗法である。ゆえに私は四月・五月・六月の総幹部会において、三たび続けて「安倍首相は辞任すべし」と諌暁したのであります。…
 しかもこの政権がいま手を組んでいるのは、極限の大謗法を犯した創価学会・公明党である。まさに『二悪鼻を並べる』の凶事が、いま日本に現じているのであります。…
 核を使用しての大闘諍が始まれば、人類も日本も亡ぶ。もし顕正会の前進が遅れたら申し訳ない。何としても明年七月までに、二百万を達成したい」
 五十峯武 第三男子部長に、佐藤孝夫 第十男子部長(兼副総男子部長)に、高橋健一 第十三男子部長に任ずる。本田美紀 女子部総務に、斎藤千枝 第四十三女子部長に任ずる。小野恵子 婦人部総務に、川本浩子 第十婦人部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1418号 「安倍政権崩壊特集号」
8月29日  朝鮮民主主義人民共和国、平壌近郊の順安から弾道ミサイル1発を北東方向に発射、飛距離約2700km、最高高度約550kmに達し、北海道襟裳岬東方約1180km、日本の排他的経済水域外である太平洋上に落下した。
8月31日  創価学会、聖教新聞、学生部「御義口伝」講義開始55周年に寄せて(英語版への序文)
 池田大作名誉会長「「御義口伝」の根本思想は何であろうか。さまざまな解釈が可能であるが、私は人間の尊厳、生命の尊厳をその究極において解き明かした点にあると思う。具体的には、「凡夫成仏」「凡夫即仏」の思想である。…
 もちろんそれだけであれば、「理」にすぎない。しかし、大聖人は「今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は寿量品の本主なり」と仰せられて、題目を唱えることによって、誰人であれ、「本来、仏なり」と覚知することができると、具体的な方途を示されているのである。実に簡潔な表現のなかに、端的に「凡夫即仏」の原理を示されている。こうした人間観が「御義口伝」の顕著な特徴の一つである。…
 現代社会における人間疎外の最大の原因は、利己主義にある。… いかにして利己主義を超克するのか。仏法から見れば、人間を自己中心に追いやるのは、その生命に潜む「元品の無明」である。… その無知を滅するのは、人間の仏性、人間内面の尊厳を信じて疑わない、確固たる「信」にある。この「信」の確立こそ、今、人類が最も必要としているものではないだろうか」
8月30日  創価学会、新・改革通信、「「過去」の清算なくして「布教」はない」
「今、宗門は盛んに「折伏せよ」と信徒に号令をかけているが、社会的な責任を持つ仏教教団として布教しようとするならば、「戦争責任」に向き合い、過去の歴史を検証しなければならない。…
 宗門が戦時中に行った戦争荷担の行為は、主に以下のことである。
 ① 法主が「未曾有の大戦に必勝を期せむ」等の「訓諭」を発して、信徒を扇動した。
 ② 法主や僧侶が侵略戦争を「出世の本懐」と言い、戦争に勝つことが大聖人の念願であると言って、大聖人の言葉を利用して、戦争に荷担した。
 ③ 教義を国家神道に合わせるため、法主をはじめ長老たちが「神札の受容」「御遺文の削除」「御書の発禁」「観念文の改変」「本地垂迹説の使用禁止」を決定した。
 ④ 本山の木々、「御堂及山門の銅瓦」、寺院の金属製仏具を武器の資材として提供した。
 ⑤ 信徒に献金を募り、軍用機などを軍に献納した。…
 このような宗門の戦争加担の実態を若手住職たちに知らしめるために、我々は、今回の文書を末寺住職たちにも郵送した」(「新・改革通信」NO.134号 )
8月31日  創価学会、新・改革通信、「多くの教団は真摯に謝罪を表明している」
「当時、日蓮正宗と同じように国策に従った主な伝統仏教教団は、戦争に荷担したことを真摯に認め、その罪を謝罪している。…
 日蓮宗では昭和23年、東京裁判の判決に対する所見として、宗務総監が戦争の悲劇に対して「その間に仏教家は何をしていたのか。… 果して仏弟子たるの使命に恥ぢざる行為を執って来たか」… と述べている。このような伝統教団の真摯な謝罪に比べ、日蓮正宗の無責任さは、何と恥ずかしいことであろうか 」(「新・改革通信」NO.135号 )
8月31日  創価学会、フェイク、「師弟不二こそ法華経の兵法の要」
「広布の師が地獄に堕ちることは断じてないが、師弟の道を踏み外した者は皆、堕地獄の現証を示した。 その代表が、この戯言を言い出した原島嵩だ。… 後年、師の指導を故意に歪曲して退転の口実にした。死者に鞭打つようなことは書きたくないので真実の一端を記し、後世への戒めとする。
 原島は五十代の時に重症の眼底出血、六十歳で硝子体出血。糖尿性網膜症、白内障に脳神経も患って平成十六年に両目は失明状態。また糖尿性腎症で一日三回、自分でインシュリンを注射し、晩年は人工透析を続け、肝臓病も肝硬変の直前まで進行。不安神経症、うつ病、狭心症に加え、平成十七年に二度の脳梗塞。その後遺症で言語障害になり呂律が回らず、左手と右足には麻痺が生じ、食事もノドを通らない苦しみが続いた。更に、腰の褥瘡(じゅくそう)に八年間も苦しみ、三度の手術は全て失敗。左の耳の鼓膜には穴が空き、右耳は老化が進んで聞こえない状態。パーキンソン病も患い平成二十年七月、六十九歳で死亡した」(「フェイク」第1589号 )
9月1日  創価学会、「創価学会会憲」を制定。
「第1章 総則
(教義)第2条 この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法を信じ、御本尊に自行化他にわたる題目を唱え、御書根本に、各人が人間革命を成就し、日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を実現することを大願とする。
(三代会長)第3条 初代会長牧口常三郎先生、第二代会長戸田城聖先生、第三代会長池田大作先生の「三代会長」は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の広宣流布の永遠の師匠である。
 2.「三代会長」の敬称は、「先生」とする。」
9月1日  創価学会、新・改革通信、「宗門が戦争責任を認めない理由は、法主無謬論」
「日蓮正宗は「日蓮正宗の戦争加担は、国民一般の感覚以上に突出していたとはいえない」と言い訳しているが、筋が通らない。なぜなら、法主と宗門僧侶は信徒に対して「指導的立場」にある以上、”加害者”である。だからこそ、他の教団は「僧侶」として、戦争荷担を認めて、謝罪しているのだ。
 宗門が戦争責任を認めない理由は、法主絶対・法主無謬を宗是としているからだ。日恭法主が戦時中、侵略戦争を賛嘆し、宗内挙げて積極的に戦争に加担した事実を認めることは、法主が間違いを犯したことを認めることになる。それは同時に、宗門の”血脈信仰”を揺るがすことになる。法主が間違いを犯すならば、法主だけに伝わる血脈や法魂の正体は何か――という疑問が出てくるからだ」(「新・改革通信」NO.136号 )
9月2日  創価学会、世界広布新時代第27回本部幹部会開催(神奈川池田記念講堂)、「大法弘通の時は来た」
 池田大作名誉会長メッセージ「私は、生死を超えて結ばれた共戦の宝友たちを偲びながら、ここに颯爽と集ってくれた世界55カ国・地域の青年リーダーを、全国の同志と共に熱烈に大歓迎したい。… 末法の濁り切った悪世には、人々の心の貪欲(貪り)と瞋恚(瞋り)と愚癡(愚かさ)が増大する一方で、善なる生命力は衰弱してしまう。 しかし、その救い難い時代の危機さえも本源的に打開できる哲理が、妙法である。ゆえに、妙法を受持し、流布しゆく我らには、臆するものなどない。…
 不思議なる「大法弘通」の時を迎えた今、一人でも多くの新たな地涌の友を誕生させながら、「慈折広宣流布」という幸福と平和の大潮流を起こしていっていただきたい。そう私は、強く祈り、念じつつ、小説『新・人間革命』の総仕上げとなる第30巻を、日々、書き進めています」
9月3日  朝鮮民主主義人民共和国、6度目の核実験を実施、人工地震とみられる揺れが観測された。
9月11日  国際連合、安全保障理事会、朝鮮民主主義人民共和国に対する6度目の制裁決議を全会一致で採択。北朝鮮への石油精製品の供給、販売、移転に上限を設け、北朝鮮人労働者への就労許可発給の原則禁止などが定められた。
9月17日
 顕正会、新秋田会館(本館)御入仏式奉修、「二年後、一万五千人 北東北大会挙行」(「顕正新聞」第1420号
9月27日
 顕正会、9月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「総理大臣は嘘をついてはいけない」
 浅井昭衛会長「九月にはまた全国の地方紙に、「基礎教学書」の広告を掲載することができました。昨年の七月以来、これで四回目ですね。今後も数ヶ月間隔で、この広告を続けていきます。… この空中戦に呼応して、折伏の武器となっている広告文のカラーコピーも、現在 すでに 1千700万枚が配布されている。…
 さて、安倍首相はついに衆議院解散に踏み切りましたね。… 解散の目的はただ一つ。森友学園・加計学園の疑惑を、何としても隠したいだけ。まさに「モリカケ解散」であります。…
 念のため、過去五年。安倍政権が強行してきたペテン政策の六つを、もう一度、簡単に説明いたします。第一はアベノミクス。… 第二は原発再稼働。… 第三は年金の株式投資。… 第四には安保関連法。… 第五にはカジノ法。… 第六には共謀罪。以上の六つの政策は、いずれも国民を騙すペテン政策で、必ず国を危うくする。…
「謙虚に、丁寧に、真摯に」などと誓ったのは、一体どこの誰だったのか。これほど安倍晋三という男は、嘘つきで、恥知らずであります。この本性を、全日本人に知らせるべきと、私は思っておりますが、皆さん、どうでしょう。(大拍手)…
 そのうえこの政権には、本門戒壇の大御本尊をも捨て奉るという、極限の大謗法を犯した創価学会・公明党が加わっている。まさに日本国に「二悪鼻を並べる」の凶事が出現したのです。どうして国が保ちましょうか。…
 北朝鮮は、「日本列島の四つの島を海に沈めてやる」などと、過激な発言を繰り返しているのです。いま世界は、中国とロシアが、北朝鮮を前面に押し出して米国と対立するという、構図になりつつある。…
 二〇年代こそ、広宣流布の決戦場であります。… さあ全員で、明るく力強く二百万法城の石垣を積み、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」
 尾家多恵子 第十一女子部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1421号 「安倍ペテン政権」特集号
10月6日  創価学会、フェイク、「『法主本仏論』で日顕宗に変質」
「宗門は学会側から大石寺を「大謗法の地」と指弾されたことが余程、悔しいらしい。だから「大白法」では「(霊場を)悩乱しているからこそ『大謗法の地』と平然と言ってのけるのだ」と書いている。 だが、悩乱しているのは「大白法」の筆者である。
 大石寺を現在は相承無き日顕、次いで日如のニセ法主が占拠して宗内に「法主本仏論」とか、大聖人から御歴代は、もう過去だから『迹』で、御当代日顕上人が『本』と言える」(平成三年八月、行学講習会で)との「顕本仏迹論」ともいうべき大邪説を強調させ、法主根本を宗旨とする「日顕宗」へと変質させたから「大謗法の地」というのである。
 日顕自身も「相承を受けた以上は生身の釈迦日蓮である」(平成九年八月、全国教師講習会で)と言い放つほど狂っている」(「フェイク」第1592号 )
10月17日  過激派組織「イスラム国」(IS)、拠点陥落で事実上崩壊。
 有志連合などの支援を受けた地元勢力の作戦により、ISの2大活動拠点だったイラク北部モスルとシリア北部ラッカが陥落し、事実上崩壊した。
 イスラム国は2014年、イラクとシリアで急速に伸長、指導者アブバクル・バグダーディは「カリフ」と称し、一時は両国にまたがる広大な地域を支配する疑似国家を構築、恐怖支配体制を敷いた。ISの過激思想は現在も拡散したままで、世界各地で共鳴者によるテロの脅威が続いている。
10月18日  中華人民共和国、中国共産党第十九回全国代表大会開催。習近平総書記(国家主席)の名を冠した指導理念「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」が党規約に明記された。
 習近平は2012年の政権発足以来、反腐敗闘争での政敵打倒、言論統制での異論排除という特異な政治手法で権力を固め、2期目を迎え「1強」を完全に確立させた。マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、三つの代表、科学的発展観に続く6番目の党の指導思想として、習近平による社会主義思想を党規約に明記した。
10月22日  第48回衆議院議員総選挙、自由民主党が公示前勢力に迫る284議席を獲得し大勝した。
 衆院選に先立ち、小池百合子東京都知事が「希望の党」を結成。野党第1党だった民進党は公認候補を擁立せず、希望の党に公認申請する異例の方針を決めた。だが、小池氏は憲法観などの不一致がある場合「排除する」と述べ、全面合流を拒否。枝野幸男元官房長官らは「立憲民主党」を結成、その他は無所属で出馬と、民進党は3分裂した。小池知事の発言が響いて希望の党は失速、立憲民主党が躍進した。
10月24日
 顕正会、10月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、「アベノミクスで国家破産いよいよ切迫」
 浅井昭衛会長「この十月、皆さんはよくぞ、一国諌暁の師子吼を日本国中に響かせてくれました。「安倍ペテン政権特集号」の配布は、何と二百万部を超えました。… 「日蓮大聖人に背けば日本は必ず亡ぶ」との雄叫びは国中に響き渡り、顕正会員のその熱烈・真摯な姿を見て、多くのテレビ局もそれを撮影して、ニュースで放映しておりました。安倍首相も、行く先々の演説会場でこの雄叫びを聞き、肺腑を抉られたに違いない。…
 この度の総選挙ですが、… 公明党の退潮が目立った。… 得票数は初めて700万票を割ったのです。もう学会は信心の根が腐っているから、必ず枯れる。遠からず亡びる。…
 安倍首相は続投となった。しかし、安倍政権は必ず間もなく崩壊する。その理由は二つある。一つは森友・加計疑惑。二つ目は国家破産であります。…
 現在の日本はすでに、国家破産して当然です。… 日銀が国債の購入をやめれば、直ちに国債暴落、金利暴騰、円・株暴落、そしてハイパーインフレとなる。日銀に出口戦略などはない。かくて国家破産が到来するのである。… では、この時限爆弾はいつ破裂するのか。… 研究機関やエコノミスト等の見解では「早ければ来年の後半、遅くとも3年後のオリンピック前後」ということです。この国家破産により、ペテン師・安倍晋三の化けの皮は完全に剥がされる。…
 二百万は、明年七月、立正安国論の月までに必ずや成し遂げたい。… 何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか」 (「顕正新聞」第1424号 「国家破産」特集号
(※ 総選挙期間中、街頭演説の聴衆の中で顕正会員が "広告文"を掲げる光景が、ニュース映像にも流れていた。その行為を顕正会会長は、こうして承認し讃嘆をしている。
 安倍晋三首相を"ペテン師"と罵る浅井昭衛会長はこれまで、どれほど「国家破産」を叫んで来たことか。「二〇〇五年までに発生ということは、ほぼ間達いないと思われる。まさに巨大地震と国家破産が、同じ時期に発生する」(2001年11月28日)と、期限まで切って叫んだことは、すっかり忘れたのだろうか。櫻川 忠 )
10月27日  人間の科学新社、創価学会・公明党を糾すOB有志の会 (編集)「創価公明党との決別―OB議員の赤裸々な体験集」発刊。
「昭和末期から平成初期にかけて創価・公明組織の逆鱗に触れる激しい“池田大作批判"を展開、平成2年の池田大作日蓮宗総講頭資格喪失・除名処分を契機に創価・公明党組織を脱会した国会議員をはじめ全国の地方議員たちの学会批判集」
10月27日  人間の科学新社、創価学会・公明党を糾すOB有志の会 (編集)「サヨナラ私の池田大作―女たちの決別」発刊。
「創価学会内部の最強組織といわれる「婦人部」出身元幹部18人の体験集。池田大作批判のマスコミは“見ない、読まない、買わない"。とにかく信じられるのは「聖教新聞」。毎日、活動に追われ、帰宅は夜10時過ぎ、等々過酷な組織活動の実態が明かされる」
11月20日  アメリカ合衆国、ドナルド・トランプ大統領、朝鮮民主主義人民共和国をテロ支援国家に再指定すると発表、2008年に指定解除して以来9年ぶり。
11月26日
 顕正会、11月度総幹部会開催 (大宮ソニックシティ)、折伏成果 33,936名、「中国の侵略恐れ米国にすがる安倍首相」
 浅井昭衛会長「この法戦の最中には総選挙がありましたね。「日蓮大聖人に背けば日本は亡ぶ」 この師子吼は全国の駅前や街頭演説上で響きわたり、安倍首相の肺腑をえぐった。演説会場の警備担当者などは、「顕正会の中の同一グループが全国を回っているのだろう」と思ったようですが、そうではない。自然発生的にこの大運動が起きたのです。誰が命令したのでもない、自然発生です。まさに地域・地域の大地から涌くがごとくであった。これこそ地涌の菩薩であると、私は思った。…
 安倍首相がしきりに「戦後レジュームの脱却」などと叫んでいるのも、また昨年5月の伊勢志摩サミットにおいてG7の首脳を、会議に先立って、天照大神を祀っている伊勢神宮に招き入れ、「御垣内参拝」なるものまでさせていたのも、この「神の国」を作らんとしている証左にほかならない。…
 先日のトランプ大統領の来日を見てごらんなさい。あたかも宗主国の王様が属国を訪れるような光景に見えたでしょう。… しかし安倍首相がいかにアメリカにすがりつこうと、アメリカは日本の柱ではない。…
 しかもこの政権には、創価学会・公明党が加わっている。… 極限の大謗法を犯し、その後もいささかの改悔もなく、今月10日には池田大作の長男・博正が、SGIの副会長としてバチカンを訪れ、ローマ法王に謁見している。学会はどこまで狂うのか。…
 国立戒壇の建立は、大聖人様の大願であられれば、必ず事実となる。そしてこの重大な御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を守護し奉った顕正会以外にはない」
 三浦久美子 第十二女子部長に任ずる。 (「顕正新聞」第1426号 「トランプ訪日」特集号
(※ 浅井昭衛会長は「自然発生的にこの大運動が起きたのです。誰が命令したのでもない」と述べた。総幹部会で、安倍晋三首相を、「嘘つき、恥知らず」「ペテン師」と罵り、「三たび続けて『安倍首相は辞任すべし』と諌暁した」のは誰なのか。
 そして一連の「安倍首相辞任要求」特集号(平成29年5月5日号)、 「安倍首相辞任要求」特集号2(平成29年6月5日号)、 「安倍独裁政権退陣要求」特集号(平成29年7月5日号)、 「安倍政権崩壊」特集号(平成29年9月5日号)、 「安倍ペテン政権」特集号(平成29年10月5日号)、 「国家破産」特集号(平成29年11月5日号)を発行して、顕正会員に安倍晋三首相への憎しみを増長させたのは誰なのか。
 総選挙の街頭演説の場で、「安倍首相辞任要求」特集号等の<顕正新聞>を掲げるのは、政治活動そのものである。あげくは「これこそ地涌の菩薩」と持ち上げておいて、一切は会員が勝手にやったことで、"自分は知らぬ存ぜぬ" としている。"嘘つき"・"恥知らず"・"ペテン師"とは、いったい誰のことだろうか。櫻川 忠 )
11月29日  朝鮮民主主義人民共和国、弾道ミサイル(火星15)発射。 北朝鮮が、2017年に発射した弾道ミサイルは、16回に及んだ。
 2月12日(北極星2)、3月06日、3月22日(失敗)、4月04日、4月16日、4月29日、5月14日(火星12)、5月21日(北極星2)、5月29日、7月04日(火星14)、7月28日(火星14)、8月26日、8月29日、9月15日(火星12)、11月29日(火星15)
12月1日
 宗門、大白法、「御書を軽視する増上慢の邪師 顕正会」
 「日蓮大聖人は、「皆人の此の経を信じ始むる時は信心有る様に見え候が、中程は信心もよはく、僧をも恭敬せず、供養をもなさず、自慢して悪見をなす。これ恐るべし、恐るべし」(御書 一四五七㌻)と、信仰を貫く上においての慢心と、僧侶軽視の姿を堅く戒められている。
 顕正会会長・浅井昭衛は、まさにこの御金言に示される謗法の姿を地で行く者と言えよう。その結果、唯授一人の血脈まで否定し、事実上、顕正会を、本門戒壇の大御本尊に弓を引く大謗法団体へと仕立て上げたのである。…
 創価学会が「池田先生は第二の法華経の行者」だとか「『人間革命』は現代の御書」と嘯(うそぶ)くのと同様に、「浅井先生の言葉は大聖人の言葉」「浅井先生の著書は現代の御書」とでも言いたいのであろう。浅井は「第二の池田大作」になりたいのだ。顕正会員は一刻も早く、増上慢の邪師・浅井のもとを離れ、正信に帰(き)すべきである」(「大白法」第970号 )
12月1日  皇室会議、天皇譲位の日程を 2019年4月30日と決定。同月8日に閣議決定され、13日付けで官報に公布された。
12月3日
 顕正会、中国・四国大会開催(広島ビック・ローズ)、11,000余名が参集、「広告文こそ『開目のメス』に歓喜」
 浅井昭衛会長「『基礎教学書・日蓮大聖人の仏法』の広告文こそ、日蓮大聖人の大恩徳を全日本人に伝える文、目を開かせるメスであると、思っております。… この広告文のコピーは、すでに二千万部を突破しました。このような大規模な開目の戦いができるのも、広宣流布の前夜なればこそであります。… この広告文には、以上のごとく、誰人も否定できない現証が三つ挙げてある。仏法は空理空論ではない。すべて現証・証拠を以て論ずる。… このことを心腑に染め、日蓮大聖人の絶大威徳と大恩徳を人々に教えてほしいと念願しております。…
 宗門は御遺命の国立戒壇を捨て、学会は戒壇の大御本尊をも捨て奉った。そのうえ安倍政権は『神の国』を作らんとしている。どうして諸天いかりをなさぬ道理があろうか。このゆえに、亡国の大国難は必ず到来する。このとき、大聖人様は広宣流布をあそばす。このとき、命かけて御奉公申し上げるのは顕正会以外にはあるべくもない。…
 さあ、本日を機に、西日本顕正会は敢然と立ち、東日本と肩を並べて一気に広宣流布を進め、大聖人様に応え奉ってほしい。しっかり頼みます」(「顕正新聞」第1430号 「中国・四国大会」特集号 )
12月18日  創価学会、新・改革通信、「未来の人材を潰す「法教院」は宗門衰退の元凶」
「昭和63年4月、法教院が開学し、来年4月で30周年となる。この法教院が建てられた土地は東洋哲学研究所が所有していたものであり、それを創価学会が宗門に寄進した。…
 この法教院の最大の問題は正規の大学ではないということだ。… 日顕は“正規の大学にすると僧侶以外の者や場合によっては他宗の者の入学も認めなければならない。それでは宗門の僧侶の英才教育を行う支障になる。だから正規の大学としての認可を申請しない”と自説を唱えた。それに対して宗内からは、“いくら大学科を卒業しても社会的には高卒の学歴になってしまうではないか。世間から馬鹿にされる”という反対意見が出た。しかし日顕は”僧侶は出世間であり、世間の評価など関係ない”と「法教院」の開設を断行した。…
 学生は法教院に行かないと出世が7年遅れることになる。… 日顕の野心の犠牲になる学生たちがあまりにも憐れである」(「新・改革通信」NO.137号 )
12月19日  創価学会、新・改革通信、「ニセの卒業証明書を発行し、「学歴詐称」で社会問題に」
「日顕は諸外国に僧侶を駐在させる手段として、留学を奨励した。どの国でも駐在用のビザを取得するのは容易ではない。… 留学する場合、日本の大学の在学証明書や卒業証明書が必要になる。ところが正規の大学ではない法教院では、その証明書が発行できない。…
 宗門は「学歴詐称」を行い、韓国の延世大学やインドのデリー大学の大学院に所化を入学させようとした。その手口は、「富士学林大学科」を「フジガクリン・ユニバーシティー」と詐称し、あたかも正規の大学を卒業したかのような卒業証書を偽造するというものであった。その偽の卒業証明書には、履修した科目や成績までが付され、ローマ字で学林長・八木信瑩のサインが記されている。さらに、その卒業証明書には、「教学士」という、あたかも学士号に見える肩書きまで添えるという、手の込みようだった。… 結局、その悪事は露呈して新聞沙汰になり、宗門はその報いを受けた」(「新・改革通信」NO.138号 )
12月20日  創価学会、新・改革通信、「1割以上が不祥事で還俗」
「法教院が出来たため、大坊の高校生は一般の大学を受験するという目標がなくなり、勉強する必要性を感じなくなっている。法教院にも入学試験はあるが、非常にお粗末なものである。…
 法教院は閉鎖された世界である。一般の大学に通えば、常に自分たちを“日蓮正宗の僧侶”と見る他者の目がある。ゆえに、学生たちは“日蓮正宗の僧侶”として正しい振る舞いをしなければならないという自覚に立つことができる。しかし、法教院は大坊の延長でしかない。他者の目はないに等しい。学生たちは高校時代と同じように授業をサボり、遊ぶことに専念し、それを咎める者もほとんどいない。…
 平成25年までに約480名が入学しているが、入学しても50名以上が留年しており、わかっているだけで在学中に約60名が還俗し、卒業後には20名以上が還俗している。… 法教院の存在がなければ、彼らにはもっと違った人生があったかもしれない」(「新・改革通信」NO.139号 )
12月21日  創価学会、新・改革通信、「年間数億円を浪費し、寺に入れない無任所教師を生むだけ」
「法教院は宗門の単なるお荷物に成り果てた。法教院の運営には莫大な費用がかかる。一般教養のために他大学から招いている教員も含めた教職員の給料、設備の維持費、光熱費等々で、年間数億円の計算になる。その額は本山の年間予算の一割を占めているという話もある。信徒の激減により、末寺だけでなく本山の収支も赤字であるが、その財政を圧迫し続けているのが法教院なのだ。…
 一番の問題は、寺院が建たないのに得度者を減らすことができないことだ。法教院を維持するためには、たとえ無任所教師が増え続けることになっても、得度者を募らなければならない。… 宗門の未来を担う人材を潰し、財政を圧迫させている法教院は、宗門衰退の「元凶」である」(「新・改革通信」NO.140号 )
12月21日
 顕正会、12月度総幹部会開催 (川口総合文化センター)、「凡慮を絶する不思議見て、広布を確信せよ」
 浅井昭衛会長「思えば、私が「国難元年」と決めた年は、三年前の二〇一四年(平成二六年)でした。なぜこの年を「国難元年」にしたのかといえば -- この年に、中国がついにアメリカ全土を射程に収める多弾頭型核ミサイル「東風41」および潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2」を開発して、アメリカの一極支配に風穴を開けたのです。 またこの年には、創価学会があろうことか、本門戒壇の大御本尊を捨て奉った。ゆえに私はこの年を「国難元年」と名づけたのであります。…
 顕正会は、正系門家にあっては争子であり、国にあっては諌臣であります。大聖人様のご守護により、やがて顕正会は必ず三百万・五百万・一千万・六千万となる。そしてその諌暁の師子吼が国に満つる時、ついに一国が動き、国立戒壇が事実となるのであります」 (「顕正新聞」第1428号
 

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